JPH08314795A - 記憶装置の読み出し回路及び記憶システム - Google Patents

記憶装置の読み出し回路及び記憶システム

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JPH08314795A
JPH08314795A JP7093867A JP9386795A JPH08314795A JP H08314795 A JPH08314795 A JP H08314795A JP 7093867 A JP7093867 A JP 7093867A JP 9386795 A JP9386795 A JP 9386795A JP H08314795 A JPH08314795 A JP H08314795A
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巌 石鍋
Tadashi Saito
規 斉藤
Takashi Kataigi
孝至 片居木
Yoshinobu Igarashi
善信 五十嵐
Yukiko Midorikawa
由希子 緑川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイナミックRAMの読み出しモードにおい
て、より高速の読み出しを簡易な回路で実現する。 【構成】 ダイナミックRAM2へ行アドレス601及
び列アドレス602が、行アドレスストローブ信号22
及び列アドレスストローブ信号23により入力される
と、ダイナミックRAM2は列アドレスストローブ信号
23の立ち下がりタイミングから列アドレスアクセス時
間後まで高インピーダンス状態を維持し後に、データバ
ス26へデータを出力し、列アドレスストローブ信号2
3の立ち上がりタイミングから速やかに高インピーダン
スでデータバスに接続された状態へと遷移する。引き続
き行アドレスが同じで列アドレスがダイナミックRAM
2の異なるアドレスの読み出しが行われる場合、列アド
レスストローブ信号23の変化のみでデータバス26へ
読み出されたデータが出力され、その後に高インピーダ
ンスでデータバスに接続された状態へと遷移した後にも
次にダイナミックRAM2がデータを出力するまでデー
タバスにそのデータ値が保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記憶装置のデータ読み
出し技術に関し、例えばダイナミックメモリのデータ読
み出し回路に利用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なダイナミックメモリにおけるデ
ータ読み出し動作は、メモリ読み出し回路からメモリに
対して供給される行アドレスストローブ信号と列アドレ
スストローブ信号の2つのアドレスストローブ信号に従
ってアドレス信号が2回に分けて取り込まれることによ
って行われる。すなわち、まず行(ロウ)アドレススト
ローブ信号の立ち下がりに同期して、アドレスバスから
メモリ内へ行アドレスが取り込まれ、次に列(カラム)
アドレスストローブ信号の立ち下がりに同期して列アド
レスが取り込まれる。行アドレスはワード線方向の一列
の記憶素子を選択する。列アドレスが取り込まれてそれ
に該当する記憶素子が選択されるとデータバスへのデー
タの出力が開始され、列アドレスストローブ信号が立ち
上がるとデータ出力が停止され、次のデータ出力までは
データ出力端子が高インピーダンス状態となるようにメ
モリが設計されている。
【0003】そのためメモリから出力されたデータのメ
モリ読み出し回路による取り込みは、列アドレスストロ
ーブ信号が立ち下がってデータ出力が保証される時間後
から列アドレスストローブ信号が立ち上がるまでに行う
必要があった。言い換えれば、設計者は列アドレススト
ローブ信号の立ち上がり後のデータ不定期間において、
メモリ読出し回路にデータを取り込むためのタイミング
信号を生成することは考えていなかった。つまり、従来
のメモリシステムでは、列アドレスストローブ信号が出
ている期間がデータが有効な期間であり、確実にデータ
を取り込むためのタイミング信号を生成することが困難
である(特開昭56−41575号の第2図参照)。と
ころが、メモリ読み出し回路が、確実にデータを取り込
むために、列アドレスストローブ信号の立ち上がりを遅
くすることにより、データが有効な時間を充分に確保す
ることは、システム全体のサイクル時間を長くし、ダイ
ナミックメモリをアクセスするデータ処理装置の高速化
を制限していた。
【0004】また、ダイナミックメモリを使用した従来
のシステムにおいては、ダイナミックメモリとメモリ読
み出し回路を接続しているデータバスに、プルアップ抵
抗またはプルダウン抵抗が接続され、高インピーダンス
時にデータバスが不定レベル値となることが防止される
ようにしていた。特開昭56−41575号の第3図に
はこのうちプルダウン抵抗を使用した例が示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、情報量の増加と
半導体技術の進歩に伴い、大容量の半導体メモリを高速
で読み書きする必要性は非常に高い。ところが、一般的
なダイナミックメモリの読み出しサイクル時間を短くし
ていく上で問題が生じる。即ち、読み出されたデータが
保証される期間は、列アドレスストローブ信号が立ち下
がった後のアクセス遅延時間経過後から列アドレススト
ローブ信号が立ち上がるまでの期間である。この期間内
にメモリ読み出し回路が確実にデータを内部へ取り込め
るようにするためには、列アドレスストローブ信号の立
ち上がりタイミングをある程度遅くしなければならない
という問題である。ここで、メモリデータ読出しサイク
ル時間は、上記アクセス遅延時間、データ取込保証期
間、及び列アドレスプリチャージ期間の和である。
【0006】本発明の目的は、ダイナミックメモリのデ
ータ読み出しのために用いられる列アドレスストローブ
信号が立ち下がってから次のサイクルの列アドレススト
ローブ信号が立ち下がるまでの時間を短くしたデータ読
出し回路を提供することである。また本発明の他の目的
は、メモリデータ読出しサイクル時間の内のデータ取込
保証期間をできるだけ簡単な回路を追加するのみで短く
したメモリデータリードライト回路装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、前述
の課題をできるだけ簡単な回路を追加するのみで解決す
るために、メモリ読み出し回路によるデータ取込タイミ
