JPH0838829A - 温水循環風呂の浴槽内温水吸入装置 - Google Patents
温水循環風呂の浴槽内温水吸入装置Info
- Publication number
- JPH0838829A JPH0838829A JP6181169A JP18116994A JPH0838829A JP H0838829 A JPH0838829 A JP H0838829A JP 6181169 A JP6181169 A JP 6181169A JP 18116994 A JP18116994 A JP 18116994A JP H0838829 A JPH0838829 A JP H0838829A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- bathtub
- bath
- inhaler
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 温水循環風呂のフレキシブルチューブを有す
る軸流式回転翼を備えた吸入装置を提供する。 【構成】 浴槽内に配置し温水循環風呂の温水を吸入す
る吸入装置において、浴槽内温水の水位に合わせて温水
吸入口の水面深度を自動的に調整するガイド機構を有
し、更に該温水吸入口の周囲を取り巻き該温水吸入口以
下の深度から温水面直下に渡って整流板が一体に固定さ
れた吸入機構とを備え、かつ該整流板の内側には吸入さ
れる温水流によって駆動力を得て回転する軸流式回転翼
が内在する浴槽内温水吸入装置からなる。
る軸流式回転翼を備えた吸入装置を提供する。 【構成】 浴槽内に配置し温水循環風呂の温水を吸入す
る吸入装置において、浴槽内温水の水位に合わせて温水
吸入口の水面深度を自動的に調整するガイド機構を有
し、更に該温水吸入口の周囲を取り巻き該温水吸入口以
下の深度から温水面直下に渡って整流板が一体に固定さ
れた吸入機構とを備え、かつ該整流板の内側には吸入さ
れる温水流によって駆動力を得て回転する軸流式回転翼
が内在する浴槽内温水吸入装置からなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は温水循環風呂におい
て、浴槽内温水の浄化に優れた特性を有する浴槽内温水
吸入装置に関するものである。
て、浴槽内温水の浄化に優れた特性を有する浴槽内温水
吸入装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、湯水循環風呂では温水吸入口
（例えば、特開昭６１ー８２８１７号）は浴槽の温水を
吸入する吸水器に温水を吸い上げる動力と濾過器を内蔵
する揚水ポンプで送水管に連結され、浴槽底部側に位置
し、固定された吸入口が用いられている。
（例えば、特開昭６１ー８２８１７号）は浴槽の温水を
吸入する吸水器に温水を吸い上げる動力と濾過器を内蔵
する揚水ポンプで送水管に連結され、浴槽底部側に位置
し、固定された吸入口が用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年の温水循環
風呂の発達は目ざましく、浴槽内温水の浄化は一段と高
い清浄度が要求される傾向があるが、上記の従来温水循
環風呂においては、温水の清浄度としては特に湯面に浮
遊する浮遊物を除去しきれない欠点が解決されなかっ
た。
風呂の発達は目ざましく、浴槽内温水の浄化は一段と高
い清浄度が要求される傾向があるが、上記の従来温水循
環風呂においては、温水の清浄度としては特に湯面に浮
遊する浮遊物を除去しきれない欠点が解決されなかっ
た。
【０００４】
【課題を解決する手段】そこで、本発明者らは、上述の
ような観点から、湯面に浮遊する浮遊物を積極的に捕獲
回収する新しい温水吸入口を研究した結果、湯面の変動
に追従し湯面の乱れによる捕獲能力の影響の少ない新し
い温水吸入口を開発した。
ような観点から、湯面に浮遊する浮遊物を積極的に捕獲
回収する新しい温水吸入口を研究した結果、湯面の変動
に追従し湯面の乱れによる捕獲能力の影響の少ない新し
い温水吸入口を開発した。
【０００５】
【実施例】本発明は、かかる知見に基づいてなされたも
のであって、つぎに浴槽内温水吸入装置を実施例により
具体的に説明する。図１は本発明の一実施例を示す。下
方に開口した温水吸入管（１９）の周りを整流板（１
３）が、概開口部（１１）と同一深度から湯面（１６）
よりの深度Ｈセンチメートルまで一体に取り囲んでい
る。前記温水吸入管の内部には吸入された温水によって
回転翼がビーム状支持体（１０）により回転自在に取付
られている。前記吸入管（１９）の上部には湯面の上下
変動に追従するフレキシブルチューブ（１４）が接続さ
れ温水循環装置本体に接続されている前記整流板下部に
は吸入口を下方に安定させるための重り（１５）が取付
られている。また前記吸入管には、本吸入装置を浮上さ
せるために浮き（１８）が高さ調節可能に取り付けられ
ており、湯面からの整流板上部までの深度Ｈを必要によ
