JPH08329398A - 走行路検出装置 - Google Patents

走行路検出装置

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JPH08329398A
JPH08329398A JP7155205A JP15520595A JPH08329398A JP H08329398 A JPH08329398 A JP H08329398A JP 7155205 A JP7155205 A JP 7155205A JP 15520595 A JP15520595 A JP 15520595A JP H08329398 A JPH08329398 A JP H08329398A
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JP
Japan
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distance
road
detection
obstacle
traveling road
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JP7155205A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Yamamura
智弘 山村
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像処理によって認識された走行路を実測値
で補正する。 【構成】 ビデオカメラ21と、画像処理装置22と、
車速センサ23と、距離検出装置24と、接近度判断装
置25と、警報装置26とにより構成される。ビデオカ
メラ21は前方道路画像を取り込む。画像処理装置22
は前方画像に画像処理を施し、走行路を推定し。入力さ
れた路側障害物などの実測データに基づいて走行路形状
を補正し先行車までの距離を検出する。距離検出装置2
4は、ビームを発して路側停止物を検出しそれがビーム
プロファイルを横切る際に検出され初めと検出されなく
なる直前の実測データを画像処理装置22に出力する。
接近度判断装置25は先行車までの距離と車速センサ2
3からの自車速Vfをもとに警報距離を算出する。警報
装置26はその算出結果に基づき警報を発生する。これ
により走行路が正確に検出され、信頼性の高い警報を発
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両に搭載され、自
車両の前方道路画像から走行車線の形状および前方の先
行車や障害物を認識する走行路検出装置、およびそのよ
うな認識装置を応用し接近し過ぎや車線外の逸脱の可能
性が有する場合に警報する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の走行路検出装置としては、例えば
特願平6−163052に開示されているものがある。
これは、図19の(a)に示すように、エッジ抽出処理
を施した撮像画像中に台形のウインドウWを設け、各ウ
インドウにおいて(b)のように上底の一点iと下底の
一点jを結ぶ線分上の画素の濃度値の和を算出する。上
底の一点と下底の一点を結んでできるすべての線分に関
して同様の処理を実行し、濃度値の和が最も大きい線分
をウインドウ内に存在する直線として検出する。さら
に、各ウインドウでの直線検出結果をもとに、走行して
いる道路の形状を検出する。
【0003】ここに、直線から走行路の検出方法につい
ては、自車両前方道路の3次元形状を、水平形状を2次
式、垂直形状を1次式で近似し、式(1)に示す道路モ
デルが用いられている。
【数1】 したがって撮像画面上に投影される走行路は、図20に
示されるように、式(2)で表わすことができる。
【数2】 この式で、aは走行車線上の自車両の位置、bは道路曲
率、cは走行車線に対する相対ヨー角、dは走行車線と
の相対ピッチ角、eは車線幅、iは道路白線に対応する
番号(自然数)に、各々対応する係数であり、式(3)
で表わすことができ、走行路推定のパラメータとなる。
【数3】
【0004】各ウインドウWでの直線検出によって得ら
れる両端点の座標が前回に対して変動した場合、そのx
座標の変動量Δxijはパラメータa〜eを用いて、テ
イラー定理より、式(4)と式(5)で表わすことがで
きる。但し、ここでは2次以上の項を無視している。
【数4】
【数5】 ここで、yijは変動後の端点のy座標を表わす。
【0005】したがって、同一ウインドウ内の直線検出
によって求められる前回の端点と今回の端点のx座標の
差をKとしたときに、Kと式(4)より得られるxij
の変動量Δxijの差を最小二乗法により評価すること
で、走行路を表わすパラメータΔa〜Δeを算出するこ
とができる。
【数6】 ここで、εはKとΔxの差の評価関数、pijはウイン
ドウ内で検出された直線の確からしさ、iは検出対象と
