JPH08310236A - 車両のドア、車両のリヤードア、車両のサイドドア、車両のドア補強方法、車両のリヤードアヒンジ金具止め部材用連通孔の形成方法及び車両のサイドドアヒンジ金具止め部材用連通孔の形成方法 - Google Patents
車両のドア、車両のリヤードア、車両のサイドドア、車両のドア補強方法、車両のリヤードアヒンジ金具止め部材用連通孔の形成方法及び車両のサイドドアヒンジ金具止め部材用連通孔の形成方法Info
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- JPH08310236A JPH08310236A JP11831195A JP11831195A JPH08310236A JP H08310236 A JPH08310236 A JP H08310236A JP 11831195 A JP11831195 A JP 11831195A JP 11831195 A JP11831195 A JP 11831195A JP H08310236 A JPH08310236 A JP H08310236A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】リヤードアヒンジ金具止め部材が取り付けられ
るリヤードアの部分の強度を図って、軽量化されたリヤ
ードアを取り付けることができるようにした車両のリヤ
ードアを提供することを目的としている。 【構成】車両のリヤードア3は、箱型荷物収納室1の後
部の開口部を開閉する車両のリヤードア3であって、該
リヤードア3は、少なくとも、箱型荷物収納室1の内方
に面する内壁31と、箱型荷物収納室1の外方に面する外
壁32と、内部に空間を有した仕切り壁Sを並設した介在
物33とを有し、この介在物33の空間が外壁32と内壁31に
臨むようにして介在物33を外壁32及び内壁32に接着し、
介在物33の一部の仕切り壁Sの空間は、充填材Zで充填
され、また、リヤードア3は、ヒンジ金具4をもって開
閉自在に蝶着され、更に、リヤードア3のヒンジ金具の
止め部材5は、外壁32、充填材Z、内壁31を連通する連
通孔Rに挿入されているものである。
るリヤードアの部分の強度を図って、軽量化されたリヤ
ードアを取り付けることができるようにした車両のリヤ
ードアを提供することを目的としている。 【構成】車両のリヤードア3は、箱型荷物収納室1の後
部の開口部を開閉する車両のリヤードア3であって、該
リヤードア3は、少なくとも、箱型荷物収納室1の内方
に面する内壁31と、箱型荷物収納室1の外方に面する外
壁32と、内部に空間を有した仕切り壁Sを並設した介在
物33とを有し、この介在物33の空間が外壁32と内壁31に
臨むようにして介在物33を外壁32及び内壁32に接着し、
介在物33の一部の仕切り壁Sの空間は、充填材Zで充填
され、また、リヤードア3は、ヒンジ金具4をもって開
閉自在に蝶着され、更に、リヤードア3のヒンジ金具の
止め部材5は、外壁32、充填材Z、内壁31を連通する連
通孔Rに挿入されているものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のドア、車両のリ
ヤードア、車両のサイドドア、車両のドア補強方法、車
両のリヤードアヒンジ金具止め部材用連通孔の形成方法
及び車両のサイドドアヒンジ金具止め部材用連通孔の形
成方法に係り、特に、ドアの強度を図った車両のドア、
車両のリヤードア、車両のサイドドア、車両のドア補強
方法、車両のリヤードアヒンジ金具止め部材用連通孔の
形成方法及び車両のサイドドアヒンジ金具止め部材用連
通孔の形成方法に関する。
ヤードア、車両のサイドドア、車両のドア補強方法、車
両のリヤードアヒンジ金具止め部材用連通孔の形成方法
及び車両のサイドドアヒンジ金具止め部材用連通孔の形
成方法に係り、特に、ドアの強度を図った車両のドア、
車両のリヤードア、車両のサイドドア、車両のドア補強
方法、車両のリヤードアヒンジ金具止め部材用連通孔の
形成方法及び車両のサイドドアヒンジ金具止め部材用連
通孔の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、箱型荷物収納室の後部の開口部を
開閉する車両のリヤードア100 は、例えば、図18に示す
ように、箱型荷物収納室の内部に面する内壁101 と、箱
型荷物収納室の外部に面する外壁102 と、この外壁102
と内壁101 との間に、集成材103 等の芯材を介在させて
いる。
開閉する車両のリヤードア100 は、例えば、図18に示す
ように、箱型荷物収納室の内部に面する内壁101 と、箱
型荷物収納室の外部に面する外壁102 と、この外壁102
と内壁101 との間に、集成材103 等の芯材を介在させて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、芯材と
して集成材103 を使用することは、車両が重くなるとい
う問題点がある。
して集成材103 を使用することは、車両が重くなるとい
う問題点がある。
【0004】この問題点の改善を図るために、薄状の金
属片(例えば、アルミ)で形成された、例えば、内部に
空間を有した六角形の形状をした仕切り壁を並設した介
在物104 を、該介在物104 の空間が外壁102 と内壁101
に臨むようにして外壁102 及び内壁101 に接着したリヤ
ードア100 が考えられる(図19参照)。
属片(例えば、アルミ)で形成された、例えば、内部に
空間を有した六角形の形状をした仕切り壁を並設した介
在物104 を、該介在物104 の空間が外壁102 と内壁101
に臨むようにして外壁102 及び内壁101 に接着したリヤ
ードア100 が考えられる(図19参照)。
【0005】しかしながら、ヒンジ金具の止め部材105
をリヤードア100 に取り付けると、取り付け部分の芯材
が薄状の金属片で形成されているため、強度的に弱く安
全性の点から介在物104 を有したリヤードア100 を箱型
荷物収納室に取り付けることが困難であるという問題点
が生じた。
をリヤードア100 に取り付けると、取り付け部分の芯材
が薄状の金属片で形成されているため、強度的に弱く安
全性の点から介在物104 を有したリヤードア100 を箱型
荷物収納室に取り付けることが困難であるという問題点
が生じた。
【0006】本発明は、上記問題点を除去するようにし
た車両のドア、車両のリヤードア、車両のサイドドア、
車両のドア補強方法、車両のリヤードアヒンジ金具止め
部材用連通孔の形成方法及び車両のサイドドアヒンジ金
具止め部材用連通孔の形成方法を提供することを目的と
している。
た車両のドア、車両のリヤードア、車両のサイドドア、
車両のドア補強方法、車両のリヤードアヒンジ金具止め
部材用連通孔の形成方法及び車両のサイドドアヒンジ金
具止め部材用連通孔の形成方法を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の車両のドアは、箱型荷物収納室の側面の開
口部を開閉する車両のドアであって、該ドアは、少なく
とも、前記箱型荷物収納室の内方に面する内壁と、前記
箱型荷物収納室の外方に面する外壁と、内部に空間を有
した仕切り壁を並設した介在物とを有し、この介在物の
空間が前記外壁と前記内壁に臨むようにして前記介在物
を前記外壁及び前記内壁に接着したものであり、前記介
在物の一部の前記仕切り壁の空間に充填材を充填して補
強したものである。
に、本発明の車両のドアは、箱型荷物収納室の側面の開
口部を開閉する車両のドアであって、該ドアは、少なく
とも、前記箱型荷物収納室の内方に面する内壁と、前記
箱型荷物収納室の外方に面する外壁と、内部に空間を有
した仕切り壁を並設した介在物とを有し、この介在物の
空間が前記外壁と前記内壁に臨むようにして前記介在物
を前記外壁及び前記内壁に接着したものであり、前記介
在物の一部の前記仕切り壁の空間に充填材を充填して補
強したものである。
【0008】また、本発明の車両のリヤードアは、箱型
荷物収納室の後部の開口部を開閉する車両のリヤードア
であって、該リヤードアは、少なくとも、前記箱型荷物
収納室の内方に面する内壁と、前記箱型荷物収納室の外
方に面する外壁と、内部に空間を有した仕切り壁を並設
した介在物とを有し、この介在物の空間が前記外壁と前
記内壁に臨むようにして前記介在物を前記外壁及び前記
内壁に接着し、前記介在物の一部の前記仕切り壁の空間
は、充填材で充填され、また、前記リヤードアは、ヒン
ジ金具をもって開閉自在に蝶着され、更に、前記リヤー
ドアの前記ヒンジ金具の止め部材は、前記外壁、前記充
填材、前記内壁を連通する連通孔に挿入されているもの
である。
荷物収納室の後部の開口部を開閉する車両のリヤードア
であって、該リヤードアは、少なくとも、前記箱型荷物
収納室の内方に面する内壁と、前記箱型荷物収納室の外
方に面する外壁と、内部に空間を有した仕切り壁を並設
した介在物とを有し、この介在物の空間が前記外壁と前
記内壁に臨むようにして前記介在物を前記外壁及び前記
内壁に接着し、前記介在物の一部の前記仕切り壁の空間
は、充填材で充填され、また、前記リヤードアは、ヒン
ジ金具をもって開閉自在に蝶着され、更に、前記リヤー
ドアの前記ヒンジ金具の止め部材は、前記外壁、前記充
填材、前記内壁を連通する連通孔に挿入されているもの
である。
【0009】また、本発明の車両のサイドドアは、箱型
荷物収納室の側面の開口部を開閉する車両のサイドドア
であって、該サイドドアは、少なくとも、前記箱型荷物
収納室の内方に面する内壁と、前記箱型荷物収納室の外
方に面する外壁と、内部に空間を有した仕切り壁を並設
した介在物とを有し、この介在物の空間が前記外壁と前
記内壁に臨むようにして前記介在物を前記外壁及び前記
内壁に接着し、前記介在物の一部の前記仕切り壁の空間
は、充填材で充填され、また、前記サイドドアは、ヒン
ジ金具をもって開閉自在に蝶着され、更に、前記サイド
ドアの前記ヒンジ金具の止め部材は、前記外壁、前記充
填材、前記内壁を連通する連通孔に挿入されているもの
である。
荷物収納室の側面の開口部を開閉する車両のサイドドア
であって、該サイドドアは、少なくとも、前記箱型荷物
収納室の内方に面する内壁と、前記箱型荷物収納室の外
方に面する外壁と、内部に空間を有した仕切り壁を並設
した介在物とを有し、この介在物の空間が前記外壁と前
記内壁に臨むようにして前記介在物を前記外壁及び前記
内壁に接着し、前記介在物の一部の前記仕切り壁の空間
は、充填材で充填され、また、前記サイドドアは、ヒン
ジ金具をもって開閉自在に蝶着され、更に、前記サイド
ドアの前記ヒンジ金具の止め部材は、前記外壁、前記充
填材、前記内壁を連通する連通孔に挿入されているもの
である。
【0010】また、本発明の車両のドア補強方法は、車
両のドアは、少なくとも、箱型荷物収納室の内部に面す
る内壁と、前記箱型荷物収納室の外部に面する外壁と、
内部に空間を有した仕切り壁を並設した介在物とを有
し、この介在物の空間が前記外壁と前記内壁に臨むよう
にして前記介在物を前記外壁及び前記内壁に接着したも
のであって、前記内壁又は前記外壁を貫通し、前記介在
物へ充填材を注入する注入口を形成する注入口形成工程
と、この注入口形成工程の後、前記注入口を介して充填
材を充填する充填工程とを含むものである。
両のドアは、少なくとも、箱型荷物収納室の内部に面す
る内壁と、前記箱型荷物収納室の外部に面する外壁と、
内部に空間を有した仕切り壁を並設した介在物とを有
し、この介在物の空間が前記外壁と前記内壁に臨むよう
にして前記介在物を前記外壁及び前記内壁に接着したも
のであって、前記内壁又は前記外壁を貫通し、前記介在
物へ充填材を注入する注入口を形成する注入口形成工程
と、この注入口形成工程の後、前記注入口を介して充填
材を充填する充填工程とを含むものである。
【0011】また、本発明の車両のリヤードアヒンジ金
具止め部材用連通孔の形成方法は、少なくとも、箱型荷
物収納室の内部に面する内壁と、前記箱型荷物収納室の
外部に面する外壁と、内部に空間を有した仕切り壁を並
設した介在物とを有し、この介在物の空間が前記外壁と
前記内壁に臨むようにして前記介在物を前記外壁及び前
記内壁に接着した車両のリヤードアと、この車両のリヤ
ードアを開閉自在に蝶着するヒンジ金具とを有し、前記
車両のリヤードアの前記ヒンジ金具の止め部材が挿入さ
れる連通孔は、前記内壁又は前記外壁を貫通し、前記介
在物へ充填材を注入する注入口を形成する注入口形成工
程と、この注入口形成工程の後、前記注入口を介して充
填材を充填する充填工程と、この充填工程後、前記外
壁、前記充填材、前記内壁を連通させる連通孔を形成す
る連通孔形成工程とを含むものである。
具止め部材用連通孔の形成方法は、少なくとも、箱型荷
物収納室の内部に面する内壁と、前記箱型荷物収納室の
外部に面する外壁と、内部に空間を有した仕切り壁を並
設した介在物とを有し、この介在物の空間が前記外壁と
前記内壁に臨むようにして前記介在物を前記外壁及び前
記内壁に接着した車両のリヤードアと、この車両のリヤ
ードアを開閉自在に蝶着するヒンジ金具とを有し、前記
車両のリヤードアの前記ヒンジ金具の止め部材が挿入さ
れる連通孔は、前記内壁又は前記外壁を貫通し、前記介
在物へ充填材を注入する注入口を形成する注入口形成工
程と、この注入口形成工程の後、前記注入口を介して充
填材を充填する充填工程と、この充填工程後、前記外
壁、前記充填材、前記内壁を連通させる連通孔を形成す
る連通孔形成工程とを含むものである。
【0012】また、本発明の車両のサイドドアヒンジ金
具止め部材用連通孔の形成方法は、少なくとも、箱型荷
物収納室の内部に面する内壁と、前記箱型荷物収納室の
外部に面する外壁と、内部に空間を有した仕切り壁を並
設した介在物とを有し、この介在物の空間が前記外壁と
前記内壁に臨むようにして前記介在物を前記外壁及び前
記内壁に接着した車両のサイドドアと、この車両のサイ
ドドアを開閉自在に蝶着するヒンジ金具とを有し、前記
車両のサイドドアの前記ヒンジ金具の止め部材が挿入さ
れる連通孔は、前記内壁又は前記外壁を貫通し、前記介
在物へ充填材を注入する注入口を形成する注入口形成工
程と、この注入口形成工程の後、前記注入口を介して充
填材を充填する充填工程と、この充填工程後、前記外
壁、前記充填材、前記内壁を連通させる連通孔を形成す
る連通孔形成工程とを含むものである。
具止め部材用連通孔の形成方法は、少なくとも、箱型荷
物収納室の内部に面する内壁と、前記箱型荷物収納室の
外部に面する外壁と、内部に空間を有した仕切り壁を並
設した介在物とを有し、この介在物の空間が前記外壁と
前記内壁に臨むようにして前記介在物を前記外壁及び前
記内壁に接着した車両のサイドドアと、この車両のサイ
ドドアを開閉自在に蝶着するヒンジ金具とを有し、前記
車両のサイドドアの前記ヒンジ金具の止め部材が挿入さ
れる連通孔は、前記内壁又は前記外壁を貫通し、前記介
在物へ充填材を注入する注入口を形成する注入口形成工
程と、この注入口形成工程の後、前記注入口を介して充
填材を充填する充填工程と、この充填工程後、前記外
壁、前記充填材、前記内壁を連通させる連通孔を形成す
る連通孔形成工程とを含むものである。
【0013】
【作用】請求項1のように構成された車両のドアは、介
在物の一部の仕切り壁の空間が、樹脂で充填され補強さ
れている。
在物の一部の仕切り壁の空間が、樹脂で充填され補強さ
れている。
【0014】また、請求項2のように構成されたリヤー
ドアのヒンジ金具の止め部材は、外壁、介在物の仕切り
壁の空間に充填された充填材、内壁を連通する連通孔に
挿入されている。リヤードアのヒンジ金具の止め部材
は、外壁、介在物の仕切り壁の空間に充填された充填
材、内壁を連通する連通孔に挿入されている。
ドアのヒンジ金具の止め部材は、外壁、介在物の仕切り
壁の空間に充填された充填材、内壁を連通する連通孔に
挿入されている。リヤードアのヒンジ金具の止め部材
は、外壁、介在物の仕切り壁の空間に充填された充填
材、内壁を連通する連通孔に挿入されている。
【0015】また、請求項3のように構成されたサイド
ドアのヒンジ金具の止め部材は、外壁、介在物の仕切り
壁の空間に充填された充填材、内壁を連通する連通孔に
挿入されている。サイドドアのヒンジ金具の止め部材
は、外壁、介在物の仕切り壁の空間に充填された充填
材、内壁を連通する連通孔に挿入されている。
ドアのヒンジ金具の止め部材は、外壁、介在物の仕切り
壁の空間に充填された充填材、内壁を連通する連通孔に
挿入されている。サイドドアのヒンジ金具の止め部材
は、外壁、介在物の仕切り壁の空間に充填された充填
材、内壁を連通する連通孔に挿入されている。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。1は、車両の箱型荷物収納室で、箱型荷物収納室1
の後部の開口部2は、リヤードア3、3によって、例え
ば、観音式に開閉される(図1参照)。
る。1は、車両の箱型荷物収納室で、箱型荷物収納室1
の後部の開口部2は、リヤードア3、3によって、例え
ば、観音式に開閉される(図1参照)。
【0017】リヤードア3は、長方形の形状をし、その
構造は、図2及び図3に示すように、少なくとも、箱型
荷物収納室1の内方に面する、例えば、アルミ、強化プ
ラスチック等で形成された内壁31と、箱型荷物収納室1
の外方に面する、例えば、アルミ、強化プラスチック等
で形成された外壁32と、内部に例えば、多角形、より詳
しくは、六角形のハニカム形状をした空間を有した仕切
り壁Sを並設した介在物33とを有し、この介在物33の空
間が外壁31と内壁32に臨むようにして介在物33を外壁32
及び内壁31に接着剤8で接着している(図4及び図5参
照)。
構造は、図2及び図3に示すように、少なくとも、箱型
荷物収納室1の内方に面する、例えば、アルミ、強化プ
ラスチック等で形成された内壁31と、箱型荷物収納室1
の外方に面する、例えば、アルミ、強化プラスチック等
で形成された外壁32と、内部に例えば、多角形、より詳
しくは、六角形のハニカム形状をした空間を有した仕切
り壁Sを並設した介在物33とを有し、この介在物33の空
間が外壁31と内壁32に臨むようにして介在物33を外壁32
及び内壁31に接着剤8で接着している(図4及び図5参
照)。
【0018】なお、介在物33は、金属(例えば、アル
ミ)、プラスチック、紙等で形成することができる。ま
た、リヤードア3の側方は、例えば、アルミ、強化プラ
スチック等で形成された側壁34で形成されている(図5
参照)。
ミ)、プラスチック、紙等で形成することができる。ま
た、リヤードア3の側方は、例えば、アルミ、強化プラ
スチック等で形成された側壁34で形成されている(図5
参照)。
【0019】そして、リヤードア3は、箱型荷物収納室
1の後端側に、例えば、4個のヒンジ金具4をもって開
閉自在に蝶着されている。
1の後端側に、例えば、4個のヒンジ金具4をもって開
閉自在に蝶着されている。
【0020】また、リヤードア3のヒンジ金具4の止め
部材5(例えば、ボルト)は、外壁31、介在物33の仕切
り壁Sの空間に充填された充填材Z、内壁31を連通する
連通孔Rに挿入されている。なお、止め部材5は、ワッ
シャ51、ナット52により固定される。
部材5(例えば、ボルト)は、外壁31、介在物33の仕切
り壁Sの空間に充填された充填材Z、内壁31を連通する
連通孔Rに挿入されている。なお、止め部材5は、ワッ
シャ51、ナット52により固定される。
【0021】車両のリヤードアヒンジ金具止め部材用の
連通孔Rは、次に述べる方法で形成される。
連通孔Rは、次に述べる方法で形成される。
【0022】即ち、図6に示すように、ドリル7等を使
って、外壁32(又は内壁31)を貫通し、介在物33へ充填
材Zを注入する注入口9を形成する(注入口形成工
程)。
って、外壁32(又は内壁31)を貫通し、介在物33へ充填
材Zを注入する注入口9を形成する(注入口形成工
程)。
【0023】この注入口形成工程の後、図7乃至図9に
示すように、注入口9を介して充填材Z(充填材Zは、
例えば、エポキシ、ポリエステル等の熱可塑性樹脂、熱
硬化性樹脂、樹脂等の有機系に限らず、水ガラス等の無
機材料でも良い。)を充填する(充填工程)。
示すように、注入口9を介して充填材Z(充填材Zは、
例えば、エポキシ、ポリエステル等の熱可塑性樹脂、熱
硬化性樹脂、樹脂等の有機系に限らず、水ガラス等の無
機材料でも良い。)を充填する(充填工程)。
【0024】この充填工程で充填された後、図10に示す
ように、ドリル7等を使って、外壁32、充填材Z、内壁
31を連通させる連通孔Rを形成する(連通孔形成工
程)。
ように、ドリル7等を使って、外壁32、充填材Z、内壁
31を連通させる連通孔Rを形成する(連通孔形成工
程)。
【0025】なお、充填材Zが熱硬化性樹脂であれば、
充填後、熱を加え、該樹脂が硬化した後、図10に示すよ
うに、ドリル7等を使って、外壁32、充填材Z、内壁31
を連通させる連通孔Rを形成する(連通孔形成工程)。
充填後、熱を加え、該樹脂が硬化した後、図10に示すよ
うに、ドリル7等を使って、外壁32、充填材Z、内壁31
を連通させる連通孔Rを形成する(連通孔形成工程)。
【0026】従って、リヤードアヒンジ金具止め部材4
が取り付けられるリヤードア3の部分の強度を図って、
軽量化されたリヤードア3を取り付けることができ(図
12参照)、しかも、充填工程における充填材Z注入は、
介在物33の仕切り壁Sにより堰き止められるため、充填
材Zの充填を容易且つ適切な量に保持することができ
る。
が取り付けられるリヤードア3の部分の強度を図って、
軽量化されたリヤードア3を取り付けることができ(図
12参照)、しかも、充填工程における充填材Z注入は、
介在物33の仕切り壁Sにより堰き止められるため、充填
材Zの充填を容易且つ適切な量に保持することができ
る。
【0027】なお、上述の実施例では、注入口9を形成
する際、介在物33の仕切り壁Sの一部を破壊したが、介
在物33の仕切り壁Sを破壊しないように、図13及び図14
に示すように、注入口9の開口形状より大きな多角形
(例えば、六角形)の形状をした空間を有した仕切り壁
Sを並設した介在物33としても良い。
する際、介在物33の仕切り壁Sの一部を破壊したが、介
在物33の仕切り壁Sを破壊しないように、図13及び図14
に示すように、注入口9の開口形状より大きな多角形
(例えば、六角形)の形状をした空間を有した仕切り壁
Sを並設した介在物33としても良い。
【0028】また、上述の実施例では、リヤードア3の
ヒンジ金具4の止め部材5が取り付けられるリヤードア
3の部分の強度を図ったが、図15に示す箱型荷物収納室
1の側面の開口部を開閉する車両のサイドドア 3’の
ヒンジ金具4の止め部材5にも同様に適用できるもので
ある。
ヒンジ金具4の止め部材5が取り付けられるリヤードア
3の部分の強度を図ったが、図15に示す箱型荷物収納室
1の側面の開口部を開閉する車両のサイドドア 3’の
ヒンジ金具4の止め部材5にも同様に適用できるもので
ある。
【0029】即ち、サイドドア3’は、図2乃至図14記
載のリヤードア3と同様に、少なくとも、箱型荷物収納
室1の内方に面する内壁31と、箱型荷物収納室1の外方
に面する外壁32と、薄状の金属片で形成され、内部に空
間を有した仕切り壁Sを並設した介在物33とを有し、こ
の介在物33の空間が外壁32と内壁31に臨むようにして介
在物33を外壁32及び内壁31に接着し、介在物33の一部の
仕切り壁Sの空間は充填材Zで充填され、また、サイド
ドア3’は、ヒンジ金具4をもって開閉自在に蝶着さ
れ、更に、サイドドア3’のヒンジ金具4の止め部材5
は、外壁32、充填材Z、内壁31を連通する連通孔Rに挿
入されているものである。
載のリヤードア3と同様に、少なくとも、箱型荷物収納
室1の内方に面する内壁31と、箱型荷物収納室1の外方
に面する外壁32と、薄状の金属片で形成され、内部に空
間を有した仕切り壁Sを並設した介在物33とを有し、こ
の介在物33の空間が外壁32と内壁31に臨むようにして介
在物33を外壁32及び内壁31に接着し、介在物33の一部の
仕切り壁Sの空間は充填材Zで充填され、また、サイド
ドア3’は、ヒンジ金具4をもって開閉自在に蝶着さ
れ、更に、サイドドア3’のヒンジ金具4の止め部材5
は、外壁32、充填材Z、内壁31を連通する連通孔Rに挿
入されているものである。
【0030】そして、車両のサイドドアヒンジ金具止め
部材用の連通孔の形成方法は、前述した図6乃至図14記
載の車両のリヤードアヒンジ金具止め部材用の連通孔R
と同様に、内壁31又は外壁32を貫通し、介在物33へ充填
材Zを注入する注入口を形成する注入口形成工程と、こ
の注入口形成工程の後、前記注入口を介して充填材Zを
充填する充填工程と、この充填工程後、外壁32、充填材
Z、内壁31を連通させる連通孔Rを形成する連通孔形成
工程とを含むものである。
部材用の連通孔の形成方法は、前述した図6乃至図14記
載の車両のリヤードアヒンジ金具止め部材用の連通孔R
と同様に、内壁31又は外壁32を貫通し、介在物33へ充填
材Zを注入する注入口を形成する注入口形成工程と、こ
の注入口形成工程の後、前記注入口を介して充填材Zを
充填する充填工程と、この充填工程後、外壁32、充填材
Z、内壁31を連通させる連通孔Rを形成する連通孔形成
工程とを含むものである。
【0031】更に、図15及び図16に示すリヤードア3及
びサイドドア3’のロックシャフト10の案内部材5’の
止め部材5にも同様に適用できるもので、要は、補強し
たい部所に相当する介在物33の位置(介在物33の一部)
の仕切り壁Sの空間に充填材Zを充填すれば良い。
びサイドドア3’のロックシャフト10の案内部材5’の
止め部材5にも同様に適用できるもので、要は、補強し
たい部所に相当する介在物33の位置(介在物33の一部)
の仕切り壁Sの空間に充填材Zを充填すれば良い。
【0032】なお、図15に示すロックシャフト10は、例
えば、ロックシャフト10を上下動させてロックシャフト
10の先端の係合状態を解除するタイプのものであり、図
16に示すロックシャフト10は、例えば、ロックシャフト
10を回動させてロックシャフト10の先端の係合状態を解
除するタイプのものである。
えば、ロックシャフト10を上下動させてロックシャフト
10の先端の係合状態を解除するタイプのものであり、図
16に示すロックシャフト10は、例えば、ロックシャフト
10を回動させてロックシャフト10の先端の係合状態を解
除するタイプのものである。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の車両のドアによれば、介
在物の一部の仕切り壁の空間が、樹脂で充填され補強さ
れているため、ドアの強度を図って、軽量化されたドア
を取り付けることができる。
在物の一部の仕切り壁の空間が、樹脂で充填され補強さ
れているため、ドアの強度を図って、軽量化されたドア
を取り付けることができる。
【0034】また、請求項2記載の車両のリヤードア
は、リヤードアのヒンジ金具の止め部材は、外壁、介在
物の内部空間に充填された充填材、内壁を連通する連通
孔に挿入されているものであるから、リヤードアのヒン
ジ金具の止め部材が取り付けられるリヤードアの部分の
強度を図って、軽量化されたリヤードアを取り付けるこ
とができる。
は、リヤードアのヒンジ金具の止め部材は、外壁、介在
物の内部空間に充填された充填材、内壁を連通する連通
孔に挿入されているものであるから、リヤードアのヒン
ジ金具の止め部材が取り付けられるリヤードアの部分の
強度を図って、軽量化されたリヤードアを取り付けるこ
とができる。
【0035】また、請求項3記載の車両のサイドドア
は、サイドドアのヒンジ金具の止め部材は、外壁、介在
物の内部空間に充填された充填材、内壁を連通する連通
孔に挿入されているものであるから、サイドドアのヒン
ジ金具の止め部材が取り付けられるサイドドアの部分の
強度を図って、軽量化されたサイドドアを取り付けるこ
とができる。
は、サイドドアのヒンジ金具の止め部材は、外壁、介在
物の内部空間に充填された充填材、内壁を連通する連通
孔に挿入されているものであるから、サイドドアのヒン
ジ金具の止め部材が取り付けられるサイドドアの部分の
強度を図って、軽量化されたサイドドアを取り付けるこ
とができる。
【0036】また、請求項4記載の車両のドア補強方法
によれば、ドアの強度を図って、軽量化されたドアを取
り付けることができ、しかも、充填工程における充填材
注入は、介在物の仕切り壁により堰き止められるため、
充填材の充填を容易且つ適切な量に保持することができ
る。
によれば、ドアの強度を図って、軽量化されたドアを取
り付けることができ、しかも、充填工程における充填材
注入は、介在物の仕切り壁により堰き止められるため、
充填材の充填を容易且つ適切な量に保持することができ
る。
【0037】また、請求項5記載の車両のリヤードアヒ
ンジ金具止め部材用連通孔の形成方法によれば、リヤー
ドアのヒンジ金具の止め部材が取り付けられるリヤード
アの部分の強度を図って、軽量化されたリヤードアを取
り付けることができる車両のリヤードアのヒンジ金具の
止め部材の連通孔を形成することができ、しかも、充填
工程における充填材注入は、介在物の仕切り壁により堰
き止められるため、充填材の充填を容易且つ適切な量に
保持することができる。
ンジ金具止め部材用連通孔の形成方法によれば、リヤー
ドアのヒンジ金具の止め部材が取り付けられるリヤード
アの部分の強度を図って、軽量化されたリヤードアを取
り付けることができる車両のリヤードアのヒンジ金具の
止め部材の連通孔を形成することができ、しかも、充填
工程における充填材注入は、介在物の仕切り壁により堰
き止められるため、充填材の充填を容易且つ適切な量に
保持することができる。
【0038】また、請求項6記載の車両のサイドドアヒ
ンジ金具止め部材用連通孔の形成方法によれば、サイド
ドアのヒンジ金具の止め部材が取り付けられるサイドド
アの部分の強度を図って、軽量化されたサイドドアを取
り付けることができる車両のサイドドアのヒンジ金具の
止め部材の連通孔を形成することができ、しかも、充填
工程における充填材注入は、介在物の仕切り壁により堰
き止められるため、充填材の充填を容易且つ適切な量に
保持することができる。
ンジ金具止め部材用連通孔の形成方法によれば、サイド
ドアのヒンジ金具の止め部材が取り付けられるサイドド
アの部分の強度を図って、軽量化されたサイドドアを取
り付けることができる車両のサイドドアのヒンジ金具の
止め部材の連通孔を形成することができ、しかも、充填
工程における充填材注入は、介在物の仕切り壁により堰
き止められるため、充填材の充填を容易且つ適切な量に
保持することができる。
【図1】図1は、本発明の一実施例の車両のリヤードア
を示す概略的斜視図である。
を示す概略的斜視図である。
【図2】図2は、図1及び図15のA部を拡大し、外壁の
一部を除去して示す概略的平面図である。
一部を除去して示す概略的平面図である。
【図3】図3は、本発明の車両のリヤードアの要部を分
解して示す概略的分解図である。
解して示す概略的分解図である。
【図4】図4は、介在物が外壁及び内壁に接着する状態
を説明するための説明図である。
を説明するための説明図である。
【図5】図5は、介在物が外壁及び内壁に接着した状態
を説明するための説明図である。
を説明するための説明図である。
【図6】図6乃至図10は、本発明の一実施例の車両のリ
ヤードアヒンジ金具止め部材用貫通孔の形成方法を説明
する概略的工程図で、図6は、注入口形成工程を示す図
である。
ヤードアヒンジ金具止め部材用貫通孔の形成方法を説明
する概略的工程図で、図6は、注入口形成工程を示す図
である。
【図7】図7は、充填工程を示す図である。
【図8】図8は、充填材が充填された状態を示す概略的
断面図である。
断面図である。
【図9】図9は、図8のB−B線による概略的断面図で
ある。
ある。
【図10】図10は、連通孔形成工程を示す図である。
【図11】図11は、リヤードアの取り付け状態を示す
概略的斜視図である。
概略的斜視図である。
【図12】図12は、本発明の要部の概略的断面図であ
る。
る。
【図13】図13は、図8記載の他の実施例を示すもの
で、充填材が充填された状態を示す概略的断面図であ
る。
で、充填材が充填された状態を示す概略的断面図であ
る。
【図14】図14は、図13のC−C線による概略的断
面図である。
面図である。
【図15】図15は、本発明の一実施例の車両のリヤー
ドア及びサイドドアを示す概略的斜視図である。
ドア及びサイドドアを示す概略的斜視図である。
【図16】図16は、図15のC部を拡大して示す概略
的説明図である。
的説明図である。
【図17】図17は、図16記載の他の実施例を示す概
略的説明図である。
略的説明図である。
【図18】図18は、従来のリヤードアの概略的断面図
である。
である。
【図19】図19は、本発明の先行例のリヤードアの概
略的断面図である。
略的断面図である。
1 箱型荷物収納室 3 車両のリヤードア 4 ヒンジ金具 5 ヒンジ金具の止め部材 31 内壁 32 外壁 33 介在物 R 連通孔 Z 充填材
フロントページの続き (54)【発明の名称】 車両のドア、車両のリヤードア、車両のサイドドア、車両のドア補強方法、車両のリヤードアヒ ンジ金具止め部材用連通孔の形成方法及び車両のサイドドアヒンジ金具止め部材用連通孔の形成 方法
Claims (6)
- 【請求項1】箱型荷物収納室の側面の開口部を開閉する
車両のドアであって、 該ドアは、少なくとも、前記箱型荷物収納室の内方に面
する内壁と、前記箱型荷物収納室の外方に面する外壁
と、内部に空間を有した仕切り壁を並設した介在物とを
有し、 この介在物の空間が前記外壁と前記内壁に臨むようにし
て前記介在物を前記外壁及び前記内壁に接着したもので
あり、 前記介在物の一部の前記仕切り壁の空間に充填材を充填
して補強したことを特徴とする車両のドア。 - 【請求項2】箱型荷物収納室の後部の開口部を開閉する
車両のリヤードアであって、 該リヤードアは、少なくとも、前記箱型荷物収納室の内
方に面する内壁と、前記箱型荷物収納室の外方に面する
外壁と、内部に空間を有した仕切り壁を並設した介在物
とを有し、 この介在物の空間が前記外壁と前記内壁に臨むようにし
て前記介在物を前記外壁及び前記内壁に接着し、前記介
在物の一部の前記仕切り壁の空間は、充填材で充填さ
れ、 また、前記リヤードアは、ヒンジ金具をもって開閉自在
に蝶着され、 更に、前記リヤードアの前記ヒンジ金具の止め部材は、
前記外壁、前記充填材、前記内壁を連通する連通孔に挿
入されていることを特徴とする車両のリヤードア。 - 【請求項3】箱型荷物収納室の側面の開口部を開閉する
車両のサイドドアであって、 該サイドドアは、少なくとも、前記箱型荷物収納室の内
方に面する内壁と、前記箱型荷物収納室の外方に面する
外壁と、内部に空間を有した仕切り壁を並設した介在物
とを有し、 この介在物の空間が前記外壁と前記内壁に臨むようにし
て前記介在物を前記外壁及び前記内壁に接着し、前記介
在物の一部の前記仕切り壁の空間は、充填材で充填さ
れ、 また、前記サイドドアは、ヒンジ金具をもって開閉自在
に蝶着され、 更に、前記サイドドアの前記ヒンジ金具の止め部材は、
前記外壁、前記充填材、前記内壁を連通する連通孔に挿
入されていることを特徴とする車両のサイドドア。 - 【請求項4】車両のドアは、少なくとも、箱型荷物収納
室の内部に面する内壁と、前記箱型荷物収納室の外部に
面する外壁と、内部に空間を有した仕切り壁を並設した
介在物とを有し、この介在物の空間が前記外壁と前記内
壁に臨むようにして前記介在物を前記外壁及び前記内壁
に接着したものであって、 前記内壁又は前記外壁を貫通し、前記介在物へ充填材を
注入する注入口を形成する注入口形成工程と、 この注入口形成工程の後、前記注入口を介して充填材を
充填する充填工程とを含むことを特徴とする車両のドア
補強方法。 - 【請求項5】少なくとも、箱型荷物収納室の内部に面す
る内壁と、前記箱型荷物収納室の外部に面する外壁と、
内部に空間を有した仕切り壁を並設した介在物とを有
し、この介在物の空間が前記外壁と前記内壁に臨むよう
にして前記介在物を前記外壁及び前記内壁に接着した車
両のリヤードアと、この車両のリヤードアを開閉自在に
蝶着するヒンジ金具とを有し、 前記車両のリヤードアの前記ヒンジ金具の止め部材が挿
入される連通孔は、 前記内壁又は前記外壁を貫通し、前記介在物へ充填材を
注入する注入口を形成する注入口形成工程と、 この注入口形成工程の後、前記注入口を介して充填材を
充填する充填工程と、 この充填工程後、前記外壁、前記充填材、前記内壁を連
