JPH08276924A - 合成樹脂製角形中空容器 - Google Patents
合成樹脂製角形中空容器Info
- Publication number
- JPH08276924A JPH08276924A JP10042595A JP10042595A JPH08276924A JP H08276924 A JPH08276924 A JP H08276924A JP 10042595 A JP10042595 A JP 10042595A JP 10042595 A JP10042595 A JP 10042595A JP H08276924 A JPH08276924 A JP H08276924A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- wall
- rectangular
- corner
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱可塑性合成樹脂を二軸延伸ブロー成形し
て、内容物を高温加熱殺菌充填するのに適した多角形状
にした中空容器に於いて、容器の上下方向及び側壁対角
線方向の力に対して強度を有するものとする。 【構成】 基本的に断面が四角形をした筒形の容器の隅
角部分を側面部分に比べて狭い平坦面になるように切除
して八角形状にした中空容器に於いて、容器内の圧力の
変化を吸収するために、容器の平坦な側壁部に矩形状に
凹溝で囲んだ壁部を形成した圧力変形が可能な窪みを有
するパネル壁部を設けると共に、容器の側壁中央部分
（ウエスト部）に横方向に設けた溝条をした補強リブ
を、前記隅角部の平坦面には形成せずに各壁面に独立し
た補強リブとなして、隅角平坦面に対角線方向及び縦方
向の外力にたいする剛性を有する容器とする。
て、内容物を高温加熱殺菌充填するのに適した多角形状
にした中空容器に於いて、容器の上下方向及び側壁対角
線方向の力に対して強度を有するものとする。 【構成】 基本的に断面が四角形をした筒形の容器の隅
角部分を側面部分に比べて狭い平坦面になるように切除
して八角形状にした中空容器に於いて、容器内の圧力の
変化を吸収するために、容器の平坦な側壁部に矩形状に
凹溝で囲んだ壁部を形成した圧力変形が可能な窪みを有
するパネル壁部を設けると共に、容器の側壁中央部分
（ウエスト部）に横方向に設けた溝条をした補強リブ
を、前記隅角部の平坦面には形成せずに各壁面に独立し
た補強リブとなして、隅角平坦面に対角線方向及び縦方
向の外力にたいする剛性を有する容器とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性合成樹脂を二
軸延伸ブロー成形した筒状の中空容器に関するもので、
中でも、容器内に内容物を高温加熱殺菌して充填した
り、容器内に内容物を充填してから加熱殺菌するのに適
した多角形状の中空容器に関するものである。
軸延伸ブロー成形した筒状の中空容器に関するもので、
中でも、容器内に内容物を高温加熱殺菌して充填した
り、容器内に内容物を充填してから加熱殺菌するのに適
した多角形状の中空容器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ジュース等の果汁や清涼飲料水そ
の他の飲料品等の高温加熱殺菌を必要とする内容物を充
填する容器としては、ポリエチレンテレフタレート（Ｐ
ＥＴ）樹脂を二軸延伸ブロー成形した中空容器が広範に
多用されている。ところが、上記ＰＥＴ容器は、通常の
二軸延伸ブロー成形法では成形時に内部残留応力が発生
して、高温加熱充填時や高温加熱殺菌時に熱変形を生じ
易いので、それを防ぐ為に成形過程でヒートセットを行
う工程を設けておいて、熱と残留応力による容器の変形
を防止することが図られている。また、上記のような高
温加熱充填を行うと充填後に冷却された容器内が減圧状
態となり、また、高温加熱殺菌を行う際には容器内が一
時加圧状態となり、容器壁に圧力が加わって容器が変形
する。そこで、このような容器の変形を防止する手段と
して、一般的には、容器の側壁面に帯状の凹凸を形成し
た補強リブを周設したり、内部圧力の変化を吸収緩和す
る変形可能な壁部（パネル壁）を設けて、側壁の他の部
分に変形を生じて容器の外観が損なわれることがないよ
うにしている。
の他の飲料品等の高温加熱殺菌を必要とする内容物を充
填する容器としては、ポリエチレンテレフタレート（Ｐ
ＥＴ）樹脂を二軸延伸ブロー成形した中空容器が広範に
多用されている。ところが、上記ＰＥＴ容器は、通常の
二軸延伸ブロー成形法では成形時に内部残留応力が発生
して、高温加熱充填時や高温加熱殺菌時に熱変形を生じ
易いので、それを防ぐ為に成形過程でヒートセットを行
