JPH08327758A - アラーム時計 - Google Patents

アラーム時計

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Publication number
JPH08327758A
JPH08327758A JP13225195A JP13225195A JPH08327758A JP H08327758 A JPH08327758 A JP H08327758A JP 13225195 A JP13225195 A JP 13225195A JP 13225195 A JP13225195 A JP 13225195A JP H08327758 A JPH08327758 A JP H08327758A
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JP
Japan
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alarm
time
voice
mode
main body
Prior art date
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Withdrawn
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JP13225195A
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English (en)
Inventor
Hidesuke Arai
秀介 荒井
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、使用者を確実に目覚めさせる
ことのできるアラーム時計を提供することである。 【構成】スヌーズ期間中でなく、かつアラーム時刻でな
いときに(図7、S32、NO)、現在時刻が正時とな
ると(S50、YES)、モータを作動させるまでの時
間がランダムに選択され(S51)、その選択された時
間から作動開始時刻が算出され(S52)、さらにモー
タを作動させる作動時間がランダムに選択される(S5
3)。そして、現在時刻が作動開始時刻に達すると、モ
ータが駆動されてアラーム時計本体2が回転移動を開始
し、選択された作動時間を経過するとモータが停止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アラーム時計本体を移
動させることのできるアラーム時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、設定したアラーム時刻にアラーム
音を報知する際に、音量を段階的に大きくするものや、
アラーム時刻に達すると一定時間毎に間欠的にアラーム
音を報知するアラーム時計が知られている。
【0003】目覚ましに用いられるアラーム時計は、寝
床から手のとどく範囲に置き、アラーム音が報知されて
目覚めたならアラーム停止スイッチを操作してアラーム
音の報音を停止させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のアラーム時計では、使用者が目覚めが不完全な
状態でアラーム停止スイッチを操作してアラーム音の報
音を停止させ、その後、再び寝てしまう場合があり、目
覚ましとしての機能を十分に果たせないという問題点が
あった。
【0005】本発明の目的は、使用者を確実に目覚めさ
せることのできるアラーム時計を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のアラーム時計
は、アラーム時計本体と、アラーム時計本体に設けられ
アラーム時計本体を移動させる駆動手段と、指定された
アラーム時刻に報知を行う報知手段と、アラーム時刻と
異なるランダムな時刻に駆動手段を作動させる制御手段
とを備える。
【0007】
【作用】本発明では、駆動手段によりアラーム時刻と異
なるランダムな時刻にアラーム時計本体が移動されるの
で、アラーム時刻に達したしたときには、就寝前の位置
と異なる位置に移動していることになる。従って、アラ
ーム時刻となって報知が行われたとき、報知を停止させ
るためには、使用者がアラーム時計の在る位置まで起き
て行って停止スイッチ等を操作しなければならないの
