JPH0832609A - ネットワーク構成の認識方法 - Google Patents

ネットワーク構成の認識方法

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JPH0832609A
JPH0832609A JP6161245A JP16124594A JPH0832609A JP H0832609 A JPH0832609 A JP H0832609A JP 6161245 A JP6161245 A JP 6161245A JP 16124594 A JP16124594 A JP 16124594A JP H0832609 A JPH0832609 A JP H0832609A
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JP
Japan
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port
bridge
designed
network
value
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JP6161245A
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Ri Kiyo
俐 許
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 SNMPマネージャが手入力によらずにネッ
トワーク構成を認識するネットワーク構成の認識方法を
提供する。 【構成】 各ブリッジのスパニングツリーのパラメータ
を用い、ポートに対応した行列を作り、各ポートについ
て、行列の要素(101,102,・・)に行及び列の
対応ポートが接続されているLANのLAN番号=1,
2,3,・・を与えていく。その際、初出のLANには
新しいLAN番号を与え、既に共通するLANが出てい
るときは同じLAN番号を与える。全ポートについて行
ったとき、この行列はネットワークのトポロジに等価で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SNMP(簡易ネット
ワーク管理プロトコル)を実行するSNMPマネージャ
によってネットワークを管理するネットワークに係り、
特に、SNMPマネージャが手入力によらずにネットワ
ーク構成を認識するネットワーク構成の認識方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】複数のポートを持つ複数のブリッジによ
り複数のLANを相互接続してなるネットワークにあっ
ては、相互接続の重複による弊害を回避するために各ブ
リッジにIEEE802.1dで規定されるスパニング
ツリープロトコルを実行させる。即ち、ブリッジは互い
に情報交換することにより、ルートブリッジを決定し、
ネットワーク上に最適なフレーム中継経路を形成し、冗
長な中継経路が存在しているときには、それを論理的に
切断する。このように冗長経路を切断することによっ
て、フレームが重複して中継されることを防いでいる。
さらに、障害が発生したときには切断されていた冗長経
路を中継状態に戻すことなどにより、障害箇所をバイパ
スするフレーム中継経路を形成することもできる。ここ
で、あるLANからルートブリッジへの中継に使用され
るブリッジをそのLANのデジグネーテッドブリッジ、
あるLANからルートブリッジへの中継に使用されるポ
ートをそのLANのデジグネーテッドポートと呼ぶ。ス
パニングツリープロトコルを実行した各ブリッジは、固
有のブリッジ番号と当該ブリッジが保有しているスパニ
ングツリーのポートの個数とをブリッジパラメータとし
て保持し、さらにポート毎に、固有のポート番号とデジ
グネーテッドブリッジの値とデジグネーテッドポートの
値とポートの状態情報とをポートパラメータとして保持
することになる。
【0003】このネットワークに管理機能付きのSNM
Pマネージャを設けることもある。管理機能付きのSN
MPマネージャは、ネットワークの状態の監視及び管理
を行うものである。例えば、SNMPのGET(情報収
集)コマンドを利用して、このネットワークに登録され
ているルータやブリッジ等のネットワーク接続機器或い
はネットワークに接続されているワークステーションを
ポーリングすることにより、これらのネットワーク接続
機器やワークステーションの状態を監視することができ
る。また、このようにして監視した情報を画面に表示
し、ネットワーク管理者に知らせることができる。監視
情報を画面表示するためには、予めネットワーク構成が
SNMPマネージャに認識されていなければならない。
このために従来は、SNMPマネージャが備えているネ
