JPH084616Y2 - 細胞診液状検体用細胞収集容器 - Google Patents
細胞診液状検体用細胞収集容器Info
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- JPH084616Y2 JPH084616Y2 JP1989115146U JP11514689U JPH084616Y2 JP H084616 Y2 JPH084616 Y2 JP H084616Y2 JP 1989115146 U JP1989115146 U JP 1989115146U JP 11514689 U JP11514689 U JP 11514689U JP H084616 Y2 JPH084616 Y2 JP H084616Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、医療機関で使用される細胞診液状検体用細
胞収集容器に関するものである。
胞収集容器に関するものである。
従来の細胞診液状検体用細胞収集容器は、たとえば第
3図および第4図に示すように、一端に開口部(1)を
有する円筒状頭部(2)の他端に、先細り状首部(3)
を介して丸底の有底円筒状胴部(4)を接続してなる容
器本体(5)と、前記開口部(1)に押し込められるキ
ャップ(6)とを具備してなるもので、容器本体(5)
の容量は用途に応じて10ml、30ml、50ml等多種類に設定
されていた。キャップ(6)は、板状のキャップ着脱用
つまみ(7)を有するものが用いられていた。
3図および第4図に示すように、一端に開口部(1)を
有する円筒状頭部(2)の他端に、先細り状首部(3)
を介して丸底の有底円筒状胴部(4)を接続してなる容
器本体(5)と、前記開口部(1)に押し込められるキ
ャップ(6)とを具備してなるもので、容器本体(5)
の容量は用途に応じて10ml、30ml、50ml等多種類に設定
されていた。キャップ(6)は、板状のキャップ着脱用
つまみ(7)を有するものが用いられていた。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、従来の液状検体用細胞収集容器においては、
容量の種類が多いので、検体の容量に合わせた容器の選
択が煩わしいこと、遠心機にかからないものがあり、そ
の場合には検体の遠心用容器に移し替える必要がある
が、操作が煩雑であるばかりでなく、検体がこぼれたり
手指に付着する場合があること、胴部(4)の長さが短
いため、スピッツ台に立て難いものがあること、胴部
(4)の底部が丸底であるので、遠沈後もバフィーコー
トを形成し難く、そのために有核細胞を採取し難いこ
と、キャップ(6)が押込み式であるので、キャップ着
脱時に検体が飛散したり、手指が汚れて非衛生的である
ことなどの問題があった。特に、検体がこぼれたり、手
指に付着することは、B型肝炎やエイズ等に感染する虞
れがあり深刻な問題である。
容量の種類が多いので、検体の容量に合わせた容器の選
択が煩わしいこと、遠心機にかからないものがあり、そ
の場合には検体の遠心用容器に移し替える必要がある
が、操作が煩雑であるばかりでなく、検体がこぼれたり
手指に付着する場合があること、胴部(4)の長さが短
いため、スピッツ台に立て難いものがあること、胴部
(4)の底部が丸底であるので、遠沈後もバフィーコー
トを形成し難く、そのために有核細胞を採取し難いこ
と、キャップ(6)が押込み式であるので、キャップ着
脱時に検体が飛散したり、手指が汚れて非衛生的である
ことなどの問題があった。特に、検体がこぼれたり、手
指に付着することは、B型肝炎やエイズ等に感染する虞
れがあり深刻な問題である。
本考案は、従来の液状検体用細胞収集容器を改良し
て、上記のような問題点を解消することを目的とする。
て、上記のような問題点を解消することを目的とする。
本考案者は上記目的を達成するために鋭意研究した結
果、本考案を完成したものである。
果、本考案を完成したものである。
即ち、本考案は、一端に開口部(17)を有し、開口部
(17)の外周に螺着手段(18)を有する円筒状頭部(1
3)の他端に、先細り状首部(14)を介して円筒状胴部
(15)の一端を接続し、円筒状胴部(15)の他端に、先
細り状テーパー孔(21)とその先端に実質的に平行な有
底孔(22)を接続した先細り状底部(16)を接続してな
る容器本体(11)と、前記螺着手段(18)に着脱可能に
螺合するキャップ(12)とを具備してなり、前記容器本
体(11)の円筒状頭部(13)の外径および長さをそれぞ
れ26〜33mmとし、先細り状首部(14)の長さを6〜10mm
とし、円筒状胴部(15)の外径を12〜16mm、長さを50〜
70mmとし、先細り状底部(16)の長さを22〜28mmとし、
