JPH0835989A - ムーブメントの給電用端子 - Google Patents

ムーブメントの給電用端子

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JPH0835989A
JPH0835989A JP16932394A JP16932394A JPH0835989A JP H0835989 A JPH0835989 A JP H0835989A JP 16932394 A JP16932394 A JP 16932394A JP 16932394 A JP16932394 A JP 16932394A JP H0835989 A JPH0835989 A JP H0835989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
supply terminal
coil
movement
jig
Prior art date
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Pending
Application number
JP16932394A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Totsuka
茂樹 戸塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Publication of JPH0835989A publication Critical patent/JPH0835989A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給電用端子を治具により折り曲げる際に、治
具がコイルに接触しない形状のムーブメントの給電用端
子の提供を目的としている。 【構成】 ムーブメントのボビン2に突出形成され、ム
ーブメントのコイル9に給電するためコイル9の端部が
巻付けられるムーブメントの給電用端子10において、
T字状に形成した給電用端子10の先端部の両端を折り
曲げて突起10a 3 を形成し成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ムーブメントの給電用
端子に係り、詳しくはムーブメントのボビンに取り付け
られ、ボビン外側に交差して巻回されたコイルに給電す
るための給電用端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボビン外側にコイルが交差して巻回され
たタイプのムーブメント、すなわちクロスコイル型ムー
ブメントとして、例えば図5の断面図に示すようなもの
がある。該ムーブメントは、図に示すように、外部磁気
の影響を少なくするためシールドケース1を有してお
り、該シールドケース1内には上ボビン2と下ボビン3
とが嵌め合わせされた状態で配置されている。上下ボビ
ン2,3により形成された空所には、略円板状のマグネ
ットロータ5が配置されており、該マグネットロータ5
には、その直径方向に対向する一対のS,N極が形成さ
れている。前記マグネットロータ5の中心にはロータ軸
6が取付けられており、このロータ軸6の下端は下ボビ
ン3の底部に設けられた軸受部7内のボール8によって
回転自在に支持されている。
【0003】また、ボビン2,3の外側には2つのコイ
ル9が交差するように巻回されていて、この交差する2
つのコイル9は、入力信号の大きさに応じてそれぞれ交
差する磁界を発生し、その合成磁界の方向にマグネット
ロータ5を回転させるようになっている。
【0004】また、上下ボビン2,3の周縁部には、嵌
め合わせたときに位置が一致する貫通孔2a,3aが設
けられており、該貫通孔2a,3aには給電用端子10
が嵌め込まれている。該給電用端子10の上部のコイル
接続部10aには、前記コイル9の端部が半田付けによ
り接続されており、下部の電気接触部には下ボビン3の
貫通孔3aから図示せぬコネクタが差し込まれていて、
該給電用端子10を介してコイルに給電するようになっ
ている。
【0005】該給電用端子10のコイル接続部10a
は、図6の斜視図に示すように、板状に形成されてお
り、その一部にコイル位置決め部10a1 ,10a2
設けられていて、その部分10a1 ,10a2 にコイル
の端部を巻付けて半田付けするようになっている。
【0006】そして、給電用端子10がボビン2,3の
貫通孔2a,3aに嵌め込まれ、コイル接続部10aの
コイル位置決め部10a1 にコイル9の端部が巻付けら
れて半田15で固定された後、図7(a)に示すよう
に、先端が斜めになっている折曲げ用治具20によって
垂直方向に押され、給電用端子10のコイル接続部10
aは、図7(b)に示すように折れ曲がる。
【0007】更に、折曲げ用治具の一種であるが、先端
が平らな押え用治具30によって、給電用端子10のコ
イル接続部10aを平らになるように押さえ、図6の仮
想線で示すようにして、その上側から図5に示すように
カバー12が被されてムーブメントが完成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、給電用端子
10のコイル接続部10aにコイル9の端部を巻付けて
半田付けする場合に、半田付けの形状が一定ではなく、
また半田面のどの位置からコイルが引き出された形にな
るのか不明であるため、図7(b),(c)に示すよう
に、給電用端子10のコイル接続部10aを折曲げ用治
具20又は押え用治具30で折り曲げる際に、これら治
具20,30とコイル9が接触してコイルを断線させる
虞がある。
【0009】本発明は、給電用端子を治具により折り曲
げる際に、治具がコイルに接触しない形状のムーブメン
トの給電用端子の提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ムーブメント
のボビンに突出形成され、ムーブメントのコイルに給電
するためコイルの端部が巻付けられるムーブメントの給
電用端子において、前記給電用端子に突起を形成し、該
給電用端子の折り曲げ時に、コイル端部の巻付け部と折
曲げ用治具との接触を防止するようにしたことを特徴と
している。
【0011】この場合に、前記突起は、給電用端子の端