ットワーク構成図の編集機能を利用して、ネットワーク
管理者がネットワーク構成図を入力することにより実現
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のSNMPマネージャを設けたネットワークでは、ネッ
トワーク管理者がネットワーク構成情報を手入力する必
要があり、このため以下の欠点があった。
【0005】1)ネットワーク規模の拡大や構成の複雑
化に伴い、ネットワーク構成情報を手入力する作業が増
大し、ネットワーク管理者の負担が大きくなる。
【0006】2)ネットワーク管理者の入力ミスで誤っ
た情報をSNMPマネージャに与えてしまう恐れがあ
り、その恐れはネットワーク構成が複雑になるほど顕著
になる。
【0007】3)ブリッジやポートの配置や接続を変え
たり、ネットワークを再編成するときには、ネットワー
ク構成情報を再入力或いは修正しなければならず、その
都度、ネットワーク管理者の手間がかかる。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、SNMPマネージャが手入力によらずにネットワー
ク構成を認識するネットワーク構成の認識方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数のポートを持つ複数のブリッジにより
複数のLANを相互接続してなるネットワークの上記各
ブリッジにスパニングツリープロトコルを実行させると
共にこのネットワークにSNMPマネージャを設けた構
成において、 ステップA)SNMPマネージャがポーリングして各ブ
リッジのスパニングツリーのパラメータを獲得し、この
パラメータから得た各ブリッジのポート個数に基づき各
ポートに対応する行及び列を行・列とも同順に並べた行
列を仮定し、この行列の各要素に予め初期値を設定して
おき、 ステップB)上記パラメータのうち、デジグネーテッド
ブリッジのブリッジ番号、デジグネーテッドポートのポ
ート番号、ブリッジ番号及びポート番号を示す各パラメ
ータを用い、各ポートについて、 ステップC)もし、当該ポートのデジグネーテッドブリ
ッジのブリッジ番号が当該ポートを所有するブリッジの
ブリッジ番号と等しくないか又は当該ポートのデジグネ
ーテッドポートのポート番号が当該ポートのポート番号
と等しくなければ、 ステップD)当該ポートに対応する行に含まれる要素及
び当該ポートのデジグネーテッドブリッジのデジグネー
テッドポートに対応する列に含まれる要素がひとつとし
て初期値から書き換えられていない場合には、当該ポー
トに対応する行に含まれかつ当該ポートのデジグネーテ
ッドブリッジのデジグネーテッドポートに対応する列に
含まれる要素の値をこの行列に未使用の値に書き換え、 ステップE)当該ポートに対応する行に含まれる要素及
び当該ポートのデジグネーテッドブリッジのデジグネー
テッドポートの列に含まれる要素がひとつでも初期値か
ら書き換えられている場合には、当該ポートに対応する
行に含まれかつ当該ポートのデジグネーテッドブリッジ
のデジグネーテッドポートに対応する列に含まれる要素
の値を、上記書き換えられている要素の値と同じ値に書
き換え、 ステップF)もし、当該ポートのデジグネーテッドブリ
ッジのブリッジ番号が当該ポートを所有するブリッジの
ブリッジ番号と等しくかつ当該ポートのデジグネーテッ
ドポートのポート番号が当該ポートのポート番号と等し
ければ、 ステップG)当該ポートに対応する行に含まれる要素及
び当該ポートのデジグネーテッドブリッジのデジグネー
テッドポートに対応する列に含まれる要素がひとつとし
て初期値から書き換えられていない場合には、当該ポー
トに対応する行・列が交わる位置の要素の値をこの行列
に未使用の値に書き換え、 ステップH)当該ポートに対応する行に含まれる要素及
び当該ポートのデジグネーテッドブリッジのデジグネー
テッドポートに対応する列に含まれる要素がひとつでも
初期値から書き換えられている場合には、当該ポートに
対応する行・列が交わる位置の要素の値を上記書き換え
られている要素の値と同じ値に書き換え、 ステップI)全てのポートについて上記書き換えのステ
ップが終了した後、この行列の初期値以外の値をLAN
番号とし、そのLAN番号を行又は列に有する対応ポー
トが当該LAN番号で区別されるLANに接続されてい
ると判定してこのネットワークのトポロジを認識し、 ステップJ)このトポロジを図示するネットワーク構成
図を作成して表示するものである。
【0010】上記ネットワーク構成図に各ブリッジから
得たスパニングツリーのパラメータを併せて表示しても
よい。
【0011】上記ポーリングを定期的に行い、その都
度、上記ネットワーク構成図を更新してもよい。
【0012】上記ポーリングにより得たパラメータがそ