で、使用者を完全に目覚めさせることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、実施例のアラーム時計1の外観斜視図で
ある。この実施例のアラーム時計1は球状であり、錘1
3を回転軸に対して偏心した位置に設けたフライホイー
ル11とモータ16とを有し、モータ16を駆動してフ
ライホイール11を回転させて重心の位置を変化させる
ことで、アラーム時計本体2が回転して移動するように
なっている。
【0009】同図において、アラーム時計本体2は、ロ
ボットの頭の形状をしており、正面に目の形をした2個
のスイッチ3a、3bと、口の形をしたスライドスイッ
チからなるモードスイッチ4と、足5とが設けられてい
る。左目のスイッチ3aは、時刻修正あるいはアラーム
時刻設定時に「時」単位を設定するためのHキーであ
り、右目のスイッチ3bは「分」単位を設定するための
Mキーである。また、スイッチ3a、3bの上部には弾
性の線材からなる触覚6が設けられ、頭部には時刻を音
声で報知させるときなどに操作するスピークキー7が設
けられている。
【0010】この実施例のアラーム時計1は、モードス
イッチ4をスライドさせることにより、現在時刻セット
モード、アラーム時刻セットモード、通常アラームモー
ド、アラームオフモード及びアクションアラームモード
の5つのモードを切り換えることができる。例えば、モ
ードスイッチ4が左端の位置にあるときには、アラーム
オフモードとなり、その右側の位置にあるときには、ア
クションアラームモード、その右側にあるときには音声
アラームモード、さらにその右側の位置にあるときに
は、アラーム時刻セットモード、モードスイッチ4が右
端の位置にあるときには時刻セットモードとなる。な
お、アクションアラームモードとは、アラーム時計本体
2が回転しながら移動するモードである。
【0011】図2は、アラーム時計1の内部構造を示す
図であり、図3は、フライホイール11をリングギヤ1
4の形成されている側から見たときのギヤとモータとの
関係を示す図である。
【0012】図2に示すようにアラーム時計本体2の内
部には、フライホイール11が支持軸12に回転自在に
取り付けられており、このフライホイール11には、そ
の回転中心から偏心した位置に錘13が取り付けられて
いる。また、図2及び図3に示すようにフライホイール
11の内側にはリングギヤ14が設けられており、その
リングギヤ14にはアイドルギヤ15が噛合し、さらに
そのアイドルギヤ15にモータ16の回転軸に一体に取
り付けられたピニオンギヤ17が噛合している。
【0013】モータ16の回転はピニオン17を介して
アイドルギヤ15に伝えられ、そのアイドルギヤ15の
回転がリングギヤ14を介してフライホイール11に伝
えられる。従って、モータ16が回転すると、フライホ
イール11が支持軸12を中心にして回転し、フライホ
イール11に設けらた錘13の位置が移動することによ
り、アラーム時計本体2の重心が移動しアラーム時計本
体2が回転する。
【0014】次に、図4は、実施例のアラーム時計1の
回路ブロック図である。CPU21は、ROM22に格
納されている制御プログラムに従って時刻計時処理、通
常アラームモード処理、アクションアラームモード処理
等を実行するとともに、設定されたアラーム時刻データ
をRAM23のアラーム時刻記憶部に書き込む。また、
CPU21は、アラーム時刻に達したとき、またはスピ
ークキー7が操作されたとき等に、現在時刻あるいは目
覚まし音声を知らせる音声データを音声発生回路24に
出力する。音声発生回路24は、CPU21から出力さ
れる音声データから合成音声を生成し、生成したアナロ
グの音声信号fをスピーカ25へ出力する。これによ
り、スピーカ25から現在時刻あるいは目覚まし音声が
音声出力される。
【0015】また、CPU21は、アクションアラーム
モードにおいては、モータ駆動回路26へ駆動開始信号
gを出力してモータ27を一定時間回転させ、その後駆
動終了信号hを出力してモータ27の回転を停止させ
る。また、CPU21は、音センサ28で拍手が検出さ
れたとき、現在時刻を知らせる音声データを音声発生回
路24へ出力してスピーカ25から現在時刻を音声で出
力させる。
【0016】スイッチ部32は、前述したHキー3a、
Mキー3b、モードスイッチ4、スピークキー7等から
なり、それぞれのスイッチの操作信号をCPU21へ出
