JPH08322148A - 系統安定化システム - Google Patents

系統安定化システム

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JPH08322148A
JPH08322148A JP7130305A JP13030595A JPH08322148A JP H08322148 A JPH08322148 A JP H08322148A JP 7130305 A JP7130305 A JP 7130305A JP 13030595 A JP13030595 A JP 13030595A JP H08322148 A JPH08322148 A JP H08322148A
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power
voltage
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stabilizing
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JP7130305A
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English (en)
Inventor
Minoru Asada
実 浅田
Haruto Taniguchi
治人 谷口
Tokuhiro Sugiura
徳廣 杉浦
Masayuki Ishizaki
正行 石崎
Makoto Yamamoto
山本  誠
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Central Research Institute of Electric Power Industry
Chubu Electric Power Co Inc
Original Assignee
Central Research Institute of Electric Power Industry
Chubu Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】受電系統内で電源脱落したときにも、需要家の
停電を伴わないで系統の安定化を図る。 【構成】連系系統は、送電側系統10と受電側系統30
とが連係線50で連係されている。受電側系統30に
は、発電機311 ,…,31N 、負荷321 ,…,32
M が接続されている。電圧調整用機器90等からなる電
圧調整手段は、系統安定化装置70で制御される。発電
機311 ,…,31N も系統安定化装置70で制御され
る。系統安定化装置70は、融通電力PLn、受電側電力
系統の周波数fを基に受電側系統での電源脱落の有無を
検出する。系統安定化装置70で、電源脱落があったと
判定されたときに、その脱落の程度と予め取り込んでお
いた余裕指数Sとを基に安定化操作を行うか否かを判定
する。安定化操作が必要なときには、系統安定化装置7
0は電圧調整手段の電圧調整用機器90、発電機を調整
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力系統相互間で電力
融通を行っている場合に、受電側電力系統で電源脱落が
発生したときに、送電側電力系統に影響を与えないよう
にした系統安定化システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電力の分野では、電力系統相互
間を連系し、相互に電力融通し合うことが行われてい
る。このような連系系統の一例を図4に示す。なお、融
通電力を送電している電力系統を送電側系統、融通電力
を受電している電力系統を受電側系統として以下説明を
してゆくことにする。
【0003】この図に示す連系系統では、送電側系統1
10と受電側系統130とが連系されており、送電側系
統110からの融通電力PLnが受電側系統130で受電
されれている。また、送電側系統110には、発電機1
111 ,…,111J と、負荷1121 ,…,112K
と、系統安定化装置113とが接続されている。受電側
系統130には、発電機1311 ,…,131N と、負
荷1321 ,…,132M と、系統安定化装置133と
が接続されている。なお、符号のJ,K,M,Nは任意
の整数である。
【0004】このような連系系統にあっては、受電側系
統で電源が脱落した場合に、受電系統への融通電力が電
源脱落以前より増加し、送電側系統が不安定になること
により、連系系統全体が不安定となる。そこで、系統安
定化装置113,133を設置し、送電側系統の限度以
上に電力の融通を行うことを防止することにより、送電
側系統の安定化を図っている。例えば、受電側系統13
0に電源脱落が発生したとする。すなわち、何らかの事
