JPH0832640A - 復調器 - Google Patents
復調器Info
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- JPH0832640A JPH0832640A JP6161572A JP16157294A JPH0832640A JP H0832640 A JPH0832640 A JP H0832640A JP 6161572 A JP6161572 A JP 6161572A JP 16157294 A JP16157294 A JP 16157294A JP H0832640 A JPH0832640 A JP H0832640A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/18—Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
- H04L27/22—Demodulator circuits; Receiver circuits
- H04L27/233—Demodulator circuits; Receiver circuits using non-coherent demodulation
- H04L27/2332—Demodulator circuits; Receiver circuits using non-coherent demodulation using a non-coherent carrier
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遅延検波を用いる復調器において、誤り訂正
符号を用いることなく誤り率の劣化を低減させる。 【構成】 受信信号の瞬時位相を示す信号１０１が遅延
回路１に与えられ、遅延される。同様に、遅延回路２及
び３はその入力信号をそれぞれ遅延させる。減算器１１
Ａ及び１１Ｂは遅延検波を行い、位相差信号を出力す
る。これら位相差信号は判定誤差演算器１２Ａ及び１２
Ｂで所定の位相点との誤差を判定される。これら誤差信
号は乗算器１３Ａ及び１３Ｂで重み付けされて、位相補
正量とされ、加減算器１４Ａ及び１４Ｂではこれら位相
補正量に基づいて遅延瞬時位相信号を補正する。そし
て、補正後の遅延瞬時位相信号は減算器２１Ａで減算さ
れる。減算器２１Ａの出力信号は、判定器９９でデータ
判定され、判定結果として出力される。
符号を用いることなく誤り率の劣化を低減させる。 【構成】 受信信号の瞬時位相を示す信号１０１が遅延
回路１に与えられ、遅延される。同様に、遅延回路２及
び３はその入力信号をそれぞれ遅延させる。減算器１１
Ａ及び１１Ｂは遅延検波を行い、位相差信号を出力す
る。これら位相差信号は判定誤差演算器１２Ａ及び１２
Ｂで所定の位相点との誤差を判定される。これら誤差信
号は乗算器１３Ａ及び１３Ｂで重み付けされて、位相補
正量とされ、加減算器１４Ａ及び１４Ｂではこれら位相
補正量に基づいて遅延瞬時位相信号を補正する。そし
て、補正後の遅延瞬時位相信号は減算器２１Ａで減算さ
れる。減算器２１Ａの出力信号は、判定器９９でデータ
判定され、判定結果として出力される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は復調器に関し、特に、デ
ィジタル変調信号を遅延検波する際に用いられる復調器
に関する。
ィジタル変調信号を遅延検波する際に用いられる復調器
に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、移動通信システムにおいて、デ
ィジタル変調信号を検波する際には、種々の方式が用い
られているが、同期検波方式に比べてバーストフレーム
効率がよくしかもレイリーフェージング下における誤り
率特性がよい等の関係上、所謂遅延検波方式が用いられ
ている。
ィジタル変調信号を検波する際には、種々の方式が用い
られているが、同期検波方式に比べてバーストフレーム
効率がよくしかもレイリーフェージング下における誤り
率特性がよい等の関係上、所謂遅延検波方式が用いられ
ている。