ングとして、記憶装置がデータの出力を中止した時点か
ら次のデータ出力時点までの期間を与える信号を形成す
る手段をメモリ読み出し回路内に設けるとともに、従来
データバスに接続されていたプルアップ抵抗またはプル
ダウン抵抗の接続をやめて、記憶装置のデータ出力端子
が高インピーダンス状態にされることによりデータバス
が高インピーダンス状態になりデータバスの持つ寄生容
量によってデータが保持されるようにし、この保持され
たデータをメモリ読み出し回路の内部に読むようにし
た。
【0008】また、引き続きデータ読み出しが行われず
長時間データバスが高インピーダンス状態になるときに
データバスへ別のデータを出力するデータ出力手段を設
けることができる。さらに、データバス上のデータを保
持するための帰還式レベル保持手段を設けることができ
る。また、データバス上のデータ保持を安定にするため
に電荷保持手段を設けることができる。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、プリント基板上に形成
されるデータバスにプルアップ抵抗またはプルダウン抵
抗を接続していないので、記憶装置が出力を中止した時
点から次のデータ出力時点までデータバスが高インピー
ダンス状態になり、上記データバスに存在する寄生容量
に保持されている電荷に基づくデータを記憶読み出し手
段の内部に取り込むことができ、記憶装置からの読み出
し周期を記憶装置のリードアクセス能力による制限ぎり
ぎりまで短くすることができる。
【0010】また、データ出力手段をデータバスに設け
ることにより、データバスが長時間高インピーダンスを
継続し不定値を持つことを防ぐことができる。さらに、
帰還式レベル保持手段を設けることにより、高インピー
ダンス状態にあるデータバス上のデータをより安定に保
持することができる。また、電荷保持手段を設けること
により、データバスが高インピーダンスな状態において
電荷保持手段にデータ値を示す電荷がより多く蓄積され
るので、データバス上のデータをより安定に保持するこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1は、本発明の一実施例のメモリ読み出し
回路を内蔵したメモリ制御回路とダイナミックRAMと
の接続関係を示す図である。なお、図1以降、図中にお
いて使われている符号については、同じ機能あるいは同
じ信号を示すものには同じ符号を用いる。また、電源に
関しては図示を省略する。
【0012】図1において、1はメモリ制御回路、2は
ダイナミックRAM(ランダムアクセスメモリ)であ
る。メモリ制御回路1は、例えば18ビットのアドレス
信号11を受けてそれを9ビットの上位アドレス信号と
9ビットの下位アドレス信号に2分割して、それぞれメ
モリアドレス信号21として順次ダイナミックRAM2
へ供給する。また、メモリ制御回路1は、ダイナミック
RAMアクセス要求信号12とリード/ライト識別信号
13および書き込みデータ14Wを受けて、適当なタイ
ミングの行アドレスストローブ信号(RAS)22、列
アドレスストローブ信号(CAS)23、書き込み許可
信号(WE)24、データ出力許可信号(OE)25を
形成してダイナミックRAM2に供給してダイナミック
RAM2への書き込みおよびダイナミックRAM2から
の読み出しを制御する。ダイナミックRAM2の書き込
みデータ信号および読み出しデータ信号は16ビットの
データバス26を介して入出力される。データバス26
は、メモリ制御回路1とダイナミックRAM2をマウン
トしているプリント基板上に形成されている。
【0013】なお、図1において、14Rはダイナミッ
クRAM2から読み出されたデータ信号、15はメモリ
制御回路1に入力される基本クロック、16はメモリ制
御回路1から出力される読み出し制御クロック、17は
メモリ制御回路1に入力されるリセット信号である。
【0014】図2は、図1のメモリ制御回路1の具体的
な回路構成例を示す。図2において、301〜312は
タイミング信号を形成するためのクリア入力付きD型フ
リップフロップ回路、313〜328は読み出しデータ
信号ラッチ用のD型フリップフロップ回路、340は反
転入力付き2入力正論理出力論理積回路、341は反転
入力付き2入力負論理出力論理積回路、350〜353
は2入力正論理出力論理積回路(ANDゲート)、36
0〜361は2入力負論理出力論理積回路(NANDゲ
ート)、370〜371は2入力正論理出力論理和回路
(ORゲート)、372は2入力負論理出力論理和回路
(NORゲート)、373は非反転型出力バッファ、3
74,375は反転型出力バッファ、380〜395は
上記論理和回路372から出力される内部制御信号19
に従って固定値を出力するための高インピーダンス出力
制御端子付き非反転型出力バッファ、410〜425は
データ入力バッファを示す。
【0015】上記フリップフロップ回路313〜328
は、フリップフロップ回路312から出力される読み出
しデータの取り込みタイミングを示す内部制御信号18
に従って、データ入力バッファ410〜425を介して
入力される読み出しデータ26を取り込む。また、上記
論理積回路340,350は論理積回路341によって
形成されるアドレスセレクト信号20に従って、18ビ
ットのアドレス信号11の上位9ビットの行アドレス信
号または下位9ビットの列アドレス信号をメモリアドレ
ス信号21として論理和回路370を介してダイナミッ
クRAM2へ出力する。
【0016】また、図2において、510〜525は書
き込みデータラッチ用のD型フリップフロップ回路、5
30〜545は高インピーダンス出力制御端子付き非反
転型出力バッファ、50はダイナミックRAMアクセス
要求信号12とリード/ライト識別信号13に基づい
て、上記フリップフロップ回路510〜525に対して
書き込みデータ14Wの取り込みタイミングを与える内
部制御信号30と、出力バッファ530〜545に対し
てデータ出力タイミングを与える内部制御信号31とを
形成する書き込み回路である。
【0017】本明細書においては、図2に示されている
全体の回路(メモリ制御回路1)からフリップフロップ
回路510〜525と出力バッファ530〜545と書
き込み回路50を除いた部分をメモリ読み出し回路と称
する。なお、上記実施例においては、データバス26の
持つ電気容量によってデータに対応した電荷を保持し
て、その電荷による電圧レベル値をメモリ読み出し回路
の入力バッファ410〜425により検知するようにし