故で、例えば発電機131L が受電側系統130から切
り離されて、電源脱落が発生したとする。受電側系統1
30における系統安定化装置133は、一部の需要家1
32p を系統130から切り離し、受電側電力系統の負
荷を減少させ、これにより融通電力PLmの増加を抑制す
るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
系統安定化システムでは、電源脱落に伴って系統安定化
装置133が起動した場合には、一部の需要家132P
が停電することとなる。電力の安定供給の観点から、こ
のような停電は最小限に留める必要がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記従来技術の
欠点を解消し、受電系統内で電源脱落したときにも、需
要家の停電を伴わないで系統の安定化を図った系統安定
化装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係る系統安定化装置は、送電
側電力系統と受電側電力系統とが連系された連系系統に
おいて、前記受電側電力系統に負荷、発電機が接続され
ていて、系統安定化装置で電圧調整手段、発電機を制御
して受電側電力系統を安定化する系統安定化システムで
あって、前記系統安定化装置は、融通電力、受電側電力
系統の周波数を取り込み、融通電力及び受電側電力系統
の周波数を基に電源脱落の有無を検出する第1の手段
と、前記第1の手段により電源脱落があったと判定され
たときに、その脱落の程度と予め取り込んでおいた余裕
指標とを基に安定化操作を行うか否かの判定を行う第2
の手段と、前記第2の手段からの指令及び操作量に基づ
いて前記電圧調整手段、発電機の一方あるいは双方を電
圧低下させる指令を送出する第3の手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明では、電圧調整手段
は、コンデンサ及びリアクトルからなる電圧調整用機
器、基幹送電線ループの開閉手段、あるいは変圧器のタ
ップ調整手段であることを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明では、第3の手段は、
電圧調整手段の電圧調整用のコンデンサ開放あるいはリ
アクトル投入の操作をする調整・操作部と、発電機に電
圧低下指令を出す発電機電圧低下指令部とからなること
を特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、受電側電力系統の負
荷容量が系統電圧にほぼ比例することを利用し、電源脱
落が発生して融通電力の増加が一定以上のときに、受電
系統の負荷を減少させ、融通電力の増加を抑制すること
により、連系している系統全体の安定化を図っている。
これは次のような考えに基づいている。負荷の消費電力
は、例えば負荷が抵抗線ヒータであれば電圧の2乗に比
例する関係にある。そこで、国内の70負荷地点での負
荷と電圧の関係について観測した結果では、地点により
需要家が異なることもあり、電圧と消費電力との関係に
はかなりのバラツキがあるが、平均的には電圧にほぼ比
例して消費電力が増減していることが分かった。このよ
うな観点を利用して電圧調整手段を操作し、あるいは発
電機の発電電圧を低下させて系統の安定化を図ってい
る。
【0011】具体的には、請求項1記載の発明では、受
電側電力系統内での電源脱落量を第1の手段で検出し、
第2の手段により連系している系統全体の事前の安定性
指標と電源脱落量とから安定化操作実施の可否を判断
し、安定化操作の実施が必要であれば、第3の手段によ
り、受電系統内の電圧を低下する操作・指令を実施す
る。第3の手段により実施する操作・指令として、電圧
調整用機器に電圧低下させる指令を出力すること、受電
側系統内の発電機に発電電圧低下を指令することが挙げ
られる。
【0012】請求項2記載の発明によれば、第3の手段
により実施する操作・指令として、電圧調整用機器のコ
ンデンサを開放し、あるいはリアクトル投入すること、
基幹送電線ループの開放、変圧器タップ調整手段のタッ
プの低下などで実施する。
【0013】請求項3記載の発明によれば、調整・操作
部により、電圧調整手段の電圧調整用のコンデンサ開放
あるいはリアクトル投入の操作をし、かつ発電機電圧低
下指令部により発電機に電圧低下指令を出す。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1に、本発明に係る系統安定化システム
の実施例が適用された連系系統を示す。この図におい
て、系統安定化システムは、電源脱落が発生したとき、
受電系統の電圧を低下させることにより、系統の安定化
を図るようにしたものであり、次のような構成となって
いる。連系系統は、送電側系統10と受電側系統30と