する道路白線の本数、jは1本の道路白線上に設定され
るウインドウの数を表わす。式(6)の値εが最小とな
るΔa〜Δeの値を算出した後、式(3)のa〜eにこ
れらの値を加えて走行路を示すパラメータa〜eを更新
する。さらに、このa〜eのパラメータから式(3)よ
り逆算することで、3次元形状のパラメータA〜Eを求
める。以上のような方法により走行路を2次式道路モデ
ルを用いて推定することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の走行路検出装置にあっては、以下のような問
題点があった。画像上で式(3)で表わされる状況での
誤差や分解能は画像上の位置によらず一定であるが、道
路画像は座標変換して取り込まれるため、道路座標系に
再変換し式(1)に置き換えた場合の誤差や分解能は、
遠方道路ほど悪くなる。また、他車両によって白線が遮
蔽されるなどの理由により、遠方道路の検出が困難にな
る。
【0007】したがって式(1)で表わされる道路モデ
ルについても、自車に近い領域では実際の道路形状に比
較的よく合致するが、遠方ほど合致しにくくなる。その
ため、道路パラメータA〜Eの内、とくに水平曲率のパ
ラメータであるBの推定精度が悪くなる。それによって
道路検出後の障害物検出を行なう領域をとくに遠距離に
おいて自車線領域に正しく限定することが困難となり、
運転者に対する警報を早期に発生させることができな
い。この発明は、上記のような問題点に鑑み、自車付近
のみならず遠方道路も精度よく検出できる走行路検出装
置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため請求項1記載の
発明は、図1に示されるように、車両前方の路面画像を
採取する撮像手段11と、路面画像を画像処理して、路
面上の白線を検出し走行路の三次元形状と走行路に対す
る車両の相対位置関係とを識別する走行路検出手段12
とを有する走行路検出装置において、車両前方の特定方
向範囲内の障害物までの距離を検出する距離検出手段1
3と、検出した距離の変化より検出した障害物が路側の
停止障害物であることを検出する路側障害物検出手段1
4と、該路側障害物検出手段で検出された路側障害物ま
での距離情報をもとに前記走行路検出装置で識別される
走行路の三次元形状を補正する走行路形状補正手段15
とを設けたものとした。
【0009】請求項2記載の発明は、前記走行路形状補
正手段15は、走行路の三次元形状のうち、平面曲率に
相当するパラメータを補正するものとした。請求項3記
載の発明は、前記距離検出手段13は、固定された検出
範囲を有し、前記走行路形状補正手段15は、路側障害
物の距離検出を開始した距離と終了した距離をもとにし
て、走行路の三次元形状を補正するものとした。
【0010】請求項4記載の発明は、前記距離検出手段
13は、固定された複数個の検出範囲を有し、前記走行
路形状補正手段15は、距離検出手段の各検出範囲にお
ける距離検出を終了した距離をもとにして、走行路の三
次元形状を補正するものとした。
【0011】請求項5記載の発明は、前記距離検出手段
13は、距離検出方向の狭い検出範囲を左右方向に掃引
することにより、障害物までの角度と距離を検出するス
キャニング型レーダであり、複数の障害物までの角度と
距離より、カーブ路などに設置された連続反射体を検出
し、前記走行路形状補正手段15は、その連続反射体の
距離と角度情報をもとに、走行路の三次元形状を補正す
るものとした。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、距離検出手段13を
設けて、車両前方から障害物を検出し、路側障害物検出
手段14では検出された障害物の距離変化に基づき、路
側に存在する停止障害物が検出される。走行路形状補正
手段15は方向が特定された停止障害物の距離情報を用
いて画像処理で認識された走行路の三次元形状を補正す
る。これにより、画像処理で推定された走行路形状はそ
の実測値によって補正され、正確な路面形状が認識され
る。
【0013】請求項2記載の発明では、走行路の三次元
形状の内、平面曲率に相当するパラメータを補正するよ
うにしたから、画像処理では高い精度が得られないパラ
メータが補正されるうえ、補正処理が簡単に行なえる。
【0014】請求項3記載の発明では、前記距離検出手
段13の路側障害物の距離検出を開始した距離と終了し
た距離を用いて走行路の三次元形状を補正するようにし
たから、距離検出された障害物の検出角度が検出範囲か
ら簡単に特定される。
【0015】請求項4記載の発明では、前記距離検出手
段13の各距離検出範囲における路側障害物の距離検出
を終了した距離を用いて走行路の三次元形状を補正する
ようにしたから、距離検出された障害物の各検出範囲か
ら検出角度が簡単に特定されるとともに補正に必要な距
離データが確実に揃える。
