JPH08334109A - クリップ - Google Patents
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- JPH08334109A JPH08334109A JP17756996A JP17756996A JPH08334109A JP H08334109 A JPH08334109 A JP H08334109A JP 17756996 A JP17756996 A JP 17756996A JP 17756996 A JP17756996 A JP 17756996A JP H08334109 A JPH08334109 A JP H08334109A
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- leg
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Abstract
るスリット8の幅を基端側を幅広10に、先端側を幅狭
11に形成した。 【効果】 ピンの軸部を圧入するのに必要な力が小さく
て済み、取扱い性が向上すると共に、信頼性の高い固定
状態を得ることができる。
Description
部材を互いに連結する場合などに好適に使用されるクリ
ップに関し、更に詳述すると、フランジ体の下面に脚部
を突設したクリップ本体と、頭部の下面に軸部を突設し
たピンとからなり、2枚の板状部材にそれぞれ貫通孔を
形成して互いの貫通孔を連通させた状態でこれら2枚の
板状部材を重ね合わせ、この貫通孔にクリップ本体の脚
部を挿入して該脚部内にピンの軸部を圧入することによ
り、クリップ本体の脚部先端側が拡径して2枚の板状部
材を連結固定することができるクリップに関する。
に取り付ける場合、合成樹脂製のクリップを用いてバン
パーフェイシャーをボディーパネルのリテーナに固定す
ることが行われている。
の下面に略筒状の脚部を突設したクリップ本体と、頭部
下面に軸部を突設したピンとからなるクリップが知られ
ており、このクリップは、互いに連結固定する2つの板
状部材にそれぞれ貫通穴を形成し、互いの貫通穴を連通
させた状態で両板状部材を重ね合わせ、クリップ本体の
脚部をこれら貫通穴に挿入して、該脚部にピンの軸部を
圧入し、これによりクリップ本体の脚部先端側を拡径さ
せ、2つの板状部材をクリップ本体のフランジ部下面と
拡径した脚部先端側とで挟圧固定するものである。
5−120818号公報に開示されたクリップがある。
即ち、このクリップは、図12,13に示したように、
丸板状のフランジ部c中央部にピン挿通孔を穿設すると
共に、該フランジ部c下面に略円筒状の脚部dをその中
空部が上記ピン挿通孔と連通した状態で突設し、この脚
部dの周壁に4つのスリットeを等間隔ずつ離間させて
軸方向に沿って形成することにより、該脚部dを4つの
分割部に分割したクリップ本体aと、丸板状の頭部fの
下面に軸部gを突設すると共に、該軸部gの周面に上記
クリップ本体aのスリットeに相応した4つのリブhを
軸方向に沿って設けたピンbとから構成されている。
とjとを互いに連結固定する場合、板状部材i,jを、
それぞれに設けた貫通穴k,lを互いに連通させた状態
で重ね合わせ、その貫通穴k,lに上記クリップ本体a
の脚部dを挿入する(図12)。この状態で、クリップ
本体aの脚部d内に上記ピンbの軸部gを圧入する。こ
れにより、図13に示されているように、脚部d内空部
の小径に形成された先端側が軸部gにより外側へと押圧
されて脚部dの各分割部がそれぞれ外側へと撓み、該脚
部dの先端側が拡径して貫通穴lの内周面を押圧し、こ
の拡径した脚部d先端側とフランジ部c下面とで両板状
部材i,jとを互いに挟圧固定するものである。なお、
この際ピンbの軸部gに設けられた係止凹部mにクリッ
プ本体aの脚部d内空部に設けられた係止突部nが係合
し、脚部dの拡径状態が保持されると共に、ピンbの軸
部gに設けられたリブhはクリップ本体aのスリットe
内に挿入された状態となる。
パーをボディに取り付ける場合などの自動車の組立て工