部を折り曲げて形成してもよく、また給電用端子の一部
を打ち出して形成してもよい。
【0012】
【作用】本発明は、上述のように構成されているので、
ボビンから突出形成された給電用端子のコイル接続部
に、コイル端部を巻付けて半田付けした後、治具を給電
用端子の先端部に押し付けて、給電用端子を折り曲げて
いくと、治具は給電用端子び先端部に形成された突起に
当接し、半田付けされた部分やコイル自体に接触しない
ので、コイルの断線を引き起こす虞はない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。なお、従来の技術の項で説明したものと同一または
相当する部分には同一符号を付す。図1は、本発明に係
るムーブメントの給電用端子の第1の実施例を示すもの
でる。図に示すように、この例は、給電用端子10のコ
イル接続部10aの先端部の形状を従来のものと変えた
もので、先端部の両側部に同一方向に向かってそれぞれ
四角い板状の突起10a3 を設けたもので、先端部を平
面視コ字状に形成したものである。なお、両突起10a
3 は、T字状に構成された先端部の両端部を折り曲げて
形成したものである。
【0014】この給電用端子10のコイル接続部10a
にコイル9の端部を巻付けて半田15で固定した後、図
2(a)に示すように、先端が斜めになっている折曲げ
用治具20によって垂直方向に押すと、給電用端子10
のコイル接続部10aは、図2(b)に示すように折れ
曲がる。
【0015】その際、折曲げ用治具20は、給電用端子
10のコイル接続部10aの突起10a3 に当接し、半
田付けされた部分やコイル9自体には接触しない。そし
て、ある程度、給電用端子10のコイル接続部10aが
折れ曲がった後、更に、図2(c)に示すように、先端
が平らな押え用治具30によって、給電用端子10のコ
イル接続部10aをボビン2の上面に対し平らになるよ
うに押さえ、図1の仮想線で示すようにする。その際に
も、押え用治具30は、半田付けされた部分やコイル9
自体に接触することはない。このため、給電用端子10
を折り曲げる際に、これら治具20,30によってコイ
ルを断線させてしまう虞はなくなった。
【0016】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0017】第2の実施例も同様に、給電用端子10の
コイル接続部10aの先端部の形状を従来のものと変え
たもので、図3に示すように、先端部を側面視L字状に
折り曲げて突起10a4 を形成したものである。
【0018】この給電用端子10の場合も、コイル接続
部10aにコイル9の端部を巻付けて半田15で固定し
た後、図4(a)に示すように、先端が斜めになってい
る折曲げ用治具20によって垂直方向に押すと、給電用
端子10のコイル接続部10aは、図4(b)に示すよ
うに折れ曲がる。
【0019】その際、折曲げ用治具20は、給電用端子
10のコイル接続部10aの突起10a4 に当接し、半
田付けされた部分やコイル9自体には接触しない。そし
て、ある程度、給電用端子10のコイル接続部10aが
折れ曲がった後、更に、先端が平らな押え用治具30に
よって、給電用端子10のコイル接続部10aを平らに
なるように押さえる。その際にも、押え用治具30は、
半田付けされた部分やコイル9自体に接触することはな
い。このため、この例の場合も、給電用端子10を折り
曲げる際に、これら治具20,30によってコイルを断
線させてしまう虞はない。
【0020】なお、上記実施例では、突起10a3 ,1
0a4 を給電用端子10の先端部に設けたが、給電用端
子10を折り曲げる際あるいは押さえる際に、治具2
0,30がコイル9に接触しないようになる位置であれ
ば何処でもよい。また、突起10a3 ,10a4 は、給
電用端子10の端部を折り曲げて形成したが、給電用端
子10の一部を打ち出して形成してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ムーブメントのボビンに突出形成され、ムーブメントの
コイルに給電するためコイルの端部が巻付けられるムー
ブメントの給電用端子において、給電用端子に突起を形
成したので、給電用端子を折り曲げる際に、コイル端部
の巻付け部と折曲げ用治具との接触がないので、折り曲
げる工程で治具によってコイルを断線させるということ
は起こらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の斜視図である。
【図2】治具により、給電用端子を折り曲げる工程を示
す図である。
【図3】本発明の第2の実施例の斜視図である。
【図4】治具により給電用端子を折り曲げる工程を示す
図である。
【図5】従来から用いられている交差コイル型ムーブメ
ントの断面図である。
【図6】従来の給電用端子の斜視図である。
【図7】治具により、給電用端子を折り曲げる工程を示
し、その際に発生する不具合を説明する図である。
【符号の説明】
1 シールドケース 2 上ボビン 3 下ボビン 9 コイル 10 給電用端子 10a3 突起 10a4 突起 15 半田

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ムーブメントのボビンに突出形成され、
    ムーブメントのコイルに給電するためコイルの端部が巻
    付けられるムーブメントの給電用端子において、 前記給電用端子に突起を形成し、該給電用端子の折り曲
    げ時に、コイル端部の巻付け部と折曲げ用治具との接触
    を防止するようにしたことを特徴とするムーブメントの
    給電用端子。
  2. 【請求項2】 前記突起は、給電用端子の端部を折り曲
    げて形成したことを特徴とする請求項1記載のムーブメ
    ントの給電用端子。
  3. 【請求項3】 前記突起は、給電用端子の一部を打ち出
    して形成したことを特徴とする請求項1記載のムーブメ
    ントの給電用端子。
JP16932394A 1994-07-21 1994-07-21 ムーブメントの給電用端子 Pending JPH0835989A (ja)

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