【0016】請求項5記載の発明では、前記距離検出手
段13はビームを掃引させ、カーブ路などに設置された
連続反射体を検出して、検出された連続反射体の距離、
角度情報が走行路の三次元形状補正に用いられるから、
補正するデータが多くなり、より精度の高い補正ができ
る。
【0017】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は、この発明の第1の実施例の構成を示す。
この実施例は、本発明である走行路検出装置に先行車検
出、接近判断および警報などの機能を加えて先行車警報
システムとして構成されたものである。この構成は以下
のほかの実施例にも共通に用いられる。
【0018】まず、構成を説明する。ビデオカメラ21
は車両の前部に取り付けられ、前方道路画像を取り込
む。画像処理装置22はビデオカメラ21から取り込ま
れた前方画像に画像処理を施し、決定された各ウインド
ウ内のエッジ点を抽出し直線成分を検出する。さらに検
出された各ウインドウの直線から、走行路を推定し、距
離検出装置24からのカーブ路における路側障害物など
の実測データを用いて走行路を補正する。そして、検出
された走行路において先行車もしくは割り込み車両まで
の車間距離Rを算出して出力する。
【0019】距離検出装置24は、車両の前方に取り付
けられ、固定ビームを発して自車前方の障害物を検出す
る。検出された障害物が路側障害物と特定できるように
ビームの発射角度が図3に示すように{−δa、+δ
a}とやや広く、最大検出距離がLmaxと短く設定さ
れている。検出された障害物距離の時間変化より、それ
がカーブ路におけるコーナリフレクタなどの路側停止物
であるかどうかを判定する。
【0020】路側停止物による距離検出の場合は、車両
の移動により路側停止物がビームプロファイルを横切る
際に路側障害物が検出され初め(検出開始)と検出され
なくなる直前(検出終了)の距離データを読み出して出
力する。つまり、検出開始距離を検出したときの障害物
の角度が+δa、または−δaと判断することができる
データのみが、走行路形状補正に利用できる路側障害物
データとして出力される。
【0021】接近度判断装置25は先行車もしくは割り
込み車両までの車間距離Rと車速センサ23により検出
された自車速Vfをもとに警報距離Rsを算出する。そ
の後、警報距離Rsと車間距離Rを比較することによ
り、先行車への接近し過ぎに対して警報を発するように
作動信号を出力する。この作動信号を受けて警報装置2
6では、警報を発生する。この警報の発生方法は、例え
ば警報ランプなどによる視覚的な呈示、警報音の発生な
どの聴覚的な呈示を行なう。
【0022】図4は、距離検出装置24における路側障
害物検出処理のフローを示す。まずステップ31におい
て、固定ビームの反射波から距離検出があったかどうか
を判断する。距離検出があった場合には、ステップ32
において、今回の距離検出が検出開始かどうかを判断す
る。これには前回の検出結果によって判別できる。検出
開始の場合には、ステップ33で、検出開始距離Lsと
して、今回の検出距離Lを保存する。検出開始でない場
合には、ステップ34へと進み、ここで相対速度dL/
dtを算出する。この相対速度算出方法には例えば検出
距離Lの過去4回の値を最小二乗法により微分する方法
を用いる。
【0023】続いて、ステップ35で相対速度dL/d
tと自車速Vfを比較し、相対速度がほぼ自車速Vfと
同じであれば、距離が検出されている障害物は停止物で
あると判断し、ステップ36で停止物フラグを1に設定
する。同じでなければ、移動物であると判断して、ステ
ップ37で停止物フラグを0に設定する。
【0024】上記ステップ31で、固定ビームの反射波
から距離の検出がない場合ステップ38で、距離検出が
ちょうど終了したかどうかを判断する。距離検出が終了
した場合には、ステップ39で、前回検出された距離L
を検出終了距離Leとして保存する。さらにステッ40
で停止物フラグが1(停止物である)と判断され、か
つ、ステップ41で検出開始距離Lsが最大検知距離L
max未満であると判断される場合のみ、ステップ42
で画像処理装置22に対して、路側障害物距離データと
して、検出開始距離Lsと検出終了距離Leを出力す
る。
【0025】図5は画像処理装置22における概略処理
フローを示す。処理は大きく分けると、3つのステップ
に分けられる。ステップ71では、ビデオカメラ21か
らの前方道路画像を入力しその画像上から走行路形状を
検出する。ステップ72では、距離検出装置24からの
路側障害物データがある場合にそのデータをもとに走行
路形状を補正する。ステップ73では、認識された自車
走行車線上の先行車を検出する。
【0026】図6は、ステップ71における走行路形状
検出処理の具体的な処理フローを示す。 まず、ステッ
プ101で、ビデオカメラ21より前方道路画像を取り
込む。ステップ102において、取り込まれた前方道路
