JPH08337358A - 巻き線条材払い出し用トラバース装置の線条材位置制御方法並びにその装置 - Google Patents

巻き線条材払い出し用トラバース装置の線条材位置制御方法並びにその装置

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JPH08337358A
JPH08337358A JP14758995A JP14758995A JPH08337358A JP H08337358 A JPH08337358 A JP H08337358A JP 14758995 A JP14758995 A JP 14758995A JP 14758995 A JP14758995 A JP 14758995A JP H08337358 A JPH08337358 A JP H08337358A
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真一 朝霧
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徳雄 福原
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/32Optical fibres or optical cables

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 トラバース反転動作を減少して、払い出され
る線条材の損傷を防いで高品質を維持し、トラバース用
駆動源に対する負担を軽減する。 【構成】 払い出しボビン1から払い出された線条材2
の位置を三個の光電式検知器9,10,11からなる線
条材位置検知器7で検出し、トラバース速度が払い出し
位置移動速度に比して遅い状態と、速い状態と、ほぼ一
致する状態の検知に応じて、駆動機構5を速度制御する
ことにより線条材案内体3の位置を補正し、線条材の払
い出し角度を払い出しボビンの軸線方向に対して常に9
0°一定に保持する。この条材位置制御が払い出しボビ
ンの最初の1層又は最初の1層からの複数層について行
われる間に成されるトラバース速度補正結果に基づいて
払い出しボビンの巻きピッチに対応するトラバース速度
の補正値を求め、それ以降の各層についてはこの補正値
によってトラバースさせながら払い出させるように駆動
機構を速度制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボビンに巻かれている
光ファイバのような巻き線条材を払い出すためのトラバ
ース装置に係り、払い出される線条材に対するトラバー
ス動作の追随性を良くして90°一定の払出し角度を保
持することができる巻き線条材払い出し用トラバース装
置の線条材位置制御方法ならびに該方法の実施に好適な
線条材位置制御装置に関し、特に張力検査装置、カラー
リング装置、リボン装置に好適に実施される。
【0002】
【従来の技術】図6に、巻き線条材払い出し用トラバー
ス装置の線条材位置制御装置の従来例についての概要構
造が斜視図で示される。この従来例は、線条材2が巻か
れている払い出しボビン1と、線条材2の振れを抑える
ガイドローラ4A,4Bを備えて前記払い出しボビン1
から払い出される線条材2の走行経路の途中に設けられ
る線条材案内体3と、この線条材案内体3を払い出しボ
ビン1の軸線方向(矢示線イ方向)に平行にトラバース
させる駆動機構5とにより構成されていて、払い出しボ
ビン1から払い出される線条材2、例えば光ファイバの
巻ピッチから決まる前記軸線方向の変位量に応じた速度
で、駆動機構5により線条材案内体3をトラバースさせ
るようにしており、巻きピッチ(払い出しボビンにおけ
る線条材の1回巻当たりのボビン軸線方向変位量)が既
知であることを前提として、その値をセットして演算に
より得られたトラバース速度で線条材案内体3が移動す
るように制御している。
【0003】このような巻き線条材払い出し用トラバー
ス装置において、トラバース運転時に線条材の位置を制
御する場合、次のような問題がある。即ち、予め巻かれ
た払い出しボビンが必ずしも定ピッチで整列して巻かれ
ているとは限らなく、また、定ピッチで巻かれていたと
しても巻きピッチが判らない場合もあり、そのために、
設定値通りに巻き位置に沿ってトラバースするのが難し
いことである。その結果、払い出し角度(払い出しボビ
