JPH08321137A - 光ディスク - Google Patents
光ディスクInfo
- Publication number
- JPH08321137A JPH08321137A JP12779995A JP12779995A JPH08321137A JP H08321137 A JPH08321137 A JP H08321137A JP 12779995 A JP12779995 A JP 12779995A JP 12779995 A JP12779995 A JP 12779995A JP H08321137 A JPH08321137 A JP H08321137A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sector
- address information
- track
- optical disk
- sector address
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トラックアクセス時の待ち時間が少ない光デ
ィスクを実現する。 【構成】 光ディスク１において、セクタアドレス情報
が書き込まれるアドレス領域３ｂは各セクタ３の後端部
に設けられる。トラックアクセス直後にセクタが読み出
されると、読み取りエラーに対する許容量の大きいデー
タ領域３ａが先に再生され、許容量の小さいアドレス領
域３ｂが後から再生される。よって、多少の読み取りエ
ラーが生じても正常な情報を再生することができ、セク
タアドレス情報を確実に再生できる。これにより、セク
タアドレス情報をディスク１回転後に再度読み取る必要
がなくなり、トラックアクセス時の待ち時間が少ない光
ディスクを実現できる。
ィスクを実現する。 【構成】 光ディスク１において、セクタアドレス情報
が書き込まれるアドレス領域３ｂは各セクタ３の後端部
に設けられる。トラックアクセス直後にセクタが読み出
されると、読み取りエラーに対する許容量の大きいデー
タ領域３ａが先に再生され、許容量の小さいアドレス領
域３ｂが後から再生される。よって、多少の読み取りエ
ラーが生じても正常な情報を再生することができ、セク
タアドレス情報を確実に再生できる。これにより、セク
タアドレス情報をディスク１回転後に再度読み取る必要
がなくなり、トラックアクセス時の待ち時間が少ない光
ディスクを実現できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク・ドライブ
装置に用いられる光ディスクに関するものである。
装置に用いられる光ディスクに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、高密度、大容量、高いアクセス速
度、並びに高い記録再生速度を含めた種々の要求を満足
する光学的記録再生方法を開発しようとする努力が成さ
れている。このような記録再生方法で用いられる光ディ
スクにおいては、同心円状又はスパイラル状に記録トラ
ックが設けられ、情報が記録される。図２（ａ）は従来
の光ディスクにおける記録トラックの様子を示す図、図
２（ｂ）はその記録トラックを拡大した図である。トラ
ック１２は情報の管理を容易にするために所定の長さの
セクタ１３に分割され、セクタ１３単位で情報の記録再
生が行われる。また、セクタ１３には、外部とやり取り
する情報を書き込むためのデータ領域１３ａと、その先
頭部に設けられた、セクタアドレス情報を書き込むため
のアドレス領域１３ｂとがあり、このセクタアドレス情
報により記録位置の認識が行われる。
度、並びに高い記録再生速度を含めた種々の要求を満足
する光学的記録再生方法を開発しようとする努力が成さ
れている。このような記録再生方法で用いられる光ディ
スクにおいては、同心円状又はスパイラル状に記録トラ
ックが設けられ、情報が記録される。図２（ａ）は従来
の光ディスクにおける記録トラックの様子を示す図、図
２（ｂ）はその記録トラックを拡大した図である。トラ
ック１２は情報の管理を容易にするために所定の長さの
セクタ１３に分割され、セクタ１３単位で情報の記録再
生が行われる。また、セクタ１３には、外部とやり取り
する情報を書き込むためのデータ領域１３ａと、その先
頭部に設けられた、セクタアドレス情報を書き込むため
のアドレス領域１３ｂとがあり、このセクタアドレス情
報により記録位置の認識が行われる。
【０００３】このような光ディスク１１の連続していな
い複数のセクタ１３から情報を読み出す場合、光ディス
ク・ドライブ装置は、光ヘッドのレーザ光をトラック１
