JPH0835893A - 物理量センサ装置及び当該センサ装置を用いた機器 - Google Patents

物理量センサ装置及び当該センサ装置を用いた機器

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JPH0835893A
JPH0835893A JP19219594A JP19219594A JPH0835893A JP H0835893 A JPH0835893 A JP H0835893A JP 19219594 A JP19219594 A JP 19219594A JP 19219594 A JP19219594 A JP 19219594A JP H0835893 A JPH0835893 A JP H0835893A
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JP
Japan
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physical quantity
sensor device
frequency modulation
circuit
frequency
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Application number
JP19219594A
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English (en)
Inventor
Koichi Furusawa
光一 古澤
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線送信等のため検出信号を周波数変調信号
に変換する機能を有する物理量センサ装置を小型化す
る。また、物理量センサ装置の回路構成を簡略にする。 【構成】 回路基板12上にセンサヘッド14(14
C)が実装されており、周波数変調回路31や高周波増
幅回路32も回路基板12上に一緒に構成されており、
ケーシング11にはアンテナ17が設られている。静電
容量型のセンサヘッド14は高周波変調回路31のLC
共振回路のL要素となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物理量センサ装置及び当
該センサ装置を用いた機器に関する。特に、センサヘッ
ドの出力を無線電波、信号線(有線)、光信号等により
受信機へ送信する機能を有する物理量センサ装置と、そ
の物理量センサ装置を用いた各種機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、センサヘッドで検出した検出
信号を無線電波により受信機へ送信することのできるセ
ンサ装置が提案されている。例えば、図1に示すように
検知対象となる物体1にセンサ装置2が取り付けられて
おり、このセンサ装置2は物体1の加速度等の物理量の
変化等を検知し、内部の無線送信機能により遠隔の受信
機3へ検出信号を無線送信する。
【0003】しかし、従来のセンサ装置にあっては、セ
ンサヘッドと無線送信回路(周波数変調回路等)とを一
体化してモジュール化したものはなく、必要に応じて、
個別に製作されたセンサヘッドと増幅回路と汎用の周波
数変調回路等とを接続し、センサヘッドに無線送信機能
を付加していた。
【0004】このようなセンサ装置2Aの具体例を図2
に示す。これは振動または加速度によって振動信号が発
生するように構成された圧電素子4を備え、振動等によ
り圧電素子4に発生した振動信号を増幅回路5で増幅し
た後、周波数変調回路6の可変容量ダイオード9に印加
し、可変容量ダイオード9の静電容量を変化させること
によって周波数変調回路6の発振周波数fを変化させ、
周波数変調信号を高周波増幅回路7で増幅した後、アン
テナ8から無線電波として空中へ放射し、受信機3で受
信するようになっていた。
【0005】図3はこのセンサ装置2Aの圧電素子4か
ら周波数変調回路6までの具体回路図であって、増幅回
路5はトランジスタTr21,Tr22、抵抗R21〜R28
コンデンサC21〜C24によって構成されており、周波数
変調回路6はトランジスタTr1、可変容量ダイオード
9、抵抗R29〜R30,R1〜R3、コンデンサC1,C3
5、コイルL1によって構成されている。しかして、振
動等により圧電素子4で発生した振動信号は、増幅回路
5の2つのトランジスタTr21,Tr22で増幅され、周
波数変調回路6の可変容量ダイオード9に印加され、可
変容量ダイオード9の静電容量CDが変化する。可変容
量ダイオード9は印加される電圧によって静電容量CD
が変化するダイオードで、その静電容量CDは次式で表
わされる。 CD=C0/〔1−(V/Vd)〕n …… ここで、Vは印加電圧、Vdは可変容量ダイオードの拡
散電位、C0は電圧を印加していない時(V=0)の容
量、nは定数である。そして、周波数変調回路6では、