程においてこの種のクリップを用いる場合、組立てライ
ンの流れに遅れないように確実に作業を完了させる必要
があり、固定状態の確実性と共に、取扱い性が良好であ
ることが要求される。
ンbを容易に圧入し得るか否かが取扱い性の良否に大き
く影響し、ピンbの圧入に要する力が小さければ、それ
だけ取扱い性を向上させることができる。
力を小さくするには、上記脚部dの材料を選定すること
により剛性を低く設定して脚部dの可撓性を向上させれ
ばよいが、脚部dの剛性を低くするとクリップの重要な
性能である固定状態の確実性が低下することとなってし
まう。
で、ピンの圧入力を小さくして取扱い性を向上させるこ
とができ、しかも良好な固定状態を達成することができ
るクリップを提供することを目的とする。
成するため、フランジ部にピン挿通孔を穿設すると共
に、該フランジ部下面に略筒状の脚部をその内空部が上
記ピン挿通孔と連通した状態に突設し、かつ、この脚部
の周壁に複数のスリットを軸方向に沿って形成して該脚
部を複数の分割部に分割すると共に、各分割部の内面先
端側に係止突起を突設したクリップ本体と、頭部の下面
に軸部を突設し、該軸部に上記係止突起と係合する係合
部を設けたピンとからなり、上記ピンの軸部をピン挿通
孔を通して上記クリップ本体の脚部中空部内に圧入し
て、ピンの軸部でクリップ本体脚部の各分割部を外側へ
と押圧し、脚部先端側を拡径させると共に、該脚部の上
記係止突起とピン軸部の上記係合部とを係合させて脚部
の拡径状態を保持するクリップにおいて、上記クリップ
本体の脚部に設けた各スリットの脚部基端側を幅広に、
脚部先端側を幅狭に形成したことを特徴とするクリップ
を提供する。
様として、ピンの軸部先端部に上部がテーパ面になった
複数の保持凹部を形成すると共に、該保持凹部の上方に
隣接して係合部を形成し、ピンの軸部をクリップ本体の
脚部内に挿入して、ピン軸部の保持凹部内にクリップ本
体脚部の係止突起を係合させることによりクリップ本体
とピンとを連結してなり、ピンの頭部を押圧することに
より、ピンの軸部がクリップ本体の脚部内を先端側へと
進行し、上記係止突起が上記保持凹部のテーパ面により
押圧されて脚部先端側が拡径すると共に、該係止突起が
係合部に係合して脚部の拡径状態が保持されるように構
成したクリップを提供する。
結固定する場合などに好適に使用されるもので、クリッ
プ固定用の貫通穴を設けた複数の板状部材を互いの貫通
穴を連通させた状態に重ね合わせ、この貫通穴に上記ク
リップ本体の脚部を挿入すると共に、該脚部内に上記ピ
ンの軸部を圧入することにより脚部先端側を拡径させ、
両板状部材を上記クリップ本体のフランジ部と拡径した
脚部先端部とで挟圧固定するものである。
板状部材の貫通穴に挿入して該脚部の先端部を板状部材
の反対側に突出させると共に、クリップ本体のフランジ
部下面を一方の板状部材に当接させ、この状態でピンの
軸部をクリップ本体フランジ部のピン挿通孔を通してク
リップ本体脚部内に圧入すると、ピンの軸部によりクリ
ップ本体脚部の各分割部が押圧されて各分割部先端側が
外側へと撓み、脚部先端側が拡径すると共に、各分割部
内面に突設された係止突起と軸部に設けられた係合部と
が係合して脚部先端側の拡径状態が保持される。これに
より、拡径した脚部先端側が板状部材の貫通穴の内周を
押圧して本クリップが貫通穴に固定されると共に、クリ
ップ本体のフランジ部下面と拡径した脚部先端側とで板
状部材を挟圧固定するものである。
部を圧入することによりクリップ本体の脚部先端側を拡
径させるクリップでは、クリップ本体脚部の各分割部が
良好に撓んで先端側がスムーズに拡径しなければなら
ず、上述したようにこれがクリップの取扱い性に大きく
影響するものであるが、本発明のクリップでは、上記ス
リットの脚部基端側を幅広に形成したことにより脚部の
各分割部基端側が幅狭となり、このため各分割部の可撓
性が向上し、ピン軸部挿入による脚部先端側の拡径がよ
り容易になり、クリップ固定時のピンの挿入力を小さく
して取扱い性を高めることができる。更に、スリットの
脚部先端側は幅狭に形成されているので脚部の各分割部
先端側は幅広となり、十分な剛性を維持することができ
