JPH08316419A - 半導体集積回路及び半導体集積回路の自動配線方法 - Google Patents

半導体集積回路及び半導体集積回路の自動配線方法

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JPH08316419A
JPH08316419A JP12229795A JP12229795A JPH08316419A JP H08316419 A JPH08316419 A JP H08316419A JP 12229795 A JP12229795 A JP 12229795A JP 12229795 A JP12229795 A JP 12229795A JP H08316419 A JPH08316419 A JP H08316419A
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JP
Japan
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wiring
speed operation
integrated circuit
semiconductor integrated
wirings
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JP12229795A
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English (en)
Inventor
Masashi Takase
正史 高瀬
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クロック等を伝送する高速動作の配線と、デー
タ等を伝送する低速動作の配線とを有する半導体集積回
路に関し、配線効率を下げることなく、高速動作の配線
に発生するクロストークノイズを軽減する。 【構成】高速動作の配線9A、9B、9C、9D、9E
に上下左右において隣り合う配線は、低速動作の配線と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロック等を伝送する
高速動作の配線と、データ等を伝送する低速動作の配線
とを有する半導体集積回路、及び、このような半導体集
積回路のレイアウト設計に使用される半導体集積回路の
自動配線方法に関する。
【0002】半導体集積回路においては、高集積化・高
速化の要求に伴い、素子の縮小化や、素子間の配線幅の
縮小化や、配線間隔の縮小化が進んでいる。
【0003】しかし、配線間隔の縮小化は、配線間容量
を増加することになるため、特に、高速動作の配線にお
いては、クロストークノイズが大きくなり、障害を起こ
す危険性があることから、高速動作の配線に発生するク
ロストークノイズを軽減する必要がある。
【0004】
【従来の技術】従来の半導体集積回路においては、高速
動作の配線の隣には、固定電位に設定される基準電圧配
線を配線することで、高速動作の配線に発生するクロス
トークノイズを軽減するとしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
高速動作の配線の隣に基準電圧配線を配線する場合に
は、基準電圧配線を配線する分だけ余分な配線領域が必
要となり、配線効率が下がるという問題点があった。
【0006】本発明は、かかる点に鑑み、配線効率を下
げることなく、高速動作の配線に発生するクロストーク
ノイズを軽減することができるようにした半導体集積回
路、及び、配線効率を下げることなく、高速動作の配線
に発生するクロストークノイズを軽減することができる
半導体集積回路のレイアウト設計を容易に行うことがで
きるようにした半導体集積回路の自動配線方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
は、高速動作の配線と低速動作の配線とを有する半導体
集積回路を改良するものであり、高速動作の配線に上下
左右において隣り合う配線は、低速動作の配線とするも
のである。
【0008】また、本発明の自動配線方法は、高速動作
の配線と低速動作の配線とを有する半導体集積回路のレ
イアウト設計に使用される半導体集積回路の自動配線方
法を改良するものであり、高速動作の配線と低速動作の
配線とを一定の言語で記述することにより識別し、高速
動作の配線に上下左右において隣り合う配線は、低速動
作の配線となるように自動配線するというものである。
【0009】
【作用】本発明の半導体集積回路においては、高速動作
の配線に上下左右において隣り合う配線は、低速動作の
配線とされるので、高速動作の配線が隣り合うことはな
く、この結果、高速動作の配線に発生するクロストーク
ノイズを軽減することができる。
【0010】また、本発明の半導体集積回路の自動配線
方法においては、高速動作の配線と低速動作の配線とを
一定の言語で記述することにより識別し、高速動作の配
線に上下左右において隣り合う配線は、低速動作の配線
となるように自動配線するとしているので、高速動作の
配線に発生するクロストークノイズを軽減することがで
きる半導体集積回路のレイアウト設計を行うことができ
る。
【0011】
【実施例】以下、図1〜図6を参照して、本発明の半導
体集積回路の第1実施例及び第2実施例、並びに、本発