う工程を設けておいて、熱と残留応力による容器の変形
を防止することが図られている。また、上記のような高
温加熱充填を行うと充填後に冷却された容器内が減圧状
態となり、また、高温加熱殺菌を行う際には容器内が一
時加圧状態となり、容器壁に圧力が加わって容器が変形
する。そこで、このような容器の変形を防止する手段と
して、一般的には、容器の側壁面に帯状の凹凸を形成し
た補強リブを周設したり、内部圧力の変化を吸収緩和す
る変形可能な壁部（パネル壁）を設けて、側壁の他の部
分に変形を生じて容器の外観が損なわれることがないよ
うにしている。
【０００３】上記のような構造をした公知例としては、
例えば、以下のようなものがある。外形が大略角柱状を
した中空容器に於いて、側壁に剛性を持たせるために、
該容器の胴部中程の壁面をバンド状に膨出させたリブと
へこませた周溝とを交互に設けた横方向の補強リブ部を
形成すると共に、該補強リブ部分を挟んだ上下の壁面を
外方へ膨出させた内圧変化吸収壁（パネル壁）部を形成
したものは、実開昭５８−１６１８１７号公報に見るこ
とができる。また、断面が長方形状の中空容器の胴部の
幅広の前壁と後壁には略正方形の凹部を、幅狭の側壁に
は略長方形の凹部を、それぞれ縦に二個づつ形成してパ
ネル壁部を形成し、前記幅広壁面の正方形の凹部の外周
部には補強用の突条と溝条を設けると共に、該上方側の
凹部の底壁中央部に横方向に補強用の突条を設けたもの
が、実開昭６４−４６６２号公報に記載されている。
例えば、以下のようなものがある。外形が大略角柱状を
した中空容器に於いて、側壁に剛性を持たせるために、
該容器の胴部中程の壁面をバンド状に膨出させたリブと
へこませた周溝とを交互に設けた横方向の補強リブ部を
形成すると共に、該補強リブ部分を挟んだ上下の壁面を
外方へ膨出させた内圧変化吸収壁（パネル壁）部を形成
したものは、実開昭５８−１６１８１７号公報に見るこ
とができる。また、断面が長方形状の中空容器の胴部の
幅広の前壁と後壁には略正方形の凹部を、幅狭の側壁に
は略長方形の凹部を、それぞれ縦に二個づつ形成してパ
ネル壁部を形成し、前記幅広壁面の正方形の凹部の外周
部には補強用の突条と溝条を設けると共に、該上方側の
凹部の底壁中央部に横方向に補強用の突条を設けたもの
が、実開昭６４−４６６２号公報に記載されている。
【０００４】同じく、断面が正方形の角部を少しく切除
した八角柱状形の中空容器において、胴部中程の壁面に
周設した溝条の補強リブを挟んで上下にパネル壁を設け
ると共に、該溝条の深さを隅角部から中央部に至るに従
って深く形成して、容器の全周壁の強度を均一に高める
ようにしたものが、実開平１−１６１４２８号公報に記
載されている。更に、断面が長方形の四隅を角取りした
筒状角形容器の胴部のほぼ中間部（ウエスト部）に周溝
状にリブを形成した壜体において、パネル壁部における
前記リブの深さを、隅角部におけるよりも深く形成し
て、パネル壁部における前記リブが隅角部における前記
リブより壜体内方へ段差状に形成して、容器壁の剛性を
高めて壁厚を薄くすることを可能としたものが、実開平
５−９４１１２号公報に記載されている。
した八角柱状形の中空容器において、胴部中程の壁面に
周設した溝条の補強リブを挟んで上下にパネル壁を設け
ると共に、該溝条の深さを隅角部から中央部に至るに従
って深く形成して、容器の全周壁の強度を均一に高める
ようにしたものが、実開平１−１６１４２８号公報に記
載されている。更に、断面が長方形の四隅を角取りした
筒状角形容器の胴部のほぼ中間部（ウエスト部）に周溝
状にリブを形成した壜体において、パネル壁部における
前記リブの深さを、隅角部におけるよりも深く形成し
て、パネル壁部における前記リブが隅角部における前記
リブより壜体内方へ段差状に形成して、容器壁の剛性を
高めて壁厚を薄くすることを可能としたものが、実開平
５−９４１１２号公報に記載されている。
【０００５】しかし、このような従来の筒状角形容器の
共通した点は、図７、図８に示すように容器胴部の中間
ウエスト部に形成する補強リブ７の凹溝が、側壁面だで
なく隅角壁６面にも補強リブ７ａとして凹溝が形成され
て、側壁面の凹溝と連続した均質一体の凹溝が周設され
た構造をしたものである。そして、一般論として、この
ような構造をした容器は、側壁面に横方向から加えられ
る力に対しては抵抗力があり、ある程度の強度を有して
いるが、隅角壁６面に矢印のように加えられる強い力に
対しては抵抗力が弱くて、図９に示すように容器ウエス
ト部の横断面が菱形に変形し易く、また、容器に上下方
向の強い力が加えられた場合には、ウエスト部に形成し
た補強リブ７の凹溝部分で座屈変形を生じ易いという欠
点がある。