画像に対してエッジ抽出などの画像処理を施し、車線表
示ライン(レーンマーカ)を検出しやすい画像を作成す
る。ここで、エッジ抽出の処理は、例えば、垂直方向の
エッジを強調して抽出できるSobelオペレータなど
のフィルタ処理を施し、さらに、濃度値が所定値以上と
なる画素だけをエッジ点として抽出する。
【0027】次にステップ103で、直線検出を行なう
ためのウインドウ位置を決定し、ウインドウを設定す
る。このウインドウ設定方法は、予測されるレーンマー
カの存在予想領域付近に、図19に示したようにいくつ
かのウインドウWを設定するものである。レーンマーカ
の存在予想領域は、ビデオカメラ21の取り付け姿勢か
ら大まかな位置を決定できるが、例えば式(3)に示す
ような走行路モデルを用いて、前回の走行路検出結果を
基にしてその近傍に、今回の画像におけるレーンマーカ
の存在予想領域を設定することにより、検出精度を向上
させることができる。
【0028】ステップ104では、設定された各ウイン
ドウにおいて、その上辺の一点と下辺の一点を通る最も
確からしさ直線を検出する。この検出は、図7に示すよ
うに、上辺のn個の点の内の一点と、下辺のm個の点の
内の一点をそれぞれ通るようなn×m本の直線の内か
ら、最もエッジ点を多く含む直線を検出する。
【0029】図8はその処理を示すようなフローであ
る。エッジ点抽出処理により得られたエッジ画像に関
し、ステップ111において変数i、j、Pmaxを初
期化の後、ステップ112において上端(xui、y
u)、下端(xdj、yd)を結ぶウインドウ内の仮想
直線上の画素のエッジ点の個数の和pを算出する。次に
ステップ113にてエッジ点数pと過去の最大値Pma
xとの比較を行ない、pがPmaxよりも大きければス
テップ114にてPmax、xu、xdの座標値を更新
する。ステップ115にしたがい、この処理をj=0〜
mまで行なう。
【0030】そして、同様の処理をステップ116〜1
17にしたがいi=0〜nのそれぞれについて行ない、
最後にステップ118で濃度和が最大となる(xu、x
d)と濃度和の最大値Pmaxを出力する。ここで得ら
れた(xu、xd)が検出直線の確からしさを表わす指
標でもあり、各ウインドウの検出直線の重み付けとして
用いられる。
【0031】この後、図6に戻ってステップ105で
は、ステップ104で得られた(xu、xd)をもと
に、各ウインドウでの検出直線の重み付けを決定する。
最後にステップ106で、各検出直線および重み付けに
応じて、走行路を検出する。ここでは、式(1)のよう
な2次元の道路モデルを用いて検出し、画面上での道路
形状のパラメータである、a〜eの値を算出するととも
に、3次元空間での道路形状パラメータA〜Eを算出す
る。
【0032】次に、図9のフローチャートを用いて、ス
テップ72の走行路形状補正処理の具体的な処理を説明
する。まず、ステップ91において、距離検出装置24
からの路側障害物データを読み込む。この路側障害物デ
ータは、障害物の検出開始距離Lsと検出終了距離Le
の2つのデータである。ステップ92では検出された現
在の道路形状パラメータA〜Eの内、Bの値を用いて旋
回方向を判別する。ここで、Bの値は、右カーブの場合
には+、左カーブの場合には−をそれぞれ示す。
【0033】ステップ93では、検出開始距離Lsと検
出終了距離Leから、検出開始点、検出終了点の3次元
空間におけるX、Z座標を求める。例えば、右カーブの
場合、図10に示すように、検出開始点の座標(Xs、
Zs)、および検出終了点の座標(Xe、Ze)は以下
の式(7)で表わされる。
【数7】 一方、路側障害物のX、Z平面内での軌跡は、式(8)
で表わされる。
【数8】 この式における、パラメータB、Cの値は、それぞれ道
路の曲率および道路に対する自車の相対的なヨー角に相
当するが、前述したような走行路形状検出処理のステッ
プ71において、算出されるパラメータB、Cの内、パ
ラメータCの値は、自車近傍の画像データから算出可能
であるので、比較的に検出精度が高いのに対し、パラメ
ータBの値は、遠方の画像データが必要となるため検出
精度が低くなる。また、Xoの値は、路側障害物が自車
からどれだけ離れた位置に存在するかがわからないた
め、未知数となる。
【0034】したがって、式(8)において、パラメー
タCは走行路形状検出処理のステップ71で算出された
値をそのまま使い、それ以外のBとXoの2つを未知数
として、式(8)に検出開始点および検出終了点のX、
Z座標値を代入して、B、Xoについて解けば、これら
の値を求めることが可能となる。
【0035】ステップ94では、上述した方法により、
式(9)を用いてパラメータBの補正値Bestを算出
する。
【数9】 ステップ95では、パラメータBの補正量が適切である
かどうかを、式(10)で判別する。
【数10】 式(10)の右辺である補正量の値が所定値εB 以上の
場合には、なんらかの誤検出が行なわれることにより、
