JPH08336251A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JPH08336251A
JPH08336251A JP7139778A JP13977895A JPH08336251A JP H08336251 A JPH08336251 A JP H08336251A JP 7139778 A JP7139778 A JP 7139778A JP 13977895 A JP13977895 A JP 13977895A JP H08336251 A JPH08336251 A JP H08336251A
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shaft
rotor hub
spindle motor
hub portion
clamp
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/038Centering or locking of a plurality of discs in a single cartridge
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/2009Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/14Structural association with mechanical loads, e.g. with hand-held machine tools or fans

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  • Power Engineering (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ディスクをクランプする際にアンバラン
ス量が少なく、組立時の作業効率の良いスピンドルモー
タを提供する。 【構成】 ハウジング1と、ハウジング1に対して回転
自在でかつ磁気ディスク9が装着されるロータハブ部2
と、ハウジング1に固定されたスリーブ部3と、ロータ
ハブ部2に固定されスリーブ部3に回転自在に嵌合され
たシャフト4と、ロータハブ部2に装着されたマグネッ
ト6と、マグネット6に対向してハウジング1に固定さ
れたステータコア7とを備え、シャフト4はスリーブ部
3に対して流動性物質を介して回転自在に支持されたス
ピンドルモータにおいて、シャフト4の端面にディスク
9をクランプするクランプ部材11を締結するクランプ
ねじ12のねじ穴13を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光、磁気ディス
ク装置などに使用される動圧軸受を利用したスピンドル
モータに関し、主に1.8インチや3.5インチ以下の
小径のディスク駆動用に好適なスピンドルモータに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光、磁気ディスクは小型軽量化、
高容量化へ進む傾向にある。ノートサイズのパソコンの
普及に伴ってスピンドルモータも小型化、薄型化への対
応が避けられず、なおかつ耐衝撃性の向上、高精度化が
要望されるようになっている。
【0003】従来のスピンドルモータに用いる軸受とし
ては小型ボール軸受が多く採用されてきた。
【0004】以下、従来の磁気ディスクをクランプした
状態のボール軸受仕様のHDD(ハードディスクドライ
バ)用スピンドルモータについて図5を参照しながら説
明する。31はハウジング、32はロータハブ部、33
はボール軸受、34はシャフト、35はマグネット、3
6はステータコア、37はコイルである。さらに、38
は磁気ディスク、39はスペーサ、40はクランプ部
材、41はクランプねじである。
【0005】モータのハウジング31には内周に円筒部
31aが、外周部にフランジ部31bが設けられ、円筒
部31aの内周に一対のボール軸受33が固定され、こ
のボール軸受33を介してシャフト34が回転自在に支
持され、シャフト34の一端にロータハブ部32が固定
されている。円筒部31aの外周にはコイル37が巻装
されたステータコア36が固定されている。ロータハブ
部32は、ディスク受け面32aとディスクの内径規制
円筒部32bとが形成されたカップ形状に構成されてい
る。カップ形状のロータハブ部32の筒状部内周のステ
