JPH08286224A - フィルム駒位置決め方法 - Google Patents

フィルム駒位置決め方法

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JPH08286224A
JPH08286224A JP8838496A JP8838496A JPH08286224A JP H08286224 A JPH08286224 A JP H08286224A JP 8838496 A JP8838496 A JP 8838496A JP 8838496 A JP8838496 A JP 8838496A JP H08286224 A JPH08286224 A JP H08286224A
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JP
Japan
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film
wheel
peripheral
take
drive wheel
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JP8838496A
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English (en)
Inventor
R Kakkmerovski Douglas
アール カックメロウスキー ダグラス
Francis D Gaetano Anthony
フランシス ディガエターノ アンソニー
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1回使用カメラを製造またはリサイクルする
間に、利用可能な最初のフィルム駒を試験するために該
フィルム駒を露光位置に位置決めする方法を提供する。 【解決手段】 1回使用カメラの該未露光駒を露光部に
おいて試験的に露光させるために、巻取ホイールの周縁
歯と係合可能な周縁歯を備えた駆動ホイールにおいて周
縁歯の2つの周縁歯の間に設けられた周縁歯が形成され
ていない部分に巻取ホイールの少なくとも1つの周縁歯
を配置し、駆動ホイールを回転させて、周縁歯を該駆動
ホイールの周縁歯の形成されていない部分に配置された
巻取ホイールの少なくとも1つの周縁歯から順次に巻取
ホイールの周縁歯に係合させ、以て巻取ホイールを回転
させて、最初の利用可能なフィルム駒を未露光フィルム
ロールから露光部に引き出すことにより、最初の利用可
能なフィルム駒が位置決めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的に写真フィル
ムに関し、特に1回使用カメラに関する。更に詳細に
は、本発明は、1回使用カメラにおいて試験露光のため
の最初に利用するフィルムの駒に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルムとカメラを一体に形成したもの
は一般的に1回使用カメラと呼ばれ、近時、周知となっ
ている。典型的に、1回使用カメラは焦点や露出の調節
の不要なタイプの簡単なカメラであり、撮像レンズを支
持するプラスチック製の内側の本体部と、回転自在に支
持された計量スプロケットを有するフィルム計量装置
と、シングルブレードのシャッタと、手動式のシャッタ
ボタンと、撮影のために残りの駒数を表示する駒計数器
と、直視式のビューファインダと、従来式のフィルムカ
ートリッジと、場合によっては電子式フラッシュ装置と
を具備している。しばしば、プラスチック製の前カバー
と後カバーとが、両者間に前記本体部を収納してカメラ
組立体となる。後カバーは、本体部への光の進入を防止
するように、前記本体部または前記前カバーもしくは両
者に連結される。前記カメラ組立体は、厚紙よりなる装
飾箱により収納される。装飾箱は、前記撮像レンズ、シ
ャッタボタン、前記フィルム前進ホイール、ビューファ
インダ、駒計数器およびフラッシュ発光窓に対応した複
数の開口部を有している。
【0003】撮影者が上記1回使用カメラを用いて写真
を撮影すると、この撮影者は手操作によりフィルム前進
ホイールを回転させ、カセット外殻内に設けれたカート
リッジスプールまたはフィルム巻取スプールを回転させ
