JPH0832189B2 - 速度サ−ボ装置 - Google Patents

速度サ−ボ装置

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JPH0832189B2
JPH0832189B2 JP62008792A JP879287A JPH0832189B2 JP H0832189 B2 JPH0832189 B2 JP H0832189B2 JP 62008792 A JP62008792 A JP 62008792A JP 879287 A JP879287 A JP 879287A JP H0832189 B2 JPH0832189 B2 JP H0832189B2
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JP
Japan
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pit
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signal
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JP62008792A
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JPS63178783A (ja
Inventor
成嘉 林
貴昭 淵上
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ロ−ム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光ディスク再生装置などのモータの回転
制御に好適な速度サーボ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、コンバクトディスク(CD)などに記録された音
楽情報を再生する光ディスク再生装置には、第4図に示
すように、モータ2によって回転されるCD4のトラック
の回転線速度を一定に制御するための線速度(CLV)サ
ーボ装置が用いられている。
CD4の回転線速度は、レーザー光を検出媒体とするピ
ックアップ6を通して検出された光検出信号Liを位相同
期ループ(PLL)などからなる速度検出回路8に加え、
再生されたフレーム同期信号によって検出される。同期
信号は、CD4に1フレームごとに記録された同期パター
ンから得られる。速度検出回路8で得られた速度信号
は、パルス幅変調(PWM)回路10に加えて、基準クロッ
クパルス周波数fs(=7.35kHz)の三角波電圧との比較
によって、時間軸上に回転線速度に応じたパルス幅のPW
M出力として取り出される。このPWM出力は、外付けされ
たキャパシタや可変抵抗などの外付け部品によってサー
ボゲインGsを設定された後、キャリア周波数を除くため
のフィルタ12に加えられて、速度制御に必要な低域成分
が抽出される。フィルタ12は、アナログ系でPWM出力中
のキャリア信号を除くために設置された大規模なもので
あり、その係数設定はキャパシタや抵抗など外付け部品
によって行われる。そして、ドライバ14は、フィルタ12
から加えられる低域成分信号に応じたドライブ出力を発
生し、モータ2の線速度を一定に制御するのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、速度検出回路8には、同期信号と基準同期
信号との同期を取るために位相同期ループが設置されて
いるが、このような速度サーボ装置では、同期信号のみ
を速度制御信号に用いているため、位相同期ループの同
期状態に線速度が依存し、同期しにくいといった欠点が
ある。
そこで、この発明は、ディスクから得られる複数の速
度情報から最適な制御を実現しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の速度サーボ装置は、第1図に例示するよう
に、情報を記録したディスクを回転させるモータと、光
を検出媒体として前記ディスクのピットを検出する検出
手段と、この検出手段の検出出力から同期クロック信号
を検出する位相同期ループと、前記検出手段の前記検出
出力からピットの時間幅を表すピット信号を読み取るピ
ット情報検出手段と、このピット情報検出手段で検出さ
れた前記ピット信号と前記位相同期ループで得られた前
記同期クロック信号とから同期信号を検出する同期信号
検出手段と、この同期信号検出手段で検出された前記同
期信号に同期し、かつその同期信号の区間クロックパル
スを計数し、その計数値を第1の計数値として出力する
第1のカウンタと、前記ピット情報検出手段から前記ピ
ット信号における最長ピット時間幅を前記クロックパル
スで計数し、それを第2の計数値として出力する第2の
カウンタと、この第2のカウンタの第2の計数値を記憶
する記憶手段を備え、この記憶手段に記憶された前記第
2の計数値で表された最長ピットの時間幅が基準時間内
にある場合には前記第2のカウンタの前記第2の計数値
を出力し、前記第2の計数値で表された最長ピットの時
間幅が基準時間内にない場合には前記記憶手段に記憶さ
れている従前の前記第2の計数値を出力させる第1の計
数値選択手段と、この第1の計数値選択手段から現在又
は従前の前記第2の計数値、前記第1のカウンタから前
記第1の計数値を受けるとともに、前記第2の計数値で
表された最長ピットの時間幅が基準時間内にある場合に
は前記第1の計数値を通過させ、前記第2の計数値で表
された最長ピットの時間幅が基準時間内にない場合には
