JPH0837367A - 半田バンプを備えた電子部品の検査方法及び基板 - Google Patents

半田バンプを備えた電子部品の検査方法及び基板

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JPH0837367A
JPH0837367A JP17072594A JP17072594A JPH0837367A JP H0837367 A JPH0837367 A JP H0837367A JP 17072594 A JP17072594 A JP 17072594A JP 17072594 A JP17072594 A JP 17072594A JP H0837367 A JPH0837367 A JP H0837367A
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JP
Japan
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electrode
solder
test
terminal
bonding
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Application number
JP17072594A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Haji
宏 土師
Isamu Morisako
勇 森迫
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半田バンプを持つ電子部品の接合良否判定を
可能にする。 【構成】 電子部品8の半田バンプを溶融固化して、基
板1に形成された接合用電極4に固着する半田接合部9
となし、減圧雰囲気下において半田接合部9の近傍に位
置するテスト用電極6と接合用電極4とに電圧を印加
し、接合用電極4とテスト用電極6との間に流れる暗電
流の値又はこの暗電流の値に従属する関数値に基いて、
半田接合部9の形状の良否を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半田バンプを備えた電
子部品の検査方法及びこれに好適な基板に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年例えばBGA(ボールグリッドアレ
イ)など、底面に電極としての役割を有する半田バンプ
を備え、基板に面実装される電子部品が広く用いられる
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
電子部品の底面に半田バンプを有する電子部品では、半
田バンプを溶融固化させ、半田接合部とした後、半田接
合部は電子部品の本体と基板の間に挟まれて観察するこ
とができなくなってしまう。このため、半田バンプを備
えた電子部品では、半田接合部の形状の良否を判定する
ことが極めて困難となるという問題点があった。
【0004】そこで本発明は、半田バンプを備えた電子
部品について半田接合部の形状を良否判定できる検査方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の検査方法は、電
子部品の半田バンプを溶融固化して、基板に形成された
接合用電極に固着する半田接合部となし、減圧雰囲気下
において半田接合部の近傍に位置するテスト用電極と接
合用電極とに電圧を印加し、接合用電極とテスト用電極
との間に流れる暗電流の値又はこの暗電流の値に従属す
る関数値に基いて、半田接合部の形状の良否を判定する
ものである。
【0006】
【作用】上記構成により、半田接合部とテスト用電極間
に暗電流を流し、暗電流の値又はその関数値に基いて半
田接合部の良否を判定する。ここで、この暗電流の値は
半田接合部の表面積に比例する関係があり、良好な半田
接合部ではこの表面積が大きくなる関係があるので、外
部から半田接合部を観察できなくとも、暗電流の値から
半田接合部の良否判定を行うことができる。
【0007】
【実施例】次に図面を参照しながら本発明の実施例を説
明する。図1は本発明の第1の実施例における基板の平
面図、図2は本発明の第1の実施例における基板の正面
図である。図1中、1は基板、2は板体、3は基板1に
おける電子部品搭載エリアである。4は半田バンプが固
着される接合用電極であり、本実施例では、16ケ板体
2に設けられている。5は接合用電極4に電気的に接続
されると共に、電子部品搭載エリア3外に配置された第
1の端子、6は周囲の接合用電極4から等距離になるよ
うに配置されたテスト用電極である。本実施例ではテス
ト用電極6はバンプにより形成したが、ピンあるいは単
なる電極としてもよい。7はテスト用電極6に電気的に
接続された第2の端子であり、第2の端子7も第1の端
子5と同様に電子部品搭載エリア3の外に配置してあ
る。ここで検査時には電子部品が電子部品搭載エリア3
内に位置しているが、電子部品から第1の端子5、第2
の端子7が外れており、電子部品が検査の邪魔をするこ
とはない。
【0008】次に本実施例の検査方法について説明す
る。図3は本発明の第1の実施例における検査方法の説
明図である。図3中、8は基板1に搭載された電子部品
であり、その底面に設けられた半田バンプは既に溶融固
化され、接合用電極4に固着する半田接合部9となって
いる。そして基板1を減圧室10内に収納し、減圧室1
0内を減圧装置11により減圧する。そして暗電流を計
測する計測装置12を第1の端子5と第2の端子7に接
続し、電圧を印加する。すると、テスト用電極6と半田
接合部9との間に暗電流が流れる。ここで、この暗電流
の値は、印加された電圧、減圧室10内の気圧、テスト
用電極6と半田接合部9との距離の関数であるところの
電流密度が一定であれば、半田接合部9の表面積に比例
する。したがって、電流密度が一定となるようにコント
ロールしておけば、計測された暗電流の値又はその関数
値により、半田接合部9の表面積を求めることができ
る。
【0009】図4〜図6は本発明の第1の実施例におけ
る検査方法の説明図である。図4のように、半田接合部
9が電子部品8及び接合用電極4の双方にしっかり接合
していれば、半田接合部9の表面積は大きな値となる。
一方、図5のように半田接合部9自体の体積が少なかっ
たり、図6のように半田接合部9が半田バンプの一部1
3と分離してしまった場合、暗電流が流れる半田接合部
9(黒くぬりつぶした部分)が小さくなって、暗電流の