れ以前にポーリングして得たパラメータとは異なる場合
には、トポロジに変更がある旨のメッセージを表示して
もよい。
【0013】あるブリッジからポーリングの返事が得ら
れない場合には、そのブリッジへのポーリングを放棄
し、他のブリッジから得られたパラメータだけに基づい
て上記各ステップを実行すると共に返事を出さないブリ
ッジがある旨の警告メッセージを表示してもよい。
【0014】
【作用】構成を自動的に認識したいネットワークにおい
て、SNMPマネージャには、ネットワークに接続され
ている全てのブリッジのIP(インターネットプロトコ
ル)アドレスが保持されているものとする。SNMPマ
ネージャは、ARP(アドレス解析プロトコル)を利用
してこれらのIPアドレスに対応するMAC(媒体アク
セス制御)アドレスを獲得しておく。
【0015】スパニングツリープロトコルを実行した各
ブリッジは、ブリッジパラメータ、ポートパラメータ等
のパラメータを保持している。これらのうち、ネットワ
ーク構成に関するものを表1及び表2に示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】ここで、BridgeIdはブリッジ番号、NoOfSp
tPort はポートの個数、PortIdはポート番号、Designat
edBridgeはデジグネーテッドブリッジ、DesignatedPort
はデジグネーテッドポート、PortState はポートの状態
のことである。
【0019】ステップAにより、SNMPマネージャ
は、各ブリッジに対してSNMPを利用してパラメータ
を獲得する。ブリッジパラメータの中のポートの個数を
示すパラメータにより各ブリッジが保有しているスパニ
ングツリーのポートの個数が判明する。
【0020】M個のブリッジがあり、1番目からM番目
までのブリッジがそれぞれN1個,N2個,・・,NM
個のスパニングツリーのポートを持つとすると、各ポー
トに対応する行及び列を行・列とも同順に並べた行列
は、図5のようになる。この行列の各要素51には行及
び列の対応ポートが接続されているLANのLAN番号
*が入ることになるが、ここではまだLAN番号が不明
であるから初期値、例えば0を設定しておく。爾後、こ
の初期値0は行及び列の対応ポートが相互に接続されて
いないことを表すことになる。行列全体の要素が初期値
0である状態は、全ポートが互いに接続されていないこ
とを意味している。なお、行列は対称性を持っているの
で、対角線より下の半分を使用すればよく、残りの半分
は初期値0のままで差支えない。
【0021】ステップBにより、各ポートについてステ
ップC〜ステップHを実行する。各ポートはステップC
又はステップFの条件のいずれかに該当し、さらにステ
ップD、ステップE、ステップG又はステップHの条件
のいずれかに該当するから、各ポートに対応する行のう
ち、当該ポートのデジグネーテッドブリッジのデジグネ
ーテッドポートに対応する列か当該ポートに対応する列
かが交わる位置の要素が、初期値以外の値に書き換えら
れる。即ち、対応ポートが接続されているLANのLA
N番号が要素に入ることになる。LAN番号が未決定の
場合は要素が未使用の値に書き換えられて新規のLAN
番号が与えられる。他のポートの処理によって既にLA
N番号が決定されている場合はそのLAN番号が使用さ
れる。
【0022】ステップIでは、全てのポートについて書
き換えのステップが終了しているので、各ポートについ
て、対応する行に含まれる要素のうち必ずひとつが初期
値以外の値に書き換えられていることになる。この結
果、初期値以外の値はそれぞれLAN番号に該当し、そ
の値を持つ要素を含んでいる行及び列に対応するポート
は必ずそのLAN番号のLANに接続されていることに
なる。即ち、LANの区別及び各ポートの接続されてい
るLANが判定され、ネットワークのトポロジが認識さ
れたことになる。
【0023】このようにしてネットワークのトポロジが
認識されると、ステップJによりネットワーク構成図を
作成し表示することが可能になり、手入力によらずにネ
ットワーク構成の認識が達成される。
【0024】次に、このネットワーク構成図に各ブリッ
ジから得たスパニングツリーのパラメータを併せて表示
する。例えば、スパニングツリーのルートブリッジ、ポ
ートの状態等をネットワーク構成図に重ねて表示するこ
とにより、ネットワーク運用状態を常に監視することが
できる。
【0025】また、ポーリングを定期的に行い、その都
度、上記各ステップを実行することにより、構成が変更
された場合でも最新のネットワークのトポロジを得るこ
とができる。ネットワーク構成図を定期的に更新するこ
とにより、手入力によらずにネットワーク構成の変更に
対応できる。