全容量を15〜30mlに設定したことを特徴とする細胞診液
状検体用細胞収集容器を内容とするものである。
(17)の外周に螺着手段(18)を有する円筒状頭部(1
3)の他端に、先細り状首部(14)を介して円筒状胴部
(15)の一端を接続し、円筒状胴部(15)の他端に、先
細り状テーパー孔(21)とその先端に実質的に平行な有
底孔(22)を接続した先細り状底部(16)を接続してな
る容器本体(11)と、前記螺着手段(18)に着脱可能に
螺合するキャップ(12)とを具備してなり、前記容器本
体(11)の円筒状頭部(13)の外径および長さをそれぞ
れ26〜33mmとし、先細り状首部(14)の長さを6〜10mm
とし、円筒状胴部(15)の外径を12〜16mm、長さを50〜
70mmとし、先細り状底部(16)の長さを22〜28mmとし、
全容量を15〜30mlに設定したことを特徴とする細胞診液
状検体用細胞収集容器を内容とするものである。
上記構成の本考案においては、容量を20mlに設定した
場合において現在の検体量の実績に照らして、日常検体
の70%を容器1本で、85%を2本で対応することがで
き、また30mlに設定することにより容器1〜2本で殆ど
100%の検体に対応できる。また、円筒状胴部(15)の
外径を12mm〜16mmとしたので、通常の遠心機にかけるこ
とができる。また、円筒状胴部(15)と先細り状底部
(16)とを合わせた長さが72〜98mmと長いので、スピッ
ツ台に立てることができ、取り扱いや運搬がし易い。さ
らに、底部(16)を先細り状テーパー孔(21)の先端に
実質的に平行な有底孔(22)を接続した構造にしたの
で、遠沈後のバフィーコート形成、有核細胞採取が容易
である。さらにまた、キャップがねじ式であるので、着
脱時の検体の飛散や手指の汚れがなく、衛生的である。
場合において現在の検体量の実績に照らして、日常検体
の70%を容器1本で、85%を2本で対応することがで
き、また30mlに設定することにより容器1〜2本で殆ど
100%の検体に対応できる。また、円筒状胴部(15)の
外径を12mm〜16mmとしたので、通常の遠心機にかけるこ
とができる。また、円筒状胴部(15)と先細り状底部
(16)とを合わせた長さが72〜98mmと長いので、スピッ
ツ台に立てることができ、取り扱いや運搬がし易い。さ
らに、底部(16)を先細り状テーパー孔(21)の先端に
実質的に平行な有底孔(22)を接続した構造にしたの
で、遠沈後のバフィーコート形成、有核細胞採取が容易
である。さらにまた、キャップがねじ式であるので、着
脱時の検体の飛散や手指の汚れがなく、衛生的である。
以下、本考案の一実施例を第1図および第2図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
本実施例の細胞診液状検体用細胞収集容器は、第1図
に示す容器本体(11)と第2図に示すキャップ(12)と
を具備してなる。
に示す容器本体(11)と第2図に示すキャップ(12)と
を具備してなる。
容器本体(11)は、アクリル、スチロール、ガラス等
の透明素材からなり、有口円筒状頭部(13)に先細り状
首部(14)を介して円筒状胴部(15)の一端を接続し、
胴部(15)の他端に先細り状底部(16)を接続してなる
容器で、容量が20mlに設定されている。円筒状頭部(1
3)は、一端に開口部(17)と、開口部(17)の外周に
螺着手段(図中では雄ねじ)(18)と、中間部外周に環
状突起(19)とを有し、外径D1、板厚T1および長さL1が
それぞれ29mm、1.5mmおよび29mmになるように形成され
ている。環状突起(19)は、その下面までの容量が20ml
であることを示すものである。先細り状首部(14)は、
板厚T2および長さL2がそれぞれ1.1mmおよび8mmになるよ
うに形成されている。円筒状胴部(15)は、外周に複数
個の容量目盛(20)を有し、首部側外径D2、底部側外径
D3、板厚T3および長さL3がそれぞれ16mm、15mm、1.1mm
および63mmになるように形成されている。先細り状底部
(16)は、内部が先細り状テーパ孔(21)の先端に実質
的に平行な有底孔(22)を接続してなるもので、長さL4
が25mmになるように形成されている。テーパ状(21)
は、小さい方の内径D4および長さL5がそれぞれ2.9mmお
よび13mmになるように形成され、平行孔(22)は、最先
端の内径D5、長さL6および容量がそれぞれ2.5mm、10mm
および0.05mlになるように形成されている。これによ
り、先細り状底部(16)の容量は0.8mlになっている。
の透明素材からなり、有口円筒状頭部(13)に先細り状
首部(14)を介して円筒状胴部(15)の一端を接続し、