て露光済フィルムをカセット外殻内に巻き取る。一駒の
フレーム幅よりも僅かに長い長さを以てフィルム帯を巻
き取ると、フィルム帯と係合する計量スプロケットが回
転して、フレーム計数器の表示を逐次減じる。フィルム
帯上の撮影可能な最大数が露光され、フィルム帯がカセ
ット外殻に完全に巻き戻されると、1回使用カメラ現像
所に引き渡される。現像所において前記カメラの外側装
飾箱が除去され、本体部から後カバー部が取り外され
る。次いで、フィルム帯を内包するフィルムカセットが
カメラ本体部から取り出される。顧客のために、フィル
ム帯がカセット外殻から取り出され、ネガが現像され、
プリントされる。使用後のカメラの部品は、製造者に引
き渡されリサイクル(再製造)される。
【0004】典型的に、1回使用カメラの最初の製造ま
たはリサイクルして再び製造する際には、フィルムカー
トリッジと未露光フィルムスプールとが本体部の各々の
室内に配設される。フィルムカートリッジは突き出した
フィルムリーダを有しており、該フィルムリーダの先端
が前記未露光フィルムスプールに巻き取られている。突
出するフィルムリーダは、該フィルムリーダの縁部に沿
って配設された一連の穿孔を、計量スプロケットの周部
に配設された一連の歯部に係合させることにより、該計
量スプロケトに対して位置決めされる。次いで、前記フ
ィルムリーダが前記計量スプロケットから外れないよう
にして、前記後カバーが前記本体部に嵌め込まれる。そ
して、1990年11月27日に発行された米国特許公
報第4972649号に開示されているように、工場に
おいて、未露光フィルムスプールの露出された端部を回
転させることにより、カセット外殻から未露光フィルム
の概ね全長に渡って引き出され、未露光フィルムスプー
ルに巻き取られる。最後に、装飾箱がカメラ組立体に取
り付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】製造またはリサイクル
する間に、フィルム巻取ホイールを回転させて、フィル
ムカートリッジのカートリッジスプールまたはフィルム
巻取スプールを回転させ、最初のまたは第1の利用可能
なフィルム駒を本体部の露光部としてのバックフレーム
開口部へ引き出し、シャッタボタンを押して前記バック
フレーム開口部にある第1の駒を試験的に露光すること
が望ましい。これにより、当該1回使用カメラが作動す
るかが評価される。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、1回使用カメ
ラ、すなわち、周縁歯が形成されたフィルム巻取ホイー
ルであって、概ねフィルムカートリッジ内に配設された
フィルム巻取スプールの突出する端部と係合し、かつ、
未露光フィルムロールから第1の利用可能なフィルム駒
を露光部へ引き出し、該未露光駒を前記露光部において
試験的に露光させるために、前記フィルム巻取スプール
を同様に回転させるように回転可能に設けられたフィル
ム巻取ホイールを有するカメラで、最初の利用可能なフ
ィルム駒を位置決めする方法において、前記巻取ホイー
ルの周縁歯と係合可能な周縁歯を備えた駆動ホイールを
回転させて、該駆動ホイールにおいて前記周縁歯の2つ
の周縁歯の間に設けられた周縁歯が形成されていない部
分を選択された回転位置に位置決めする工程と、前記駆
動ホイールの周縁歯の形成されていない部分に、前記巻
取ホイールの少なくとも1つの周縁歯を配置するよう
に、前記駆動ホイールを位置決めする工程と、前記駆動
ホイールを回転させて、その周縁歯を、該駆動ホイール
の周縁歯の形成されていない部分に配置された前記巻取
ホイールの少なくとも1つの周縁歯から順次に巻取ホイ
ールの周縁歯に係合させ、以て巻取ホイールを回転させ
て、最初の利用可能なフィルム駒を前記未露光フィルム
ロールから前記露光部に引き出す工程とを含んで成る方
法を要旨とする。
【0007】前記駆動ホイールの周縁歯の形成されてい
ない部分に、前記巻取ホイールの少なくとも1つの周縁
歯を配置するように、前記駆動ホイールを位置決めする
ことにより、駆動ホイールが回転、駆動され周縁歯が互
いに係合するとき、駆動ホイールと巻取ホイールの周縁
歯が故障(ジャミング)またはトッピングすることが防