パラメータ補正量が不適切であると判断し、パラメータ
Bの補正を行なわない。所定値εB 未満の場合には、補
正を行なうべきであるとして、ステップ96で、パラメ
ータBの値をBestとなるように補正する。以上のよ
うにして、走行路形状補正処理のステップ72を終了す
る。
【0036】次に、図11のフローチャートを用いて、
ステップ73における先行車検出処理の具体的な内容を
説明する。まず、ステップ131で、検出された自車の
走行車線領域に対して、画像処理を施し水平エッジ成分
を抽出する。ここでは、水平エッジを抽出するために例
えば、横方向のSobelオペレータを用いることがで
きる。
【0037】ステップ132にて、抽出した水平エッジ
成分を水平エッジしきい値Vと比較し、先行車の影であ
る可能性が高い水平エッジを抜き出す。ステップ133
にて、残った水平エッジの中で、最も画面下方に存在す
るものを選択し、先行車の影を検出する。そして、画面
上下位置yを算出する。
【0038】ステップ134では、先行車の影の検出が
有ったかどうか判断し、影の検出が無ければ、先行車無
しと判断する。先行車がある場合には、ステップ135
にて、検出された先行車の影の上方に車両形状を検出す
るためのウインドウを設定する。このウインドウ設定
は、図12に示すように、検出された先行車の影のすぐ
上方に、先行車の影の左右幅よりもやや広めの横方向に
細長いウインドウを設定する。次にステップ136で、
ウインドウ内の垂直エッジを抽出し、ステップ137で
1組(2本)の垂直のエッジを検出する。これは、車両
形状の特徴として、とくに車体の下の部分には、左右の
隅にタイヤが存在するため、両端に垂直エッジが検出さ
れることを利用して、車両を検出しようとするものであ
る。
【0039】このようにして、先行車の影を検出した
後、先行車の形状を検出する。この処理は、例えば、道
路の上にある橋梁の影や、隣車線を走行している車両の
影を先行車であると誤検出することを防ぐことを目的と
した処理である。一組の垂直エッジが検出された場合、
先行車ありと判断し、検出されない場合には先行車なし
と判断する。
【0040】先行車がある場合、画像処理装置22は、
ステップ139において、先行車影の上下位置yを用い
て、式(11)から、車間距離Rを算出して接近度判断
装置25へ出力する。
【数11】 ここで、F、HO 、dは以下のような値である。 f:ビデオカメラ21の焦点、 HO :ビデオカメラ21の路面からの取り付け高さ、 d:2次元道路モデルのピッチ角に相当するパラメータ
である。
【0041】図13は、接近度判断装置25における処
理フローである。まず、ステップ161で車速センサ2
3からの自車速Vfおよび画像処理装置22からの車間
距離Rを読み込む。そしてステップ162において車間
距離Rの変化率を算出することで自車と先行車の相対速
度Vr=dR/dtを求める。この相対速度を求める手
法は精度の高い最小二乗法などが用いられる。その後、
ステップ163へと進み、警報距離を算出する。警報距
離は1次警報用の警報距離Rs1と、2次警報用の警報
距離Rs2をそれぞれ算出する。この警報距離は、以下
の式(12)に基づいて計算する。
【数12】
【0042】ステップ164では車間距離Rと1次警報
距離Rs1を比較して、式(13)で警報する必要があ
るかを判断する。
【数13】 この式が成立する場合には1次警報距離以下であるとい
うことになり、ステップ165以降の1次警報もしくは
2次警報を発生させる。式が成立しない場合にはステッ
プ161へと戻る。ステップ165では、さらに2次警
報距離Rs2と車間距離Rを比較し、2次警報距離Rs
2よりも車間距離Rが小さい場合にはステップ170へ
と進み、2次警報音と、ステップ171での2次警報ラ
ンプを作動するように警報装置26へ指令値を出力す
る。2次警報距離Rs2よりも車間距離Rが大きい場合
には、ステップ166を経て、1次警報を発生させる。
【0043】ステップ166では、現在の時刻Tnと警
報発生時点TF1から、警報時間Δtが経過したかどう
かを判断して、警報時間Δt以内であれば、ステップ1
67で1次警報用の警報音を発生し、ステップ168
で、1次警報用の警報ランプを点灯するように警報装置
26へ指令値を出力する。警報時間Δtを越えていれ
ば、ステップ169で、1次警報用の警報音は停止さ
れ、警報ランプのみ点灯されることになる。その後、ス
テップ161へと戻り、処理が繰り返される。
【0044】本実施例は、以上説明してきたように、固
定ビームを発して、車両の移動で路側障害物が固定ビー
ムを横切る際に、検出された路側障害物の検出開始距
離、および検出終了距離に基づき、画像認識による走行
路検出処理で得られた道路パラメータの内、精度の低い
平面曲率に相当するパラメータBを補正するようにした
ため、画像認識では高い精度が得られにくい、より遠方
の道路形状のデータを固定ビームレーダのデータから推