直列に接続された可変容量ダイオード9とコンデンサC
1(静電容量もC1で表わす)とコイルL1(インダクタ
ンスもL1で表わす)とで形成されるLC共振回路の発
振が、トランジスタTr1によって引き起こされるの
で、可変容量ダイオード9の静電容量CDが式のよう
に変化すると、それによって周波数変調回路6で発生す
る発振周波数fは、 f=1/{2π[L1〔C1D/(C1+CD)〕]1/2} …… に従って変化する。
【0006】また、図4に示すものは、従来の別なセン
サ装置2Bを示す概略図である。このセンサ装置2B
は、ピエゾ抵抗型の圧力センサ装置であって、図2のセ
ンサ装置2Aと同様な無線送信機能を有している。すな
わち、ピエゾ抵抗素子10の抵抗値は検知圧力によって
変化し、ピエゾ抵抗素子10で発生した検知信号は増幅
回路5で増幅された後、周波数変調回路6の可変容量ダ
イオード9に印加され、可変容量ダイオード9の静電容
量CDを変化させる。可変容量ダイオード9の静電容量
Dが変化すると、周波数変調回路6(または、LC共
振回路)の発振周波数fが変化し、周波数変調信号は高
周波増幅回路7で増幅された後、アンテナ8から無線電
波として空中へ放射され、受信機3で受信される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のセ
ンサ装置にあっては、センサヘッドと増幅回路と周波数
変調回路等とが全く別々に製造され、センサヘッドと増
幅回路と周波数変調回路等とを接続することによって無
線送信できるようにしていたので、センサ装置全体の小
型化が困難であった。また、センサ装置に無線送信機能
を持たせようとする場合には、適当な増幅回路や周波数
変調回路等をその都度設計しなければならず、手間が掛
かっていた。
【0008】また、センサヘッドと汎用の周波数変調回
路とを組合せていたので、センサヘッドで発生した微弱
な信号を増幅回路で増幅した後、周波数変調回路の可変
容量ダイオードに増幅信号を印加して周波数変調回路の
出力周波数を変化させるようになっており、回路構成が
複雑かつ冗長となっていた。このため、消費電力が大き
く、ノイズにも弱いという問題があった。
【0009】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その主な目的とするところは、無線送
信等のための周波数変調機能を有する物理量センサ装置
を小型化し、しかも、検出値に応じて信号を周波数変調
するための回路構成を単純にし、合理化することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の物理量センサ装
置は、圧力、加速度、振動等の物理量を検出するセンサ
ヘッドと、当該センサヘッドの出力を周波数信号に変換
して出力する周波数変調回路とを一体にモジュール化し
たことを特徴としている。
【0011】この物理量センサ装置にあっては、前記セ
ンサヘッドを前記周波数変調回路中の発振回路の一構成
要素とすることができる。例えば、前記センサヘッドが
可動電極と固定電極の間の静電容量の変化として物理量
を検出する静電容量型センサである場合には、周波数変
調回路中のLC発振回路、RC発振回路もしくは水晶発
振回路のC要素として、当該静電容量型センサを用いる
ことができる。また、前記センサヘッドが歪抵抗素子の
抵抗値の変化として物理量を検出する歪抵抗型センサで
ある場合には、周波数変調回路中のRC発振回路、RL
C発振回路もしくは水晶発振回路のR要素として、当該
歪抵抗型センサを用いることができる。
【0012】また、静電容量型のセンサヘッドを用いた
物理量センサ装置の場合には、可動電極と固定電極が接
触すると、発振回路から一定周波数の信号が出力される
ようにしてもよい。また、可動電極と固定電極とのギャ
ップ量を最小値以上に制限する構造としてもよい。
【0013】さらに、センサヘッドを複数個備え、これ
らのセンサヘッドを直列または並列に接続するようにし
てもよい。
【0014】また、本発明の物理量センサ装置において
は、前記周波数変調回路から出力される周波数変調信号
は、無線送信手段により無線電波として送信するのが好
ましい。あるいは、周波数変調回路から出力される周波
数変調信号は有線送信手段により信号線を通じて送信す
るようにもできる。あるいは、周波数変調回路から出力
される周波数変調信号は、光信号に変換し、光信号とし
て出力させるようにもできる。
【0015】振動検出用の上記物理量センサ装置は、防
犯システムや異常振動監視システムに用いることができ
る。
【0016】また、圧力検出用の上記物理量センサ装置
を、ポンプにより建物の各階に水道水を汲み上げる水道
水汲み上げシステムの各階の水道配管に設け、物理量セ
ンサ装置の出力に応じて前記ポンプを運転させるように
してもよい。
【0017】あるいは、エア吹出し装置の空気吹出し口
の近傍に圧力検出用の上記物理量センサを設け、フィル
タの目詰りを監視するようにしてもよい。
【0018】