止される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を一例として1回使用カメ
ラ(使い捨てカメラまたはフィルム付きカメラ)に好ま
しく実施する場合について説明する。1回使用カメラの
特徴は一般的に周知となっているので、以下の説明では
開示された実施形態と直接的に関連する部分についての
み記載する。然しながら、他の構成要素は種々の形態と
することが可能であるとは当業者には理解されよう。
【0009】図1を参照すると、1回使用カメラ10
は、プラスチック製の本体部12と、一対のプラスチッ
ク製の前後カバー部14、16とを有している。前後カ
バー部14、16は、間に本体部12を収納するように
互いに連結されており、これによりカメラ組立体が形成
される。本体12は前カバー部14に取り付けられ、後
カバー16は、本体部12に光が侵入しないように本体
部12に嵌め込まれる。
【0010】図1に示すように、本体部12は、一体的
に形成されたフィルムカートリッジ19のためのカート
リッジ受承室17と、未露光フィルムスプール20のた
めのフィルムロール室18とを有してる。カートリッジ
受承室17とフィルムロール受承室18は、フィルム露
光部としてのバックフレーム開口部またはフィルム露光
開口部21に関して両側に配設されている。撮影の間、
フィルム露光開口部21において、フィルム帯22の一
連の駒が露光される。フィルム帯22は、通常フィルム
巻取スプール23にロール状に巻き取られる。フィルム
巻取スプール23はフィルムカートリッジ24内で回転
自在に支持されている。フィルム帯22は、フィルムリ
ーダ25を含めて縁部に沿って長手方向に配設された穿
孔24を有している。フィルムリーダ25はフィルムカ
セットから突出している。
【0011】本体部12は種々のカメラ要素を支持して
いる。これらのカメラ要素は、本体部12が前カバー部
14に取り付けられ、かつ、前後カバー部14、16が
連結されて両者間に本体部12が収納される前に、該本
体部に取り付けられる。また、これらのカメラ要素は、
本体部の正面に取り付けられたスナップ式の保持器28
とレンズ支持プレート30との間に挟持された固定焦点
撮像レンズ26と、レンズ支持プレート30に取り付け
られたシャッタとフラッシュとを同期させるスイッチ接
点32と、一対の前後ビューファインダレンズ34(図
1には前ビューファインダレンズのみが図示されてい
る)と、本体部12の頂部に取り付けられた駒拡大鏡3
5と、シャッタ機構とを具備している。該シャッタ機構
は、シャッタボタン37を有する保持プレート36を有
している。シャッタボタン37を手動式に押し込むと、
回転自在に設けられたシャッタブレード40が解放され
る。シャッタ機構は、更に、シャッタリターンバネ42
と、シャッタブレードを動作させるレバー44と、レバ
ー作動バネ46とを具備している。シャッタブレードが
動作すると、該シャッタブレードが回転、解放して撮像
レンズの覆いが除かれフィルムが露光される。前記カメ
ラ要素は、更に、フィルム前進、計量機構を有してい
る。該フィルム前進、計量機構は、周縁部に複数の歯の
形成されたフィルム前進ホイールまたは巻取ホイール4
8を具備している。該フィルム前進ホイールまたは巻取
ホイール48は、手操作により回転可能に設けられてお
り、かつ、フィルム巻取スプール23の突出する先端4
9と係合している。フィルムの露光後にフィルム前進ホ
イールまたは巻取ホイール48を回転させると、前記フ
ィルム巻取スプール23が回転して、フィルム帯22の
露光された駒がフィルムカートリッジ19内に巻き取ら
れる。フィルム前進ホイールまたは巻取ホイール48
は、更に、フィルム帯の穿孔24と連続して係合するよ
うに設けられた環状の周縁歯51を有するフィルム計量
スプロケット50と、関連する計量カム52と、計量レ
バー54と、計量バネ56とを具備している。フィルム
計量スプロケット50と、計量カム52と、計量レバー
54とは、回転自在に設けられた駒計数器60(駒拡大
鏡37を介して目視可能)と、巻取ホイール48と、計
量スプロケット50と周知の方式にて共働して、駒計数
器の数を1減じる共に、露光された駒をフィルムカート
リッジ19内へ巻き取るために巻取ホイールが回転した
後に(シャッタボタンが押されるまで)巻取ホイールを