ンにおける軸線と線条材の払い出し方向との交差角度)
が90°を基準に大きくなったり小さくなったりして、
ガイドローラ12A,Bに接触することが屡々起こる。
その際、線条材である光ファイバがガイドローラ4A,
4Bから側圧を受けて損傷するおそれがあることであ
る。
【0004】ところで、線条材を整列状態で巻取る巻取
り装置についての先行技術が実開平2−108976号公報に
挙げられる。この先行技術の概要構成は次の通りであ
る。線条材を巻取る巻取りボビンと、この巻取りボビン
を回転・トラバースさせる駆動機構と、線条材の送り出
し経路途中に設けた線条材の振れ(トラバース方向)を
検出する振れ検出器と、この振れ検出器からの出力信号
に基づいて巻取りボビンをトラバース方向に移動させる
べく駆動機構に信号を出力する制御手段とを備え、振れ
検出器は、線条材を挟んだ両側に巻取りボビンの軸線方
向へ間隔をおいて設けられた2個以上複数個のレーザ光
電センサから形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この巻取り装置を、巻
取りとは目的が異なる払い出し用に使用することは一応
可能と考えられるが、この場合、振れ検出器としてのレ
ーザ光電センサが振れの限度位置を検出すると、その作
動によって回転・トラバース駆動機構に対して振れ方向
とは逆方向に移動させるようにしているため、トラバー
ス運動中に左右一対のレーザ光電センサによる検出領域
内での反転運動が頻繁に起こり易く、この反復動作の影
響で線条材である光ファイバがガイドローラから側圧を
受ける問題は依然として解消されない。なお、巻取りボ
ビンに対する振れ方向とは逆方向の移動量を、線条材が
一対のレーザ光電センサ間の中間位置となるように、回
転・トラバース駆動機構の作動時間を制御することが開
示されているが、これでも払い出し速度、トラバース速
度の変動に対して適切な作動時間を設定するのが容易で
ないことから、反転運動の発生回数をできるだけ少なく
するような制御は難しく、従って、払い出し時に側圧を
受けることによって生じる線条材の損傷を防止し得ない
問題がある。
【0006】本発明は、このような問題点の解消を図る
ために成されたものであり、本発明の目的は、払い出し
角度を常に90°一定に保持することによってトラバー
ス反転動作を減少し得て、払い出される線条材の損傷を
防いで高品質の維持を図るとともにトラバース用駆動源
に対する負担の軽減を果たすことができる巻き線条材払
い出し用トラバース装置の線条材位置制御方法ならびに
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため以下に述べる構成としたものである。即
ち、本発明は、線条材が巻かれている払い出しボビン
と、線条材を案内するガイドローラを備えて前記払い出
しボビンから払い出される線条材の走行経路の途中に設
けられる線条材案内体と、この線条材案内体と払い出し
ボビンのいずれか一方を払い出しボビンの軸線方向に平
行にトラバースさせる駆動機構とから成る巻き線条材払
い出し用トラバース装置において、払い出しボビンから
払い出されて走行する線条材の位置を、光電式検知器か
らなる線条材位置検知器によって検出し、その際、トラ
バース速度が払い出し位置移動速度に比して遅い状態
と、トラバース速度が払い出し位置移動速度に比して速
い状態と、トラバース速度と払い出し位置移動速度とが
ほぼ一致する状態とに区別してそれぞれ検知するのに応
じて、前記駆動機構を速度制御することにより前記線条
材案内体の位置を補正し、線条材の払い出し角度が払い
出しボビンの軸線方向に対して常に90°一定に保持さ
れるように線条材の位置を制御することを特徴とする巻
き線条材払い出し用トラバース装置の線条材位置制御方
法である。
【0008】本発明はまた、線条材が巻かれている払い
出しボビンと、線条材を案内するガイドローラを備えて
前記払い出しボビンから払い出される線条材の走行経路
の途中に設けられる線条材案内体と、この線条材案内体
と払い出しボビンのいずれか一方を払い出しボビンの軸
線方向に平行にトラバースさせる駆動機構とから成る巻
き線条材払い出し用トラバース装置において、払い出し
ボビンから払い出されて走行する線条材の位置を、光電
式検知器からなる線条材位置検知器によって検出し、そ
の際、トラバース速度が払い出し位置移動速度に比して
遅い状態と、トラバース速度が払い出し位置移動速度に
