JPH08292856A - 印刷処理装置 - Google Patents
印刷処理装置Info
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- JPH08292856A JPH08292856A JP7095448A JP9544895A JPH08292856A JP H08292856 A JPH08292856 A JP H08292856A JP 7095448 A JP7095448 A JP 7095448A JP 9544895 A JP9544895 A JP 9544895A JP H08292856 A JPH08292856 A JP H08292856A
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ネットワーク上に処理機能が分散配置されたプ
リント処理システムの印刷処理装置において、ドキュメ
ントのフォーマット変換に伴う出力装置(プリンタ)の
停止時間を減らし、プリントのスループットを向上させ
る。 【構成】受信したジョブがスプールキュー17またはプ
リンタキュー21に格納されている間に、変換処理部1
5が処理可能状態となった場合は、ジョブサーチ手段1
4でこれらのキューを順に検索し、出力装置16で解釈
できない形式のドキュメントがあるときは、このドキュ
メントを前記変換処理部15により変換するようにし
た。
リント処理システムの印刷処理装置において、ドキュメ
ントのフォーマット変換に伴う出力装置(プリンタ)の
停止時間を減らし、プリントのスループットを向上させ
る。 【構成】受信したジョブがスプールキュー17またはプ
リンタキュー21に格納されている間に、変換処理部1
5が処理可能状態となった場合は、ジョブサーチ手段1
4でこれらのキューを順に検索し、出力装置16で解釈
できない形式のドキュメントがあるときは、このドキュ
メントを前記変換処理部15により変換するようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークステーション
等の端末装置から送られてきたプリントデータおよびそ
の属性群(以下、ドキュメント)の集合体を、一つの操
作単位(以下、ジョブ)として処理する印刷処理装置に
関する。
等の端末装置から送られてきたプリントデータおよびそ
の属性群(以下、ドキュメント)の集合体を、一つの操
作単位(以下、ジョブ)として処理する印刷処理装置に
関する。
【0002】なお、以下の説明においてプリントフォー
マットとは、ポストスクリプトやインタプレスなどのP
DL形式のものを指すものとする。
マットとは、ポストスクリプトやインタプレスなどのP
DL形式のものを指すものとする。
【0003】
【従来の技術】従来、ネットワークシステムに接続され
たプリントサーバでプリント処理を行う場合は、接続す
るプリンタが解釈可能なプリントフォーマットで記述さ
れたプリントデータをプリントサーバに送る必要があっ
た。このため、ネットワーク上のローカルユーザは、プ
リント処理を依頼するプリンタのプリントフォーマット
を認識した上でプリントデータを送る必要があり、プリ
ンタのプリントフォーマットを間違えてプリントデータ
を送った場合には、プリントされないこともあった。
たプリントサーバでプリント処理を行う場合は、接続す
るプリンタが解釈可能なプリントフォーマットで記述さ
れたプリントデータをプリントサーバに送る必要があっ
た。このため、ネットワーク上のローカルユーザは、プ
リント処理を依頼するプリンタのプリントフォーマット
を認識した上でプリントデータを送る必要があり、プリ
ンタのプリントフォーマットを間違えてプリントデータ
を送った場合には、プリントされないこともあった。
【0004】そこで、接続しているプリンタで解釈でき
ないプリントフォーマットで記述されたプリントデータ
を受信した場合に、プリンタで解釈可能なプリントフォ
ーマットに変換処理してからプリンタへ出力するように
したプリントサーバが考えられている。
ないプリントフォーマットで記述されたプリントデータ
を受信した場合に、プリンタで解釈可能なプリントフォ
ーマットに変換処理してからプリンタへ出力するように
したプリントサーバが考えられている。
【0005】また、特開平3−251915号公報に
は、プリントデータ送出に先立って、プリントコマンド
に対応するプリンタ名をプリントサーバに送出させ、プ
リントサーバでは、受信したプリントコマンドに対応す
るプリントコマンド変換手段を選択し、選択されたプリ
ントコマンド変換手段により、接続プリンタを制御する
ようにしたプリントサーバが提案されている。
は、プリントデータ送出に先立って、プリントコマンド
に対応するプリンタ名をプリントサーバに送出させ、プ
リントサーバでは、受信したプリントコマンドに対応す
るプリントコマンド変換手段を選択し、選択されたプリ
ントコマンド変換手段により、接続プリンタを制御する
ようにしたプリントサーバが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のプリントサーバでは、プリンタでプリントデー
タを処理する直前にプリントフォーマットの変換処理を
行っているため、その間はプリンタが停止することにな
り、プリントのスループットが低下するという問題点が
あった。とくに完了型ジョブの場合には、全てのドキュ
メントが揃うまで変換処理は行われないため、プリンタ
の停止時間は長くなる。
た従来のプリントサーバでは、プリンタでプリントデー
タを処理する直前にプリントフォーマットの変換処理を
行っているため、その間はプリンタが停止することにな
り、プリントのスループットが低下するという問題点が
あった。とくに完了型ジョブの場合には、全てのドキュ
メントが揃うまで変換処理は行われないため、プリンタ
の停止時間は長くなる。
【0007】同様に、特開平3−251915号のプリ
ントサーバについても、プリント処理を行う直前に接続
プリンタのデータフォーマットに変換する処理を行って
いるため、この間のプリンタの停止は免れない。
ントサーバについても、プリント処理を行う直前に接続
プリンタのデータフォーマットに変換する処理を行って
いるため、この間のプリンタの停止は免れない。
【0008】この発明は、変換処理が必要なドキュメン
トを含むジョブを前もって変換処理することにより、プ
リンタの非稼働時間を減らし、プリントのスループット
を向上させたようにした印刷処理装置を提供することを
目的とする。
トを含むジョブを前もって変換処理することにより、プ
リンタの非稼働時間を減らし、プリントのスループット
を向上させたようにした印刷処理装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わる印刷
処理装置は、ネットワークを通じて受信したジョブ依頼
に応じてドキュメントのプリント処理を行う印刷処理装
置において、前記ジョブ依頼を受け付けるジョブ受付手
段と、前記受け付けたジョブを順序づけて格納するキュ
ー手段と、前記キュー手段に格納されたジョブにより特
定されるドキュメントのプリント処理を実行する出力手
段(プリンタ)と、前記ドキュメントを前記出力手段が
解釈可能な形式に変換する変換手段と、前記出力手段で
プリント処理するために変換が必要なドキュメントを前
記変換手段により変換させる変換制御手段とを具備し、
前記変換手段は、変換処理が可能となった場合に前記変
換制御手段に変換可能である旨を通知し、前記変換制御
手段は、前記変換手段からの変換可能である旨の通知に
応じて、前記キュー手段に格納されたジョブにより特定
されるドキュメントのうち、前記出力手段が解釈可能で
ない形式のドキュメントを検索して、該ドキュメントの
形式を前記変換手段により変換させることを特徴とす
る。
処理装置は、ネットワークを通じて受信したジョブ依頼
に応じてドキュメントのプリント処理を行う印刷処理装
置において、前記ジョブ依頼を受け付けるジョブ受付手
段と、前記受け付けたジョブを順序づけて格納するキュ
ー手段と、前記キュー手段に格納されたジョブにより特
定されるドキュメントのプリント処理を実行する出力手
段(プリンタ)と、前記ドキュメントを前記出力手段が
解釈可能な形式に変換する変換手段と、前記出力手段で
プリント処理するために変換が必要なドキュメントを前
記変換手段により変換させる変換制御手段とを具備し、
前記変換手段は、変換処理が可能となった場合に前記変
換制御手段に変換可能である旨を通知し、前記変換制御
手段は、前記変換手段からの変換可能である旨の通知に
応じて、前記キュー手段に格納されたジョブにより特定
されるドキュメントのうち、前記出力手段が解釈可能で
