JPH08292896A - エミュレータ - Google Patents

エミュレータ

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JPH08292896A
JPH08292896A JP7096800A JP9680095A JPH08292896A JP H08292896 A JPH08292896 A JP H08292896A JP 7096800 A JP7096800 A JP 7096800A JP 9680095 A JP9680095 A JP 9680095A JP H08292896 A JPH08292896 A JP H08292896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emulator
host machine
control software
command
communication line
Prior art date
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Pending
Application number
JP7096800A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ogiya
宏 扇谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Publication date
Application filed by Renesas Design Corp, Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp filed Critical Renesas Design Corp
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  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異常動作の発生箇所や発生原因の発見が容易
で、動作解析に要する時間の短いエミュレータを得る。 【構成】 不揮発性メモリによる操作手順記憶部13、
14あるいは環境条件記憶部15を備え、そこにエミュ
レータ1とホストマシン2の間で通信されるコントロー
ルソフトウエア4の操作手順、またはエミュレータ使用
時の環境条件情報を順次記憶するようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マイクロコンピュー
タ(以下、マイコンと称す)のプログラム開発時に使用
する、インサーキットエミュレータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】マイコンのプログラム開発に当たり、開
発段階にマイコンと同じ動作をする装置でプログラムの
動作確認を行う。この装置がインサーキットエミュレー
タ(以下、エミュレータと称す)といわれるものであ
る。図4は従来のエミュレータの使用状況を示す説明図
である。図において、1は前述のエミュレータであり、
2はこのエミュレータ1が接続されるパーソナルコンピ
ュータ若しくはワークステーションなどによるホストマ
シンである。3はこのエミュレータ1とホストマシン2
とを接続し、コマンドやデータをシリアル又はパラレル
に伝送する通信回線である。4はホストマシン2上で動
作するエミュレータコントロールソフトウエア(以下、
コントロールソフトウエアと称す)である。
【0003】次に動作について説明する。エミュレータ
1は図示のように、通信回線3によってホストマシン2
に接続して使用する。そして、エミュレータ1はホスト
マシン2上で動作するコントロールソフトウエア4によ
って制御する。エミュレータ1の使用時に異常な動作が
発生した場合には、その異常動作の解析を行い、修理等
の対応を行う。解析方法としては、実際に異常動作が発
生した実機を動作させて行う。
【0004】なお、このような従来のエミュレータに関
連した技術が記載された文献としては、例えば特開平4
−77833号公報、特開平4−369035号公報、
特開平5−20134号公報などがあり、これらには、
CPUの実行履歴をRAMに記憶させるものについての
記述がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のエミュレータは
以上のように構成されているので、エミュレータ1を使
用している客先(以下、ユーザと称す)より動作に異常
のあったエミュレータ1が送付されてくる際に、異常動
作の解析に必要な情報が不足している場合が多く、その
ため、送付されてきた実機を動作させて解析を行うこと
になる。しかしながら、機能全般の検査を行わなければ
ならず、また故障発生時のユーザの使用手順と同一の条
件の再現が困難であるなどの理由によって、作業効率が
悪く多大な時間がかかるという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、異常動作の発生箇所や発生原因
の発見が容易で、動作解析に要する時間の短かいエミュ
レータを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るエミュレータは、不揮発性メモリによる操作手順記
憶部を有し、そこにエミュレータとホストマシンの間で
通信されるコントロールソフトウエアの操作手順を順次
記憶するようにしたものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明に係るエミュ
レータは、不揮発性メモリによる環境条件記憶部を有
し、そこにエミュレータ使用時の環境条件情報を順次記
憶するようにしたものである。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明における操作手順記憶部
は、エミュレータとホストマシンの間で通信されるコン
トロールソフトウエアの操作手順を順次記憶しておくこ
とにより、異常動作が発生する直前までにユーザが実際
に実行させたコントロールソフトウェアの操作手順を参
照することを可能にして、異常動作の発生箇所の発見を
容易にする。
【0010】また、請求項2に記載の発明におけ環境条
件記憶部は、エミュレータ使用時の環境条件情報を順次
記憶しておくことにより、異常動作が発生する直前まで
の環境条件の変化を参照することを可能にして、異常動
作の発生原因の発見を容易にする。
【0011】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の実施例1によるエミュレータを
示す構成図である。図において、1はエミュレータ、2
はホストマシン、3は通信回線、4はコントロールソフ
トウェアで、図4に同一符号を付した従来のそれらと同
一、もしくは相当部分であるため詳細な説明は省略す
る。また、11はエミュレータ1の全体的な制御を実行
するコントロールCPUであり、12はホストマシン2
への通信回線3とのインタフェースをとる通信インタフ
ェース部である。13はエミュレータ1とホストマシン
2の間で通信されるコントロールソフトウェア4の操作
手順を順次記憶してゆき、電源の供給が遮断されてもそ
の記憶内容を保持し続ける不揮発性メモリによる操作手
順記憶部であり、例えばファーストイン・ファーストア
ウト(以下、FIFOと称す)機能付きの電気的に書き
換えが可能な読み取り専用メモリ(以下、EEPROM
と称す)が用いられている。エミュレータ1はこれらコ
ントロールCPU11、通信インタフェース部12、お
よび操作手順記憶部13を備えている。
【0012】次に動作について説明する。ホストマシン
2からは通信回線3を介してエミュレータ1側へコント
ロールソフトウェア4のコマンドが送信される。エミュ
レータ1側では通信インタフェース部12を経由してコ
ントロールCPU11がそのコマンドを受信し、コント
ロールCPU11はそのコマンドに応じたデータを通信
インタフェース部12、通信回線3を経由してホストマ
シン2側へ送信する。その時、操作手順記憶部13はこ
のコントロールCPU11と通信インタフェース部12
間のコマンドやデータのやりとり、つまりコントロール
ソフトウェア4の操作手順を順次記憶していく。なお、
操作手順記憶部13にEEPROMなどの不揮発性メモ
リを使用するのは、エミュレータ1の電源を切ってもそ
の記憶内容を保持させておくためである。
【0013】ユーザから動作に異常の発生したエミュレ
ータ1が送付されてきた場合、エミュレータ1に搭載さ
れている操作手順記憶部13にはユーザが実際に行った
コントロールソフトウェア4の操作手順が記憶されてい
る。この操作手順記憶部13に記憶させた内容はコント
ロールCPU11によって読み出され、コントロールC
PU11はその読み出した内容を通信インタフェース部
12、通信回線3を介してホストマシン2へ送信する。
ホストマシン2側では送信された内容を参照することに
より、ユーザが異常動作発生直前までに実際に行ったコ
ントロールソフトウェア4の操作手順を知ることが可能
となり、それを解析することで異常動作の発生箇所を確
認することができる。
【0014】この実施例1のように、ホストマシン2上
で動作させるコントロールソフトウェア4の操作手順を
不揮発メモリによって記憶するための機能をエミュレー
タ1に持たせることによって、異常動作が発生する直前
までにユーザが実際に実行させたコントロールソフトウ
ェア4の操作手順を参照することができ、異常動作発生
箇所を早期に確認することが可能となる。これによっ
て、エミュレータ1のメンテナンス性の効率向上を図る
ことができる。
【0015】実施例2.図2はこの発明の実施例2によ
るエミュレータを示す構成図であり、相当部分には図1
と同一符号を付してその説明を省略する。図において、
5はエミュレータ1とホストマシン2間を接続している
通信回線であるが、コマンドやデータをシリアルに伝送
する場合に限定した点で、図1に符号3を付した実施例
1のものとは異なっている。また、14はエミュレータ
1とホストマシン2の間で通信されるコントロールソフ
トウェア4の操作手順を記憶する不揮発性メモリによる
操作手順記憶部であるが、コマンドやデータをシリアル
に伝送する通信回線5にあわせて、シリアル入出力機能
を持つEEPROMが使用されている点で、図1に符号
13を付した実施例1のものとは異なっている。
【0016】次に動作について説明する。実施例1の場
合と同様に、ホストマシン2からは通信回線5を介して
エミュレータ1側へコントロールソフトウェア4のコマ
ンドが送信される。エミュレータ1側では通信インタフ
ェース部12を経由してコントロールCPU11がその
コマンドを受信し、それに応じたデータを通信インタフ
ェース部12、通信回線5を経由してホストマシン2側
へ送信する。なお、この場合にはこのコマンドやデータ
の伝送はシリアルに行われる。操作手順記憶部14はこ
の通信回線5を経由してシリアルにやりとりされるコマ
ンドやデータ、つまりコントロールソフトウェア4の操
作手順を順次記憶してゆく。この操作手順記憶部14に
はシリアル入出力機能を持つEEPROMが使用されて
いるので、パラレル入出力機能を持つEEPROMと比
較してピン数が少なく小型であるため実装面積が少なく
て済む。
【0017】ユーザから動作に異常の発生したエミュレ
ータ1が送付されてきた場合、実施例1の場合と同様
に、エミュレータ1に搭載された操作手順記憶部14に
記憶されている、ユーザが実際に行ったコントロールソ
フトウェア4の操作手順がコントロールCPU11によ
って読み出される。コントロールCPU11はそれを通
信インタフェース部12、通信回線5を介してホストマ
シン2へ送信し、ホストマシン2側ではその内容よりユ
ーザが異常動作発生直前までに実際に行ったコントロー