定し、道路検出の精度や安定性が向上するという効果が
得られる。
【0045】また、この結果を、先行車までの車間距離
を検出し接近し過ぎの場合に警報する障害物警報システ
ムに応用する場合には、自車線上の先行車検出領域をよ
り遠方まで延ばすことが可能となり、早期警報を発生さ
せることが可能となるとともに、発生する警報の信頼性
を向上させることとなる。
【0046】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。本実施例は、図2に示した構成に距離検出装置24
の代わりに3つのビームを発して距離検出を行なう距離
検出装置24Aを用い、またそれに合わせて画像処理装
置22において処理内容に少し修正を加えたものであ
る。そのほかは第1の実施例と同様である。
【0047】距離検出装置24Aは、図14に示すよう
に、左、中央。右の3本のビームを持ち、それぞれ自車
の前方の角度範囲、左:{−δc、−δb}、中央:
{−δa、+δa}、右:{+δb、+δc}に存在す
る障害物までの距離をそれぞれ検出する。さらに第1の
実施例で説明したような路側障害物検出処理を各ビーム
毎に実施する。この際、距離検出装置24Aから、画像
処理装置22へ出力される路側障害物データとしては、
第1の実施例では検出開始距離Lsと検出終了距離Le
の2つのデータであったが、本実施例では、左、中央、
右の各ビームの検出終了距離LL 、LC 、LR を出力す
る。
【0048】次に、図15のフローチャートを用いて、
ステップ72における走行路形状補正の具体的な処理す
る。この処理も基本的には、第1の実施例の図6のフロ
ーと同様である。まず、ステップ191において、距離
検出装置24からの路側障害物データを読み込む。この
路側障害物データは、前述したように左、中央、右の各
ビームの検出終了距離LL 、LC 、LR の3つのデータ
である。ステップ192では、現在の道路形状パラメー
タA〜Eの内、Bの値を用いて旋回方向を判別する。こ
こで、Bの値は、右カーブの場合には+、左カーブの場
合には−をそれぞれ示す。
【0049】ステップ193では左、中央、右の各ビー
ムの検出終了距離LL 、LC 、LRから、各ビームの検
出終了点の3次元空間におけるX、Z座標を求める。例
えば、右カーブの場合、図16に示すように、各ビーム
の検出終了点の座標(XL 、ZL )、(XC 、ZC )、
(XR 、ZR )は以下の式(14)で表わされる。
【数14】
【0050】一方、路側障害物のX、Z平面内での軌跡
は、前述した式(8)で表わされる。ここで、この式に
おける、パラメータB、Cの値は、それぞれ道路の曲率
および道路に対する自車の相対的なヨー角に相当する
が、前述したように走行路形状検出処理ステップ71に
おいて、算出されるパラメータB、Cのうちパラメータ
Cの値は、自車近傍の画像データから算出可能であるの
で、比較的検出精度が高いのに対しパラメータBの値は
遠方の画像データが必要となるため検出精度が低くな
る。
【0051】また、Xoの値は、路側障害物が自車から
どれだけ離れた位置に存在するかがわからないため、未
知数となる。したがって、式(8)において、パラメー
タCは走行路形状検出処理ステップ71で算出された値
をそのまま使い、それ以外のBとXoの2つを未知数と
して、式(8)に上記各ビームにおける検出終了点の
X、Z座標値を代入し、例えば最小二乗法によって、
B、Xoの値を求めることができる。ステップ194で
は、上述した方法(最小二乗法)により、パラメータB
の補正値Bsetを算出する。
【0052】ステップ195では、パラメータBの補正
量が適切であるかどうかを、前述した式(10)で判別
する。補正量の値が所定値εB 以上の場合には、何等か
の誤検出が行なわれることにより、パラメータ補正量が
不適切であると判断し、パラメータBの補正を行なわな
い。所定値εB 未満の場合には、補正を行なうべきであ
るとして、ステップ196でパラメータBの値をBes
tとなるように補正する。
【0053】以上説明してきたように、第2の実施例で
は、マルチビームを発して、路側障害物の各ビームにお
ける検出終了距離を用いて、画像認識による走行路検出
処理で得られた道路パラメータの内、精度の低い平面曲
率に相当するパラメータBを補正するようにしたため、
第1の実施例と同様な効果が得られるほか、さらに以下
のような特徴を有する。
【0054】すなわち第2の実施例では、 1、走行路形状補正に用いるデータ数が多い(3つ)。 2、検出開始時よりも検出終了時の方が路側障害物まで
の距離が短く検出精度が高くなる。この精度の高い検出
終了時のデータのみを用いて走行路形状の補正を行な
う。 3、路側障害物が複数個存在し、かつ、その間隔が短い
場合には検出開始時のデータは必ずしも検出領域に障害
物が進入しとときのデータではなく、別の障害物からこ
の障害物へと距離検出対象が変化した可能性があり、こ
