JPH08286335A - コンディショニング液およびカラー写真要素の処理方法 - Google Patents

コンディショニング液およびカラー写真要素の処理方法

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JPH08286335A
JPH08286335A JP8082572A JP8257296A JPH08286335A JP H08286335 A JPH08286335 A JP H08286335A JP 8082572 A JP8082572 A JP 8082572A JP 8257296 A JP8257296 A JP 8257296A JP H08286335 A JPH08286335 A JP H08286335A
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conditioning
solution
conditioning liquid
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color
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Hugh G Mcguckin
ジェラルド マクガッキン ヒュー
John Stuart Badger
スチュアート バドガー ジョン
Mary Ellen Craver
エレン クレイバー メアリー
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Eastman Kodak Co
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3046Processing baths not provided for elsewhere, e.g. final or intermediate washings
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/37Antiseptic agents

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー写真フィルム、特にカラーリバーサル
フィルムを処理する際に使用して、マゼンタ色素退色を
最小限に抑えることができる、コンディショニング液も
しくは漂白促進性溶液を提供する。 【解決手段】 前記溶液は、単独抗微生物剤としてポリ
アミノカルボン酸もしくはその塩を有する抗微生物組成
物を含有する。この薬剤は、3g/L より少ない量で存在
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にカラー写
真、特にカラー写真材料(特に、カラーリバーサル写真
要素)の処理に有用な方法及び組成物に関する。より詳
細には、本発明は、改良された前漂白安定化液、及び上
記材料の処理におけるその使用に関する。
【0002】
【従来の技術】多色、多層写真要素は当該技術分野でよ
く知られている。そのような材料は、一般的に、単一支
持体の一方の側に塗布された三種類の異なる選択的に増
感されたハロゲン化銀乳剤層を有する。各層は、画像の
特定の色を生成するのに有用な成分を有する。典型的
に、それらは、処理時に増感された層中にイエロー、マ
ゼンタ及びシアン色素を生成する、色生成性カプラーを
用いる。発色現像の後、色素画像と同時に形成された銀
画像を除くことが必要である。これを、ハロゲン化物の
存在中で適当な酸化剤(一般的に、漂白剤という)を用
いて銀を酸化し、次に定着剤として知られているものを
用いてそのように生成されたハロゲン化銀を溶解するこ
とによって行う。ある場合では、漂白及び定着工程を、
単一の漂白−定着工程に結合する。
【0003】乳剤層もしくはそれに隣接する層にカラー
カプラーを有するカラーリバーサル写真要素に用いるこ
とを企図する商業的に重要な処理は、次の順序の処理工
程を使用する:第一現像、洗浄、反転浴、発色現像、漂
白、定着、洗浄及び安定化。別の有用な処理は同じ工程
を有するが、発色現像と漂白との間に安定化が行われ
る。そのような写真処理では、発色現像工程と漂白工程
との間に漂白促進浴を用いることが多い。この漂白促進
浴は、「コンディショニング(conditioning)」浴もし
くは液としても知られている。それは、ハロゲン化銀へ
の酸化を完全にするために、二つの現像工程で現像され
た金属銀を「コンディション(condition,調整)」する
のに用いられ、漂白液への発色現像液の持ち越しを減ら
すことによって漂白液の酸性度を保持するのを助けるの
に用いられる。コンディショニング液は、必須の成分と
して、有効量の漂白促進剤を含有する。この薬剤をコン
ディショニング浴を用いる処理時に写真要素の乳剤層に
吸収させ、この要素を漂白液に入れるとき、その企図す
る効果を発揮させるように存在せしめる。
【0004】マゼンタ色素画像がシアンもしくはイエロ
ー色素画像のいずれよりも急速に退色するので、マゼン
タ色素の不安定性はカラー写真では特に望ましくない問
題点である。これは、アリールピラゾロンタイプのマゼ
ンタ色素生成性カラーカプラーを用いる場合に特に明ら
かである。従って、米国特許第4,786,583号明
