JPH084531Y2 - パイプ連結具 - Google Patents

パイプ連結具

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JPH084531Y2
JPH084531Y2 JP1990126817U JP12681790U JPH084531Y2 JP H084531 Y2 JPH084531 Y2 JP H084531Y2 JP 1990126817 U JP1990126817 U JP 1990126817U JP 12681790 U JP12681790 U JP 12681790U JP H084531 Y2 JPH084531 Y2 JP H084531Y2
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JP
Japan
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pipe
pipe holding
pipes
pair
connector
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Application number
JP1990126817U
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English (en)
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JPH0482264U (ja
Inventor
良貞 稲葉
Original Assignee
株式会社シンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、テント等の枠組みに用いられる一対のパイ
プを同軸的に連結保持するためのパイプ連結具に関す
る。
〔従来技術〕
従来、テントはその柱や梁部分にパイプが使用され
る。このパイプは、テントが大型になれば比較的長尺な
ものを必要とし(例えば2m以上)、パイプの輸送や包装
が不便であった。このため、1本の長尺のパイプを適用
せず、短尺のパイプを蝶番によって折り畳み可能に連結
して、テント組立時にこの折り畳まれたパイプを同軸と
して使用している。これにより、非使用時にはパイプを
折り畳むことができるので、コンパクトとなり、輸送や
包装の作業を容易とすることができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、テントは屋外で使用されることが多
く、風の強い日等では蝶番部に強い力が加わることがあ
る。蝶番部は、確実に固定されていないため、蝶番によ
るパイプ折り畳み方向に前記力が加わると、組立状態の
パイプが折り畳まれることがあった。
これを解消するため、ロツク部材を蝶番に取付けるこ
とが考えられるが、ロツク部材が別部品として増加し、
組立作業性が低下するという問題点がある。
本考案は上記事実を考慮し、一対のパイプを連結する
と共にパイプの同軸配置で容易にロツクすることができ
るパイプ連結具を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る連結具は、一対のパイプを同軸的に連結
するためのパイプ連結具であって、前記一対のパイプの
互いに対向する端部を保持する一対のパイプ保持部材
と、前記一対のパイプ保持部材が同軸状態にあるときに
その隣接する一対のパイプ保持部材の一外周面を包囲す
るように略U字型に屈曲させ、かつ互いに平行な脚板部
を備えた連結具本体と、前記脚板部間に掛け渡されてお
り、少なくとも一方のパイプ保持部材を回転可能に枢支
する軸と、この軸に沿って該軸の軸線と直角方向にロッ
ク位置とロック解除位置との間を摺動可能な移動部材
と、を備え、移動部材は、前記ロック位置にあるとき
に、前記一対のパイプ保持部材が同軸状態で両パイプ保
持部材の前記連結具本体により包囲される一外周面とは
反対側の外周面を両パイプ部材を跨った状態で同時に当
接して前記一方のパイプ保持部材の前記軸を中心とする
回転を阻止するよう構成され、前記ロック解除位置にあ
るときに、一方のパイプ保持部材の外周面のみ当接して
該パイプ保持部材を折り畳み可能とするよう構成されて
いることを特徴とするものである。
〔作用〕
移動部材がロツク解除位置にあると少なくとも一方の
パイプ保持部材は軸を中心に回転可能となり、パイプ保
持部材に保持された一対のパイプを折り畳むことができ
る。このため、一対のパイプをコンパクトに包装するこ
とができ、輸送も簡便となる。
この一対のパイプを同軸上に配置した後、移動部材を
ロツク位置へ移動させると、移動部材は両パイプ保持部
材にともに当接し、軸を中心とする回転が阻止され、一
対のパイプは同軸状態で固定される。これにより、この
パイプ連結具に強い力が加わっても、ブラケツトが回転
することはなく、安全性を確保することができる。
〔実施例〕
第1図には、本考案に係るパイプ連結具10が示されて
いる。このパイプ連結具10は、一対のパイプ12、14(第
2図参照)を同軸的に連結し、軸方向長さを延長するた
めに用いられる。例えば、テントの柱や梁としてパイプ
12、14は使用されている。前記パイプ12、14は、それぞ
れパイプ連結具10の一部を構成するパイプ保持部材とし
ての短尺パイプ18、20へ挿入されている。符号22は連結
具本体であり、平板を略U字状に湾曲させたものであ
る。一方の短尺パイプ18は、その半周面において、連結
具本体22の内周面と接した状態で溶着されている。連結
具本体22は、互いに平行な脚板部22Aを備えている。こ
の各脚板部22Aには、互いに同軸とされる円孔24が設け
られている。
また、脚板部22A間には、前記他方の短尺パイプ20と
溶着されたブラケツト28が配設されている。ブラケツト
28は、前記短尺パイプ20との溶着面が短尺パイプ20の外
周面に沿ってやや円弧状に屈曲されるとともに、互いに
平行な脚板部28Aを有している。この脚板部28Aには、互
いに同軸とされる円孔30が設けられており、前記円孔24
と同軸となっている。
円孔24、30には、ボルト32が掛け渡されている。ボル
ト32は、一方の脚板部22A側の円孔24から挿入され、他
方の脚板部22A側の円孔から突出されている。突出され
た雄ねじ32Aにはナツト34が螺合され、抜け止めとなっ
ている。
ボルト32の脚板部28A間には、ボルト32の基部側に合
成樹脂製のスペーサ36が挿入され、かつ移動部材として
のロツクレバー38がその長孔40を介して遊挿されてい
る。また、ボルト32には、ロツクレバー38とナツト34側
の脚板部28Aとの間に、ワツシヤ42を介して圧縮コイル
ばね44が取付けられている。この圧縮コイルばね44の付
勢力により、ロツクレバー38はスペーサ36方向へ付勢さ
れ、ボルト32の軸部の軸線方向中間部に所定圧力で保持
されると共に、一定の力を加えることにより前記長孔40
の長手方向に沿って摺動可能とされる。
ここで、ボルト32が第2図に示される如く長孔40の第