が連系線50で接続された構成をとっている。また、こ
の連系系統に適用された系統安定化システムは、受電側
系統30に設けた電圧調整手段を系統安定化装置70で
調整・操作できるようにしたものである。以下、各構成
要素を詳細に説明する。
【0015】ここで、連系系統では、前記送電側系統1
0から送電された融通電力PLnが連系線50を介して受
電側系統30で受電されている。
【0016】また、送電側系統10には、発電機111
,…,11J と、負荷121 ,…,12K とが設けら
れている。同様に、受電側系統30には、発電機311
,…,31N と、負荷321 ,…,32M とが設けら
れている。なお、符号のJ,K,M,Nは任意の整数で
ある。また、各負荷121 ,…,12K 、321 ,…,
32M は、図示しないが、遮断器等により電力系統1
0、30に接続されている。同様に、発電機111 ,
…,11J 、311 ,…,31N も、図示しないが、遮
断器等により電力系統10、30に接続されている。
【0017】また、受電側系統30の電圧調整手段は、
大別して、例えばコンデンサ、リアクトルからなる電圧
調整用機器90、基幹送電線ループ及びその開閉器、変
圧器等が挙げられる。そして、系統安定化装置70の電
圧調整手段に対する調整・操作は、コンデンサ、リアク
トルからなる電圧調整用機器90の調整・操作、基幹送
電線ループの開閉操作、あるいは変圧器タップの調整等
が挙げられる。また、系統安定化装置70は、発電機3
11 ,…,31N の発電電圧の調整も行えるようになっ
ている。なお、前記電圧調整用機器90は、例えばコン
デンサ91及び開閉装置92からなる回路と、リアクト
ル93及び開閉装置94からなる回路とを具備してい
る。これら開閉装置92、94は、系統安定化装置70
により開閉操作されるようになっている。
【0018】さらに、前記系統安定化装置70には、受
電側系統30から周波数fが入力されるようになってい
る。同様に、この系統安定化装置70には、連系線50
に設けた計器用変流器(CT)71と、連系線50に接
続された計器用変圧器(PT)72とから検出信号が与
えられて、融通電力PLnが入力されるようになってい
る。この系統安定化装置70には、送電側系統10及び
受電側系統30の全体の事前の余裕指標Sが入力される
ようになっている。ここで、余裕指標Sとしては、例え
ば送電側系統の代表地点Aと受電側系統の代表地点Bと
の間の位相差δが挙げられる。AB間の送電線インピー
ダンスZと送電電力Pから、位相差δ∝Z・Pが算出で
き、δが大きいほど余裕が少ないことを表す。即ち、送
電電力Pと位相差δとの間には、送電電力Pが大きくな
るに従って位相差δが大きくなり、かつそれが最大送電
電力Pmax時を境に位相差δが大きくなっても送電電
力が低下して送電側系統が不安定な状態になる関係にあ
る。一方、受電側系統で電源脱落があると、これを補う
ために連系系統の残りの発電機が出力を増加し、送電側
系統からの融通電力を増やす。そこで、事前の位相差δ
が最大送電電力時よりも小さいほど連系系統の運用に余
裕があると言える。系統安定化装置70は、融通電力P
Ln、及び周波数fを基に電源脱落の有無を検出し、電源
脱落があったと判定されたときに、その脱落の程度と事
前に取り込んでおいた余裕指標Sとを基に安定化操作を
行うか否かの判定を行うとともに安定化操作量を決定
し、かつ前記電圧調整手段の調整・操作及び発電機31
1 ,…,31N に電圧低下指令を送出できるようになっ
ている。
【0019】図2に系統安定化装置70の構成を示す。
この図において、系統安定化装置70は、大別して、第
1の手段75と、第2の手段76と、第3の手段77と
から構成されている。ここに、第1の手段75には、C
T71及びPT72からの検出信号が入力されるように
なっており、融通電力PLnが得られるようになってい
る。また、第1の手段75には、受電側系統30の周波
数fが入力されている。第2の手段76には、電力系統
全体の事前の余裕指標Sが入力されている。この第2の
手段76には、前記第1の手段75により電源脱落があ
ったと判定されたときに、その脱落の程度と前記余裕指
数Sとを基に安定化操作を行うか否かの判定を行うとと
もに、安定化操作量を決定できるようになっている。第
3の手段77は、前記第2の手段76からの指令及び操
作量に基づいて前記電圧調整用機器90の調整・操作、
あるいは発電機311 ,…,31N に電圧低下指令を送
出するようになっている。この第3の手段77は、さら
に、電圧調整用のコンデンサ開放あるいはリアクトル投
入の操作をする調整・操作部78と、発電機に電圧低下
指令を出す発電機電圧低下指令部79とで構成される。
なお、上記第1の手段75、第2の手段76及び第3の
手段77は、例えば中央演算処理装置、記憶装置、入力