係止する。前記カメラ要素は、更に、バックフレーム開
口部21を形成する光バッフル80と、電子フラッシュ
照射装置82とを具備して成る。電子フラッシュ照射装
置82は、回路ボード88と、コンデンサ86と、フラ
ッシュ発光レンズ88と、フラッシュ電池90とを具備
している。前記電池は本体部12に設けられた電池受承
室91に収められている。前後カバー部14、16が互
いに連結され両者間に本体部12が収納されると、一対
の前後装飾ラベル92が前後カバー部14、16の中央
部に貼り付けられる。
【0012】図1に示すように、容易に取り外し可能な
カートリッジカバードア94と電池カバードア96が、
各々、カートリッジ受承室17および電池受承室17に
対向するように、後カバー部16に設けられている。2
つのカバードア94、96は、フィルムカートリッジ1
9と電池90とをカートリッジ受承室17と電池受承室
91から取り出すために、後カバー部16の内側に沿っ
て設けられたヒンジ溝に沿って開くように設けることが
できる。
【0013】後カバー3つの同じコーナーピン100を
有している。本体部12が前カバー部14に取り付けら
れ、前後カバー部が部分的に分離した中間組立位置に配
置されると、コーナーピン100の各々は、容易に、前
カバー部14に形成されたコーナー孔(図示せず)内に
部分的に受承される。同時に、後カバー部16の概ね中
央部に設けられた一対の上下係合フック104の各々
が、前カバー部14に設けられた上下スロット(図1に
は上スロットのみ図示されている)106に部分的に押
し込まれ、前後カバー部がこれ以上分離することが防止
される。更に押圧力を加えなければ、後カバー部16に
が設けられた3つのコーナーピン100は、前カバー部
14に設けられた3つのコーナー孔内へはこれ以上挿入
されないので、後カバー部の上下係合フック104は前
カバー部の上下スロット106と係合すると共に、後カ
バー部の中央部が僅かに弓なりに変形して計量スプロケ
ット50の方向に内側に撓み、かつ、前後カバー部と本
体部12との間に幾らか隙間ができる。
【0014】カートリッジカバードア94と電池カバー
ドア96の各々には、同様に設けられた一対の端部孔1
08が形成されている。端部孔108は、本体部12が
前カバー部に取り付けられ、かつ、前後カバー部が最終
的に分離していない組立位置に連結されるとき、前後カ
バー部14、16を連結するようにフック110と係合
可能に形成されている。同時に、後カバー部16の3つ
のコーナーピン100が、機械により前カバー部14の
前記コーナー孔内へ更に押し込まれ、後カバー部の中凹
部の湾曲が矯正されて、後カバー部が最終的に真っ直ぐ
になる。こうして、後カバー部16が本体部12に装着
され、該本体部内への光の侵入を防止する。
【0015】次に、上記1回使用カメラの組立について
説明する。先ず、突出するフィルムリーダ25を有する
フィルムカートリッジ19と、フィルムリーダ25が取
り付けられている未露光フィルムスプール20が、カー
トリッジ受承室17とフィルムロール室18に内に配置
される。フィルムリーダ25に設けられた穿孔24の1
つが、手操作により計量スプロケット50の周縁歯51
の1つと係合され、フィルムリーダ25が正しい位置に
保持される。次いで、本体部12が前カバー部14に取
り付けられる。
【0016】前後カバー部14、16が部分的に分離し
た中間組位置に配置され、後カバー部16の3つのコー
ナーピン100が前カバー部14の3つのピン孔内に部
分的に挿入され、後カバー部の概ね中央部に設けられた
上下フック104が前カバー部14の上下スロット10
6に部分的に押し込まれる。このとき、後カバー部16
の3つのコーナーピン100が前カバー部14の3つの
ピン孔内に完全には挿入されていないことから、後カバ
ー部16と本体部12との間には隙間が形成されると共
に、後カバー部の上下フック104と前カバー部の上下
スロット106とが係合し、かつ、後カバー部16の3
つのコーナーピン100が前カバー部14の3つのピン
孔内に完全には挿入されていないことから、後カバー部
は計量スプロケット50へ僅かに弓なりに湾曲または変
形している。上記の隙間により、一連の組立ステーショ
ンにおいて本体部12の内部に手を加えることが可能と