ているが、データバスの電荷を保持するための電荷保持
手段をデータバス26に接続するようにしても良い。そ
のような電荷保持手段は、16ビットのデータバス26
の各信号線にそれぞれ適当なコンデンサを接続してやる
ことにより容易に実現できる。
【0018】図3は、上記メモリ読み出し回路における
代表的な信号の波形を示す。図3において、400はダ
イナミックRAM2の列アドレスアクセス時間、401
は読み出し周期時間、402はダイナミックRAM2が
規定する列アドレスプリチャージ時間、信号11〜1
6、信号18〜26は本発明の代表的な信号の波形、5
01〜505は18ビットの読み出しアドレス値、60
1〜606は9ビットのメモリアドレス値、701〜7
05はRAM2よりデータバス26上に出力された16
ビットの読み出しデータ値、901〜905はメモリ読
み出し回路から出力される読み出しデータ出力値を示
す。なお、図3には本発明を適用せずにデータバス26
にプルアップ抵抗を接続した場合のデータバス26上の
信号の波形を符号27として示してある。801〜80
5はその場合の読み出しデータ値である。以下に説明す
るようにデータ取込みタイミング信号18はデータ70
1〜705を立上がり時に入力している。信号18はデ
ータ読込時間403を延長することなしにはデータ80
1〜805を入力できない。
【0019】図1、図2、図3において、メモリ読み出
し回路は、信号11〜15の入力信号に基づいてダイナ
ミックRAM2の読み動作を行うための信号21〜25
を形成してダイナミックRAM2へ出力する。これによ
って、ダイナミックRAM2はアドレス信号21により
指定された番地のメモリセルのデータを読み出してデー
タバス26へ出力する。
【0020】ダイナミックRAM読み出し要求信号12
は、基本クロック15に基づいて作られた読み出し制御
クロック16の立ち上がりタイミングで変化する。ダイ
ナミックRAM読み出し要求信号12はレベル値“1”
が読み出し要求を表し、メモリ読み出し回路内のDフリ
ップフロップ回路301から305に次々に受け渡され
て、それぞれの出力と読み出し制御クロック16とを組
み合わせることにより、行アドレスストローブ信号2
2、列アドレスストローブ信号23、固定値出力制御信
号19、アドレスセレクト信号20がつくられる。
【0021】メモリ読み出し回路に入力された18ビッ
トアドレス信号11は、アドレスセレクト信号20によ
り、上位9ビットが行アドレス信号に、また下位9ビッ
トが列アドレス信号に分割されて、メモリアドレス信号
21として出力される。図3では、連続した5ワードの
データを読み出す場合を示しているので、18ビットの
読み出しアドレス値501から505がそれぞれ16進
数表記で10000H、10001H、10002H、
10003H、10004Hの値を持つとき、9ビット
のメモリアドレス値601から606はそれぞれ100
H、000H、001H、002H、003H、004
Hの値を持つ。
【0022】9ビットのメモリアドレス値601は、行
アドレスストローブ信号22の立ち下がりタイミング
で、メモリアドレス値602から606は列アドレスス
トローブ信号23の立ち下がりタイミングで、それぞれ
ダイナミックRAM2の内部に取り込まれる。リード/
ライト識別信号13、書き込み許可信号24、データ出
力許可信号25は、読み出しモードであることを表すレ
ベル値“1”、“1”、“0”を保っている。
【0023】ダイナミックRAM2内へ行アドレス60
1及び列アドレス602が、行アドレスストローブ信号
22及び列アドレスストローブ信号23の立ち下がりに
同期してそれぞれ取り込まれると、列アドレスストロー
ブ信号23の立ち下がりタイミングから列アドレスアク
セス時間400経過後まで、データ出力端子を高インピ
ーダンス状態に維持する。その後に、ダイナミックRA
M2は上記行アドレス値601及び列アドレス値602
により選択されたメモリセルから読み出されたデータを
16ビットのデータバス26上へ出力した後、列アドレ
スストローブ信号23の立ち上がりタイミングでデータ
出力端子が高インピーダンス状態へ速やかに遷移する。
図3の読み出し動作では、上記動作に引き続き、列アド
レスストローブ信号23のみが立ち下がりと立ち上がり
を繰り返すことで、行アドレス値が同一で列アドレス値
が異なる1又は複数のメモリセルからの読み出しが行わ
れ、読み出されたデータが16ビットのデータバス26
上へ次々と出力される。
【0024】図3において、26は本発明の実施例にお
けるデータバス上の信号の波形で、また27は従来のデ
ータバスにプルアップ抵抗のみを接続した場合のデータ
バス上の信号の波形である。バス上に読み出されたデー
タ信号の値701〜705と801〜805とは互いに
対応しており、対応するもの同士が同じデータ値を持
つ。従来のデータバスでは、ダイナミックRAM2のデ
ータ出力端子が高インピーダンス状態へ遷移したのちは
プルアップ抵抗によってデータバス値がすべて“1”に
保持されていた。ダイナミックRAM2がデータを出力
している間にメモリ読み出し回路がバス上の正しいデー
タを読み込むためにはデータ読込みのための時間403
を十分に確保することが必要であった。読み出し周期4
01は、列アドレスアクセス時間400、データ読み込
みための時間及び列アドレスプリチャージ時間402を
加算した値に等しく、その時間幅は読込時間とともに大
きくなっていた。
【0025】これに対し、本実施例では、ダイナミック
RAM2がデータをデータバス26に出力し、その後列
アドレスストローブ信号の立上りによって、データバス
26が高インピーダンス状態へと遷移しようとする時、
プルアップ抵抗又はプルダウン抵抗がデータバス26に
接続されていないので、次のサイクルでダイナミックR
AM2がデータを出力するまでの期間、データバス上に
データ値が充電電荷として保持される。従って、図3に
示されるように、データを取り込むための入力取り込み
タイミング信号18は、列アドレスストローブ信号23
の立上がりから次のデータが出力されるまでの間に立ち
上がればよく、従来のデータバスで必要としていたデー
タ読み込み時間403を必要最低限まで短くできる。そ
の結果、上記読み出し周期401が短くなるので、シス
テム全体の高速化が実現できる。ここで、図4を参照し
て更に詳しく説明する。図4の(A)は従来のメモリ読
み出し回路における代表的な信号の波形を示している。
この図からも分かるように読み出しサイクルが高速にな
ると、データを取り込むための入力取り込みタイミング