ない形式のドキュメントを検索して、該ドキュメントの
形式を前記変換手段により変換させることを特徴とす
る。
【0010】第2の発明に係わる印刷処理装置は、前記
第1の発明の構成において、前記ジョブ受付手段は、ド
キュメントを特定する情報が複数回に分割されて送信さ
れてくる旨を示す情報を含むジョブ依頼と、該ジョブ依
頼に含まれるドキュメントを特定する情報を受け付け、
前記キュー手段は、1ジョブに含まれる全てのドキュメ
ントを特定する情報が揃うまで当該ジョブおよびドキュ
メントを特定する情報を一時的に格納するためのスプー
ルキューと、前記出力手段に対応するプリンタキュー
と、全てのドキュメントを特定する情報が揃ったジョブ
の当該ジョブおよびドキュメントを特定する情報を前記
スプールキューから前記プリンタキューに移動するキュ
ー管理手段とを含み、前記変換制御手段は、前記プリン
タキュー、スプールキューを順に検索して、前記出力手
段が解釈可能でない形式のドキュメントを前記変換手段
により変換させることを特徴とする。
第1の発明の構成において、前記ジョブ受付手段は、ド
キュメントを特定する情報が複数回に分割されて送信さ
れてくる旨を示す情報を含むジョブ依頼と、該ジョブ依
頼に含まれるドキュメントを特定する情報を受け付け、
前記キュー手段は、1ジョブに含まれる全てのドキュメ
ントを特定する情報が揃うまで当該ジョブおよびドキュ
メントを特定する情報を一時的に格納するためのスプー
ルキューと、前記出力手段に対応するプリンタキュー
と、全てのドキュメントを特定する情報が揃ったジョブ
の当該ジョブおよびドキュメントを特定する情報を前記
スプールキューから前記プリンタキューに移動するキュ
ー管理手段とを含み、前記変換制御手段は、前記プリン
タキュー、スプールキューを順に検索して、前記出力手
段が解釈可能でない形式のドキュメントを前記変換手段
により変換させることを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の発明に係わる印刷処理装置によると、受
信したジョブがキュー手段に格納されている間に、変換
手段から変換可能である旨の通知が変換制御手段に入力
されると、変換制御手段は前記キュー手段に格納された
ジョブにより特定されるドキュメントのうち、前記出力
手段が解釈できない形式のドキュメントを検索して、こ
のドキュメントの形式を前記変換手段により変換させ
る。
信したジョブがキュー手段に格納されている間に、変換
手段から変換可能である旨の通知が変換制御手段に入力
されると、変換制御手段は前記キュー手段に格納された
ジョブにより特定されるドキュメントのうち、前記出力
手段が解釈できない形式のドキュメントを検索して、こ
のドキュメントの形式を前記変換手段により変換させ
る。
【0012】これによれば、変換手段が変換可能となっ
た場合には、キュー手段に格納されているドキュメント
のうち、前記出力手段が解釈可能でない形式のドキュメ
ントが検索され、そのドキュメントの変換処理が実行さ
れるので、プリントデータを処理する直前に変換処理を
行う場合に比べて、プリンタの非稼働時間を減らすこと
ができ、プリントのスループットを向上させることがで
きる。
た場合には、キュー手段に格納されているドキュメント
のうち、前記出力手段が解釈可能でない形式のドキュメ
ントが検索され、そのドキュメントの変換処理が実行さ
れるので、プリントデータを処理する直前に変換処理を
行う場合に比べて、プリンタの非稼働時間を減らすこと
ができ、プリントのスループットを向上させることがで
きる。
【0013】第2の発明に係わる印刷処理装置では、ド
キュメントを特定する情報が複数回に分割されて送信さ
れてくる旨を示す情報を含むジョブ依頼と、このジョブ
依頼に含まれるドキュメントを特定する情報を受け付け
たときは、これらのジョブおよびドキュメントをスプー
ルキューに一時的に格納し、全てのドキュメントを特定
する情報が揃ったときは、キュー管理手段を用いて、こ
のジョブおよびドキュメントを特定する情報を前記スプ
ールキューからプリンタキューに移動する。この間、変
換制御手段は、前記変換手段からの変換可能である旨の
通知に応じて、前記プリンタキュー、スプールキューを
順に検索し、前記出力手段が解釈可能でない形式のドキ
ュメントを前記変換手段により変換する。
キュメントを特定する情報が複数回に分割されて送信さ
れてくる旨を示す情報を含むジョブ依頼と、このジョブ
依頼に含まれるドキュメントを特定する情報を受け付け
たときは、これらのジョブおよびドキュメントをスプー
ルキューに一時的に格納し、全てのドキュメントを特定
する情報が揃ったときは、キュー管理手段を用いて、こ
のジョブおよびドキュメントを特定する情報を前記スプ
ールキューからプリンタキューに移動する。この間、変
換制御手段は、前記変換手段からの変換可能である旨の
通知に応じて、前記プリンタキュー、スプールキューを
順に検索し、前記出力手段が解釈可能でない形式のドキ
ュメントを前記変換手段により変換する。
【0014】これによれば、スプールキューで全てのド
キュメントを特定する情報が揃うまで待っているような
ジョブについても、前記出力手段が解釈可能でない形式
のドキュメントがある場合には、プリンタキューに移動
する前に変換処理が実行される。しかも、プリンタキュ
ーでの変換処理は、前記スプールキューでの変換処理と
並行して実行されるため、前記出力手段が解釈可能でな
い形式のドキュメントを含むジョブがプリンタキューの
先頭から取り出されるときには、前もって変換処理が完
了している可能性がさらに高くなる。
キュメントを特定する情報が揃うまで待っているような
ジョブについても、前記出力手段が解釈可能でない形式
のドキュメントがある場合には、プリンタキューに移動
する前に変換処理が実行される。しかも、プリンタキュ
ーでの変換処理は、前記スプールキューでの変換処理と
並行して実行されるため、前記出力手段が解釈可能でな
い形式のドキュメントを含むジョブがプリンタキューの
先頭から取り出されるときには、前もって変換処理が完
了している可能性がさらに高くなる。
【0015】したがって、従来のようにプリンタでプリ
ントデータを処理する直前にドキュメントの変換を行う
場合に比べて、プリンタの非稼働時間をさらに減らすこ
とができるので、プリントのスループットをより向上さ
せることができる。
ントデータを処理する直前にドキュメントの変換を行う
場合に比べて、プリンタの非稼働時間をさらに減らすこ
とができるので、プリントのスループットをより向上さ
せることができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明に係わる印刷処理装置を適用
したプリント処理システムの一実施例を図面を参照しな
がら説明する。
したプリント処理システムの一実施例を図面を参照しな
がら説明する。
【0017】図2は、本実施例におけるプリント処理シ
ステム10の概略を示すブロック図である。
ステム10の概略を示すブロック図である。
【0018】図2に示すプリント処理システム10は、
図示せぬネットワークに接続された複数のジョブ受付部
1、サーバ管理部2、ジョブ制御部3、ジョブ実行部
4、オブジェクト管理部5により構成されている。
図示せぬネットワークに接続された複数のジョブ受付部
1、サーバ管理部2、ジョブ制御部3、ジョブ実行部
4、オブジェクト管理部5により構成されている。
【0019】ジョブ受付部1は、図示せぬネットワーク
に接続された端末装置から、ネットワークプロトコルに
従ってジョブ依頼を受け付け、当該ジョブに関するジョ
ブ依頼をジョブ制御部3に出力する。
に接続された端末装置から、ネットワークプロトコルに
従ってジョブ依頼を受け付け、当該ジョブに関するジョ
ブ依頼をジョブ制御部3に出力する。
【0020】サーバ管理部2は、システム管理者からの
操作を受け付け、ジョブ制御部3に管理のための制御依
頼を出力する。ジョブ制御部3からは処理に対する応答
が返される。
操作を受け付け、ジョブ制御部3に管理のための制御依
頼を出力する。ジョブ制御部3からは処理に対する応答
が返される。
【0021】ジョブ制御部3は、ジョブ受付部1からの
ジョブ依頼またはサーバ管理部2からの制御依頼を入力
する。そして、ジョブ依頼によるプリント処理を実行す
るため、所定のジョブ実行部4にジョブを渡して処理を
依頼する。ジョブはジョブ制御部3内に同時に複数滞留
するため、スプールキュー、プリンタキューなどがジョ
ブ制御部3内で管理される。
ジョブ依頼またはサーバ管理部2からの制御依頼を入力
する。そして、ジョブ依頼によるプリント処理を実行す
るため、所定のジョブ実行部4にジョブを渡して処理を