明の半導体集積回路の自動配線方法の一実施例について
説明する。
【0012】本発明の半導体集積回路の第1実施例・・
図1、図2 図1は本発明の半導体集積回路の第1実施例の一部分を
概略的に示す断面図、図2は本発明の半導体集積回路の
第1実施例の一部分を概略的に示す平面図であり、特
に、図2は図1に示す配線の平面的配置を示している。
【0013】これら図1、図2において、1は半導体基
板、2は絶縁層、3A、3B、3C、4A、4B、4C
は同一層に、かつ、平行に配置されている配線であり、
特に、3A、3B、3Cは高速動作の配線、4A、4
B、4Cは低速動作の配線である。
【0014】ここに、高速動作の配線3Aは、右側に低
速動作の配線4Aが配線され、高速動作の配線3Bは、
左側に低速動作の配線4Bが配線され、右側に低速動作
の配線4Cが配線され、高速動作の配線3Cは、左側に
低速動作の配線4Cが配線されている。
【0015】このように、本実施例においては、高速動
作の配線3A、3B、3Cは、左右において隣り合う配
線を低速動作の配線とされており、高速動作の配線とは
隣り合わないようにされているので、高速動作の配線3
A、3B、3Cに発生するクロストークノイズを軽減す
ることができる。
【0016】そして、また、本実施例においては、高速
動作の配線3A、3B、3Cに発生するクロストークノ
イズを軽減するために、固定電位に設定される基準電圧
配線を必要としていない。
【0017】したがって、本実施例によれば、配線効率
を下げることなく、高速動作の配線3A、3B、3Cに
発生するクロストークノイズを軽減することができる。
【0018】なお、低速動作の配線4A、4B、4Cの
一部又は全部を実動作時には高レベル又は低レベルの固
定電位とされる試験用の配線とする場合には、実動作用
の配線とする場合よりも、高速動作の配線3A、3B、
3Cに発生するクロストークノイズをより効果的に軽減
することができる。
【0019】本発明の半導体集積回路の第2実施例・・
図3〜図5 図3は本発明の半導体集積回路の第2実施例の一部分を
概略的に示す断面図、図4、図5は本発明の半導体集積
回路の第2実施例の一部分を概略的に示す平面図であ
り、特に、図4は図3に示す1層目の配線の平面的配
置、図5は図3に示す2層目の配線の平面的配置を示し
ている。
【0020】これら図3〜図5において、6は半導体基
板、7、8は絶縁層、9A、9B、9C、10A、10
Bは1層目に平行に配置されている配線であり、特に、
9A、9B、9Cは高速動作の配線、10A、10Bは
低速動作の配線である。
【0021】また、9D、9E、10C、10D、10
Eは2層目に平行に配置されている配線であり、特に、
9D、9Eは高速動作の配線、10C、10D、10E
は低速動作の配線である。
【0022】ここに、高速動作の配線9Aは、右側に低
速動作の配線10Aが配線され、上側に低速動作の配線
10Cが配線されている。
【0023】また、高速動作の配線9Bは、左側に低速
動作の配線10Aが配線され、右側に低速動作の配線1
0Bが配線され、上側に低速動作の配線10Dが配線さ
れている。
【0024】また、高速動作の配線9Cは、左側に低速
動作の配線10Bが配線され、上側に低速動作の配線1
0Eが配線されている。
【0025】また、高速動作の配線9Dは、左側に低速
動作の配線10Cが配線され、右側に低速動作の配線1
0Dが配線され、下側に低速動作の配線10Aが配線さ
れている。
【0026】また、高速動作の配線9Eは、左側に低速
動作の配線10Dが配線され、右側に低速動作の配線1
0Eが配線され、下側に低速動作の配線10Bが配線さ
れている。
【0027】このように、本実施例においては、高速動
作の配線9A、9B、9C、9D、9Eは、上下左右に
おいて隣り合う配線を低速動作の配線とされており、高
速動作の配線とは隣り合わないようにされているので、
高速動作の配線9A、9B、9C、9D、9Eに発生す
るクロストークノイズを軽減することができる。
【0028】そして、また、本実施例においては、高速
動作の配線9A、9B、9C、9D、9Eに発生するク
ロストークノイズを軽減するために、固定電位に設定さ
れる基準電圧配線を必要としていない。
【0029】したがって、本実施例によれば、配線効率
を下げることなく、高速動作の配線9A、9B、9C、
9D、9Eに発生するクロストークノイズを軽減するこ
とができる。
【0030】なお、低速動作の配線10A、10B、1
0C、10D、10Eの一部又は全部を実動作時には高
レベル又は低レベルの固定電位とされる試験用の配線と
する場合には、実動作用の配線とする場合よりも、高速
動作の配線9A、9B、9C、9D、9Eに発生するク
ロストークノイズをより効果的に軽減することができ
る。
【0031】本発明の半導体集積回路の自動配線方法の
一実施例・・図6 図6は本発明の半導体集積回路の自動配線方法の一実施
例を示すフローチャートであり、本実施例においては、
高速動作の配線と低速動作の配線とが論理回路記述言語
で記述されることが前提とされる。
【0032】そして、まず、論理回路記述言語で記述さ
れている高速動作の配線と、論理回路記述言語で記述さ
れている低速動作の配線とをプログラムにより識別する
(ステップS1)。
【0033】次に、高速動作の配線が隣り合わないよう