2図左端部に位置するようにロツクレバー38が位置され
ている状態では、ロツクレバー38の第2図右端部近傍に
形成された短尺パイプ18方向の突起部46が短尺パイプ18
と当接し、かつロックレバー38の一方の縁部がブラケツ
ト28の裏面にほぼ当接しているのでブラケツト28のボル
ト32を中心とする回転が阻止される(ロツク位置)。
また、ボルト32が第2図仮想線および第3図に示され
る如く、長孔40の右端部(第3図では約180度回転され
ているので左端部)に位置するようにロツクレバー38が
摺動されている状態では、突起部46と短尺パイプ18との
当接が解除され、ブラケツト28がボルト32を中心に回転
可能となる(ロツク解除位置)。
以下に本実施例の作用を説明する。
パイプ12を短尺パイプ18へ挿入し、パイプ14を短尺パ
イプ20へ挿入して保持する。このとき、パイプ連結具10
のロツクレバー38は、ロツク解除位置にあり、ブラケツ
ト28がボルト32を中心に回転可能となっており、短尺パ
イプ20と共にブラケツト28を回転させる。これにより、
パイプ12、14は折り畳まれた状態となり、輸送及び包装
が簡単となる。
次に、パイプ12、14を同軸としテントの柱や梁として
使用する場合、まず、パイプ14すなわちブラケツト28を
ボルト32を中心に回転させる。この回転動作により短尺
パイプ20が連結具本体22の脚板部22A間に収容され、短
尺パイプ20の半周面が連結具本体22と接すると、この短
尺パイプ20と短尺パイプ18すなわちパイプ12、14は同軸
となる。
この状態で、ロツクレバー38をボルト32が長孔40の第
2図左端部に位置するように摺動する。これにより、突
起部46が短尺パイプ18と当接し、ブラケツト28の回転が
阻止され(ロツク位置)、パイプ12、14は同軸状態で固
定される。従って、テントが組立てられた状態で、強い
風が当たり、パイプ連結具10にパイプ12、14が折り畳ま
れる方向に力が加わっても、ロツクレバー38によって、
パイプ12、14は同軸状態で確実に保持されるので、誤っ
て折り畳まれることがなく、安全性が高まる。
本実施例によれば、パイプ12、14の連結部材と、ロツ
ク部材とが一体となっているので、組立工数が減り、組
立て作業性が向上する。
なお、本実施例では、パイプ12、14を直接連結具10へ
固着せず、短尺パイプ18、20を介して保持したが、パイ
プ12、14の端部をパイプ保持部材として適用してもよ
い。すなわち、パイプ12を連結具本体22へ溶着し、パイ
プ14をブラケツト28へ溶着すれば、短尺パイプ18、20が
不要となり、軽量となると共にパイプ12、14は常に一体
で折り畳んだ状態で搬送することができる。
また、本実施例では、一方の短尺パイプ12を連結具本
体22へ溶着させたが、これに限定せず、この短尺パイプ
12を軸32に回転可能に枢支しても良い。
〔考案の効果〕
以上説明した如く本考案に係るパイプ連結具は、一対
のパイプを連結すると共にパイプの同軸配置で容易にロ
ツクすることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係るパイプ連結具の分解斜視図、第
2図は第1図のII-II線断面図、第3図はパイプ折り畳
み状態の第2図に対応する断面図である。 10……パイプ連結具、12、14……パイプ、18、20……短
尺パイプ(パイプ保持部材)、22……連結具本体、28…
…ブラケツト、32……ボルト(軸)、38……ロツクレバ
ー(移動部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のパイプを同軸的に連結するためのパ
    イプ連結具であって、前記一対のパイプの互いに対向す
    る端部を保持する一対のパイプ保持部材と、前記一対の
    パイプ保持部材が同軸状態にあるときにその隣接する一
    対のパイプ保持部材の一外周面を包囲するように略U字
    型に屈曲させ、かつ互いに平行な脚板部を備えた連結具
    本体と、前記脚板部間に掛け渡されており、少なくとも
    一方のパイプ保持部材を回転可能に枢支する軸と、この
    軸に沿って該軸の軸線と直角方向にロック位置とロック
    解除位置との間を摺動可能な移動部材と、を備え、移動
    部材は、前記ロック位置にあるときに、前記一対のパイ
    プ保持部材が同軸状態で両パイプ保持部材の前記連結具
    本体により包囲される一外周面とは反対側の外周面を両
    パイプ保持部材を跨った状態で同時に当接して前記一方
    のパイプ保持部材の前記軸を中心とする回転を阻止する
    よう構成され、前記ロック解除位置にあるときに、一方
    のパイプ保持部材の外周面のみ当接して該パイプ保持部
    材を折り畳み可能とするよう構成されたパイプ連結具。
JP1990126817U 1990-11-28 1990-11-28 パイプ連結具 Expired - Lifetime JPH084531Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990126817U JPH084531Y2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 パイプ連結具

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JP1990126817U JPH084531Y2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 パイプ連結具

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Publication Number Publication Date
JPH0482264U JPH0482264U (ja) 1992-07-17
JPH084531Y2 true JPH084531Y2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=31874349

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JP1990126817U Expired - Lifetime JPH084531Y2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 パイプ連結具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54172162U (ja) * 1978-05-24 1979-12-05
JPH0622774Y2 (ja) * 1988-01-14 1994-06-15 株式会社ニシグチ 折畳みパイプ

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JPH0482264U (ja) 1992-07-17

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