依頼する。ジョブはジョブ制御部3内に同時に複数滞留
するため、スプールキュー、プリンタキューなどがジョ
ブ制御部3内で管理される。
【0022】ジョブ実行部4は、一つ以上の図示せぬジ
ョブ処理部またはジョブ出力部により構成される。ジョ
ブ処理部はプリントフォーマットの変換などの処理を行
い、ジョブ出力部はジョブの出力すなわちプリントの出
力処理などを実行する。ジョブ実行部4は後述のジョブ
実行部制御部8からジョブ処理を依頼されると、必要な
情報(アトリビュートなど)を後述のオブジェクト管理
部5から読み出して処理を実行する。処理の進行に伴う
状態変化は、その都度ジョブ実行部制御部8へ通知され
る。
ョブ処理部またはジョブ出力部により構成される。ジョ
ブ処理部はプリントフォーマットの変換などの処理を行
い、ジョブ出力部はジョブの出力すなわちプリントの出
力処理などを実行する。ジョブ実行部4は後述のジョブ
実行部制御部8からジョブ処理を依頼されると、必要な
情報(アトリビュートなど)を後述のオブジェクト管理
部5から読み出して処理を実行する。処理の進行に伴う
状態変化は、その都度ジョブ実行部制御部8へ通知され
る。
【0023】オブジェクト管理部5は、ジョブ実行部4
内で使用する各種のオブジェクトを、アトリビュート
(属性)およびバリュー(値)として管理している。
内で使用する各種のオブジェクトを、アトリビュート
(属性)およびバリュー(値)として管理している。
【0024】オブジェクトには、入力されたジョブのオ
ブジェクト、ジョブ実行部4のプリンタ、コンバータの
オブジェクト、あるいはジョブ制御部自身のオブジェク
トなどがある。ジョブ実行部4は、このオブジェクト管
理部5にアクセスして、ジョブ制御部3から依頼された
ジョブのアトリビュートなどを取り出し、それぞれの処
理を実行する。
ブジェクト、ジョブ実行部4のプリンタ、コンバータの
オブジェクト、あるいはジョブ制御部自身のオブジェク
トなどがある。ジョブ実行部4は、このオブジェクト管
理部5にアクセスして、ジョブ制御部3から依頼された
ジョブのアトリビュートなどを取り出し、それぞれの処
理を実行する。
【0025】前記ジョブ制御部3は、要求制御部6、ジ
ョブスケジュール部7、ジョブ実行部制御部8、キュー
管理部9により構成されている。
ョブスケジュール部7、ジョブ実行部制御部8、キュー
管理部9により構成されている。
【0026】要求制御部6は、ジョブ受付部1またはサ
ーバ管理部2からのジョブ依頼や制御依頼を受け付け、
オブジェクト管理部5を用いて当該ジョブのオブジェク
トを作成する。そして、ジョブスケジュール部7または
ジョブ実行部制御部8にジョブ処理を依頼する。
ーバ管理部2からのジョブ依頼や制御依頼を受け付け、
オブジェクト管理部5を用いて当該ジョブのオブジェク
トを作成する。そして、ジョブスケジュール部7または
ジョブ実行部制御部8にジョブ処理を依頼する。
【0027】要求制御部6では、ジョブ依頼を受信する
と、そのドキュメントの属性中にジョブIDが設定され
ているかどうかをチェックし、ジョブIDが設定されて
いなければ新規のジョブ依頼と判断する。そして、ジョ
ブ処理を依頼したジョブスケジュール部7からの応答を
受けたときは、ユーザに新規に付与されたジョブIDを
返す。ユーザは、引き続き送信しようとするジョブ依頼
にこの付与されたジョブIDを設定する。要求制御部6
では、受け付けたジョブ依頼にジョブIDが設定されて
いると、すでに受け付けた一連のジョブ依頼に関するド
キュメントであると判断し、他のジョブ依頼と区別す
る。
と、そのドキュメントの属性中にジョブIDが設定され
ているかどうかをチェックし、ジョブIDが設定されて
いなければ新規のジョブ依頼と判断する。そして、ジョ
ブ処理を依頼したジョブスケジュール部7からの応答を
受けたときは、ユーザに新規に付与されたジョブIDを
返す。ユーザは、引き続き送信しようとするジョブ依頼
にこの付与されたジョブIDを設定する。要求制御部6
では、受け付けたジョブ依頼にジョブIDが設定されて
いると、すでに受け付けた一連のジョブ依頼に関するド
キュメントであると判断し、他のジョブ依頼と区別す
る。
【0028】ジョブスケジュール部7は、ジョブ実行部
4に対応するキューおよびスケジューリングに必要なキ
ューを管理し、要求制御部6からのジョブの処理依頼に
対してスケジューリングを行う。
4に対応するキューおよびスケジューリングに必要なキ
ューを管理し、要求制御部6からのジョブの処理依頼に
対してスケジューリングを行う。
【0029】また、ジョブスケジュール部7は、要求制
御部6から渡されたジョブが後述の完了型ジョブである
ときは、そのジョブのドキュメントを順次スプールキュ
ーにキューイングする。そして、全てのドキュメントが
揃ったときに指定された出力装置を選択し、この出力装
置に対応するプリンタキューにジョブをキューイングす
る。また、ジョブが後述の非完了型ジョブであるとき
は、指定された出力装置を選択した後、対応するプリン
タキューにキューイングする。
御部6から渡されたジョブが後述の完了型ジョブである
ときは、そのジョブのドキュメントを順次スプールキュ
ーにキューイングする。そして、全てのドキュメントが
揃ったときに指定された出力装置を選択し、この出力装
置に対応するプリンタキューにジョブをキューイングす
る。また、ジョブが後述の非完了型ジョブであるとき
は、指定された出力装置を選択した後、対応するプリン
タキューにキューイングする。
【0030】さらに、ジョブスケジュール部7はプリン
タキューにキューイングされたジョブについて、対応す
るジョブ実行部4へジョブ実行部制御部8を介してジョ
ブの処理依頼を行う。
タキューにキューイングされたジョブについて、対応す
るジョブ実行部4へジョブ実行部制御部8を介してジョ
ブの処理依頼を行う。
【0031】ジョブ実行部制御部8は、要求制御部6ま
たはジョブスケジュール部7からの処理依頼をジョブ実
行部4に渡す。また、ジョブ実行部4からのジョブに関
する状態通知をジョブスケジュール部7に渡す。例えば
後述の変換処理部が処理可能状態になったときは、ジョ
ブスケジュール部7にready通知を送り、変換処理
部が処理不可状態であるときは、ジョブスケジュール部
7にbusy通知を送る。なお、ジョブ以外の状態通知
はオブジェクト管理部5へ渡され、対象となるオブジェ
クトに対して状態変更の操作が行われる。
たはジョブスケジュール部7からの処理依頼をジョブ実
行部4に渡す。また、ジョブ実行部4からのジョブに関
する状態通知をジョブスケジュール部7に渡す。例えば
後述の変換処理部が処理可能状態になったときは、ジョ
ブスケジュール部7にready通知を送り、変換処理
部が処理不可状態であるときは、ジョブスケジュール部
7にbusy通知を送る。なお、ジョブ以外の状態通知
はオブジェクト管理部5へ渡され、対象となるオブジェ
クトに対して状態変更の操作が行われる。
【0032】キュー管理部9は、ジョブスケジュール部
7からの指示により、ジョブ実行部4にそれぞれ対応す
るキューを作成したり、ジョブのキューイングを行う。
ここでは、キューの作成のほか、システム管理者からの
要求などに応じてキューの移動やキューの中でドキュメ
ントの前後の入れ替えなども行っている。
7からの指示により、ジョブ実行部4にそれぞれ対応す
るキューを作成したり、ジョブのキューイングを行う。
ここでは、キューの作成のほか、システム管理者からの
要求などに応じてキューの移動やキューの中でドキュメ
ントの前後の入れ替えなども行っている。
【0033】図1は、ジョブスケジュール部7の詳細な
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【0034】ジョブスケジュール部7には、印刷文書種
別判定手段11、出力装置選択手段12、変換処理部選
択手段13、ジョブサーチ手段14が設けられている。
ジョブスケジュール部7は上述したスケジューリング機
能に加えて、プリント処理待ちの間にキュー管理部9の
各キューをサーチし、プリントフォーマットの変換が必
要なジョブが存在するときは、当該ジョブのプリントフ
ォーマットを変換する処理を行っている。
別判定手段11、出力装置選択手段12、変換処理部選
択手段13、ジョブサーチ手段14が設けられている。
ジョブスケジュール部7は上述したスケジューリング機
能に加えて、プリント処理待ちの間にキュー管理部9の
各キューをサーチし、プリントフォーマットの変換が必
要なジョブが存在するときは、当該ジョブのプリントフ
ォーマットを変換する処理を行っている。
【0035】印刷文書種別判定手段11は、要求制御部
6から渡されたジョブ依頼を参照して、そのジョブの処
理が完了型か非完了型かを判定する。完了型ジョブと