信号18を列アドレスアクセス時間400が経過した後
所定の時間から、列アドレスストローブ信号23の立上
がりまでの短い期間に生成することは困難である。結
局、データを確実に取り込むためには、列アドレススト
ローブ信号23の立上がりを遅くして、データの有効な
時間を充分に確保しなければならない。これは、システ
ム全体の高速化の妨げとなる。一方、図4の(B)は本
発明を実施したときの上記メモリ読み出し回路における
代表的な信号の波形を示している。データを取り込むた
めの入力取り込みタイミング信号18’は、列アドレス
アクセス時間400が経過した後、フリップフロップの
ためのセットアップタイムや電荷を与えるための時間間
隔を経て、次のデータ出力までの間に生成されればよ
く、その結果、アクセススピードを速くすることが可能
となり、本発明を適用したシステムの高速化が可能とな
る。
【0026】固定値出力制御信号19は、連続してデー
タの読み出しが行われない間は、データバス上のデータ
値がすべて“1”になるように出力バッファ380〜3
95を制御して固定値を出力させ、データバスが不定値
を持つことを防ぐ。データバス上に読み出されたデータ
値701〜705は、入力データ取り込みタイミング信
号18の立ち上がりタイミングでメモリ読み出し回路の
Dフリップフロップ回路313〜328に取り込まれ、
16ビットの読み出しデータ信号14として出力され
る。したがって、図3におけるデータ値701〜705
とデータ値901〜905とは互いに対応しそれぞれが
同じ値をもつ。
【0027】図5は、データバス26上のデータ値を保
持するために、データバスを構成する各信号線に容量を
接続する代わりに帰還式レベル保持回路を設けるように
した実施例の具体的な回路例を示す。図5において、4
001はデータバスを構成する信号線26の1本、40
02は反転出力回路、4003はPチャネル型電界効果
型トランジスタ、4004はNチャネル型電界効果型ト
ランジスタを示す。この帰還式レベル保持回路は、図1
のメモリ制御回路1と別個の回路として構成しても良い
し、メモリ制御回路1の一部として図2の回路と共に一
つの半導体基板上に形成するようにしても良い。
【0028】図5において、データ信号線4001のレ
ベル値は、反転出力回路4002に入力され反転され
て、トランジスタ4003と4004のゲートに供給さ
れる。トランジスタ4003と4004の組み合わせに
より、データ信号線4001は反転出力回路4002に
入力されたレベル値に応じてVccレベルまたは接地電
位を維持するように駆動される。データ信号線4001
がトランジスタ4003と4004の組み合わせによる
駆動力より強い駆動力を有するRAM側(矢印400
8)のデータ出力バッファにより駆動された場合には、
データ信号線4001のレベル値が変化し、トランジス
タ4003と4004の組み合わせは反転出力回路40
02の出力信号により、速やかに変化したデータ信号線
4001のレベル値に応じて、データ信号線4001の
レベルを確定する。
【0029】従って、データ信号線4001は、トラン
ジスタ4003と4004の組み合わせにより、RAM
側の出力バッファにより反対のレベルに駆動されるま
で、同じレベル値を保持することになる。上記トランジ
スタ4003と4004は、その組み合わせによる駆動
力がメモリのデータ出力バッファの駆動力よりも小さく
なるように素子定数が設計されている。駆動力の大小は
各トランジスタの持つ導通抵抗により左右され、導通抵
抗の大きいトランジスタの組合わせはより小さな駆動を
与えるので、メモリ出力バッファにより反転駆動され易
い。
【0030】図6は、メモリ制御回路1とダイナミック
RAM2のデータ入出力部の構成と出力バッファ530
〜545の具体的な回路構成例を示す。この実施例の出
力バッファ530〜545は、電源電圧端子Vccと接
地点との間に直列形態に接続された一対のNチャネル型
電界効果型トランジスタ5001と5002とからなる
プッシュプル型の出力段と、出力データ信号5003と
出力制御信号31とに基づいて上記トランジスタ500
1,5002のゲートを駆動する信号を形成する出力制
御部とから構成されている。
【0031】この出力制御部は、上記出力データ信号5
003を反転するインバータ5005と、出力制御信号
31を反転するインバータ5006と、出力データ信号
5003とインバータ5006の出力信号とを入力信号
とする2入力NANDゲート回路5007と、インバー
タ5005と5006の反転信号を入力信号とする2入
力NANDゲート回路5008と、上記NANDゲート
回路5007および5008の出力信号をそれぞれ反転
して上記トランジスタ5001,5002のゲートに供
給するインバータ5009および5010とにより構成
されている。
【0032】上記出力制御信号31がハイレベルにされ
ることにより、トランジスタ5001,5002は共に
オフ状態とされ、出力ノードN1は高インピーダンスと
される。この状態において、データバス26を構成する
信号線26−0〜26−15のレベルはGND,電源に
対して信号線と接続端子の持つ容量5015によって保
持される。データバス26に接続された固定値出力用バ
ッファ380〜395も上記出力バッファ530〜54
5に準じた構成とされる。固定値出力用バッファ380
〜395には、出力データ信号5003の代わりに固定
レベル(例えばVcc)が入力され、また出力制御信号
として図2における内部制御信号19が供給されてい
る。上述の高インピーダンスは、電源あるいはGNDに
対して約40KΩ以上のインピーダンスを意味し、従来
のプルアップ/プルダウン抵抗を除去してもよく、40
KΩ以上の抵抗を代わりに設けてもよい。
【0033】ダイナミックRAM2側の出力バッファ5
020〜5035も、メモリ制御回路1の出力バッファ
530〜545と同じ回路構成を有する。5036は図
示しないメモリアレイ部から読み出されたデータ信号、
5037は出力制御信号、5040〜5055は上記出
力バッファ530〜545からデータバス26の信号線
26−0〜26−15上に出力された書き込みデータ信
号を取り込む入力バッファである。
【0034】〔表1〕に、本実施例において使用される
ダイナミックRAM2の入力信号22(RAS),23
(CAS),24(WE),25(OE)と出力状態お
よび動作モードとの関係を示す。なお、〔表1〕におい
て、「出力制御」とは図6に示されている出力制御信号
5037に相当する。
【0035】