胴部(15)の他端に先細り状底部(16)を接続してなる
容器で、容量が20mlに設定されている。円筒状頭部(1
3)は、一端に開口部(17)と、開口部(17)の外周に
螺着手段(図中では雄ねじ)(18)と、中間部外周に環
状突起(19)とを有し、外径D1、板厚T1および長さL1が
それぞれ29mm、1.5mmおよび29mmになるように形成され
ている。環状突起(19)は、その下面までの容量が20ml
であることを示すものである。先細り状首部(14)は、
板厚T2および長さL2がそれぞれ1.1mmおよび8mmになるよ
うに形成されている。円筒状胴部(15)は、外周に複数
個の容量目盛(20)を有し、首部側外径D2、底部側外径
D3、板厚T3および長さL3がそれぞれ16mm、15mm、1.1mm
および63mmになるように形成されている。先細り状底部
(16)は、内部が先細り状テーパ孔(21)の先端に実質
的に平行な有底孔(22)を接続してなるもので、長さL4
が25mmになるように形成されている。テーパ状(21)
は、小さい方の内径D4および長さL5がそれぞれ2.9mmお
よび13mmになるように形成され、平行孔(22)は、最先
端の内径D5、長さL6および容量がそれぞれ2.5mm、10mm
および0.05mlになるように形成されている。これによ
り、先細り状底部(16)の容量は0.8mlになっている。
キャップ(12)は、頂板(23)の内面に水密保持用環
状突起(24)を設け、側壁(25)の内周に前記螺着手段
(雄ねじ)(18)に着脱可能な螺合手段(図中では雌ね
じ)(26)と、外周に多数のキャップ着脱用滑止め溝
(27)とを設けてなるものである。なお、環状突起(2
4)の代わりにパッキンを設けてもよい(図示省略)。
状突起(24)を設け、側壁(25)の内周に前記螺着手段
(雄ねじ)(18)に着脱可能な螺合手段(図中では雌ね
じ)(26)と、外周に多数のキャップ着脱用滑止め溝
(27)とを設けてなるものである。なお、環状突起(2
4)の代わりにパッキンを設けてもよい(図示省略)。
容器本体(11)およびキャップ(12)は適宜滅菌処理
されている。
されている。
上記において、本考案の検体容器の一例を示したが、
円筒状頭部(13)、円筒状胴部(15)および先細り状底
部(16)における平行孔(22)は、いずれも各上下部の
径の等しい円筒状でもよいが、全体の形状として、先細
り状底部(16)に向かって先細りテーパー状とする方
が、遠沈性およびバフィーコートの採出等の作業性の面
から好適である。
円筒状頭部(13)、円筒状胴部(15)および先細り状底
部(16)における平行孔(22)は、いずれも各上下部の
径の等しい円筒状でもよいが、全体の形状として、先細
り状底部(16)に向かって先細りテーパー状とする方
が、遠沈性およびバフィーコートの採出等の作業性の面
から好適である。
本考案容器のサイズは、従前の細胞診液状検体への最
も効率的な適用性、バフィーコート形成性、作業性およ
び従来の遠心機にかけられるという機能性から下記の範
囲から選択される; (A)円筒状頭部 外径D1=26〜33mm 長さL1=26〜33mm (B)先細り状首部 長さL2=6〜10mm (C)円筒状胴部 外径D2、D3=13〜17mm 長さL3=50〜70mm (D)先細り状底部 長さL4=22〜28mm 全容量:15〜30ml 上記構成の液状検体用細胞収集容器は、検体採取後そ
のまま通常の遠心機にかけられる。検体は、遠沈により
先細り状底部(16)に沈渣を生じ、その上部にバフィー
コートを形成する。このバフィーコートを採取してスラ
イドグラス上に塗抹し、染色後カバーグラスを載せるこ
とにより有核細胞の標本を得るのである。容器本体(1
1)は、円筒状胴部(15)の外径D2およびD3がそれぞれ
上記範囲内に形成されているので、そのまま通常の遠心
機にかけることができ、検体を他の遠心容器に移し替え
る必要がない。また、円筒状胴部(15)と先細り状底部
(16)とを合わせた長さL3+L4も72〜98mmと長いので、
スピッツ台に立てることができ、取り扱いや運搬が容易
である。さらに、先細り状底部(16)の内部を図示した
如くテーパ孔(21)と平行孔(22)とから形成させる
と、遠沈後のバフィーコート形成および有核細胞採取が
一層容易である。さらにまた、キャップ(12)がねじ式
であるので、着脱時に検体の飛散や手指の汚れがなく、
衛生的である。
も効率的な適用性、バフィーコート形成性、作業性およ
び従来の遠心機にかけられるという機能性から下記の範