【作用】本発明の物理量センサ装置にあっては、検出結
果を周波数変調信号として送信することができるので、
受信側における復調も再現性よく行なえ、受信側におけ
る検出精度も高くなる。そして、センサヘッドとその出
力を周波数信号に変換して出力する周波数変調回路とを
一体にモジュール化しているので、物理量センサ装置を
小型化することができる。しかも、センサ装置製造時に
センサヘッドと周波数変調回路とを一体として設計する
ことができるので、センサヘッドと汎用の周波数変調回
路を組み合わせる手間も不要となり、回路構成の冗長度
も大幅に低減することができる。従って、コストを安価
にすることができ、ノイズも少なくできる。
【0019】特に、センサヘッドを周波数変調回路中の
共振回路の一回路要素とすることにより回路構成を極め
て単純にすることができる。例えば、静電容量型センサ
ヘッドの場合には、センサヘッドを周波数変調回路中の
共振回路のC(キャパシタンス)要素とすることができ
る。また、歪抵抗型センサヘッドの場合には、センサヘ
ッドを周波数変調回路中の共振回路のR(抵抗)要素と
することができる。これによって、従来例のように周波
数変調回路とセンサヘッドの間の増幅回路が不必要とな
り、また周波数変調回路でも可変容量ダイオード等が不
必要となり、全体の回路構成を極めて単純にすることが
できる。
【0020】よって、本発明の物理量センサ装置を用い
れば、周波数変調の機能を有する簡単な構成の物理量セ
ンサ装置を安価に製作することができ、通信用配線が邪
魔になるような環境では、周波数変調信号をアンテナか
ら無線送信することができる。また、出力信号は周波数
変調を掛けられているので、通信用配線を通して有線通
信する場合でも、S/N比が向上してノイズに強くな
る。また、この出力信号を光信号に変換し、光通信によ
って受信側へ送るようにしても、邪魔な通信用配線をな
くすことができる。
【0021】また、静電容量型のセンサヘッドを用いた
物理量センサ装置の場合には、可動電極と固定電極が接
触すると、周波数変調回路から一定周波数の信号が出力
されるようにでき、可動電極と固定電極が短絡した時の
異常信号として受信側へ送信させることができる。ま
た、可動電極と固定電極とのギャップ量を最小値以上に
制限する構造とすれば、周波数変調信号の出力周波数帯
域を制限することができ、可動電極と固定電極の短絡も
防止できる。
【0022】
【実施例】図5は本発明の一実施例による加速度センサ
装置2Cを示す斜視図であって、ケーシング11内にセ
ンサモジュール12が納められている。センサモジュー
ル12は、回路基板13上に加速度センサヘッド14A
やボタン電池15、コイル、コンデンサ、抵抗、トラン
ジスタ等の電子部品16a,16b,16c,…などが
実装されており、後述のような周波数変調回路31や高
周波増幅回路32が同一回路基板13上に構成されてい
る。また、ケーシング11の外部にはアンテナ17を備
え、センサモジュール12とアンテナ17とはコード1
8で結ばれている。
【0023】また、図6は本発明の別な実施例による振
動センサ装置2Dを示す断面図であって、図5の加速度
センサ装置2Cと同様な構成を有しているが、振動セン
サヘッド14Bは回路基板13上になく、外部からの振
動を感知し易いようにケーシング11底面に配置されて
いる。この振動センサ装置2Dにあっても、回路基板1
3上に実装された電子部品16b,16c,…と振動セ
ンサヘッド14Bによって周波数変調回路31や高周波
増幅回路32が構成されている。
【0024】図7に示すものは、上記加速度センサ装置
2Cや振動センサ装置2Dの加速度センサヘッド14A
や振動センサヘッド14Bとして用いられる静電容量型
のセンサヘッド14である。このセンサヘッド14にあ
っては、シリコン基板20とガラス基板25の一方端部
同志がガラス等の絶縁性材料からなるスペーサ24を介
して接合されており、シリコン基板20では重り部22
が弾性を有するビーム21によって支持されており、重
り部22の上面に形成された可動電極23とガラス基板
25の下面に設けられた固定電極26が対向して検出用
コンデンサが形成され、可動電極23及び固定電極26
はリード線27によって外部へ引き出されている。しか
して、振動や加速度によって重り部22が上下に変位す
ると、可動電極23と固定電極26の間のギャップ量が
変化するので、その静電容量CVが変化し、振動や加速
度の変化が静電容量変化として出力される。なお、この
センサヘッド14は、シリコンウエハ等に対して半導体
製造プロセスで用いられるマイクロマシニング技術(す
なわち、イオン・インプランテーション、拡散、フォト
リソグラフィ、エッチング、スパッタ、蒸着等)により
作製されるので、超小型のセンサヘッド14を実現する
ことができる。
【0025】図8は静電容量型のセンサヘッド14を用
いた加速度センサ装置2C(図5)又は振動センサ装置
2D(図6)の回路構成を示すブロック図であって、静
電容量型のセンサヘッド14と周波数変調回路31と高
