JPH08337316A - 仕分設備 - Google Patents

仕分設備

Info

Publication number
JPH08337316A
JPH08337316A JP14629095A JP14629095A JPH08337316A JP H08337316 A JPH08337316 A JP H08337316A JP 14629095 A JP14629095 A JP 14629095A JP 14629095 A JP14629095 A JP 14629095A JP H08337316 A JPH08337316 A JP H08337316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
transport
article
work area
articles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14629095A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Yoshizawa
政史 吉澤
Hideya Doi
英哉 土肥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kanetsu KK
Original Assignee
Toyo Kanetsu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Kanetsu KK filed Critical Toyo Kanetsu KK
Priority to JP14629095A priority Critical patent/JPH08337316A/ja
Publication of JPH08337316A publication Critical patent/JPH08337316A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡易な構成でコスト低減を図りなが
ら、物品のアキュムレーションを正確かつ確実に行う仕
分設備を提供。 【構成】 搬送区間Bの制御ユニット51は、作業用エ
リア6における物品10の滞留をセンサ8が検知した
際、搬送区間Bのセンサ40が物品10を所定時間検知
し続けた場合、電磁切換弁SV1,SV2をオン状態と
する。これにより搬送区間Bの制御ユニット51は、対
応するアクチュエータ30をそれぞれ作動させてブレー
キ部材31を係合位置Hに変位させ、搬送区間A,Bに
おいて、搬送ローラ20をロック状態として物品10の
搬送を停止させる。搬送区間C,Dの制御ユニット5
2,53についても同様である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アキュムレート機能を
備えた仕分設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メインコンベヤにより搬送してい
る多数の物品を所定位置で仕分けた場合、仕分け後の物
品は例えば仕分シュートにより仕分先に送られる。仕分
シュートとしては、動力を必要とせずに物品を搬送でき
る傾斜板やグラビティローラコンベヤが多用されてい
る。仕分シュートにより搬送される物品は、最終的に
は、人手によりかご車等に積み込まれることがあり、そ
の場合、仕分シュートの下流側に、物品積み込み作業用
エリアを構成するローラコンベヤ等が連設される。仕分
けられた物品は、仕分シュートを経て作業用エリアまで
移動され、作業者は作業用エリアにある物品を取り上げ
てかご車等に積み込むようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、メインコン
ベヤ上の物品は、作業者による積み込み作業の状況にか
かわらず、仕分情報に基づいて仕分けられる。そして、
メインコンベヤから仕分シュートに仕分けられた物品
は、滑落してそのまま作業用エリアまで達する。ここ
で、作業用エリアに到達する物品の数量が、そこで作業
している作業者の人数に見合った適当量であれば、物品
は作業用エリアで滞ることなく、積み込まれて行く。し
かし、作業者の人数に比べて、仕分けられて来る物品の
数量が多いと、作業用エリアに物品が溜まり続けて作業
用エリアで物品がオーバーフローしてしまう。そこで本
発明の目的は、物品積み込み作業を行う作業者が過負荷
にならないように、物品積み込み作業用エリアに適当数
の物品を仕分けられ、比較的簡易な構成であってコスト
低減を図ることができるものでありながら、物品のアキ
ュムレーションを正確かつ確実に行うことができる仕分
設備を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記構成により達成される。 物品(10)の搬送方向(Z)に沿って斜め下方に
傾斜して設けられたコンベヤフレーム(21)と、物品
(10)の搬送方向(Z)に沿って、コンベヤフレーム
(21)にそれぞれ回転自在に支持された多数の搬送ロ
ーラ(20)と、所定数の搬送ローラ(20)を一区間
とした各区間(A〜D)毎にそれぞれ設けられ、搬送ロ
ーラ(20)を制動可能なブレーキ手段(30,31,
SV1〜SV4)と、搬送ローラ(20)の各区間(A
〜D)毎にそれぞれ設けられ、搬送ローラ(20)上の