２に追従させるトラックフォローサーボをオフにして、
光ヘッドに光ディスク１１上の目標の場所へのアクセス
動作をさせてから、トラックフォローサーボを再び投入
する。このとき、サーボ帯域の制限などにより、トラッ
クフォローサーボの投入から安定な追従動作に移るまで
にアドレス領域１３ｂの時間幅程度の一定の時間が必要
となる。
い複数のセクタ１３から情報を読み出す場合、光ディス
ク・ドライブ装置は、光ヘッドのレーザ光をトラック１
２に追従させるトラックフォローサーボをオフにして、
光ヘッドに光ディスク１１上の目標の場所へのアクセス
動作をさせてから、トラックフォローサーボを再び投入
する。このとき、サーボ帯域の制限などにより、トラッ
クフォローサーボの投入から安定な追従動作に移るまで
にアドレス領域１３ｂの時間幅程度の一定の時間が必要
となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の光
ディスクを再生する光ディスク・ドライブ装置では、ト
ラックフォローサーボの投入から安定な追従動作に移る
までに一定の時間が必要であり、この時間帯に読み出し
たいセクタがきた場合、セクタアドレス情報を正確に読
み取ることができないため、ディスク１回転後に再度読
み取る必要が生じ、無駄な待ち時間が生じてしまうとい
う問題点があった。本発明は、上記課題を解決するため
になされたもので、無駄な待ち時間が生じることのない
光ディスクを提供することを目的とする。
ディスクを再生する光ディスク・ドライブ装置では、ト
ラックフォローサーボの投入から安定な追従動作に移る
までに一定の時間が必要であり、この時間帯に読み出し
たいセクタがきた場合、セクタアドレス情報を正確に読
み取ることができないため、ディスク１回転後に再度読
み取る必要が生じ、無駄な待ち時間が生じてしまうとい
う問題点があった。本発明は、上記課題を解決するため
になされたもので、無駄な待ち時間が生じることのない
光ディスクを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスクは、
セクタアドレス情報をディスク上の各セクタ領域内の後
端部に付加するものである。また、セクタアドレス情報
をディスク上のトラックにあらかじめ記録するものであ
る。
セクタアドレス情報をディスク上の各セクタ領域内の後
端部に付加するものである。また、セクタアドレス情報
をディスク上のトラックにあらかじめ記録するものであ
る。
【０００６】
【作用】本発明によれば、セクタアドレス情報が各セク
タ領域内の後端部に付加されることにより、各セクタに
おいてデータ領域に記録された情報がセクタアドレス情
報より先に読み出される。また、セクタアドレス情報は
ディスク上のトラックにあらかじめ記録される（プリフ
ォーマット）。
タ領域内の後端部に付加されることにより、各セクタに
おいてデータ領域に記録された情報がセクタアドレス情
報より先に読み出される。また、セクタアドレス情報は
ディスク上のトラックにあらかじめ記録される（プリフ
ォーマット）。
【０００７】
【実施例】図１（ａ）は本発明の１実施例となる光ディ
スクにおける記録トラックの様子を示す図、図１（ｂ）
はその記録トラックを拡大した図であり、１は光ディス
ク、２は記録トラック、３はセクタ、３ａはデータ領
域、３ｂはアドレス領域である。
スクにおける記録トラックの様子を示す図、図１（ｂ）
はその記録トラックを拡大した図であり、１は光ディス
ク、２は記録トラック、３はセクタ、３ａはデータ領
域、３ｂはアドレス領域である。
【０００８】光ディスク１は、図２の例の光ディスク１
１とほぼ同様であるが、本発明により、アドレス領域３
ｂが各セクタ３の後端部に設けられる。なお、ここでの
「後」とは、１つのセクタ３において光ヘッドのレーザ
光が当たる順番がデータ領域３ａより後であること（よ
って、読み出し順も後となる）を意味するのは言うまで
もない。
１とほぼ同様であるが、本発明により、アドレス領域３
ｂが各セクタ３の後端部に設けられる。なお、ここでの
「後」とは、１つのセクタ３において光ヘッドのレーザ
光が当たる順番がデータ領域３ａより後であること（よ
って、読み出し順も後となる）を意味するのは言うまで
もない。
【０００９】データ領域３ａに記録される情報には、セ
クタ３内で誤り訂正コードの付加やスクランブル処理が
行われており、多少の読み取りエラーがあっても正確な
情報を再生することが可能である。一方、アドレス領域
３ｂは比較的短い領域であり、誤り訂正をする時間的な