ると共に、脚部先端側の拡径状態を保持しておくための
上記係止突起の係止幅を十分にとることができ、この係
止突起とピン軸部の係止部とを確実に係合させて脚部先
端側の拡径状態を確実に保持することができるものであ
る。
ピンの軸部を圧入するのに必要な力が小さくて済み、取
扱い性を向上させることができ、しかも良好な固定状態
を達成することができるものである。
につき図面を参照して説明する。図1〜11は、本発明
の一実施例にかかるクリップを示すもので、このクリッ
プは、図1,2に示されているように、クリップ本体1
とピン2とから構成されている。
ているように、丸板状のフランジ部3の中央部にピン挿
通孔4を穿設し、かつ該フランジ部3の下面中央部に略
円筒状の脚部5をその中空部を上記ピン挿通孔4と連通
させた状態に突設させたものである。
ジ部3の上面中央には、円形のピン嵌入凹部6が設けら
れており、かつ該フランジ部3上面に径方向に沿って帯
状に比較的幅広の工具挿入溝7が形成されている。
5には、その周壁に4つのスリット8,8,8,8が互
いに等間隔ずつ離間して軸方向に沿って形成されてお
り、これらスリット8,8,8,8により脚部5が4つ
の分割部9,9,9,9に分割されている。更に、これ
らスリット8,8,8,8は、それぞれ上部が幅広部1
0、下部が幅狭部11に形成されており、かつ上部の幅
広部10は上記フランジ部3を貫通してフランジ部3の
上面に開放している。
れた各分割部9,9,9,9の内面先端部には、それぞ
れ係止突起12,12,12,12が突設されており、
この係止突起12,12,12,12により脚部5先端
部の内径が小径になっている。また、脚部5の先端外周
縁部は、周方向に沿って面取りが施されており、これに
より脚部5先端の外径が小径に形成されている。
いるように、丸皿状頭部13の下面中央に略円柱状の軸
部14を突設したものである。該ピン2を構成する軸部
14の先端部外周面には、4つの保持凹部15(図では
2つしか現れていない)が等間隔ずつ離間して周方向に
沿って連設されており、これら保持凹部15の上部は上
方に向かうに従って漸次その深さが浅くなるテーパ面1
6となっている。また、これら保持凹部15の上方に
は、係止段差17を介してリング状の係合凹部(係合
部)18が周方向に沿って形成されている。更に、軸部
14の外周面には、基端部から上記係止段差17にかけ
て4つのリブ19が等間隔ずつ離間して軸方向に沿って
形成されており、これらリブ19はその上部が幅広部2
0、下部が幅狭部21に形成されて、上記クリップ本体
1の脚部5に形成された各スリット8に相応した形状と
なっていると共に、下部の幅狭部21は下方に向かうに
従ってその高さが漸次低くなり、上記係止段差17部分
で軸部14の周面と一体化している。なお、軸部14の
先端外周縁は面取りが施されており、これによって該先
端が小径に形成されている。
1とピン2とを連結したもので、図1に示されているよ
うに、ピン2の軸部14をクリップ本体1のフランジ部
3側からピン挿通孔4を通してクリップ本体1の脚部5
内空部内に挿入し、ピン2の軸部14先端部に形成した
4つの保持凹部15内にクリップ本体1脚部5の各分割
部9内面先端部に形成した各係止突起12を係合させる
ことにより、クリップ本体1とピン2とを連結したもの
である。この場合、図1に示されているように、ピン2
の頭部13及び軸部14基端部がクリップ本体1のフラ
ンジ部3上面より上方に突出した状態となる。
押圧してピン2の軸部14をクリップ本体1の脚部5内
に押し込むことにより、図2に示されているように、該
軸部14が脚部5内を下方へと進行して脚部5の各分割
部9内面に突設された係止突起12がピン2軸部14の
先端部に形成された各保持凹部15のテーパ面16によ
り外方へと押圧され、各分割部9がそれぞれ外側へと撓
んで脚部5の先端側が拡径し、上記各係止突起12がピ
ン2軸部14の上記各保持凹部15の上方に設けられた
係止段差17を乗り越えて係合凹部18に係合する。こ
れにより、係止突起12が係止段差17により係止され
