JPH08321811A - 背景雑音更新システムおよび方法 - Google Patents

背景雑音更新システムおよび方法

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JPH08321811A
JPH08321811A JP12864295A JP12864295A JPH08321811A JP H08321811 A JPH08321811 A JP H08321811A JP 12864295 A JP12864295 A JP 12864295A JP 12864295 A JP12864295 A JP 12864295A JP H08321811 A JPH08321811 A JP H08321811A
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Shigeo Nomura
滋郎 野村
Tomoyuki Oya
智之 大矢
Atsushi Murase
淳 村瀬
Yoshinobu Nakamura
吉伸 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動通信システムにおけるVOX制御システ
ムにおいて、対向する無線移動局または音声処理装置に
て背景雑音更新情報を受信した際の背景雑音生成の更新
に関する。 【構成】 無線移動局30において入力音声情報の有音
/無音判定が行われ、無音から有音の移行時には符号化
音声情報に先立って音声用プリアンブルを無線回線を通
して無線基地局31に送出され、有音から無音の移行時
には無線基地局31への符号化音声情報の送出が停止さ
れ、無音中は一定時間おきに背景雑音更新情報を送出さ
れVOX制御が行われている。無線基地局31から通信
回線34を介して送られた背景雑音更新情報を受信した
音声処理装置32は、受信した更新情報を記憶してお
き、記憶した更新情報を用いることにより、例えば1つ
おきに採用することができ、交換伝送網33に送出する
背景雑音の更新周期は長くなり、背景雑音の変化が頻繁
ではなくなるため耳障りではなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線基地局と複数の無
線移動局との間に無線チャネルを構成し、通信回線と無
線基地局との間に音声処理装置を配置し、無線移動局ま
たは音声処理装置にて音声情報の有音/無音判定がなさ
れ、無音から有音の移行時には音声用プリアンブルを、
続いて音声情報を送出し、有音から無音の移行時には音
声情報の送出を停止し、定期的に背景雑音更新情報を送
出する通信システムにおけるVOX制御システムにおい
て、対向する無線移動局または音声処理装置にて背景雑
音更新情報を受信した際の背景雑音更新システムおよび
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1にデジタル移動通信方式の一般的構
成を示す。無線移動局1に入力された音声情報は無線区
間用に圧縮符号化され符号情報となり無線回線を通じて
無線基地局2に到達し、これより通信回線5を通じて音
声処理装置3に到達し復号化され音声情報に戻る。音声
処理装置3は音声情報を交換伝送網4に送出する。
【0003】ここで、無線移動局1は入力音声情報の有
音/無音の判定を行い、無音から有音の移行時には音声
情報に先立って音声用プリアンブルを送出し、続いて音
声情報を基地局に送出し、有音から無音の移行時には、
音声情報の送出を停止し、無音中は背景雑音更新情報を
一定周期で送出する。
【0004】この際、音声処理装置3において無音中に
は無線移動局1からの背景雑音更新情報により背景雑音
を作り出し、通信回線6を通して交換伝送網4に送出す
る。また、もう一つの構成として、交換伝送網4から通
信回線6を介して音声処理装置3に送出された音声情報
は、無線区間用に圧縮符号化され符号情報となり、通信
回線5を通じて無線基地局2に送出され無線回線を経由
して無線移動局1に到達する。
【0005】ここで、音声処理装置3は有音/無音の判
定を行い、無音から有音の移行時には音声用プリアンブ
ルを音声有/無の情報とともに無線基地局2へ送出し、
続いて音声情報を無線基地局1に送出し、有音から無音
の移行時には、音声有/無の情報を無線基地局2へ送信
し無線基地局2からの送信を停止し、無音中は無線基地
局2を介して無線基地局2へ背景雑音更新情報を一定周
期で送出する。
【0006】この際、無線移動局1において無音中には
音声処理装置3からの背景雑音更新情報により背景雑音
を作り出し、背景雑音の音声情報を出力する。
【0007】図2に無線移動局同士の通信で、音声処理
装置にて音声情報に復号化しない場合のデジタル移動通
信方式の一般的構成を示す。
【0008】無線移動局10に入力された音声情報は無
線区間用に圧縮符号化され符号情報となり無線回線を通
じて無線基地局11に到達する。次いで、音声情報は、
通信回線17を通じて音声処理装置12に到達し、通信
回線18、交換伝送網13、通信回線19、音声処理装
置14、通信回線20、無線基地局15、無線回線を通
じ無線移動局16に送出される。無線移動局16におい
て符号化音声情報は復号化され、出力される。
【0009】ここで、無線移動局10は入力音声情報の
有音/無音の判定を行い、無音から有音の移行時には音
声情報に先立って音声用プリアンブルを送出し、続いて
音声情報を基地局に送出し、有音から無音の移行時に
は、音声情報の送出を停止し、無音中は背景雑音更新情
報を一定周期で送出する。
【0010】この際、音声処理装置12において無音中
には無線移動局10からの背景雑音更新情報により背景
雑音を作り出し、通信回線18を通して無線移動局16
に対して送出する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上の場合、背景雑音
が背景雑音更新情報の周期通りに更新されると、背景雑
音が短い時間で変わるため耳障りであることがある。ま
た、背景雑音の電力が大きいため耳障りであることがあ
る。また背景雑音が急激に変化するために耳障りである
ことがある。
【0012】そこで、本発明の目的は、背景雑音更新情
報をそのまま背景雑音の作成に使用するのではなく、様
々に加工、変更することによって背景雑音を聞きやすく