【０００３】従来、遅延検波方式においては、図３に示
す復調器が用いられている。図３を参照して、復調装置
（図示せず）には図３に示す復調器が備えられており、
復調装置はディジタル変調信号（例えば、ＤＱＰＳＫ変
調信号）を受信信号として受け、この受信信号は、例え
ば、復調器の前段部において位相変化を示す信号（瞬時
位相変化を示す信号：以下瞬時位相信号と呼ぶ）とさ
れ、この瞬時位相信号１０１が復調器に与えられる。
す復調器が用いられている。図３を参照して、復調装置
（図示せず）には図３に示す復調器が備えられており、
復調装置はディジタル変調信号（例えば、ＤＱＰＳＫ変
調信号）を受信信号として受け、この受信信号は、例え
ば、復調器の前段部において位相変化を示す信号（瞬時
位相変化を示す信号：以下瞬時位相信号と呼ぶ）とさ
れ、この瞬時位相信号１０１が復調器に与えられる。
【０００４】復調器は遅延回路（Ｄ）１を備えており、
遅延回路１では瞬時位相信号を予め定められた時間（例
えば、１シンボルの遅延時間）遅延させて、遅延瞬時位
相信号１０２を出力する。
遅延回路１では瞬時位相信号を予め定められた時間（例
えば、１シンボルの遅延時間）遅延させて、遅延瞬時位
相信号１０２を出力する。
【０００５】上記の瞬時位相信号１０１及び遅延瞬時位
相信号１０２は減算器１１Ａに与えられ、ここで、瞬時
位相信号１０１と遅延瞬時位相信号１０２との差が求め
られる。つまり、遅延検波が行われる。減算器１１Ａか
らの出力信号は判定器（ＤＥＴ）９９に与えられ、ここ
で、データ判定が行われ、判定結果９９１として復調デ
ータが出力される。例えば、判定器９９からはシンボル
の位相に応じた２ビットのデータが出力される。
相信号１０２は減算器１１Ａに与えられ、ここで、瞬時
位相信号１０１と遅延瞬時位相信号１０２との差が求め
られる。つまり、遅延検波が行われる。減算器１１Ａか
らの出力信号は判定器（ＤＥＴ）９９に与えられ、ここ
で、データ判定が行われ、判定結果９９１として復調デ
ータが出力される。例えば、判定器９９からはシンボル
の位相に応じた２ビットのデータが出力される。
【０００６】このような遅延検波型復調器については、
例えば、特開平４−３１００３８号公報に記載されてい
る。
例えば、特開平４−３１００３８号公報に記載されてい
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に遅延検波型復調器では、瞬時位相信号と遅延瞬時位相
信号とを用いて復調を行っている関係上、同期検波方式
と比べた場合、受信信号に重畳する雑音の影響が大きく
なると、符号誤り率が劣化する。このような不具合を改
善するため、一般には、誤り訂正符号等を用いて符号誤
り率の劣化を防止するようにしている。
に遅延検波型復調器では、瞬時位相信号と遅延瞬時位相
信号とを用いて復調を行っている関係上、同期検波方式
と比べた場合、受信信号に重畳する雑音の影響が大きく
なると、符号誤り率が劣化する。このような不具合を改
善するため、一般には、誤り訂正符号等を用いて符号誤
り率の劣化を防止するようにしている。
【０００８】ところが、誤り訂正符号を用いると、その
分、情報伝送速度が低下するばかりでなく、送信側にお
いては、送信信号を誤り訂正符号化する必要があり、一
方、受信側においては、誤り訂正復号器を備える必要が
ある。つまり、誤り訂正符号を用いると、伝送速度が低
下かるばかりでなく送信側装置及び受信側装置が複雑と
なってしまうという問題点がある。
分、情報伝送速度が低下するばかりでなく、送信側にお
いては、送信信号を誤り訂正符号化する必要があり、一
方、受信側においては、誤り訂正復号器を備える必要が
ある。つまり、誤り訂正符号を用いると、伝送速度が低
下かるばかりでなく送信側装置及び受信側装置が複雑と
なってしまうという問題点がある。
【０００９】本発明の目的は、符号誤り率を改善して、
しかも伝送速度が低下することのない復調器を提供する
ことにある。
しかも伝送速度が低下することのない復調器を提供する
ことにある。
【００１０】本発明の他の目的は、符号誤り率を改善し
て、しかも送信側装置及び受信側装置を簡単に構成でき