周波増幅回路32とから構成されており、周波数変調回
路31はセンサヘッド14の静電容量CVをLC共振回
路のC(キャパシタンス)要素としている。つまり、セ
ンサヘッド14は周波数変調回路31のLC共振回路の
一部となっている。
【0026】図9は上記周波数変調回路31の具体回路
を示す図であって、センサヘッド14の静電容量CV
コンデンサC1とコイルL1を直列に接続してLC共振回
路が構成されている。トランジスタTr1は抵抗R3を介
してエミッタ接地されており、直流電圧Vccを分圧抵抗
1,R2で分圧した直流バイアス電圧R2Vcc/(R1
2)をベースに印加されている。LC共振回路は、セ
ンサヘッド14の一端をアースされ、コイルL1の端を
トランジスタTr1のベースに接続されており、LC共
振回路の出力電圧をトランジスタTr1のベースに入力
している。そして、トランジスタTr1のベースとアー
スの間に直列に挿入されたコンデンサC3,C 4の中点と
トランジスタTr1のエミッタを接続し、直流成分カッ
ト用のコンデンサC5を介して高周波増幅回路32へ出
力している。
【0027】しかして、この周波数変調回路31におい
て、トランジスタTr1によって引き起こされるLC共
振回路の発振周波数fは、 f=1/〔2π(L1S1/2〕 …… であるので〔但し、CSは合成容量であって、1/CS
1/C1+1/CVである〕、振動や加速度によってセン
サヘッド14の静電容量CVが変化すると、それに応じ
て周波数変調回路31から出力される信号の周波数が変
化する。こうして周波数変調回路31から出力された周
波数変調信号は高周波増幅回路32で増幅された後、ア
ンテナ17から無線電波として空中に放射され、受信機
(図示せず)で受信される。
【0028】このように本発明にあっては、センサヘッ
ド14と無線送信機能とが一体となっているので、セン
サヘッド14を周波数変調回路31の一部として用いる
ようにでき、簡略で合理的な回路を構成することができ
る。特に、従来のセンサ装置のようにセンサヘッドと周
波数変調回路の間の増幅回路が必要無くなるので、全体
の回路を簡単にでき、コストを安価にできると共にノイ
ズを低減できる。また、センサ装置自体もモジュール化
することによって小型化することができる。
【0029】また、図示しないが、図9の周波数変調回
路31において、コイルL1を抵抗R4(図示せず)に置
き換えてもよい。この場合には、共振回路はRC共振回
路となり、その発振周波数fは、 f=1/(2πR4S) …… となり、やはりセンサヘッド14の静電容量CVの変化
によって周波数が変化する。
【0030】図10は本発明のさらに別な実施例におけ
る周波数変調回路31を示す具体回路図である。この周
波数変調回路31は水晶振動子Cxを用いた水晶発振回
路となっており、静電容量型のセンサヘッド14と水晶
振動子Cxの各静電容量の合成容量とコイルL1のインダ
クタンスによって決まる周波数fの発振がトランジスタ
Tr1によって引き起こされる。
【0031】図11に示すものは本発明のさらに別な実
施例における周波数変調回路31であって、それぞれの
静電容量がCV1,CV2,…,CVnである複数個のセンサ
ヘッド14,14,…を並列に接続したものを周波数変
調回路31のLC共振回路のC要素としている。このよ
うに複数個のセンサヘッド14,14,…を並列に接続
すると、合成容量CS=CV1+CV2+…+CVnが大きく
なるので、各センサヘッド14,14,…が同位相で振
動する場合には、その振動が強調されて変調が深く掛か
る。よって、当該センサ装置の検出感度を向上させるこ
とができる。
【0032】図12に示すものは本発明のさらに別な実
施例における周波数変調回路31であって、それぞれの
静電容量がCV1,CV2,…,CVnである複数個のセンサ
ヘッド14,14,…を直列に接続したものを周波数変
調回路31のLC共振回路のC要素としている。このよ
うに複数個のセンサヘッド14,14,…を直列に接続
すると、合成容量CSは 1/CS=1/CV1+1/CV2+…+1/CVn …… となるので、周波数の変調は最大の振動をしているセン
サヘッド14(最小の静電容量)に左右され、センサヘ
ッド設置箇所のうち最大の振動を検出することができ
る。
【0033】なお、上記のような静電容量型のセンサヘ
ッドを用いた振動センサ装置2Dや加速度センサ装置2
Cに大きな振動や加速度が加わると、可動電極23と固
定電極26が接触して短絡した状態となる。この場合に
は、周波数変調回路31から一定周波数の信号が出力さ
れるので、当該周波数の信号を監視することにより、固
定電極26と可動電極23の短絡事故を検知することが
できる。例えば、図7のような構造のセンサヘッド14
に大きな加速度もしくは振動が加わり、図13に示すよ
うに可動電極23と固定電極26が接触したとすると、
センサヘッド14の静電容量CVは∞となるので、図1
4(a)の周波数変調回路31は図14(b)に示すよ