共通した点は、図７、図８に示すように容器胴部の中間
ウエスト部に形成する補強リブ７の凹溝が、側壁面だで
なく隅角壁６面にも補強リブ７ａとして凹溝が形成され
て、側壁面の凹溝と連続した均質一体の凹溝が周設され
た構造をしたものである。そして、一般論として、この
ような構造をした容器は、側壁面に横方向から加えられ
る力に対しては抵抗力があり、ある程度の強度を有して
いるが、隅角壁６面に矢印のように加えられる強い力に
対しては抵抗力が弱くて、図９に示すように容器ウエス
ト部の横断面が菱形に変形し易く、また、容器に上下方
向の強い力が加えられた場合には、ウエスト部に形成し
た補強リブ７の凹溝部分で座屈変形を生じ易いという欠
点がある。
【０００６】
【発明が解決使用とする課題】中空容器の形状としては
種々のものが用いられているが、一般的には断面が円形
または四角形をした筒状の壜形容器が多用されており、
形状が円筒形をなしたものは、その胴部壁面がどの部分
に於いても中心軸線から等しい距離にあるので、ブロー
成形を行う際に壁面が均一に延伸され易く、その結果、
容器の形状および強度が安定である。しかし、形状が四
角形又は多角形をなしたものは、その胴部壁面は中心軸
線からの距離が部所によって異なるため、ブロー成形を
行う際に壁面全体が均一に延伸され難く、従って、壁面
の位置によって延伸量が異なって、内部残留応力も場所
によって異なった大きさを有するので、ヒートセット加
工して製品となった後も容器の変形原因となり、容器の
形状および強度の不安定要因となっている。
種々のものが用いられているが、一般的には断面が円形
または四角形をした筒状の壜形容器が多用されており、
形状が円筒形をなしたものは、その胴部壁面がどの部分
に於いても中心軸線から等しい距離にあるので、ブロー
成形を行う際に壁面が均一に延伸され易く、その結果、
容器の形状および強度が安定である。しかし、形状が四
角形又は多角形をなしたものは、その胴部壁面は中心軸
線からの距離が部所によって異なるため、ブロー成形を
行う際に壁面全体が均一に延伸され難く、従って、壁面
の位置によって延伸量が異なって、内部残留応力も場所
によって異なった大きさを有するので、ヒートセット加
工して製品となった後も容器の変形原因となり、容器の
形状および強度の不安定要因となっている。
【０００７】ところが、最近、製品の差別化を求めて、
容器の意匠面上の観点を重視した略四角柱状ないしは八
角柱状の形状をした合成樹脂製中空容器が使用されるよ
うになってきており、本発明は、このような要望に答え
るために、意匠的に優れた外観を備えると共に、熱変化
に伴って発生する容器内の圧力変化を吸収する壁部と外
力に耐え得る補強壁部とを容器壁面に備えた多角形状の
中空容器を提供することを目的としたものである。しか
し、前記実開平１−１６１４２８号公報や実開平５−９
４１１２号公報に記載されたような多角形の柱状した中
空容器は、容器の側壁部に正面から作用する外力に対し
てはある程度の耐圧強度を有するが、隅角部の壁面に縦
軸直角方向に作用する外力に対しては弱く、菱形状に変
形し易くて、特に隅角部の溝状リブ面に加えられる強い
力に対してはベコベコと音を発して変形し、また、容器
を積み重ねた状態での輸送中、その他の縦方向の圧縮加
重に対しては胴部に周設するリブ部分で座屈変形を生じ
易いという欠点があるので、この欠点をなくすことが必
要であった。
容器の意匠面上の観点を重視した略四角柱状ないしは八
角柱状の形状をした合成樹脂製中空容器が使用されるよ
うになってきており、本発明は、このような要望に答え
るために、意匠的に優れた外観を備えると共に、熱変化
に伴って発生する容器内の圧力変化を吸収する壁部と外
力に耐え得る補強壁部とを容器壁面に備えた多角形状の
中空容器を提供することを目的としたものである。しか
し、前記実開平１−１６１４２８号公報や実開平５−９
４１１２号公報に記載されたような多角形の柱状した中
空容器は、容器の側壁部に正面から作用する外力に対し
てはある程度の耐圧強度を有するが、隅角部の壁面に縦
軸直角方向に作用する外力に対しては弱く、菱形状に変
形し易くて、特に隅角部の溝状リブ面に加えられる強い
力に対してはベコベコと音を発して変形し、また、容器
を積み重ねた状態での輸送中、その他の縦方向の圧縮加
重に対しては胴部に周設するリブ部分で座屈変形を生じ
易いという欠点があるので、この欠点をなくすことが必
要であった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、基本的には容
器の断面が四角形をした筒形の隅角部分を、側面部分に
比べて狭い平坦面になるように切除して八角形状にした
中空容器に於いて、容器内の圧力の変化を吸収するため