る復調器を提供することにある。
て、しかも送信側装置及び受信側装置を簡単に構成でき
る復調器を提供することにある。
【００１１】つまり、本発明の目的とするところは、誤
り訂正符号を用いることなく符号誤り率の劣化を改善で
きる復調器を提供することにある。
り訂正符号を用いることなく符号誤り率の劣化を改善で
きる復調器を提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ディジ
タル変調信号を受信信号として受け該受信信号を遅延検
波して復調信号を得る復調器であって、前記受信信号に
応じた入力信号を受け該入力信号を予め定められた時間
遅延させて遅延信号を得る遅延手段と、前記入力信号と
前記遅延信号とに基づいて遅延検波を行い遅延検波信号
を得る遅延検波手段と、前記遅延検波信号と前記遅延信
号とに基づいて出力信号を生成する生成手段とを有する
第１の手段が複数備えられており、さらに、該複数の第
１の手段から得られる前記出力信号をさらに遅延検波し
て検波結果信号を得る第２の手段と、該検波結果信号か
ら前記復調信号を生成する復調手段とを有することを特
徴とする復調器が得られる。
タル変調信号を受信信号として受け該受信信号を遅延検
波して復調信号を得る復調器であって、前記受信信号に
応じた入力信号を受け該入力信号を予め定められた時間
遅延させて遅延信号を得る遅延手段と、前記入力信号と
前記遅延信号とに基づいて遅延検波を行い遅延検波信号
を得る遅延検波手段と、前記遅延検波信号と前記遅延信
号とに基づいて出力信号を生成する生成手段とを有する
第１の手段が複数備えられており、さらに、該複数の第
１の手段から得られる前記出力信号をさらに遅延検波し
て検波結果信号を得る第２の手段と、該検波結果信号か
ら前記復調信号を生成する復調手段とを有することを特
徴とする復調器が得られる。
【００１３】
【実施例】以下本発明について実施例によって説明す
る。
る。
【００１４】図１を参照して、ここでは、ディジタル携
帯電話機等において用いられるＤＰＳＫ（Ｄｉｆｆｅｒ
ｅｎｔｉａｌ Ｑｕａｄｒａｔｕｒｅ Ｐｈａｓｅ Ｓ
ｈｉｆｔ Ｋｅｙｉｎｇ）を用いた移動通信システムに
用いられる遅延検波型復調器について説明する。図示の
復調器には前述のように瞬時位相信号１０１が与えられ
る。この復調器は第１乃至第３の遅延回路（Ｄ）１乃至
３を備えており、瞬時位相信号１０１は第１の遅延回路
１で予め定められた遅延時間（例えば、１シンボルの遅
延時間）遅延させられて、第１の遅延瞬時位相信号１０
２として出力される。同様にして、第２及び第３の遅延
回路２及び３ではそれぞれその入力信号を予め定められ
た遅延時間遅延させて、第２及び第３の遅延瞬時位相信
号１０３及び１０４を送出する。
帯電話機等において用いられるＤＰＳＫ（Ｄｉｆｆｅｒ
ｅｎｔｉａｌ Ｑｕａｄｒａｔｕｒｅ Ｐｈａｓｅ Ｓ
ｈｉｆｔ Ｋｅｙｉｎｇ）を用いた移動通信システムに
用いられる遅延検波型復調器について説明する。図示の
復調器には前述のように瞬時位相信号１０１が与えられ
る。この復調器は第１乃至第３の遅延回路（Ｄ）１乃至
３を備えており、瞬時位相信号１０１は第１の遅延回路
１で予め定められた遅延時間（例えば、１シンボルの遅
延時間）遅延させられて、第１の遅延瞬時位相信号１０
２として出力される。同様にして、第２及び第３の遅延
回路２及び３ではそれぞれその入力信号を予め定められ
た遅延時間遅延させて、第２及び第３の遅延瞬時位相信
号１０３及び１０４を送出する。
【００１５】第１の減算器１１Ａでは瞬時位相信号１０
１及び第１の遅延瞬時位相信号１０２を受け、瞬時位相
信号１０１及び第１の遅延瞬時位相信号１０２との差
（位相差）を求めて、第１の位相差信号を送出する。同
様にして、第２の減算器１１Ｂでは、第２の遅延瞬時位
相信号１０３及び第３の遅延瞬時位相信号１０４を受
け、第２の遅延瞬時位相信号１０３及び第３の遅延瞬時
位相信号１０４との差（位相差）を求めて、第２の位相
差信号を送出する。
１及び第１の遅延瞬時位相信号１０２を受け、瞬時位相
信号１０１及び第１の遅延瞬時位相信号１０２との差