従前の前記第2の計数値を出力させる第2の計数値選択
手段と、この第2の計数値選択手段を通して選択された
前記第1の計数値又は前記第2の計数値を以て前記モー
タの駆動電流を増減させて前記ディスクの回転線速度を
一定に制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
この発明の速度サーボ装置では、情報を記録したディ
スクをモータによって回転させ、光を検出媒体としてデ
ィスクのピットが検出手段で検出される。位相同期ルー
プはこの検出手段の検出出力から同期クロック信号を検
出し、また、ピット情報検出手段は、検出手段の検出出
力からピットに時間幅を表すピット信号を読み取る。そ
して、同期信号検出手段は、ピット情報検出手段で検出
されたピット信号と、位相同期ループで得られた同期ク
ロック信号とから同期信号を検出する。
第1のカウンタは、同期信号検出手段で検出された同
期信号に同期し、かつその同期信号の区間をクロックパ
ルスを計数し、その計数値を第1の計数値として出力す
る。また、第2のカウンタは、ピット情報検出手段から
ピット信号における最長ピット時間幅をクロックパルス
で計数し、それを第2の計数値として出力する。
第1の計数値選択手段は、第2のカウンタの第2の計
数値を記憶する記憶手段を備え、この記憶手段に記憶さ
れた第2の計数値で表された最長ピットの時間幅が基準
時間内にある場合には第2のカウンタの第2の計数値を
出力し、第2の計数値で表された最長ピットの時間幅が
基準時間内にない場合には記憶手段に記憶されている従
前の第2の計数値を出力させる。
一方、第2の計数値選択手段は、第1の計数値選択手
段から第2の計数値、第1のカウンタから第1の計数値
を受けるとともに、第2の計数値で表された最長ピット
の時間幅が基準時間内にある場合には第1の計数値を通
過させ、第2の計数値で表された最長ピットの時間幅が
基準時間内にない場合には第2の計数値を出力する。
そして、制御手段は、第2の計数値選択手段を通して
選択された第1の計数値又は第2の計数値を制御入力と
して与えられ、モータの駆動電流を増減させてディスク
の回転線速度を一定に制御するのである。
〔実施例〕
第1図は、この発明の速度サーボ装置の実施例を示
す。
CD4を回転させるもーた2の回転速度は、レーザー光
を検出媒体とする検出手段であるピックアップ6によっ
て検出される。すなわち、ピックアップ6で得られたRF
信号はスライス回路16に加えられるとともに、位相同期
ループ(PLL)18に加えられる。スライス回路16では、R
F信号からEFM(Bight to Fourteen Modulation)信号が
検出され、また、PLL18では同期クロック信号Spが得ら
れる。EFM信号は、第1および第2の制御部21、22のそ
れぞれに加えられる。EFM信号は、最短ピット3Tから最
長ピット11Tまでの時間幅を持つパルス信号で与えられ
る。
第1の制御部21側には、同期信号検出手段としての同
期パターン検出回路24が設置されており、EFM信号とPLL
18からの同期クロック信号Spとから第2図のAに示すよ
うな同期信号Soが検出される。すなわち、第1の制御部
21は、同期信号Soを制御入力情報としており、この同期
信号Soは、第1のカウンタ26に加えられて、その周期が
クロックパルスCLKの第1の計数値C1によって検出され
る。
また、第2の制御部22側には、第2図のBに示す最長
ピットを表わす最長ピット信号Pmのパルス幅に応じてク
ロックパルスCLKを計数する第2のカウンタ28が設置さ
れている。このカウンタ28の出力側には第1の計数値選
択手段が設置されており、最長ピットの時間幅を表す第
2の計数値C2は、メモリ30に記憶されるとともに、メモ
リ30からその計数値が判定回路32に転送され、その計数
値が最長ピットを表わす基準時間に合致するか否かを判
定し、判定出力J1、J2を発生する。
すなわち、判定回路32は、判定出力J1によって、最長
ピットの時間幅が基準時間の範囲にある場合、マルチプ
レクサ(MPX)34にカウンタ28からの計数値出力C2の通
過許可を命令し、最長ピットの時間幅が基準時間の範囲
にない場合、MPX34にカウンタ28からの計数値出力C2
通過禁止を命令し、MPX34から遅延素子(D)36によっ
て保持されている従前の計数値出力を出力させる。
そして、各カウンタ26、28の計数値出力C1、C2は、判
定回路32の判定出力J2を以て制御出力である第1又は第
2の計数値C1、C2を選択する第2の計数値選択手段とし
てのマルチプレクサ(MPX)38に加えられ、MPX38は判定
回路32の判定出力J2によって計数値出力を選択して出力
する。すなわち、MPX38は、最長ピットの時間幅が基準
時間の範囲にある場合、カウンタ26側の計数値出力C1
通過させ、また、最長ピットの時間幅が基準時間の範囲
にない場合、カウンタ28側の計数値C2の出力を通過させ
る。
MPX38を通過した各計数値出力であるディジタルデー
タは、ディジタルフィルタ40に加えられて特定の周波数
特性およびゲインが設定された後、モータ2の駆動電流
を制御する制御手段としてのパルス幅変調(PWM)回路4
2に加えられる。
PWM回路42は、ディジタルフィルタ40によって得られ
たデータと、基準三角波データまたは鋸歯状波データな
どの基準データとの比較演算によって、PWM出力を得
る。このPWM出力は時間軸上に位相差を補償するような
時間幅の連続したパルスとして得られる。
このPWM出力はドライバ44に加えられ、ドライバ44がP
WM出力によって発生したドライブ出力がモータ2に加え
られて、モータ2の回転線速度が一定に制御されるので