力する。発振器29で生成されるクロック信号は分周回
路30で分周され、時刻計時の基準となる計時信号と2
Hzの信号が生成され、計時信号は時刻計数回路31へ
出力され、2Hzの信号はCPU21へ出力される。時
刻計数回路31は、分周回路30から出力される計時信
号を計数して現在時刻データを得て、その現在時刻デー
タをCPU21へ出力する。
【0017】次に、以上のような構成のアラーム時計1
の全体の概略動作を、図5のフローチャートを参照して
説明する。先ず、図5のステップS1で現在の動作モー
ドを判別する。モードスイッチ4は、スライド式のスイ
ッチであるので、スライドスイッチがどの位置に設定さ
れているかにより、現在どの動作モードに設定されてい
るかを判別することができる。
【0018】ステップS1の判別で、モードスイッチ4
がアラームオフモードの位置に設定されていると判別さ
れた場合には、ステップS2のアラームオフモード処理
に進む。このアラームオフモード処理では、現在時刻の
音声での報知のみを行いアラーム音声の報知等は行わな
い。
【0019】ステップS1の判別で現在の動作モードが
アクションアラームモードと判別された場合には、ステ
ップS3に進み他のモードから切り換えられた直後か否
かを判別する。この判別でモードが切り換えられた直後
であると判別された場合には、モータ駆動回路26へ駆
動開始信号gを出力してモータ27の回転を開始させ
る。さらに、次のステップS5でROM22に記憶され
ている目覚まし音声の1つををランダムに選択し、次の
ステップS6で、選択した目覚まし音声を出力する。
【0020】ここで、ROM22には、図6に示すよう
な音声1「朝だよ(優しい声で)」、音声2「起きてよ
(すまし声で)」、音声3「こら!起きんか(怒った声
で)」の3種類の音声データが記憶されており、他のモ
ードからアクションアラームモードに切り換えられた直
後には、その3種類の音声データの中からランダムに1
つの音声データが選択されて音声出力される。
【0021】図5に戻り、次のステップS7で音声出力
を開始してから1分が経過したか否かを判別し、1分が
経過したなら(S7、YES)、ステップS8に進みモ
ータ駆動停止信号hを出力してモータ27の回転を停止
させた後、ステップS9のアクションアラームモード処
理を実行する。なお、ステップS3の判別で他のモード
から切り換えられた直後ではないと判別された場合に
は、そのままステップS9の処理を実行する。このアク
ションアラームモード処理については後に詳しく説明す
る。
【0022】ステップS1のモード判別で通常アラーム
モードであると判別された場合には、ステップS10に
進み他のモードから切り換えられた直後か否かを判別す
る。この判別で他のモードから切り換えられた直後であ
ると判別された場合には、前述したステップS5、S6
と同様に、ステップS11で目覚まし音声をランダムに
選択し、ステップS12及びS13で、選択した目覚ま
し音声を1分間出力する。その後、通常アラームモード
処理を実行する。
【0023】ステップS1の判別で動作モードがアラー
ム時刻セットモードであると判別された場合には、ステ
ップS15に進み他のモードから切り換えられた直後か
否かを判別する。この判別で他のモードから切り換えら
れた直後であると判別された場合には、ステップS16
で、現在設定されているアラーム時刻を音声出力した
後、ステップS17のアラームセットモード処理を実行
する。このアラームセットモード処理では、Hキー3
a、Mキー3bを操作して任意の時刻をアラーム時刻と
して設定することができる。
【0024】さらに、ステップS1の判別で現在の動作
モードが時刻セットモードであると判別された場合に
は、ステップS18に進み他のモードから切り換えられ
た直後か否かを判別する。この判別で他のモードから切
り換えられた直後であると判別された場合には、ステッ
プS19に進み現在時刻を音声出力した後、ステップS
20の現在時刻セットモード処理を実行する。
【0025】次に図5のステップS9のアクションアラ
ームモード処理について図7及び図8のフローチャート
を参照して説明する。先ず、図7のステップS31でア
ラームを一定時間毎に繰り返すスヌーズ中か否かを判別
する。この判別でスヌーズ中でないと判別されたときに
は(S31、NO)、ステップS32に進み現在時刻が