比して速い状態と、トラバース速度と払い出し位置移動
速度とがほぼ一致する状態とに区別してそれぞれ検知す
るのに応じて、前記駆動機構を速度制御することにより
前記線条材誘案内の位置を補正し、線条材の払い出し角
度が払い出しボビンの軸線方向に対して常に90°一定
に保持されるように線条材の位置を制御する一方、この
線条材位置制御が前記払い出しボビンの最初の1層又は
最初の1層からの複数層について行われる間に成される
トラバース速度補正結果に基づいて払い出しボビンの巻
きピッチに対応するトラバース速度の補正値を求めて、
それ以降の各層についてはこの補正値によってトラバー
スさせながら払い出させるように前記駆動機構を速度制
御することを特徴とする巻き線条材払い出し用トラバー
ス装置の線条材位置制御方法である。
【0009】本発明はまた、線条材が巻かれている払い
出しボビンと、線条材を案内するガイドローラを備えて
前記払い出しボビンから払い出される線条材の走行経路
の途中に設けられる線条材案内体と、この線条材案内体
と払い出しボビンのいずれか一方を払い出しボビンの軸
線方向に平行にトラバースさせる駆動機構とから成る巻
き線条材払い出し用トラバース装置において、前記線条
材案内体に関連して設けられ、払い出しボビンから払い
出されて走行する線条材の位置を光電変換的に検知可能
である線条材位置検知器と、この線条材位置検知器の検
知信号が導入されて作動し、前記駆動機構を速度制御す
る制御手段とを含み、線条材位置検知器は、前記線条材
案内体の中央部に設けられ、前記払い出しボビンから払
い出し角度90°で払い出されて走行する線条材の位置
を検知する第1光電式検知器、この第1光電式検知器を
挟み両側に払い出しボビンの軸線方向に間隔をあけて設
けられる第2光電式検知器及び第3光電式検知器の3個
の光電式検知器を備え、制御手段は、トラバース速度が
払い出し位置移動速度に比して遅い状態であることを、
第2光電式検知器がトラバース往動作時に、また、第3
光電式検知器がトラバース復動作時にそれぞれ検知する
ことによって前記駆動機構を加速させ、一方、トラバー
ス速度が払い出し位置移動速度に比して速い状態である
ことを、第3光電式検知器がトラバース往動作時に、ま
た、第2光電式検知器がトラバース復動作時にそれぞれ
検知することによって前記駆動機構を減速又は反転速さ
せ、第1光電式検知器がトラバース速度と払い出し位置
移動速度とがほぼ一致する状態であることをトラバース
往・復各動作時に検知することによって前記駆動機構の
加・減速又は反転速を止める速度制御をする速度制御回
路を備えることを特徴とする巻き線条材払い出し用トラ
バース装置の線条材位置制御装置である。
【0010】本発明はまた、駆動機構を速度制御する前
記制御手段が、前記払い出しボビンの最初の1層又は最
初の1層からの複数層について速度制御回路により速度
制御される間に成されるトラバース速度補正結果に基づ
いて払い出しボビンの巻きピッチに対応するトラバース
速度の補正値を演算する演算手段と、それ以降の各層に
ついては演算手段の前記補正値によってトラバースさせ
ながら払い出させるように前記駆動機構を速度制御する
速度補正回路とが付設されてなることを特徴とする巻き
線条材払い出し用トラバース装置の線条材位置制御装置
である。
【0011】本発明はまた、線条材位置検知器における
第2光電式検知器及び第3光電式検知器が、払い出しボ
ビンの軸線方向にあけた間隔を狭拡し得る位置調節可能
に配設されていることを特徴とする巻き線条材払い出し
用トラバース装置の線条材位置制御装置である。
【0012】
【作用】本発明に従えば、払い出しボビンから払い出さ
れてガイドローラを経て走行する線条材の位置を、光電
式検知器からなる線条材位置検知器により検知し、その
場合、トラバース速度が払い出し位置移動速度に比して
遅い状態と、トラバース速度が払い出し位置移動速度に
比して速い状態と、トラバース速度と払い出し位置移動
速度とがほぼ一致する状態との3種類に区別してそれぞ
れ検知することが可能であるとともに、これらの3種類
の状態に応じて前記駆動機構を速度制御することができ
る。このように制御することによって、巻きピッチによ
り決まる軸線方向の払い出し移動速度に比してトラバー
ス速度が速い場合は該速度を下げて両速度が略一致する
ようにし、逆に遅過ぎる場合は該速度を上げて両速度が