【0026】ポーリングにより得たパラメータがそれ以
前にポーリングして得たパラメータとは異なる場合、そ
の間に構成が変更されたことが判るから、トポロジに変
更がある旨のメッセージを表示することにより、管理者
の注意を喚起することができる。
【0027】さらに、あるブリッジからポーリングの返
事が得られない場合、ネットワークがどこかで切れてし
まったことが判る。その場合、警告メッセージを表示す
ることにより管理者の注意を喚起し、他のブリッジから
得られたパラメータだけに基づいてネットワーク構成図
を作成して表示することにより、障害箇所の発見が容易
となる。
【0028】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
【0029】ネットワーク構成が未知であるネットワー
クにおいて、SNMPマネージャは各ブリッジのMAC
アドレスを既に獲得しているものとする。また、各ブリ
ッジは、スパニングツリープロトコルを実行してブリッ
ジパラメータ、ポートパラメータ等のパラメータを保持
しているものとする。この実施例ではブリッジは4個あ
るものとする。
【0030】ステップAにより、SNMPマネージャ
は、各ブリッジに対してSNMPを利用してパラメータ
を獲得する。各ブリッジのパラメータを表3〜表6に示
す。ここで、各ブリッジを適当な順にブリッジ1〜ブリ
ッジ4と表記し、各ポートはブリッジ内でのポートの順
1,2,・・と上記ブリッジの順とを合わせて、ブリッ
ジ1の各ポートをポート11,ポート21、ブリッジ2
の各ポートをポート12,ポート22,ポート32・・
・と表記する。
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】
【表5】
【0034】
【表6】
【0035】表記された数の若い順にブリッジを選び、
ブリッジ内のポートを表記された数の若い順に選んで行
列を作成すると、その行列は図1のようになる。なお、
図1は、既にステップB以降が終了した状態になってい
るが、ステップAの段階では、全ての要素に初期値0が
設定される。
【0036】ステップBにより、各ポートについてステ
ップC〜ステップHを実行する。その1ポート分のフロ
ーチャートを図2に示す。ポートは順不同に選んでよい
が、ここでは図1の行列の順序に従い、ブリッジ1のポ
ート11から開始する。
【0037】表3よりポート11のデジグネーテッドブ
リッジのブリッジ番号はBA、ポート11を所有するブ
リッジ1のブリッジ番号はBAであり、ポート11のデ
ジグネーテッドポートのポート番号はPA、ポート11
のポート番号はPAであるから、ステップFが実行さ
れ、要素はひとつも書き換えられていないからステップ
Gが実行され、ポート11に対応する行・列が交わる位
置の要素(対角線上の要素)101が未使用の値=1に
書き換えられる。同様にして、ポート21に対してステ
ップGにより、対角線上の要素102が未使用の値=2
に書き換えられる。
【0038】続いて表4により、ポート12,22の場
合、ポート12,22のデジグネーテッドブリッジ1の
ブリッジ番号BAがポート12,22を所有するブリッ
ジ2のブリッジ番号BBと等しくないのでステップCが
実行され、ポート12,22のデジグネーテッドブリッ
ジ1のデジグネーテッドポート11の列に含まれる要素
101が既に値=1に書き換えられているのでステップ
Eが実行され、ポート11,12に対応する行に含まれ
かつポート11,12のデジグネーテッドブリッジ1の
デジグネーテッドポート11に対応する列に含まれる要
素103,104の値0が、既に書き換えられている要
素101の値と同じ値=1に書き換えらる。ポート32
の場合、ステップGが実行され、対角線上の要素105
が未使用の値=3に書き換えられる。
【0039】以下同様に、表5,6により要素の書き換
えが行われる。ブリッジ4のポート24に対応する行ま
で書き換えた時点で、値=5までが使用されている。
【0040】ステップIでは、全てのポートについて書
き換えのステップが終了しているので、各ポートについ
て、対応する行に含まれる要素のうち必ずひとつが初期
値以外の値に書き換えられていることになる。この結
果、初期値以外の値=1〜5はそれぞれLAN番号に該
当し、その値を持つ要素を含んでいる行及び列に対応す
るポートは必ずそのLAN番号のLANに接続されてい
ることになる。即ち、ポート11,12,22,13が
LAN1に接続され、ポート21がLAN2に接続さ
れ、ポート32がLAN3に接続され、ポート23,3
3,14がLAN4に接続され、ポート24がLAN5
に接続されている。このようにして、相互接続されてい
る全てのLANが区別されると共に、全てのブリッジの
全てのポートがどのLANに接続されているかが、この