通させる連通孔を形成する連通孔形成工程と、 を含むことを特徴とする車両のリヤードアヒンジ金具止
め部材用連通孔の形成方法。 - 【請求項6】少なくとも、箱型荷物収納室の内部に面す
る内壁と、前記箱型荷物収納室の外部に面する外壁と、
内部に空間を有した仕切り壁を並設した介在物とを有
し、この介在物の空間が前記外壁と前記内壁に臨むよう
にして前記介在物を前記外壁及び前記内壁に接着した車
両のサイドドアと、この車両のサイドドアを開閉自在に
蝶着するヒンジ金具とを有し、 前記車両のサイドドアの前記ヒンジ金具の止め部材が挿
入される連通孔は、前記内壁又は前記外壁を貫通し、前
記介在物へ充填材を注入する注入口を形成する注入口形
成工程と、 この注入口形成工程の後、前記注入口を介して充填材を
充填する充填工程と、 この充填工程後、前記外壁、前記充填材、前記内壁を連
通させる連通孔を形成する連通孔形成工程と、
、 を含むことを特徴とする車両のサイドドアヒンジ金具止
め部材用連通孔の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11831195A JPH08310236A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 車両のドア、車両のリヤードア、車両のサイドドア、車両のドア補強方法、車両のリヤードアヒンジ金具止め部材用連通孔の形成方法及び車両のサイドドアヒンジ金具止め部材用連通孔の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11831195A JPH08310236A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 車両のドア、車両のリヤードア、車両のサイドドア、車両のドア補強方法、車両のリヤードアヒンジ金具止め部材用連通孔の形成方法及び車両のサイドドアヒンジ金具止め部材用連通孔の形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08310236A true JPH08310236A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=14733544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11831195A Pending JPH08310236A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 車両のドア、車両のリヤードア、車両のサイドドア、車両のドア補強方法、車両のリヤードアヒンジ金具止め部材用連通孔の形成方法及び車両のサイドドアヒンジ金具止め部材用連通孔の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08310236A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040042161A (ko) * | 2002-11-13 | 2004-05-20 | 현대자동차주식회사 | 경량 고강성 도어 임팩트 바와 그 제조방법 |
KR20210072562A (ko) * | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 주식회사 케이피아이 | 탑차 윙바디용 게이트 |
KR20210072560A (ko) * | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 주식회사 케이피아이 | 탑차도어용 패널 |
KR20220146740A (ko) * | 2021-04-23 | 2022-11-02 | 최수진 | 내구성이 개선된 가구도어용 패널 |
-
1995
- 1995-05-17 JP JP11831195A patent/JPH08310236A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040042161A (ko) * | 2002-11-13 | 2004-05-20 | 현대자동차주식회사 | 경량 고강성 도어 임팩트 바와 그 제조방법 |
KR20210072562A (ko) * | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 주식회사 케이피아이 | 탑차 윙바디용 게이트 |
KR20210072560A (ko) * | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 주식회사 케이피아이 | 탑차도어용 패널 |
KR20220146740A (ko) * | 2021-04-23 | 2022-11-02 | 최수진 | 내구성이 개선된 가구도어용 패널 |
KR20230087424A (ko) * | 2021-04-23 | 2023-06-16 | 최수진 | 내구성이 개선된 가구용 도어패널의 제조방법 |
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