略一致するようにして、線条材案内体を速やかに払い出
し角度が90°となる中心位置に補正することができる
ために、ガイドローラから側圧を受ける状態を可及的に
回避することが可能となる。
【0013】更に本発明に従えば、3種類に区別して検
知を行わせる上記の線条材位置制御に加えて、この位置
制御が前記払い出しボビンの最初の1層又は最初の1層
からの複数層について行われる間に成されるトラバース
速度補正結果に基づいて払い出しボビンの巻きピッチに
対応するトラバース速度の補正値を求めて、それ以降の
各層についてはこの補正値によってトラバースさせなが
ら払い出させるようにトラバース速度を制御するように
しており、この制御が成されることによって、行き過ぎ
及び戻り過ぎを極力減少させて頻繁なトラバース反転を
解消でき、線条体を損傷させることがなく、かつ、トラ
バース駆動機構の駆動源に対する負担が軽減される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。図1は、本発明の一実施例に係る
巻き線条材払い出し用トラバース装置の要部構造を示す
平面図である。図1図示のトラバース装置は、線条材2
が巻かれている払い出しボビン1と、この払い出しボビ
ン1を払い出し方向に回転させる駆動機構6と、線条材
2の走行位置を規制するための一対の上手側ガイドロー
ラ4A,4B及び線条材2を所定の中央位置に案内する
ための一対の下手側ガイドローラ12A,12Bを備え
て、前記払い出しボビン1から払い出される線条材2の
走行経路の途中に設けられる線条材案内体3と、この線
条材案内体3を払い出しボビン1の軸線方向に平行にト
ラバースさせる駆動機構5と、払い出しボビン1からガ
イドローラ12A,12Bに至る間を走行する線条材2
の位置を検出するために前記線条材案内体3に設けられ
た光電式検知器からなる線条材位置検知器7とを含んで
構成される。
【0015】払い出しボビン1は、駆動機構6によって
回転駆動される中心軸が例えば水平に支持されていて、
巻かれている線条材2が、図1上において「P0 〜P2
」で示される払い出し位置から右方向に略水平に払い
出されるようになっており、このときの払い出し角度が
90°一定に保持されるように、線条材位置検知器7並
びに該検知器7に関連する制御手段の作動によって線条
材2の払い出し位置が制御される。
【0016】線条材案内体3は、例えば垂直及び水平方
向の両断面が方形状を成す直方体の枠体に形成されて、
上面部における払い出しボビン1に近い方の上手側の左
端両隅部には、上手側ガイドローラ4A,4Bが垂直軸
回りの回転自在に取り付けられており、また、上面部に
おける払い出しボビン1に遠い方の下手側の右端中央部
には、ガイドローラ12A,12Bが接近して取り付け
られている。一方、光電式検知器からなる線条材位置検
知器7は、前記上面部における上手側ガイドローラ4
A,4Bと下手側ガイドローラ12A,12Bとの間の
中央部に設けられている。
【0017】線条材位置検知器7は、払い出しボビン1
の払い出し位置P0 から払い出し角度90°で払い出さ
れて下手側ガイドローラ12A,12Bに至り走行する
線条材2の位置を光電変換的に検知するように設けられ
た第1光電式検知器9と、払い出しボビン1の払い出し
位置P0 から払い出し角度90°で払い出されて第1光
電式検知器9を経て下手側ガイドローラ12A,12B
に至る定常ラインL0に沿って走行する線条材2を挟ん
で両側に、払い出しボビン1の軸線方向に間隔をあけて
設けられる第2光電式検知器10及び第3光電式検知器
11の3個の光電式検知器を備えている。
【0018】図1を参照して、払い出し用トラバース装
置における線条材位置制御の態様を以下説明する。今、
線条材案内体3が白抜き上向き矢示線のように上方向に
トラバース移動しているとして、トラバース速度が、払
い出しボビン1の巻きピッチに応じた払い出し位置移動
速度より速い場合は、線条材2例えば光ファイバのパス
ラインが下方向に移動して、払い出し角度90°を超え
て次第に大きくなり、払い出し位置P2 から鈍角で払い
出されて下手側ガイドローラ12A,12Bに至る高速
側ラインL2 に沿うまで光ファイバ2が移動すると、第
3光電式検知器11がこの光ファイバ2を検知して電気
信号を発し制御手段に出力する。これによって、制御手
段が駆動機構5に対して速度制御指令を出力する結果、
例えば線条材案内体3を図1の下方向に高速で移動させ