（位相差）を求めて、第１の位相差信号を送出する。同
様にして、第２の減算器１１Ｂでは、第２の遅延瞬時位
相信号１０３及び第３の遅延瞬時位相信号１０４を受
け、第２の遅延瞬時位相信号１０３及び第３の遅延瞬時
位相信号１０４との差（位相差）を求めて、第２の位相
差信号を送出する。
【００１６】第１及び第２の位相差信号はそれぞれ判定
誤差演算器（ＭＯＤ）１２Ａ及び１２Ｂに与えられる。
判定誤差演算器１２Ａで第１の位相差信号を復調した際
得られる位相差点と所定の位相差点（理想的な位相差
点）との誤差を求めて、第１の誤差信号を出力する。例
えば、判定誤差演算器１２Ａでは、第１の位相差信号か
ら得られる位相差とＩ−Ｑ位相平面上に規定された位相
点とを比較してその誤差を求める。同様にして、判定誤
差演算器１２Ｂでは第２の位相差信号を復調した際得ら
れる位相差点と所定の位相差点（理想的な位相差点）と
の誤差を求めて、第２の誤差信号を出力する。
誤差演算器（ＭＯＤ）１２Ａ及び１２Ｂに与えられる。
判定誤差演算器１２Ａで第１の位相差信号を復調した際
得られる位相差点と所定の位相差点（理想的な位相差
点）との誤差を求めて、第１の誤差信号を出力する。例
えば、判定誤差演算器１２Ａでは、第１の位相差信号か
ら得られる位相差とＩ−Ｑ位相平面上に規定された位相
点とを比較してその誤差を求める。同様にして、判定誤
差演算器１２Ｂでは第２の位相差信号を復調した際得ら
れる位相差点と所定の位相差点（理想的な位相差点）と
の誤差を求めて、第２の誤差信号を出力する。
【００１７】これら第１及び第２の誤差信号はそれぞれ
乗算器１３Ａ及び１３Ｂで予め定められた重み係数と乗
算され、つまり、重み付けされる。そして、乗算器１３
Ａ及び１３Ｂはそれぞれ位相補正量２１１及び２１２を
出力する。
乗算器１３Ａ及び１３Ｂで予め定められた重み係数と乗
算され、つまり、重み付けされる。そして、乗算器１３
Ａ及び１３Ｂはそれぞれ位相補正量２１１及び２１２を
出力する。
【００１８】加算器１４Ａは第１の遅延瞬時位相信号１
０２及び位相補正量２１１を受け、第１の遅延瞬時位相
信号１０２と位相補正量２１１とを加算して、第１の補
正瞬時位相信号１１１を出力する。同様にして、減算器
１４Ｂは、第２の遅延瞬時位相信号１０３と位相補正量
２１２との差を求めて、第２の補正瞬時位相信号１１２
を出力する。これら第１及び第２の補正瞬時位相信号１
１１及び１１２は減算器２１Ａに与えられて、ここで、
第１の補正瞬時位相信号１１１と第２の補正瞬時位相信
号１１２との差が求められる。減算器２１Ａからの出力
信号は判定器９９に与えられ、ここで、データ判定が行
われ、判定結果９９１として復調データが出力される。
０２及び位相補正量２１１を受け、第１の遅延瞬時位相
信号１０２と位相補正量２１１とを加算して、第１の補
正瞬時位相信号１１１を出力する。同様にして、減算器
１４Ｂは、第２の遅延瞬時位相信号１０３と位相補正量
２１２との差を求めて、第２の補正瞬時位相信号１１２
を出力する。これら第１及び第２の補正瞬時位相信号１
１１及び１１２は減算器２１Ａに与えられて、ここで、
第１の補正瞬時位相信号１１１と第２の補正瞬時位相信
号１１２との差が求められる。減算器２１Ａからの出力
信号は判定器９９に与えられ、ここで、データ判定が行
われ、判定結果９９１として復調データが出力される。
【００１９】次に、図２に本発明による復調器の他の実
施例を示す。図２において、図１に示す復調器と同一の
構成要素については同一の参照番号を付し、説明を省略
する。図示の復調器には第１乃至第３の遅延回路（Ｄ）
１乃至３の他にさらに第４及び第５の遅延回路（Ｄ）４
及び５が備えられており、これら第４乃至第５の遅延回
路４及び５はそれぞれ入力される信号を予め定められた
遅延時間遅延させて第４及び第５の遅延瞬時位相信号１
０５及び１０６を出力する。
施例を示す。図２において、図１に示す復調器と同一の
構成要素については同一の参照番号を付し、説明を省略
する。図示の復調器には第１乃至第３の遅延回路（Ｄ）
１乃至３の他にさらに第４及び第５の遅延回路（Ｄ）４
及び５が備えられており、これら第４乃至第５の遅延回