は、ジョブに含まれる全てのドキュメントが揃うまでプ
リント処理を開始しないものをいい、例えば1ジョブマ
ルチドキュメントのジョブなどが挙げられる。また非完
了型ジョブとは、受信したドキュメントの処理を順次開
始するものをいう。
6から渡されたジョブ依頼を参照して、そのジョブの処
理が完了型か非完了型かを判定する。完了型ジョブと
は、ジョブに含まれる全てのドキュメントが揃うまでプ
リント処理を開始しないものをいい、例えば1ジョブマ
ルチドキュメントのジョブなどが挙げられる。また非完
了型ジョブとは、受信したドキュメントの処理を順次開
始するものをいう。
【0036】出力装置選択手段12は、ジョブに指定さ
れている出力装置名、例えばプリンタ名をもとにして出
力装置16−1、16−2を選択する。
れている出力装置名、例えばプリンタ名をもとにして出
力装置16−1、16−2を選択する。
【0037】変換処理部選択手段13は、ジョブに含ま
れるドキュメントのフォーマットと、出力装置16−
1、16−2が解釈可能なプリントフォーマットとを比
較して、プリントフォーマットの変換処理が必要かどう
かを判定する。そして、変換処理が必要であるときは、
変換処理に適した変換処理部15−1、15−2を選択
する。
れるドキュメントのフォーマットと、出力装置16−
1、16−2が解釈可能なプリントフォーマットとを比
較して、プリントフォーマットの変換処理が必要かどう
かを判定する。そして、変換処理が必要であるときは、
変換処理に適した変換処理部15−1、15−2を選択
する。
【0038】ジョブサーチ手段14は、後述のキュー管
理部9を用いてスプールキューやプリンタキューなどを
サーチし、ジョブ実行部4でプリントフォーマットを変
換する必要のあるドキュメントを含むジョブが存在する
かどうかを判定する。
理部9を用いてスプールキューやプリンタキューなどを
サーチし、ジョブ実行部4でプリントフォーマットを変
換する必要のあるドキュメントを含むジョブが存在する
かどうかを判定する。
【0039】ジョブ実行部4は、プリントフォーマット
を変換する変換処理部(コンバータ)と、プリントフォ
ーマットに従ってプリント出力する出力装置(プリン
タ)とから構成される。変換処理部15−1はプリント
フォーマットAからBへの変換を行い、変換処理部15
−2はプリントフォーマットCからDへの変換を行う。
また出力装置16−1はプリントフォーマットBに対応
しており、出力装置16−2はプリントフォーマットD
に対応している。
を変換する変換処理部(コンバータ)と、プリントフォ
ーマットに従ってプリント出力する出力装置(プリン
タ)とから構成される。変換処理部15−1はプリント
フォーマットAからBへの変換を行い、変換処理部15
−2はプリントフォーマットCからDへの変換を行う。
また出力装置16−1はプリントフォーマットBに対応
しており、出力装置16−2はプリントフォーマットD
に対応している。
【0040】キュー管理部9には、ジョブスケジュール
部7で使用する各種キューが作成される。スプールキュ
ー17は完了型ジョブのドキュメントがキューイングさ
れるキューであり、全てのドキュメントが揃うまでこの
キュー内で管理される。ウェイトキュー18は処理待ち
キューの一種であり、ユーザからのパスワードの入力待
ちとなっているジョブがキューイングされる。ポーズキ
ュー19は一時停止したジョブが入るキューである。こ
のポーズキュー19には、サーバ管理部2の図示せぬポ
ーズボタンを押下することにより後述のプリンタキュー
から移動し、またレジュームボタンを押下することによ
りプリンタキューに復帰する。プリンタキュー21、2
2は、それぞれ出力装置16−1、16−2に対応して
おり、プリント処理待ちのジョブがキューイングされ
る。
部7で使用する各種キューが作成される。スプールキュ
ー17は完了型ジョブのドキュメントがキューイングさ
れるキューであり、全てのドキュメントが揃うまでこの
キュー内で管理される。ウェイトキュー18は処理待ち
キューの一種であり、ユーザからのパスワードの入力待
ちとなっているジョブがキューイングされる。ポーズキ
ュー19は一時停止したジョブが入るキューである。こ
のポーズキュー19には、サーバ管理部2の図示せぬポ
ーズボタンを押下することにより後述のプリンタキュー
から移動し、またレジュームボタンを押下することによ
りプリンタキューに復帰する。プリンタキュー21、2
2は、それぞれ出力装置16−1、16−2に対応して
おり、プリント処理待ちのジョブがキューイングされ
る。
【0041】次に、上述したプリント処理システム10
において、受信したジョブ依頼のドキュメントをプリン
タキューにキューイングするまでの処理の流れを図3の
フローチャート、図1および図2を参照しながら各部の
動作を説明する。
において、受信したジョブ依頼のドキュメントをプリン
タキューにキューイングするまでの処理の流れを図3の
フローチャート、図1および図2を参照しながら各部の
動作を説明する。
【0042】まず、ジョブ受付部1は、図示せぬネット
ワークに接続された端末装置からジョブ依頼を受け付
け、これをジョブ制御部3に渡す。
ワークに接続された端末装置からジョブ依頼を受け付
け、これをジョブ制御部3に渡す。
【0043】ジョブ制御部3の要求制御部6は、ジョブ
依頼が渡される(ステップ101)と、オブジェクト管
理部5を用いて渡されたジョブ依頼のオブジェクトを作
成し、またジョブスケジュール部7またはジョブ実行部
制御部8にジョブ処理を依頼する。なお、オブジェクト
管理部5で作成されたオブジェクトは、後にジョブ実行
部4で変換処理あるいは出力処理を実行する際に使用さ
れる。
依頼が渡される(ステップ101)と、オブジェクト管
理部5を用いて渡されたジョブ依頼のオブジェクトを作
成し、またジョブスケジュール部7またはジョブ実行部
制御部8にジョブ処理を依頼する。なお、オブジェクト
管理部5で作成されたオブジェクトは、後にジョブ実行
部4で変換処理あるいは出力処理を実行する際に使用さ
れる。
【0044】ジョブスケジュール部7にジョブ依頼が渡
されると、印刷文書種別判定手段11は、ジョブの処理
が完了型か非完了型かを判定する(ステップ102)。
ジョブが完了型である場合、ジョブスケジュール部7は
完了型ジョブの処理受け付けを行い(ステップ10
3)、ドキュメントをキュー管理部9を用いてスプール
キュー17にキューイングする(ステップ104)。
されると、印刷文書種別判定手段11は、ジョブの処理
が完了型か非完了型かを判定する(ステップ102)。
ジョブが完了型である場合、ジョブスケジュール部7は
完了型ジョブの処理受け付けを行い(ステップ10
3)、ドキュメントをキュー管理部9を用いてスプール
キュー17にキューイングする(ステップ104)。
【0045】一方、要求制御部6はステップ101でジ
ョブ依頼を受け付けたときに、ドキュメントにジョブI
Dが設定されているかどうかをチェックしており、ジョ
ブの先頭のドキュメントであるかどうかをジョブスケジ
ュール部7に通知している。ジョブスケジュール部7で
は、要求制御部6からの通知により、ドキュメントがジ
ョブの先頭のドキュメントであるときは(ステップ10
5)、出力装置選択手段12により、ドキュメントの属
性中に指定されている出力装置を選択する(ステップ1
06)。ここでは、出力装置16−1が選択されたもの
とする。
ョブ依頼を受け付けたときに、ドキュメントにジョブI
Dが設定されているかどうかをチェックしており、ジョ
ブの先頭のドキュメントであるかどうかをジョブスケジ
ュール部7に通知している。ジョブスケジュール部7で
は、要求制御部6からの通知により、ドキュメントがジ
ョブの先頭のドキュメントであるときは(ステップ10
5)、出力装置選択手段12により、ドキュメントの属
性中に指定されている出力装置を選択する(ステップ1
06)。ここでは、出力装置16−1が選択されたもの
とする。
【0046】次に、ジョブスケジュール部7は、スプー
ルキュー17にキューイングしたドキュメントのプリン
トフォーマットと出力装置16−1のプリントフォーマ
ットとを比較し、プリントフォーマットの変換処理が必
要なドキュメントかどうかを判断する(ステップ10
7)。変換処理が必要であれば、変換処理部15−1、
15−2のいずれか一方を選択する(ステップ10
8)。ここでは、ドキュメントのプリントフォーマット
がAであったため、プリントフォーマットAからBへの
変換を行う変換処理部15−1が選択されたものとす
る。
ルキュー17にキューイングしたドキュメントのプリン
トフォーマットと出力装置16−1のプリントフォーマ
ットとを比較し、プリントフォーマットの変換処理が必
要なドキュメントかどうかを判断する(ステップ10
7)。変換処理が必要であれば、変換処理部15−1、
15−2のいずれか一方を選択する(ステップ10
8)。ここでは、ドキュメントのプリントフォーマット
がAであったため、プリントフォーマットAからBへの
変換を行う変換処理部15−1が選択されたものとす
る。
【0047】なお、受信したドキュメントのプリントフ
ォーマットを、指定された出力装置のプリントフォーマ
ットに変換する変換処理部がないときには、指定された
出力装置にドキュメントのプリント処理を依頼する。こ
の後は、出力装置側でエラーなどに対応した処理が実施
されることになる。そのほか、ジョブ依頼を発行したユ
ーザにエラーを通知するようにしてもよいし、そのジョ
ブをネットワーク上の他の印刷処理装置に転送するよう
にしてもよい(リダイレクト)。
ォーマットを、指定された出力装置のプリントフォーマ
ットに変換する変換処理部がないときには、指定された
出力装置にドキュメントのプリント処理を依頼する。こ
の後は、出力装置側でエラーなどに対応した処理が実施
されることになる。そのほか、ジョブ依頼を発行したユ
ーザにエラーを通知するようにしてもよいし、そのジョ
ブをネットワーク上の他の印刷処理装置に転送するよう
にしてもよい(リダイレクト)。
【0048】ジョブスケジュール部7は、選択された変
換処理部15−1からの状態通知に基づき、当該変換処
理部15−1が処理可能状態かどうかを判断する(ステ
ップ109)。変換処理部15−1が処理可能状態であ
る場合は、ジョブ実行部制御部8を介して変換処理部1
5−1に前記ドキュメントの変換処理を依頼する(ステ
ップ110)。変換処理依頼を受けた変換処理部15−
1では、オブジェクト管理部5から処理に必要な情報を
読み出し、ジョブに含まれるプリントフォーマットをA
からBへ変換する。なお、変換処理部15−1では、変
換処理を開始するときはジョブ実行部制御部8へbus
y通知を発行し、変換処理が終了したときにはジョブ実
行部制御部8へready通知を発行する。
換処理部15−1からの状態通知に基づき、当該変換処
理部15−1が処理可能状態かどうかを判断する(ステ
ップ109)。変換処理部15−1が処理可能状態であ
る場合は、ジョブ実行部制御部8を介して変換処理部1
5−1に前記ドキュメントの変換処理を依頼する(ステ
ップ110)。変換処理依頼を受けた変換処理部15−
1では、オブジェクト管理部5から処理に必要な情報を
読み出し、ジョブに含まれるプリントフォーマットをA
からBへ変換する。なお、変換処理部15−1では、変
換処理を開始するときはジョブ実行部制御部8へbus
y通知を発行し、変換処理が終了したときにはジョブ実
行部制御部8へready通知を発行する。
【0049】一方、ジョブスケジュール部7は、選択さ
れた変換処理部15−1が処理可能状態にない場合に
は、受信したドキュメントをそのままスプールキュー1
7にキューイングしておく。
れた変換処理部15−1が処理可能状態にない場合に
は、受信したドキュメントをそのままスプールキュー1
7にキューイングしておく。
【0050】さて、受信したドキュメントがジョブの最
後のドキュメントでなければ(ステップ111)、ステ
ップ101に戻って次のドキュメントを受け付ける。ま
た、受信したドキュメントがジョブの最後のドキュメン
トである場合、キュー管理部9は、スプールキュー17
から出力装置16−1に対応するプリンタキュー21へ
ジョブを移動する(ステップ112)。
後のドキュメントでなければ(ステップ111)、ステ
ップ101に戻って次のドキュメントを受け付ける。ま
た、受信したドキュメントがジョブの最後のドキュメン
トである場合、キュー管理部9は、スプールキュー17
から出力装置16−1に対応するプリンタキュー21へ
ジョブを移動する(ステップ112)。
【0051】このようにして、完了型ジョブの場合に
は、受信されたドキュメントは一旦スプールキュー17
にキューイングされ、全てのドキュメントが揃った段階
でプリンタキュー22へキューイングされるが、個々の
ドキュメントをキューイングする際の変換処理部15−
1の状態によっては、必ずしも全てのドキュメントが変
換されないままプリンタキュー22へキューイングされ
る場合もある。しかし、これらのドキュメントについて
もプリンタキュー22へキューイングされている間に、
再び変換処理が試みられる。この処理については、図4
のフローチャートで説明する。
は、受信されたドキュメントは一旦スプールキュー17
にキューイングされ、全てのドキュメントが揃った段階
でプリンタキュー22へキューイングされるが、個々の
ドキュメントをキューイングする際の変換処理部15−
1の状態によっては、必ずしも全てのドキュメントが変
換されないままプリンタキュー22へキューイングされ
る場合もある。しかし、これらのドキュメントについて
もプリンタキュー22へキューイングされている間に、
再び変換処理が試みられる。この処理については、図4
のフローチャートで説明する。
【0052】一方、ステップ102でジョブの処理が非
完了型と判定された場合、ジョブスケジュール部7は非
完了型ジョブの処理受け付けを行う(ステップ11
3)。ジョブスケジュール部7は、要求制御部6からの
通知により、ドキュメントがジョブの先頭のドキュメン
トであるときは(ステップ114)、出力装置選択部1
2により、先頭のドキュメントに指定されている出力装
置を選択する(ステップ115)。また、ジョブスケジ
ュール部7は、当該ドキュメントをキュー管理部9を用
いて、選択された出力装置に対応するプリンタキューに
キューイングする(ステップ116)。ここでは、出力
装置16−2が選択され、ドキュメントは対応するプリ
ンタキュー22にキューイングされるものとする。
完了型と判定された場合、ジョブスケジュール部7は非
完了型ジョブの処理受け付けを行う(ステップ11
3)。ジョブスケジュール部7は、要求制御部6からの
通知により、ドキュメントがジョブの先頭のドキュメン
トであるときは(ステップ114)、出力装置選択部1
2により、先頭のドキュメントに指定されている出力装
置を選択する(ステップ115)。また、ジョブスケジ
ュール部7は、当該ドキュメントをキュー管理部9を用
いて、選択された出力装置に対応するプリンタキューに
キューイングする(ステップ116)。ここでは、出力
装置16−2が選択され、ドキュメントは対応するプリ
ンタキュー22にキューイングされるものとする。
【0053】次に、変換処理部選択手段13は、受信し
たドキュメントのプリントフォーマットと出力装置16
−2のプリントフォーマットとを比較し、プリントフォ
ーマットの変換処理が必要なドキュメントかどうかを判
断する(ステップ117)。変換処理が必要であれば、
変換処理部15−1、15−2のいずれか一方を選択す
る(ステップ118)。ここでは、ドキュメントのプリ
ントフォーマットがCであったため、プリントフォーマ
ットCからDへの変換を行う変換処理部15−2が選択
されたものとする。
たドキュメントのプリントフォーマットと出力装置16
−2のプリントフォーマットとを比較し、プリントフォ
ーマットの変換処理が必要なドキュメントかどうかを判
断する(ステップ117)。変換処理が必要であれば、
変換処理部15−1、15−2のいずれか一方を選択す
る(ステップ118)。ここでは、ドキュメントのプリ
ントフォーマットがCであったため、プリントフォーマ
ットCからDへの変換を行う変換処理部15−2が選択
されたものとする。
【0054】なお、受信したドキュメントのプリントフ
ォーマットを、指定された出力装置のプリントフォーマ
ットに変換する変換処理部がないときの処理は完了型の
場合と同じである。
ォーマットを、指定された出力装置のプリントフォーマ
ットに変換する変換処理部がないときの処理は完了型の
場合と同じである。
【0055】ジョブスケジュール部7は、選択された変
換処理部15−2からの状態通知に基づき、当該変換処
理部15−2が処理可能状態かどうかを判断する(ステ
ップ119)。変換処理部15−2が処理可能状態であ
る場合は、ジョブ実行部制御部8を介して変換処理部1
5−2に前記ドキュメントの変換処理を依頼する(ステ
ップ120)。変換処理依頼を受けた変換処理部15−
2では、オブジェクト管理部5から処理に必要な情報を
読みだし、ジョブに含まれるプリントフォーマットをC
からDへ変換する。なお、変換処理部15−2では、変
換処理を開始するときはジョブ実行部制御部8へbus
y通知を発行し、変換処理が終了したときにはジョブ実
行部制御部8へready通知を発行する。
換処理部15−2からの状態通知に基づき、当該変換処
理部15−2が処理可能状態かどうかを判断する(ステ
ップ119)。変換処理部15−2が処理可能状態であ
る場合は、ジョブ実行部制御部8を介して変換処理部1
5−2に前記ドキュメントの変換処理を依頼する(ステ
ップ120)。変換処理依頼を受けた変換処理部15−
2では、オブジェクト管理部5から処理に必要な情報を
読みだし、ジョブに含まれるプリントフォーマットをC
からDへ変換する。なお、変換処理部15−2では、変
換処理を開始するときはジョブ実行部制御部8へbus
y通知を発行し、変換処理が終了したときにはジョブ実
行部制御部8へready通知を発行する。
【0056】一方、ジョブスケジュール部7は、選択さ
れた変換処理部15−2が処理可能情報にない場合に
は、受信したドキュメントをそのままプリンタキュー2
2にキューイングしておく。
れた変換処理部15−2が処理可能情報にない場合に
は、受信したドキュメントをそのままプリンタキュー2
2にキューイングしておく。
【0057】さて、受信したドキュメントがジョブの最
後のドキュメントでなければ(ステップ121)、ステ
ップ101に戻って次のドキュメントを受け付ける。ま
た、受信したドキュメントがジョブの最後のドキュメン
トである場合は処理を終了する。
後のドキュメントでなければ(ステップ121)、ステ
ップ101に戻って次のドキュメントを受け付ける。ま
た、受信したドキュメントがジョブの最後のドキュメン
トである場合は処理を終了する。
【0058】非完了型ジョブの場合には、最初のドキュ
メントから順にプリンタキュー22へキューイングされ
るが、その際の変換処理部15−2の状態によっては、
変換されないままの場合もある。しかし、これらのドキ
ュメントについてもプリンタキュー22へキューイング
されている間に、再び変換処理が試みられる。この処理
については、次の図4のフローチャートで説明する。
メントから順にプリンタキュー22へキューイングされ
るが、その際の変換処理部15−2の状態によっては、
変換されないままの場合もある。しかし、これらのドキ
ュメントについてもプリンタキュー22へキューイング
されている間に、再び変換処理が試みられる。この処理
については、次の図4のフローチャートで説明する。
【0059】さて、ジョブスケジュール部7では、図3
のステップ109またはステップ119でジョブを処理
できない状態にあった変換処理部からready通知を
ジョブ実行部制御部8を介して受け取ると、変換処理が
必要なドキュメントを含むジョブを検索して再び変換処
理を試みる。この処理は上述した図3のフローチャート
の処理と同時並行して行われる。
のステップ109またはステップ119でジョブを処理
できない状態にあった変換処理部からready通知を
ジョブ実行部制御部8を介して受け取ると、変換処理が
必要なドキュメントを含むジョブを検索して再び変換処
理を試みる。この処理は上述した図3のフローチャート
の処理と同時並行して行われる。
【0060】次に、変換処理部が処理可能状態となった
場合の変換処理の流れを図4のフローチャートを用いて
説明し、併せて図1および図2を参照しながら各部の動
作を説明する。
場合の変換処理の流れを図4のフローチャートを用いて
説明し、併せて図1および図2を参照しながら各部の動
作を説明する。
【0061】ジョブスケジュール部7は、ジョブ実行部
制御部8を介して変換処理部15−1または15−2か
らready通知の入力があると(ステップ201)、
ジョブサーチ部14を用いてキュー管理部9が管理して
いる各キューを調べ、前記変換処理部で変換処理が必要
なドキュメントを含むジョブを検索する。
制御部8を介して変換処理部15−1または15−2か
らready通知の入力があると(ステップ201)、
ジョブサーチ部14を用いてキュー管理部9が管理して
いる各キューを調べ、前記変換処理部で変換処理が必要
なドキュメントを含むジョブを検索する。
【0062】まず、ジョブサーチ手段14は、カウンタ
Nを1とし(ステップ202)、プリンタキューNの中
に前記変換処理部でプリントフォーマットの変換が必要
なドキュメントを含むジョブがあるかどうかを検索する
(ステップ203)。
Nを1とし(ステップ202)、プリンタキューNの中
に前記変換処理部でプリントフォーマットの変換が必要
なドキュメントを含むジョブがあるかどうかを検索する
(ステップ203)。
【0063】すなわち、検索対象キューの先頭のジョブ
から順にジョブに着目し、この着目したジョブがプリン
トフォーマットの変換が必要なドキュメントを含むかど
うか判定する。例えば、着目したジョブが出力装置16
−1を選択している場合は、出力装置16−1で処理可
能なのはプリントフォーマットBであるので、このジョ
ブがプリントフォーマットB以外のドキュメントを含む
かどうかを判定する。また、着目したジョブが出力装置
16−2を選択したジョブの場合は、出力装置16−2
で処理可能なプリントフォーマットDであるので、この
ジョブがプリントフォーマットD以外のドキュメントを
含むかどうかを判定する。
から順にジョブに着目し、この着目したジョブがプリン
トフォーマットの変換が必要なドキュメントを含むかど
うか判定する。例えば、着目したジョブが出力装置16
−1を選択している場合は、出力装置16−1で処理可
能なのはプリントフォーマットBであるので、このジョ
ブがプリントフォーマットB以外のドキュメントを含む
かどうかを判定する。また、着目したジョブが出力装置
16−2を選択したジョブの場合は、出力装置16−2
で処理可能なプリントフォーマットDであるので、この
ジョブがプリントフォーマットD以外のドキュメントを
含むかどうかを判定する。
【0064】ここで、変換処理が必要なドキュメントを
含むジョブが見つかったときは、必要な変換処理を行う
変換処理部を選択し、ジョブ実行部制御部8を介して選
択した変換処理部に前記ドキュメントの変換処理を依頼
する(ステップ204)。変換処理部では、オブジェク
ト管理部5から処理に必要な情報を読みだし、ジョブに
含まれるプリントフォーマットを変換する。変換処理部
では、変換処理を開始するときはジョブ実行部制御部8
へbusy通知を発行し、変換処理が終了したときには
ジョブ実行部制御部8へready通知を発行する。
含むジョブが見つかったときは、必要な変換処理を行う
変換処理部を選択し、ジョブ実行部制御部8を介して選
択した変換処理部に前記ドキュメントの変換処理を依頼
する(ステップ204)。変換処理部では、オブジェク
ト管理部5から処理に必要な情報を読みだし、ジョブに
含まれるプリントフォーマットを変換する。変換処理部
では、変換処理を開始するときはジョブ実行部制御部8
へbusy通知を発行し、変換処理が終了したときには
ジョブ実行部制御部8へready通知を発行する。
【0065】プリンタキューNの中に変換が必要なドキ
ュメントを含むジョブがないときは、ほかにプリンタキ
ューがあるかどうかを判断し(ステップ205)、あれ
ばN+1を新たなNとして(ステップ206)、ステッ
プ203へ戻る。ステップ205で検索すべきプリンタ
キューがなくなったときは、検索の対象をポーズキュー
19とし、このポーズキュー19の中に前記変換処理部
でプリントフォーマットの変換が必要なドキュメントを
含むジョブがあるかどうかを検索する(ステップ20
7)。ここで、変換処理が必要なドキュメントを含むジ
ョブが見つかったときは、必要な変換処理を行う変換処
理部を選択し、ジョブ実行部制御部8を介して選択した
変換処理部に前記ドキュメントの変換処理を依頼する
(ステップ204)。
ュメントを含むジョブがないときは、ほかにプリンタキ
ューがあるかどうかを判断し(ステップ205)、あれ
ばN+1を新たなNとして(ステップ206)、ステッ
プ203へ戻る。ステップ205で検索すべきプリンタ
キューがなくなったときは、検索の対象をポーズキュー
19とし、このポーズキュー19の中に前記変換処理部
でプリントフォーマットの変換が必要なドキュメントを
含むジョブがあるかどうかを検索する(ステップ20
7)。ここで、変換処理が必要なドキュメントを含むジ
ョブが見つかったときは、必要な変換処理を行う変換処
理部を選択し、ジョブ実行部制御部8を介して選択した
変換処理部に前記ドキュメントの変換処理を依頼する
(ステップ204)。
【0066】ポーズキュー19の中に変換が必要なドキ
ュメントを含むジョブがないときは、検索の対象をウェ
イトキュー18として、このウェイトキュー18の中に
前記変換処理部でプリントフォーマットの変換が必要な
ドキュメントを含むジョブがあるかどうかを検索する
(ステップ208)。ここで、変換処理が必要なドキュ
メントを含むジョブが見つかったときは、ジョブ実行部
制御部8を介して変換処理部に前記ドキュメントの変換
処理を依頼する(ステップ204)。
ュメントを含むジョブがないときは、検索の対象をウェ
イトキュー18として、このウェイトキュー18の中に
前記変換処理部でプリントフォーマットの変換が必要な
ドキュメントを含むジョブがあるかどうかを検索する
(ステップ208)。ここで、変換処理が必要なドキュ
メントを含むジョブが見つかったときは、ジョブ実行部
制御部8を介して変換処理部に前記ドキュメントの変換
処理を依頼する(ステップ204)。
【0067】ウェイトキュー18の中に変換が必要なド
キュメントを含むジョブがないときは、検索の対象をス
プールキュー17として、このスプールキュー17の中
に前記変換処理部でプリントフォーマットの変換が必要
なドキュメントを含むジョブがあるかどうかを検索する
(ステップ209)。ここで、変換処理が必要なドキュ
メントを含むジョブが見つかったときは、ジョブ実行部
制御部8を介して変換処理部に前記ドキュメントの変換
処理を依頼する(ステップ204)。
キュメントを含むジョブがないときは、検索の対象をス
プールキュー17として、このスプールキュー17の中
に前記変換処理部でプリントフォーマットの変換が必要
なドキュメントを含むジョブがあるかどうかを検索する
(ステップ209)。ここで、変換処理が必要なドキュ
メントを含むジョブが見つかったときは、ジョブ実行部
制御部8を介して変換処理部に前記ドキュメントの変換
処理を依頼する(ステップ204)。
【0068】なお、キューを検索する順番は、この実施
例の順番に限定されないが、プリント処理により近い
順、すなわち最初にプリンタキューを検索し、以後ウェ
イトキュー、ポーズキュー、スプールキューの順に検索
するのが最も効率が良い。
例の順番に限定されないが、プリント処理により近い
順、すなわち最初にプリンタキューを検索し、以後ウェ
イトキュー、ポーズキュー、スプールキューの順に検索
するのが最も効率が良い。
【0069】さて、ステップ204で変換処理が終了す
ると、ジョブスケジュール部7は、変換後に生成された
プリントデータを、当該ドキュメントのプリントデータ
として新たに設定する。そして、出力装置16−1また
は16−2が処理可能状態になったときに、プリンタキ
ュー21または22の先頭にあるジョブを取り出し、対
応する出力装置へジョブ実行部制御部8を介してプリン
ト処理を依頼する。
ると、ジョブスケジュール部7は、変換後に生成された
プリントデータを、当該ドキュメントのプリントデータ
として新たに設定する。そして、出力装置16−1また
は16−2が処理可能状態になったときに、プリンタキ
ュー21または22の先頭にあるジョブを取り出し、対
応する出力装置へジョブ実行部制御部8を介してプリン
ト処理を依頼する。
【0070】なお、プリンタキューにキューイングされ
ている間に変換処理部が処理可能状態とならないとき
は、ジョブは変換が必要なドキュメントを含んだまま出
力装置へ送られることになる。この場合、プリンタ処理
が実施される直前に変換処理部が処理可能状態となるま
で待って、プリントフォーマットの変換処理が行われる
ことになる。
ている間に変換処理部が処理可能状態とならないとき
は、ジョブは変換が必要なドキュメントを含んだまま出
力装置へ送られることになる。この場合、プリンタ処理
が実施される直前に変換処理部が処理可能状態となるま
で待って、プリントフォーマットの変換処理が行われる
ことになる。
【0071】この実施例のプリント処理システム10に
よると、変換処理が必要なドキュメントを含むジョブが
スプールキューを含むどのキューにあっても、変換処理
を行う変換処理部が処理可能となった段階で各キューを
検索して、必要な変換処理を行うようにしているため、
プリントキューの先頭にあるジョブが取り出されるとき
には、前もって変換処理が完了している可能性が極めて
高くなる。したがって、従来のようにプリンタでプリン
トデータを処理する直前にプリントフォーマットの変換
を行う方式と比べると、プリンタの非稼働時間を減らす
ことができるため、プリントのスループットを向上させ
ることが可能となる。とくに完了型のジョブでは、プリ
ンタキューだけでなくスプールキューにキューイングさ
れている間にも変換処理が必要なジョブが検索されるた
め、1ジョブマルチドキュメントのプリント処理におい
ては、スループットの向上に効果がある。
よると、変換処理が必要なドキュメントを含むジョブが
スプールキューを含むどのキューにあっても、変換処理
を行う変換処理部が処理可能となった段階で各キューを
検索して、必要な変換処理を行うようにしているため、
プリントキューの先頭にあるジョブが取り出されるとき
には、前もって変換処理が完了している可能性が極めて
高くなる。したがって、従来のようにプリンタでプリン
トデータを処理する直前にプリントフォーマットの変換
を行う方式と比べると、プリンタの非稼働時間を減らす
ことができるため、プリントのスループットを向上させ
ることが可能となる。とくに完了型のジョブでは、プリ
ンタキューだけでなくスプールキューにキューイングさ
れている間にも変換処理が必要なジョブが検索されるた
め、1ジョブマルチドキュメントのプリント処理におい
ては、スループットの向上に効果がある。
【0072】
【発明の効果】第1の発明に係わる印刷処理装置では、
受信したジョブがキュー手段に格納されている間に、変
換手段が処理可能状態となった場合は、プリントフォー
マットの変換が必要なドキュメントを含むジョブを検索
し、当該ジョブに含まれるドキュメントの変換処理を実
行するようにしたため、従来のようにドキュメントを処
理する直前にプリントフォーマットの変換処理を行う場
合に比べると、プリンタの非稼働時間を減らすことがで
き、プリントのスループットを向上させることができ
る。
受信したジョブがキュー手段に格納されている間に、変
換手段が処理可能状態となった場合は、プリントフォー
マットの変換が必要なドキュメントを含むジョブを検索
し、当該ジョブに含まれるドキュメントの変換処理を実
行するようにしたため、従来のようにドキュメントを処
理する直前にプリントフォーマットの変換処理を行う場
合に比べると、プリンタの非稼働時間を減らすことがで
き、プリントのスループットを向上させることができ
る。
【0073】第2の発明に係わる印刷処理装置では、受
信したジョブがスプールキューまたはプリンタキューに
格納されている間に、変換手段が処理可能状態となった
場合は、プリントフォーマットの変換が必要なドキュメ
ントを含むジョブを検索し、当該ジョブに含まれるドキ
ュメントの変換処理を実行するとともに、これと並行し
て、変換処理部が処理可能状態となった場合は、プリン
タキューにおいてプリントフォーマットの変換が必要な
ドキュメントを含むジョブを検索し、当該ジョブに含ま
れるドキュメントの変換処理を実行するようにしたた
め、変換処理が必要なドキュメントを含むジョブが、プ
リント処理のためにプリンタキューの先頭から取り出さ
れるときには、前もって変換処理が完了している可能性
がさらに高くなる。したがって、プリンタの非稼働時間
をさらに減らすことが可能となるので、プリントのスル
ープットをより向上させることができる。
信したジョブがスプールキューまたはプリンタキューに
格納されている間に、変換手段が処理可能状態となった
場合は、プリントフォーマットの変換が必要なドキュメ
ントを含むジョブを検索し、当該ジョブに含まれるドキ
ュメントの変換処理を実行するとともに、これと並行し
て、変換処理部が処理可能状態となった場合は、プリン
タキューにおいてプリントフォーマットの変換が必要な
ドキュメントを含むジョブを検索し、当該ジョブに含ま
れるドキュメントの変換処理を実行するようにしたた
め、変換処理が必要なドキュメントを含むジョブが、プ
リント処理のためにプリンタキューの先頭から取り出さ
れるときには、前もって変換処理が完了している可能性
がさらに高くなる。したがって、プリンタの非稼働時間
をさらに減らすことが可能となるので、プリントのスル
ープットをより向上させることができる。
【0074】上記第2の発明に係わる印刷処理装置で
は、スプールキュー内に格納されるジョブだけでなく、
ジョブがスプールキューからプリンタキューへ移動した
後、プリンタキューに格納されている間にも変換処理が
必要なジョブを検索するようにしたため、とくに1ジョ
ブマルチドキュメントのプリント処理においては、スル
ープットの向上に効果がある。
は、スプールキュー内に格納されるジョブだけでなく、
ジョブがスプールキューからプリンタキューへ移動した
後、プリンタキューに格納されている間にも変換処理が