ることによって、光ファイバ2の払い出し角度が払い出
しボビン1の軸線に対し90°に近付く。その後、光フ
ァイバ2が第1光電式検知器9によって位置検出される
と、制御手段によって下のトラバース速度に回復され
る。前記高速側ラインL2 は、上手側ガイドローラ12
Bに対して接しないように内方寄りに位置づけられてい
る。なお、この場合、制御手段によって駆動機構5を反
転速制御する他、減速または制動の制御を行わせるよう
にしても良い。
【0019】同様に、トラバース速度が、払い出しボビ
ン1の巻きピッチに応じた払い出し位置移動速度より遅
い場合は、光ファイバ2のパスラインが上方向に移動し
て、払い出し角度90°よりも次第に小さくなり、払い
出し位置P1 から鋭角で払い出されて下手側ガイドロー
ラ12A,12Bに至る低速側ラインL1 に沿うまで光
ファイバ2が移動すると、第2光電式検知器10がこの
光ファイバ2を検知して電気信号を発し制御手段に出力
する。これによって、制御手段が駆動機構5に対して速
度制御指令を出力する結果、例えば線条材案内体3を図
1の上方向に高速で移動させることによって、光ファイ
バ2の払い出し角度が払い出しボビン1の軸線に対し9
0°に近付く。その後、光ファイバ2が第1光電式検知
器9によって位置検出されると、制御手段によって下の
トラバース速度に回復される。前記低速側ラインL1
は、上手側ガイドローラ12Aに対して接しないように
内方寄りに位置づけられている。以上のように制御する
ことによって、上手側ガイドローラ4A,4Bに当接す
る前に光ファイバ2の位置を補正することができる。
【0020】以上説明してなる線条材位置制御は、払い
出しボビン1の各巻き層全部について同様に行うことが
できるが、本発明は、上述の線条材位置制御を最初の1
層目で行って、2層目以降では、トラバースピッチを推
定して補正し、更に、同様の制御により実際の巻きピッ
チに近い状態でトラバースさせながら位置制御を行うよ
うにすることもまた特徴とするところである。このよう
な制御の態様について図2及び図3に基づいて以下説明
する。
【0021】図2は、本発明の他実施例に係る制御手段
の作動手順を説明するフローチャートであり、図3は、
この制御手段の作動に関連する位置、速度、時間及び時
間差の諸元についての説明図である。両図面において、
v1 は光ファイバ2の払い出し位置変化速度(変動
値)、v2 は線条材案内体3の移動速度(トラバース方
向、既知値)、t1 は線条材案内体3の補正完了時点
(第1光電式検知器9が検知作動した時点)の時間、t
2 は線条材案内体3の補正開始時点(第2,第3光電式
検知器10,11が検知作動した時点)の時間、x1 は
第2,第3光電式検知器10,11が検知作動した時点
における光ファイバ2の払い出し位置、x2 は第2,第
3光電式検知器10,11が検知作動した時点における
線条材案内体3の位置をそれぞれ示すものであり、Δx
=x1 −x2 (既知値)、Δt=t2 −t1 (変動値)
で表されるものとする。
【0022】前述する線条材位置制御が払い出しボビン
1の最初の1層について行われる間に成されるトラバー
ス速度補正結果に基づいて払い出しボビンの巻きピッチ
に対応するトラバース速度の補正値を求める演算を次の
ようにして行う。先ず、Δx=x1 −x2 (既知値)の
設定を、stepS1 において各光電式検知器9,10,1
1の配置により決まる値から算出しておく。次いで、第
1層目において線条材案内体3が補正動作を行うのに応
じて、stepS2 においてΔt=t2 −t1 (変動値)を
演算した後、stepS3 に移行してΔv =Δx/Δtを演
算する。このΔv は、光ファイバ2の払い出し位置変化
速度v1 と線条材案内体3の移動速度v2 との差を表し
ていることから、stepS4 に移行して光ファイバ2の払
い出し位置変化速度v1 を求める。この演算は、v1 =
v2 +Δv の式に基づいて行われる。このようにするこ
とによって、線条材案内体3のトラバース速度補正値が
求められると、次いで、stepS5 に移行して2層目以降
では、線条材案内体3の移動速度をv2 からv1 に変更
するように、駆動機構5に対して変速指令が発せられ
る。
【0023】以上述べるような制御を行うと、この場
合、動作初期のみにおいて、駆動機構5のモータに反転
が起こるが、それから後は光ファイバ2が払い出しボビ