【表1】
【0036】図7は、上記実施例のメモリ制御回路を、
MPEG(Moving Picture ExpertGroup)と呼ばれるビ
デオ規格に準拠した動画像再生システムを構成するMP
EGビデオデコーダ(動画像復号化装置)LSIに適用
した実施例を示すブロック図である。
【0037】この実施例の動画像再生システムは、図7
に示すようにCD−ROMに圧縮、符号化して記憶され
た動画像データを読み出すCD−ROMドライバ81
と、読み出されたデータ(以下、ビットストリームと称
する)から画像データと音声データを分離するとともに
制御情報を解読するマイクロプロセッサ82と、分離さ
れた音声データを復号化するMPEGオーディオデコー
ダ84と、分離された動画像データを復号化するMPE
Gビデオデコーダ83と、復号された画像データ(ディ
ジタル信号)をアナログ信号に変換したり画像の合成等
の処理を行なってR.G.B.信号としてCRTのよう
なモニタ装置90に供給する映像信号処理回路85と、
MPEGオーディオデコーダ84で復号された音声デー
タをアナログ信号に変換するD/A変換器86、変換さ
れた音声信号を増幅してスピーカ91を駆動するオーデ
ィオアンプ87等から構成される。
【0038】なお、88は上記マイクロコンピュータ8
2が実行するプログラムや固定データが格納された読出
し専用メモリ、89はマイクロコンピュータ2の作業領
域を提供する随時読出し書込み可能なメモリである。上
記システムでは、CD−ROMドライバの代わりにハー
ドディスクドライバが用いられることもある。上記MP
EGビデオデコーダ83内に、上記実施例(図2)のメ
モリ制御回路1と共に、入力処理回路801と、内部処
理回路802と、出力処理回路803とが設けられてお
り、入力処理回路801、内部処理回路802または出
力処理回路803がメモリ制御回路1に対して前記メモ
リアクセス要求信号12を出力することにより、メモリ
制御回路1がダイナミックRAM2に対する読み出し動
作もしくは書き込み動作を行うように構成されている。
【0039】特に制限されないが、この実施例のMPE
Gビデオデコーダ83は、シリコンのような1つの半導
体基板上において半導体集積回路として構成される。そ
して、このシステムにおいては、上記MPEGビデオデ
コーダ83に接続されたダイナミックRAM2は、復号
前および復号化された画像データを一時的に保持するバ
ッファ領域(フレームメモリ)として使用される。
【0040】マイクロプロセッサ82により読み出され
たビットストリームは、例えば1.2Mbpsのような
一定の速度でMPEGビデオデコーダ83に入力され
る。ここで、MPEGビデオの符号化方式においては、
フレーム内予測符号化処理と、前方フレーム間予測符号
化処理と、双方向フレーム間予測符号化処理の3種類の
符号化が行われる。画像フレームの再生に必要なビデオ
ビットストリームの1フレーム当たりのデータ量は上記
3種類の符号化処理でそれぞれ大きく異なっているが、
符号化時には3種類の符号化処理を組み合わせてビデオ
ビットストリームの伝送速度がほぼ一定になるように制
御する。フレームの転送レートは日本や米国で普及して
いる方式の場合には約30Hzで、欧州などで普及して
いる方式の場合は25Hzとそれぞれ一定なため、3種
類の符号化が行われた画像フレームの復号化の際に必要
なビデオビットストリームの転送速度は大きく異なる。
この転送速度は対象となるフレームの内容にも依存する
が、それぞれ7Mbps,2Mbps,0.6Mbps
のような速度となる。
【0041】上記のような入力されるビデオビットスト
リームの伝送速度と復号化に用いられるビデオビットス
トリームの転送速度の差を吸収するために、上記入力処
理回路801はダイナミックRAM2の一部をファース
トイン・ファーストアウト方式のバッファ領域として使
用するような処理を行う。すなわち、入力されたビデオ
ビットストリームは、入力処理回路801が管理するダ
イナミックRAM2内の上記バッファ領域に書き込みア
ドレスを更新しながら順番に書き込まれる。
【0042】復号化のため内部処理回路802がビデオ
ビットストリームを要求するときには、必要とされる転
送速度を満たす速度で、入力処理回路801が読み出し
アドレスを形成し更新しながらダイナミックRAM2か
ら順番にビデオビットストリームを読み出して内部処理
回路802へ転送する。この際、入力処理回路801
は、上記書き込みアドレスおよび読み出しアドレスがダ
イナミックRAM2の一部に構成したファーストイン・
ファーストアウト方式のバッファ領域がオーバーフロー
もしくはアンダーフローしないようにメモリを管理す
る。
【0043】上記内部処理回路802においては、入力
されたビットストリームの可変長符号復号化の後、逆量
子化および周波数変換が行われ、符号化された方式に従
ってフレームが復号化される。フレーム内予測符号化方
式で符号化されたフレームは、再生されたデータがその
ままダイナミックRAM2の一部に構成されているバッ
ファ領域に参照フレームとして格納される。前方フレー
ム間予測符号化方式で符号化されたフレームの場合には
再生されたデータと参照フレームの一部のデータとがダ
イナミックRAM2から読み出されて必要に応じて加算
され、参照フレームとしてダイナミックRAM2のバッ
ファ領域に格納される。
【0044】双方向フレーム間予測符号化方式で符号化
されたフレームの場合には再生されたデータと2つの参
照フレームの一部のデータとをダイナミックRAM2か
ら読み出して必要に応じて加算し、参照フレームとして
バッファ領域に格納され、フレームが再生される。双方
向フレーム間予測符号化方式で符号化されたフレームを
復号する場合には最低でも2フレーム分、また再生され
たフレームを出力処理回路803が読み出し終わるまで
保持するために最低1フレーム分格納できるだけのバッ
ファ領域がダイナミックRAM2内に確保されている必
要がある。上記出力回路803は、上記バッファ領域に
蓄積された複数のフレームのデータを、符号化時に構成
されたフレームの順番と同じ順番になるように読み出し
を行なって、ビデオ信号を構成するためのタイミング信
号と共に出力する。
【0045】図8に本発明に係るメモリ読み出し回路の
他の実施例の要部が示されている。この実施例は、書き
込みデータの出力バッファ530〜545を利用して、
連続したデータの読み出しが行われない場合にフリップ
フロップ回路510〜525にラッチされている前回の
書き込みデータをデータバス26上に出力させて、デー