細書に記載されている処理法の終わりのところの安定化
浴に色素安定化剤を用いることを含む、この問題の解法
を見つけるためにかなりの努力が長期に渡って続けられ
ている。米国特許第4,921,779号、同第4,9
75,356号、及び同第5,037,725号明細書
にも、ホルムアルデヒド前駆体をコンディショニング液
に混合して更にマゼンタ色素安定性を改良することが記
載されている。これらの特許明細書には、ホルムアルデ
ヒド重亜硫酸ナトリウム、ヘキサメチレンテトラアミン
及び種々のメチロール化合物を含むこの目的のための多
くのホルムアルデヒド前駆体が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コンディショニング液
における生物成長(細菌、酵母および真菌)を妨げる必
要がある。既知コンディショニング液の種々成分を効果
が変化するように調整するかまたはpHを変えると、従来
の溶液における生物成長が自由になりやすいので、関連
生物成長は増加する。過度の生物成長は望ましくない臭
気を有するか、または処理したフィルム上の残留物に残
って画像に影響を及ぼすだろう。従って、許容される経
費で、別の望ましい性質、例えば、生物分解性および処
理される要素中のマゼンタカプラーの安定性などを犠牲
にすることなく、そのような生物成長を妨げるための有
効な手段が必要とされている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題は、4.5〜8
のpHを有し、漂白促進剤、ホルムアルデヒド前駆体、
および単独の抗微生物剤としてポリアミノカルボン酸も
しくはその塩の抗微生物組成物を含むコンディショニン
グ液であって、前記抗微生物剤が3g/Lより少ない量
でコンディショニング液に存在することを特徴とするコ
ンディショニング液を用いて解決される。また、本発明
は、像様露光して現像したカラーハロゲン化銀写真要素
を前記コンディショニング液で処理することを含む、カ
ラーハロゲン化銀写真要素の処理方法も提供する。
【0007】本発明は、マゼンタ色素を安定化しかつ漂
白を促進する、カラーリバーサル材料の処理用のコンデ
ィショニング液を実際に提供する。加えて、この溶液
は、単独抗微生物剤としてポリアミノカルボン酸(もし
くはその塩)を非常に少量(≦3g/L )用いて、生物成
長から適当に保護されている。抗微生物剤は、比較的安
価であり、制限された量が用いられるため、コンディシ
ョニング液は環境により適するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施では多種多様のカラ
ーハロゲン化銀写真要素を用いることができる。そのよ
うな材料の詳細な説明は、例えば、リサーチディスクロ
ージャー(Research Disclosure)、刊行物36544 、501-
541 頁(1994年9 月)に記載されている。この文献を以
下、「リサーチディスクロージャー」という。そのよう
な要素に関する更に詳しい説明を次に記載する。本発明
の実施に用いられるカラーリバーサル写真要素は、その
一方の側に複数の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有する支
持体を含んで成っている。これらの感光性層は、感光性
材料として伝統的なハロゲン化銀のいずれをも含有する
ことができる。
【0009】先に説明したように、従来技術の周知カラ
ー反転処理は、第一現像液、反転浴、発色現像液、コン
ディショニング液、漂白浴、定着浴および安定化浴を利
用する。そのような浴の各々に有用である成分は写真技
術分野で周知である。本発明の改良された方法は、安定
化浴を必要としないことを除いて、同様の浴を用いるこ
とができる。即ち、最終浴は、水もしくは好ましくは写
真フィルムのスポッティングを防止するのに十分な量の
界面活性剤を含有する水溶液からなるリンスもしくは洗
浄浴となることができる。本発明では、コンディショニ
ング液を濃厚液として供給でき、それを希釈し、次いで
別個のコンディショニング工程で用いるが、通常の漂
白、定着もしくは漂白/定着工程では用いない。このよ
うに、前記コンディショニング液は、漂白もしくは定着
に通常用いられる化合物を含まない。
【0010】当該技術分野では多種多様な異なるカラー
反転処理が良く知られている。例えば、カップリング剤
が写真要素に組み込まれている場合は単一の発色現像工
程を用いることができ、あるいはカップリング剤が現像
液に含まれている場合は、三種類の別個の発色現像工程
を用いることができる。反転浴を用いて、再露光工程を
用いて、もしくは発色現像浴にカブらせ剤を混ぜて、反
転工程を実施することができる。処理時間をより短くす
るために、漂白及び定着を単一の工程に一緒にすること
ができる(漂白−定着工程として知られている)。本発
明は、漂白促進剤、ホルムアルデヒド前駆体およびその
ような溶液に通常含まれる別の成分、例えば、亜硫酸塩
および金属イオンキレート化剤を含有する漂白−促進
(即ち、コンディショニング)液を使用して色素安定性
を高めることに特に関連する。本発明のコンディショニ
ング液は、典型的に、4.5〜8の範囲のpHを有する酸
性水溶液である。好ましくは、このpHは、4.5〜6.