物品(10)を検知可能な検知手段(40)とを備えた
グラビティローラコンベヤ(2)と、前記グラビティロ
ーラコンベヤ(2)の上流側に配設された仕分装置
(4)と、前記グラビティローラコンベヤ(2)の下流
側に配設され、取り扱われる物品(10)を検知可能な
検知手段(8)を備えた作業用エリア(6)と、前記作
業用エリアの検知手段(8)が物品の滞留を検出した
際、最も下流側の区間(A)以外の各区間(B〜D)の
検知手段(40)からの信号に基づいて、当該区間(B
〜D)及び当該区間(B〜D)と下流側に隣合う区間
(A〜C)の搬送ローラ(20)を、それぞれブレーキ
手段(30,31,SV1〜SV4)によって制動させ
る制御手段(50,51,52,53)とを備えたこと
を特徴とする仕分設備。
【0005】 物品(10)の搬送方向(Z)に沿っ
て斜め下方に傾斜して設けられたコンベヤフレーム(7
1)と、物品(10)の搬送方向(Z)に沿って、コン
ベヤフレーム(71)にそれぞれ回転自在に支持された
多数の搬送ローラ(70)と、所定数の搬送ローラ(7
0)を一区間とした各区間(A〜H)毎にそれぞれ設け
られ、搬送ローラ(70)を制動可能なブレーキ手段
(80,81,SV1〜SV3)と、前記グラビティロ
ーラコンベヤ(92)の上流側に配設された仕分装置
(94)と、前記グラビティローラコンベヤ(92)の
下流側に配設され、取り扱われる物品(10)を検知可
能な検知手段(90)を備えた作業用エリア(96)
と、最も下流側の区間(A)以外の区間(B〜H)で、
一区間おきのブレーキ手段(80,81,SV1〜SV
3)を一動作単位として、各ブレーキ手段(80,8
1,SV1〜SV3)を動作単位毎に所定の順序に従っ
て交互に作動又は非作動状態とし、かつ、作業用エリア
(96)の検知手段(90)が物品(10)の滞留を検
知した際には、検知手段(90)からの信号に基づい
て、最も下流側の区間(A)のブレーキ手段(80,8
1,SV1〜SV3)を作動状態に保持する制御手段
(100)とを備えたことを特徴とする仕分設備。
【0006】
【作用】上記の仕分設備において、物品はそれぞれ、
グラビティローラコンベヤ上を自重で搬送方向に沿って
滑落する。制御手段は、グラビティローラコンベヤの下
流にある作業用エリアで物品が滞留した際、最も下流側
の区間以外の区間の検知手段からの信号に基づいて、当
該区間及び当該区間と下流側に隣合う区間の搬送ローラ
を、それぞれブレーキ手段によって制動させる。これに
より、主として当該区間と下流側に隣合う区間における
物品の搬送が停止される。このように、グラビティロー
ラコンベヤにアキュムレーション機能を持たせたことか
ら、作業用エリアで物品が滞留した際に、グラビティロ
ーラコンベヤで物品のアキュムレーションを行うことに
より、作業用エリアでの物品数量を適当量に調整するこ
とができる。しかも、グラビティローラコンベヤでは物
品が確実に停止されるので、正確なアキュムレーション
が保証される。
【0007】上記の仕分設備において、物品はそれぞ
れ、グラビティローラコンベヤ上を自重で搬送方向に沿
って滑落する。制御手段は、最も下流側の区間以外の区
間で一区間おきのブレーキ手段を一動作単位として、各
ブレーキ手段を動作単位毎に所定の順序に従って交互に
作動又は非作動状態として、物品の滑落速度が増大しな
いようにしている。そして制御手段は、グラビティロー
ラコンベヤの下流側にある作業用エリアで物品が滞留し
た際、最も下流側の区間のブレーキ手段を作動状態に保
持する。このように、グラビティローラコンベヤにアキ
ュムレーション機能を持たせたことから、作業用エリア
で物品が滞留した際に、グラビティローラコンベヤで物
品のアキュムレーションを行うことにより、作業用エリ
アでの物品数量を適当量に調整することができる。しか
も、グラビティローラコンベヤでは物品の滑落速度が速
くないので、物品が確実に停止され、正確なアキュムレ
ーションが保証される。
【0008】なお従来、グラビティローラコンベヤとし
て、物品を遊転ローラ上で滑落させて搬送するととも
に、6個に1個の遊転ローラを、制動装置によって適宜
制動することにより、物品の搬送速度を調整するものが
ある(特開平5−193719号公報参照)。しかし、
このコンベヤは物品の滑落速度を適度に低下させること
を目的としており、物品を停止させることは考慮されて
いないため、アキュムレーションを行うことはできな
い。
【0009】また、搬送ローラの所定数を一区間とした
各区間毎に、制動コロによる搬送ローラの制動又は解除
を行い、各区間において、物品を一時的に減速又は停止
させるコンベヤもある(特開平3−95008号公報参
照)。
【0010】しかし、このコンベヤは、物品を検知する
センシングローラと、センシングローラに機械的に連動
するセンシングバルブと、センシングバルブによって所
要の状態に切り換えられるエア切換バルブが必要である
上、各バルブ及びダイヤフラム間に所要のレイアウトで
圧縮エアの配管を設けなければならず、構造が複雑化す
るとともに、装置の大型化及びコスト高を招くという問
題がある。更に、コンベヤの傾斜角度が急角度である場
合には、物品を該当する搬送区間において停止させるこ
とができないおそれがあり、正確なアキュムレーション
を行うことができないという問題がある。したがって、
これらのコンベヤを用いても本発明の目的を達成するこ
とはできず、これらのコンベヤは本発明の目的に対して
不適である。
【0011】
【実施例】以下図示実施例により、本発明を説明する。
図1〜図3は、本発明の第1実施例である仕分設備を示
す図であり、図1は仕分設備を示す概略側面図、図2は
アクチュエータ及びブレーキ部材を示す図、図3は制御
ユニットの構成を示すブロック図である。図1におい
て、仕分設備は、物品搬送方向上流側から順に設けられ
た仕分装置4と、グラビティローラコンベヤ2と、作業
用エリア6とからなる。仕分装置4から仕分けられた物
品10は、グラビティローラコンベヤ2の搬送ローラ2
0上を自重で滑落し、所定の搬送方向(矢印Z方向)に
沿って搬送される。作業者は、作業用エリア6上に載置
された物品10を取り上げてかご車等に積み込む。
【0012】制御ユニット50,51,52,53はそ
れぞれ、対応するセンサ40及び作業用エリア6に設け
られたセンサ8による物品10の検知に基づいて、電磁
切換弁SV1〜SV4をオン又はオフ状態に制御し、各
アクチュエータ30を作動又は非作動状態として、ブレ
ーキ部材31を搬送ローラ20に係合又は離間させる。
これにより各搬送区間において、搬送ローラ20が適宜
ロック又はフリー状態となり、物品10の搬送及び搬送
停止が行われる。
【0013】搬送ローラ20は、搬送方向Zに沿って多
数、コンベヤフレーム21に回転自在に支持される。コ
ンベヤフレーム21は、搬送方向Zに沿って斜め下方
に、所定の角度で傾斜して設けられる。
【0014】アクチュエータ30は、所定数(本実施例
では5個)の搬送ローラ20を一区間とした各搬送区間
A〜D毎に、それぞれ一対ずつ(本実施例では計8個)
設けられている。各対のアクチュエータ30はそれぞ
れ、各搬送区間A〜Dに対応する電磁切換弁SV1〜S
V4を介して、図示しないエア供給源からエア管路32
を介して供給される圧縮エアによって作動される。図1
及び図2を参照すると、アクチュエータ30はそれぞ
れ、圧縮エアの作用によって膨張又は収縮されることに
より、ブレーキ部材31を、搬送ローラ20の下面に係
合する位置(以下、係合位置Hという)又は搬送ローラ
20から離間する位置(以下、離間位置Lという)に変
位させる。
【0015】ブレーキ部材31は、一対のアクチュエー
タ30間に渡ってそれぞれ1個ずつ、すなわち各搬送区
間A〜D毎にそれぞれ1個ずつ設けられており、係合位
置Hにおいて、各搬送区間A〜Dのそれぞれ5個の搬送
ローラ20を同期して制動する。
【0016】再び図1を参照すると、電磁切換弁SV1
〜SV4はそれぞれ、制御ユニット50,51,52,
53によってオン又はオフ状態に切り換えられ、エア供
給源から各アクチュエータ30に供給される圧縮エアの
調整を行う。
【0017】センサ40は、各搬送区間A〜D毎にそれ
ぞれ1個ずつ(本実施例では計4個)設けられ、また作
業用エリア6にもセンサ8が設けられ、更に搬送区間D
の上流側にも1個のセンサ40が設けられる。センサ4
0,8はそれぞれ、投光器41及び受光器42を備えた
光電管43と、搬送ローラ20を挟んで光電管43と対
向する反射ミラー44から構成されている。センサ4
0,8はそれぞれ、光電管43と反射ミラー44との間
の光路45、すなわち投光器41から発せられた後、反
射ミラー44に反射されて受光器42に入る光が、物品
10に遮られることによって、物品10を検知可能であ
る。
【0018】制御ユニット50,51,52,53は、
電気配線設備の簡略化及び制御システムの単純化を図る
ため、各搬送区間A〜D毎にそれぞれ設けられており、
隣合う搬送区間の制御ユニット50,51,52,53
どうしが直列に接続されている。各制御ユニット50,
51,52,53はそれぞれ、各搬送区間A〜Dにおい
て、対応するセンサ40からの信号及び外部入力端子5
5に入力される外部信号に基づいて、対応する電磁切換
弁SV1〜SV4を制御する。すなわち制御ユニット5
0,51,52,53はそれぞれ、図3に示すように、
センサ40の受光器42が接続された遮光検出回路5
4、遮光検出回路54と外部入力端子55が接続された
アンド回路56、遅延回路57、対応する電磁切換弁S
V1〜SV4のソレノイドに接続されるソレノイド通電
制御回路58及び外部出力端子59を備える。
【0019】アンド回路56は、遮光検出回路54から
の信号が物品10の検出信号であり、外部入力端子55
からの信号が停止命令に相当する外部信号である場合
に、停止信号を出力する。またアンド回路56は、遮光
検出回路54から物品10の検出信号が入力せず、外部
入力端子55からの信号が搬送命令に相当する外部信号
である場合には、搬送信号を出力する。
【0020】遅延回路57は、アンド回路56から入力
された停止信号又は搬送信号を、所定の待ち時間経過後
にソレノイド通電制御回路58及び外部出力端子59に
出力する。
【0021】ソレノイド通電制御回路58は、遅延回路
57を介してアンド回路56からの停止信号が入力する
と、対応する搬送区間A〜Dの電磁切換弁SV1〜SV
4のソレノイドと、対応する搬送区間と下流側に隣合う
区間の電磁切換弁SV1〜SV4のソレノイドに通電し
て、各電磁切換弁SV1〜SV4をそれぞれオン状態に
切り換える。またソレノイド通電制御回路58は、遅延
回路57を介してアンド回路56からの搬送信号が入力
すると、各電磁切換弁SV1〜SV4のソレノイドへの
通電を停止して、各電磁切換弁SV1〜SV4をそれぞ
れオフ状態に切り換える。
【0022】外部出力端子59は、上流側に隣合う搬送
区間A〜Dの制御ユニット50,51,52,53の外
部入力端子55にそれぞれ接続される。なお、最も下流
側の搬送区間Aの制御ユニット50の外部入力端子55
には、搬送システム全体又は作業用エリアの制御機器等
(図示しない)からの出力信号が入力される。また最も
上流側の搬送区間Dの制御ユニット53の外部出力端子
59は、搬送システム全体又は上流側の仕分装置の制御
機器等に接続される。
【0023】本実施例の作用を説明する。再び図1を参
照すると、いずれのセンサ40も物品10を所定時間以
上検知しない状態では、搬送区間A〜Dの制御ユニット
50,51,52,53がそれぞれ、電磁切換弁SV1
〜SV4をオフ状態としてアクチュエータ30を非作動
状態とする。これにより搬送区間A〜Dにおいて、物品
10は、搬送ローラ20上を自重で搬送方向Zに滑落す
る。
【0024】作業用エリア6において物品10が滞留し
ていることをセンサ8が検知し、搬送区間Bのセンサ4
0が物品10の通過を検知すると、搬送区間A,Bの制
御ユニット50,51は、当該区間B及び当該区間Bと
下流側に隣合う区間Aの搬送ローラ20を、ブレーキ部
材31によって制動させる。搬送区間A,Bの制御ユニ
ット50,51は、搬送区間Bのセンサ40が物品10
の通過を検知した場合、電磁切換弁SV1,SV2をオ
ン状態とする。これにより搬送区間A,Bの制御ユニッ
ト50,51は、対応するアクチュエータ30をそれぞ
れ作動させてブレーキ部材31を係合位置Hに変位さ
せ、搬送区間A,Bにおいて、搬送ローラ20をロック
状態として物品10の搬送を停止させる。この結果、滑
落して来た物品10は搬送区間Aで確実に停止する。
【0025】また、搬送区間Aにおいて物品10が滞留
し、搬送区間Cのセンサ40が物品10の通過を検知す
ると、搬送区間Cの制御ユニット52は、当該区間C及
び当該区間Cの下流側に隣合う区間Bの搬送ローラ20
をブレーキ部材31によって制動させる。搬送区間Cの
制御ユニット52は、搬送区間Cのセンサ40が物品1
0の通過を検知した場合、電磁切換弁SV2,SV3を
オン状態とする。これにより搬送区間Cの制御ユニット
52は、対応するアクチュエータ30をそれぞれ作動さ
せてブレーキ部材31を係合位置Hに変位させ、搬送区
間B,Cにおいて、搬送ローラ20をロック状態として
物品10の搬送を停止させる。この結果、滑落して来た
物品10は搬送区間Bで確実に停止する。
【0026】また、搬送区間Bにおいて物品10が滞留
し、搬送区間Dのセンサ40が物品10の通過を検知す
ると、搬送区間Dの制御ユニット53は、当該区間D及
び当該区間Dの下流側に隣合う区間Cの搬送ローラ20
をブレーキ部材31によって制動させる。搬送区間Dの
制御ユニット53は、搬送区間Dのセンサ40が物品1
0の通過を検知した場合、電磁切換弁SV3,SV4を
オン状態とする。これにより搬送区間Dの制御ユニット
53は、対応するアクチュエータ30をそれぞれ作動さ
せてブレーキ部材31を係合位置Hに変位させ、搬送区
間C,Dにおいて、搬送ローラ20をロック状態として
物品10の搬送を停止させる。この結果、滑落して来た
物品10は搬送区間Cで確実に停止する。
【0027】そして、搬送区間Dの上流側のセンサ40
が物品10を所定時間(例えば2〜3秒間)検知し続け
た場合には、一定時間経過後、搬送区間A〜Cの制御ユ
ニット50,51,52に、外部信号としての搬送信号
が入力される。これにより搬送区間A〜Cの制御ユニッ
ト50,51,52はそれぞれ、電磁切換弁SV1〜S
V3をオフ状態に切り換えて、対応するアクチュエータ
30を非作動状態とし、ブレーキ部材31を離間位置L
に変位させる。したがって搬送区間A〜Cにおいて、搬
送ローラ20がフリー状態となる。
【0028】このとき、作業用エリア6での物品滞留が
解除されず、物品10が搬送区間Aの下流側に払い出さ
れず、所定時間経過後にも、各センサ40が物品10を
検知し続ける場合には、搬送区間A〜Cの制御ユニット
50,51,52に、外部信号としての停止信号が入力
される。搬送区間A〜Cの制御ユニット50,51,5
2はそれぞれ、再び電磁制御弁SV1〜SV3をオン状
態に切り換えて、対応するアクチュエータ30を作動状
態とし、ブレーキ部材31を係合位置Hに変位させる。
これにより搬送区間A〜Cにおいて、搬送ローラ20が
再びロック状態となる。
【0029】作業用エリア6には、作業者の処理能力に
見合った適当数量の物品10のみを載置するようになっ
ており、作業用エリア6のセンサ8は、作業用エリア6
での最後尾の物品10を検出するようになっている。し
たがって、作業用エリア6での物品10の滞留が解除さ
れたことをセンサ8が検知すると、下流側のブレーキ部
材31から順に作動が解除されて、作業用エリア6に物
品10が送られる。このように、作業用エリア6での物
品滞留状態に応じて、グラビティローラコンベヤ2での
物品10の搬送を制御するので、作業処理状況に応じた
アキュムレーションを行うことができる。
【0030】そして、どの搬送区間A〜Dでも滞留がな
くなり、上流から物品10が供給されなくなると、すべ
てのブレーキ部材31がローラ制動状態に作動され、初
期状態に戻る。また、作業用エリア6及びグラビティロ
ーラコンベヤ2の両方で物品10が滞留し、作業用エリ
ア6のセンサ8及び搬送区間Dの上流側センサ40が物
品10を検知すると、仕分装置4での仕分を停止する
か、或いは仕分られた物品10を他の搬送路に分岐させ
る。
【0031】以上のように上記第1実施例によれば、搬
送区間A,Bの制御ユニット50,51(搬送区間C、
Dの制御ユニット52,53についても同様)は、搬送
区間Bのセンサ40が物品10の通過を検知した場合、
電磁切換弁SV1,SV2をオン状態とし、これにより
搬送区間A,Bのブレーキ部材31を係合位置Hに変位
させて、主として搬送区間Aにおける物品10の搬送を
停止させるので、比較的簡易な構成であってコスト低減
を図ることができるものでありながら、たとえコンベヤ
フレーム21の傾斜角度が急角度であっても、搬送ロー
ラ20上で滑落する物品10を所定の搬送区間において
確実に停止させることができる。したがって物品10の
アキュムレーションを正確かつ確実に行うことができ
る。
【0032】また、グラビティローラコンベヤ2を、上
流の仕分装置4から分岐するシュートとして用いること
により、物品10を一時的に滞留させることができるこ
とから、上流の仕分装置4の停止を極力抑えることがで
き、システム全体としての高能力化を達成できる。
【0033】なお第1実施例では、制御ユニット50,
51,52,53を各搬送区間A〜D毎にそれぞれ設け
ることにより、電気配線設備の簡略化及び制御システム
の単純化を図ったが、1つの制御ユニットで集中して制
御するように構成してもよい。
【0034】図4は、本発明の第2実施例である仕分設
備を示す概略側面図である。この図において、仕分設備
は、物品搬送方向上流側から順に設けられた仕分装置9
4と、グラビティローラコンベヤ92と、作業用エリア
96とからなる。仕分装置94から仕分けられた物品1
0は、グラビティローラコンベヤ92の搬送ローラ70
上を自重で滑落し、搬送方向Zに沿って搬送される。作
業用エリア96と、グラビティローラコンベヤの上流側
には、それぞれ物品検知用のセンサ90,91が設けら
れている。これらのセンサ90,91の構成及び作用
は、第1実施例と同じである。
【0035】制御装置100は、電磁切換弁SV1〜S
V3をオン又はオフ状態に交互に切り換えることによ
り、アクチュエータ80を作動又は非作動状態に連続し
て切り換え、ブレーキ部材81を搬送ローラ70に係合
又は離間させる。これにより各搬送区間A〜Hにおい
て、搬送ローラ70が交互にロック又はフリー状態とな
り、物品10の搬送及び搬送停止が交互に繰り返され
る。また制御装置100は、各センサ90,91による
物品10の検知に基づいて、電磁切換弁SV1のみ、又
は全ての電磁切換弁SV1〜SV3をオン状態に保持
し、アクチュエータ80によってブレーキ部材81を搬
送ローラ70に係合した状態に保持する。
【0036】搬送ローラ70は、搬送方向Zに沿って多
数、コンベヤフレーム71に回転自在に支持される。コ
ンベヤフレーム71は、搬送方向Zに沿って斜め下方
に、所定の角度傾斜して設けられる。
【0037】アクチュエータ80は、所定数(本実施例
では3個)の搬送ローラ70を一区間とした各搬送区間
A〜H毎に、それぞれ一対ずつ(本実施例では計16
個)設けられている。各対のアクチュエータ80はそれ
ぞれ、対応する電磁切換弁SV1〜SV3を介して、図
示しないエア供給源からエア管路82を介して供給され
る圧縮エアによって作動される。アクチュエータ80は
それぞれ、圧縮エアの作用によって膨張又は収縮される
ことにより、各搬送区間A〜D毎にそれぞれ1個ずつ設
けられたブレーキ部材81を、係合位置H又は離間位置
Lに変位させる。各ブレーキ部材81の構成及び作用
は、図2に示す第1実施例のものと同様である。
【0038】電磁切換弁SV1〜SV3はそれぞれ、制
御装置100によってオン又はオフ状態に切り換えら
れ、エア供給源から各アクチュエータ80に供給される
圧縮エアの調整を行う。すなわち電磁切換弁SV1は、
搬送区間A,Bのアクチュエータ80に供給される圧縮
エアの調整を行い、搬送方向Zに沿って隣合う搬送区間
A,Bのアクチュエータ80を、第1の動作単位として
同期して動作させる。電磁切換弁SV2は、搬送区間
C,E,Gのアクチュエータ80に供給される圧縮エア
の調整を行い、搬送方向Zに沿って一区間おきの搬送区
間C,E,Gのアクチュエータ80を、第2の動作単位
として同期して動作させる。電磁切換弁SV3は、搬送
区間D,F,Hのアクチュエータ80に供給される圧縮
エアの調整を行い、搬送区間C,E,Gを挟んで一区間
おきの搬送区間D,F,Hのアクチュエータ80を、第
3の動作単位として同期して動作させる。
【0039】制御装置100は、電磁切換弁SV1,S
V3と、電磁切換弁SV2とを交互にオン又はオフ状態
に切り換えることにより、第1及び第3の動作単位に属
するアクチュエータ80と、第2の動作単位に属するア
クチュエータ80を交互に作動又は非作動状態とする。
すなわち制御装置100は、第1及び第3の動作単位に
属するアクチュエータ80が作動状態のとき、第2の動
作単位に属するアクチュエータ80が非作動状態とな
り、かつ、第1及び第3の動作単位に属するアクチュエ
ータ80が非作動状態のとき、第2の動作単位に属する
アクチュエータ80が作動状態となるように、電磁切換
弁SV1〜SV3を連続してオン・オフ制御する。
【0040】また制御装置100は、作業用エリア96
に物品10が滞留し、センサ90が物品10を所定時間
検知し続けた際には、電磁切換弁SV1をオン状態に保
持することにより、搬送区間Aのアクチュエータ80の
属する第1の動作単位を作動状態に保持する。同時に制
御装置100は、電磁切換弁SV2と電磁切換弁SV3
を、交互に連続してオン又はオフ状態に切り換えること
により、第2の動作単位に属するアクチュエータ80
と、第3の動作単位に属するアクチュエータ80を、交
互に作動又は非作動状態とする。
【0041】更に制御装置100は、全ての搬送区間A
〜Hにおいて物品10が滞留し、作業用エリア96のセ
ンサ90及び搬送区間Hのセンサ91が物品10を所定
時間検知し続けた際には、全ての電磁切換弁SV1〜S
V3をオン状態に保持することにより、各動作単位に属
する全てのアクチュエータ80を作動状態に保持する。
このとき、更に制御装置100は、仕分装置94での仕
分を停止するか、或いは仕分られた物品10を他の搬送
路に分岐させる。
【0042】本実施例の作用を説明する。いずれのセン
サ90,91も物品10を所定時間以上検知しない状態
では、制御装置100が、電磁切換弁SV1〜SV3を
全てオン状態に保持し、各動作単位に属する全てのアク
チュエータ80を作動状態とする(初期設定状態)。こ
のとき、全ての搬送区間A〜Hにおいて、搬送ローラ7
0はロック状態となる。
【0043】次に、初期設定状態において、上流の仕分
装置から物品10の分岐が開始されたことを示す信号が
入力すると、制御装置100が、電磁切換弁SV1,S
V3と、電磁切換弁SV2とを交互に連続してオン又は
オフ状態に切り換え、第1及び第3の動作単位に属する
アクチュエータ80と、第2の動作単位に属するアクチ
ュエータ80を、交互に作動又は非作動状態とする(通
常時ソレノイド動作)。
【0044】これにより、搬送区間A,B,D,F,H
において、搬送ローラ70がブレーキ部材81によって
ロック状態となると、搬送区間C,E,Gにおいて、搬
送ローラ70がフリー状態となり、かつ、搬送区間A,
B,D,F,Hにおいて、搬送ローラ70がフリー状態
となると、搬送区間C,E,Gにおいて、搬送ローラ7
0がロック状態となる。これらの動作が交互に繰り返さ
れる。したがって、上流の仕分装置によって分岐された
物品10は、各搬送区間A〜Hにおいて、搬送と搬送停
止を交互に繰り返しつつ搬送ローラ70上を低速で間欠
的に滑落する。
【0045】更に、作業用エリア96で物品10が滞留
し、センサ90が物品10を所定時間検知し続けると、
制御装置100が、電磁切換弁SV1をオン状態に保持
して、第1の動作単位に属する搬送区間A,Bのアクチ
ュエータ80を作動状態に保持する。これにより搬送区
間A,Bにおいては、搬送ローラ70がブレーキ部材8
1によってロック状態となり、物品10の搬送が停止さ
れる。
【0046】同時に制御装置100は、電磁切換弁SV
2とSV3を交互にオン又はオフ状態に切り換え、第2
の動作単位に属するアクチュエータ80と、第3の動作
単位に属するアクチュエータ80を、交互に作動又は非
作動状態とする。これにより、搬送区間D,F,Hにお
いて、搬送ローラ70がブレーキ部材81によってロッ
ク状態となると、搬送区間C,E,Gにおいて、搬送ロ
ーラ70がフリー状態となり、かつ、搬送区間D,F,
Hにおいて、搬送ローラ70がフリー状態となると、搬
送区間C,E,Gにおいて、搬送ローラ70がロック状
態となる。これらの動作が交互に繰り返される。したが
って搬送区間C〜Hにおいては、物品10が搬送と搬送
停止を交互に繰り返しつつ搬送ローラ70上を低速で間
欠的に滑落する。
【0047】そして、全ての搬送区間A〜Hにおいて物
品10が滞留し、2つのセンサ90,91が共に物品1
0を所定時間以上検知し続けると、制御装置100が、
電磁切換弁SV1〜SV3を全てオン状態として、各搬
送区間A〜Hのアクチュエータ80をそれぞれ作動さ
せ、ブレーキ部材81を係合位置Hに変位させる。これ
により全ての搬送区間A〜Hにおいて、搬送ローラ70
がロック状態となり、物品10の搬送が停止される。こ
のとき、上流の仕分装置94に対しては、物品10の仕
分停止を命令する信号が出力されるか、或いは物品10
を他の搬送路に分岐させる。
【0048】また作業用エリア96のセンサ90が物品
10を所定時間以上検知しなくなると、制御装置100
が、電磁切換弁SV1を所定時間だけオン状態として、
搬送区間Aのアクチュエータ80を作動させ、物品10
を搬送区間Aの下流側に1個だけ送り出した後、電磁切
換弁SV1〜SV3を上述した通常時ソレノイド動作
(オン又はオフ状態の繰り返し制御)に復帰させる。更
に、各搬送区間A〜Hの物品10が排出され、2つのセ
ンサ90,91が共に物品10を所定時間以上検知しな
くなると、制御装置100が、電磁切換弁SV1〜SV
3を上述した初期設定状態(全てオン状態)に復帰させ
る。
【0049】通常時ソレノイド動作において、制御装置
100から各電磁切換弁SV1〜SV3に出力される制
御信号の波形を、図5に示す。図5において、上流の仕
分装置94から分岐信号が入力されると、2.0〜5.
0秒後に、電磁切換弁SV1,SV3をオン状態とする
信号が、0.5秒間出力され、以後1.5秒間隔で同様
の信号が出力される。電磁切換弁SV2をオン状態とす
る信号は、電磁切換弁SV1,SV3をオン状態とする
信号の出力後、0.5秒経過してから0.5秒間出力さ
れ、以後1.5秒間隔で同様の信号が出力される。
【0050】以上のように上記第2実施例によれば、制
御装置100は、作業用エリア96のセンサ90が物品
10を所定時間以上検知しない場合、電磁切換弁SV
1,SV3と、電磁切換弁SV2とを交互に連続してオ
ン又はオフ状態に切り換え、かつ、このセンサ90が物
品10を所定時間検知し続けた際には、電磁切換弁SV
1をオン状態に保持し、搬送区間Aのアクチュエータ8
0の属する第1の動作単位を作動状態に保持するととも
に、電磁切換弁SV2と電磁切換弁SV3を、交互に連
続してオン又はオフ状態に切り換えるので、比較的簡易
な構成であってコスト低減を図ることができるものであ
りながら、作業用エリア96に物品10が滞留すると、
作業用エリア96への送り出しを停止させるとともに、
作業用エリア96に滞留する物品10がなくなると、物
品10を作業用エリア96に順次送り出すことができ
る。これにより物品10のアキュムレーションを正確か
つ確実に行うことができる。
【0051】また、上流の仕分装置から分岐するシュー
トとして用いることにより、物品10を一時的に滞留さ
せることができることから、上流の仕分装置の停止を極
力抑えることができ、システム全体としての高能力化を
達成できる。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、制御手段
が、作業用エリアにおいて物品が滞留した際、最も下流
側の区間以外の区間の検知手段からの信号に基づいて、
当該区間及び当該区間と下流側に隣合う区間の搬送ロー
ラを、それぞれブレーキ手段によって制動させるので、
比較的簡易な構成であってコスト低減を図ることができ
るものでありながら、物品を確実に停止させることがで
き、物品のアキュムレーションを正確かつ確実に行うこ
とができる。
【0053】また本発明によれば、物品の搬送方向に沿
って一区間おきのブレーキ手段又は隣合うブレーキ手段
を一動作単位として、各ブレーキ手段を動作単位毎に所
定の順序に従って交互に作動又は非作動状態とし、か
つ、作業用エリアに物品が滞留した際には、検知手段か
らの信号に基づいて、最も下流側の区間のブレーキ手段
が属する動作単位を作動状態に保持するので、比較的簡
易な構成であってコスト低減を図ることができるもので
ありながら、物品の滑落速度が増大せず、物品のアキュ
ムレーションを正確かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である仕分設備を示す概略
側面図である。
【図2】図1のグラビティローラコンベヤのアクチュエ
ータ及びブレーキ部材を示す図である。
【図3】図1のグラビティローラコンベヤの制御ユニッ
トの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2実施例である仕分設備を示す概略
側面図である。
【図5】図4のグラビティローラコンベヤの制御装置か
ら各電磁切換弁SV1〜SV3に出力される制御信号の
波形図である。
【符号の説明】
2,92 グラビティローラコンベヤ 4,94 仕分装置 6,96 作業用エリア 10 物品 20 搬送ローラ 21 コンベヤフレーム 30 ブレーキ手段(アクチュエータ) 31 ブレーキ手段(ブレーキ部材) 8,40 検知手段(センサ) 50,51,52,53 制御手段(制御ユニット) SV1〜SV4 電磁切換弁 A 最も下流側の区間(最も下流側の搬送区間) B〜D 最も下流側以外の区間(最も下流側以外の搬送
区間) Z 搬送方向 70 搬送ローラ 71 コンベヤフレーム 80 ブレーキ手段(アクチュエータ) 81 ブレーキ手段(ブレーキ部材) 90 検知手段(センサ) 100 制御手段(制御装置) SV1〜SV3 電磁切換弁 A 最も下流側の区間(最も下流側の搬送区間) Z 搬送方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品(10)の搬送方向(Z)に沿って
    斜め下方に傾斜して設けられたコンベヤフレーム(2
    1)と、 物品(10)の搬送方向(Z)に沿って、コンベヤフレ
    ーム(21)にそれぞれ回転自在に支持された多数の搬
    送ローラ(20)と、 所定数の搬送ローラ(20)を一区間とした各区間(A
    〜D)毎にそれぞれ設けられ、搬送ローラ(20)を制
    動可能なブレーキ手段(30,31,SV1〜SV4)
    と、 搬送ローラ(20)の各区間(A〜D)毎にそれぞれ設
    けられ、搬送ローラ(20)上の物品(10)を検知可
    能な検知手段(40)とを備えたグラビティローラコン
    ベヤ(2)と、 前記グラビティローラコンベヤ(2)の上流側に配設さ
    れた仕分装置(4)と、 前記グラビティローラコンベヤ(2)の下流側に配設さ
    れ、取り扱われる物品(10)を検知可能な検知手段
    (8)を備えた作業用エリア(6)と、 前記作業用エリアの検知手段(8)が物品の滞留を検出
    した際、最も下流側の区間(A)以外の各区間(B〜
    D)の検知手段(40)からの信号に基づいて、当該区
    間(B〜D)及び当該区間(B〜D)と下流側に隣合う
    区間(A〜C)の搬送ローラ(20)を、それぞれブレ
    ーキ手段(30,31,SV1〜SV4)によって制動
    させる制御手段(50,51,52,53)とを備えた
    ことを特徴とする仕分設備。
  2. 【請求項2】 物品(10)の搬送方向(Z)に沿って
    斜め下方に傾斜して設けられたコンベヤフレーム(7
    1)と、 物品(10)の搬送方向(Z)に沿って、コンベヤフレ
    ーム(71)にそれぞれ回転自在に支持された多数の搬
    送ローラ(70)と、 所定数の搬送ローラ(70)を一区間とした各区間(A
    〜H)毎にそれぞれ設けられ、搬送ローラ(70)を制
    動可能なブレーキ手段(80,81,SV1〜SV3)
    と、 前記グラビティローラコンベヤ(92)の上流側に配設
    された仕分装置(94)と、 前記グラビティローラコンベヤ(92)の下流側に配設
    され、取り扱われる物品(10)を検知可能な検知手段
    (90)を備えた作業用エリア(96)と、 最も下流側の区間(A)以外の区間(B〜H)で、一区
    間おきのブレーキ手段(80,81,SV1〜SV3)
    を一動作単位として、各ブレーキ手段(80,81,S
    V1〜SV3)を動作単位毎に所定の順序に従って交互
    に作動又は非作動状態とし、かつ、作業用エリア(9
    6)の検知手段(90)が物品(10)の滞留を検知し
    た際には、検知手段(90)からの信号に基づいて、最
    も下流側の区間(A)のブレーキ手段(80,81,S
    V1〜SV3)を作動状態に保持する制御手段(10
    0)とを備えたことを特徴とする仕分設備。
JP14629095A 1995-06-13 1995-06-13 仕分設備 Pending JPH08337316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14629095A JPH08337316A (ja) 1995-06-13 1995-06-13 仕分設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14629095A JPH08337316A (ja) 1995-06-13 1995-06-13 仕分設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08337316A true JPH08337316A (ja) 1996-12-24

Family

ID=15404346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14629095A Pending JPH08337316A (ja) 1995-06-13 1995-06-13 仕分設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08337316A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105460579A (zh) * 2015-11-14 2016-04-06 合肥天之通电子商务有限公司 一种用于货物转运的装置
CN105947584A (zh) * 2016-05-27 2016-09-21 陈森法 一种能防尘的机动式辊道输送装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105460579A (zh) * 2015-11-14 2016-04-06 合肥天之通电子商务有限公司 一种用于货物转运的装置
CN105460579B (zh) * 2015-11-14 2019-01-01 合肥天之通电子商务有限公司 一种用于货物转运的装置
CN105947584A (zh) * 2016-05-27 2016-09-21 陈森法 一种能防尘的机动式辊道输送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101809764B1 (ko) 어큐뮬레이션 컨베이어
KR100526643B1 (ko) 콘베이어시스템및그제어방법
JP3880630B2 (ja) 貨物、特に小荷物、小包または容器を分別するための搬送装置および方法
US6244421B1 (en) Singulated release for a zoned conveyor system
CA2656652A1 (en) Conveyor systems and methods
JP2006500300A (ja) アキュムレーションコンベヤシステム
US20220089384A1 (en) Article transport facility
JPH08337316A (ja) 仕分設備
DK0820356T3 (da) Fremgangsmåde og apparat til sortering af artikler ved anvendelse af en matrix af transportørceller
JP4789457B2 (ja) 振分装置
JP2616218B2 (ja) 搬送装置を有する調整検査装置
JPH05132133A (ja) 合流制御装置
US3768418A (en) Pneumatic transporter
JP5418039B2 (ja) 仕分けシステム
JP5221173B2 (ja) 搬送物の間隔調整装置
JP4386085B2 (ja) コンベヤ設備
JPS63185714A (ja) シヤトルベルトコンベア移動台車の制御装置
JP3696295B2 (ja) 被加工物搬入搬出制御装置
EP1122195A1 (en) High speed singulator and method therefor
JPH0395008A (ja) ローラコンベヤの制御方法
JP4720735B2 (ja) 物品合流設備
JP3307772B2 (ja) 被加工物搬入搬出制御装置
JP2003292141A (ja) 荷搬送設備の荷搬送条件設定方法
JPH07277495A (ja) 搬送物の搬送方法及び搬送設備
JP2003212334A (ja) 搬送システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040608

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20060425

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20071129

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424