するシステムおよび方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1記載の発明は、複数の通信局と基地
局との間で複数回線の通信チャネルを構成し、該基地局
と通信回線との間で複数回線の伝送路を構成し、該基地
局と該伝送路との間に音声処理等を行う制御局を配置
し、前記通信局において、入力音声情報の有音/無音判
定を行い、無音から有音の移行時には音声情報に先立っ
て音声用プリアンブルを通信チャネルを通して基地局に
送出し、有音から無音の移行時には、基地局への送信を
停止し、無音中は一定時間おきに背景雑音更新情報を送
出し、前記制御局において受信した背景雑音更新情報を
もとに背景雑音を生成する通信システムにおけるVOX
制御システムにおいて、前記通信局または制御局におい
て、受信した背景雑音更新情報の取捨選択をして背景雑
音更新周期を変化させることにより、生成する背景雑音
が耳障りにならないようにすることを特徴とする背景雑
音更新システムである。
【0014】請求項2記載の発明は、複数の通信局と基
地局との間で複数回線の通信チャネルを構成し、該基地
局と通信回線との間で複数回線の伝送路を構成し、該基
地局と該伝送路との間に音声処理等を行う制御局を配置
し、前記制御局において、通信回線からの音声情報の有
音/無音判定を行い、無音から有音の移行時には音声情
報に先立って音声用プリアンブルを音声有/無の情報と
ともに伝送路を通して送出し、有音から無音の移行時に
は、音声有/無の情報を基地局へ送出し、無音中は一定
時間おきに背景雑音更新情報を送出し、前記通信局にお
いて受信した背景雑音更新情報をもとに背景雑音を生成
する通信システムにおけるVOX制御システムにおい
て、前記制御局または通信局にて、受信した背景雑音更
新情報の取捨選択をして背景雑音更新周期を変化させる
ことにより、生成する背景雑音が耳障りにならないよう
にすることを特徴とする背景雑音更新システムである。
【0015】請求項3記載の発明は、複数の通信局と基
地局との間で複数回線の通信チャネルを構成し、該基地
局と通信回線との間で複数回線の伝送路を構成し、該基
地局と該伝送路との間に音声処理等を行う制御局を配置
し、前記通信局において、入力音声情報の有音/無音判
定を行い、無音から有音の移行時には音声情報に先立っ
て音声用プリアンブルを通信チャンルを通して基地局に
送出し、有音から無音の移行時には、基地局への送信を
停止し、無音中は背景雑音の音声電力パラメータととも
に背景雑音更新情報を送出し、前記制御局において受信
した背景雑音更新情報中の音声電力パラメータをもとに
背景雑音を生成する通信システムにおけるVOX制御シ
ステムにおいて、前記通信局または制御局にて、受信し
た背景雑音更新情報の中の音声電力パラメータによる音
声電力値をそのまま使わずに、変更した音声電力値を使
用することにより生成する背景雑音が耳障りにならない
ようにすることを特徴とする背景雑音更新システムであ
る。
【0016】請求項4記載の発明は、複数の通信局と基
地局との間で複数回線の通信チャネルを構成し、該基地
局と通信回線との間で複数回線の伝送路を構成し、該基
地局と該伝送路との間に音声処理等を行う制御局を配置
し、前記制御局において、入力音声情報の有音/無音判
定を行い、無音から有音の移行時には音声情報に先立っ
て音声用プリアンブルを通信チャンルを通して基地局に
送出し、有音から無音の移行時には、基地局への送信を
停止し、無音中は背景雑音の音声電力パラメータととも
に背景雑音更新情報を送出し、前記制御局において受信
した背景雑音更新情報中の音声電力パラメータをもとに
背景雑音を生成する通信システムにおけるVOX制御シ
ステムにおいて、前記制御局または通信局にて、受信し
た背景雑音更新情報の中の音声電力パラメータによる音
声電力値をそのまま使わずに、変更した音声電力値を使
用することにより生成する背景雑音が耳障りにならない
ようにすることを特徴とする背景雑音更新システムであ
る。
【0017】請求項5記載の発明は、複数の通信局と基
地局との間で複数回線の通信チャネルを構成し、該基地
局と通信回線との間で複数回線の伝送路を構成し、該基
地局と該伝送路との間に音声処理等を行う制御局を配置
し、前記通信局において、入力音声情報の有音/無音判
定を行い、無音から有音の移行時には音声情報に先立っ
て音声用プリアンブルを通信チャネルを通して基地局に
送出し、有音から無音の移行時には、基地局への送信を
停止し、無音中は線形予測パラメータとともに背景雑音
更新情報を送出し、前記制御局において受信した背景雑
音更新情報中の音声電力線形予測パラメータをもとに背
景雑音を生成する通信システムにおけるVOX制御シス
テムにおいて、前記通信局または制御局にて、受信した
背景雑音更新情報の中の音声電力線形予測パラメータを
そのまま使わずに、音声電力線形予測パラメータを加工
することにより生成する背景雑音が耳障りにならないよ
うにすることを特徴とする背景雑音更新システムであ
る。
【0018】請求項6記載の発明は、複数の通信局と基
地局との間で複数回線の通信チャネルを構成し、該基地
局と通信回線との間で複数回線の伝送路を構成し、該基
地局と該伝送路との間に音声処理等を行う制御局を配置
し、前記制御局において、入力音声情報の有音/無音判
定を行い、無音から有音の移行時には音声情報に先立っ
て音声用プリアンブルを通信チャネルを通して基地局に
送出し、有音から無音の移行時には、基地局への送信を
停止し、無音中は線形予測パラメータとともに背景雑音
更新情報を送出し、前記制御局において受信した背景雑
音更新情報中の音声電力線形予測パラメータをもとに背
景雑音を生成する通信システムにおけるVOX制御シス
テムにおいて、前記制御局または通信局にて、受信した
背景雑音更新情報の中の音声電力線形予測パラメータを
そのまま使わずに、音声電力線形予測パラメータを加工
することにより生成する背景雑音が耳障りにならないよ
うにすることを特徴とする背景雑音更新システムであ
る。
【0019】請求項7記載の発明は、複数の通信局と基
地局との間で複数回線の通信チャネルを構成し、該基地
局と通信回線との間で複数回線の伝送路を構成し、該基
地局と該伝送路との間に音声処理等を行う制御局を配置
し、前記通信局において、入力音声情報の有音/無音判
定を行い、無音から有音の移行時には音声情報に先立っ