のデータを用いた場合には走行路形状補正精度が悪化す
るが、第2の実施例では検出終了時のデータのみを用い
るため、このような精度の悪化を生じない、という3つ
の理由により補正が確実に行なえ、より高い補正精度が
得られる。
【0055】なお本実施例では、3本のマルチビームを
発したが、ビームの本数がさらに多い場合でも、同様の
処理を行なうことにより、走行路形状補正が可能である
し、さらに精度を向上できることは明白である。
【0056】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
本実施例は、第1の実施例の距離検出装置24の代わり
に距離検出装置24Bを用いたものである。第1の実施
例では、単一の固定ビーム、第2の実施例ではマルチビ
ームいわゆる固定ビームレーダを用いたのに対し、本実
施例では、左右方向に掃引される狭い検出領域のビーム
を用いて障害物までの距離と角度を求めるスキャニング
型レーダの距離検出装置24Bを用いることが異なる。
そのほかの構成は第1、第2の実施例と同様である。
【0057】次に、作用を説明するが、作用についても
基本的には第1および第2の実施例と同様であるが、路
側障害物による距離データ検出方法と、それを用いた走
行路形状補正方法が異なっている。ここで相違点である
上記2点について説明する。
【0058】図17は、距離検出装置24Bの検出領域
を示す。距離検出装置24Bは左右方向の幅の狭いビー
ムを自車の前方の角度波に{−δs、+δs}で掃引さ
せ、その中に存在する障害物までの距離Lとその時の角
度δをそれぞれ検出する。一回の掃引において、得られ
た複数の障害物までの距離Lと角度δから、連続してい
る路側反射帯(コーナリフレクタ)群のデータk個を検
出し、それらのデータ(Ln、δn)(n=1〜k)を
路側障害物データとして、出力する。
【0059】次に、ステップ72の走行路形状補正処理
の具体的な処理を説明するが、基本的には、第2の実施
例の図15の処理内容と同様である。異なる部分は、ス
テップ193、194におけるパラメータBの補正値B
estの算出方法である。第2の実施例においては、検
出終了点の座標3つを求め、最小二乗法によりBを推定
する方法を示したが、本実施例の場合には、狭いビーム
の掃引で得られたk個の路側障害物データから、k個の
路側障害物座標(Xn、Zn)(n=1〜k)を求め
(ステップ193)、それを用いて、最小二乗法によ
り、パラメータBの補正値を算出する。それ以外の処理
は第2の実施例と同様であるので説明を省略する。
【0060】以上説明してきたように、第3の実施例で
は、スキャニング型レーダを用いて、複数の路側障害物
の検出距離と角度を用いて、画像認識による走行路検出
処理で得られた道路パラメータの内、精度の低い平面曲
率に掃引するパラメータBを補正するようにしたため、
第1の実施例と第2の実施例と同様の効果が得られるほ
か、さらに以下の特徴を有する。
【0061】すなわち第3の実施例では、 1、走行路形状補正に用いるデータ数が多いため、走行
路形状補正精度が向上する。 2、第1、第2の実施例では障害物データの検出を終了
するまで待たないと補正できないが、スキャニング型レ
ーダを用いることにより、1回の掃引によって、複数の
障害物からのデータをほぼ同時に得ることができ、補正
が高速、かつ、補正タイミングが早くなる。 3、路側障害物が複数個存在し、かつ、その間隔が短い
ほど、路側障害物のデータであるという判断の精度が向
上するため、走行路形状補正精度が向上する。 4、狭い検出範囲を持つビームを掃引する機構を有する
ため、角度のデータ精度が高く、より補正精度が高くな
るという効果が得られる。
【0062】また、路側障害物の個数が少ない場合に
は、スキャニング型レーダの全掃引領域を固定ビームあ
るいはマルチビームレーダと同様に考えることにより、
第1、第2の実施例と同様のデータ処理を行なうことが
可能であり、この場合にも、走行路形状を補正すること
ができる。
【0063】
【発明の効果】以上の通り、請求項1の発明では、画像
処理をして走行路を検出する走行路検出装置において、
車両距離検出手段を設けて、検出された前方の障害物か
ら路側障害物を求め、そしてその路側障害物の角度、距
離情報を用いて画像処理で認識された走行路の三次元形
状を補正するようにしたから、画像処理で推定された走
行路形状はその実測値によって補正され、正確な走行路
形状が認識されるという効果が得られる。
【0064】請求項2の発明では、走行路の三次元形状
の内、平面曲率に相当するパラメータを補正するように
したから、高い精度の得にくいパラメータが補正され
る。これによって補正処理が簡単に行なえ、走行路認識
装置が簡単に構築できる。請求項3の発明では、前記距
離検出手段の路側障害物の距離検出を開始した距離と終
了した距離を用いて走行路の三次元形状を補正するよう