り調節可能である。なお、重りは吸入管下部に取り付け
ても良いが、湯面から吸い込まれる水流の抵抗を出来る
だけ回避するためには整流板に取り付けた方が良い。回
転翼により、吸入管内には渦巻状の水流が発生すると共
に整流板に囲まれ下方に向かった水流を導く導入部にも
渦巻状水流が発生して遠隔の湯面の浮遊物を効果的に捕
獲できる。
のであって、つぎに浴槽内温水吸入装置を実施例により
具体的に説明する。図１は本発明の一実施例を示す。下
方に開口した温水吸入管（１９）の周りを整流板（１
３）が、概開口部（１１）と同一深度から湯面（１６）
よりの深度Ｈセンチメートルまで一体に取り囲んでい
る。前記温水吸入管の内部には吸入された温水によって
回転翼がビーム状支持体（１０）により回転自在に取付
られている。前記吸入管（１９）の上部には湯面の上下
変動に追従するフレキシブルチューブ（１４）が接続さ
れ温水循環装置本体に接続されている前記整流板下部に
は吸入口を下方に安定させるための重り（１５）が取付
られている。また前記吸入管には、本吸入装置を浮上さ
せるために浮き（１８）が高さ調節可能に取り付けられ
ており、湯面からの整流板上部までの深度Ｈを必要によ
り調節可能である。なお、重りは吸入管下部に取り付け
ても良いが、湯面から吸い込まれる水流の抵抗を出来る
だけ回避するためには整流板に取り付けた方が良い。回
転翼により、吸入管内には渦巻状の水流が発生すると共
に整流板に囲まれ下方に向かった水流を導く導入部にも
渦巻状水流が発生して遠隔の湯面の浮遊物を効果的に捕
獲できる。
【０００６】図２はこの場合、本発明の第二の実施例を
示し、整流板に囲まれた導入部の水流をより積極的に攪
拌するための二次回転翼（２２ｂ）を設けたことを特徴
とする。本実施例では前記回転翼と二次回転翼に連結す
る連結部と導入管下部（２９ｂ）とが一体に回転する。
図３は図２を下方から眺めた状態を示す。
示し、整流板に囲まれた導入部の水流をより積極的に攪
拌するための二次回転翼（２２ｂ）を設けたことを特徴
とする。本実施例では前記回転翼と二次回転翼に連結す
る連結部と導入管下部（２９ｂ）とが一体に回転する。
図３は図２を下方から眺めた状態を示す。
【０００７】図１、図２、並びに図３に示した吸入口本
体は浴槽内湯面に自在に浮遊させて使用することもでき
るが、図４に示すように吸入口本体と浴槽とを上下動自
在に相対移動可能にガイドするガイド機構で支持するこ
とにより、吸入口本体を浴槽の一端に保持することが出
来、入浴の際の妨げにならない。なお、前記ガイド機構
は浴槽内壁面に吸盤、マグネットなどの固定手段により
任意の位置に脱着可能である。
体は浴槽内湯面に自在に浮遊させて使用することもでき
るが、図４に示すように吸入口本体と浴槽とを上下動自
在に相対移動可能にガイドするガイド機構で支持するこ
とにより、吸入口本体を浴槽の一端に保持することが出
来、入浴の際の妨げにならない。なお、前記ガイド機構
は浴槽内壁面に吸盤、マグネットなどの固定手段により
任意の位置に脱着可能である。
【０００８】さて、図１、図２並びに図３に記載の第一
及び第二の実施例による湯面浮遊物捕獲性能を図５に示
す、従来の温水吸入装置と実験により比較した。先ず、
容量が１２０リットルの浴槽に１００リットルの温水を
入れて、さらに浮遊物として疎水性超微粒シリカ５ｇ、
懸濁物として親水性超微粒シリカ５ｇを入れ、本吸入装
置を温水循環器本体に接続して運転した。整流板の湯面
からの深度を浮きの位置を調整して５センチメートルと
１０センチメートルにてそれぞれ１時間後、３時間後、
そして５時間後の浴槽内の清浄化度合いを比較した。比
較に当たっては、浴槽内の温水を５００ミリリットルの
メスシリンダーに採り、疎水性及び親水性超微粒シリカ
の分布状態を目視により清浄度を観察した。評価は、
○：良い、△：やや良い、×：悪い、の３段階で行っ
た。又、比較のために前記と同様の試験条件で従来吸入
口を取り付けて試験を行った。それらの結果を表１に示
した。
及び第二の実施例による湯面浮遊物捕獲性能を図５に示
す、従来の温水吸入装置と実験により比較した。先ず、
容量が１２０リットルの浴槽に１００リットルの温水を
入れて、さらに浮遊物として疎水性超微粒シリカ５ｇ、
懸濁物として親水性超微粒シリカ５ｇを入れ、本吸入装
置を温水循環器本体に接続して運転した。整流板の湯面
からの深度を浮きの位置を調整して５センチメートルと
１０センチメートルにてそれぞれ１時間後、３時間後、
そして５時間後の浴槽内の清浄化度合いを比較した。比
較に当たっては、浴槽内の温水を５００ミリリットルの
メスシリンダーに採り、疎水性及び親水性超微粒シリカ
の分布状態を目視により清浄度を観察した。評価は、
○：良い、△：やや良い、×：悪い、の３段階で行っ
た。又、比較のために前記と同様の試験条件で従来吸入
口を取り付けて試験を行った。それらの結果を表１に示
した。
【０００９】
【表１】
【００１０】
【発明の効果】本発明による温水吸入装置によえれば、
従来温水吸入装置に対して湯面に浮遊する浮遊物の捕獲