タバスの信号線のレベルが不安定になるのを回避するよ
うにしたものである。この実施例と図2の実施例との違
いは、図2に示されている固定値出力用のバッファ38
0〜395を設ける代わりに、2入力論理和回路399
を設けて、その一方の入力端子に論理和回路372から
出力される固定値出力制御用の内部制御信号19を入力
させ、他方の入力端子に書き込み回路50から出力され
る書き込み制御信号31を入力させるようにしているで
ある。この実施例に従うと、2入力論理和回路399は
各バッファ380〜395に共通に1つだけ設けてやる
だけで良く、図2の実施例のようにデータバス26の信
号線の数に対応して16個のバッファ380〜395を
設ける必要がない。
【0046】図9に本発明に係るメモリ読み出し回路の
さらに他の実施例が示されている。この実施例は、メモ
リ制御回路1’が第1の行アドレスストローブ信号RA
S1と第2の行アドレスストローブ信号RAS2を出力
できるように構成することにより、1つのメモリ制御回
路1’に対して2個のダイナミックRAM2a,2bを
接続して制御できるようにしたものである。図10にそ
のような行アドレスストローブ信号RAS1,RAS2
を形成する回路の具体例が示されている。
【0047】ダイナミックRAM2a,2bの記憶容量
が図1のダイナミックRAM2と同一であるとすると、
アドレス信号11は図1の実施例よりも1ビット多い1
9ビットでメモリ制御回路1’に入力される。このアド
レス信号11の最上位ビットA18の真レベルと偽レベル
をそれぞれ有効レベルとする2入力論理和回路376,
377を図2に示されている回路に付加し、上記2入力
論理和回路(ORゲート)376,377の他方の入力
端子に、図2の信号RASを形成する論理積回路360
の出力信号22を入力させることで、いずれか一方が有
効レベルとなる行アドレスストローブ信号RAS1,R
AS2を論理和回路376,377で形成して出力させ
ることができる。同様にして、3個以上(望ましくは2
の倍数)のダイナミックRAMを1つのメモリ制御回路
で制御するように構成することができる。
【0048】以上説明したように、上記実施例は、メモ
リ読み出し回路によるデータ取込タイミングとして、ダ
イナミックRAMがデータの出力を中止した時点から次
のデータ出力時点までのタイミングを与える信号を形成
する手段を設けるとともに、従来データバスに接続され
ていたプルアップ抵抗またはプルダウン抵抗の接続をや
めて、ダイナミックRAMのデータ出力端子が高インピ
ーダンス状態にされることによりデータバスが高インピ
ーダンス状態になりデータバスの持つ容量によってデー
タが保持されるようにしたので、データバスに存在する
寄生容量に保持されている電荷に基づくデータをメモリ
読み出し回路の内部に取り込むことができ、ダイナミッ
クRAMからの読み出し周期をダイナミックRAMのリ
ードアクセス能力による制限ぎりぎりまで短くすること
ができるという効果がある。
【0049】また、データの読み出し動作状態において
所定時間以上データバスの高インピーダンス状態が継続
した場合に固定データもしくは書き込みデータ保持手段
としてのフリップフロップ回路に保持されているデータ
を出力するデータ出力手段を設けるようにしたことによ
り、データバスが長時間にわたって高インピーダンスを
継続し不定値になることを防ぐことができる。その結
果、誤ったデータを取り込みシステムが誤動作するのを
回避することが可能となる。さらに、帰還式レベル保持
手段を設けるようにしたことにより、高インピーダンス
状態にあるデータバス上のデータをより安定に保持する
ことができる。また、電荷保持手段を設けるようにした
ことにより、データバスが高インピーダンスにされてい
る状態において電荷保持手段にデータ値を示す電荷がよ
り多く蓄積されるので、データバス上のデータをより安
定に保持することができる。
【0050】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。また、以
上の説明では主として本発明者によってなされた発明を
その背景となった利用分野であるMPEGビデオシステ
ムのバッファメモリを制御するビデオデコーダに適用し
た場合について説明したが、この発明はそれに限定され
るものでなく、ダイナミックRAMの制御回路一般に利
用することができる。
【0051】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。すなわち本発明によれば、簡単な回路
の追加のみでダイナミックメモリからのデータ読み出し
サイクルの高速化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例のメモリ読み出し回路
を内蔵したメモリ制御回路とダイナミックRAMとの接
続関係を示す図である。
【図2】図2は本発明の一実施例のメモリ読み出し回路
を内蔵したメモリ制御回路の回路例を示す図である。
【図3】図3は本発明の一実施例のメモリ読み出し回路
における代表的な信号の波形を示す図である。
【図4】図4の(A)は従来のメモリ読み出し回路にお
ける代表的な信号の波形を示す図であり、(B)は本発
明を実施したときの上記メモリ読み出し回路における代
表的な信号の波形を示す図である。
【図5】図5は本発明の一実施例の帰還レベル保持回路
を示す図である。
【図6】図6は出力バッファ520〜535の具体的な
回路構成例を示す図である。
【図7】図7は上記実施例のメモリ制御回路をMPEG
ビデオデコーダLSIに適用した実施例を示すブロック
図である。
【図8】図8は本発明に係るメモリ読み出し回路の他の
実施例の要部を示す図である。
【図9】図9は本発明に係るメモリ読み出し回路のさら
に他の実施例を示す図である。
【図10】図10は行アドレスストローブ信号RAS
1,RAS2を形成する回路の具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 メモリ制御回路 2 ダイナミックRAM 11 18ビットアドレス信号 12 ダイナミックRAM読み出し要求信号 13 リード/ライト識別信号 14 16ビット読み出しデータ信号 15 基本クロック 16 読み出し制御クロック 17 リセット入力 18 入力データ取り込みタイミング信号 19 固定値出力制御信号 20 アドレスセレクト信号 21 ダイナミックRAMアドレス信号 22 行アドレスストローブ信号 23 列アドレスストローブ信号 24 書き込み許可信号 25 データ出力許可信号 26 16ビットのデータバス 27 プルアップ抵抗を接続した場合の16ビットデ