路４及び５はそれぞれ入力される信号を予め定められた
遅延時間遅延させて第４及び第５の遅延瞬時位相信号１
０５及び１０６を出力する。
【００２０】第３の減算器１１Ｃでは、第４の遅延瞬時
位相信号１０５及び第５の遅延瞬時位相信号１０６を受
け、第４の遅延瞬時位相信号１０５及び第５の遅延瞬時
位相信号１０６との差（位相差）を求めて、第３の位相
差信号を送出する。
位相信号１０５及び第５の遅延瞬時位相信号１０６を受
け、第４の遅延瞬時位相信号１０５及び第５の遅延瞬時
位相信号１０６との差（位相差）を求めて、第３の位相
差信号を送出する。
【００２１】第３の位相差信号は判定誤差演算器（ＭＯ
Ｄ）１２Ｃに与えられる。判定誤差演算器１２Ｃで第３
の位相差信号を復調した際得られる位相差点と所定の位
相差点（理想的な位相差点）との誤差を求めて、第３の
誤差信号を出力する。例えば、判定誤差演算器１２Ｃで
は、第３の位相差信号から得られる位相差とＩ−Ｑ位相
平面上に規定された位相点とを比較してその誤差を求め
る。第３の誤差信号は乗算器１３Ｃで予め定められた重
み係数と乗算され、つまり、重み付けされる。そして、
乗算器１３Ｃは第３の位相補正量２１３を出力する。
Ｄ）１２Ｃに与えられる。判定誤差演算器１２Ｃで第３
の位相差信号を復調した際得られる位相差点と所定の位
相差点（理想的な位相差点）との誤差を求めて、第３の
誤差信号を出力する。例えば、判定誤差演算器１２Ｃで
は、第３の位相差信号から得られる位相差とＩ−Ｑ位相
平面上に規定された位相点とを比較してその誤差を求め
る。第３の誤差信号は乗算器１３Ｃで予め定められた重
み係数と乗算され、つまり、重み付けされる。そして、
乗算器１３Ｃは第３の位相補正量２１３を出力する。
【００２２】図１に関連して説明した第２の位相補正量
２１２は加算器１４Ｃにも与えられ、加算器１４Ｃでは
第２の位相補正量２１２と第３の遅延瞬時位相信号１０
４とを加算して、第３の補正瞬時位相信号１１３を出力
する。
２１２は加算器１４Ｃにも与えられ、加算器１４Ｃでは
第２の位相補正量２１２と第３の遅延瞬時位相信号１０
４とを加算して、第３の補正瞬時位相信号１１３を出力
する。
【００２３】上述した第３の位相補正量２１３は減算器
１４Ｄに与えられ、ここで、第４の遅延瞬時位相信号１
０５との差が求められる。そして、減算器１４Ｄは第４
の補正瞬時位相信号１１４を出力する。減算器２１Ｂで
は第３及び第４の補正瞬時位相信号１１３及び１１４の
差を求める。
１４Ｄに与えられ、ここで、第４の遅延瞬時位相信号１
０５との差が求められる。そして、減算器１４Ｄは第４
の補正瞬時位相信号１１４を出力する。減算器２１Ｂで
は第３及び第４の補正瞬時位相信号１１３及び１１４の
差を求める。
【００２４】減算器２１Ａからの出力信号は、判定誤差
演算器（ＭＯＤ）２２Ａに与えられ、ここで理想的な位
相差点との誤差が求められる。そして、判定誤差演算器
２２Ａは第４の誤差信号を出力する。この第４の誤差信
号は乗算器２３Ａで予め定められた重み係数で重み付け
されて、第４の位相補正量２２１として加算器２４Ａに
与えられる。加算器２４Ａでは第２の補正瞬時位相信号
１１２と第４の位相補正量２２１とを加算して、第５の
補正瞬時位相信号１２１とする。
演算器（ＭＯＤ）２２Ａに与えられ、ここで理想的な位
相差点との誤差が求められる。そして、判定誤差演算器
２２Ａは第４の誤差信号を出力する。この第４の誤差信
号は乗算器２３Ａで予め定められた重み係数で重み付け
されて、第４の位相補正量２２１として加算器２４Ａに
与えられる。加算器２４Ａでは第２の補正瞬時位相信号
１１２と第４の位相補正量２２１とを加算して、第５の
補正瞬時位相信号１２１とする。
【００２５】同様にして、減算器２１Ｂからの出力信号
は、判定誤差演算器（ＭＯＤ）２２Ｂに与えられ、ここ
で理想的な位相差点との誤差が求められる。そして、判
定誤差演算器２２Ｂは第５の誤差信号を出力する。この
第５の誤差信号は乗算器２３Ｂで予め定められた重み係
数で重み付けされて、第５の位相補正量２２２として減
算器２４Ｂに与えられる。減算器２４Ｂでは第３の補正