余裕もないため、読み取りエラーに対する許容量はデー
タ領域３ａよりも少ない。
クタ３内で誤り訂正コードの付加やスクランブル処理が
行われており、多少の読み取りエラーがあっても正確な
情報を再生することが可能である。一方、アドレス領域
３ｂは比較的短い領域であり、誤り訂正をする時間的な
余裕もないため、読み取りエラーに対する許容量はデー
タ領域３ａよりも少ない。
【００１０】したがって、セクタアドレス情報が記録さ
れるアドレス領域３ｂをセクタ３の後端部に配置する
と、トラックフォローサーボの投入直後に目的のセクタ
が読み出されたときに、読み取りエラーに対する許容量
の大きいデータ領域３ａが先に再生される。そして、許
容量の小さいアドレス領域３ｂは後から再生されるの
で、アクセス直後の不安定な状態を避けて再生すること
ができる。これにより、多少の読み取りエラーが生じて
も正常な情報を再生する確率を高くすることができ、セ
クタアドレス情報を正確に読み取ることができる。
れるアドレス領域３ｂをセクタ３の後端部に配置する
と、トラックフォローサーボの投入直後に目的のセクタ
が読み出されたときに、読み取りエラーに対する許容量
の大きいデータ領域３ａが先に再生される。そして、許
容量の小さいアドレス領域３ｂは後から再生されるの
で、アクセス直後の不安定な状態を避けて再生すること
ができる。これにより、多少の読み取りエラーが生じて
も正常な情報を再生する確率を高くすることができ、セ
クタアドレス情報を正確に読み取ることができる。
【００１１】なお、本発明は、記録再生方法によらない
ので、本発明を適用する光ディスク１は、追記型記録
（穴あけ記録や相変化記録）あるいは書き換え型記録
（光磁気記録や相変化記録）などいずれの記録再生方式
用の光ディスクであってもよい。また、セクタアドレス
情報を何時アドレス領域３ｂに書き込むかについても、
生産工場等であらかじめ記録してもよいし（プリフォー
マット）、ディスク作製後に記録してもよい（ソフトフ
ォーマット）。
ので、本発明を適用する光ディスク１は、追記型記録
（穴あけ記録や相変化記録）あるいは書き換え型記録
（光磁気記録や相変化記録）などいずれの記録再生方式
用の光ディスクであってもよい。また、セクタアドレス
情報を何時アドレス領域３ｂに書き込むかについても、
生産工場等であらかじめ記録してもよいし（プリフォー
マット）、ディスク作製後に記録してもよい（ソフトフ
ォーマット）。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、セクタアドレス情報が
各セクタ領域内の後端部に付加されることにより、各セ
クタにおいてデータ領域に記録された情報がセクタアド
レス情報より先に読み出されるので、トラックフォロー
サーボの投入直後に目的のセクタが読み出されても、セ
クタアドレス情報を正確に読み取ることができ、ディス
ク１回転後に再度読み取る必要がなくなる。これによ
り、トラックアクセス時の待ち時間が少ない光ディスク
を実現することができる。
各セクタ領域内の後端部に付加されることにより、各セ
クタにおいてデータ領域に記録された情報がセクタアド
レス情報より先に読み出されるので、トラックフォロー
サーボの投入直後に目的のセクタが読み出されても、セ
クタアドレス情報を正確に読み取ることができ、ディス
ク１回転後に再度読み取る必要がなくなる。これによ
り、トラックアクセス時の待ち時間が少ない光ディスク
を実現することができる。
【００１３】また、セクタアドレス情報は光ディスク上
のトラックにあらかじめ記録されるので、後から書き込
む必要がなく、消されてしまう恐れもなくなる。
のトラックにあらかじめ記録されるので、後から書き込
む必要がなく、消されてしまう恐れもなくなる。
【図１】 本発明の１実施例となる光ディスクにおける
記録トラックの様子を示す図及び記録トラックを拡大し
た図である。
記録トラックの様子を示す図及び記録トラックを拡大し
た図である。
【図２】 従来の光ディスクにおける記録トラックの様
子を示す図及び記録トラックを拡大した図である。
子を示す図及び記録トラックを拡大した図である。
１…光ディスク、２…記録トラック、３…セクタ、３ａ
…データ領域、３ｂ…アドレス領域。
…データ領域、３ｂ…アドレス領域。
Claims (2)
- 【請求項１】 ディスク上の位置を示すセクタアドレス
情報をトラックの分割単位となるセクタの各々に付加す
る光ディスクにおいて、 前記セクタアドレス情報は、ディスク上の各セクタ領域
内の後端部に付加されるものであることを特徴とする光