ある。
したがって、このような速度サーボ装置では、動作開
始とともに第1および第2の制御部21、22を動作させ、
最長ピットの時間幅が基準時間の範囲である場合には、
同期信号による第1の制御部21側の制御出力を以て制御
を行い、最長ピットの時間幅が基準時間の範囲外である
場合には、最長ピット長の計測出力による第2の制御部
22側の制御出力を以て制御を行う。
これをPLL18の同期との関係で見ると、同期状態に対
してモータ2の回転速度Nについて、同期範囲doでは第
1の制御部21によってサーボ動作を行い、非同期範囲
d1、d2では第2の制御部22によってサーボ動作を行うの
で、最適な制御動作が得られるとともに、このような制
御動作によって同期範囲に迅速に移行させることができ
るのである。
また、最長ピットの時間幅が、基準時間の範囲にない
場合に、MPX34から遅延素子36によって保持されている
従前の計数値出力を出力させるので、暴走などが防止で
き、サーボ系の安定化が図られる。
なお、判定回路32は連続して基準時間の範囲外である
と判定した場合にサーボ系を解除するようにして、誤動
作を回避することもできる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、同期信号と最長ピットの計測とに
よって、最適なサーボ動作を実現でき、迅速に同期状態
への移行を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の速度サーボ装置の実施例を示すブロ
ック図、第2図は第1図に示した速度サーボ装置の制御
入力波形を示す図、第3図は制御動作の切換えを示す
図、第4図は従来の速度サーボ装置を示すブロック図で
ある。 2……モータ 4……CD(ディスク) 6……ピックアップ(検出手段) 18……位相同期ループ 24……同期パターン検出回路(同期信号検出手段) 26……第1のカウンタ 28……第2のカウンタ 30……メモリ(記憶手段) 32……判定回路 34……マルチプレクサ 36……遅延素子 38……マルチプレクサ(第2の計数値選択手段) 42……パルス幅変調回路(制御手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−58269(JP,A) 特開 昭60−113680(JP,A) 特開 昭58−218885(JP,A) 特開 昭60−128877(JP,A) 特開 昭60−164962(JP,A) 特開 昭60−15862(JP,A) 特開 昭60−85465(JP,A) 特開 昭58−220271(JP,A) 実開 昭59−118156(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を記録したディスクを回転させるモー
    タと、 光を検出媒体として前記ディスクのピットを検出する検
    出手段と、 この検出手段の検出出力から同期クロック信号を検出す
    る位相同期ループと、 前記検出手段の前記検出出力からピットの時間幅を表す
    ピット信号を読み取るピット情報検出手段と、 このピット情報検出手段で検出された前記ピット信号と
    前記位相同期ループで得られた前記同期クロック信号と
    から同期信号を検出する同期信号検出手段と、 この同期信号検出手段で検出された前記同期信号に同期
    し、かつその同期信号の区間をクロックパルスを計数
    し、その計数値を第1の計数値として出力する第1のカ
    ウンタと、 前記ピット情報検出手段から前記ピット信号における最
    長ピット時間幅を前記クロックパルスで計数し、それを
    第2の計数値として出力する第2のカウンタと、 この第2のカウンタの第2の計数値を記憶する記憶手段
    を備え、この記憶手段に記憶された前記第2の計数値で
    表された最長ピットの時間幅が基準時間内にある場合に
    は前記第2のカウンタの前記第2の計数値を出力し、前
    記第2の計数値で表された最長ピットの時間幅が基準時
    間内にない場合には前記記憶手段に記憶されている従前
    の前記第2の計数値を出力させる第1の計数値選択手段
    と、 この第1の計数値選択手段から現在又は従前の前記第2
    の計数値、前記第1のカウンタから前記第1の計数値を
    受けるとともに、前記第2の計数値で表された最長ピッ
    トの時間幅が基準時間内にある場合には前記第1の計数
    値を通過させ、前記第2の計数値で表された最長ピット
    の時間幅が基準時間内にない場合には従前の前記第2の
    計数値を出力させる第2の計数値選択手段と、 この第2の計数値選択手段を通して選択された前記第1
    の計数値又は前記第2の計数値を以て前記モータの駆動
    電流を増減させて前記ディスクの回転線速度を一定に制
    御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする速度サーボ装置。
JP62008792A 1987-01-17 1987-01-17 速度サ−ボ装置 Expired - Lifetime JPH0832189B2 (ja)

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JPS63178783A JPS63178783A (ja) 1988-07-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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