て音声用プリアンブルを通信チャネルを通して基地局に
送出し、有音から無音の移行時には、基地局への送信を
停止し、無音中は一定時間おきに背景雑音更新情報を送
出し、前記制御局において受信した背景雑音更新情報を
もとに背景雑音を生成する通信システムにおけるVOX
制御において、前記通信局または制御局にて、受信した
背景雑音更新情報の取捨選択をして背景雑音更新周期を
変化させることにより、生成する背景雑音が耳障りにな
らないようにすることを特徴とする背景雑音更新方法で
ある。
【0020】請求項8記載の発明は、複数の通信局と基
地局との間で複数回線の通信チャネルを構成し、該基地
局と通信回線との間で複数回線の伝送路を構成し、該基
地局と該伝送路との間に音声処理等を行う制御局を配置
し、前記制御局において、入力音声情報の有音/無音判
定を行い、無音から有音の移行時には音声情報に先立っ
て音声用プリアンブルを通信チャネルを通して基地局に
送出し、有音から無音の移行時には、基地局への送信を
停止し、無音中は一定時間おきに背景雑音更新情報を送
出し、前記制御局において受信した背景雑音更新情報を
もとに背景雑音を生成する通信システムにおけるVOX
制御において、前記制御局または通信局にて、受信した
背景雑音更新情報の取捨選択をして背景雑音更新周期を
変化させることにより、生成する背景雑音が耳障りにな
らないようにすることを特徴とする背景雑音更新方法で
ある。
【0021】請求項9記載の発明は、複数の通信局と基
地局との間で複数回線の通信チャネルを構成し、該基地
局と通信回線との間で複数回線の伝送路を構成し、該基
地局と該伝送路との間に音声処理等を行う制御局を配置
し、前記通信局において、入力音声情報の有音/無音判
定を行い、無音から有音の移行時には音声情報に先立っ
て音声用プリアンブルを通信チャネルを通して基地局に
送出し、有音から無音の移行時には、基地局への送信を
停止し、無音中は背景雑音の音声電力パラメータととも
に背景雑音更新情報を送出し、前記制御局において受信
した背景雑音更新情報中の音声電力パラメータをもとに
背景雑音を生成する通信システムにおけるVOX制御に
おいて、前記通信局または制御局にて、受信した背景雑
音更新情報の中の音声電力パラメータによる音声電力値
をそのまま使わずに、変更した音声電力値を使用するこ
とにより生成する背景雑音が耳障りにならないようにす
ることを特徴とする背景雑音更新方法である。
【0022】請求項10記載の発明は、複数の通信局と
基地局との間で複数回線の通信チャネルを構成し、該基
地局と通信回線との間で複数回線の伝送路を構成し、該
基地局と該伝送路との間に音声処理等を行う制御局を配
置し、前記制御局において、通信回線からの音声情報の
有音/無音判定を行い、無音から有音の移行時には音声
情報に先立って音声用プリアンブルを音声有/無の情報
とともに伝送路を通して送出し、有音から無音の移行時
には、音声有/無の情報を基地局へ送出し、無音中は背
景雑音の音声電力パラメータとともに背景雑音更新情報
を送出し、前記通信局において受信した背景雑音更新情
報中の音声電力パラメータをもとに背景雑音を生成する
通信システムにおけるVOX制御において、前記制御局
または通信局にて、受信した背景雑音更新情報の中の音
声電力パラメータによる音声電力値をそのまま使わず
に、変更した音声電力値を使用することにより生成する
背景雑音が耳障りにならないようにすることを特徴とす
る背景雑音更新方法である。請求項11記載の発明は、
複数の通信局と基地局との間で複数回線の通信チャネル
を構成し、該基地局と通信回線との間で複数回線の伝送
路を構成し、該基地局と該伝送路との間に音声処理等を
行う制御局を配置し、前記通信局において、入力音声情
報の有音/無音判定を行い、無音から有音の移行時には
音声情報に先立って音声用プリアンブルを通信チャネル
を通して基地局に送出し、有音から無音の移行時には、
基地局への送信を停止し、無音中は線形予測パラメータ
とともに背景雑音更新情報を送出し、前記制御局におい
て受信した背景雑音更新情報中の音声電力線形予測パラ
メータをもとに背景雑音を生成する通信システムにおけ
るVOX制御において、前記通信局または制御局にて、
受信した背景雑音更新情報の中の音声電力線形予測パラ
メータをそのまま使わずに、音声電力線形予測パラメー
タを加工することにより生成する背景雑音が耳障りにな
らないようにすることを特徴とする背景雑音更新方法で
ある。
【0023】請求項12記載の発明は、複数の通信局と
基地局との間で複数回線の通信チャネルを構成し、該基
地局と通信回線との間で複数回線の伝送路を構成し、該
基地局と該伝送路との間に音声処理等を行う制御局を配
置し、前記制御局において、通信回線からの音声情報の
有音/無音判定を行い、無音から有音の移行時には音声
情報に先立って音声用プリアンブルを音声有/無の情報
とともに伝送路を通して送出し、有音から無音の移行時
には、音声有/無の情報を基地局へ送出し、無音中は線
形予測パラメータとともに背景雑音更新情報を送出し、
前記通信局において受信した背景雑音更新情報中の音声
電力線形予測パラメータをもとに背景雑音を生成する通
信システムにおけるVOX制御において、前記制御局ま
たは通信局にて、受信した背景雑音更新情報の中の音声
電力線形予測パラメータをそのまま使わずに、音声電力
線形予測パラメータを加工することにより生成する背景
雑音が耳障りにならないようにすることを特徴とする背
景雑音更新方法である。
【0024】
【作用】上記本発明の構成を用いて、背景雑音の更新周
期が短いため背景雑音が頻繁に変化する場合に、背景雑
音の変化周期を長くすることによって耳障りにならない
ようにすることができる。
【0025】また、本発明の構成を用いて、背景雑音の
音声電力が大きすぎるか変化が大きすぎる場合に、更新
情報の中の音声電力情報をそのまま使用せず、加工また
は変更することによって、音声電力をある程度に抑え、
音声電力の変化を小さくすることによって耳障りになら
ないようにすることができる。
【0026】その上、本発明の構成を用いて、背景雑音
の更新情報中の線形予測パラメータを加工または変更さ
せ、音色を滑らかに変化させることによって、耳障りに
ならないようにすることができる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0028】[実施例1]図3は、本発明の本発明の無