アラーム時刻と一致したか否かを判別する。現在時刻が
アラーム時刻と一致する場合には、ステップS33でス
ヌーズフラグSFに「1」を設定し、さらにステップS
34でスヌーズ回数をカウントするカウンタIに初期値
「1」を設定する。
【0026】その後、ステップS35で駆動開始信号g
を出力し、モータ27の回転を開始させる。さらに、ス
テップS36で現在時刻を音声出力し、ステップS37
で3種類の目覚まし音声の中の1つを所定の確率でラン
ダムに選択する。本実施例では、スヌーズ回数により音
声の選択確率を決める図9のようなテーブルがROM2
2に記憶されており、そのテーブルの確率に従って3種
類の音声の中ら1つを選択するようにしている。
【0027】図9に示すようにスヌーズ回数が1回目か
ら2回目までは、音声1の「朝だよ」がAランクの50
%の確率で選択され、音声2の「起きてよ」がBランク
の36%の確率で選択され、音声3の「こら!起きん
か」がCランクの14%の確率で選択される。そして、
スヌーズの3回目から4回目までは、音声1がBランク
の36%の確率で、音声2がAランクの50%の確率
で、音声3がCランクの14%の確率で選択される。さ
らに、スヌーズの5回目から7回目までは、音声1がC
ランク、音声2がBランク、音声3がAランクの確率で
選択される。
【0028】すなわち、スヌーズ時には、スヌーズの回
数に応じて3種類の音声が所定の確率で選択されて出力
され、目覚まし音声の出力順序が固定されていないの
で、目覚まし音声に慣れてスヌーズ期間中に再度寝てし
まうことや、目覚まし音声の種類からまだスヌーズ期間
にまだ余裕があると予測して安心して再度寝てしまうこ
とを防止できる。
【0029】図7に戻り、次のステップS39でスヌー
ズ期間が1分を経過したか否かを判別し、1分を経過し
ていなければ、ステップS40に進みスピークキー7が
操作されたか否かを判別する。
【0030】この判別でスピークキー7がオンされてい
ないと判別された場合には、ステップS41に進み直前
の回転開始または回転停止から6秒が経過したか否かを
判別する。6秒経過していれば(S41、YES)、次
のステップS42でモータ27の回転中か否か、すなわ
ち駆動開始信号gを出力しているか否かを判別する。そ
して、モータ27の回転中であれば(S42、YE
S)、ステップS43に進み駆動停止信号hをモータ駆
動回路26へ出力してモータ27を停止させ、モータ2
7の回転中でなければ(S42、NO)、ステップS4
4で駆動開始信号gをモータ駆動回路26へ出力してモ
ータ27の回転を開始させる。その後ステップS38に
戻り上述した処理を1分間が経過するまで繰り返す。こ
れにより、アラーム報知時には、6秒間モータ27を回
転させた後、6秒間モータ27を停止させる動作が1分
間繰り返されてアラーム時計1が回転移動する。
【0031】図10は、アラーム報知時のシーケンスを
示す図であり、先ず、アラーム時刻に達すると、6秒間
現在時刻が音声出力され、そのとき選択された目覚まし
音声が54秒間繰り返し出力される。同時に、モータ2
7が6秒間回転し、6秒間停止する動作が1分間繰り返
される。
【0032】すなわち、アラーム報知には、目覚まし音
声が出力されると同時に、アラーム時計1が回転移動す
るので、目覚まし音声の出力を停止させるためには、使
用者はアラーム時計1の在る位置まで起きて行ってスピ
ークキー7を操作する必要があり、その間に確実に目が
覚めることになる。
【0033】図7のステップS39でスヌーズの報知時
間が1分を経過したと判別された場合(S39、YE
S)、またはスピークキー7がオンされたと判別された
場合には(S40、YES)、ステップS45に進み駆
動停止信号hをモータ駆動回路26へ出力してモータ2
7の回転を停止させる。そして、次のステップS46で
スヌーズカウンタIが「7」か否かを判別し、I=7で
7回目のスヌーズであれば、ステップS47に進みスヌ
ーズフラグSFを「0」にして処理を終了する。
【0034】また、上述したステップS31の判別でス
ヌーズ中であると判別された場合には、前回のアラーム
から5分経過したか否かを判別する。この判別で、5分
経過したと判別された場合には、次のステップS49で
スヌーズカウンタIを「1」インクリメントした後、前
述したステップS35に進む。
【0035】ステップS48の判別で前回のアラームか