ン1のドラム全幅に対して同一ピッチで巻かれていると
すると、ドラム両端のフランジ位置以外の個所でのモー
タ反転が生じることが殆どなく、従って、モータへの負
担を大幅に軽減し得る線条材位置制御を行わせることが
可能となる。
【0024】図4は、本発明の今一つの実施例に係る線
条材位置検知器7の概要示構造図である。前記実施例に
おける線条材位置検知器が3個の光電式検知器によって
形成されているのに対して、図4に示される実施例は、
線条材位置検知器7としてイメージセンサを用いた構成
であって、このイメージセンサは、複数の発光素子を二
次元的に配列して形成される発光器13Aと、複数の受
光素子を前記発光素子に対応させ二次元的に配列して形
成される受光器13Bとから成り、これらの発光器13
Aと受光器13Bとを光ファイバ2のパスラインに対し
て上下から挟むように対向させて配設している。このよ
うな線条材位置検知器7を用いて、払い出されることに
より変位しつつ走行する光ファイバ2を二次元的に撮像
し、下手側ガイドローラ12A,12Bの案内位置を基
準にある頂角を持つ三角形面状の所定可動範囲から光フ
ァイバ2が外れるのを検出すると、駆動機構5に補正の
ための駆動指令を発生する一方、前記所定可動範囲の中
心線部に光ファイバ2が一致するのを検出すると、前記
補正駆動指令を解除させるように、制御手段によって制
御を行わせる。このようにすることによって、前記実施
例と同様に、払い出し運転中を通じて払い出し角度が9
0°一定に保持される線条材位置制御が可能となる。
【0025】図5には、本発明の他の実施例に係る巻き
線条材払い出し用トラバース装置の線条材案内体3が平
面図で示される。この図5に示される例の線条材案内体
3には、第1光電式検知器9、第2光電式検知器10及
び第3光電式検知器11から成る線条材位置検知器7が
配設されており、中央部の第1光電式検知器9はガイド
ローラ12A,12Bとの位置関係を不変状態とするた
めに所定位置に固定し、一方、第2光電式検知器10及
び第3光電式検知器11は、例えば定常ラインL0 に対
し直交差する同一ライン上で相互間の距離をある範囲内
で長短調節し得る如く、可動的に取り付けるようにして
いる。このようにすることによって、線条材位置検知器
7の検出機能を払い出しボビン1における巻き幅の状態
に応じて適切に発揮させるようにすることが可能であ
る。なお、この場合に第2光電式検知器10及び第3光
電式検知器11を同一ライン上に設けずに、払い出しボ
ビン1の軸に対して距離が異なるようにそれぞれ独立し
たライン上で可動的に取り付けるようにしてもよい。
【0026】以上に挙示した各実施例のうち、図2及び
図3に基づいて説明した実施例においては、トラバース
ピッチの推定、補正を行わせる制御に関して、サンプリ
ング期間を、払い出しボビン1の1層目だけとしている
が、本発明はこの1層目だけでなく必要に応じて2層目
又は2層目以降数層目をサンプリング期間として加える
とともに、サンプリングデータの平均処理を行うように
する制御手段を採用することも勿論可能であり、このよ
うにフィルタリング機能を追加することによって補正精
度が向上する利点があり、従って、これらの変形は好ま
しい態様であって、当然本発明の範囲に包含されるもの
である。
【0027】以上説明した各実施例は、線条材案内体3
をトラバース運転する構成についてのものであるが、本
発明は、線条材案内体3はトラバースさせずに固定し、
一方、払い出しボビン1を払い出し回転及びトラバース
運転させるようにした装置にも適用して同等の効果が奏
されることは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上述べた構成を備え、かつ作
用を有するものであって、巻き線条材払い出し用トラバ
ース装置において、払い出しボビンから前記ガイドロー
ラに至る間を走行する線条材の位置を、光電式検知器か
らなる線条材位置検知器によって検出し、その際、トラ
バース速度が払い出し位置移動速度に比して遅い状態
と、トラバース速度が払い出し位置移動速度に比して速
い状態と、トラバース速度と払い出し位置移動速度とが
ほぼ一致する状態とに区別してそれぞれ検知するのに応
じて、前記駆動機構を速度制御することにより前記線条
材案内体の位置を補正し、線条材の払い出し角度が払い
出しボビンの軸線方向に対して常に90°一定に保持さ