にしたから、距離検出された障害物の検出角度が検出範
囲から簡単に特定される。これにより、走行路検出装置
を搭載した車両の移動を利用すれば単一ビームの固定ビ
ームレーダを用いることができ、距離検出手段が簡単に
構築できる。
【0065】請求項4の発明では、複数個の検出範囲を
持つ前記距離検出手段の路側障害物の距離検出を終了し
た複数個の距離を用いて走行路の三次元形状を補正する
ようにしたから、距離検出された障害物の検出角度が各
検出範囲から簡単に特定される。これにより、走行路検
出装置を車両に搭載した車両に移動を利用すればマルチ
ビームの固定ビームレーダを用いることができ、距離検
出手段が簡単に構成できる。
【0066】請求項5の発明では、ビームを掃引させ、
カーブ路などに設置された連続反射体を検出して、検出
された連続反射体の距離、角度情報を用いて走行路の三
次元形状を補正するようにしたから、連続反射体の距
離、角度データをほぼ同時に得ることができ、補正が高
速、かつ、補正タイミングが早くなる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図3】第1実施例におけるレーダの検出範囲を示す図
である。
【図4】障害物の検出開始距離と検出終了距離の検出フ
ローである。
【図5】先行車検出のためのフローである。
【図6】道路形状検出のためのフローである。
【図7】ウインドウ内での直線を検出する説明図であ
る。
【図8】ウインドウ内での直線検出のためのフローであ
る。
【図9】パラメータ補正のためのフローである。
【図10】障害物の検出値の説明図である。
【図11】先行車検出のためのフローである。
【図12】先行車検出の説明図である。
【図13】警報発生のためのフローである。
【図14】第2の実施例におけるビームの配置を示す図
である。
【図15】第2の実施例におけるパラメータの補正フロ
ーである。
【図16】障害物の検出距離と道路の関係を示す図であ
る。
【図17】第3の実施例におけるスキャニングレーダの
掃引範囲を示す図である。
【図18】スキャニングレーダの検出値と走行路の関係
を示す図である。
【図19】ウインドウの設定およびウインドウ内で走行
路の検出を示す図である。
【図20】認識された自車走行路を示す図である。
【符号の説明】
11 撮像手段 12 走行路検出手段 13 距離検出手段 14 路側障害物検出手段 15 走行路形状補正手段 21 ビデオカメラ 22 画像処理装置 23 車速センサ 24、24A、24B、 距離検出装置 25 接近度判断装置 26 警報装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両前方の路面画像を採取する撮像手段
    と、路面画像を画像処理して、路面上の白線を検出し走
    行路の三次元形状と走行路に対する車両の相対位置関係
    とを識別する走行路検出手段とを有する走行路検出装置
    において、車両前方の特定方向範囲内の障害物までの距
    離を検出する距離検出手段と、検出した距離の変化より
    検出した障害物が路側の停止障害物であることを検出す
    る路側障害物検出手段と、該路側障害物検出手段で検出
    された路側障害物までの距離情報をもとに前記走行路検
    出装置で識別される走行路の三次元形状を補正する走行
    路形状補正手段とを設けたことを特徴とする走行路検出
    装置。
  2. 【請求項2】 前記走行路形状補正手段は、走行路の三
    次元形状のうち、平面曲率に相当するパラメータを補正
    することを特徴とする請求項1記載の走行路検出装置。
  3. 【請求項3】 前記距離検出手段は、固定された検出範
    囲を有し、前記走行路形状補正手段は、路側障害物の距
    離検出を開始した距離と終了した距離をもとにして、走
    行路の三次元形状を補正することを特徴とする請求項1
    または2記載の走行路検出装置。
  4. 【請求項4】 前記距離検出手段は、固定された複数個
    の検出範囲を有し、前記走行路形状補正手段は、距離検
    出手段の各検出範囲における距離検出を終了した距離を
    もとにして、走行路の三次元形状を補正することを特徴
    とする請求項1または2記載の走行路検出装置。
  5. 【請求項5】 前記距離検出手段は、距離検出方向の狭
    い検出範囲を左右方向に掃引することにより、障害物ま
    での角度と距離を検出するスキャニング型レーダであ
    り、複数の障害物までの角度と距離より、カーブ路など
    に設置された連続反射体を検出し、前記走行路形状補正
    手段は、その連続反射体の距離と角度情報をもとに、走
    行路の三次元形状を補正することを特徴とする請求項1
    または2記載の走行路検出装置。
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