ら5分が経過していない場合(a)、またはステップS
32で現在時刻がアラーム時刻と一致しないと判別され
た場合には(S32、NO)、ステップS50に進み現
在時刻が正時か否かを判別する。現在時刻が正時であれ
ば(S50、YES)、ステップS51に進みモータ2
7を作動させるまでの時間をランダムに選択する。そし
て、次のステップS52で、ランダムに選択した時間か
らモータ27の作動開始時刻を求めレジスタXに記憶
し、さらに次のステップS53でモータ27の作動時間
をランダムに選択し、選択した作動時間をレジスタYに
記憶する。
【0036】本実施例では、アラーム時計本体2を回転
移動させるムービング機能を、現在時刻の何分後に開始
させるか、また回転移動を何秒間行うかをランダムに選
択できるようになっている。その為、ROM22に図1
1(A)に示すような8種類の作動開始時間と、同図
(B)に示すようなA〜Eの5種類の作動時間とが記憶
されており、これらの値をランダムに選択するようにな
っている。
【0037】図7のステップS50の判別で現在時刻が
正時でないと判別されたときには、図8のステップS5
4に進み現在時刻がレジスタXの作動時刻と一致するか
否かを判別し、時刻が一致したならステップS55に進
み駆動開始信号gをモータ駆動回路26へ出力してモー
タ27を始動させる。さらに、次のステップS56でモ
ータ27を始動させてからレジスタYに記憶されている
作動時間分経過したか否かを判別し、その作動時間分経
過したなら、ステップS57で駆動停止信号hをモータ
駆動回路26 へ出力してモータ27の回転を停止させ
る。
【0038】すなわち、アクションアラームモードにお
いては、毎正時にアラーム時計本体2が回転移動を開始
するまでの時間が3分後〜50分後までの8種類の値か
らランダムに選択され、作動時間が2秒間から6秒間ま
での5種類の値からランダムに選択される。そして、正
時から選択された時間経過した時点でモータ27が駆動
されてアラーム時計本体2が回転移動を開始し、選択さ
れた作動時間を経過した時点で回転移動を停止する。
【0039】従って、使用者がアラーム時刻を設定して
就寝すると、就寝中にアラーム時計1が回転して移動す
るので、目覚まし音声が報知されたときに音声出力を停
止させるためには、そのときアラーム時計1が在る位置
まで起きて行って報音を停止させる必要があり、その間
に確実に目が覚めることになる。
【0040】ステップS54の判別でモータ27の作動
開始時刻に達していないと判別された場合には(S5
4、NO)、ステップS58に進みHキー3aまたはM
キー3bが操作されたか否かを判別する。例えば「午前
7時00分」がアラーム時刻として設定された状態で、
Hキー3aまたはMキー3bが操作されたときには、
「明日の朝は、午前7時だよ」と音声で報知する。
【0041】ステップS58の判別で、操作されたのが
Hキー3aまたはMキー3bではないと判別された場合
には(S58、NO)、ステップS60に進みスピーク
キー7が操作されたか否かを判別する。この判別でスピ
ークキー7が操作されたと判別された場合には、図12
に示すA1「えっと」、A2「あらよっと」、A3「そ
やなー」の3種類の音声の中から1つの音声をランダム
に選択して出力する。そして、ステップS62で現在時
刻を音声出力し、ステップS63で図12のC1「だ
よ」、C2「やで」の2種類の音声の内の1つの音声を
ランダムに選択して出力する。
【0042】これにより、例えば現在時刻が「午前8時
30分」で、音声としてA1とC1とが選択された場合
には、「えっと、午前8時30分、だよ。」とスピーカ
から音声出力される。
【0043】ステップS60の判別で、操作されたのが
スピークキー7ではないと判別された場合には(S6
0、NO)、ステップS64に進み音センサ28で拍手
が検出されたか否かを判別する。音センサ28で拍手が
検出された場合には(S64、YES)、ステップS6
5に進み一定時間内に2度の拍手が検出されたか否かを
判別し、拍手が2度検出されたなら、次のステップS6
6で正確な時刻報知、うそつき時刻報知のいずれを行う
かを所定の確率(うそつき時刻を報知する確率15%)
に従ってランダムに選択する。
【0044】この実施例は、拍手をして時刻報知を行わ
せる場合、正確な時刻と、うそつき時刻の2種類の時刻
のいずれかを所定の確率で報知するようになっている。