線移動機から交換伝送網までの通信路の例を示すブロッ
ク図である。図3において、30は無線移動局、31は
無線基地局、32は音声処理装置、33は交換伝送網で
ある。無線移動局30に入力された音声情報は、圧縮符
号化され無線回線を介して無線基地局31に送出され
る。無線基地局31にて受信された音声情報は、通信回
線34を介して音声処理装置32に送出され、復号化さ
れ音声情報となり通信回線35を介して交換伝送網33
に送出される。
【0029】図3において、図4に示すように、無線移
動局30において入力音声情報の有音/無音判定が行わ
れ、無音から有音の移行時には符号化音声情報に先立っ
て音声用プリアンブルを無線回線を通して無線基地局3
1に送出され、有音から無音の移行時には無線基地局3
1への符号化音声情報の送出が停止され、無音中は一定
時間おきに背景雑音更新情報を送出されVOX制御が行
われるものとする。
【0030】無音中は、一定周期で背景雑音更新情報を
無線基地局31に対して送出される。この様子を図5に
示す。図5において、無線基地局31から通信回線34
を介して送られた背景雑音更新情報を受信した音声処理
装置32は、受信した更新情報を記憶しておき、記憶し
た更新情報を用いることにより、例えば1つおきに採用
することができ、交換伝送網33に送出する背景雑音の
更新周期は長くなり、背景雑音の変化が頻繁ではなくな
るため耳障りではなくなる。
【0031】図6は、この実施例において、無線回線の
状況などにより、例えば、背景雑音更新情報がたまたま
無線基地局31に受信されないなどして、音声処理装置
32に背景雑音更新情報が到達しなかった場合の処理を
示している。図6において、背景雑音更新情報62が到
達しなかった場合は、その前に採用されていた記憶され
ている背景雑音更新情報60をそのまま使用する。
【0032】[実施例2]図7には、図3に示されてい
る構成において、交換網から移動局への音声に対して音
声処理装置32で有音/無音判定が行われる場合を示し
ている。
【0033】図3および図7において、交換網からの音
声に対して音声処理装置32で入力音声情報の有音/無
音判定が行われる。この場合、無音から有音の移行時に
は符号化音声情報に先立って音声用プリアンブルを音声
有/無の情報とともに通信回線34を介して、無線基地
局31へ送出され、有音から無音の移行時には音声有/
無の情報を通信回線34を介して無線基地局31へ送信
され、無線基地局31からの送出は停止される。無音中
は、一定時間おきに背景雑音更新情報が通信回線34を
介して、無線基地局31から送出され無線回線を通して
無線移動局31へ到達する。無線移動局30は背景雑音
更新情報により背景雑音を生成し、出力する。
【0034】図8には、VOX無音中の背景雑音更新情
報の使用の様子を示している。
【0035】ここで、無線基地局31から無線回線を介
して無線移動局30に対して送られた背景雑音更新情報
は無線移動局30において記憶しておく。すると、図8
に示すように、送られて来た背景雑音更新情報は、例え
ば2つおきに採用することができることにより、無線移
動局30から出力される背景雑音の更新周期は長くな
り、背景雑音の変化が頻繁ではなくなるため、耳障りで
はなくなる。
【0036】図9には、この実施例において、無線回線
の状況などにより、例えば背景雑音更新情報がたまたま
無線移動局30にて受信されないなどして、無線移動局
30に背景雑音更新情報が到達しなかった場合を説明す
る図である。その場合は、到達しなかった背景雑音更新
情報93の前に採用され記憶されていた背景雑音更新情
報90をそのまま使用する。
【0037】[実施例3]さて、従来においては、図1
0に示すように、無音中の受信された背景雑音更新情報
中の音声電力パラメータは、図1に示した音声処理装置
3において、そのまま背景雑音生成に使用され交換伝送
網33に対して送出されていた。
【0038】図11は、図3に示される本発明の構成に
おいて、音声処理装置32のVOX無音中の背景雑音更
新情報中の音声電力パラメータの使用を説明している。
この実施例の音声処理装置30では、例えば背景雑音更
新情報中の音声電力パラメータ値の半分の値を背景雑音
の生成している。図11において、背景雑音更新情報1
10〜112が入力されると、その背景雑音更新情報中
の音声電力パラメータの1/2の背景雑音が生成されて
いることを示している。これにより、背景雑音が耳障り
ではなくなる。
【0039】図12には、この実施例において、無線回
線の状況などにより例えば背景雑音更新情報が、たまた
ま無線基地局31にて受信されないなどして、音声処理
装置32に背景雑音更新情報が到達しなかった場合を示
している。音声処理装置32に背景雑音更新情報121
が到達しなかった場合は、その前に音声処理装置32に
採用され記憶されていた背景雑音更新情報120をその
まま使用し、その背景雑音更新情報中の音声電力パラメ
ータの1/2の背景雑音が生成されていることを示して
いる。
【0040】この例では、背景雑音更新情報中の音声電
力パラメータ1/2の背景雑音としているが、その比例
定数は、1より小さい数を選択することができる。
【0041】[実施例4]図13には、図3に示す構成
において、VOX無音中の背景雑音更新情報中の音声電
力パラメータの別の使用を示している。この実施例にお
いては、図13において点線で示すように、音声処理装
置32に音声レベル基準値を設けている。この実施例の
音声処理装置32は、受信した背景雑音更新情報130
のように、音声電力パラメータ値が音声レベル基準値よ
り高い場合には、音声レベル基準値を採用して背景雑音
の生成を行う。そして、この実施例の音声処理装置は、
音声電力パラメータ値が受信した背景雑音更新情報13
1のように音声電力基準値以下の場合には、音声電力パ
ラメータ値を採用して背景雑音の生成を行う。これによ
り背景雑音の出力が基準値以下に下げられ、耳障りでは
なくなる。
【0042】図14には、この実施例において、無線回
線の状況などにより、例えば背景雑音更新情報がたまた
ま無線基地局31にて受信されない場合を示す。
【0043】また、無線回線の状況により例えば背景雑
音更新情報がたまたま無線基地局31にて受信されない
などして、音声処理装置32に背景雑音更新情報141
が到達しなかった場合には、音声処理装置32は、その