ータバス信号 301〜328 クリア入力付きDフリップフロップ
回路 340 反転入力付き2入力正論理出力論理積回路 341 反転入力付き2入力負論理出力論理積回路 350〜353 2入力正論理出力論理積回路(AN
D) 360〜361 2入力負論理出力論理積回路(NA
ND) 370〜371 2入力正論理出力論理和回路(O
R) 372 2入力負論理出力論理和回路(NOR) 373 非反転型出力バッファ 374〜375 反転型出力バッファ 380〜395 高インピーダンス出力制御付き非反
転型バッファ 400 列アドレスアクセス時間 401 読み出し周期時間 402 ダイナミックRAM2が規定する列アドレス
プリチャージ時間 501〜505 18ビットの読み出しアドレス値 601〜606 9ビットダイナミックRAMアドレ
ス値 701〜705 16ビットデータバス値 801〜805 16ビット読み出しデータ信号値 901〜905 16ビット読み出しデータ信号値 4001 データ信号線 4002 反転出力回路 4003 P型電界効果型トランジスタ 4004 N型電界効果型トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 善信 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 緑川 由希子 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶手段に接続され、前記記憶手段に対
    するアドレスを出力するアドレス出力手段と、 前記アドレスのための信号タイミングを示すストローブ
    信号を与える手段と、 前記記憶手段からのデータを入力する手段と、 前記データ入力手段の上のデータは前記ストローブ信号
    が出ている期間と出ていない期間を通じて次のデータが
    出されるまでの期間有効であるとともに、前記ストロー
    ブ信号に基づいて前記記憶手段からのデータを、前記次
    のデータが出されるまでの前記期間に入力するためのデ
    ータ入力タイミング信号を生成するデータ入力タイミン
    グ手段と、 を有することを特徴とする記憶装置の読み出し回路。
  2. 【請求項2】 前記アドレス及び前記ストローブ信号
    は、クロック信号に基づいてタイミングが切り替えられ
    ており、 前記データ入力タイミング手段は、前記クロック信号の
    変化のタイミングで前記ストローブ信号のレベルを入力
    する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の記
    憶装置の読み出し回路。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に接続されるデータバス
    と、 前記記憶手段に前記データバスを通じてデータを出力す
    るバッファ手段を有するデータ書き込み回路と、 前記データバスが前記バッファ手段により高インピーダ
    ンス状態とされる間に所定のデータを前記データバスに
    出力するために前記データバスに接続された所定データ
    出力手段を有することを特徴とする請求項2に記載の記
    憶装置の読み出し回路。
  4. 【請求項4】 前記データバスに接続され、互いに従属
    接続されたP及びNチャンネル電界効果トランジスタ
    と、前記電界効果トランジスタの接続点と前記電界効果
    トランジスタの両ゲートの間に接続されたインバータと
    を有するレベル保持回路を備えることを特徴とする請求
    項3に記載の記憶装置の読み出し回路。
  5. 【請求項5】 前記従属接続された電界効果トランジス
    タは、その導通抵抗により決まる駆動力より強い駆動力
    により保持レベルを反転することを特徴とする請求項4
    に記載の記憶装置の読み出し回路。
  6. 【請求項6】 前記データバスに接続されるキャパシタ
    をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の記憶
    装置の読み出し回路。
  7. 【請求項7】 前記データ入力手段は、前記記憶手段と
    の接続のためのデータバスを有しており、 さらに、前記データバスに接続され、互いに従属接続さ
    れたP及びNチャンネル電界効果トランジスタと、前記
    電界効果トランジスタの接続点と前記電界効果トランジ
    スタの両ゲートの間に接続されたインバータとを有する
    レベル保持回路を備えることを特徴とする請求項1に記
    載の記憶装置の読み出し回路。
  8. 【請求項8】 前記従属接続された電界効果トランジス
    タは、その導通抵抗により決まる駆動力より強い駆動力
    により保持レベルを反転することを特徴とする請求項7
    に記載の記憶装置の読み出し回路。
  9. 【請求項9】 前記データバスに接続されるキャパシタ
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の記憶
    装置の読み出し回路。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段に接続されるデータバス
    と、 書き込み制御信号に応じて、前記記憶手段に前記データ
    バス通じてデータを出力するバッファ手段を有するデー
    タ書き込み回路と、 前記データ書き込み回路に接続され、前記データバスが
    前記バッファ手段により高インピーダンス状態とされる
    間に前記データバスに前記データ書き込み回路を制御す
    る制御信号に基づいて前記データ書き込み回路のデータ
    を送出するデータバス安定化回路と、 を有することを特徴とする請求項2に記載の記憶装置の
    読み出し回路。
  11. 【請求項11】 アドレスを出力する手段と、記憶装置
    へのアドレスを入力するためのストローブタイミングを
    示すアドレスストローブ信号を出力する手段と、 データが前記アドレスストローブ信号に基づいて非有効
    とされないデータバスへ出力されたデータ信号を入力す
    る手段と、を有する記憶読み出し手段と、 前記記憶読み出し手段に接続され、入力したアドレスス
    トローブ信号の立ち下がりもしくは立ち上がりタイミン