そして、うそつき時刻を報知した場合には、時刻を音声
出力した後、最後に「うそだよー」と音声出力するよう
にしている。
【0045】次のステップS67でうそつき時刻を選択
したか否かを判別する。この判別でうそつき時刻を選択
したと判別された場合には、ステップS68に進み、予
め記憶されている報知条件の中からランダムに1つの報
知条件を選択する。報知条件としては、図13に示すよ
うな5種類の条件、すなわち「現在時刻より60分進ん
で報知」「・・・30分進んで報知」、「・・・15分
進んで報知」、「・・・10分進んで報知」、「・・・
5分進んで報知」がROM22に記憶されており、ステ
ップS68では、この5種類の報知条件の中から1つの
報知条件をランダムに選択する。
【0046】ステップS68で進み時間が選択されたな
ら、次のステップS69で現在時刻に選択した進み時間
を加算してうそつき時刻を求める。そして、次のステッ
プS70で、前述したA1〜A3の音声の内の1つをラ
ンダムに選択して音声出力し、ステップS71でうそつ
き時刻を音声出力し、ステップS72でC1、C2の一
方をランダムに選択して音声出力し、最後にステップS
73で「うそだよー」と音声出力する。
【0047】図14は、時刻報知音声の一例を示す図で
ある。同図は、うそつき時刻を報知する場合を示してお
り、音声として図12のA1とC1とDとが選択され、
うそつき時刻が「午後8時50分」の場合を示してい
る。この場合、報知音声は、「えっと、午後8時50分
だよ。うそだよー」となる。
【0048】ここで、図5のステップS17のアラーム
セットモードの処理内容を、図15のフローチャートを
参照して説明する。このアラームセットモードでは、ア
ラーム時刻の変更あるいは設定を任意に行うことができ
る。
【0049】先ず、図15のステップS81でHキー3
aが操作されたか否かを判別する。操作されたのがHキ
ー3aであると判別された場合には、次のステップS8
2でRAM23のアラーム時刻記憶部に記憶されている
アラーム時刻に1時間を加算する。そして、次のステッ
プS83で、変更されたアラーム時刻を音声出力する。
その後、ステップS84でHキー3aを離したか否かを
判別し、Hキー3aが押し続けられているときには、ス
テップS85で2Hzの信号が有るか否かを判別する。
この判別で、2Hzの信号を検出したなら、次のステッ
プS86でアラーム時刻を1時間加算し、ステップS8
7で時桁の数字と「時」を音声出力した後ステップS8
4に戻る。
【0050】すなわち、Hキー3aをオンすると、設定
されたアラーム時刻、例えば「午前11時15分です」
が音声報知され、以後Hキー3aをオンする毎にアラー
ム時刻が1時間づつ加算されて「午前12時15分で
す」、「午後1時15分です」・・・と音声出力され
る。また、Hキー3aを押し続けと早送り状態となり、
2Hzの信号を検出する毎にアラーム時刻が1時間づつ
加算され、設定された時桁の数字と「時」のみが「12
時」、「1時」・・・と音声出力される。
【0051】ステップS81の判別で、操作されたのが
Hキー3aではないと判別された場合には、ステップS
88に進みMキー3bの操作か否かを判別する。この判
別で操作されたのがMキー3bであると判別された場合
には、ステップS89でアラーム時刻に1分を加算し、
次のステップS90で、変更されたアラーム時刻を音声
出力する。その後、ステップS91でMキー3bを離し
たか否かを判別し、Mキー3bが押し続けられている場
合には、次のステップS92で2Hzの信号が有るか否
かを判別する。
【0052】ステップS92の判別で2Hzの信号が検
出された場合には、ステップS93でアラーム時刻に1
分を加算した後、ステップS94でアラーム時刻の分桁
が「00分」か否かを判別する。この判別で分桁が「0
0」分でなければ、ステップS95に進み、変更された
アラーム時刻の分桁の数字のみ音声出力し、分桁が「0
0分」であれば、ステップS96に進み時桁の数字と
「時」を音声出力する。
【0053】すなわち、Mキー3bを1回オンする毎に
アラーム時刻の分桁が「1」づつ加算され、そのとき設
定されたアラーム時刻、例えば「午前6時16分で
す」、「午前6時17分です」・・・と音声出力され
る。そして、Hキー3aを押し続けと早送り状態とな
り、2Hzの信号を検出する毎にアラーム時刻の分桁が
「1」づつ加算され、分桁の数字が「00」以外のとき