ルソフトウェア4の操作手順を知り、異常動作発生箇所
を確認することができる。
【0018】この実施例2においても実施例1と同様
に、エミュレータ1にホストマシン2上で動作させるコ
ントロールソフトウェア4の操作手順の不揮発記憶機能
をエミュレータ1に持たせることによって、異常動作発
生直前までにユーザが実際に実行させた操作手順を参照
することができ、異常動作発生箇所を早期に確認するこ
とが可能となって、エミュレータ1のメンテナンス性の
効率を向上させることができる。
【0019】実施例3.図3はこの発明の実施例3によ
るエミュレータの要部を示す構成図である。これは実施
例1および実施例2で示した操作手順記憶部13、14
に使用するEEPROMを時刻、クロック信号有無、電
圧、温度等の環境条件情報を記憶させる用途にも使用で
きることを示したものである。図において、15がその
EEPROMによって形成された環境条件記憶部であ
り、エミュレータ1使用時の環境条件情報が刻々入力さ
れてEEPROM内に順次記憶される。なお、電圧や温
度等のアナログ情報はデジタル値に変換した後、この環
境条件記憶部15に書き込まれる。このように不揮発性
メモリであるEEPROMによる環境条件記憶部15に
記憶されたエミュレータ1使用時の環境条件情報は電源
の供給が断たれても保持されるため、ユーザから動作に
異常の発生したエミュレータ1が送付されてきた場合、
それを参照すれば異常動作が発生する直前までの環境条
件の変化を知ることが可能となり、それを解析すること
で異常動作の発生原因を確認することができる。
【0020】このように、エミュレータ使用時の環境条
件情報を記憶する機能をエミュレータ1に持たせること
によって、異常動作が発生する直前までの環境条件の変
化を参照することができるようになり、異常動作の発生
原因を早期に発見することが可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、不揮発性メモリによる操作手順記憶部を付加し
て、エミュレータとホストマシンの間で通信されるコン
トロールソフトウエアの操作手順を順次記憶しておくよ
うに構成したので、異常動作が発生する直前までにユー
ザが実際に実行させたコントロールソフトウェアの操作
手順を参照することが可能になるため、異常動作の発生
箇所を容易に発見することが可能になり、動作解析の時
間短縮を図ることができるという効果がある。
【0022】また、請求項2に記載の発明によれば、不
揮発性メモリによる環境条件記憶部を付加して、エミュ
レータ使用時の環境条件情報を順次記憶しておくように
構成したので、異常動作が発生する直前までの環境条件
の変化を参照することが可能となるため、異常動作の発
生原因を容易に発見することが可能になり、動作解析の
時間短縮を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるエミュレータを示
す構成図である。
【図2】 この発明の実施例2によるエミュレータを示
す構成図である。
【図3】 この発明の実施例3によるエミュレータの要
部を示す構成図である。
【図4】 従来のエミュレータの使用状況を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 エミュレータ、2 ホストマシン、3、5 通信回
線、4 コントロールソフトウェア、13、14 操作
手順記憶部、15 環境条件記憶部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストマシンから通信回線を介してエミ
    ュレータにエミュレータコントロールソフトウェアのコ
    マンドを送信し、前記エミュレータから当該コマンドに
    応じたデータを通信回線を介して前記ホストマシンへ送
    信するエミュレータにおいて、前記エミュレータとホス
    トマシンの間で通信されるエミュレータコントロールソ
    フトウエアの操作手順を順次記憶する不揮発性メモリに
    よる操作手順記憶部を備えたことを特徴とするエミュレ
    ータ。
  2. 【請求項2】 ホストマシンから通信回線を介してエミ
    ュレータにエミュレータコントロールソフトウェアのコ
    マンドを送信し、前記エミュレータから当該コマンドに
    応じたデータを通信回線を介して前記ホストマシンへ送
    信するエミュレータにおいて、前記エミュレータ使用時
    の環境条件情報を順次記憶する不揮発性メモリによる環
    境条件記憶部を備えたことを特徴とするエミュレータ。
JP7096800A 1995-04-21 1995-04-21 エミュレータ Pending JPH08292896A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7096800A JPH08292896A (ja) 1995-04-21 1995-04-21 エミュレータ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7096800A JPH08292896A (ja) 1995-04-21 1995-04-21 エミュレータ

Publications (1)

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JPH08292896A true JPH08292896A (ja) 1996-11-05

Family

ID=14174705

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7096800A Pending JPH08292896A (ja) 1995-04-21 1995-04-21 エミュレータ

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