5である。当業者に容易に明らかであるように、1種以
上の酸もしくは緩衝剤を用いて、pHを調整および維持で
きる。
【0011】また、溶液は、一般的に処理溶液の20g/
L 以下の量(総量)で、より好ましくは0.1〜2g/L
の量で存在する、1種以上の漂白促進剤を含有する。最
も好ましい量は、0.5〜1g/L である。写真処理で
は、コンディショニング液の漂白促進剤として、硫黄含
有有機化合物が最も一般的に用いられる。しかしなが
ら、ポリアルキレンオキシド類、有機アミン類、オニウ
ム化合物、及びn−ヘキサオキシエタノールを包含する
その他の型の化合物も知られている。これらの化合物及
び通常用いられる硫黄含有化合物のより詳しい説明は、
米国特許第4,921,779号明細書およびそこで引
用された文献に記載されている。好ましい漂白−促進剤
には、アミノチアジアゾールチオール、メルカプトトリ
アゾール、イミダゾールチオール及びアミノメルカプト
トリアゾール等の複素環式チオール類、ビス(2−アミ
ノエタン)ジスルフィド、チオグリセロールジスルフィ
ド及びビス(N,N−ジメチル−2−アミノエタン)ジ
スルフィド等のジスルフィド類、並びにジチアオクタン
ジオール及びチアジエタノール等のチオエーテル類が含
まれる。特に好ましいものは、下記式Iの脂肪族チオー
ル類である。
【0012】
【化1】
【0013】(式中、各々R1 及びR2 は、H、メチル
もしくはエチルであり、そしてnは、1〜3の整数であ
る)。上記脂肪族チオール類の特定の具体例には、2−
アミノエタンチオール、3−アミノプロパンチオール、
ジメチルアミノエタンチオール、N−メチル−N−エチ
ル−アミノ−エタンチオール及びジエチルアミノエタン
チオールが含まれる。本発明のコンディショニング濃厚
液には一種以上のホルムアルデヒド前駆体も含まれる。
【0014】「ホルムアルデヒド前駆体」の用語は、コ
ンディショニング液中で、それとホルムアルデヒドとの
平衡関係を確立することができる化合物を意味する。そ
のメカニズムは確かではないが、前駆体が、ホルムアル
デヒドが色素安定化反応で使い果たされるに従って、同
じ割合でホルムアルデヒドを溶液中に徐々に放出して、
それにより平衡関係を維持するホルムアルデヒド供与体
として、実質的に作用すると信じられる。従って、コン
ディショニング液のホルムアルデヒドの濃度は、常に非
常に低レベルであり、溶液上の雰囲気中に蓄積するかま
たは望ましくない高濃度になるほどのホルムアルデヒド
は溶液中に存在しない。本発明の目的に有用なホルムア
ルデヒド前駆体には、水溶性N−メチロール化合物が含
まれる。本明細書で用いる「N−メチロール化合物」の
用語は、窒素原子に直接結合している少なくとも一つの
メチロール基を有する化合物をいう。特に有用なもの
は、米国特許第4,921,779号明細書に記載され
る式I、IIもしくはIIIで表されるN−メチロール
化合物である。別の特に好ましいN−メチロール化合物
は、1,3−ジメチロール−5,5−ジメチルヒダント
インである。
【0015】N−メチロール化合物に加えて、特に有効
なホルムアルデヒド前駆体の具体例には、ホルムアルデ
ヒド重亜硫酸(亜硫酸水素)ナトリウム及びヘキサメチ
レンテトラアミンが含まれる。ホルムアルデヒド前駆体
は、特別に添加される成分として濃厚液に添加してもよ
く、または当業者に容易に理解されるような、ホルムア
ルデヒドと重亜硫酸塩との反応によりその場で形成させ
てもよい。コンディショニング液に存在するホルムアル
デヒド前駆体の量は、濃厚液1リットル当たり45g
(45g/L )以下であり、20〜30g/L の量が好まし
く、そして22.5〜25g/L がより好ましい。
【0016】本発明のコンディショニング液の任意の
(しかし好ましい)物質は、亜硫酸塩保恒剤(もしくは
その複数)である。それは、濃厚液1リットル当たり0
〜10g(0〜10g/L )の量で存在する。好ましく
は、亜硫酸塩が0〜8g/L の量で存在し、そしてより好
ましくはそれが4〜6.5g/L で存在する。また、1種
以上の金属イオンキレート化剤、例えば、鉄、カルシウ
ム、マグネシウム、マンガン、銅および処理溶液中に通
常認められる別の金属のためのキレート化剤も、前記溶