前に採用されていた背景雑音更新情報140をそのまま
使用する。
【0044】この構成は、図7において背景雑音の生成
を行う場合にも適用できる。
【0045】[実施例5]さて、図15にデジタル無線
移動局同士が通信する場合の本発明に使用する構成を示
す。図16には、図15に示されている構成において、
無線移動機155と無線移動機156の間で通信を行う
際の信号の流れ図を示す。図15および図16を参照し
て、デジタル移動局同士が通信する場合の音声処理の動
作を説明する。無線移動局150に入力された音声情報
は圧縮符号化され無線回線を介して無線基地局151に
送出される。無線基地局151にて受信された符号化音
声情報はそのまま通信回線157、音声処理装置15
2、通信回線158、交換伝送網153、通信回線15
9、音声処理装置154、通信回線160を経由して無
線基地局155へ送出され、無線回線を介して無線移動
局156に到達する。無線移動局46は受信した符号化
音声情報を復号化し、音声情報を出力する。
【0046】図17は、無音中の無線移動機150と無
線移動機156の間で通信を行っている信号の流れ図で
ある。図17に示すように、無線移動局150において
入力音声情報の有音/無音判定が行われる。そして、無
音から有音の移行時には符号化音声情報に先立って音声
用プリアンブルを無線回線を通して無線基地局151に
送出される。有音から無音の移行時には無線基地局15
1への符号化音声情報の送出を停止され、無音中は一定
時間おきに背景雑音更新情報を送出するVOC制御を行
われている。音声処理装置152は無音中に背景雑音更
新情報により背景雑音170を生成し、圧縮符号化を行
い、交換伝送網153に送出する。無音中は音声処理装
置152にて受信された背景雑音更新情報をそのまま背
景雑音生成に使用していたが、例えば1つおきに採用す
ることにより、交換伝送網153に送出される背景雑音
の更新周期は長くなり、背景雑音の変化が頻繁ではなく
なるため耳障りではなくなる。
【0047】また、無線回線の状況により例えば背景雑
音更新情報がたまたま無線基地局151にて受信されな
いなどして音声処理装置152に背景雑音更新情報が到
達しなかった場合にはその前に採用されていた背景雑音
更新情報をそのまま使用する。
【0048】また、図17の音声処理装置152におい
て、図11や図12のように、例えば背景雑音更新情報
中の音声電力パラメータ値の半分の値を背景雑音の生成
するようにすると、背景雑音が耳障りではなくなる。
【0049】その上、図17の音声処理装置152にお
いて、図13や図14のように、背景雑音更新情報中の
音声電力パラメータ値が基準値以上であると基準値の背
景雑音値を生成するようにし、基準値以下であると背景
雑音更新情報中の音声電力パラメータ値を用いるように
すると、背景雑音が耳障りではなくなる。
【0050】[実施例6]図18は、図15に示すデジ
タル無線移動局同士が通信する構成において、背景雑音
生成を音声処理装置154で行う場合の流れ図を示す。
【0051】図18において、無線移動局150で入力
音声情報の有音/無音判定が行われる。無音から有音の
移行時には符号化音声情報に先立って音声用プリアンブ
ルを無線回線を通して無線基地局151に送出され、有
音から無音の移行時には無線基地局151への符号化音
声情報の送出を停止される。そして、無音中は一定時間
おきに背景雑音更新情報を送出するVOC制御を行われ
ている。音声処理装置154は、無音中に背景雑音更新
情報により背景雑音180を生成し、圧縮符号化を行
い、無線基地局155に送出する。
【0052】この場合、無音中は音声処理装置154に
て受信された背景雑音更新情報をそのまま背景雑音生成
に使用していたが、例えば1つおきに採用することによ
り、無線基地局155に送出される背景雑音の更新周期
は長くなり、背景雑音の変化が頻繁ではなくなるため耳
障りではなくなる。
【0053】また、無線回線の状況により、例えば背景
雑音更新情報がたまたま無線基地局151にて受信され
ないなどして音声処理装置154に背景雑音更新情報が
到達しなかった場合にはその前に採用されていた背景雑
音更新情報をそのまま使用する。
【0054】また、図18の音声処理装置154におい
て、図11や図12のように、例えば背景雑音更新情報
中の音声電力パラメータ値の半分の値を背景雑音の生成
するようにすると、背景雑音が耳障りではなくなる。
【0055】その上、図18の音声処理装置154にお
いて、図13や図14のように、背景雑音更新情報中の
音声電力パラメータ値が基準値以上であると基準値の背
景雑音値を生成するようにし、基準値以下であると背景
雑音更新情報中の音声電力パラメータ値を用いるように
すると、背景雑音が耳障りではなくなる。
【0056】[実施例7]図19は、図15に示すデジ
タル無線移動局同士が通信する構成において、背景雑音
生成を無線移動局156で行う場合の流れ図を示す。
【0057】図19において、無線移動局150で入力
音声情報の有音/無音判定が行われる。無線移動局15
0から、無音から有音の移行時には、符号化音声情報に
先立って音声用プリアンブルを無線回線を通して無線基
地局151に送出され、有音から無音の移行時には無線
基地局151への符号化音声情報の送出を停止される。
そして、無音中は一定時間おきに背景雑音更新情報を送
出するVOC制御を行われるものとする。無線移動局1
56は無音中に背景雑音更新情報により背景雑音190
を生成し、出力する。
【0058】無音中は、無線移動局156にて受信され
た背景雑音更新情報をそのまま背景雑音生成に使用して
いたが、例えば1つおきに採用することにより、出力さ
れる背景雑音の更新周期は長くなり、背景雑音の変化が
頻繁ではなくなるため耳障りではなくなる。
【0059】なお、無線回線の状況により例えば背景雑
音更新情報がたまたま無線基地局151にて受信されな
いなどして無線移動局156に背景雑音更新情報が到達
しなかった場合にはその前に採用されていた背景雑音更
新情報をそのまま使用する。また、図19の音声処理装
置156において、図11や図12のように、例えば背
景雑音更新情報中の音声電力パラメータ値の半分の値を
背景雑音の生成するようにすると、背景雑音が耳障りで
はなくなる。
【0060】その上、図19の音声処理装置156にお