に、容器の平坦な側壁部に矩形状に凹溝で囲んだ壁部を
形成し、該壁部のほぼ中心部に縦方向に両端が前記凹溝
に達しない程度に船底状の底陵線を形成すると共に、該
底陵線の端部からＶ状に延びて、前記矩形状の凹溝の隅
部に達する一対の傾斜稜線を形成した圧力に対して変形
可能な窪みを有するパネル壁部を設ける。また、外力に
耐え得る容器の構造とするために、容器の側壁中央部分
（ウエスト部）に横方向に設けた補強リブの溝条を、前
記隅角部の平坦面には形成せずに各壁面に独立した補強
リブとなして、隅角部の平坦面により対角線方向及び縦
方向の外力による側壁部の変形を防止する。更に、衝撃
を一番受け易い容器の底部を、外周寄りの接地部分は曲
率の大きな凸状曲面となし、中央部は多段状に曲率が変
化した内方に反転湾曲形成して強度を持たせたものとす
る。
器の断面が四角形をした筒形の隅角部分を、側面部分に
比べて狭い平坦面になるように切除して八角形状にした
中空容器に於いて、容器内の圧力の変化を吸収するため
に、容器の平坦な側壁部に矩形状に凹溝で囲んだ壁部を
形成し、該壁部のほぼ中心部に縦方向に両端が前記凹溝
に達しない程度に船底状の底陵線を形成すると共に、該
底陵線の端部からＶ状に延びて、前記矩形状の凹溝の隅
部に達する一対の傾斜稜線を形成した圧力に対して変形
可能な窪みを有するパネル壁部を設ける。また、外力に
耐え得る容器の構造とするために、容器の側壁中央部分
（ウエスト部）に横方向に設けた補強リブの溝条を、前
記隅角部の平坦面には形成せずに各壁面に独立した補強
リブとなして、隅角部の平坦面により対角線方向及び縦
方向の外力による側壁部の変形を防止する。更に、衝撃
を一番受け易い容器の底部を、外周寄りの接地部分は曲
率の大きな凸状曲面となし、中央部は多段状に曲率が変
化した内方に反転湾曲形成して強度を持たせたものとす
る。
【０００９】
【実施例】本願の発明を、一つの実施例に基づいて図面
を参照しつつ以下に説明する。図１及び図２は、本発明
のポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）樹脂を二軸延
伸ブロー成形した角形柱状中空容器、詳しくは、容器胴
壁部の断面が略八角形状をした壜体を示すものである。
壜体１の胴部の基本形は、前後壁２，３及び左右の側壁
４，５から成る主壁で四角柱状に構成され、且つ、断面
が図３乃至５に示すように、正方形の四隅を角取りした
平坦な隅角壁６に形成されており、該胴部側壁の中間部
には凹溝状をした補強用のリブ７が周設されている。そ
して、前記補強用リブ７は側壁のウエスト部に横方向に
一直線状に凹溝が形成されたものであるが、その凹溝は
中央部で深く形成され、両端部で浅くなって隅角部６の
平坦面で消滅するように形成されている。即ち、前記補
強用リブ７は、隅角部６に於いては不連続になるように
容器側壁に周設されているので、隅角部の平坦面は、補
強リブの溝部分で途切れることなく上下方向に連続した
面に形成されていて、隅角平坦面の上端は肩部１２を経
て口頸部１５の根元に収束しており、下端は底部１３の
湾曲面に達している。
を参照しつつ以下に説明する。図１及び図２は、本発明
のポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）樹脂を二軸延
伸ブロー成形した角形柱状中空容器、詳しくは、容器胴
壁部の断面が略八角形状をした壜体を示すものである。
壜体１の胴部の基本形は、前後壁２，３及び左右の側壁
４，５から成る主壁で四角柱状に構成され、且つ、断面
が図３乃至５に示すように、正方形の四隅を角取りした
平坦な隅角壁６に形成されており、該胴部側壁の中間部
には凹溝状をした補強用のリブ７が周設されている。そ
して、前記補強用リブ７は側壁のウエスト部に横方向に
一直線状に凹溝が形成されたものであるが、その凹溝は
中央部で深く形成され、両端部で浅くなって隅角部６の
平坦面で消滅するように形成されている。即ち、前記補
強用リブ７は、隅角部６に於いては不連続になるように
容器側壁に周設されているので、隅角部の平坦面は、補
強リブの溝部分で途切れることなく上下方向に連続した
面に形成されていて、隅角平坦面の上端は肩部１２を経
て口頸部１５の根元に収束しており、下端は底部１３の
湾曲面に達している。
【００１０】また、前記胴部の各側壁には、ウエスト部
の補強用リブ７を挟んだ上下の位置に、それぞれ内圧の
変化を吸収するためのパネル壁１０が設けられており、
該パネル壁は側壁の平坦部分を矩形状に凹溝９で囲んで
形成され、且つ、矩形の中心に形成した船底状の底陵線
８の両端からＶ字状に矩形状凹溝９の隅部に達する一対
の傾斜稜線８ａが形成された圧力変形が可能な窪み壁に