ータコア36に対向する位置に、周方向にN極、S極を
交互に着磁した円筒状のマグネット35が固着されてい
る。ロータハブ部32のディスク受け面32a上に磁気
ディスク38が装着され、磁気ディスク38同士はスペ
ーサ39で一定距離離れた状態で装着され、その上にク
ランプ部材40が配置されている。クランプ部材40は
クランプねじ41にてロータハブ部32に締結固定さ
れ、磁気ディスク38はその締め付け力によってディス
ク受け面32aとクランプ部材40間でクランプされて
いる。
【0006】なお、上記のようなスピンドルモータにお
いては、その小外径化に伴って小型ボール軸受を使用す
ると十分な回転精度が得られないため高容量化の実現が
難しく、かつ耐衝撃性能が極端に低下してボール軸受を
劣化させ、騒音問題を発生させる等の問題があるため、
最近は潤滑油を充満した流体動圧軸受を利用したスピン
ドルモータも開発されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5に示し
たスピンドルモータのようにクランプ部材40をロータ
ハブ部32に対してねじ締めするクランプ方式では、再
調整を要する場合が多く、作業効率が悪く、組立の合理
化にとって大きな問題となっていた。
【0008】再調整の必要な第一の理由は、クランプね
じ41の本数が多く、磁気ディスク38の締め付けによ
る各クランプねじ41の締め付け力にばらつきがあると
磁気ディスク38が反るために、全ねじを予め仮締めし
た上で、設定締め付けトルクで締め付ける必要があり、
調整不備の場合はねじの締め付けを再調整しなくてはな
らない。
【0009】また、再調整の必要な第二の理由は、ロー
タハブ部32の外周部近くにねじ部があり、クランプね
じ41で締め付けてクランプすると、ねじ締めによりロ
ータハブ部32の内径規制円筒部32bが変形して径が
大きくなり、磁気ディスク38の内周端面に不要な力が
作用し、HDD検査のヒートランで環境温度を変化させ
る工程で不良になり易いという問題がある。これに対し
てロータハブ部32と磁気ディスク38の嵌合隙間を大
きくするとアンバランスが発生し易いために大きくする
ことはできず、工程での不良品は磁気ディスク38を再
セットして再調整しなくてはならない。
【0010】また、再調整の必要な第三の理由は、回転
中心と磁気ディスク38の内径間の距離に近い位置にク
ランプねじ41があるためアンバランスになり易く、バ
ランス調整の良くないものはクランプを外し、磁気ディ
スク38の回転中心からの偏芯が少なくなるように調整
して再度クランプしなければならない。
【0011】以上のように、全クランプねじ41を予め
仮締めしたうえで設定締め付けトルクで締め付けるとい
うように締め付けに2工程が必要であるため作業効率が
悪く、組立の合理化が図れないという問題があり、さら
に磁気ディスクが反ったり、アンバランス量が多かった
り、ヒートラン工程不良になるとクランプの仕方が影響
する場合にはクランプのやり直しをする必要があり、さ
らにクランプねじが多いために一層作業効率が悪いとい
う問題があった。
【0012】また、流体動圧軸受を用いたスピンドルモ
ータでは、軸受剛性がボール軸受に比べて小さいので、
アンバランス量を小さくするため、一層アンバランス量
を少なくする必要があり、作業効率がさらに悪くなる。
【0013】さらに、小型HDDの場合、ロータハブ部
32に設けたねじ部がスペース的に大きくなる結果、マ
グネットを大きくできなくなり、モータ特性が犠牲にな
るという問題があった。
【0014】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、磁気
ディスクをクランプ部材でクランプする際にアンバラン
ス量が少なく、組立時の作業効率が良く、組立工程の合
理化を図れるスピンドルモータを提供することを目的と
している。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のスピンドルモー
タは、ハウジングと、ハウジングに対して回転自在でか
つディスクが装着されるロータハブ部と、ハウジングに
固定されたスリーブ部と、ロータハブ部に固定されスリ
ーブ部に回転自在に嵌合されたシャフトと、ロータハブ
部に装着されたマグネットと、マグネットに対向してハ
ウジングに固定されたステータとを備え、シャフトはス
リーブ部に対して流動性物質を介して回転自在に支持さ
れたスピンドルモータにおいて、シャフトの端面にディ
スクをクランプするクランプ部材を締結するねじ穴を設
けたことを特徴とする。
【0016】好適には、ロータハブ部とシャフトとは溶
接固定され、その際更に好適にはロータハブ部のシャフ
ト固定部に凹入段部が設けられ、シャフト外周と凹入段
部底面の角部が溶接される。
【0017】又は、ロータハブ部のシャフト固定部にシ
ャフト端面が係合するシャフト径よりも小径の突起が設
けられる。その突起はロータハブ部とは別部材で構成し
てもよい。
【0018】
【作用】本発明のスピンドルモータによれば、シャフト
端面に設けたねじ穴に1本のクランプねじを螺合させて
締め付けることによってクランプ部材を介して磁気ディ
スクをクランプするため、クランプ作業を効率良く行な
うことができ、かつクランプ時にクランプねじによるア
ンバランスを生じ難く、クランプ作業の合理化を図るこ
とができる。
【0019】また、1本のクランプねじでクランプする
とともにそのクランプねじをシャフト端面のねじ穴に締
め付けると、シャフトとロータハブ部の固定強度を高め
ないとシャフトが抜ける恐れがあるが、ロータハブ部と
シャフトを溶接固定すると、ロータハブ部とシャフトの
嵌合幅を小さくしてもクランプねじの締め付けによって
シャフトが抜けることがなく、安定したシャフト固定が
できる。
【0020】また、ロータハブ部に凹入段部を設けてシ
ャフト外周と凹入段部底面の角部を溶接すると、角部の
溶接となるので溶接が安定し、スパッタの飛びも少な
く、強度のばらつきを少なくできる。
【0021】また、ロータハブ部にシャフト端面が係合
するシャフト径よりも小径の突起を設けると、溶接工程
無しでクランプねじの締め付けによるシャフトの抜けを
防止して安定したシャフト固定ができる。
【0022】また、突起をロータハブ部とは別部材で構
成すると、簡単な加工によってクランプねじの締め付け
によるシャフトの抜けを防止して安定したシャフト固定
ができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明のスピンドルモータの実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0024】(実施例1)本発明を流体動圧軸受を利用
したHDD用のスピンドルモータに適用した第1実施例
について、図1を参照して説明する。図1(a)におい
て、1はモータのハウジング、2はロータハブ部、3は
スリーブ部、4はシャフト、5はスラスト板である。6
はロータハブ部2に固定されたマグネット、7はステー
タコア、8はコイルである。9は磁気ディスク、10は
スペーサ、11はクランプ部材、12はクランプねじで
ある。
【0025】モータのハウジング1には内周部に円筒部
1aが、外周部にフランジ部1bが設けられ、円筒部1
aの内周にスリーブ部3が取付けられ、フランジ部1b
の外周がHDDのシャーシに取付けられる。円筒部1a
の外周にはコイル8が巻配されたステータコア7が固着
されている。ロータハブ部2はディスク受け面2aとデ
ィスクの内径規制円筒部2bとを形成されたカップ形状
に構成され、その中央に固定されたシャフト4を中心に
して回転する。カップ形状のロータハブ部2の筒状部内
周には周方向にN極、S極を交互に着磁した円筒状のマ
グネット6が固着されている。
【0026】コイル8に電流を通電すると、ステータコ
ア7の突極に磁界が発生し、ステータコア7に対向した
界磁用のマグネット6との間でトルクが発生し、ロータ
ハブ部2が回転する。よって、ロータハブ部2にクラン
プした磁気ディスク9が回転する。
【0027】ハウジング1の内周部の円筒部1aに固定
されたスリーブ部3の下端部にスラスト板5がかしめに
て固定されるとともにその内部に流動性物質として潤滑
油が充填されている。スラスト板5には、スパイラル状
の動圧軸受溝が形成されており、シャフト4の回転に伴
ってスラスト板5とシャフト4の端面で発生する動圧に
てスラスト方向に回転自在に支持され、ラジアル方向に
も潤滑油に発生した動圧によってスリーブ部3と非接触
でシャフト4が回転自在に支持される。
【0028】図1(a)は2枚の磁気ディスク9を装着
した状態を示している。磁気ディスク9、9同士がスペ
ーサ10で一定距離離れた状態でディスク受け面2aに
装着され、上の磁気ディスク9上にはクランプ部材11
が配置されている。このクランプ部材11はシャフト4
の端面に設けたねじ穴13に螺合させたクランプねじ1
2で締め付けられており、その締め付け力によってクラ
ンプ部材11の中央部が撓み、その撓み反力にて磁気デ
ィスク9の内周部がクランプされている。
【0029】このようにシャフト4の端面に設けたねじ
穴13に1本のクランプねじ12を螺合させて締め付け
ることにより、クランプ部材11を介して磁気ディスク
11をクランプできるので、クランプ作業を効率良く行
なうことができる。また、クランプ時に1本のクランプ
ねじ12によりクランプするので、アンバランス量を少
なくできる。
【0030】また、ロータハブ部2とシャフト4はレー
ザ溶接にて固定されている。図1(b)において、ロー
タハブ部2の天面とシャフト4の端面は面一に配置さ
れ、かつシャフト4の端面の外周縁にアール部14が形
成されるとともに、ロータハブ部2の内周縁に面取部1
5が形成されている。そして、アール部14と面取部1
5にて形成された凹部にレーザ光を照射することによっ
てロータハブ部2とシャフト4がレーザ溶接されてい
る。16が溶接部である。
【0031】このようにロータハブ部2にシャフト4を
圧入嵌合するとともにレーザ溶接にて溶接固着し、圧入
とレーザ溶接を併用してロータハブ部2とシャフト4の
固定強度を高めているので、磁気ディスク9のクランプ
力がクランプねじ12を介してシャフト4に作用して
も、シャフト4がロータハブ部2に対してスラスト方向
に相対移動する恐れがなく、ロータハブ部2とシャフト
4の嵌合幅を小さくてもクランプ力を十分に支承するこ
とができる。このようにロータハブ部2とシャフト4の
固定部の幅を短くできるので、その分流体軸受の軸受ス
パンを長くでき、小型で軸受性能を向上できる。
【0032】(実施例2)次に、本発明の第2実施例に
ついて、図2を参照しながら説明する。尚、以下の実施
例の説明において、図1に示した第1実施例と同一の構
成要素については同一の参照番号を付して説明を省略
し、相違点のみ説明する。
【0033】図2において、本実施例では図2(b)に
詳細に示すように、ロータハブ部2天面の中央部にシャ
フト4の上端部が突出するように凹入段部17が設けら
れ、シャフト4上端部外周と凹入段部17の底面17a
との角部18がレーザ溶接されている。
【0034】このようにロータハブ部2とシャフト4を
圧入嵌合するとともに、凹入段部17からシャフト4の
上端部を突出させ、突出したシャフト4の外周と凹入段
部17の底面との角部18にレーザー光を照射してロー
タハブ部2とシャフト4をレーザ溶接しており、圧入嵌
合に加えてレーザ溶接を施しているので、ロータハブ部
2とシャフト4の固定強度を増すことができ、ロータハ
ブ部2とシャフト4の嵌合幅を小さくしてもクランプ部
材11によるクランプ力を十分に支承することができ
る。また、ロータハブ部2に凹入段部17を設けたこと
により、レーザ光を角部18に当てて溶接することがで
きて溶接が安定し、スパッタの飛びも少なく、強度のば
らつきを少なくできる。
【0035】(実施例3)次に、本発明の第3実施例に
ついて、図3を参照して説明する。図3において、本実
施例ではロータハブ部2のシャフト4固定部にシャフト
4端面が下方から係合するようにシャフト4の径よりも
小径の突起19が設けられている。
【0036】この突起19にシャフト4の端面の外周部
が下方から係合することによりシャフト4のスラスト方
向の移動を規制することができるため、磁気ディスク9
をクランプする締め付け力によってシャフト4が移動す
ることがなく、締め付け力を大きくすることができる。
【0037】かくして、ロータハブ部2とシャフト4の
嵌合幅を小さくしてもクランプ部材11によるクランプ
力を十分に支承することができ、締め付けねじによるク
ランプ締め付けによってシャフト4が抜けることがな
く、安定した磁気ディスク9のクランプができる。
【0038】(実施例4)次に、本発明の第4実施例に
ついて、図4を参照して説明する。図4において、本実
施例では上記第3実施例における突起19を別部材にて
構成している。
【0039】即ち、ロータハブ部2の中央部の天面に凹
入部20を形成するとともにシャフト4の端面をその段
面と面一に配置して嵌合し、凹入部20の深さと同じ厚
さを有するとともに中央にシャフト4の外径よりも小径
でかつクランプねじ12は貫通する貫通穴22が形成さ
れた板材21をこの凹入部20に配置して接着、ねじ固
定等で固定している。
【0040】この実施例においても、ロータハブ部2と
シャフト4の嵌合幅を小さくしてもクランプ部材11に
よるクランプ力を十分に支承することができ、クランプ
ねじ12によるクランプ締め付けによってシャフト4が
抜けることがなく、安定した磁気ディスク9のクランプ
ができる。
【0041】
【発明の効果】本発明のスピンドルモータによれば、以
上の説明から明らかなように、シャフト端面に設けたね
じ穴に1本のクランプねじを螺合させて締め付けること
によってクランプ部材を介して磁気ディスクをクランプ
するため、クランプ作業の作業効率を良くでき、クラン
プ作業の合理化を図ることができ、またクランプねじに
よるアンバランスを生じ難く、アンバランス量を小さく
できるので、軸受剛性の比較的小さい流体動圧軸受でも
高い回転精度と寿命を確保することができる。
【0042】また、ロータハブ部とシャフトを溶接固定
すると、ロータハブ部とシャフトの嵌合幅を小さくして
もクランプねじの締め付けによってシャフトが抜けるこ
とがなく、安定したシャフト固定ができる。このように
ロータハブ部とシャフトの固定部の幅を短くできること
により、その分流体軸受の軸受スパンを長くでき、小型
で軸受性能を向上できる。
【0043】また、ロータハブ部に凹入段部を設けてシ
ャフト外周と凹入段部底面の角部を溶接すると、角部の
溶接となるので溶接が安定し、スパッタの飛びも少な
く、強度のばらつきを少なくできる。
【0044】また、ロータハブ部にシャフト端面が係合
するシャフト径よりも小径の突起を設けると、溶接工程
無しでクランプねじの締め付けによるシャフトの抜けを
防止して安定したシャフト固定ができる。
【0045】また、突起をロータハブ部とは別部材で構
成すると、簡単な加工によってクランプねじの締め付け
によるシャフトの抜けを防止して安定したシャフト固定
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピンドルモータの第1実施例を示
し、(a)は断面図、(b)はロータハブ部とシャフト
の固定部の部分拡大断面図である。
【図2】本発明のスピンドルモータの第2実施例を示
し、(a)は断面図、(b)はロータハブ部とシャフト
の固定部の部分拡大断面図である。
【図3】本発明のスピンドルモータの第3実施例を示
し、(a)は断面図、(b)はロータハブ部とシャフト
の固定部の部分拡大断面図である。
【図4】本発明のスピンドルモータの第4実施例を示
し、(a)は断面図、(b)はロータハブ部とシャフト
の固定部の部分拡大断面図である。
【図5】従来例のスピンドルモータの断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 ロータハブ部 3 スリーブ部 4 シャフト 6 マグネット 7 ステータコア 9 磁気ディスク 11 クランプ部材 12 クランプねじ 13 ねじ穴 16 溶接部 17 凹入段部 17a 底面 18 角部 19 突起 21 板材(別部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、ハウジングに対して回転
    自在でかつディスクが装着されるロータハブ部と、ハウ
    ジングに固定されたスリーブ部と、ロータハブ部に固定
    されスリーブ部に回転自在に嵌合されたシャフトと、ロ
    ータハブ部に装着されたマグネットと、マグネットに対
    向してハウジングに固定されたステータとを備え、シャ
    フトはスリーブ部に対して流動性物質を介して回転自在
    に支持されたスピンドルモータにおいて、シャフトの端
    面にディスクをクランプするクランプ部材を締結するね
    じ穴を設けたことを特徴とするスピンドルモータ。
  2. 【請求項2】 ロータハブ部とシャフトとを溶接固定し
    たことを特徴とする請求項1記載のスピンドルモータ。
  3. 【請求項3】 ロータハブ部のシャフト固定部に凹入段
    部を設け、シャフト外周と凹入段部底面の角部を溶接し
    たことを特徴とする請求項2記載のスピンドルモータ。
  4. 【請求項4】 ロータハブ部のシャフト固定部にシャフ
    ト端面が係合するシャフト径よりも小径の突起を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のスピンドルモータ。
  5. 【請求項5】 突起をロータハブ部とは別部材で構成し
    たことを特徴とする請求項4記載のスピンドルモータ。
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