いて、図13や図14のように、背景雑音更新情報中の
音声電力パラメータ値が基準値以上であると基準値の背
景雑音値を生成するようにし、基準値以下であると背景
雑音更新情報中の音声電力パラメータ値を用いるように
すると、背景雑音が耳障りではなくなる。
【0061】[実施例8]図20は、図3に示す構成に
おいて、従来のVOX無音中の音声処理装置32におけ
る背景雑音更新情報中の線形予測パラメータの使用を解
説するための図である。
【0062】さて、図4に示すように、無線移動局30
において入力音声情報の有音/無音判定が行われる。無
線移動局30からは、無音から有音の移行時には、符号
化音声情報に先立って音声用プリアンブルを無線回線を
通して無線基地局31に送出され、有音から無音の移行
時には無線基地局31への符号化音声情報の送出が停止
し、無音中は一定時間おきに背景雑音更新情報を送出さ
れるVOX制御が行われている。この時、従来は、無音
中において、図20に示すように、音声処理装置32で
は、受信された背景雑音更新情報中の音声電力線形予測
パラメータはそのまま背景雑音生成に使用され、交換伝
送網33に対して送出されている。ここで、lpcは線
形予測符号化(linear predicative
coding)で、lpc(n−1),lpc
(n),lpc(n+1)は、それぞれn−1,n,n
+1番目に送られて来た背景雑音の音声電力線形予測パ
ラメータを示す。
【0063】図21は、本発明のVOX無音中の音声処
理装置32における背景雑音更新情報中の線形予測パラ
メータの使用を解説するための図である。
【0064】本発明では、ここで、図21(a)に示す
ように、音声処理装置32における背景雑音更新間隔を
例えば100等分にする。そして、図21(b)示すよ
うに、一つ前の音声電力線形予測パラメータ(lpc
(n))と二つ前の音声電力線形予測パラメータ(lp
c(n−1))とを比例加算する。図21(b)には、
100等分したうちのa番目の音声電力線形予測パラメ
ータを示す。この様に比例加算すると、音声電力を滑ら
かに変化することになり、背景雑音の変化が耳障りでは
なくなる。
【0065】図22は、本発明のVOX無音中の音声処
理装置32における背景雑音更新情報中の線形予測パラ
メータの別の使用を解説するための図である。
【0066】無線回線の状況などにより、例えば背景雑
音更新情報がたまたま無線基地局31にて受信されない
などして音声処理装置32に背景雑音更新情報221が
到達しない場合もある。この場合には、図22に示すよ
うに、その前に採用されていた背景雑音更新情報220
をそのまま使用する。
【0067】また、この実施例で説明した音声処理装置
32の構成は、図7における移動機30,図17におけ
る音声処理装置152,図18における音声処理装置1
54および図19における無線移動局156にも適用す
ることができる。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、背
景雑音で耳障りでなくなるようにすることができる。
【0069】また、他の発明によれば、背景雑音の更新
周期を変化させることにより背景雑音が耳障りでなくな
る。
【0070】本発明によれば、背景雑音の音声電力を変
化させているので、背景雑音が耳障りでなくなる。
【0071】その上、本発明によれば、背景雑音の線形
予測パラメータを変化させることにより背景雑音が耳障
りでなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の無線移動機から交換網までの通信路を説
明するブロック図である。
【図2】従来の無線移動機対無線移動機における通信を
説明するブロック図である。
【図3】本発明の無線移動機から交換網までの通信路を
説明するブロック図である。
【図4】無線移動局30にて有音無音判定が行われる場
合に信号の流れ図である。
【図5】VOX無音中の背景雑音更新情報の使用を説明
する図である。
【図6】VOX無音中の背景雑音更新情報が受信できな
かった場合を説明する図である。
【図7】音声処理装置32にて有音無音判定が行われる
場合の信号の流れ図である。
【図8】VOX無音中の背景雑音更新情報の使用を説明
する図である。
【図9】VOX無音中の背景雑音更新情報が受信できな
かった場合を説明する図である。
【図10】従来のVOX無音中の背景雑音更新情報中の
音声電力パラメータの使用を説明する図である。
【図11】本発明のVOX無音中の背景雑音更新情報中
の音声電力パラメータの使用を説明する図である。
【図12】VOX無音中の背景雑音更新情報が受信でき
なかった場合を説明する図である。
【図13】本発明のVOX無音中の背景雑音更新情報中
の音声電力パラメータの他の使用を説明する図である。
【図14】VOX無音中の背景雑音更新情報が受信でき
なかった場合を説明する図である。
【図15】本発明の無線移動機対無線移動機における通
信を説明するブロック図である。
【図16】無線移動機150と無線移動機156の間で
通信を行う場合の信号の流れ図である。
【図17】無音中の無線移動機150と無線移動機15
6の間で通信を行う場合の信号の流れ図である。
【図18】背景雑音生成を音声処理装置154で行う場
合の流れ図である。
【図19】背景雑音生成を無線移動機156で行う場合
の流れ図である。
【図20】従来のVOX無音中の背景雑音更新情報中の
線形予測パラメータの使用を説明する図である。
【図21】本発明のVOX無音中の背景雑音更新情報中
の線形予測パラメータの使用を説明する図である。
【図22】本発明のVOX無音中の背景雑音更新情報中
の線形予測パラメータの他の使用を説明する図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 吉伸 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信局と基地局との間で複数回線
    の通信チャネルを構成し、該基地局と通信回線との間で
    複数回線の伝送路を構成し、該基地局と該伝送路との間
    に音声処理等を行う制御局を配置し、 前記通信局において、入力音声情報の有音/無音判定を
    行い、無音から有音の移行時には音声情報に先立って音
    声用プリアンブルを通信チャネルを通して基地局に送出
    し、有音から無音の移行時には、基地局への送信を停止