うな状態となり、周波数変調回路31からは、 f0=1/〔2π(L111/2〕 …… の周波数の信号が出力される。従って、受信機へ異常信
号の出力を行なえ、受信機が特定周波数f0の信号を受
信した場合には、センサヘッド14が異常であると受信
機側で判定することができる。
【0034】図15は、可動電極23の先端部と固定電
極26の先端部のうち少なくとも一方に耐摩耗性の接点
33を設け、当該接点33と固定電極26、あるいは接
点33と可動電極23、あるいは接点33同志が接触し
た時に異常信号(周波数f0の信号)を出力するように
したものである。この実施例によれば、接点33の高さ
によって異常信号を出力する状態を調整することができ
る。
【0035】また、センサヘッド14の可動電極23と
固定電極26間のギャップ量を制限する構造とすること
が考えられる。電波法では、それぞれ電波の占有周波数
帯幅が規定されているので、可動電極23と固定電極2
6のギャップ量を制限する構造とすることにより、周波
数変調回路31の発振周波数偏移が、占有周波数帯域幅
を越えないようにすることができる。例えば、図16に
示すように可動電極23の先端を重り部22の先端より
も引っ込めて重り部22の先端をストッパ22aとし、
固定電極26の先端もガラス基板25の先端から引っ込
めてガラス基板25の先端をストッパ25aとし、重り
部22のストッパ22aとガラス基板25のストッパ2
5aが当接することにより、可動電極23と固定電極2
6のギャップ最小値が制限されるようにする。あるい
は、図17に示すように、可動電極23もしくは固定電
極26のいずれか一方を重り部22の先端もしくはガラ
ス基板25の先端から引っ込めてストッパ22aもしく
は25aを形成してもよい。あるいは、図18に示すよ
うに固定電極26の先端部下面(あるいは、可動電極2
3の先端部上面)にSiOや誘電体のような絶縁被膜2
5bを設け、可動電極23と固定電極26とが接触しな
いようにしてもよい。
【0036】図19は本発明のさらに別な実施例による
圧力センサ装置2Eを示す概略断面図である。この圧力
センサ装置2Eにあっては、電子部品16a,16b,
…と共に図20(a)に示すような構造の静電容量型の
圧力センサヘッド14Cが回路基板13上に実装されて
いる。この圧力センサヘッド14Cは、薄膜状のダイア
フラム36を有するシリコン基板35とガラス基板45
を絶縁層34を介して接合したものである。ダイアフラ
ム36は可動電極を兼ねており、ダイアフラム36と対
向させてガラス基板45の上面には固定電極46が設け
られ、ダイアフラム36(可動電極)と固定電極46に
よって圧力検出用のコンデンサが形成されている。すな
わち、ガラス基板45に設けられた流体導入路41と流
体導入路41に接続された流体導入管42を通じてダイ
アフラム36と固定電極46の間のギャップ40に圧力
が加わると、大気圧との差圧に応じて図20(b)に示
すようにダイアフラム36が撓み、ダイアフラム36と
固定電極46の間のギャップ量が変化し、ダイアフラム
36と固定電極46の間の静電容量が変化する。この圧
力センサヘッド14Cはケーシング43,44内に納め
られ、ダイアフラム36(可動電極)は電極パッド37
を通してリード39に接続され、固定電極46はリード
38に接続されている。
【0037】この圧力センサヘッド14Cの静電容量C
VもLC共振回路のC要素として回路基板13上に周波
数変調回路31が構成されている。また、回路基板13
上には高周波増幅回路32も構成されており、図8及び
図9と同様な回路構成となっている。よって、この圧力
センサヘッド14Cは図9のような周波数変調回路31
の一部として構成されているので、圧力変化によって発
振周波数fが変化し、周波数変化から圧力変動を知るこ
とができる。しかも、周波数変調回路31の前に増幅回
路等を必要としないので、回路構成を簡単にすることが
できる。なお、このような圧力センサヘッド14Cもマ
イクロマシニング技術を用いて超小型化することができ
る。
【0038】また、上記いずれの実施例でも、周波数変
調された信号を無線電波としてアンテナから送信した
が、図21に示すセンサ装置2Fのように周波数変調回
路31で周波数変調され、高周波増幅回路32で増幅さ
れた信号を通信用配線47を通じて受信機へ有線で送信
するようにしてもよい。有線の場合であっても、検出信
号を周波数変調信号として送信することにより、ノイズ
を低減することができる。
【0039】図22に示すものは本発明のさらに別な実
施例によるセンサ装置2Gを示すブロック図であって、
周波数変調信号により光変調した信号として送信するよ
うにしている。すなわち、51は上記振動センサヘッド
や加速度センサヘッド、圧力センサヘッド等の静電容量
型のセンサヘッドであって、センサヘッド51の静電容
量CVはC/F(容量/周波数)変換回路52によって
周波数信号に変換され、発光素子ドライバ回路53は周
波数信号に応じて発光ダイオード(LED)等の発光素