れるように線条材の位置を制御するようにしたから、巻
きピッチよりもトラバース速度が速過ぎる場合も遅過ぎ
る場合も線条材位置検知器が動作して速やかにトラバー
ス速度と払い出し位置移動速度とがほぼ一致する状態に
補正するため、反転現象が防止されて線条材がガイドロ
ーラに接触しないように払い出し位置制御を行うことが
できる。その結果、ガイドローラからの大きな側圧によ
って光ファイバ等の線条材を損傷することがなくなる。
【0029】さらに本発明は、前記払い出しボビンの最
初の1層又は最初の1層からの複数層について線条材位
置制御が行われる間に成されるトラバース速度補正結果
に基づいて払い出しボビンの巻きピッチに対応するトラ
バース速度の補正値を求めて、それ以降の各層について
はこの補正値によってトラバースさせながら払い出させ
るように前記駆動機構を速度制御することによって、払
い出しボビンの両端部での反転時を除きトラバース反転
が殆ど生じないため、駆動機構のモータに対する負担を
大幅に軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る巻き線条材払い出し用
トラバース装置の要部構造を示す平面図である。
【図2】本発明の他実施例に係る巻き線条材払い出し用
トラバース装置の制御手段の作動手順を説明するフロー
チャートである。
【図3】図2に示す制御手段の作動に関連する位置、速
度、時間及び時間差の諸元についての説明図である。
【図4】本発明の今一つの実施例に係る巻き線条材払い
出し用トラバース装置の線条材位置検知器7の概要示構
造図である。
【図5】本発明の他の実施例に係る巻き線条材払い出し
用トラバース装置の線条材案内体3の概要示平面図であ
る。
【図6】従来の巻き線条材払い出し用トラバース装置に
おける線条材位置制御装置の概要構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…払い出しボビン、 2…線条
材、3…線条材案内体、 4A,4B…上
手側ガイドローラ、5…駆動機構、
6…駆動機構、7…線条材位置検知器、
8…制御手段、9…第1光電式検知器、
10…第2光電式検知器、11…第3光
電式検知器、 12A,12B…下手側ガイドロー
ラ、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線条材が巻かれている払い出しボビン
    と、線条材を案内するガイドローラを備えて前記払い出
    しボビンから払い出される線条材の走行経路の途中に設
    けられる線条材案内体と、この線条材案内体と払い出し
    ボビンのいずれか一方を払い出しボビンの軸線方向に平
    行にトラバースさせる駆動機構とから成る巻き線条材払
    い出し用トラバース装置において、 払い出しボビンから払い出されて走行する線条材の位置
    を、光電式検知器からなる線条材位置検知器によって検
    出し、その際、トラバース速度が払い出し位置移動速度
    に比して遅い状態と、トラバース速度が払い出し位置移
    動速度に比して速い状態と、トラバース速度と払い出し
    位置移動速度とがほぼ一致する状態とに区別してそれぞ
    れ検知するのに応じて、前記駆動機構を速度制御するこ
    とにより前記線条材案内体の位置を補正し、線条材の払
    い出し角度が払い出しボビンの軸線方向に対して常に9
    0°一定に保持されるように線条材の位置を制御するこ
    とを特徴とする巻き線条材払い出し用トラバース装置の
    線条材位置制御方法。
  2. 【請求項2】 線条材が巻かれている払い出しボビン
    と、線条材を案内するガイドローラを備えて前記払い出
    しボビンから払い出される線条材の走行経路の途中に設
    けられる線条材案内体と、この線条材案内体と払い出し
    ボビンのいずれか一方を払い出しボビンの軸線方向に平
    行にトラバースさせる駆動機構とから成る巻き線条材払
    い出し用トラバース装置において、 払い出しボビンから払い出されて走行する線条材の位置
    を、光電式検知器からなる線条材位置検知器によって検
    出し、その際、トラバース速度が払い出し位置移動速度
    に比して遅い状態と、トラバース速度が払い出し位置移
    動速度に比して速い状態と、トラバース速度と払い出し
    位置移動速度とがほぼ一致する状態とに区別してそれぞ