必要なジョブを検索するようにしたため、とくに1ジョ
ブマルチドキュメントのプリント処理においては、スル
ープットの向上に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ジョブスケジュール部の詳細な構成を示すブロ
ック図。
ック図。
【図2】実施例におけるプリント処理システムの概略を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図3】受信したドキュメントをプリンタキューにキュ
ーイングするまでの処理の流れを示すフローチャート。
ーイングするまでの処理の流れを示すフローチャート。
【図4】変換処理部が処理可能状態となった場合の変換
処理の流れを示すフローチャート。
処理の流れを示すフローチャート。
3…ジョブ制御部、4…ジョブ実行部、5…オブジェク
ト管理部、6…要求制御部、7…ジョブスケジュール
部、8…ジョブ実行部制御部、9…キュー管理部、10
…プリント処理システム、11…印刷文書種別判定手
段、12…出力装置選択手段、13…変換処理部選択手
段、14…ジョブサーチ手段、15−1、15−2…変
換処理部、16−1、16−2…出力装置、17…スプ
ールキュー、21、22…プリンタキュー
ト管理部、6…要求制御部、7…ジョブスケジュール
部、8…ジョブ実行部制御部、9…キュー管理部、10
…プリント処理システム、11…印刷文書種別判定手
段、12…出力装置選択手段、13…変換処理部選択手
段、14…ジョブサーチ手段、15−1、15−2…変
換処理部、16−1、16−2…出力装置、17…スプ
ールキュー、21、22…プリンタキュー
Claims (2)
- 【請求項1】 ネットワークを通じて受信したジョブ依
頼に応じてドキュメントのプリント処理を行う印刷処理
装置において、 前記ジョブ依頼を受け付けるジョブ受付手段と、 前記受け付けたジョブを順序づけて格納するキュー手段
と、 前記キュー手段に格納されたジョブにより特定されるド
キュメントのプリント処理を実行する出力手段と、 前記ドキュメントを前記出力手段が解釈可能な形式に変
換する変換手段と、 前記出力手段でプリント処理するために変換が必要なド
キュメントを前記変換手段により変換させる変換制御手
段とを具備し、 前記変換手段は、変換処理が可能となった場合に前記変
換制御手段に変換可能である旨を通知し、 前記変換制御手段は、前記変換手段からの変換可能であ
る旨の通知に応じて、前記キュー手段に格納されたジョ
ブにより特定されるドキュメントのうち、前記出力手段
が解釈可能でない形式のドキュメントを検索して、該ド
キュメントの形式を前記変換手段により変換させること
を特徴とする印刷制御装置。 - 【請求項2】 前記ジョブ受付手段は、ドキュメントを
特定する情報が複数回に分割されて送信されてくる旨を
示す情報を含むジョブ依頼と、該ジョブ依頼に含まれる
ドキュメントを特定する情報を受け付け、 前記キュー手段は、 1ジョブに含まれる全てのドキュメントを特定する情報
が揃うまで当該ジョブおよびドキュメントを特定する情
報を一時的に格納するためのスプールキューと、 前記出力手段に対応するプリンタキューと、 全てのドキュメントを特定する情報が揃ったジョブの当
該ジョブおよびドキュメントを特定する情報を前記スプ
ールキューから前記プリンタキューに移動するキュー管
理手段とを含み、 前記変換制御手段は、前記プリンタキュー、スプールキ
ューを順に検索して、前記出力手段が解釈可能でない形
式のドキュメントを前記変換手段により変換させること
を特徴とする請求項1記載の印刷処理装置。
Priority Applications (13)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7095448A JPH08292856A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 印刷処理装置 |
US08/544,076 US6213652B1 (en) | 1995-04-18 | 1995-10-17 | Job scheduling system for print processing |
EP03018384A EP1394668A2 (en) | 1995-04-18 | 1995-10-20 | Print processing apparatus |
EP03018385A EP1394669A2 (en) | 1995-04-18 | 1995-10-20 | Apparatus and method for print processing |
EP03018386A EP1394670A2 (en) | 1995-04-18 | 1995-10-20 | Job processing device |
DE69532407T DE69532407T2 (de) | 1995-04-18 | 1995-10-20 | Jobfolgeplanung für Druckvorgangsdurchführung |
EP95116577A EP0738957B1 (en) | 1995-04-18 | 1995-10-20 | Job scheduling system for print processing |
EP03018383A EP1394667A2 (en) | 1995-04-18 | 1995-10-20 | Job processing system |
US09/364,070 US7630092B1 (en) | 1995-04-18 | 1999-07-30 | Job scheduling system for print processing |
US09/364,120 US6606163B1 (en) | 1995-04-18 | 1999-07-30 | Job scheduling system for print processing |
US10/373,036 US7148991B2 (en) | 1995-04-18 | 2003-02-26 | Job scheduling system for print processing |
US11/588,209 US7884960B2 (en) | 1995-04-18 | 2006-10-27 | Job scheduling system for print processing |
US12/382,051 US7978355B2 (en) | 1995-04-18 | 2009-03-06 | Job scheduling system for print processing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7095448A JPH08292856A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 印刷処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08292856A true JPH08292856A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14137984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7095448A Pending JPH08292856A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-20 | 印刷処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08292856A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005267494A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 印刷制御プログラム、印刷制御装置、印刷制御システム及び印刷制御方法 |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP7095448A patent/JPH08292856A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005267494A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 印刷制御プログラム、印刷制御装置、印刷制御システム及び印刷制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040316 |