    し、無音中は一定時間おきに背景雑音更新情報を送出
    し、前記制御局において受信した背景雑音更新情報をも
    とに背景雑音を生成する通信システムにおけるVOX制
    御システムにおいて、 前記通信局または制御局において、受信した背景雑音更
    新情報の取捨選択をして背景雑音更新周期を変化させる
    ことにより、生成する背景雑音が耳障りにならないよう
    にすることを特徴とする背景雑音更新システム。
  2. 【請求項2】 複数の通信局と基地局との間で複数回線
    の通信チャネルを構成し、該基地局と通信回線との間で
    複数回線の伝送路を構成し、該基地局と該伝送路との間
    に音声処理等を行う制御局を配置し、 前記制御局において、通信回線からの音声情報の有音/
    無音判定を行い、無音から有音の移行時には音声情報に
    先立って音声用プリアンブルを音声有/無の情報ととも
    に伝送路を通して送出し、有音から無音の移行時には、
    音声有/無の情報を基地局へ送出し、無音中は一定時間
    おきに背景雑音更新情報を送出し、前記通信局において
    受信した背景雑音更新情報をもとに背景雑音を生成する
    通信システムにおけるVOX制御システムにおいて、 前記制御局または通信局にて、受信した背景雑音更新情
    報の取捨選択をして背景雑音更新周期を変化させること
    により、生成する背景雑音が耳障りにならないようにす
    ることを特徴とする背景雑音更新システム。
  3. 【請求項3】 複数の通信局と基地局との間で複数回線
    の通信チャネルを構成し、該基地局と通信回線との間で
    複数回線の伝送路を構成し、該基地局と該伝送路との間
    に音声処理等を行う制御局を配置し、 前記通信局において、入力音声情報の有音/無音判定を
    行い、無音から有音の移行時には音声情報に先立って音
    声用プリアンブルを通信チャンルを通して基地局に送出
    し、有音から無音の移行時には、基地局への送信を停止
    し、無音中は背景雑音の音声電力パラメータとともに背
    景雑音更新情報を送出し、前記制御局において受信した
    背景雑音更新情報中の音声電力パラメータをもとに背景
    雑音を生成する通信システムにおけるVOX制御システ
    ムにおいて、 前記通信局または制御局にて、受信した背景雑音更新情
    報の中の音声電力パラメータによる音声電力値をそのま
    ま使わずに、変更した音声電力値を使用することにより
    生成する背景雑音が耳障りにならないようにすることを
    特徴とする背景雑音更新システム。
  4. 【請求項4】 複数の通信局と基地局との間で複数回線
    の通信チャネルを構成し、該基地局と通信回線との間で
    複数回線の伝送路を構成し、該基地局と該伝送路との間
    に音声処理等を行う制御局を配置し、 前記制御局において、入力音声情報の有音/無音判定を
    行い、無音から有音の移行時には音声情報に先立って音
    声用プリアンブルを通信チャンルを通して基地局に送出
    し、有音から無音の移行時には、基地局への送信を停止
    し、無音中は背景雑音の音声電力パラメータとともに背
    景雑音更新情報を送出し、前記制御局において受信した
    背景雑音更新情報中の音声電力パラメータをもとに背景
    雑音を生成する通信システムにおけるVOX制御システ
    ムにおいて、 前記制御局または通信局にて、受信した背景雑音更新情
    報の中の音声電力パラメータによる音声電力値をそのま
    ま使わずに、変更した音声電力値を使用することにより
    生成する背景雑音が耳障りにならないようにすることを
    特徴とする背景雑音更新システム。
  5. 【請求項5】 複数の通信局と基地局との間で複数回線
    の通信チャネルを構成し、該基地局と通信回線との間で
    複数回線の伝送路を構成し、該基地局と該伝送路との間
    に音声処理等を行う制御局を配置し、 前記通信局において、入力音声情報の有音/無音判定を
    行い、無音から有音の移行時には音声情報に先立って音
    声用プリアンブルを通信チャネルを通して基地局に送出
    し、有音から無音の移行時には、基地局への送信を停止
    し、無音中は線形予測パラメータとともに背景雑音更新
    情報を送出し、前記制御局において受信した背景雑音更
    新情報中の音声電力線形予測パラメータをもとに背景雑
    音を生成する通信システムにおけるVOX制御システム
    において、 前記通信局または制御局にて、受信した背景雑音更新情
    報の中の音声電力線形予測パラメータをそのまま使わず
    に、音声電力線形予測パラメータを加工することにより
    生成する背景雑音が耳障りにならないようにすることを
    特徴とする背景雑音更新システム。
  6. 【請求項6】 複数の通信局と基地局との間で複数回線
    の通信チャネルを構成し、該基地局と通信回線との間で
    複数回線の伝送路を構成し、該基地局と該伝送路との間
    に音声処理等を行う制御局を配置し、 前記制御局において、入力音声情報の有音/無音判定を
    行い、無音から有音の移行時には音声情報に先立って音
    声用プリアンブルを通信チャネルを通して基地局に送出
    し、有音から無音の移行時には、基地局への送信を停止
    し、無音中は線形予測パラメータとともに背景雑音更新
    情報を送出し、前記制御局において受信した背景雑音更
    新情報中の音声電力線形予測パラメータをもとに背景雑
    音を生成する通信システムにおけるVOX制御システム
    において、 前記制御局または通信局にて、受信した背景雑音更新情
    報の中の音声電力線形予測パラメータをそのまま使わず
    に、音声電力線形予測パラメータを加工することにより
    生成する背景雑音が耳障りにならないようにすることを
    特徴とする背景雑音更新システム。
  7. 【請求項7】 複数の通信局と基地局との間で複数回線
    の通信チャネルを構成し、該基地局と通信回線との間で
    複数回線の伝送路を構成し、該基地局と該伝送路との間
    に音声処理等を行う制御局を配置し、 前記通信局において、入力音声情報の有音/無音判定を