/出力ポート、各種データを中央演算処理装置に与える
各種入力装置、中央演算処理装置の処理結果を出力する
各種出力装置からなるコンピュータシステムを用いるこ
とにより構成することができる。
【0020】このように構成された実施例の動作を図1
及び図2を基に図3のフローチャートを参照して説明す
る。
【0021】まず、系統安定化装置70は、系統全体の
事前の安定性指標Sを取り込むとともに、融通電力PLn
及び周波数fを取り込む(図3のステップ(S)20
1)。融通電力PLnは、この実施例では、CT71及び
PT72からの検出信号により、第1の手段75で計算
して求めているものとして説明するが、外部で既に計算
して求まっているものを用いるようにしてもよい。
【0022】系統安定化装置70の内部では、第1の手
段75が、受電側系統30への融通電力PLnが増加した
か否かを判定する(S201)。融通電力PLnの増加が
なければ(S202;NO)、再び、データ取り込みの
処理(S201)に戻る。
【0023】一方、融通電力PLnが増加したときには
(S202;YES)、系統周波数fが低下したか否か
を判定する(S203)。系統周波数fの低下がないと
きには(S202;NO)、再び、データ取り込みの処
理(S201)に戻る。
【0024】ここで、第1の手段75は、融通電力PLn
の増加を検出し(S202;YES)、かつ、系統周波
数fの低下も検出したとする(S202;YES)。す
ると、第1の手段75は、受電側系統30での電源脱落
の発生と、融通電力PLnとしきい値の大小を判定とを行
うために必要な処理を実行する(S204)。この処理
結果を使用し、第1の手段75では、融通電力PLnの増
加と周波数fの低下の程度が電源脱落にならない程度の
ものであると判定したときには(S205;NO)、再
び、データ取り込みの処理(S201)に戻る。
【0025】一方、融通電力PLnの増加と周波数fの低
下の程度が電源脱落となる程度のものであると判定した
ときには(S205;YES)、融通電力PLnとしきい
値の大小を判定する(S206)。融通電力PLnの増加
がしきい値以下のときには(S206;NO)、送電側
系統10及び受電側系統30の系統全体で電源脱落をカ
バーできるものとして、そのまま運転を継続し、再び、
データ取り込みの処理(S201)に戻る。
【0026】ここで、例えば発電機31L が事故等で受
電側系統30から切り離されて電源脱落が発生し、融通
電力PLnの増加がしきい値を超えることになったときに
(S206;YES)、第1の手段75は、第2の手段
76に処理を渡し、かつ必要な融通電力PLnの増加量に
関するデータを出力する(S207)。
【0027】第2の手段76は、連系している系統全体
の事前の安定性指標の値Sと、第1の手段75から与え
られた融通電力PLnの増加量データを基に、安定化操作
の必要性を判定させるための必要な処理を行う(S20
8)。次に、第2の手段76は、ステップ208で処理
した結果を基に、安定化操作を行うか否か判定する(S
209)。安定化操作が必要なければ(S209;N
O)、再び、データ取り込みの処理(S201)に戻
る。
【0028】一方、安定化が必要と判定したときには
(S209;YES)、第3の手段77の調整・操作部
78では、安定化操作として開閉装置92を遮断し、か
つ開閉装置94を投入する(S210)。これにより、
受電側系統30に接続されていたコンデンサ91が開放
されて、かつ、いままで受電側系統30に接続されてい
なかったリアクトル93が受電側系統30に接続される
ことになる。これにより、受電側系統30の電圧を低下
させる。
【0029】また、第3の手段77の発電機電圧低下指
令部79では、もう一つの安定化操作として受電側系統
30に並列している発電機311 ,…,31N (ただ
し、脱落発電機31L は除く)の電圧低下を指令する。
【0030】これにより、受電側系統30の電圧が低下
する。このように受電側系統30の電圧が低下すると、
負荷321 ,…,32M の消費電力がほぼ電圧に比例し
て低下するので、受電側系統30の全体の消費電力が低
下することになり、融通電力PLnの増加を抑えることが
できるとともに、需要家に安定した電力の供給ができる
ことになる。
【0031】このように本実施例によれば、電源脱落が
発生したときに、既存の電圧調整用の機器を制御(受電
側系統30に投入されていたコンデンサ91の開放及び
リアクトル93の投入、発電機311 ,…,31N への
電圧低下指令、基幹送電線ループの開閉操作、あるいは
変圧器タップの調整等)して、受電系統の電圧を低下さ
せることにより、低コストで系統の安定化を図ることが
でき、かつ、一部の需要家の停電を回避することがで
き、電力の安定供給の効果が大きい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、電源脱落が発生したときに、既存の電圧調整