瞬時位相信号１１３と第５の位相補正量２２１との差を
求めて、第６の補正瞬時位相信号１２２を出力する。
は、判定誤差演算器（ＭＯＤ）２２Ｂに与えられ、ここ
で理想的な位相差点との誤差が求められる。そして、判
定誤差演算器２２Ｂは第５の誤差信号を出力する。この
第５の誤差信号は乗算器２３Ｂで予め定められた重み係
数で重み付けされて、第５の位相補正量２２２として減
算器２４Ｂに与えられる。減算器２４Ｂでは第３の補正
瞬時位相信号１１３と第５の位相補正量２２１との差を
求めて、第６の補正瞬時位相信号１２２を出力する。
【００２６】第５及び第６の補正瞬時位相信号１２１及
び１２２は減算器３１Ａに与えられて、ここで、第５の
補正瞬時位相信号１２１と第６の補正瞬時位相信号１２
２との差が求められる。減算器３１Ａからの出力信号は
判定器９９に与えられ、ここで、データ判定が行われ、
判定結果９９１として復調データが出力される。
び１２２は減算器３１Ａに与えられて、ここで、第５の
補正瞬時位相信号１２１と第６の補正瞬時位相信号１２
２との差が求められる。減算器３１Ａからの出力信号は
判定器９９に与えられ、ここで、データ判定が行われ、
判定結果９９１として復調データが出力される。
【００２７】このようにして、図２に示す復調器では、
位相補正を２重に行うことになる。同様にして、位相補
正を３重以上とする復調器を構成することができる。つ
まり、ｎ重（ｎは１以上の整数）に位相補正を行う復調
器を構成することができることになる。
位相補正を２重に行うことになる。同様にして、位相補
正を３重以上とする復調器を構成することができる。つ
まり、ｎ重（ｎは１以上の整数）に位相補正を行う復調
器を構成することができることになる。
【００２８】なお、送信側において、送信すべき情報
（データ列）を予め定められた規則（例えば、乱数表）
に基づいて時間的に並べ変えて、送信し、受信側におい
て、予め定められた規則に基づいて元に戻すようにすれ
ば、誤り発生の際の拡散を防止することができる。
（データ列）を予め定められた規則（例えば、乱数表）
に基づいて時間的に並べ変えて、送信し、受信側におい
て、予め定められた規則に基づいて元に戻すようにすれ
ば、誤り発生の際の拡散を防止することができる。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、少な
くとも一回の位相補正を行うようにしたから、誤り訂正
符号を用いることなく、誤り率の劣化を改善することが
できる。つまり、情報伝送速度を低下させることなく誤
り率の劣化が改善でき、しかも、誤り訂正符号が不要で
あるから送信側装置及び受信側装置を簡単に構成できる
という効果がある。
くとも一回の位相補正を行うようにしたから、誤り訂正
符号を用いることなく、誤り率の劣化を改善することが
できる。つまり、情報伝送速度を低下させることなく誤
り率の劣化が改善でき、しかも、誤り訂正符号が不要で
あるから送信側装置及び受信側装置を簡単に構成できる
という効果がある。
【図１】本発明による復調器の一実施例を示すブロック
図である。
図である。
【図２】本発明による復調器の他の実施例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図３】従来の復調器を示すブロック図である。
１〜５ 遅延回路（Ｄ） １１Ａ〜１１Ｃ，１４Ｂ，１４Ｄ，２１Ａ，２１Ｂ，２
４Ｂ，３１Ａ 減算器 １２Ａ〜１２Ｃ，２２Ａ，２２Ｂ 判定誤差演算器（Ｍ
ＯＤ） １３Ａ〜１３Ｃ，２３Ａ，２３Ｂ 乗算器 １４Ａ，１４Ｃ，２４Ａ 加算器 ９９ 判定器（ＤＥＴ）
４Ｂ，３１Ａ 減算器 １２Ａ〜１２Ｃ，２２Ａ，２２Ｂ 判定誤差演算器（Ｍ
ＯＤ） １３Ａ〜１３Ｃ，２３Ａ，２３Ｂ 乗算器 １４Ａ，１４Ｃ，２４Ａ 加算器 ９９ 判定器（ＤＥＴ）
Claims (9)
- 【請求項１】 ディジタル変調信号を受信信号として受
け該受信信号を遅延検波して復調信号を得る復調器であ
って、前記受信信号に応じた入力信号を受け該入力信号
を予め定められた時間遅延させて遅延信号を得る遅延手
段と、前記入力信号と前記遅延信号とに基づいて遅延検