形成されている。更に、容器側壁には、ウエスト部に形
成した補強用リブ７を挟んだパネル壁８の上部と下部の
位置、即ち、容器の肩部１２寄りと底部１３寄りの側壁
部に、パネル壁１０の矩形辺の横方向と同等の長さのリ
ブ１１を一文字状に形成して補強されている。角形容器
の底部は、ブロー成形する際に均一な延伸作用を最も受
け難い部分であり、即ち、延伸量が少なくて、強度が小
さくなりがちであるが、底部ほど衝撃力を一番受けるの
で、該底部壁１３は、外周寄りの接地部分を曲率の大き
な凸状曲面となし、中央寄りを多段状に曲率を変えて内
方に反転湾曲した壁１４に形成して強度を持たせてい
る。
の補強用リブ７を挟んだ上下の位置に、それぞれ内圧の
変化を吸収するためのパネル壁１０が設けられており、
該パネル壁は側壁の平坦部分を矩形状に凹溝９で囲んで
形成され、且つ、矩形の中心に形成した船底状の底陵線
８の両端からＶ字状に矩形状凹溝９の隅部に達する一対
の傾斜稜線８ａが形成された圧力変形が可能な窪み壁に
形成されている。更に、容器側壁には、ウエスト部に形
成した補強用リブ７を挟んだパネル壁８の上部と下部の
位置、即ち、容器の肩部１２寄りと底部１３寄りの側壁
部に、パネル壁１０の矩形辺の横方向と同等の長さのリ
ブ１１を一文字状に形成して補強されている。角形容器
の底部は、ブロー成形する際に均一な延伸作用を最も受
け難い部分であり、即ち、延伸量が少なくて、強度が小
さくなりがちであるが、底部ほど衝撃力を一番受けるの
で、該底部壁１３は、外周寄りの接地部分を曲率の大き
な凸状曲面となし、中央寄りを多段状に曲率を変えて内
方に反転湾曲した壁１４に形成して強度を持たせてい
る。
【００１１】以上のように、本願の発明は、断面が八角
形をした柱状の中空容器に於いて、側壁のウエスト部に
設けた補強用リブ７の凹溝が図２、図５に示すように、
隅角部６の平坦面には形成されず、段差もなく平らにし
たので、隅角部６の平坦面に容器を菱形に変形するよう
に作用する対角方向の力に対して強くなると共に、容器
の上下方向からの圧縮力に対しても強くなって、座屈し
にくくなる。また、隅角部の八ヶ所の角部が、最も深い
ウエスト部段差となるようにし、隅角部の谷部は曲面で
構成したので、容器の胴部にラベルを貼着する際に、ウ
エスト部迄のラベルの固着をスムーズに、且つ、確実に
行うことができる。更に、容器の主たる四側面の大きな
平面部のウエスト谷部を、隅角面に滑らかに接する大き
な曲面の形状としたので、容器の成形性が良くて、強度
が向上した形状とすることができた。尚、本発明は、基
本形が正方形または方形に限るものではなく、五角形や
六角形その他の多角形であってもよいことは言うまでも
ない。
形をした柱状の中空容器に於いて、側壁のウエスト部に
設けた補強用リブ７の凹溝が図２、図５に示すように、
隅角部６の平坦面には形成されず、段差もなく平らにし
たので、隅角部６の平坦面に容器を菱形に変形するよう
に作用する対角方向の力に対して強くなると共に、容器
の上下方向からの圧縮力に対しても強くなって、座屈し
にくくなる。また、隅角部の八ヶ所の角部が、最も深い
ウエスト部段差となるようにし、隅角部の谷部は曲面で
構成したので、容器の胴部にラベルを貼着する際に、ウ
エスト部迄のラベルの固着をスムーズに、且つ、確実に
行うことができる。更に、容器の主たる四側面の大きな
平面部のウエスト谷部を、隅角面に滑らかに接する大き
な曲面の形状としたので、容器の成形性が良くて、強度
が向上した形状とすることができた。尚、本発明は、基
本形が正方形または方形に限るものではなく、五角形や
六角形その他の多角形であってもよいことは言うまでも
ない。
【００１２】
【発明の効果】本願の発明は、断面が方形の四隅を角取
りした隅角部に平坦な壁を形成した多角形状中空容器の
胴部側壁の中間部のウエスト部に周設した凹溝状の補強
用のリブ７は、側壁に横方向に一直線状に形成すると共
に、前記凹溝は中央部で深く形成されて、両端部で浅く
なって隅角部６の平坦面で消滅するように形成している
ので、隅角部の平坦面は、ウエスト部で補強リブの溝部
分で中断されることなくも、上下方向に連続した面に形
成したので、隅角平坦面に対角線方向の強い力が加えら
れても、菱形状に変形しにくく、また、容器に対する上
下方向の圧縮力に対しても強い対抗力を有する壜体を得
ることができる。
りした隅角部に平坦な壁を形成した多角形状中空容器の
胴部側壁の中間部のウエスト部に周設した凹溝状の補強
用のリブ７は、側壁に横方向に一直線状に形成すると共
に、前記凹溝は中央部で深く形成されて、両端部で浅く
なって隅角部６の平坦面で消滅するように形成している
ので、隅角部の平坦面は、ウエスト部で補強リブの溝部
分で中断されることなくも、上下方向に連続した面に形
成したので、隅角平坦面に対角線方向の強い力が加えら
れても、菱形状に変形しにくく、また、容器に対する上
下方向の圧縮力に対しても強い対抗力を有する壜体を得
ることができる。
【図１】本発明の全体正面図である。
【図２】正面から４５度ずらした本発明の隅角面を示す
全体側面図である。
全体側面図である。
【図３】図１に於けるＡ−Ａ断面図である。
【図４】図１に於けるＣ−Ｃ断面図である。
【図５】図１に於けるＢ−Ｂ断面図である。
【図６】本発明の容器の底面図である。
【図７】正面から４５度ずらした従来の容器の隅角面を
示す全体側面図である。
示す全体側面図である。
【図８】図７に於けるＢ'−Ｂ'断面図である。
【図９】隅角面に外力を受けて変形した従来の容器の
Ｂ'−Ｂ'断面図である。
Ｂ'−Ｂ'断面図である。
１ 容器本体 ２ 正面側壁 ３ 後面側壁 ４ 左側壁 ５ 右側壁 ６ 隅角壁 ７ 溝状補強リブ ８ パネル壁底稜線 ９ パネル壁凹溝 １０ パネル壁 １１ 補強リブ １２ 容器肩部 １３ 容器底部 １４ 容器底部凹壁 １５ 容器口頸部
Claims (6)
- 【請求項１】 方形の四隅を角取りして平坦な隅角壁を
形成した略八角形筒状容器の胴部側壁の中間部に凹溝状
をした補強用のリブを周設した多角形状の合成樹脂容器
に於いて、前記側壁のウエスト部に横方向に形成された
補強用リブの凹溝は、中央部で深く形成され、両端部で
浅くなって隅角部の平坦面で消滅するように形成されて
いることを特徴とする合成樹脂製角形中空容器。 - 【請求項２】 前記筒状容器の方形の四隅を角取りして
形成した隅角部の平坦面は、ウエスト部で途切れないよ
うに縦方向に連続した面に形成されて、隅角平坦面の上
端部は容器肩部を経て口頸部の根元に収束すると共に、
下端部は容器底部の湾曲面に達するように形成されてい
ることを特徴とする請求項１に記載した合成樹脂製角形
中空容器。 - 【請求項３】 前記多角形筒状容器の胴部側壁の中間ウ
エスト部に周設した補強用リブを挟んだ上下部の各側壁
に、内圧の変化を吸収するためのパネル壁を矩形状に形
成したことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載し
た合成樹脂製角形中空容器。 - 【請求項４】 前記パネル壁は胴部側壁の平坦部分を凹
溝で矩形状に囲んで形成され、且つ、該矩形部の中心に
形成した船底状の底陵線の両端からＶ字状に矩形状凹溝
の隅部に達する一対の傾斜稜線が形成された圧力により
変形可能な窪み壁に構成されていることを特徴とする請
求項３に記載した合成樹脂製角形中空容器。 - 【請求項５】 前記ウエスト部の補強用リブを挟んで設
けたパネル壁の上部位置と下部位置の側壁部に、該パネ
ル壁部の矩形辺の横方向と同等の長さの凹溝状リブを一
文字状に形成したことを特徴とする請求項３又は請求項
４に記載した合成樹脂製角形中空容器。 - 【請求項６】 前記多角形筒状容器の底部壁は、外周寄
りの接地部分を曲率の大きな凸状曲面となし、中央寄り
を多段状に曲率を変えて内方に反転湾曲した円周状の壁
面を形成したことを特徴とする請求項１乃至請求項５に
記載した合成樹脂製角形中空容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10042595A JP3772230B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 合成樹脂製角形中空容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10042595A JP3772230B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 合成樹脂製角形中空容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08276924A true JPH08276924A (ja) | 1996-10-22 |
| JP3772230B2 JP3772230B2 (ja) | 2006-05-10 |
Family
ID=14273617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10042595A Expired - Fee Related JP3772230B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 合成樹脂製角形中空容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3772230B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002029521A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-01-29 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | ハンドルボトル |