囲から選択される; (A)円筒状頭部 外径D1=26〜33mm 長さL1=26〜33mm (B)先細り状首部 長さL2=6〜10mm (C)円筒状胴部 外径D2、D3=13〜17mm 長さL3=50〜70mm (D)先細り状底部 長さL4=22〜28mm 全容量:15〜30ml 上記構成の液状検体用細胞収集容器は、検体採取後そ
のまま通常の遠心機にかけられる。検体は、遠沈により
先細り状底部(16)に沈渣を生じ、その上部にバフィー
コートを形成する。このバフィーコートを採取してスラ
イドグラス上に塗抹し、染色後カバーグラスを載せるこ
とにより有核細胞の標本を得るのである。容器本体(1
1)は、円筒状胴部(15)の外径D2およびD3がそれぞれ
上記範囲内に形成されているので、そのまま通常の遠心
機にかけることができ、検体を他の遠心容器に移し替え
る必要がない。また、円筒状胴部(15)と先細り状底部
(16)とを合わせた長さL3+L4も72〜98mmと長いので、
スピッツ台に立てることができ、取り扱いや運搬が容易
である。さらに、先細り状底部(16)の内部を図示した
如くテーパ孔(21)と平行孔(22)とから形成させる
と、遠沈後のバフィーコート形成および有核細胞採取が
一層容易である。さらにまた、キャップ(12)がねじ式
であるので、着脱時に検体の飛散や手指の汚れがなく、
衛生的である。
ちなみに、考案者が行なった細胞診検査における液状
検体の実情調査結果によれば、調査数の69%が20ml以下
であり、86%が40ml以下であった。したがって、本考案
の液状検体用細胞収集容器は、容量を20mlに設定するこ
とにより、1本で69%の症例に対応でき、2本で86%の
症例に対応できることから、15〜30mlに設定すれば殆ど
100%対応できることがわかる。また、調査数の56%の
検体が沈渣を平行孔(22)に遠沈可能であり、95%の検
体が平行孔(22)にテーパ孔(21)を加えた部分に遠沈
可能であった。したがって、沈渣に多くの赤血球を含ん
でいても、バフィーコートを容易に形成し、有核細胞を
効率的に採取することができる。
検体の実情調査結果によれば、調査数の69%が20ml以下
であり、86%が40ml以下であった。したがって、本考案
の液状検体用細胞収集容器は、容量を20mlに設定するこ
とにより、1本で69%の症例に対応でき、2本で86%の
症例に対応できることから、15〜30mlに設定すれば殆ど
100%対応できることがわかる。また、調査数の56%の
検体が沈渣を平行孔(22)に遠沈可能であり、95%の検
体が平行孔(22)にテーパ孔(21)を加えた部分に遠沈
可能であった。したがって、沈渣に多くの赤血球を含ん
でいても、バフィーコートを容易に形成し、有核細胞を
効率的に採取することができる。
本考案は、以上説明したように構成されているので、
次のような利点を有する。
次のような利点を有する。
(1)容器本体の容量を20mlに設定することにより、日
常検体の70%を容器1本で、85%を2本で対応すること
ができる。したがって、容量を15〜30mlに設定したこと
により、本考案容器1〜2本で殆ど100%対応可能であ
る。
常検体の70%を容器1本で、85%を2本で対応すること
ができる。したがって、容量を15〜30mlに設定したこと
により、本考案容器1〜2本で殆ど100%対応可能であ
る。
(2)容器本体は、円筒状胴部の外径を12〜16mmの範囲
に設定されているので、通常の遠心機にかけることがで
きる。したがって、検体を他の遠心用容器に移し替える
手間が省けるとともに、こぼしたり、手指を汚すことも
なくなる。
に設定されているので、通常の遠心機にかけることがで
きる。したがって、検体を他の遠心用容器に移し替える
手間が省けるとともに、こぼしたり、手指を汚すことも
なくなる。
(3)容器本体は、円筒状胴部と先細り状底部とを合わ
せた長さが72〜98mmと長いので、スピッツ台に立てるこ
とができ、そのため、取り扱い、運搬が容易である。
せた長さが72〜98mmと長いので、スピッツ台に立てるこ
とができ、そのため、取り扱い、運搬が容易である。
(4)容器本体の底部が先細り状テーパー孔の先端に実
質的に平行な有底孔を接続した先細り状に形成されてい
るので、検体遠沈後のバフィーコート形成および有核細
胞採取が容易である。
質的に平行な有底孔を接続した先細り状に形成されてい
るので、検体遠沈後のバフィーコート形成および有核細
胞採取が容易である。
(5)キャップがねじ式であるので、着脱時の検体の飛
散や手指の汚れがなく、衛生的である。
散や手指の汚れがなく、衛生的である。
(6)移し替え時の液体検体の洩れや手指への付着、キ
ャップ着脱時の検体の飛散や手指への付着が防止される
ので、B型肝炎のエイズ等の伝染の虞れも大巾に減少す
る。
ャップ着脱時の検体の飛散や手指への付着が防止される
ので、B型肝炎のエイズ等の伝染の虞れも大巾に減少す
る。