子54を発光させ、周波数変調された光信号を出力す
る。この光信号は受信機のフォトダイオードやフォトト
ランジスタ等の受光素子55で受光され、受光素子55
で発生した周波数信号(電気信号)はF/V(周波数/
電圧)変換回路56によって電圧信号に変換され、信号
処理回路57により所定の信号処理を施されて出力され
る。
【0040】図23はこの送信側のセンサ装置2Gの具
体回路を示す図であって、センサヘッド51の静電容量
Vと3つのインバータ58,59,60と2つの抵抗
31,R32からなる3インバータ形無安定マルチバイブ
レータとインバータ61とコンデンサ62によってC/
F変換回路52が構成されている。センサヘッド51の
静電容量CVが変化すると、C/F変換回路52の時定
数τ=R32Vが変化するので、発振周波数fが変化す
る。発光素子ドライバ回路53は、ダイオード63、抵
抗R33,R34,R35、インバータ64、トランジスタT
2、発光素子54から構成されており、C/F変換回
路52の出力によってトランジスタTr2がオンになる
と、発光素子54に電流が流れて発光素子54が発光す
るので、C/F変換回路52の出力が光信号に変換され
る。
【0041】このような実施例においても、センサヘッ
ド51はC/F変換回路52中の共振回路(無安定マル
チバイブレータ)のC要素として構成されているので、
センサ装置2Gの回路構成を簡単にすることができる。
【0042】図24(a)は本発明のさらに別な実施例
によるセンサ装置におけるセンサヘッド71の構造を示
す側面図、図24(b)はその周波数変調回路31を示
す回路図である。このセンサヘッド71はビーム73に
よって支持部72に支持された重り部74が振動又は加
速度によって変位したとき、重り部74の変位によって
撓まされたビーム73の歪をビーム73に設けた歪検出
素子(ピエゾ抵抗素子)75で検出するものであって、
振動又は加速度の変化に応じて歪検出素子75の抵抗値
Vが変化する。この歪検出素子75は、RC共振回路
のR(抵抗)要素として周波数変調回路31の一部を構
成しているので、その発振周波数fは f=1/〔2π(RV+R0)C1〕 となり、歪抵抗素子75の抵抗値RVによって変化す
る。すなわち、振動や加速度に応じた発振周波数fの信
号が出力され、高周波増幅回路32で増幅された後、例
えばアンテナ17から放射される。ここでは、振動セン
サや加速度センサの場合について述べたが、歪検出素子
を用いた圧力センサヘッドなどの場合にも同様に構成す
ることができる。
【0043】つぎに、上記のような各種センサ装置、特
に無線送信機能を備えたセンサ装置の応用例を説明す
る。まず、図25に示すものは、複数のファン81にそ
れぞれ振動センサ装置82を取り付けておき、複数の振
動センサ装置82からの無線電波を1台の受信機83に
よって受信できるようにした異常振動監視システムであ
る。このように無線送信機能を有する振動センサ装置8
2を用いれば、複数のファン81の異常振動を検知し、
遠隔の受信機83へ知らせることができ、配線の困難な
場所に適している。また、有線で振動センサ装置82と
受信機83をつないでもよいが、周波数変調信号として
伝送するので、工場内のようにノイズの多い環境でもS
/N比の高い信号を送信できる。
【0044】図26は工場内の無人搬送車84に振動セ
ンサ装置82を取り付けた異常振動監視システムであっ
て、無人搬送車84の脱線やレール85のつなぎ目の異
常等による振動を検知し、異常振動の発生を無線で受信
機83へ知らせることができる。
【0045】図27は工場内の無人搬送車84に加速度
センサ装置86を取り付けたものであって、無人搬送車
84の異常加速や衝突等を検知し、無線で受信機83へ
知らせることができる。
【0046】図28は工場内のクレーン87に加速度セ
ンサ装置86を取り付けたものであって、クレーン87
で荷物88を運ぶ時の荷物88の揺れを加速度センサ装
置86で検知し、加速度センサ装置86からクレーン8
7の制御部に設けられた受信機83へ信号を送り、荷物
88を落下させないようクレーン87の動きを制御す
る。この場合、加速度センサ装置86の信号は有線で送
信してもよく、有線が困難な場合には無線で行なっても
よい。
【0047】図29は家屋の窓89に振動センサ装置8
2を取り付けた防犯システムである。振動センサ装置8
2は複数の窓89にそれぞれ取り付けられており、窓8
9が壊されたりした時の異常振動を検出すると、振動セ
ンサ装置89から受信機(コントローラ)83へ信号が
送信される。
【0048】図30は自動販売機90に振動センサ装置
82を取り付けた防犯システムである。この場合も各自
動販売機90に取り付けられた振動センサ装置82の信
号を1台の受信機83で受信している。特に、無線方式
とすれば、複数台の自動販売機90からの信号を店内で
モニターすることができ、自動販売機90の損傷事故等
を検知することができる。
【0049】図31はポンプ91により配管92を通じ
てビル93の各階に給水する水道水汲み上げシステムで