手段を制御することにより、受電系統の電圧を低下させ
て、電力の増大を抑制することにより系統の安定化を図
り、しかも低コストでかつ一部の需要家の停電を回避す
ることができるため、電力の安定供給を行うことができ
る。
【0033】また、請求項2記載の発明によれば、既存
の設備を用いて、受電側電力系統内の電圧を低下させる
ことができるため、安いコストでシステムを構成するこ
とができる。
【0034】また、請求項3記載の発明によれば、電圧
調整手段の電圧調整用のコンデンサ開放あるいはリアク
トル投入の操作をすることができるとともに、発電機に
電圧低下指令を出すことができ、受電側電力系統の電圧
を低下させることができ、融通電力の増加を抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の系統安定化システムの実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】同実施例で使用する系統安定化装置を示すブロ
ック図である。
【図3】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図4】従来の連系系統を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 送電側系統 111 ,…,11J 発電機 121 ,…,12K 負荷 30 受電側系統 311 ,…,31N 発電機 321 ,…,32M 負荷 50 連系線 70 系統安定化装置 71 CT 72 PT 75 第1の手段 76 第2の手段 77 第3の手段 78 調整・操作部 79 発電機電圧低下指令部 92、94 開閉装置
フロントページの続き (72)発明者 杉浦 徳廣 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部電 力株式会社内 (72)発明者 石崎 正行 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部電 力株式会社内 (72)発明者 山本 誠 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部電 力株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送電側電力系統と受電側電力系統とが連
    系された連系系統において、前記受電側電力系統に負
    荷、発電機が接続されていて、系統安定化装置で電圧調
    整手段、発電機電圧を制御して受電側電力系統を安定化
    する系統安定化システムであって、前記系統安定化装置
    は、融通電力、受電側電力系統の周波数を取り込み、融
    通電力及び受電側電力系統の周波数を基に受電側電力系
    統での電源脱落の有無を検出する第1の手段と、前記第
    1の手段により電源脱落があったと判定されたときに、
    その脱落の程度と予め取り込んでおいた余裕指標とを基
    に安定化操作を行うか否かの判定を行う第2の手段と、
    前記第2の手段からの指令及び操作量に基づいて前記電
    圧調整手段、発電機の一方あるいは双方を電圧低下させ
    る指令を送出する第3の手段とを備えたことを特徴とす
    る系統安定化システム。
  2. 【請求項2】 前記電圧調整手段は、コンデンサ及びリ
    アクトルからなる電圧調整用機器、基幹送電線ループの
    開閉手段、あるいは変圧器のタップ調整手段であること
    を特徴とする請求項1記載の系統安定化システム。
  3. 【請求項3】 前記第3の手段は、電圧調整手段の電圧
    調整用のコンデンサ開放あるいはリアクトル投入の操作
    をする調整・操作部と、発電機に電圧低下指令を出す発
    電機電圧低下指令部とからなることを特徴とする請求項
    1または2記載の系統安定化システム。
JP7130305A 1995-05-29 1995-05-29 系統安定化システム Pending JPH08322148A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006333575A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Mitsubishi Electric Corp 電源脱落検出装置及び電源脱落量算出装置
JP2011097705A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力系統安定化装置及び電力系統安定化方法

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