    行い、無音から有音の移行時には音声情報に先立って音
    声用プリアンブルを通信チャネルを通して基地局に送出
    し、有音から無音の移行時には、基地局への送信を停止
    し、無音中は一定時間おきに背景雑音更新情報を送出
    し、前記制御局において受信した背景雑音更新情報をも
    とに背景雑音を生成する通信システムにおけるVOX制
    御において、 前記通信局または制御局にて、受信した背景雑音更新情
    報の取捨選択をして背景雑音更新周期を変化させること
    により、生成する背景雑音が耳障りにならないようにす
    ることを特徴とする背景雑音更新方法。
  8. 【請求項8】 複数の通信局と基地局との間で複数回線
    の通信チャネルを構成し、該基地局と通信回線との間で
    複数回線の伝送路を構成し、該基地局と該伝送路との間
    に音声処理等を行う制御局を配置し、 前記制御局において、入力音声情報の有音/無音判定を
    行い、無音から有音の移行時には音声情報に先立って音
    声用プリアンブルを通信チャネルを通して基地局に送出
    し、有音から無音の移行時には、基地局への送信を停止
    し、無音中は一定時間おきに背景雑音更新情報を送出
    し、前記制御局において受信した背景雑音更新情報をも
    とに背景雑音を生成する通信システムにおけるVOX制
    御において、 前記制御局または通信局にて、受信した背景雑音更新情
    報の取捨選択をして背景雑音更新周期を変化させること
    により、生成する背景雑音が耳障りにならないようにす
    ることを特徴とする背景雑音更新方法。
  9. 【請求項9】 複数の通信局と基地局との間で複数回線
    の通信チャネルを構成し、該基地局と通信回線との間で
    複数回線の伝送路を構成し、該基地局と該伝送路との間
    に音声処理等を行う制御局を配置し、 前記通信局において、入力音声情報の有音/無音判定を
    行い、無音から有音の移行時には音声情報に先立って音
    声用プリアンブルを通信チャネルを通して基地局に送出
    し、有音から無音の移行時には、基地局への送信を停止
    し、無音中は背景雑音の音声電力パラメータとともに背
    景雑音更新情報を送出し、前記制御局において受信した
    背景雑音更新情報中の音声電力パラメータをもとに背景
    雑音を生成する通信システムにおけるVOX制御におい
    て、 前記通信局または制御局にて、受信した背景雑音更新情
    報の中の音声電力パラメータによる音声電力値をそのま
    ま使わずに、変更した音声電力値を使用することにより
    生成する背景雑音が耳障りにならないようにすることを
    特徴とする背景雑音更新方法。
  10. 【請求項10】 複数の通信局と基地局との間で複数回
    線の通信チャネルを構成し、該基地局と通信回線との間
    で複数回線の伝送路を構成し、該基地局と該伝送路との
    間に音声処理等を行う制御局を配置し、 前記制御局において、通信回線からの音声情報の有音/
    無音判定を行い、無音から有音の移行時には音声情報に
    先立って音声用プリアンブルを音声有/無の情報ととも
    に伝送路を通して送出し、有音から無音の移行時には、
    音声有/無の情報を基地局へ送出し、無音中は背景雑音
    の音声電力パラメータとともに背景雑音更新情報を送出
    し、前記通信局において受信した背景雑音更新情報中の
    音声電力パラメータをもとに背景雑音を生成する通信シ
    ステムにおけるVOX制御において、 前記制御局または通信局にて、受信した背景雑音更新情
    報の中の音声電力パラメータによる音声電力値をそのま
    ま使わずに、変更した音声電力値を使用することにより
    生成する背景雑音が耳障りにならないようにすることを
    特徴とする背景雑音更新方法。
  11. 【請求項11】 複数の通信局と基地局との間で複数回
    線の通信チャネルを構成し、該基地局と通信回線との間
    で複数回線の伝送路を構成し、該基地局と該伝送路との
    間に音声処理等を行う制御局を配置し、 前記通信局において、入力音声情報の有音/無音判定を
    行い、無音から有音の移行時には音声情報に先立って音
    声用プリアンブルを通信チャネルを通して基地局に送出
    し、有音から無音の移行時には、基地局への送信を停止
    し、無音中は線形予測パラメータとともに背景雑音更新
    情報を送出し、前記制御局において受信した背景雑音更
    新情報中の音声電力線形予測パラメータをもとに背景雑
    音を生成する通信システムにおけるVOX制御におい
    て、 前記通信局または制御局にて、受信した背景雑音更新情
    報の中の音声電力線形予測パラメータをそのまま使わず
    に、音声電力線形予測パラメータを加工することにより
    生成する背景雑音が耳障りにならないようにすることを
    特徴とする背景雑音更新方法。
  12. 【請求項12】 複数の通信局と基地局との間で複数回
    線の通信チャネルを構成し、該基地局と通信回線との間
    で複数回線の伝送路を構成し、該基地局と該伝送路との
    間に音声処理等を行う制御局を配置し、 前記制御局において、通信回線からの音声情報の有音/
    無音判定を行い、無音から有音の移行時には音声情報に
    先立って音声用プリアンブルを音声有/無の情報ととも
    に伝送路を通して送出し、有音から無音の移行時には、
    音声有/無の情報を基地局へ送出し、無音中は線形予測
    パラメータとともに背景雑音更新情報を送出し、前記通
    信局において受信した背景雑音更新情報中の音声電力線
    形予測パラメータをもとに背景雑音を生成する通信シス
    テムにおけるVOX制御において、 前記制御局または通信局にて、受信した背景雑音更新情
    報の中の音声電力線形予測パラメータをそのまま使わず
    に、音声電力線形予測パラメータを加工することにより
    生成する背景雑音が耳障りにならないようにすることを
    特徴とする背景雑音更新方法。
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