なり、そして、上記の湾曲により、カメラ組立体が組立
ステーションを移動する間に、フィルムリーダ25が計
量スプロケット50から外れることが防止される。後カ
バー部16は、図1に示すように、計量スプロケット5
0の接触を防止するための凹所111が形成されてい
る。
【0017】次いで、前後カバー部14、16が最終的
な組立位置に配置され、前カバー部の両端配設された2
対のフック110がカートリッジカバードア94と電池
カバードア96に形成された2対の端部孔108に部分
的に押し込まれ、かつ、後カバー部の3つのコーナーピ
ン100が前カバー部に形成された3つのピン孔内に機
械により押し込まれ、後カバー部と本体部12との間の
隙間と、後カバー部の中央部の内側への湾曲が除去され
る。こうして、後カバー部16が最終的に真っ直ぐにな
り、かつ、本体部12内への光の侵入を防止するように
本体部12に装着される。
【0018】次いで、フィルム帯22をフィルムカート
リッジ19から未露光フィルムスプール20に工場にお
いて予め巻き付けておくために、動力式のスクリュード
ライバー等の回転装置を未露光フィルムスプール20の
突出する端部112に係合させ、該未露光フィルムスプ
ール20を回転させる。最後に、装飾ラベル92が前後
カバー部14、16に貼り付けられる。
【0019】試験 1回使用カメラ10の製造またはリサイクルする間に、
巻取ホイール48を回転させてフィルム巻取スプール2
3を回転させて、フィルム帯22において第1に利用可
能な駒を未露光フィルムスプール20からバックフレー
ム開口部21へ引き出し、シャッタボタン37を押し
て、前記バックフレーム開口部21での第1の駒の露光
を試験することが望ましい。これにより、1回使用カメ
ラ10が正常に動作するかを評価することができる。
【0020】フィルム帯22の第1の駒は、試験露光の
ために、以下のようにしてバックフレーム開口部21に
配置される。 (1)巻取ホイール48の周縁歯118に係合可能な周
縁歯116を備えた電池または他の動力モータにより駆
動される駆動ホイール114を、図2、3に示すよう
に、前記駆動ホイールを回転させて、該駆動ホイールに
おいて2つの周縁歯の間に設けられた歯の形成されてい
ない部分120を所定の回転位置に位置決めし、(2)
次いで、駆動ホイール114の周縁歯の形成されていな
い部分120に、巻取ホイール48の1または複数の周
縁歯118を配置するように、駆動ホイールを位置決め
し、(3)最後に、駆動ホイール114を回転させて、
その周縁歯116を、該駆動ホイールの周縁歯の形成さ
れていない部分120にある前記巻取ホイールの1また
は複数の周縁歯から順次に巻取ホイール48の周縁歯1
18に係合させ、巻取ホイールを回転させて、フィルム
帯22の第1の利用可能な駒を前記フィルムロールから
バックフレーム開口部21に引き出す。
【0021】巻取ホイール48の1または複数の周縁歯
118を、駆動ホイール114の周縁歯の形成されてい
ない部分120に位置決めするように、駆動ホイール1
14を巻取ホイール48に隣接させて配置することによ
り、駆動ホイールが回転、駆動され周縁歯が最初に係合
するとき、故障(ジャミング)またはトッピングが防止
される。駆動ホイール114の周縁歯の形成されていな
い部分120の両側の周縁歯122、123は、駆動ホ
イールの他の周縁歯118よりも著しく低くなっている
(好ましくは1/2)。これにより、駆動ホイール11
4が回転して巻取ホイール48が回転したとき、2つの
周縁歯122、123の一方(駆動ホイール114の回
転方向により決定される)と周縁歯の形成されていない
部分120における周縁歯118の最初の1つの歯との
初期係合が容易になる。
【0022】本発明を好ましい実施形態を参照して説明
した。然しながら、本発明の範囲を逸脱することなく、
変形と修正が可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】1回使用カメラの分解斜視図である。
【図2】1回使用カメラと、外部の動力式駆動ホイール
の係合状態を示す略示斜視図である。
【図3】駆動ホイールの平面図である。
【符号の説明】