あって、各階の配管92に圧力センサ装置94が取り付
けられている。しかして、各配管92内の水道水圧を各
圧力センサ装置94でモニターし、それに応じてポンプ
91の制御を行なうことができる。この場合、無線方式
とすれば、省配線とすることができる。また、有線方式
とすれば、ポンプモータ等のノイズにも強い伝送方式と
することができる。
【0050】図32は家屋天井95等に設けられたエア
ーコンディショニングシステムのエアー吹出し口96で
あって、フィルタ97を備えたエアー吹出し口96の内
部に圧力センサ装置94が取り付けられている。しかし
て、圧力センサ装置94によってエア吹出し口96内部
の圧力変動を検知することによってフィルタ97の目詰
りを検知している。この場合も、コントローラ(受信機
83)へは無線送信することができるが、有線送信すれ
ばノイズに強くなる。
【0051】
【発明の効果】本発明の物理量センサ装置にあっては、
センサヘッドと周波数変調回路とを一体にモジュール化
しているので、小型化することができる。しかも、セン
サ装置製造時にセンサヘッドと周波数変調回路とを一体
として設計することができるので、センサヘッドと汎用
の周波数変調回路を組み合わせる手間も不要となり、回
路構成の冗長度も大幅に低減することができる。従っ
て、コストを安価にすることができ、消費電力も小さく
なり、ノイズも少なくできる。
【0052】特に、センサヘッドを周波数変調回路中の
共振回路の一回路要素とすることにより回路構成を極め
て単純にすることができるので、従来例のように周波数
変調回路とセンサヘッドの間の増幅回路が不必要とな
り、また周波数変調回路でも可変容量ダイオード等が不
必要となり、全体の回路構成を極めて単純にすることが
できる。
【0053】よって、本発明の物理量センサ装置を用い
れば、周波数変調の機能を有する簡単な構成の物理量セ
ンサ装置を安価に製作することができ、通信用配線が邪
魔になるような環境では、周波数変調信号をアンテナか
ら無線送信することができる。また、出力信号は周波数
変調を掛けられているので、歪の少ない振動波形の変調
を行なえ、通信用配線を通して有線通信する場合でも、
S/N比が向上してノイズに強くなる。また、この出力
信号を光信号に変換し、光通信によって受信側へ送るよ
うにしても、邪魔な通信用配線をなくすことができる。
【0054】また、静電容量型のセンサヘッドを用いた
物理量センサ装置の場合には、可動電極と固定電極が接
触すると、周波数変調回路から一定周波数の信号が出力
されるようにでき、可動電極と固定電極が短絡した時の
異常信号として受信側へ送信させることができる。ま
た、可動電極と固定電極とのギャップ量を最小値以上に
制限する構造とすれば、周波数変調信号の出力周波数帯
域を制限することができ、可動電極と固定電極の短絡も
防止できる。
【0055】さらに、複数のセンサヘッドを直列または
並列に接続することにより、検出信号を強め合って感度
が高くなるようにしたり、もっとも大きな変動を検出で
きるようにしたりすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(物理量)センサ装置の概略図である。
【図2】従来のセンサ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】同上の周波数変調回路を示す具体回路図であ
る。
【図4】従来の別なセンサ装置の構成を示すブロック図
である。
【図5】本発明による加速度センサ装置を示す斜視図で
ある。
【図6】本発明による振動センサ装置を示す断面図であ
る。
【図7】同上のセンサヘッドを示す側面図である。
【図8】同上のセンサ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】同上の周波数変調回路を示す具体回路図であ
る。
【図10】別な周波数変調回路を示す具体回路図であ
る。
【図11】さらに別な周波数変調回路を示す具体回路図
である。
【図12】さらに別な周波数変調回路を示す具体回路図
である。
【図13】静電容量型のセンサヘッドが短絡した状態を
示す側面図である。
【図14】(a)は正常時の周波数変調回路を示す図、
(b)はセンサヘッド短絡時の周波数変調回路の等価回
路を示す図である。
【図15】別な構造のセンサヘッドを示す側面図であ
る。
【図16】さらに別な構造のセンサヘッドを示す側面図
である。
【図17】さらに別な構造のセンサヘッドを示す側面図
である。
【図18】さらに別な構造のセンサヘッドを示す側面図
である。
【図19】本発明による圧力センサ装置を示す断面図で
ある。
【図20】(a)は同上の圧力センサヘッドを示す断面
図、(b)はダイアフラムが変形した状態を示す断面図
である。
【図21】本発明による有線のセンサ装置を示す断面図
である。
【図22】本発明によるさらに別なセンサ装置を示すブ
ロック図である。
【図23】同上の周波数変調回路を示す具体回路図であ
る。