回収性に優れた湯面の清浄化にたいして優れているため
何時も清潔な入浴が可能となり、浴槽で最も汚れ易い湯
面レベルの汚れ付着が無く何時も清潔な浴槽を保つこと
が出来る。
従来温水吸入装置に対して湯面に浮遊する浮遊物の捕獲
回収性に優れた湯面の清浄化にたいして優れているため
何時も清潔な入浴が可能となり、浴槽で最も汚れ易い湯
面レベルの汚れ付着が無く何時も清潔な浴槽を保つこと
が出来る。
【００１１】上述のように、本発明の吸入装置は浴槽内
温水の湯面と浮遊する浮遊物捕獲回収性に優れた特性を
有し、温水循環風呂の清浄度の向上に大いに寄与するな
ど実用上有用な特性を有するものである。
温水の湯面と浮遊する浮遊物捕獲回収性に優れた特性を
有し、温水循環風呂の清浄度の向上に大いに寄与するな
ど実用上有用な特性を有するものである。
【図１】 本発明のフレキシブルチューブを有する浴槽
内温水吸入装置の要部概略断面図である。
内温水吸入装置の要部概略断面図である。
【図２】 本発明のフレキシブルチューブと軸流式内外
側回転翼を有する浴槽内温水吸入装置の要部概略断面図
である。
側回転翼を有する浴槽内温水吸入装置の要部概略断面図
である。
【図３】 軸流式回転翼の渦巻流発生状態を示す概略図
である。
である。
【図４】 本発明のフレキシブルチューブを有するガイ
ド部の要部概略浴槽断面図である。
ド部の要部概略浴槽断面図である。
【図５】 温水循環風呂の濾過・浄化システムの概略図
である。
である。
１０：ビーム状支持体 １１：吸入口 １２：軸流式回転翼 １３：整流板 １４：フレキシブルチューブ １５：吸入位置調整重り １６：湯面 １７：湯流れ方向 １８：浮き １９：温水吸入管 ２２ａ：軸流式内側回転翼 ２２ｂ：軸流式外側回転翼 ２６：湯面 ２９：温水吸入管 ３１：軸流式回転翼の渦巻流発生方向 ３２ａ：内側回転翼 ３２ｂ：外側回転翼 ４１：温水吸入装置 ４４：ガイド部 ４６：浴槽 ５１：軸流式回転翼吸入口 ５２：メインフェルター ５３：循環ポンプ ５５：浄化材 ５８：吐出口
Claims (4)
- 【請求項１】浴槽内に配置し温水循環風呂の温水を吸入
する吸入装置において、浴槽内温水の水位にあわせて温
水吸入口の水面下深度を自動的に調整する機構を備え、
更に該温水吸入口の周囲を取り巻き該温水吸入口以下の
深度から水面直下に渡って整流板が一体に固定された吸
入機構とを備え、かつ該整流板の内側には吸入される温
水流によって駆動力を得る回転翼が内在する事をことを
特徴とする浴槽内温水吸入装置。 - 【請求項２】浴槽内に配置し温水循環風呂の浴槽内の温
水を吸入する吸入装置おいて、該吸入機構が浴槽内壁に
脱着可能に固定されたガイド機構により上下動自在に固
定されていることを特徴とする請求項１に記載の浴槽内
温水吸入装置。 - 【請求項３】浴槽内に配置し温水循環風呂の浴槽内の温
水を吸入する吸入装置において、該温水吸入口は下向き
に配置され、かつ温水流によって駆動力を得て回転する
軸流式回転翼を備える事を特徴とする、請求項１に記載
の浴槽内温水吸入装置。 - 【請求項４】浴槽内に配置し温水循環風呂の浴槽内の温
水を吸入する吸入装置において、該吸入機構は下部に重
心を持ち浮上体をその重心位置の上方に備える事を特徴
とする請求項１に記載の浴槽内温水吸入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6181169A JPH0838829A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 温水循環風呂の浴槽内温水吸入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6181169A JPH0838829A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 温水循環風呂の浴槽内温水吸入装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0838829A true JPH0838829A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16096099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6181169A Withdrawn JPH0838829A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 温水循環風呂の浴槽内温水吸入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0838829A (ja) |
-
1994
- 1994-08-02 JP JP6181169A patent/JPH0838829A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |