JPH08294555A - フォーム矯正装置 - Google Patents

フォーム矯正装置

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Publication number
JPH08294555A
JPH08294555A JP12570595A JP12570595A JPH08294555A JP H08294555 A JPH08294555 A JP H08294555A JP 12570595 A JP12570595 A JP 12570595A JP 12570595 A JP12570595 A JP 12570595A JP H08294555 A JPH08294555 A JP H08294555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pole
piezoelectric element
foam
straightening device
installation base
Prior art date
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Pending
Application number
JP12570595A
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English (en)
Inventor
Megumi Kiyono
めぐみ 清野
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HORINOUCHI KK
Original Assignee
HORINOUCHI KK
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Publication date
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォームの崩れをポールへの身体の接触によ
る報知という形で練習者にフィードバックさせ、正しい
フォームを独習することが出来るフォーム矯正装置を提
供する。 【構成】 設置台上にポールを少なくとも傾斜自在に且
つポールの傾斜姿勢を保持し得るように立設し、該ポー
ルに人体等が接触したことを感知し得るセンサを前記設
置台又はポールに取り付けると共に、該センサを前記設
置台又はポールに設けた報知装置に配線して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ等のスポーツや
御辞儀等の作法に於いて、正しいフォームを練習させた
り悪しきフォームを矯正させるためのフォーム矯正装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種スポーツに於いては、繰り返しの練
習によって正しいフォームを身に付けることや、既に癖
に成った悪いフォームを矯正することが要求されてい
る。一例としてゴルフやテニスや野球等ではスイング時
の腰や脚や腕等々の位置が重要であり、自転車競技等に
於いても同様に肘割れや膝割れを起さないことが重要で
あるとされている。即ち、身体各部に要求される所定の
適正なフォームを崩さないようにしなくてはならないの
である。また例えば新入社員教育に当たっては深々と腰
を曲げて丁寧に御辞儀をさせる訓練をすることがある。
【0003】このフォーム矯正練習のために専門のコー
チを付けたり、姿見にフォームを映して独習することな
ども行われている。また分野によっては専用の器具類が
用意されており、これを使用することも行われている。
例えばゴルフ用練習具としては、理想的なスイングプレ
ーンを模した大型の円環を立設したものなどを上げるこ
とが出来る。この円環の傾斜に合わせクラブのスイング
練習を繰り返して行ない、正しいフォームを身に付ける
ようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、専門の
コーチを付けるのはたいへんであり、姿見にフォームを
映すのみでは正確なフォーム矯正は難しく、また例えば
スイングプレーンを模した大型の円環を具えるゴルフ用
練習具を使用する場合では、この装置自体が極めて大仰
な装置であり、あくまでもそれ専用であって、腰や脚等
のフォームの崩れ即ちスイング軸のブレや体重移動の乱
れまではチェックすることが出来ないでいる。また新入
社員教育等での御辞儀の訓練に際しては、いちいち先輩
等が付いて行なわなくてはならない。
【0005】本来、身体各部毎の適正なフォーム作りを
独習出来るような簡易な装置があることが望ましいし、
またこの装置は、フォームの崩れを練習者にフィードバ
ックして気付かせてくれるような報知手段を具えたもの
であることが望ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するのが目的であって、その構成は次の通りであ
る。
【0007】1.設置台上にポールを少なくとも傾斜自
在に且つポールの傾斜姿勢を保持し得るように立設し、
該ポールに人体等が接触したことを感知し得るセンサを
前記設置台又はポールに取り付けると共に、該センサを
前記設置台又はポールに設けた報知装置に配線して成る
フォーム矯正装置。
【0008】2.前記1に於いて、センサが圧電素子で
あり、該圧電素子を設置台側に設けると共に、圧電素子
から延設した感知腕をポールに近接又は接触させて成る
ことを特徴とするフォーム矯正装置。
【0009】3.前記1に於いて、センサが圧電素子で
あり、該圧電素子をポールの上端内部に装着し、圧電素
子から上方に延設した感知腕をポールの上端外部に突出
させて成ることを特徴とするフォーム矯正装置。
【0010】4.前記1に於いて、設置台上とポールと
の間に、水平軸及び垂直軸を具えた軸支手段を介在させ
て、ポールを設置台に対し垂直軸を以て回転自在に水平
軸を以て傾斜自在に且つ水平軸周りの摩擦抵抗によって
ポールの傾斜角度を任意に保持し得るように枢着支持し
て成ることを特徴とするフォーム矯正装置。
【0011】5.前記1に於いて、設置台上に円弧の一
部を構成する溝を形成し、ポールの下端部に前記溝に嵌
合して溝内を摺動し得る円弧状体を形成し、溝及び円弧
状体に互いに吸着し得る磁石を取り付けるか、又は溝又
は円弧状体の一方に磁石を取り付け、他方に磁性体を取
り付けて、設置台上にポールを少なくとも傾斜自在に立
設して成ることを特徴とするフォーム矯正装置。
【0012】6.前記1に於いて、ポールが、複数本の
パイプを伸縮調整自在に嵌合させたアンテナ様体である
ことを特徴とするフォーム矯正装置。
【0013】7.前記1に於いて、ポールが設置台に対
して複数本立設されて成ることを特徴とするフォーム矯
正装置。
【0014】8.前記1に於いて、ポールが常に所望の
傾斜角度を保つように、ポールと設置台側との間に任意
のバネ材を介在させて成ることを特徴とするフォーム矯
正装置。
【0015】
【作用】
1.ポールを手で操作することにより、ポールに任意の
傾斜角を取らせ、この傾斜姿勢を保持させることが出来
る。そこで、例えばスポーツの練習であれば、フォーム
の崩れをチェックしたい身体の箇所に近接するようにし
てポールの位置を設定する。練習中にフォームが崩れる
と、身体の一部がポールに接触するが、ポールにはこの
接触を感知するセンサが設けられており、該センサは報
知装置に配線されているため、報知装置がフォームの崩
れを報知してくれる。
【0016】2.前記センサが圧電素子の場合、該圧電
素子から延設した感知腕がポールに近接又は接触してい
るので、練習中にフォームが崩れて身体がポールに接触
すると、ポールの動きが圧電素子の感知腕に伝達され、
この接触を圧電素子が感知することに成る。上記近接の
場合、ポールが動いた時に感知腕に接触する。
【0017】3.圧電素子の感知腕がポールの上端外部
より突出しているため、身体の一部が感知腕に接触する
と、これを圧電素子が感知することに成る。
【0018】4.設置台上にポールを傾斜自在に立設し
た場合には、ポールには傾斜動作のみが許容されている
が、設置台上とポールとの間に、水平軸及び垂直軸を具
えた軸支手段を介在させている場合には、水平軸を以て
傾斜動作を許容すると共に、垂直軸を以て回転動作を許
容するものと成っている。この結果、設置台に対して全
方向にポールの角度調節が行い得る。
【0019】5.ポールの下端部に形成された円弧状体
は、設置台上の円弧の一部を構成する溝に嵌合して摺動
自在であり、両者は磁力により嵌合状態を保持し得ると
共にポールの傾斜角度を固定することが出来る。ここ
で、ポールの下端部に形成された円弧状体が半円筒形状
であり、設置台上の溝がこれに合う形状であるならば、
ポールは設置台に対して単に傾斜自在であるが、例えば
ポールの下端部に形成された円弧状体が球体であり、設
置台上の溝がこれに合う形状であるならば、この場合の
ポールは設置台に対して全方向に角度調節自在と成る。
【0020】6.ポールが複数本のパイプを伸縮調整自
在に嵌合させたアンテナ様体である場合は、収納運搬時
にはポールの全長を短くしておき、使用時に伸張させる
ことが出来る。また必要に応じ、ポールを伸張させた時
の全長を任意に調節することも可能である。
【0021】7.ポールが設置台に対して複数本立設さ
れている場合には、フォームの崩れをチェックしたい身
体の箇所を、ポールの本数だけ設定することが出来る。
【0022】8.ポールと設置台側との間に任意のバネ
材を介在させて成るものでは、練習中にフォームが崩れ
て身体の一部がポールに接触し、ポールが設定された位
置から動いてしまったとしても、バネ力によって自動的
に元の設定された位置に復帰する。即ち、常時ポールが
所望の設定された傾斜角度を保つことが出来る。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
するが、本発明はこれ等の実施例にのみ限定されるもの
ではない。
【0024】図1乃至図7は、本発明の第1実施例を図
示したものであって、スポーツ特にゴルフのフォーム矯
正装置に関するものであるが、略三角形状の設置台1の
各頂点にゴルフボール形状の球体10が形成されてお
り、該設置台1上の軸受11に回動部材2が回動自在に
設けられ、且つ該回動部材2にポール3が立設されてい
る。前記設置台1及び球体10は、アルミダイキャスト
によって一体成型されて成るが、底面部から内部にかけ
て後述する検知報知回路4を装着するための中空部が形
成されている。また当該設置台2の上面部中央には開孔
部があり、該開孔部の両側に軸受11が設置台2に一体
に形成されている。回動部材2は円柱形状を呈し、その
上面部及び底面部に水平軸20が設けられ、且つ外周面
部長手方向に細かい凹凸部22が形成されている。そし
て軸受11の内側部分には、回動部材2の水平軸20を
挿入し得る空間があり、ここに水平軸20を挿入した後
ゴム押え21で押圧固定している。また前記回動部材2
には、グラスファイバー製のポール3が立設固定されて
おり、上記設置台2の開孔部から上方へ抜けるように構
成されている。
【0025】一方、前記設置台1には底面部から検知報
知回路4が装着されており、該検知報知回路4の内部に
後述の基板40並びに圧電素子41が納置されており、
圧電素子41の感知腕43が検知報知回路4の上面の開
孔部から上方に突出させられると共に、感知腕43の先
端部が前記回動部材2の外周面部に形成された凹凸部2
2に接触させられている。圧電素子41は、一般的には
円形の燐青銅板42の中央部分にロッシェル塩44の被
膜が形成されたものであり、燐青銅板42及びロッシェ
ル塩44部よりリード線45が引き出されて成るが、本
実施例に於いては図3で表わすような特殊な形状を呈し
ている。燐青銅板42及びロッシェル塩44部分は半円
形状であって、燐青銅板42の一部分から感知腕43を
突設して成る。図4及び図5に於いて符号46はアンプ
であり、符号47はワンショットタイマであり、これ等
が基板40上に形成されている。基板40の出力端はブ
ザ48に配線され、入力端は圧電素子41に配線されて
いる。尚、基板40を動作させる電源や、基板40をO
N,OFFさせるスイッチは図示していない。
【0026】本実施例を使用するには、例えば図6に示
すように練習者のアドレスした右脚の外側や腰の右脇等
に僅かに離して設置台1を設置すると共に、ポール3を
所望の傾斜角度に固定する。或いはまた例えば図7に示
すように、練習者のアドレスした左脚の外側や腰の左脇
等に僅かに離して設置台1を設置すると共に、ポール3
を所望の傾斜角度に固定する。尚、回動部材2は、その
水平軸20部分がゴム押え21で押圧固定されているた
め、ポール3の傾斜角度を任意に調整することが出来る
と共に、ゴム押え21の摩擦抵抗によりポールの傾斜姿
勢を所望の角度に保持することが出来る。
【0027】ここで、図6の使用例に於いては、テーク
バックした際に、例えば鎖線で示す如く膝がスエーした
り腰の捻りが適正でないと、また図7の使用例に於いて
は、ダウンスイング乃至フィニッシュの過程で、例えば
鎖線で示す如く左の壁が適正に作られない場合には、膝
や腰等がブレてポール3に接触することに成る。このよ
うに身体の一部がポール3に接触すると、例え僅かな接
触であってもポール3の変移が回動部材2の凹凸部22
の回動運動と成り、該凹凸部22に感知腕43によって
接触している圧電素子41に微振動が伝達されることに
成る。この結果圧電素子41が起電し、検知報知回路4
によってブザ48が鳴動し、練習者には正しいフォーム
が崩れたこと、正しいフォームが得られなかったことが
フィードバックされる。ブザ48が報知してくれるた
め、ポール3の動きを目で確認する必要もない。尚、ワ
ンショットタイマ47がブザ48の報知時間を規定す
る。
【0028】このように本実施例は、フォームの崩れを
ポール3への身体の接触によるブザ48の報知という形
で練習者にフィードバックしてくれるので、人に頼るこ
となく単独で正しいフォームを練習したり悪しきフォー
ムを矯正することが出来るのである。また使用例の説明
ではゴルフ練習を取り上げたが、これ以外のスポーツに
も、御辞儀の訓練等にも使用可能である。但し、御辞儀
の訓練では、胸や額がポール3の先端に触れるまで、即
ちブザ48が鳴るまで腰を折るように練習する訳であ
る。
【0029】尚、ゴルフ練習に於ける本実施例の他の用
途としては、ポール3の長さを大略クラブの長さにして
おき、ポール3の先端部を練習者に近接させると共にポ
ール3を大略45度の角度で傾斜させ、クラブをポール
3の傾斜に対して並行と成るようにしてスイング練習す
ることを上げることが出来る。即ち、正確なスイングプ
レーンを描くようにして、またスイング軸の移動の確認
を行ないつつ繰り返し練習するのである。この練習は、
後述する第2実施例のようにアンテナ式ポール30であ
る場合により好都合である。なんとならばアンテナ式ポ
ール30の長さの伸縮調節を自在に行ない得るからであ
る。
【0030】次に、図8及び図9は本発明の第2実施例
を表わす。上述した第1実施例ではポール3は単に1方
向に回動出来るのみであるが、これが全方向に回動可能
であれば使用上更に便利である。また収納時や携帯時
に、ポール3が伸縮自在であればこれを縮小しておくこ
とが出来るので、これもまた便利である。
【0031】そこで本実施例では、伸縮自在なアンテナ
式ポール30を回動部材5上に立設し、該回動部材5を
水平軸50を以て別の回動部材52に取り付け、該回動
部材52を垂直軸53を以て設置台12上に取り付けて
いる。図中符号51は、摩擦抵抗によってアンテナ式ポ
ール30の傾斜姿勢を所望の角度に保持させるため、水
平軸50周りの回動部材5と回動部材52との間に介在
させたゴムである。
【0032】前記回動部材52の外周壁は、垂直軸53
の周りに回転対称の形状であって、その下部にはローレ
ット54が固定されており、該ローレット54の外周面
には垂直方向に細かい凹凸部55が形成されている。そ
してローレット54の凹凸部55に、第1実施例で説明
した圧電素子41の感知腕43が接触するように構成さ
れている。尚、検知報知回路4及び感知腕43は図示し
ていない。
【0033】本実施例の検知報知動作は第1実施例のそ
れに倣うが、アンテナ式ポール30は傾斜自在且つ伸縮
自在であるから、例えば膝の近傍に配置する場合には全
体長を比較的短くすることが出来るため、練習の邪魔に
成らないという利点がある。また、アンテナ式ポール3
0の先端部等を持ってその角度を任意傾斜角で、任意方
向に設定することが容易である。即ち、アンテナ式ポー
ル30は水平軸50で傾斜自在であり、また垂直軸53
周りに360度方向自在である。
【0034】尚、アンテナ式ポール30に身体が接触す
ると、微小な位置変化が生じ、この振動が回動部材5並
びに回動部材52を介してローレット54に伝達され、
当該ローレット54の凹凸部55には感知腕43が接触
しているため、圧電素子41が振動を拾うことに成る。
感度は検知報知回路4上で調節し得るから、振動ではな
くローレット54の僅かな回動運動を拾うようにも設定
することが出来る。
【0035】次に、図10は本発明の第3実施例を表わ
す。上述した第1及び第2実施例では、ポール3又はア
ンテナ式ポール30に身体が接触すると、ポール3又は
アンテナ式ポール30が設定された位置から離れてしま
うことがある。この移動変化が大きいと、ポール3又は
アンテナ式ポール30を再び元の位置に持って来なくて
はならない。これが元の位置に自動的に戻るのであれば
更に便利である。
【0036】そこで本実施例では、第1実施例の構成に
加えて、設置台1の軸受11に回動部材2を水平軸で回
動自在に取り付けると共に、水平軸に蝶ネジ23を取り
付けて回動部材2を軸受11に締結可能に構成し、更に
ポール3の下側の一部を切断してここに螺旋バネ31を
介在させている。
【0037】ポール3の傾斜角度を調節する時点では、
蝶ネジ23を緩めておくようにするが、ポール3の傾斜
角度が決まったならば蝶ネジ23で固定してしまう。そ
こで練習中に身体がポール3に接触すると、検知報知回
路4が報知するのであるが、この時ポール3が動いて
も、螺旋バネ31の力で元の設定した傾斜位置に自動的
に戻ることが出来る。尚、螺旋バネ31を用いる以外の
構成でも、同様の効果を得ることが可能である。
【0038】次に、図11は本発明の第4実施例を表わ
し、図12は第5実施例を表わす。上述第1乃至第3実
施例では、ポール3やアンテナ式ポール30の角度を変
化させ得るように、設置台1や設置台12にポール3や
アンテナ式ポール30を水平軸20,50や垂直軸53
で取り付けていた。しかしながら更に簡易な取り付け構
造や、傾斜操作が行ないやすいような構成があるはずで
ある。
【0039】そこで第4実施例では、半円柱体6の外周
壁面を下方に向けて頂面にポール3を立設し、半円柱体
6の外周壁面に磁石60を埋設し、前記半円柱体6が填
まる形状の半円柱溝14を設置台13上に形成し、半円
柱溝14の底面に磁性板15を設けて成るものである。
尚、図11では煩雑化するのを避け検知報知回路部分を
省略して描いている。
【0040】また第5実施例では、球体61の頂部にポ
ール3を立設し、球体61の外周面に磁石62を埋設
し、前記球体61が填まる形状の半球溝16を設置台1
3上に形成し、半球溝16の内面に磁性部材17を設け
て成るものである。尚、図12でも同様に、煩雑化する
のを避け検知報知回路部分を省略して描いている。
【0041】上記第4実施例では、半円柱体6の磁石6
0と半円柱溝14の磁性板15とが磁着するため、ポー
ル3の1方向への傾斜操作が自在であり、傾斜角度も任
意に設定出来る。上記第5実施例では、球体61の磁石
62と半球溝16の磁性部材17とが磁着するため、ポ
ール3の全方向への傾斜操作が自在であり、この傾斜角
度も任意に設定可能である。
【0042】次に、図13は本発明の第6実施例を表わ
す。上述第1実施例の使用例は図6及び図7で明らかで
あるが、これ等の使用例に於いてはフォーム矯正装置を
2台設置している。しかしながら唯1台のフォーム矯正
装置で2箇所以上のチェックが可能であれば、そのよう
なフォーム矯正装置もまた有益である。
【0043】そこで、本発明の第6実施例では、1台の
設置台1に対して、ポール3,32から成るポール部分
を2本、各々角度自在に設けている点に特徴を有する。
この場合、ポール3とポール32とは自在継手33で接
続されている。
【0044】そして、図6や図7で描かれている2台の
設置台1,1の中間辺りに本実施例の設置台1を置き、
2組のポール3とポール32とを操って同様の効果を奏
することが出来る。尚、2組の各々が互いに異なる音を
出すように構成すれば、何れのポールに接触したかを音
の違いで知ることが出来る。
【0045】次に、図14は本発明の第7実施例を表わ
す。本実施例はやはりセンサが圧電素子41の例である
が、圧電素子41はポール3の上端内部に挿着されてお
り、柔軟な合成樹脂製の先端球34には感知腕49が取
り付けられており、該感知腕49の下端部を前記圧電素
子41の上端部に接着固定するようにして、ポール3の
上端部分に先端球34を配置して成るものである。
【0046】そこで本実施例を、例えば御辞儀の訓練に
用いて、胸や額が先端球34に触れるまで腰を折るよう
に練習すればよい。この先端球34に身体の一部が接触
すると、その振動は感知腕49を介して圧電素子41に
伝達される。しかしながら、身体の一部が接触する部位
が先端球34でなくポール3であったとしても、先端球
34が左右に揺動したり、ポール3から直接圧電素子4
1に伝達されるため、結果的に圧電素子41がこれを感
知することが出来る。尚、先端球34を感知腕49に取
り付けない構成も可能である。
【0047】尚、本発明は上述した実施例に限定されな
いから、例えば音声による報知ではなく、フラッシュ光
などを発生する発光手段を設けてもよく、本発明の各部
材の形状や材質は任意であり、実施例に於ける圧電素子
や感知腕等の形状は自由であり、圧電素子は高感度であ
るから必ずしも感知腕を設けなくても構成することが可
能であり、本発明は圧電素子以外のセンサを利用しても
よい。また、本発明にマットを付属させる構成や、この
マットにアドレス位置マークを付けることなども好まし
い。
【0048】本発明のその他の用途としては、競輪等の
自転車競技に於いて速度低下の原因と成る肘割れ膝割れ
を矯正したり、野球のバッティングに於ける腰の引けや
肘のたたみをチェックしたり、スキーやテニスやこの他
の種目に利用することが出来る。即ち、練習者の活用次
第である。また別の用途として、ベビーベッドや老人介
護用ベッドの手摺部分に用いて警報機とすることが出来
る。
【0049】
【発明の効果】以上、本発明は、設置台上にポールを少
なくとも傾斜自在に且つポールの傾斜姿勢を保持し得る
ように立設し、該ポールに人体等が接触したことを感知
し得るセンサを前記設置台又はポールに取り付けると共
に、該センサを前記設置台又はポールに設けた報知装置
に配線して成るフォーム矯正装置であるから、次のよう
な効果を奏する。
【0050】即ち、簡易な練習装置がありながら、フォ
ームの崩れをポールへの身体の接触による報知という形
で練習者にフィードバックしてくれるので、人に頼るこ
となく、単独で正しいフォームを練習したり、悪しきフ
ォームを矯正することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】同実施例の部分断面図である。
【図3】同実施例の圧電素子41の平面図である。
【図4】同実施例の検知部の説明図である。
【図5】同実施例の感知報知部の回路図である。
【図6】同実施例の使用状態説明図である。
【図7】同実施例の使用状態説明図である。
【図8】本発明の第2実施例の部分断面図である。
【図9】同実施例の側面図である。
【図10】本発明の第3実施例の側面図である。
【図11】本発明の第4実施例の斜視図である。
【図12】本発明の第5実施例の斜視図である。
【図13】本発明の第6実施例の斜視図である。
【図14】本発明の第7実施例の部分断面図である。
【符号の説明】
1 設置台 10 球体 11 軸受 12 設置台 13 設置台 14 半円柱溝 15 磁性板 16 半球溝 17 磁性部材 2 回動部材 20 水平軸 21 ゴム押え 22 凹凸部 23 蝶ネジ 3 ポール 30 アンテナ式ポール 31 螺旋バネ 32 ポール 33 ヒンジ 34 先端球 4 検知報知回路 40 基板 41 圧電素子 42 燐青銅板 43 感知腕 44 ロッシェル塩 45 リード線 46 アンプ 47 ワンショットタイマ 48 ブザ 49 感知腕 5 回動部材 50 水平軸 51 ゴム 52 回動部材 53 垂直軸 54 ローレット 55 凹凸部 6 半円柱体 60 磁石 61 球体 62 磁石

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置台上にポールを少なくとも傾斜自在
    に且つポールの傾斜姿勢を保持し得るように立設し、該
    ポールに人体等が接触したことを感知し得るセンサを前
    記設置台又はポールに取り付けると共に、該センサを前
    記設置台又はポールに設けた報知装置に配線して成る、
    フォーム矯正装置。
  2. 【請求項2】 センサが圧電素子であり、該圧電素子を
    設置台側に設けると共に、圧電素子から延設した感知腕
    をポールに近接又は接触させて成ることを特徴とする請
    求項1のフォーム矯正装置。
  3. 【請求項3】 センサが圧電素子であり、該圧電素子を
    ポールの上端内部に装着し、圧電素子から上方に延設し
    た感知腕をポールの上端外部に突出させて成ることを特
    徴とする請求項1のフォーム矯正装置。
  4. 【請求項4】 設置台上とポールとの間に、水平軸及び
    垂直軸を具えた軸支手段を介在させて、ポールを設置台
    に対し垂直軸を以て回転自在に水平軸を以て傾斜自在に
    且つ水平軸周りの摩擦抵抗によってポールの傾斜角度を
    任意に保持し得るように枢着支持して成ることを特徴と
    する請求項1のフォーム矯正装置。
  5. 【請求項5】 設置台上に円弧の一部を構成する溝を形
    成し、ポールの下端部に前記溝に嵌合して溝内を摺動し
    得る円弧状体を形成し、溝及び円弧状体に互いに吸着し
    得る磁石を取り付けるか、又は溝又は円弧状体の一方に
    磁石を取り付け、他方に磁性体を取り付けて、設置台上
    にポールを少なくとも傾斜自在に立設して成ることを特
    徴とする請求項1のフォーム矯正装置。
  6. 【請求項6】 ポールが、複数本のパイプを伸縮調整自
    在に嵌合させたアンテナ様体であることを特徴とする請
    求項1のフォーム矯正装置。
  7. 【請求項7】 ポールが設置台に対して複数本立設され
    て成ることを特徴とする請求項1のフォーム矯正装置。
  8. 【請求項8】 ポールが常に所望の傾斜角度を保つよう
    に、ポールと設置台側との間に任意のバネ材を介在させ
    て成ることを特徴とする請求項1のフォーム矯正装置。
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