10…1回使用カメラ 12…本体部 14…前カバー部 16…後カバー部 19…フィルムカートリッジ 20…未露光フィルムスプール 21…バックフレーム開口部(露光部) 22…フィルム帯 23…フィルム巻取スプール(カートリッジスプール) 48…巻取ホイール 49…フィルム巻取スプールの突出する端部 114…駆動ホイール 116…駆動ホイールの周縁歯 118…巻取ホイールの周縁歯 120…駆動ホイールにおいて周縁歯の形成されていな
い部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1回使用カメラ、すなわち、周縁歯が形
    成されたフィルム巻取ホイールであって、概ねフィルム
    カートリッジ内に配設されたフィルム巻取スプールの突
    出する端部と係合し、かつ、未露光フィルムロールから
    第1の利用可能なフィルム駒を露光部へ引き出し、該未
    露光駒を前記露光部において試験的に露光させるため
    に、前記フィルム巻取スプールを同様に回転させるよう
    に回転可能に設けられたフィルム巻取ホイールを有する
    カメラで、最初の利用可能なフィルム駒を位置決めする
    方法において、 前記巻取ホイールの周縁歯と係合可能な周縁歯を備えた
    駆動ホイールを回転させて、該駆動ホイールにおいて前
    記周縁歯の2つの周縁歯の間に設けられた周縁歯が形成
    されていない部分を選択された回転位置に位置決めする
    工程と、 前記駆動ホイールの周縁歯の形成されていない部分に、
    前記巻取ホイールの少なくとも1つの周縁歯を配置する
    ように、前記駆動ホイールを位置決めする工程と、 前記駆動ホイールを回転させて、その周縁歯を、該駆動
    ホイールの周縁歯の形成されていない部分に配置された
    前記巻取ホイールの少なくとも1つの周縁歯から順次に
    巻取ホイールの周縁歯に係合させ、以て巻取ホイールを
    回転させて、最初の利用可能なフィルム駒を前記未露光
    フィルムロールから前記露光部に引き出す工程とを含ん
    で成る方法。
  2. 【請求項2】 前記駆動ホイールを回転させることによ
    り、該駆動ホイールの周縁歯の形成されていない部分の
    両側の1つまたは2つの周縁歯であって、前記駆動ホイ
    ールの他の周縁歯よりも歯高が低く形成されて成る周縁
    歯が移動して同駆動ホイールの周縁歯の形成されていな
    い部分に配置された前記巻取ホイールの少なくとも1つ
    の周縁歯と係合し、これにより前記巻取ホイールが回転
    し、以て前記フィルム巻取スプールが回転する請求項1
    に記載の方法。
JP8838496A 1995-04-10 1996-04-10 フィルム駒位置決め方法 Pending JPH08286224A (ja)

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US41932995A 1995-04-10 1995-04-10
US419329 1995-04-10

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JP (1) JPH08286224A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6088528A (en) * 1997-10-23 2000-07-11 Eastman Kodak Company Camera wind and trip testing methods and apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6088528A (en) * 1997-10-23 2000-07-11 Eastman Kodak Company Camera wind and trip testing methods and apparatus
US6185372B1 (en) 1997-10-23 2001-02-06 Eastman Kodak Company Camera wind and trip testing methods and apparatus

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