【図24】本発明のさらに別な実施例であって、(a)
はセンサヘッドを示す側面図、(b)は周波数変調回路
を示す具体回路図である。
【図25】本発明にかかるセンサ装置の応用例を示す概
略図である。
【図26】本発明にかかるセンサ装置の別な応用例を示
す概略図である。
【図27】本発明にかかるセンサ装置のさらに別な応用
例を示す概略図である。
【図28】本発明にかかるセンサ装置のさらに別な応用
例を示す概略図である。
【図29】本発明にかかるセンサ装置のさらに別な応用
例を示す概略図である。
【図30】本発明にかかるセンサ装置のさらに別な応用
例を示す概略図である。
【図31】本発明にかかるセンサ装置のさらに別な応用
例を示す概略図である。
【図32】本発明にかかるセンサ装置のさらに別な応用
例を示す概略図である。
【符号の説明】
2C 加速度センサ装置 2D 振動センサ装置 14 センサヘッド 17 アンテナ 31 周波数変調回路 32 高周波増幅回路 2F 有線型のセンサ装置 2G 光変調型のセンサ装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力、加速度、振動等の物理量を検出す
    るセンサヘッドと、当該センサヘッドの出力を周波数信
    号に変換して出力する周波数変調回路とを一体にモジュ
    ール化した物理量センサ装置。
  2. 【請求項2】 前記センサヘッドが前記周波数変調回路
    中の発振回路の一構成要素となっていることを特徴とす
    る請求項1に記載の物理量センサ装置。
  3. 【請求項3】 前記センサヘッドが可動電極と固定電極
    の間の静電容量の変化として物理量を検出する静電容量
    型センサであって、周波数変調回路中のLC発振回路、
    RC発振回路もしくは水晶発振回路のC要素として、当
    該静電容量型センサを用いていることを特徴とする請求
    項2に記載の物理量センサ装置。
  4. 【請求項4】 前記可動電極と固定電極とが接触した場
    合には、発振回路から一定周波数の信号が出力されるよ
    うにした請求項3に記載の物理量センサ装置。
  5. 【請求項5】 前記センサヘッドが可動電極と固定電極
    の間の静電容量の変化として物理量を検出する静電容量
    型センサであって、可動電極と固定電極とのギャップ量
    を最小値以上に制限する構造としたことを特徴とする請
    求項1,2又は3に記載の物理量センサ装置。
  6. 【請求項6】 前記センサヘッドが歪抵抗素子の抵抗値
    の変化として物理量を検出する歪抵抗型センサであっ
    て、周波数変調回路中のRC発振回路、RLC発振回路
    もしくは水晶発振回路のR要素として、当該歪抵抗型セ
    ンサを用いていることを特徴とする請求項2に記載の物
    理量センサ装置。
  7. 【請求項7】 前記センサヘッドを複数個備え、これら
    のセンサヘッドを直列または並列に接続したことを特徴
    とする請求項1,2,3,4,5又は6に記載の物理量
    センサ装置。
  8. 【請求項8】 前記周波数変調回路から出力される周波
    数変調信号を無線電波として送信する無線送信手段を備
    えた請求項1,2,3,4,5,6又は7に記載の物理
    量センサ装置。
  9. 【請求項9】 前記周波数変調回路から出力される周波
    数変調信号を信号線を通じて送信する有線送信手段を備
    えた請求項1,2,3,4,5,6又は7に記載の物理
    量センサ装置。
  10. 【請求項10】 前記周波数変調回路から出力される周
    波数変調信号を光信号に変換する手段を備えた請求項
    1,2,3,4,5,6又は7に記載の物理量センサ装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9又は10に記載の振動検出用の物理量センサ装置
    を備えた防犯システム。
  12. 【請求項12】 請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9又は10に記載の振動検出用の物理量センサ装置
    を備えた異常振動監視システム。
  13. 【請求項13】 ポンプにより建物の各階に水道水を汲
    み上げる水道水汲み上げシステムにおいて、請求項1,
    2,3,4,5,6,7,8,9又は10に記載の圧力
    検出用の物理量センサ装置を各階の水道配管に設け、物
    理量センサ装置の出力に応じて前記ポンプを運転させる
    ようにした水道水汲み上げシステム。
  14. 【請求項14】 空気吹出し口の近傍に、請求項1,
    2,3,4,5,6,7,8,9又は10に記載の圧力
    検出用の物理量センサ装置を設け、フィルタの目詰りを
    監視するようにしたエア吹出し装置。
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