に配線チャネルを空けて高速動作の配線を優先的に自動
配線し(ステップS2)、その後、低速動作の配線を自
動配線する(ステップS3)。
【0034】このようにする場合には、高速動作の配線
に上下左右において隣り合う配線は、低速動作の配線と
なり、高速動作の配線とはならない。
【0035】したがって、本実施例によれば、配線効率
を下げることなく、高速動作の配線に発生するクロスト
ークノイズを軽減することができる半導体集積回路のレ
イアウト設計を容易に行うことができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明の半導体集積回路
によれば、高速動作の配線に上下左右において隣り合う
配線は、低速動作の配線とされるので、配線効率を下げ
ることなく、高速動作の配線に発生するクロストークノ
イズを軽減することができる。
【0037】また、本発明の半導体集積回路の自動配線
方法によれば、高速動作の配線と低速動作の配線とを一
定の言語で記述することにより識別し、高速動作の配線
に上下左右において隣り合う配線は低速動作の配線とな
るように自動配線するとしているので、配線効率を下げ
ることなく、高速動作の配線に発生するクロストークノ
イズを軽減することができる半導体集積回路のレイアウ
ト設計を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体集積回路の第1実施例の一部分
を概略的に示す断面図である。
【図2】本発明の半導体集積回路の第1実施例の一部分
を概略的に示す平面図である。
【図3】本発明の半導体集積回路の第2実施例の一部分
を概略的に示す断面図である。
【図4】本発明の半導体集積回路の第2実施例の一部分
を概略的に示す平面図である。
【図5】本発明の半導体集積回路の第2実施例の一部分
を概略的に示す平面図である。
【図6】本発明の半導体集積回路の自動配線方法の一実
施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
(図1、図2) 1 半導体基板 2 絶縁層 3A〜3C 高速動作の配線 4A〜4C 低速動作の配線 (図3〜図5) 6 半導体基板 7、8 絶縁層 9A〜9C 1層目の高速動作の配線 9D、9E 2層目の高速動作の配線 10A、10B 1層目の低速動作の配線 10C〜10E 2層目の低速動作の配線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高速動作の配線と低速動作の配線とを有す
    る半導体集積回路において、前記高速動作の配線に上下
    左右において隣り合う配線は、前記低速動作の配線とさ
    れていることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】前記低速動作の配線の一部又は全部は、実
    動作時には固定電位とされる試験用の配線であることを
    特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】高速動作の配線と低速動作の配線とを有す
    る半導体集積回路のレイアウト設計に使用される半導体
    集積回路の自動配線方法において、高速動作の配線と低
    速動作の配線とを一定の言語で記述することにより識別
    し、前記高速動作の配線に上下左右において隣り合う配
    線は、前記低速動作の配線となるように自動配線するこ
    とを特徴とする半導体集積回路の自動配線方法。
  4. 【請求項4】前記低速動作の配線の一部又は全部は、実
    動作時には固定電位とされる試験用の配線であることを
    特徴とする請求項3記載の半導体集積回路の自動配線方
    法。
  5. 【請求項5】前記高速動作の配線が隣り合わないように
    配線チャネルを空けて前記高速動作の配線を優先的に自
    動配線し、その後、前記低速動作の配線を自動配線する
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の半導体集積回路
    の自動配線方法。
JP12229795A 1995-05-22 1995-05-22 半導体集積回路及び半導体集積回路の自動配線方法 Pending JPH08316419A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990071447A (ko) * 1998-02-20 1999-09-27 사토 게니치로 반도체장치
JP2000040701A (ja) * 1998-07-23 2000-02-08 Texas Instr Japan Ltd クロストーク防止回路
JP2003007823A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Mitsubishi Electric Corp 信号バス配置
JP2006278886A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Kawasaki Microelectronics Kk 半導体集積回路の配線方法

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Effective date: 20040203