ディスク。 - 【請求項２】 請求項１記載の光ディスクにおいて、 前記セクタアドレス情報は、ディスク上のトラックにあ
らかじめ記録されるものであることを特徴とする光ディ
スク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12779995A JPH08321137A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 光ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12779995A JPH08321137A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 光ディスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08321137A true JPH08321137A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14968972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12779995A Pending JPH08321137A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 光ディスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08321137A (ja) |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP12779995A patent/JPH08321137A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100441171B1 (ko) | 플래쉬롬과램을이용한펌웨어구현방법 | |
| KR100228796B1 (ko) | 디펙섹터가 포함되는 임의 데이타구간의 데이타 리드/라이트 제어방법 | |
| JPH05189873A (ja) | ディスクの記録再生方法 | |
| US5214626A (en) | Information recording/reproducing apparatus for writing on and reading from a rewritable optical disk have tracks divided into a plurality of sectors | |
| KR970017030A (ko) | 데이터 저장 시스템 및 이를 포맷하기 위한 방법 | |
| US5422871A (en) | Method and apparatus for producing an optical disk having a read-only area and a rewritable area | |
| JP2562128B2 (ja) | 光デイスク装置の消去回数管理方法 | |
| EP0644543B1 (en) | Disk recording apparatus | |
| JP3842544B2 (ja) | 情報記憶装置および情報再生方法 | |
| KR100273820B1 (ko) | 자기기록 매체 및 그 자기기록 재생장치 | |
| JPS60205859A (ja) | フロツピ−デイスクドライブ制御装置 | |
| JPH08321137A (ja) | 光ディスク | |
| JPS6134773A (ja) | 情報記録方式 | |
| JPH02281437A (ja) | 光ディスク媒体 | |
| JPH08106722A (ja) | 情報記録再生装置 | |
| JPS6391852A (ja) | 情報記録方法 | |
| JPH0359820A (ja) | 追記型光ディスク媒体 | |
| JPH01144274A (ja) | 情報記録再生装置 | |
| JPH0459692B2 (ja) | ||
| JPH07122958B2 (ja) | コンパクトデイスクの高速アクセス装置 | |
| JPS63197058A (ja) | 追記型光デイスク装置 | |
| JPH02239472A (ja) | 光ディスク装置 | |
| JPS62187927A (ja) | 光デイスク記憶装置 | |
| JPH0576113B2 (ja) | ||
| JPH05101565A (ja) | 情報信号記録装置 |