    グによりアドレスを内部に取り込み、取り込んだアドレ
    ス情報により内部に記憶した複数ビットの複数記憶情報
    を選択するとき、選択されるまではデータバスへ高イン
    ピーダンス状態で接続され選択以後からは選択された記
    憶情報をデータバスへ出力しアドレスストローブ信号の
    立ち上がりもしくは立ち下がりタイミング以後は選択さ
    れた記憶情報の出力を中止して高インピーダンス状態で
    データバスに接続される記憶手段と、 前記記憶読み出し手段のデータ入力タイミングとして記
    憶手段がデータ出力以後から次のデータ出力までの間の
    タイミングを与える手段と、 を設けたことを特徴とする記憶装置の読み出し回路。
  12. 【請求項12】 請求項11に記憶装置の記載の読み出
    し回路において、上記記憶読み出し手段に接続され、デ
    ータ出力状態と高インピーダンス状態とを切り替えてデ
    ータバスに接続され、データバスが長時間に渡って高イ
    ンピーダンス状態になる場合にデータ出力状態になるデ
    ータ出力手段を設け、記憶手段からのデータ読み出しに
    おいて、連続したデータを読み出す場合には記憶手段が
    データバスへデータを出力するままに任せることにより
    記憶手段が連続した読み出し動作の中でデータ出力を中
    止したのち次のデータ出力までにデータバス上のデータ
    を上記記憶読み出し手段の内部へ取り込み、次の読み出
    しがない条件においてはデータバスの高インピーダンス
    状態の保持を経た後、上記データ出力手段によりデータ
    バスへ所定のデータを出力するように構成したことを特
    徴とする記憶装置の読み出し回路。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の記憶装置の読み出
    し回路において、入力したレベルによりデータバスを駆
    動し、データバスが自身のドライブ能力より強いドライ
    ブ能力により駆動されて入力レベルに変動が生じた場合
    にはそのレベルによりデータバスを駆動する帰還式レベ
    ル保持手段をデータ入力端子に接続したことを特徴とす
    る記憶装置の読み出し回路。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載の記憶装置の読み出
    し回路において、データ入力端子に電荷保持手段を接続
    したこと特徴とする記憶装置の読み出し回路。
  15. 【請求項15】 複数ビットのアドレス信号を出力する
    手段と、 記憶装置へのアドレス入力タイミングを示すストローブ
    信号を出力する手段と、 データがストローブ信号により非有効とされないデータ
    バス上のデータ信号を取り込むデータ取り込み手段と、 上記ストローブ信号の立ち下がりもしくは立ち上がりタ
    イミングにてアドレス信号を内部に取り込み、取り込ん
    だアドレス信号に応じて内部の記憶情報を読み出して出
    力する際に、選択されたデータが読み出されるまではデ
    ータ出力端子を高インピーダンス状態とし、上記ストロ
    ーブ信号の立ち上がりもしくは立ち下がりタイミング以
    後は読み出された記憶情報の出力を中止して出力端子を
    再び高インピーダンス状態とするように構成された記憶
    装置と、 上記記憶装置がデータの出力を開始した時点から次のデ
    ータ出力時点までの間に上記データ取り込み手段に対し
    てデータ取り込みタイミングを与える信号を形成する信
    号形成手段を設けたことを特徴とする記憶装置の読み出
    し回路。
  16. 【請求項16】 データの読み出し動作状態において所
    定時間以上データバスの高インピーダンス状態が継続す
    る場合に所定の固定データを出力する固定データ出力手
    段を有する請求項15に記載の記憶装置の読み出し回
    路。
  17. 【請求項17】 上記記憶装置に対する書き込みデータ
    を保持するデータ保持手段と、該データ保持手段に保持
    されている書き込みデータを出力するデータ出力手段を
    備えるとともに、データの読み出し動作状態において所
    定時間以上データバスの高インピーダンス状態が継続す
    る場合に、上記データ保持手段に保持されているデータ
    を出力する請求項15に記載の記憶装置の読み出し回
    路。
  18. 【請求項18】 アドレスストローブ信号の立ち下がり
    もしくは立ち上がりタイミングにてアドレス信号を内部
    に取り込み、取り込んだアドレス信号に応じて内部の記
    憶情報を読み出して出力する際に、選択されたデータが
    読み出されるまではデータ出力端子を高インピーダンス
    状態とし、上記ストローブ信号の立ち上がりもしくは立
    ち下がりタイミング以後は読み出された記憶情報の出力
    を中止して出力端子を再び高インピーダンス状態とする
    ように構成された記憶装置と、 上記記憶装置に供給する複数ビットのアドレス信号を出
    力する手段と、上記記憶装置に供給するアドレス入力タ
    イミングを示すストローブ信号を出力する手段と、デー
    タバス上のデータ信号を取り込むデータ取り込み手段と
    を有するとともに、上記記憶装置がデータの出力を開始
    した時点から次のデータ出力時点までの間に上記データ
    取り込み手段に対してデータ取り込みタイミングを与え
    る信号を形成する信号形成手段とを有し、データバスに
    よって上記記憶装置に接続された読み出し回路と、 を備えてなることを特徴とする記憶システム。
  19. 【請求項19】 上記データバスを構成する信号線にそ
    れぞれ電荷保持手段が接続されてなること特徴とする請
    求項18に記載の記憶システム。
  20. 【請求項20】 上記データバスを構成する信号線に
    は、該信号線のレベルを検出するレベル検出手段と検出
    したレベルに応じて当該信号線を駆動する駆動手段とか
    らなる帰還型レベル保持手段がそれぞれ接続されてなる
    請求項18に記載の記憶システム。
JP7093867A 1994-05-19 1995-04-19 記憶装置の読み出し回路及び記憶システム Pending JPH08314795A (ja)

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