第1図は本考案の一実施例の容器本体を示す一部切欠き
正面図、第2図は上記実施例のキャップの一部切欠き正
面図、第3図は従来例の容器本体の一部切欠き正面図、
第4図は上記従来例のキャップの一部切欠き正面図であ
る。 11…容器本体、12…キャップ 13…円筒状頭部、14…先細り状首部 15…円筒状胴部、16…先細り状底部 17…開口部、18…螺着手段(雄ねじ) D1…円筒状頭部の外径、L1…円筒状頭部の長さ L2…先細り状首部の長さ D2,D3…円筒状胴部の外径 L3…円筒状胴部の長さ L4…先細り状底部の長さ
正面図、第2図は上記実施例のキャップの一部切欠き正
面図、第3図は従来例の容器本体の一部切欠き正面図、
第4図は上記従来例のキャップの一部切欠き正面図であ
る。 11…容器本体、12…キャップ 13…円筒状頭部、14…先細り状首部 15…円筒状胴部、16…先細り状底部 17…開口部、18…螺着手段(雄ねじ) D1…円筒状頭部の外径、L1…円筒状頭部の長さ L2…先細り状首部の長さ D2,D3…円筒状胴部の外径 L3…円筒状胴部の長さ L4…先細り状底部の長さ
Claims (1)
- 【請求項1】一端に開口部(17)を有し、開口部(17)
の外周に螺着手段(18)を有する円筒状頭部(13)の他
端に、先細り状首部(14)を介して円筒状胴部(15)の
一端を接続し、円筒状胴部(15)の他端に、先細り状テ
ーパー孔(21)とその先端に実質的に平行な有底孔(2
2)を接続した先細り状底部(16)を接続してなる容器
本体(11)と、前記螺着手段(18)に着脱可能に螺合す
るキャップ(12)とを具備してなり、前記容器本体(1
1)の円筒状頭部(13)の外径および長さをそれぞれ26
〜33mmとし、先細り状首部(14)の長さを6〜10mmと
し、円筒状胴部(15)の外径を12〜16mm、長さを50〜70
mmとし、先細り状底部(16)の長さを22〜28mmとし、全
容量を15〜30mlに設定したことを特徴とする細胞診液状
検体用細胞収集容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989115146U JPH084616Y2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 細胞診液状検体用細胞収集容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989115146U JPH084616Y2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 細胞診液状検体用細胞収集容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0355562U JPH0355562U (ja) | 1991-05-29 |
JPH084616Y2 true JPH084616Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=31663486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989115146U Expired - Lifetime JPH084616Y2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | 細胞診液状検体用細胞収集容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084616Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021021662A (ja) * | 2019-07-29 | 2021-02-18 | 村角工業株式会社 | 細胞収集容器およびそれを用いた細胞診断用標本の作製方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5374985A (en) * | 1976-12-14 | 1978-07-03 | Sutaapuretsukusu Inc | Sample container |
JPH0526531Y2 (ja) * | 1988-02-16 | 1993-07-05 |
-
1989
- 1989-09-30 JP JP1989115146U patent/JPH084616Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0355562U (ja) | 1991-05-29 |
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