    れ検知するのに応じて、前記駆動機構を速度制御するこ
    とにより前記線条材誘案内の位置を補正し、線条材の払
    い出し角度が払い出しボビンの軸線方向に対して常に9
    0°一定に保持されるように線条材の位置を制御する一
    方、この線条材位置制御が前記払い出しボビンの最初の
    1層又は最初の1層からの複数層について行われる間に
    成されるトラバース速度補正結果に基づいて払い出しボ
    ビンの巻きピッチに対応するトラバース速度の補正値を
    求めて、それ以降の各層についてはこの補正値によって
    トラバースさせながら払い出させるように前記駆動機構
    を速度制御することを特徴とする巻き線条材払い出し用
    トラバース装置の線条材位置制御方法。
  3. 【請求項3】 線条材が巻かれている払い出しボビン
    と、線条材を案内するガイドローラを備えて前記払い出
    しボビンから払い出される線条材の走行経路の途中に設
    けられる線条材案内体と、この線条材案内体と払い出し
    ボビンのいずれか一方を払い出しボビンの軸線方向に平
    行にトラバースさせる駆動機構とから成る巻き線条材払
    い出し用トラバース装置において、 前記線条材案内体に関連して設けられ、払い出しボビン
    から払い出されて走行する線条材の位置を光電変換的に
    検知可能である線条材位置検知器と、この線条材位置検
    知器の検知信号が導入されて作動し、前記駆動機構を速
    度制御する制御手段とを含み、線条材位置検知器は、前
    記線条材案内体の中央部に設けられ、前記払い出しボビ
    ンから払い出し角度90°で払い出されて走行する線条
    材の位置を検知する第1光電式検知器、この第1光電式
    検知器を挟み両側に払い出しボビンの軸線方向に間隔を
    あけて設けられる第2光電式検知器及び第3光電式検知
    器の3個の光電式検知器を備え、制御手段は、トラバー
    ス速度が払い出し位置移動速度に比して遅い状態である
    ことを、第2光電式検知器がトラバース往動作時に、ま
    た、第3光電式検知器がトラバース復動作時にそれぞれ
    検知することによって前記駆動機構を加速させ、一方、
    トラバース速度が払い出し位置移動速度に比して速い状
    態であることを、第3光電式検知器がトラバース往動作
    時に、また、第2光電式検知器がトラバース復動作時に
    それぞれ検知することによって前記駆動機構を減速又は
    反転速させ、第1光電式検知器がトラバース速度と払い
    出し位置移動速度とがほぼ一致する状態であることをト
    ラバース往・復各動作時に検知することによって前記駆
    動機構の加・減速又は反転速を止める速度制御をする速
    度制御回路を備えることを特徴とする巻き線条材払い出
    し用トラバース装置の線条材位置制御装置。
  4. 【請求項4】 駆動機構を速度制御する前記制御手段
    が、前記払い出しボビンの最初の1層又は最初の1層か
    らの複数層について速度制御回路により速度制御される
    間に成されるトラバース速度補正結果に基づいて払い出
    しボビンの巻きピッチに対応するトラバース速度の補正
    値を演算する演算手段と、それ以降の各層については演
    算手段の前記補正値によってトラバースさせながら払い
    出させるように前記駆動機構を速度制御する速度補正回
    路とが付設されてなることを特徴とする請求項3記載の
    巻き線条材払い出し用トラバース装置の線条材位置制御
    装置。
  5. 【請求項5】 線条材位置検知器における第2光電式検
    知器及び第3光電式検知器が、払い出しボビンの軸線方
    向にあけた間隔を狭拡し得る位置調節可能に配設されて
    いることを特徴とする請求項3又は4に記載の巻き線条
    材払い出し用トラバース装置の線条材位置制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100505477B1 (ko) * 2003-03-25 2005-08-05 엘에스전선 주식회사 영상정보를 이용한 선재 자동정렬 권취방법 및 이를이용한 권취장치
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