| US6964347B2 (en) * | 2001-09-28 | 2005-11-15 | Toyo Seikan Kaisya, Ltd. | Handy bottle and process for manufacturing same |
| JP2007168892A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ラベル付き樹脂製容器 |
| JP2007230589A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製ボトル及びそのボトルにおけるラベルの装着方法 |
| JP2007297084A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Dainippon Printing Co Ltd | プラスチック製容器 |
| WO2009020118A1 (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-12 | Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. | 樹脂製封入容器 |
| JP2011251712A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製角型ボトル |
| JP2016137927A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 北海製罐株式会社 | 合成樹脂製ボトル |
| JP2020121764A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | 東洋製罐株式会社 | 合成樹脂製容器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9434499B2 (en) * | 2012-04-30 | 2016-09-06 | Nestec S.A. | Containers having improved vacuum resistance |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP10042595A patent/JP3772230B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002029521A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-01-29 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | ハンドルボトル |
| US6964347B2 (en) * | 2001-09-28 | 2005-11-15 | Toyo Seikan Kaisya, Ltd. | Handy bottle and process for manufacturing same |
| JP2007168892A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ラベル付き樹脂製容器 |
| JP2007230589A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製ボトル及びそのボトルにおけるラベルの装着方法 |
| JP2007297084A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Dainippon Printing Co Ltd | プラスチック製容器 |
| WO2009020118A1 (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-12 | Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. | 樹脂製封入容器 |
| JP2009040434A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | 樹脂製封入容器 |