液に任意に含まれる。好ましくは、鉄イオン(例えば、
第二鉄イオン)用のキレート化剤が用いられる。
【0017】本発明のコンディショニング液の任意の成
分は、第二級アミン化合物である。そのような化合物
は、少なくとも1つの第二級アミン部分を有し、そして
そのような基を3つまで分子内に有することができる。
第二級アミンは、前記出願に記載されるように、直鎖状
もしくは環状でありうる。好ましくは第二級アミンが、
ジアルコールアミンもしくは上記の環中に少なくとも一
つの第二級アミン部分を有する6員複素環である。代表
的な第二級アミン類には、ジエタノールアミン、ジイソ
プロパノールアミン、N−メチル−N−エチルアミン、
N−ヒドロキシエチル−N−ベンジルアミン、N−メチ
ル−N−フェニルアミン、N,N−ビス(ヒドロキシエ
チル)アミン、ピロリジン、イミダゾール、1,4−ジ
ヒドロピリジン、3−ピロリン、モルホリン、ピペリジ
ン及びピペラジンが含まれる。これらのうち、ジエタノ
ールアミン、モルホリンおよびピペリジンが最も好まし
い。溶液中の有用な第二級アミンの量は、一般的には少
なくとも0.075g/L であり、0.15〜2g/L が好
ましい。
【0018】コンディショニング液が、単一型の抗微生
物剤を有する抗微生物組成物を含むことは、本発明の実
施に際して特に有用である。この薬剤は、保存期間また
は使用中にコンディショニング液中の著しい生物成長
(すなわち、グラム陽性およびグラム陰性菌および真菌
の成長)を妨げるものである。有用な抗微生物剤はマグ
ネシウムもしくはカルシウムイオンキレート化剤である
と信じられており、より特定的にはポリアミノカルボン
酸もしくはその塩と定義できる。所望であればそのよう
な物質の混合物を使用することができるが、この型の化
合物のみが抗微生物剤としてコンディショニング液に使
用される。換言すれば、1種以上のポリアミノカルボン
酸が単独抗微生物剤(複数の)として使用される。それ
らは、殺菌性もしくは抗微生物活性を有することが知ら
れている別の物質と組み合わせて使用されることはな
い。「抗微生物(antimicrobial)」なる語は、細菌およ
び真菌の両菌の成長を抑制または防止する、化合物の性
能を称する。
【0019】1種以上の抗微生物剤は、コンディショニ
ング液中に3g/L 以下で存在する。一般的には、抗微生
物剤は、0.25〜3g/L の量で存在し、好ましくはそ
れが0.25〜2.5g/L で、そしてより好ましくは
0.5〜1.5g/L で存在する。この用途が考慮されう
る多数のポリアミノカルボン酸および塩が存在する。こ
れらの化合物は、一般的には多座配位である、すなわ
ち、2つ以上、好ましくは少なくとも4つのカルボン酸
(もしくは塩)基を分子内に有する。所定の化合物が抗
微生物剤として本発明の実施に際して有用であるかどう
か決定するための簡単な試験を実施できる。
【0020】従来の経時したプロセスE−6発色現像液
20mL/80mL(未経時溶液)を添加することにより
「経時(season)」させた典型的なコンディショニング
液に、種々のグラム陽性菌(特にエンテロコッカス・カ
ッセリフラバス(Enterococcuscasseliflavus))およ
びグラム陰性菌(特にシュードモナス(Pseudomonas)
種)ならびに真菌(特にオーレオバシディウム(Aureob
asidium)種)を含有する接種原を添加して103 CFU
(コロニー形成単位)/mLの溶液を提供する。経時させ
たコンディショニング液にも以下のもの(1リットル当
たり)を含有させる:ホルムアルデヒド重亜硫酸ナトリ
ウム(15g)、チオグリセロール(0.4mL)、亜硫
酸カリウム(45重量%,10mL)、琥珀酸緩衝剤(4
g)、ジエタノールアミン(85重量%,1mL)、水酸
化カリウム(45%,1mL)、および目的の抗微生物剤
(3gまで)。前記溶液の最終pHは7である。
【0021】次いで得られた混合物を30℃で72時間
インキュベーションし、その後生物成長のレベルを測定
する。生物成長のレベルが103 CFU/mL以下である
とき(すなわち、もとの量)、目的の抗微生物剤は適す
る抗微生物活性を有し、本発明の範囲内に入る。生物成
長のレベルが103 CFU/mLより上に統計学的に有意
な量増加するとき、化合物の抗微生物活性は不十分であ
り、本発明の範囲内には入らない。数回の反復試験をし
て前記試験に一貫して合格しなかった化合物には、ジエ
チレントリアミン五酢酸、アミノトリス(メチルホスホ
ン酸),五ナトリウム塩、および2−ヒドロキシ−1,
2,3−プロパントリカルボン酸が含まれる。それらの
場合では、化合物の量が3g/L を越えたときを除いて、
生物成長が少なくとも105 CFU/mLに増大したこと
が観察されたので、この場合、化合物は本発明の実施に
際して有用ではない。幾つかの好ましいポリアミノカル
ボン酸抗微生物剤を、以下の式のいずれかで表すことが
できる。
【0022】
【化2】
【0023】上式中、R3 、R4 、R5 およびR6 は、
独立して直鎖もしくは分枝鎖の置換もしくは非置換の炭
素原子数1〜8個のアルキレン基(例えば、メチレン、
エチレン、トリメチレン、ヘキサメチレン、2−メチル
トリメチレンおよび4−エチルヘキサメチレン)であ
る。R7 、R8 、R9 、R10、R11およびR12 は、独
立して、水素、ヒドロキシ、直鎖もしくは分枝鎖の置換
もしくは非置換の炭素原子数1〜5個のアルキル基(例
えば、メチル、エチル、イソプロピル、t−ブチル、n
−ペンチルおよび2−エチルプロピル)、置換もしくは
非置換の環内炭素原子数5〜10個のシクロアルキル基
(例えば、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘ
プチルおよび2,6−ジメチルシクロヘキシル)、また
は置換もしくは非置換の芳香核内に炭素原子を6〜10
個有するアリール基(例えば、フェニル、ナフチル、ト
リルおよびキシリル)である。
【0024】式IIおよび式IIIでは、Wは、共有結
合であるか、または二価置換もしくは非置換の脂肪族連
結基である。そのような基には、原子数1〜6個の鎖を
形成する、1つ以上のアルキレン、シクロアルキレン、
オキシ、チオ、アミノもしくはカルボニル基からなる任
意の非芳香族連結基が含まれる。そのような基の具体例
には、アルキレン、アルキレンオキシアルキレン、アル
キレンシクロアルキレン、アルキレンチオアルキレン、
アルキレンアミノアルキレン、アルキレンカルボニルオ
キシアルキレン(そのすべてが置換もしくは非置換の直
鎖もしくは分枝鎖でありうる)、および当業者に容易に
明らかである別のものが含まれる。前記式IIおよびI
IIについての基を定義する際、「置換(substitute
d)」なる語は、基上の1つ以上の置換基、例えば、炭素
原子数1〜5個のアルキル基(直鎖もしくは分枝鎖)、
ヒドロキシ、スルホ、カルボナミド、スルホナミド、ス
ルファモイル、スルホナート、チオアルキル、アルキル
カルボナミド、アルキルカルバモイル、アルキルスルホ
ナミド、アルキルスルファモイル、カルボキシ、アミ
ノ、ハロ(例えば、クロロもしくはブロモ)、スルホノ
(−SO2 R′)またはスルホキソ〔−S(=O)
R′〕(ここで、R′は、分枝鎖もしくは直鎖の炭素原
子数1〜5個のアルキル基である)の存在を意味する。
【0025】M1 、M2 、M3 およびM4 は、独立し
て、水素、もしくは一価カチオン(例えば、ナトリウム
もしくはカリウムイオンのようなアルカリ金属イオン、
アンモニウムまたは当業者に容易に明らかな別の一価カ
チオン)である。好ましい態様では、R3 、R4 、R5
およびR6 は、独立して置換もしくは非置換の炭素原子
数1〜3個のアルキレン基である。より好ましくは、各
々が、独立して、メチレンもしくはエチレンであり、そ
して最も好ましくは、各々がメチレンである。また、R
7 、R8 、R9 、R10、R11およびR12 は、独立し
て、水素、ヒドロキシもしくはメチルであることが好ま
しく、そしてより好ましくは、各々が水素もしくはメチ
ルである。
【0026】Wは、好ましくは、共有結合または置換も
しくは非置換の炭素原子数1〜3個のアルキレン基もし
くは炭素原子数5〜7個のシクロアルキレン基である。
Wがシクロアルキレンであるとき、2つの窒素原子が環
のオルト位に結合しているので、それらの間には2つの
炭素原子のみが存在する。より好ましくは、Wがメチレ
ン、エチレン、もしくは環のオルト位に結合している窒
素原子を有するシクロヘキシレンである。式IIで表さ
れる化合物がより好ましい。代表的な式IIの抗微生物
剤には、エチレンジアミン四酢酸および1,2−シクロ
ヘキサンジアミン四酢酸が含まれる。
【0027】本発明の実施に際して有用な抗微生物剤
は、溶液中の総コロニー形成単位(CFU/mL)を10
CFU/mL未満に維持するのに有効である。本発明を用
いて典型的に調節された生物成長には、細菌、例えば、
シュードモナス種(例えば、緑膿菌(Pseudomonas aeru
ginosa))およびエンテロコッカス・カッセリフラビス
(Enterococcus casseliflavies)、ならびに真菌、例え
ば、オーレオバシディウム(Aureobasidium)種が含まれ
る。本発明のコンディショニング液は、使用強度溶液と
して、または使用前もしくは使用中に20倍までの希釈
を要する濃厚液として供給できる。さらに、補充液とし
ても使用できる。要素の構造及び成分、並びにこれらの
要素の様々な型に適する処理方法の詳細は、上記リサー
チディスクロージャーに記載されている。上記の要素で
は、薄型平板状粒子乳剤、並びにポジ型もしくはネガ型
乳剤のいずれも包含する全てのタイプの乳剤を用いるこ
とができる。
【0028】本発明は、アリールピラゾロン型のマゼン
タ色素生成カラーカプラーを含有する、像様露光し、現
像した写真要素を処理するのに特に有用である。そのよ
うなカラーカプラーは当該技術分野では周知である。そ
のような化合物の一つは、米国特許第5,037,72
5号明細書に記載されている。上記コンディショニング
工程は、一般的に5分より少ない時間で実施されるが、
必要ならばより長い時間用いることができる。好ましく
はコンディショニング時間は0.5〜3分である。コン
ディショニング工程を実施する温度は一般的に室温もし
くは室温より上、例えば20〜40℃である。本発明に
従う処理は、処理溶液を収容する従来の深型タンクを用
いて実施できる。あるいは、当該技術分野でハンガー
(rack and tank)自動バットもしくは同様の設計を有す
る「低容量薄型タンク(low volume thin tank)」処理
系として知られているものを用いて実施できる。そのよ
うな処理方法および装置は、例えば、米国特許第5,4
36,118号明細書およびそこに記載された刊行物に
記載されている。
【0029】
【実施例】次の例は、本発明を具体的に説明する目的の
ためのみに提供するものであって、いずれにしても限定
しようとするものではない。特に断らない限り、すべて
のパーセンテージは重量%である。例1:好ましいコンディショニング液 以下のものを水(最大1リットル)に混合して本発明の
好ましいコンディショニング液を調製した:ホルムアル
デヒド重亜硫酸ナトリム(15g)、チオグリセロール
(0.4mL)、亜硫酸カリウム(45%、10mL)、コ
ハク酸緩衝剤(4g)、ジエタノールアミン(85%、
1mL)、水酸化カリウム(45%、1mL)及びエチレン
ジアミン四酢酸(1g)。最終pHは5.7であった。
【0030】例2〜3:コンディショニング液の評価 例1の溶液の殺菌性効果および本発明の別の二種類のコ
ンディショニング液を評価した。例2のコンディショニ
ング液は、エチレンジアミン四酢酸を2.5g/L の量で
存在させたことを除いて、例1と同様であった。例3の
溶液には、殺菌剤として1,2−シクロヘキサンジアミ
ン四酢酸(2.5g/L )を含有させた。3種のコンディ
ショニング液を、以下の方法で殺菌活性について評価し
た。「経時した」コンディショニング液の試料(各々2
00mL)を、従来のHOPE I 296 E−6連続
処理装置から採取した。「経時した(seasoned)」と
は、発色現像液のレベルが、コンディショニング液に運
び込まれたものと、コンディショニング液から運び出さ
れたものと、そしてコンディショニング液の補充液によ
り希釈されたものとの間が比較的安定なバランスである
ような程度、従来のプロセスE−6発色現像液がフィル
ム処理中にコンディショニング液に運び込まれたことを
意味する。本例に用いられた「経時した」コンディショ
ニング液は、5〜25%のプロセスE−6発色現像液を
含むものであったが、しかしこの特定の処理装置につい
ては18〜22%がより典型的である。
【0031】相当の細菌および真菌汚染があると認めら
れる経時したコンディショニング液を、生物成長の大き
な凝集塊を除去するためにナイロンメッシュを用いて粗
く濾過した。得られた濾液を細菌および真菌接種原とし
て用い、そして各試験コンディショニング液試料に添加
した(10mL)。接種原の存在により、各試料が、少な
くとも1×103 コロニー形成単位/溶液1mLの初期生
物学的集団を有するように決定した。30℃で3日間イ
ンキュベーションした後、従来のミリポア標準プレート
カウントサンプラー(Millipore Standard Plate Count
Sampler)および方法を用いて、各試料を生物成長集団
について評価した。結果を、下記第I表に示すように、
CFU/mLで報告した。さらに、対照A、BおよびCを
同様に評価した。対照Aは、接種原を全く含有しない、
例1と類似の経時したコンディショニング液の試料(2
00mL)であった。対照Bは、接種原を含有するコンデ
ィショニング液であるが、しかしエチレンジアミン四酢
酸が除かれたものであった。対照Cは、高純度水に接種
原のみを含む溶液(200mL)であった。
【0032】
【表1】
【0033】例4:写真要素の処理 例1のコンディショニング液を用いて、通常のHOPE
I 296連続処理装置で以下の処理プロトコールを
用いて、従来のカラーリバーサル写真フィルム(EKTACH
ROME(商標),フィルムコード5009)の試料を処理
した。このフィルムは、その乳剤層の一つに通常の1−
アリール−5−ピラゾロンマゼンタカラーカプラーを含
有していた。処理プロトコール: 6分 第一現像* 2分 水洗 2分 反転浴** 6分 発色現像*** 2分 コンディショニング 6分 漂白**** 4分 定着# 4分 水洗 2分 最終洗浄## 20分 乾燥
【0034】* プロセスE−6用の通常のコダ
ック第一現像液を用いる現像。 ** 反転浴は、プロセスE−6用の通常のコダッ
ク反転浴を用いた。 *** プロセスE−6用の通常のコダック発色現像
液を用いる発色現像。 **** 漂白液は(1リットル当たり)、メチルイミ
ド二酢酸のカリウム塩(12.3g)の第二鉄錯体(8
1.7g)、硝酸カリウム(63g)、臭化物イオン
(23.5g)および酢酸(0.35モル)を含有し、
そしてpHは4.5であった。 # 定着液は(1リットル当たり)、チオ硫酸ア
ンモニウム(55.5g)、メタ重亜硫酸ナトリウム
(11.2g)、クエン酸ナトリウム,2水和物(1
4.3g)およびクエン酸(2.5g)を含有し、そし
てpHは6.5であった。 ## プロセスE−6用のコダック最終リンスを用
いる最終洗浄。
【0035】これらのフィルム試料を処理した後、要素
中の残留マゼンタカラーカプラーを測定するために液体
クロマトグラフィーにより、また、マゼンタ色素退色の
量を測定するために促進保存試験(77℃及び相対湿度
0%)で、これらを評価した。コンディショニング液が
要素中のマゼンタカラーカプラーを効果的に安定化した
ことが測定された。当業者にわかるように、前記処理プ
ロトコールは異なる処理機構について変化するだろう。
【0036】例5:好ましいコンディショニング液を用
いた種々フィルムの処理 本発明をさらに具体的に説明するために、例1のコンデ
ィショニング液を、例4に記載の処理プロトコールと、
通常のHOPE 296連続処理装置に使用した。EKTA
CHROME(商標)フィルムコード 6121、5075、
5009、5017および5045のすべての試料を、
別のものを処理装置にかけた後にフィルムを送り込むこ
とによりこの実験中に処理した。コンディショニング液
の有用な長さを、「サイクル(cycles)」もしくは「タ
ンク回転数(tank turnovers)」によって測定した。1
サイクルは、192mLのコンディショニング補充液を必
要とする、1.92ft2 (0.18m2)を処理する長さ
に等しい。1回のタンク回転数(TTO)は、ある処理
タンク容量(この場合6.2リットル)を、前の処理工
程から持ち越された溶液(すなわち、発色現像液)と新