波を行い遅延検波信号を得る遅延検波手段と、前記遅延
検波信号と前記遅延信号とに基づいて出力信号を生成す
る生成手段とを有する第１の手段が複数備えられてお
り、さらに、該複数の第１の手段から得られる前記出力
信号をさらに遅延検波して検波結果信号を得る第２の手
段と、該検波結果信号から前記復調信号を生成する復調
手段とを有することを特徴とする復調器。 - 【請求項２】 請求項１に記載された復調器において、
前記生成手段は、前記遅延検波信号の判定を行って誤差
を求める第３の手段と、該誤差を予め定められた係数で
重み付けして補正量を得る第４の手段と、該補正量で前
記遅延信号を補正して前記出力信号を得る第５の手段と
を有することを特徴とする復調器。 - 【請求項３】 請求項２に記載された復調器において、
前記ディジタル変調信号は、ＰＳＫ変調を用いて生成さ
れ、前記入力信号として前記受信信号に基づいて生成さ
れた位相変化を示す信号が用いられるようにしたことを
特徴とする復調器。 - 【請求項４】 請求項３に記載された復調器において、
前記ＰＳＫ変調としてＤＱＰＳＫ変調が用いられている
ことを特徴とする復調器。 - 【請求項５】 請求項４に記載された復調器において、
前記遅延検波手段は減算器であり、前記遅延検波信号は
位相差を示す位相差信号であり、前記第３の手段は前記
位相差信号を復調した際得られる位相点と予め定められ
た位相点との誤差を求めるようにしたことを特徴とする
復調器。 - 【請求項６】 請求項５に記載された復調器において、
前記第２の手段は減算器であることを特徴とする復調
器。 - 【請求項７】 請求項５に記載された復調器において、
前記第２の手段は、少なくとも前記複数の出力信号を受
け一対毎に順次遅延検波を行いその検波結果が一対とな
った際検波結果ペアを出力する第１の遅延検波部と、前
記検波結果ペアに基づいて遅延検波を行って前記検波結
果信号を得る第２の遅延検波部とを有することを特徴と
する復調器。 - 【請求項８】 請求項７に記載された復調器において、
前記第１の遅延検波部は、前記一対の出力信号の一方を
受け誤差を求める第６の手段と、該誤差を予め定められ
た係数で重み付けして補正量を得る第７の手段と、該補
正量で前記一対の出力信号の他方を補正して前記検波結
果を得るる第８の手段とを有することを特徴とする復調
器。 - 【請求項９】 請求項１乃至８のいずれか一つに記載さ
れた復調器において、前記ディジタル変調信号は送信側
においてデータ列を予め定められた規則に基づいて時間
的に並べて変えて生成されるようにしたことを特徴とす
る復調器。
Priority Applications (6)
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| EP95304909A EP0692895B1 (en) | 1994-07-13 | 1995-07-13 | Demodulator using differential detection |
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|---|---|
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| JP2850942B2 JP2850942B2 (ja) | 1999-01-27 |
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- 1995-07-12 AU AU24954/95A patent/AU686807B2/en not_active Expired
- 1995-07-13 EP EP95304909A patent/EP0692895B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-13 DE DE69535994T patent/DE69535994D1/de not_active Expired - Lifetime
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