て脚部5先端側の拡径状態が保持されるようになっい
る。また、このときピン2の各リブ19はクリップ本体
1脚部5の各スリット8内に挿入され、リブ19の幅広
部20がスリット8の幅広部10内に、リブ19の幅狭
部21がスリット8の幅狭部11内にそれぞれ位置する
ようになっている。更に、ピン2の頭部13は、クリッ
プ本体1のフランジ部3上面に形成されたピン嵌入凹部
6内に嵌入され、フランジ部3から突出することがない
ようになっている。
について説明する。本クリップを用いて2枚の板状部材
を連結固定する場合、図10に示したように、互いに連
結する2枚の板状部材i,jにそれぞれ設けた貫通穴
k,lを連通させた状態で両板状部材i,jを重ね合わ
せ、貫通穴k,lに本クリップのクリップ本体1軸部5
をピン2の軸部14と共に挿入し、クリップ本体1のフ
ランジ部3下面が一方の板状部材iの上面に当接した状
態とする。
2の頭部13を押圧Pしてピン2の軸部14を脚部5内
で下方へと進行させ、上述した通りの動作によりピン2
の保持凹部15に設けたテーパ面16で脚部5先端側を
拡径させると共に、脚部5各分割部9の係止突起12を
ピン2軸部14の係合凹部18に係合させて係止段差1
7で係止することにより、脚部5先端側の拡径状態を保
持する。
部材i,jの貫通穴k,lの内周を押圧して本クリップ
が貫通穴k,lに固定されると共に、クリップ本体1の
フランジ部3下面と拡径した軸部5先端側とで両板状部
材i,jを挟圧固定するものである。またこの際、ピン
2軸部14の外周面に設けられた各スリット19がクリ
ップ本体1脚部5の各スリット8内に挿入される。
は、上記各スリット8の基端側を幅広に形成したことに
より脚部5の各分割部9基端側が幅狭となり、このため
各分割部9の可撓性が向上し、ピン2軸部14の挿入に
よる脚部5先端側の拡径がより容易になり、クリップ固
定時のピン2の挿入力を小さくして取扱い性を高めるこ
とができる。
スリット8の基端側を幅広に形成し、このスリットの幅
広部10内に剛性を高く設定することができるピン2軸
部14のリブ19が挿入されるようになっているので、
クリップとしての脚部5基端側の剛性を向上させること
ができ、剪断力に対する強度を大幅に向上させることが
できるものである。従って、一方の板状部材iに図11
中矢印F方向の強い力がかかってクリップに強い剪断力
が生じても、良好に両板状部材i,jを連結固定するこ
とができる。
リット8の脚部先端側は幅狭に形成されているので脚部
5の各分割部9先端側は幅広となり、脚部5先端側の拡
径状態を保持しておくための上記各係止突起12の係止
幅を十分にとることができ、この係止突起12とピン2
軸部14に形成した係止段差17とを確実に係合させて
脚部5先端側の拡径状態を確実に保持することができる
ものである。即ち、図7に示したように、本実施例のク
リップでは、脚部5に設けたスリット8をその先端側
(下部)を幅狭に形成したので、各係止突起12の先端
幅Wを十分にとることができるものである。しかしなが
ら、このスリット8を全長に渡って幅広に形成した場
合、本実施例のクリップと同様に剪断力の向上は達成さ
れるものの、図7中一点鎖線30で示したように、係止
突起12の先端幅wは非常に狭くなり、上記係止段差1
7との係合幅が狭く、十分な係止力が得られなくなり、
不意に脚部5の拡径状態が解除されてしまうおそれがあ
ると共に、この係止突起12がピン2軸部の周面を摺動
することにより摩耗して十分な係合が得られなくなるお
それもある。
2の頭部13がクリップ本体1のフランジ部3に設けら
れたピン嵌入凹部6内に嵌入するように構成されている
ので、ピン2頭部13に何かが引掛かってピン2が持ち
上がり、不意に脚部5の拡径状態が解除されてしまうこ
とが防止される。しかも、ピン2を引き上げて脚部5の
拡径状態を解除したい場合には、クリップ本体1のフラ
ンジ部3に設けた工具挿入溝6からマイナスドライバー
の先端部をピン2の頭部13とピン嵌入凹部6の上面と
の間に挿入し、ピン2の頭部13をこじり上げることに
より、容易にピン2を引き上げて脚部5の拡径状態を解