しいコンディショニング補充液との混合物で置き換えた
ものと等価のものを表す。1TTOは、27サイクルに
等しい。十分に「経時した」処理には、3TTO(もし
くは81サイクル)必要である。
【0037】本例では、最初の200サイクルについ
て、例2〜3に記載された方法を用いる生物成長の評価
のために、コンディショニング液のアリコートを処理タ
ンクから定期的に取った。本発明を用いた結果を最初の
200サイクルについて下記第II表に示す。また同様
に、抗微生物剤を省いたコンディショニング液を、同じ
型のフィルムを処理するのに使用し、そしてコンディシ
ョニング液のアリコートを定期的に取って評価した。8
1サイクル(3TTO)より少ないサイクル経過後に、
著しい生物成長(少なくとも106 CFU/mL)が認め
られた。
【0038】
【表2】 * 前処理工程からの発色現像液の持ち越しによるコン
ディショニング液の経時レベル。
【0039】本発明のコンディショニング液が、抗微生
物剤、エチレンジアミン四酢酸1g/L の存在により、相
当な処理時間後の生物成長がなかったことは明らかであ
る。実験に用いられた種々のフィルムは、本発明の利点
の実証するために重要なものではない。フィルムは、単
に実際の顧客の処理条件を模擬するために処理装置を通
して溶液を運ぶために使用するにすぎない。生物成長の
不足は、たとえどのようなフィルムもしくはその処理順
序であっても明らかである。例6:生物成長の長期評価 本発明(例1のコンディショニング液)を、通常のHost
ert Type DPP 40/120ハンガー処理装置(ra
ck and tank processor)を用いて長期に渡っても評価し
た。例5に記載の通常のEKTACHROME(商標)フィルム
を、Fuji Photo.Co. およびAgfa Corporation製の数種
の通常のフィルムと同様に処理した(フィルムの型もし
くは順序は本発明に決定的なものではない)。処理プロ
トコールは以下の通りであった。
【0040】処理プロトコール: 6分 第一現像* 3分 水洗 3分 反転浴** 6分 発色現像*** 3分 コンディショニング 6分 漂白***** 6分 定着# 6分 水洗 3分 最終洗浄## 30分 乾燥
【0041】* プロセスE−6用の通常のコダ
ック第一現像液を用いる現像。 ** 反転浴は、プロセスE−6用の通常のコダッ
ク反転浴を用いた。 *** プロセスE−6用の通常のコダック発色現像
液を用いる発色現像。 **** 漂白液は例4のものと同じものであった。 # 定着液は例4のものと同じものであった。 ## プロセスE−6用のコダック最終リンスを用
いる最終洗浄。
【0042】5ヵ月間に渡って6.4TTO(45リッ
トルタンク)処理した後、コンディショニング液浴を、
例2〜3に記載したように生物成長について評価した。
生物成長は全く検出されなかった(<10CFU/m
L)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 メアリー エレン クレイバー アメリカ合衆国,ニューヨーク 14612, ロチェスター,ウエスト ベンド ドライ ブ 63

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4.5〜8のpHを有し、漂白促進剤、
    ホルムアルデヒド前駆体、および単独の抗微生物剤とし
    てポリアミノカルボン酸もしくはその塩の抗微生物組成
    物を含むコンディショニング液であって、前記抗微生物
    剤が3g/Lより少ない量でコンディショニング液に存
    在することを特徴とするコンディショニング液。
  2. 【請求項2】 像様露光して現像したカラーハロゲン化
    銀写真要素を請求項1に記載のコンディショニング液で
    処理することを含む、カラー写真要素の処理方法。
JP8082572A 1995-04-05 1996-04-04 コンディショニング液およびカラー写真要素の処理方法 Pending JPH08286335A (ja)

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