行列で示されていることになり、この行列は求めるネッ
トワークのトポロジに等価である。従って、トポロジが
認識されたことになる。
【0041】ステップJでは、行列を利用して図3のネ
ットワーク構成図が作成される。図示されるように、ポ
ート11,12,22,13がLAN1に接続され、ポ
ート21がLAN2に接続され、ポート32がLAN3
に接続され、ポート23,33,14がLAN4に接続
され、ポート24がLAN5に接続されている。SNM
Pマネージャがこのネットワークのどこに接続されてい
ても、同じ結果が得られる。
【0042】このネットワーク構成図にはルートブリッ
ジ、ポートの状態等が併記される。図示されるように、
ブリッジ1の近傍にルートブリッジを示す「Root Bridg
e 」が表示され、ブロックされているポート22,33
に対するLAN1からの接続ラインが破線で表示されて
いる。
【0043】SNMPマネージャは、一定の時間間隔
(例えば1分)で定期的にポーリングを行い、前後でパ
ラメータが違う場合はネットワーク構成図を更新し、さ
らにメッセージによりネットワーク管理者にその旨を通
知する。
【0044】障害によりネットワークが切れてしまった
場合、冗長経路があれば、スパニングツリープロトコル
により、冗長経路を中継状態に戻し、障害箇所をバイパ
スするフレーム中継経路を形成する。この場合でも、ネ
ットワーク構成図の更新、メッセージの発信が行われ
る。
【0045】冗長経路が存在しなかった場合、障害箇所
でネットワークは分断され、双方のネットワークで新た
にスパニングツリーが構成される。SNMPマネージャ
が含まれないネットワークのブリッジに対しSNMPマ
ネージャは通信不能になるから、ポーリングの返事が得
られなくなる。そこで、SNMPマネージャはポーリン
グの返事が得られないブリッジへのポーリングを放棄
し、返事が得られたブリッジのパラメータだけに基づい
てネットワーク構成図を更新し、さらに警告メッセージ
によりネットワーク管理者にその旨を通知する。警告メ
ッセージを見たネットワーク管理者は、更新されたネッ
トワーク構成図及びポートの状態から、障害箇所を素早
く発見することができる。
【0046】例えば、図3のネットワーク構成におい
て、SNMPマネージャがブリッジ3,4に対するポー
リングをして返事が来なくなり、ブリッジ1,2に対す
るポーリングの結果が表3,4のようになった場合、ネ
ットワーク構成図は図4のように更新される。同時に警
告メッセージが発信される。ネットワーク管理者は、本
来のネットワーク構成である図3のネットワーク構成に
おいて、ブリッジ3か、ブリッジ3とLAN1との間で
障害が発生したことを判断することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0048】(1)ネットワーク管理者はSNMPマネ
ージャにブリッジのIPアドレスを与えるだけで、スパ
ニングツリーのネットワーク構成図を自動的に作成でき
ることになり、省力化、入力ミスの低減につながる。
【0049】(2)各ブリッジの状態をネットワーク構
成図に併せて表示することにより、ネットワークの監視
が容易になる。
【0050】(3)定期的なネットワーク構成図の更新
により、常に最新のネットワーク構成情報を得ることが
できる。
【0051】(4)ネットワーク構成図の更新に伴うメ
ッセージ表示により、管理者はネットワーク構成に変化
があったことを確実に知ることができる。
【0052】(5)ポーリング不能に基づく警告メッセ
ージ表示により、管理者は障害発生を確実に知ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法による一実施例の行列の図であ
る。
【図2】本発明の方法によるフローチャートの図であ
る。
【図3】本発明の方法により作成されたネットワーク構
成図である。
【図4】本発明の方法により作成された障害発生時のネ
ットワーク構成図である。
【図5】本発明の方法による一般的な行列の図である。
【符号の説明】
51,101,102,103,104,105 要素

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のポートを持つ複数のブリッジによ
    り複数のLANを相互接続してなるネットワークの上記
    各ブリッジにスパニングツリープロトコルを実行させる
    と共にこのネットワークにSNMPマネージャを設けた
    構成において、 ステップA)SNMPマネージャがポ
    ーリングして各ブリッジのスパニングツリーのパラメー
    タを獲得し、このパラメータから得た各ブリッジのポー
    ト個数に基づき各ポートに対応する行及び列を行・列と