除することができるものである。なおこの場合、脚部5
各分割部9に設けられた各係止突起12がピン2軸部1
4の係止段差17を乗り越えるまでピン2を引き上げる
ことにより、脚部5各分割部9の弾性復帰力と係止段差
17の下方に形成された保持凹部17のテーパ面16と
の作用によってピン2が自動的に持ち上がり、ほんの少
しピン2を引き上げることにより、極めて容易に脚部5
の拡径状態を解除することができる。
限定されるものではない。例えば、上記実施例では工具
挿入溝7をフランジ部3の径方向に沿って帯状に形成
し、フランジ部3周縁部に工具差し込み用の間隙が2箇
所形成されるようにしたが、ピン嵌入凹部6の周縁部を
1箇所だけ切り欠いてフランジ部3外周に開放させるこ
とにより工具差し込み用の間隙が1箇所だけ形成される
ようにしてもよく、またピン嵌入凹部6の周縁部を3箇
所以上切り欠いて3箇所以上の工具差し込み用間隙を形
成してもよい。更に、これらピン嵌入凹部6及び工具挿
入溝7を省略することもできる。更にまた、上記実施例
ではクリップ本体1の脚部5に形成した各係止突起12
とピン2の軸部14に形成した各保持凹部15とを係合
させて非使用時でもクリップ本体1とピン2とが連結さ
れた状態としたが、常時はクリップ本体とピンとを別体
として保管し、使用時にクリップ本体の脚部内にピンの
軸部を挿入してクリップ本体とピンとを連結すると共
に、クリップ本体の脚部を拡径するように構成しても差
し支えない。また、ピン2の構成は適宜変更することが
でき、更にその他の構成についても本発明の要旨の範囲
内で適宜変更しても差し支えない。
によれば、剛性を低下させることなく、クリップ固定時
のピンの挿入力を小さくすることができ、取り扱い性を
向上させることができる。また、脚部に設けられた係止
突起とピン軸部の係止部とを確実に係合させることがで
き、脚部先端側の拡径状態を確実に保持して信頼性の高
い固定状態を達成することができる。
図である。
体の脚部内に圧入した状態を示す一部を切り欠いて断面
とした正面図である。
図である。
断面図である。
す部分拡大平面図である。
る。
定するため、同クリップの脚部を板状部材の貫通穴に挿
入した状態を示す断面図である。
定した状態を示す断面図である。
材を連結固定するため、同クリップの脚部を板状部材の
貫通穴に挿入した状態を示す断面図である。
部材を連結固定した状態を示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 フランジ部にピン挿通孔を穿設すると共
に、該フランジ部下面に略筒状の脚部をその内空部が上
記ピン挿通孔と連通した状態に突設し、かつ、この脚部
の周壁に複数のスリットを軸方向に沿って形成して該脚
部を複数の分割部に分割すると共に、各分割部の内面先
端側に係止突起を突設したクリップ本体と、頭部の下面
に軸部を突設し、該軸部に上記係止突起と係合する係合
部を設けたピンとからなり、上記ピンの軸部をピン挿通
孔を通して上記クリップ本体の脚部中空部内に圧入し
て、ピンの軸部でクリップ本体脚部の各分割部を外側へ
と押圧し、脚部先端側を拡径させると共に、該脚部の上
記係止突起とピン軸部の上記係合部とを係合させて脚部
の拡径状態を保持するクリップにおいて、上記クリップ
本体の脚部に設けた各スリットの脚部基端側を幅広に、
脚部先端側を幅狭に形成したことを特徴とするクリッ
プ。 - 【請求項2】 ピンの軸部先端部に上部がテーパ面にな
った複数の保持凹部を形成すると共に、該保持凹部の上
方に隣接して係合部を形成し、ピンの軸部をクリップ本
体の脚部内に挿入して、ピン軸部の保持凹部内にクリッ
プ本体脚部の係止突起を係合させることによりクリップ
本体とピンとを連結してなり、ピンの頭部を押圧するこ
とにより、ピンの軸部がクリップ本体の脚部内を先端側
へと進行し、上記係止突起が上記保持凹部のテーパ面に
より押圧されて脚部先端側が拡径すると共に、該係止突
起が係合部に係合して脚部の拡径状態が保持されるよう
に構成した請求項1記載のクリップ。
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