は分単位の数字のみ「18」、「19」・・・と音声出
力され、分桁の数字が「00」のときには時桁の数字と
「時」が「6時」と音声出力される。
【0054】上記実施例は、フライホイール11の偏心
した位置に錘を取り付け、フライホイール11を回転さ
せることで重心を変化させてアラーム時計本体を回転さ
せて移動させるようにしているが、フライホイールを用
いる方法に限らず、モータにより直接移動させるように
してもよいし、その他の方法で回転あるいは移動させて
もよい。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、アラーム時刻の報知前
に時計本体が移動するので、アラームの報知がなされた
ときには、就寝前とは異なる位置に時計本体が移動して
いることになる。従って、アラームの報知を停止させる
ためには、使用者がアラーム時計の在る位置まで起きて
行って停止スイッチを操作する必要が生じるので、使用
者をより確実に目覚めさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のアラーム時計の外観斜視図である。
【図2】アラーム時計の内部構造図である。
【図3】フライホイール11の内側から見た要部構造図
である。
【図4】実施例の回路ブロック図である。
【図5】実施例の全体の概略動作を示すフローチャート
である。
【図6】目覚まし音声の一例を示す図である。
【図7】アクションアラームモード処理のフローチャー
ト(その1)である。
【図8】アクションアラームモード処理のフローチャー
ト(その2)である。
【図9】スヌーズ回数と音声の出現確率との関係を示す
図である。
【図10】アラーム時刻に達したときのシーケンスを示
す図である。
【図11】同図(A)は、ムービング機能の作動開始時
間を示す図であり、同図(B)は、作動時間を示す図で
ある。
【図12】時刻報知時の音声の一例を示す図である。
【図13】うそつき時刻の報知条件を示す図である。
【図14】時刻報知音声の一例を示す図である。
【図15】アラームセットモード処理のフローチャート
である。
【符号の説明】 1 アラーム時計 3a Hキー 3b Mキー 4 モードスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アラーム時計本体と、 前記アラーム時計本体に設けられ該アラーム時計本体を
    移動させる駆動手段と、 指定されたアラーム時刻に報知を行う報知手段と、 前記アラーム時刻と異なるランダムな時刻に前記駆動手
    段を作動させる制御手段とを備えたことを特徴とするア
    ラーム時計。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、ランダムに作動時間を決
    定する手段を有し、該手段により決定された時間毎に前
    記駆動手段を作動させることを特徴とする請求項1記載
    のアラーム時計。
  3. 【請求項3】前記報知手段は、前記アラーム時刻に前記
    駆動手段を作動させて報知することを特徴とする請求項
    1記載のアラーム時計。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、正時から前記駆動手段を
    作動させるまでの時間をランダムに選択して作動開始時
    刻を求める作動開始時刻決定手段と、前記駆動手段を作
    動させておく時間をランダムに決定する作動時間決定手
    段とを有し、前記作動開始時刻決定手段及び作動時間決
    定手段により決定された作動開始時刻から作動時間分前
    記駆動手段を作動させることを特徴する請求項1記載の
    アラーム時計。
JP13225195A 1995-05-30 1995-05-30 アラーム時計 Withdrawn JPH08327758A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010081507A (ko) * 2000-02-15 2001-08-29 황지현 움직이는 자명종 시계
CN103217892A (zh) * 2013-03-18 2013-07-24 陈璟东 一种基于机器人的闹钟系统及其使用方法

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