値が小さくなる。因みに、図6のように半田バンプの一
部13が半田接合部9から分離してしまうと、半田バン
プの一部13は接合用電極4に対して絶縁されたことに
なるので暗電流が流れず、半田バンプの一部13の表面
積は計測された暗電流の値に反映されない。したがっ
て、本実施例の検査方法では、暗電流の値にしきい値を
定め、しきい値以上の暗電流が流れた場合(図4)、半
田接合部9の形状良と判定し、暗電流の値がしきい値を
下回る場合(図5、図6)半田接合部9の形状不良と判
定する。
【0010】図7は本発明の第2の実施例における基板
の平面図、図8は本発明の第2の実施例における基板の
底面図である。第2の実施例では、第1の実施例のよう
に、電子部品8が搭載される側の面に第1の端子5、第
2の端子7を位置させるのではなく、その反対側の面に
スルーホール5a,7aを介して第1の端子5、第2の
端子7を位置させている点が相違する。このようにすれ
ば、全く電子部品8に干渉することなく暗電流の計測を
行うことができる点が好適である。
【0011】図9は本発明の第3の実施例における基板
の平面図、図10は本発明の第3の実施例における基板
の底面図である。第3の実施例では、第1、第2の実施
例に比べテスト用電極6を設けず、そのかわり基板1の
接合用電極4と等距離となる位置に透孔hを開設してい
る。また図11、図12は本発明の第3の実施例におけ
る検査方法の説明図である。図11中、14は透孔hに
挿入されるテスト用端子15を保持するホルダ、16は
第1の端子5に接触させる端子である。そして第3の実
施例では、暗電流の計測を行うにあたり、図12に示す
ように、テスト用端子15を透孔hに挿入して、半田接
合部9に臨ませ、端子16(即ち第1の端子5)及びテ
スト用端子15に電圧を印加し、テスト用端子15と半
田接合部9とに流れる暗電流を計測するものである。
【0012】
【発明の効果】本発明の検査方法は、電子部品の半田バ
ンプを溶融固化して、基板に形成された接合用電極に固
着する半田接合部となし、減圧雰囲気下において半田接
合部の近傍に位置するテスト用電極と接合用電極とに電
圧を印加し、接合用電極とテスト用電極との間に流れる
暗電流の値又はこの暗電流の値に従属する関数値に基い
て、半田接合部の形状の良否を判定するので、従来形状
良否判定が極めて困難であった半田バンプを備えた電子
部品について、容易に半田接合部の良否判定を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における基板の平面図
【図2】本発明の第1の実施例における基板の正面図
【図3】本発明の第1の実施例における検査方法の説明
【図4】本発明の第1の実施例における検査方法の説明
【図5】本発明の第1の実施例における検査方法の説明
【図6】本発明の第1の実施例における検査方法の説明
【図7】本発明の第2の実施例における基板の平面図
【図8】本発明の第2の実施例における基板の底面図
【図9】本発明の第3の実施例における基板の平面図
【図10】本発明の第3の実施例における基板の底面図
【図11】本発明の第3の実施例における検査方法の説
明図
【図12】本発明の第3の実施例における検査方法の説
明図
【符号の説明】
1 基板 3 電子部品搭載エリア 4 接合用電極 5 第1の端子 6 テスト用電極 7 第2の端子 9 半田接合部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品の半田バンプを溶融固化して、基
    板に形成された接合用電極に固着する半田接合部とな
    し、減圧雰囲気下において前記半田接合部の近傍に位置
    するテスト用電極と前記接合用電極とに電圧を印加し、
    前記接合用電極と前記テスト用電極との間に流れる暗電
    流の値又はこの暗電流の値に従属する関数値に基いて、
    前記半田接合部の形状の良否を判定することを特徴とす
    る半田バンプを備えた電子部品の検査方法。
  2. 【請求項2】板体と、前記板体に形成され、かつ電子部
    品の半田バンプが固着される複数の接合用電極と、前記
    板体に形成され、かつ前記複数の接合用電極からほぼ等
    距離になるように、配置されたテスト用電極と、前記接
    合用電極に電気的に接続された第1の端子と、前記テス
    ト用電極に電気的に接続された第2の端子とを有するこ
    とを特徴とする基板。
  3. 【請求項3】前記第1の端子及び前記第2の端子は、前
    記板体の電子部品搭載エリア外に配設されていることを
    特徴とする請求項2記載の基板。
  4. 【請求項4】板体と、前記板体に形成され、かつ電子部
    品の半田バンプが固着される複数の接合用電極と、前記
    接合用電極に電気的に接続された第1の端子と、前記板
    体に前記接合用電極からほぼ等距離となるように開設さ
    れ、かつテスト用端子が挿入される透孔とを有すること
    を特徴とする基板。
  5. 【請求項5】請求項4記載の接合用電極に、電子部品の
    半田バンプを溶融固化して半田接合部を形成し、透孔に
    テスト用端子を挿入してこのテスト用端子を前記半田接
    合部に臨ませ、このテスト用端子と前記接合用電極とに
    電圧を印加し、前記接合用電極と前記テスト用電極との
    間に流れる暗電流の値又はこの暗電流の値に従属する関
    数値に基いて、前記半田接合部の形状の良否を判定する
    ことを特徴とする半田バンプを備えた電子部品の検査方
    法。
JP17072594A 1994-07-22 1994-07-22 半田バンプを備えた電子部品の検査方法及び基板 Pending JPH0837367A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010192774A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Murata Mfg Co Ltd 電子部品モジュール

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010192774A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Murata Mfg Co Ltd 電子部品モジュール

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