    も同順に並べた行列を仮定し、この行列の各要素に予め
    初期値を設定しておき、 ステップB)上記パラメータのうち、デジグネーテッド
    ブリッジのブリッジ番号、デジグネーテッドポートのポ
    ート番号、ブリッジ番号及びポート番号を示す各パラメ
    ータを用い、各ポートについて、 ステップC)もし、当該ポートのデジグネーテッドブリ
    ッジのブリッジ番号が当該ポートを所有するブリッジの
    ブリッジ番号と等しくないか又は当該ポートのデジグネ
    ーテッドポートのポート番号が当該ポートのポート番号
    と等しくなければ、 ステップD)当該ポートに対応する行に含まれる要素及
    び当該ポートのデジグネーテッドブリッジのデジグネー
    テッドポートに対応する列に含まれる要素がひとつとし
    て初期値から書き換えられていない場合には、当該ポー
    トに対応する行に含まれかつ当該ポートのデジグネーテ
    ッドブリッジのデジグネーテッドポートに対応する列に
    含まれる要素の値をこの行列に未使用の値に書き換え、 ステップE)当該ポートに対応する行に含まれる要素及
    び当該ポートのデジグネーテッドブリッジのデジグネー
    テッドポートの列に含まれる要素がひとつでも初期値か
    ら書き換えられている場合には、当該ポートに対応する
    行に含まれかつ当該ポートのデジグネーテッドブリッジ
    のデジグネーテッドポートに対応する列に含まれる要素
    の値を、上記書き換えられている要素の値と同じ値に書
    き換え、 ステップF)もし、当該ポートのデジグネーテッドブリ
    ッジのブリッジ番号が当該ポートを所有するブリッジの
    ブリッジ番号と等しくかつ当該ポートのデジグネーテッ
    ドポートのポート番号が当該ポートのポート番号と等し
    ければ、 ステップG)当該ポートに対応する行に含まれる要素及
    び当該ポートのデジグネーテッドブリッジのデジグネー
    テッドポートに対応する列に含まれる要素がひとつとし
    て初期値から書き換えられていない場合には、当該ポー
    トに対応する行・列が交わる位置の要素の値をこの行列
    に未使用の値に書き換え、 ステップH)当該ポートに対応する行に含まれる要素及
    び当該ポートのデジグネーテッドブリッジのデジグネー
    テッドポートに対応する列に含まれる要素がひとつでも
    初期値から書き換えられている場合には、当該ポートに
    対応する行・列が交わる位置の要素の値を上記書き換え
    られている要素の値と同じ値に書き換え、 ステップI)全てのポートについて上記書き換えのステ
    ップが終了した後、この行列の初期値以外の値をLAN
    番号とし、そのLAN番号を行又は列に有する対応ポー
    トが当該LAN番号で区別されるLANに接続されてい
    ると判定してこのネットワークのトポロジを認識し、 ステップJ)このトポロジを図示するネットワーク構成
    図を作成して表示することを特徴とするネットワーク構
    成の認識方法。
  2. 【請求項2】 上記ネットワーク構成図に各ブリッジか
    ら得たスパニングツリーのパラメータを併せて表示する
    ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク構成の認
    識方法。
  3. 【請求項3】 上記ポーリングを定期的に行い、その都
    度、上記ネットワーク構成図を更新することを特徴とす
    る請求項1又は2記載のネットワーク構成の認識方法。
  4. 【請求項4】 上記ポーリングにより得たパラメータが
    それ以前にポーリングして得たパラメータとは異なる場
    合には、トポロジに変更がある旨のメッセージを表示す
    ることを特徴とする請求項1〜3記載いずれかのネット
    ワーク構成の認識方法。
  5. 【請求項5】 あるブリッジからポーリングの返事が得
    られない場合には、そのブリッジへのポーリングを放棄
    し、他のブリッジから得られたパラメータだけに基づい
    て上記各ステップを実行すると共に返事を出さないブリ
    ッジがある旨の警告メッセージを表示することを特徴と
    する請求項1〜4記載いずれかのネットワーク構成の認
    識方法。
JP6161245A 1994-07-13 1994-07-13 ネットワーク構成の認識方法 Pending JPH0832609A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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