| JP2011251712A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製角型ボトル |
| JP2016137927A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | 北海製罐株式会社 | 合成樹脂製ボトル |
| JP2020121764A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | 東洋製罐株式会社 | 合成樹脂製容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3772230B2 (ja) | 2006-05-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6763969B1 (en) | Blow molded bottle with unframed flex panels | |
| AU2003227253B8 (en) | Synthetic resin bottle | |
| US7552833B2 (en) | Synthetic resin container having improved shape stability | |
| US20040000533A1 (en) | Pressurizable container | |
| US20010030166A1 (en) | Plastic bottle | |
| JP4573193B2 (ja) | 合成樹脂製ブロー成形ボトル | |
| JP2003531774A (ja) | フレームをもたない柔軟なパネルの付いた吹き込み成形ボトル | |
| JPH08276924A (ja) | 合成樹脂製角形中空容器 | |
| JP6801272B2 (ja) | 合成樹脂製容器 | |
| JP5589535B2 (ja) | 合成樹脂製容器 | |
| JP4192303B2 (ja) | 丸型プラスチックボトル | |
| JP3050587U (ja) | 二軸延伸ブロー成形容器 | |
| JPH10203521A (ja) | 折り畳み可能なプラスチックボトル | |
| JPH08230855A (ja) | 合成樹脂製壜体 | |
| JP3050588U (ja) | 二軸延伸ブロー成形容器 | |
| JP3544706B2 (ja) | 二軸延伸ブロー成形容器 | |
| EP3763630B1 (en) | Plastic bottle | |
| JP2003104347A (ja) | ウエスト付き合成樹脂製容器 | |
| JP2000309320A (ja) | 薄肉ブローボトル | |
| JP2581837Y2 (ja) | ポリエステル樹脂製瓶の底部構造 | |
| JPH08310521A (ja) | 合成樹脂製壜体 | |
| WO2018123941A1 (ja) | 樹脂製容器 | |
| JPH11255228A (ja) | 合成樹脂製補強パネルおよびこの合成樹脂製補強パネルを用いた合成樹脂製壜体 | |
| JP2600016Y2 (ja) | ポリエステル樹脂製瓶の底部構造及び底型 | |
| JP3819207B2 (ja) | 扁平薄肉ブローボトル |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060128 |
|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090224 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100224 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100224 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110224 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120224 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130224 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130224 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140224 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |