JPH08272515A - 複数の入力機能付表示装置を備える情報処理装置 - Google Patents
複数の入力機能付表示装置を備える情報処理装置Info
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- JPH08272515A JPH08272515A JP7185095A JP7185095A JPH08272515A JP H08272515 A JPH08272515 A JP H08272515A JP 7185095 A JP7185095 A JP 7185095A JP 7185095 A JP7185095 A JP 7185095A JP H08272515 A JPH08272515 A JP H08272515A
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- User Interface Of Digital Computer (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の入力機能付きの表示装置を備える情報
処理装置において、ユーザの使い勝手が良いシステムを
提供する。 【構成】 領域指示手段は、第1の表示部の表示領域
と、第2の表示部の表示領域との座標の対応づけを指示
する。制御部は、領域指示手段により領域の対応付けを
指示されたときに、第2の入力手段から入力された情報
に対応する表示内容を、第2の表示部に表示させるよう
に制御を行い、また、第1の表示部の前記領域指示手段
により指示された対応する領域に、第2の表示部の対応
する領域に表示される表示内容を表示させるよう制御を
行う。また、指示手段は、第2の入力手段における入力
の受付けのみを許可するように指示を受け付け、許可手
段は、前記指示手段で前記指示を受け付けたときに第2
の入力手段における入力の受付けを許可し、不許可手段
は、第1の入力手段の入力の受付けを不許可とする。
処理装置において、ユーザの使い勝手が良いシステムを
提供する。 【構成】 領域指示手段は、第1の表示部の表示領域
と、第2の表示部の表示領域との座標の対応づけを指示
する。制御部は、領域指示手段により領域の対応付けを
指示されたときに、第2の入力手段から入力された情報
に対応する表示内容を、第2の表示部に表示させるよう
に制御を行い、また、第1の表示部の前記領域指示手段
により指示された対応する領域に、第2の表示部の対応
する領域に表示される表示内容を表示させるよう制御を
行う。また、指示手段は、第2の入力手段における入力
の受付けのみを許可するように指示を受け付け、許可手
段は、前記指示手段で前記指示を受け付けたときに第2
の入力手段における入力の受付けを許可し、不許可手段
は、第1の入力手段の入力の受付けを不許可とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手書き入力付の液晶表
示装置に係り、特に、大画面の表示装置を用いた手書き
入力システムに関する。
示装置に係り、特に、大画面の表示装置を用いた手書き
入力システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザの使いやすさを狙い表示と
入力とを一体とした手書き入力付の液晶表示装置を用い
た情報処理システムが製品化されている。このような製
品としては、日立製のFLORA PEN(HT−29
40)がある。FLORA PENは、図2に示すよう
に表示面を水平方向にほぼ平行にして使用する構造にな
っている。また、別の構造を持つものとして、図3に示
すようにクラムシェル構造を備えるものもあるが、手書
き入力時は図4に示すように表示面が水平方向にほぼ平
行になるように変更できる。
入力とを一体とした手書き入力付の液晶表示装置を用い
た情報処理システムが製品化されている。このような製
品としては、日立製のFLORA PEN(HT−29
40)がある。FLORA PENは、図2に示すよう
に表示面を水平方向にほぼ平行にして使用する構造にな
っている。また、別の構造を持つものとして、図3に示
すようにクラムシェル構造を備えるものもあるが、手書
き入力時は図4に示すように表示面が水平方向にほぼ平
行になるように変更できる。
【0003】図2に示す一体型システムは、入力機能付
液晶表示装置12に対して、ペン11で手書き入力可能
なシステムであり、入力機能付表示装置12の表示面、
すなわち入力面が水平方向にほぼ平行であるため、入力
しやすい構成となっている。これに対して、図3に示す
クラムシェル構造では、ペン11を用いて入力する場
合、入力機能付液晶表示装置14が水平方向に対して垂
直な向きとなっているため、ペン入力の使い勝手が悪く
なっている。そのため、このようなシステムでは、ペン
入力の使い勝手を向上するため、図4に示すように表示
面である入力面を上向きとするように入力機能付液晶表
示装置14をスライドできる構成が提案されている。
液晶表示装置12に対して、ペン11で手書き入力可能
なシステムであり、入力機能付表示装置12の表示面、
すなわち入力面が水平方向にほぼ平行であるため、入力
しやすい構成となっている。これに対して、図3に示す
クラムシェル構造では、ペン11を用いて入力する場
合、入力機能付液晶表示装置14が水平方向に対して垂
直な向きとなっているため、ペン入力の使い勝手が悪く
なっている。そのため、このようなシステムでは、ペン
入力の使い勝手を向上するため、図4に示すように表示
面である入力面を上向きとするように入力機能付液晶表
示装置14をスライドできる構成が提案されている。
【0004】また、他の従来技術として、図5に示すよ
うに、机上の省スペース化を狙ったCRTディスプレイ
の置き換え型のフラットディスプレイ装置が知られてい
る。このシステムでは、大画面が要求されているため、
机上の省スペース性が損なわれる課題がある。また、表
示面がユーザに対して対向している場合は手書きによる
入力の使い勝手が悪くなるという課題がある。
うに、机上の省スペース化を狙ったCRTディスプレイ
の置き換え型のフラットディスプレイ装置が知られてい
る。このシステムでは、大画面が要求されているため、
机上の省スペース性が損なわれる課題がある。また、表
示面がユーザに対して対向している場合は手書きによる
入力の使い勝手が悪くなるという課題がある。
【0005】このような課題を解決する技術としては、
特開昭63−251826号公報および特開平6−21
4718号公報に記載されているように、複数のフラッ
トディスプレイ装置を有するものがある。これらの公報
には、このフラットディスプレイ装置に座標入力機能を
備え、複数のフラットディスプレイ装置に同一の情報を
表示したり、複数の座標入力機能により入力を行うこと
ができる。
特開昭63−251826号公報および特開平6−21
4718号公報に記載されているように、複数のフラッ
トディスプレイ装置を有するものがある。これらの公報
には、このフラットディスプレイ装置に座標入力機能を
備え、複数のフラットディスプレイ装置に同一の情報を
表示したり、複数の座標入力機能により入力を行うこと
ができる。
【0006】上述した特開昭63−251826号公報
に記載されている技術では、入力機能付きの第1の表示
装置と第2の表示装置とを備え、第1の表示装置の表示
画面上で指示された座標で囲まれた領域のデータを、第
2の表示装置の表示画面上で表示するようにしている。
に記載されている技術では、入力機能付きの第1の表示
装置と第2の表示装置とを備え、第1の表示装置の表示
画面上で指示された座標で囲まれた領域のデータを、第
2の表示装置の表示画面上で表示するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この場合、第1の表示
装置と第2の表示装置との入力機能は同時に行うことが
できるので、例えば、第2の表示装置の表示画面上の入
力機能によりデータなどの入力を行っているときに、第
1の表示装置の表示画面上で座標の指示を行うと、第2
の表示装置の表示画面上の表示画面が変更されてしまう
可能性がある。この時、第2の表示装置の表示画面上の
入力機能により入力したデータは、消えてしまったり、
ユーザが意図した画面表示とは異なる、変更された画面
表示上にデータが入力されてしまう可能性もあり、使い
勝手が悪いという問題がある。
装置と第2の表示装置との入力機能は同時に行うことが
できるので、例えば、第2の表示装置の表示画面上の入
力機能によりデータなどの入力を行っているときに、第
1の表示装置の表示画面上で座標の指示を行うと、第2
の表示装置の表示画面上の表示画面が変更されてしまう
可能性がある。この時、第2の表示装置の表示画面上の
入力機能により入力したデータは、消えてしまったり、
ユーザが意図した画面表示とは異なる、変更された画面
表示上にデータが入力されてしまう可能性もあり、使い
勝手が悪いという問題がある。
【0008】本発明の目的は、複数の手書き入力機能付
きの表示装置を備える情報処理装置において、使い勝手
の良い手書き入力システムを提供することである。
きの表示装置を備える情報処理装置において、使い勝手
の良い手書き入力システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、情報の入力を受付ける第1および第2の入力部と、
前記第1の入力部から入力された情報に対応する表示内
容を表示する第1の表示部と、前記第2の入力部から入
力された情報に対応する表示内容を表示する第2の表示
部と、前記第1および第2の表示部の表示制御をそれぞ
れ行う制御部とを有する複数の入力機能付表示装置を備
える情報処理装置であって、前記第1の表示部の表示領
域と、前記第2の表示部の表示領域との座標の対応付け
を指示する領域指示手段と、前記第2の入力部における
入力の受付けのみを許可するように指示を受け付ける指
示手段と、前記指示手段で前記指示を受け付けたときに
前記第2の入力部における入力の受付けを許可する許可
手段と、前記指示手段で前記指示を受け付けたときに前
記第1の入力部の入力の受付けを不許可とする不許可手
段とを有し、前記制御部は、前記領域指示手段により前
記領域の対応付けを指示されたときに、前記第2の入力
部から入力された情報に対応する表示内容を、前記第2
の表示部に表示させるように制御を行い、また、前記第
1の表示部の前記領域指示手段により指示された対応付
けされた領域に、前記第2の表示部の対応する領域に表
示される表示内容を表示させるよう制御を行う。
め、情報の入力を受付ける第1および第2の入力部と、
前記第1の入力部から入力された情報に対応する表示内
容を表示する第1の表示部と、前記第2の入力部から入
力された情報に対応する表示内容を表示する第2の表示
部と、前記第1および第2の表示部の表示制御をそれぞ
れ行う制御部とを有する複数の入力機能付表示装置を備
える情報処理装置であって、前記第1の表示部の表示領
域と、前記第2の表示部の表示領域との座標の対応付け
を指示する領域指示手段と、前記第2の入力部における
入力の受付けのみを許可するように指示を受け付ける指
示手段と、前記指示手段で前記指示を受け付けたときに
前記第2の入力部における入力の受付けを許可する許可
手段と、前記指示手段で前記指示を受け付けたときに前
記第1の入力部の入力の受付けを不許可とする不許可手
段とを有し、前記制御部は、前記領域指示手段により前
記領域の対応付けを指示されたときに、前記第2の入力
部から入力された情報に対応する表示内容を、前記第2
の表示部に表示させるように制御を行い、また、前記第
1の表示部の前記領域指示手段により指示された対応付
けされた領域に、前記第2の表示部の対応する領域に表
示される表示内容を表示させるよう制御を行う。
【0010】
【作用】領域指示手段は、前記第1の表示部の表示領域
と、前記第2の表示部の表示領域との座標の対応付けを
指示する。
と、前記第2の表示部の表示領域との座標の対応付けを
指示する。
【0011】制御部は、前記領域指示手段により前記領
域の対応付けを指示されたときに、第2の入力部から入
力された情報に対応する表示内容を、前記第2の表示部
に表示させるように制御を行い、また、前記第1の表示
部の前記領域指示手段により指示された対応付けされた
領域に、前記第2の表示部の対応する領域に表示される
表示内容を表示させるよう制御を行う。
域の対応付けを指示されたときに、第2の入力部から入
力された情報に対応する表示内容を、前記第2の表示部
に表示させるように制御を行い、また、前記第1の表示
部の前記領域指示手段により指示された対応付けされた
領域に、前記第2の表示部の対応する領域に表示される
表示内容を表示させるよう制御を行う。
【0012】また、指示手段は、第2の入力部における
入力の受付けのみを許可するように指示を受け付ける。
許可手段は、前記指示手段で前記指示を受け付けたとき
に前記第2の入力部における入力の受付けを許可し、不
許可手段は、前記指示手段で前記指示を受け付けたとき
に前記第1の入力部の入力の受付けを不許可とする。
入力の受付けのみを許可するように指示を受け付ける。
許可手段は、前記指示手段で前記指示を受け付けたとき
に前記第2の入力部における入力の受付けを許可し、不
許可手段は、前記指示手段で前記指示を受け付けたとき
に前記第1の入力部の入力の受付けを不許可とする。
【0013】これにより、指示手段で前記指示を受け付
けたときには、第2の入力部における入力のみを受付け
るようにするため、第1の入力部から入力をされること
がない。例えば、前述したように、第2の入力部からデ
ータなどの入力を行っているときに、第1の入力部から
の座標の指示等の入力を受け付けることなく、第2の表
示部の表示画面上の表示画面が変更されてしまうという
ことがない。また、第2の入力部から入力された情報に
対応する表示内容を第2の表示部に表示させ、また、前
記第1の表示部の特定領域に、同一の表示内容を表示さ
せることができる。
けたときには、第2の入力部における入力のみを受付け
るようにするため、第1の入力部から入力をされること
がない。例えば、前述したように、第2の入力部からデ
ータなどの入力を行っているときに、第1の入力部から
の座標の指示等の入力を受け付けることなく、第2の表
示部の表示画面上の表示画面が変更されてしまうという
ことがない。また、第2の入力部から入力された情報に
対応する表示内容を第2の表示部に表示させ、また、前
記第1の表示部の特定領域に、同一の表示内容を表示さ
せることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1、図6、
図7、図9、図10および図11を参照して説明する。
図7、図9、図10および図11を参照して説明する。
【0015】初めに、各図の構成を説明する。図1に、
本発明の第1の実施例におけるシステム構成を示す。1
は液晶表示装置と入力機能が付いている第1の表示装
置、2は第1の表示装置の表示領域である第1の液晶表
示面、3は第1の表示装置1に表示するためのタイミン
グ信号と表示データとを伝送する表示出力バスであり、
表示タイミング信号の一例としては、垂直同期信号、水
平同期信号、データクロックなどがある。4は、システ
ム装置であり情報処理を行う。5は液晶表示装置と入力
機能付きの第2の表示装置であり、その解像度は本実施
例では横200ドット、縦100ドットとする。6は第
2の表示装置の表示領域である第2の液晶表示面、7は
第2の表示装置5と第1の表示装置1とで座標位置、表
示データ等を伝送する座標バスである。8はキーボード
等の入力装置であり、9はキーデータバスであり、キー
ボード8へのキー入力はキーデータバス9を介してシス
テム装置4に伝送される。10は位置信号バス、11は
ペンであり、ペン11の第1の液晶表示面2への入力信
号は位置信号バス10を介してシステム装置4に伝送さ
れる。また、第2の液晶表示面6への入力は座標バス7
を介して第1の表示装置に伝送され、さらに第1の表示
装置1から位置信号バス10を介してシステム装置4に
伝送される。
本発明の第1の実施例におけるシステム構成を示す。1
は液晶表示装置と入力機能が付いている第1の表示装
置、2は第1の表示装置の表示領域である第1の液晶表
示面、3は第1の表示装置1に表示するためのタイミン
グ信号と表示データとを伝送する表示出力バスであり、
表示タイミング信号の一例としては、垂直同期信号、水
平同期信号、データクロックなどがある。4は、システ
ム装置であり情報処理を行う。5は液晶表示装置と入力
機能付きの第2の表示装置であり、その解像度は本実施
例では横200ドット、縦100ドットとする。6は第
2の表示装置の表示領域である第2の液晶表示面、7は
第2の表示装置5と第1の表示装置1とで座標位置、表
示データ等を伝送する座標バスである。8はキーボード
等の入力装置であり、9はキーデータバスであり、キー
ボード8へのキー入力はキーデータバス9を介してシス
テム装置4に伝送される。10は位置信号バス、11は
ペンであり、ペン11の第1の液晶表示面2への入力信
号は位置信号バス10を介してシステム装置4に伝送さ
れる。また、第2の液晶表示面6への入力は座標バス7
を介して第1の表示装置に伝送され、さらに第1の表示
装置1から位置信号バス10を介してシステム装置4に
伝送される。
【0016】また、図6(a)は第1の液晶表示面2を
示す図であり、図6(b)は第2の液晶表示面6を示す
図である。図6において、領域15は、第1の液晶表示
面2において、第2の液晶表示面6に表示している領域
を示し、横200ドット、縦100ドットの領域であ
る。また、図6(a)において、ペン11で指し示して
いる座標(X1,Y1)は、第2の液晶表示面6の座標
(0,0)に対応する。本実施例においては、図6
(a)に示す第1の液晶表示面2にシステム装置におい
て処理された処理結果を表示し、第1の液晶表示面2上
の座標(X1,Y1)をペン11で同一座標で一定時間
内に2回連続してクリックすると、その座標(X1,Y
1)を頂点とする横200ドット、縦100ドットの領
域が、第2の液晶表示面6における対応する領域とな
り、その後、第2の液晶表示面6上でペン11により操
作することにより、第2の液晶表示面6上にペン11で
操作された軌跡を表示するとともに、第1の液晶表示面
2上の対応する座標位置にもペン11で操作された軌跡
を表示する。このため、本実施例においては、第2の液
晶表示面6を、第1の液晶表示面2上の表示領域の部分
的な入力用に用いる。また、本実施例においては、第1
の液晶表示面2上でペン11により同一座標で一定時間
内に2回連続してクリックを行うと、それ以後、第2の
液晶表示面6上でペン11により同一座標で一定時間内
に2回連続してクリックされるまで、第1の液晶表示面
2上でのペン11による指示を受け付けないようにして
いる。
示す図であり、図6(b)は第2の液晶表示面6を示す
図である。図6において、領域15は、第1の液晶表示
面2において、第2の液晶表示面6に表示している領域
を示し、横200ドット、縦100ドットの領域であ
る。また、図6(a)において、ペン11で指し示して
いる座標(X1,Y1)は、第2の液晶表示面6の座標
(0,0)に対応する。本実施例においては、図6
(a)に示す第1の液晶表示面2にシステム装置におい
て処理された処理結果を表示し、第1の液晶表示面2上
の座標(X1,Y1)をペン11で同一座標で一定時間
内に2回連続してクリックすると、その座標(X1,Y
1)を頂点とする横200ドット、縦100ドットの領
域が、第2の液晶表示面6における対応する領域とな
り、その後、第2の液晶表示面6上でペン11により操
作することにより、第2の液晶表示面6上にペン11で
操作された軌跡を表示するとともに、第1の液晶表示面
2上の対応する座標位置にもペン11で操作された軌跡
を表示する。このため、本実施例においては、第2の液
晶表示面6を、第1の液晶表示面2上の表示領域の部分
的な入力用に用いる。また、本実施例においては、第1
の液晶表示面2上でペン11により同一座標で一定時間
内に2回連続してクリックを行うと、それ以後、第2の
液晶表示面6上でペン11により同一座標で一定時間内
に2回連続してクリックされるまで、第1の液晶表示面
2上でのペン11による指示を受け付けないようにして
いる。
【0017】図7は、図1に示すシステム構成を実現す
るための回路のブロック図である。図7において、16
は中央処理装置であるCPU、17はCPUとシステム
装置内の他のコントローラ等とを接続し、アドレスおよ
びデータを伝送するためのシステムバス、18はインタ
ーフェイスコントローラであり、第1の表示装置との接
続を制御する。19は第1の表示装置に表示を行うため
の第1の表示コントローラ、20は第1のバスであり、
第1の表示コントローラと表示メモリ21とに接続され
る。CPU16は、システムバス17を介して、第1の
表示コントローラ19に第1の表示メモリ21のアドレ
スおよび表示画像等のデータを与える。第1の表示コン
ローラ19は、第1の表示メモリ21のアドレスに対応
する領域に転送されたデータを書き込む。さらに、第1
の表示コントローラ19は、第1の表示メモリ21から
記憶されているデータを読み出し、この読みだしたデー
タとタイミング信号とを表示信号として表示出力バス3
を介して第1の表示装置1に伝送する。この第1の表示
コントローラ19の動作により、第1の表示メモリ21
に格納されたデータが第1の表示装置1上に表示される
ことになる。インターフェイスコントローラ18は、C
PU16からシステムバス17を介して与えられるデー
タを位置信号バス10を用いて外部の第1の表示装置1
に伝送し、さらに、位置信号バス10を介して送られて
くるデータを受け付ける回路である。インターフェイス
コントローラ18には、位置信号バス10を介して送ら
れてくるデータを一時的に記憶するメモリを備えるよう
にしてもよい。本実施例では、CPU16は、周期的に
インターフェイスコントローラ18にアクセスし、イン
ターフェイスコントローラ18が記憶した外部から送ら
れてきたデータを読み出すこととする。また、インター
フェイスコントローラ18は、外部からデータが送られ
たことと、この送られたデータをCPU16が読みだし
こととを示すためのフラグを内部レジスタに備え、新た
なデータが外部から送られてきたときこのフラグを”
0”とし、CPU16がこのデータを読み出した時フラ
グを”1”とする。また、システム装置4は、プログラ
ム等を記憶するためのメモリや入力手段であるキーボー
ド8等をインターフェイスを介して接続させることがで
きる。
るための回路のブロック図である。図7において、16
は中央処理装置であるCPU、17はCPUとシステム
装置内の他のコントローラ等とを接続し、アドレスおよ
びデータを伝送するためのシステムバス、18はインタ
ーフェイスコントローラであり、第1の表示装置との接
続を制御する。19は第1の表示装置に表示を行うため
の第1の表示コントローラ、20は第1のバスであり、
第1の表示コントローラと表示メモリ21とに接続され
る。CPU16は、システムバス17を介して、第1の
表示コントローラ19に第1の表示メモリ21のアドレ
スおよび表示画像等のデータを与える。第1の表示コン
ローラ19は、第1の表示メモリ21のアドレスに対応
する領域に転送されたデータを書き込む。さらに、第1
の表示コントローラ19は、第1の表示メモリ21から
記憶されているデータを読み出し、この読みだしたデー
タとタイミング信号とを表示信号として表示出力バス3
を介して第1の表示装置1に伝送する。この第1の表示
コントローラ19の動作により、第1の表示メモリ21
に格納されたデータが第1の表示装置1上に表示される
ことになる。インターフェイスコントローラ18は、C
PU16からシステムバス17を介して与えられるデー
タを位置信号バス10を用いて外部の第1の表示装置1
に伝送し、さらに、位置信号バス10を介して送られて
くるデータを受け付ける回路である。インターフェイス
コントローラ18には、位置信号バス10を介して送ら
れてくるデータを一時的に記憶するメモリを備えるよう
にしてもよい。本実施例では、CPU16は、周期的に
インターフェイスコントローラ18にアクセスし、イン
ターフェイスコントローラ18が記憶した外部から送ら
れてきたデータを読み出すこととする。また、インター
フェイスコントローラ18は、外部からデータが送られ
たことと、この送られたデータをCPU16が読みだし
こととを示すためのフラグを内部レジスタに備え、新た
なデータが外部から送られてきたときこのフラグを”
0”とし、CPU16がこのデータを読み出した時フラ
グを”1”とする。また、システム装置4は、プログラ
ム等を記憶するためのメモリや入力手段であるキーボー
ド8等をインターフェイスを介して接続させることがで
きる。
【0018】また、第1の表示装置1において、22は
第1の液晶パネル、23は第1のタブレットであり、ペ
ン11等の指示手段により指示された座標を検出する。
24は第1のタブレット信号であり、第1のタブレット
23で検出された座標を示す。25は、第1のタブレッ
トコントローラであり、タブレット23を制御する。3
5は、第1のタブレット22を制御するための制御信号
を第1のタブレットコントローラ25から伝送するタブ
レット制御信号バスである。
第1の液晶パネル、23は第1のタブレットであり、ペ
ン11等の指示手段により指示された座標を検出する。
24は第1のタブレット信号であり、第1のタブレット
23で検出された座標を示す。25は、第1のタブレッ
トコントローラであり、タブレット23を制御する。3
5は、第1のタブレット22を制御するための制御信号
を第1のタブレットコントローラ25から伝送するタブ
レット制御信号バスである。
【0019】第1の液晶パネル22は、表示出力バス3
を介して表示信号を受け取り、この表示信号に従い表示
を行う。第1のタブレット23は、透明な電極を有し、
タブレット制御信号バス35を介して第1のタブレット
コントローラ25に制御され、ペン11に示された点の
座標を第1のタブレット信号24として第1のタブレッ
トコントローラ25に伝送する。第1のタブレット信号
24としては、例えば、第1のタブレット22の左上の
頂点を(0、0)としたときの(横、縦)の座標に対応
した波形を送出することができる。第1のタブレットコ
ントローラ25は、このタブレット信号24を(横、
縦)の座標のデジタル値に変換し、位置信号バス10を
介してインターフェイスコントローラ18に伝送する。
を介して表示信号を受け取り、この表示信号に従い表示
を行う。第1のタブレット23は、透明な電極を有し、
タブレット制御信号バス35を介して第1のタブレット
コントローラ25に制御され、ペン11に示された点の
座標を第1のタブレット信号24として第1のタブレッ
トコントローラ25に伝送する。第1のタブレット信号
24としては、例えば、第1のタブレット22の左上の
頂点を(0、0)としたときの(横、縦)の座標に対応
した波形を送出することができる。第1のタブレットコ
ントローラ25は、このタブレット信号24を(横、
縦)の座標のデジタル値に変換し、位置信号バス10を
介してインターフェイスコントローラ18に伝送する。
【0020】また、第2の表示装置5において、26は
第2の液晶パネルであり、本実施例においては、横20
0ドット、縦100ドットの解像度を持っている。27
は第2のタブレットであり、ペン11等の指示手段によ
り指示された座標を検出する。28は第2のタブレット
信号であり、第2のタブレット27で検出された座標を
示す。29は第2のタブレットコントローラであり、タ
ブレット27を制御する。30は、表示制御バスであ
り、表示するためのタイミング信号と表示データとを伝
送する。31は第2の表示コントローラであり、第2の
液晶パネル26の表示制御を行う。32は、第2のバス
であり、第2の表示コントローラ31と表示メモリ33
とに接続される。33は第2の表示メモリであり、表示
画像等のデータを記憶する。、34は第2の表示出力バ
スであり、第2の液晶パネル26に表示するためのタイ
ミング信号と表示データとを伝送する。36は第2のタ
ブレットを制御するタブレット制御信号バスである。
第2の液晶パネルであり、本実施例においては、横20
0ドット、縦100ドットの解像度を持っている。27
は第2のタブレットであり、ペン11等の指示手段によ
り指示された座標を検出する。28は第2のタブレット
信号であり、第2のタブレット27で検出された座標を
示す。29は第2のタブレットコントローラであり、タ
ブレット27を制御する。30は、表示制御バスであ
り、表示するためのタイミング信号と表示データとを伝
送する。31は第2の表示コントローラであり、第2の
液晶パネル26の表示制御を行う。32は、第2のバス
であり、第2の表示コントローラ31と表示メモリ33
とに接続される。33は第2の表示メモリであり、表示
画像等のデータを記憶する。、34は第2の表示出力バ
スであり、第2の液晶パネル26に表示するためのタイ
ミング信号と表示データとを伝送する。36は第2のタ
ブレットを制御するタブレット制御信号バスである。
【0021】第2のタブレット27は、透明な電極を有
し、タブレット制御信号バス36を介して第2のタブレ
ットコントローラ29に制御され、ペン11に示された
点の座標を第2のタブレット信号28として第2のタブ
レットコントローラ29に伝送する。第2のタブレット
信号28としては、例えば、第2のタブレット27の左
上の頂点を(0、0)としたときの(横、縦)の座標に
対応した波形を送出することができる。第2のタブレッ
トコントローラ29は、このタブレット信号28を
(横、縦)の座標のデジタル値に変換し、変換後の座標
のデジタル値を、座標バス7を介して第1のタブレット
コントローラ25に伝送するとともに、表示制御バス3
0を介して第2の表示コントローラ31に伝送する。第
2の表示コントローラ31は、ここで与えられた座標値
に対応するアドレスにしたがって第2の表示メモリ33
に第2のバス32を介してデータを書き込む。書き込む
データとしては、例えば、初期画面において背景が全面
白表示の場合には入力した座標値に対応するデータを”
黒”データとすることができる。第2の表示コントロー
ラ31は、周期的に第2の表示メモリ33から第2のバ
ス32を介して記憶されているデータを読み出し、この
読みだしたデータとタイミング信号とを表示信号として
第2の表示出力バス34を介して第2の液晶パネル26
に出力する。第2の液晶パネル26はこの表示信号に従
い表示を行う。
し、タブレット制御信号バス36を介して第2のタブレ
ットコントローラ29に制御され、ペン11に示された
点の座標を第2のタブレット信号28として第2のタブ
レットコントローラ29に伝送する。第2のタブレット
信号28としては、例えば、第2のタブレット27の左
上の頂点を(0、0)としたときの(横、縦)の座標に
対応した波形を送出することができる。第2のタブレッ
トコントローラ29は、このタブレット信号28を
(横、縦)の座標のデジタル値に変換し、変換後の座標
のデジタル値を、座標バス7を介して第1のタブレット
コントローラ25に伝送するとともに、表示制御バス3
0を介して第2の表示コントローラ31に伝送する。第
2の表示コントローラ31は、ここで与えられた座標値
に対応するアドレスにしたがって第2の表示メモリ33
に第2のバス32を介してデータを書き込む。書き込む
データとしては、例えば、初期画面において背景が全面
白表示の場合には入力した座標値に対応するデータを”
黒”データとすることができる。第2の表示コントロー
ラ31は、周期的に第2の表示メモリ33から第2のバ
ス32を介して記憶されているデータを読み出し、この
読みだしたデータとタイミング信号とを表示信号として
第2の表示出力バス34を介して第2の液晶パネル26
に出力する。第2の液晶パネル26はこの表示信号に従
い表示を行う。
【0022】図9は、図7に示した第1のタブレットコ
ントローラ25のブロック図を示している。第1のタブ
レットコントローラ25は、第1のタブレット23を制
御し、インタフェースコントローラ18と位置信号バス
10を介して位置信号の送受信を行い、また、座標バス
7を介して第2の表示装置と座標およびデータの送受信
を行う。本実施例においては、第1のタブレット23上
でペン11により同一座標で一定時間内に2回連続して
クリックを行うと、それ以後許可があるまで、第1のタ
ブレット23上でのペン11による指示を受け付けない
ようにしている。このため、第1のタブレットコントロ
ーラ25は、同一座標での一定時間内の2回連続するク
リック(以降、ダブルクリックという)を判定する判定
部950と、判定部950でダブルクリックが判定され
たときに第1のタブレット23での入力を不許可にし、
第1のタブレット23での入力を許可されたときに第1
のタブレット23での入力を受け付ける許可/不許可部
960とを備える。また、第2のタブレット27での入
力が不許可となったとき、本実施例においては、第2の
タブレット27上でペン11によりダブルクリックを判
定したときに、第2のタブレット27の入力を不許可と
し、第1のタブレット23での入力を許可するようにし
ている。このように、本実施例においては、複数のタブ
レットのうち一つのタブレットからの入力のみを受け付
けるように、入力の排他制御を行っている。
ントローラ25のブロック図を示している。第1のタブ
レットコントローラ25は、第1のタブレット23を制
御し、インタフェースコントローラ18と位置信号バス
10を介して位置信号の送受信を行い、また、座標バス
7を介して第2の表示装置と座標およびデータの送受信
を行う。本実施例においては、第1のタブレット23上
でペン11により同一座標で一定時間内に2回連続して
クリックを行うと、それ以後許可があるまで、第1のタ
ブレット23上でのペン11による指示を受け付けない
ようにしている。このため、第1のタブレットコントロ
ーラ25は、同一座標での一定時間内の2回連続するク
リック(以降、ダブルクリックという)を判定する判定
部950と、判定部950でダブルクリックが判定され
たときに第1のタブレット23での入力を不許可にし、
第1のタブレット23での入力を許可されたときに第1
のタブレット23での入力を受け付ける許可/不許可部
960とを備える。また、第2のタブレット27での入
力が不許可となったとき、本実施例においては、第2の
タブレット27上でペン11によりダブルクリックを判
定したときに、第2のタブレット27の入力を不許可と
し、第1のタブレット23での入力を許可するようにし
ている。このように、本実施例においては、複数のタブ
レットのうち一つのタブレットからの入力のみを受け付
けるように、入力の排他制御を行っている。
【0023】図9において、901は、スキャン制御部
であり、タブレット上のペン位置を第1のタブレット信
号24によりスキャンし、そのスキャン結果から座標の
検出を行い、また、ペン11がタブレット上を指示(ク
リック)したときにオンとなる”オン/オフ”信号90
6(第1のタブレット信号24に含まれる)によりペン
の”オン/オフ”を認識する。905は第2のタブレッ
トコントローラの動作/非動作を示すイネーブル信号で
ある。スキャン制御部901は、インターフェイスコン
トローラ18から送信されてきた位置信号バス10に基
づき、第2のタブレットコントローラからのイネーブル
信号905が非動作を示す信号の時、すなわち、第1の
タブレットからの入力が許可されたときに第1のタブレ
ット23を制御バス35を通して制御する。また、スキ
ャン制御部901は、この時、ペンのオン/オフ信号9
06によりペン11のオン状態を示すとき、第1のタブ
レット信号24からの(縦、横)の座標をデジタル値に
変換する。907は、タイマのスタート信号、908は
タイマのクリア信号、909は、タイマであり、ペンの
オン/オフ信号906がオフ状態になっている時間を計
測する。910はタイマ909からの出力バスであり、
タイマ909の時間データを送出する。911は、DF
/F912のクロック信号、912はクロック911に
同期してタイマ909から出力された時間データを一時
的に記憶するDF/F、913はDF/Fの出力バスで
ある。
であり、タブレット上のペン位置を第1のタブレット信
号24によりスキャンし、そのスキャン結果から座標の
検出を行い、また、ペン11がタブレット上を指示(ク
リック)したときにオンとなる”オン/オフ”信号90
6(第1のタブレット信号24に含まれる)によりペン
の”オン/オフ”を認識する。905は第2のタブレッ
トコントローラの動作/非動作を示すイネーブル信号で
ある。スキャン制御部901は、インターフェイスコン
トローラ18から送信されてきた位置信号バス10に基
づき、第2のタブレットコントローラからのイネーブル
信号905が非動作を示す信号の時、すなわち、第1の
タブレットからの入力が許可されたときに第1のタブレ
ット23を制御バス35を通して制御する。また、スキ
ャン制御部901は、この時、ペンのオン/オフ信号9
06によりペン11のオン状態を示すとき、第1のタブ
レット信号24からの(縦、横)の座標をデジタル値に
変換する。907は、タイマのスタート信号、908は
タイマのクリア信号、909は、タイマであり、ペンの
オン/オフ信号906がオフ状態になっている時間を計
測する。910はタイマ909からの出力バスであり、
タイマ909の時間データを送出する。911は、DF
/F912のクロック信号、912はクロック911に
同期してタイマ909から出力された時間データを一時
的に記憶するDF/F、913はDF/Fの出力バスで
ある。
【0024】スキャン制御部901は、ペンのオン/オ
フ信号906がオン状態からオフ状態に変化すると、タ
イマ909のスタート信号907を有効にし、タイマを
動作状態にする。このタイマの時間データは、出力バス
910に出力される。出力バス910の時間データは、
DF/F912に入力する。さらに、スキャン制御部9
01は、ペンのオン/オフ信号906がその後オン状態
になるとクロック911を生成し、タイマ909のデー
タをDF/F912に記憶させる。更に、クロック91
1を出力した後、タイマ909を初期状態に戻すクリア
信号908を出力する。このようにして、DF/F91
2の出力バス913には、ペンのオン/オフ信号906
がオフの状態の時間を記憶できる。
フ信号906がオン状態からオフ状態に変化すると、タ
イマ909のスタート信号907を有効にし、タイマを
動作状態にする。このタイマの時間データは、出力バス
910に出力される。出力バス910の時間データは、
DF/F912に入力する。さらに、スキャン制御部9
01は、ペンのオン/オフ信号906がその後オン状態
になるとクロック911を生成し、タイマ909のデー
タをDF/F912に記憶させる。更に、クロック91
1を出力した後、タイマ909を初期状態に戻すクリア
信号908を出力する。このようにして、DF/F91
2の出力バス913には、ペンのオン/オフ信号906
がオフの状態の時間を記憶できる。
【0025】また、914は予め定めたオフの状態の基
準時間データを記憶するレジスタ、915はレジスタ9
14の出力バスである。916は出力バス913と出力
バス915とから送出された2つの時間データを比較す
るコンパレータ、917はコンパレータ916の出力信
号である。コンパレータ916は、”出力バス913か
ら出力される、タイマ909で計測した時間データの値
が出力バス915から出力される、予め定められたオフ
の状態の基準時間データの値より小さいときに、出力信
号917を有効にする。
準時間データを記憶するレジスタ、915はレジスタ9
14の出力バスである。916は出力バス913と出力
バス915とから送出された2つの時間データを比較す
るコンパレータ、917はコンパレータ916の出力信
号である。コンパレータ916は、”出力バス913か
ら出力される、タイマ909で計測した時間データの値
が出力バス915から出力される、予め定められたオフ
の状態の基準時間データの値より小さいときに、出力信
号917を有効にする。
【0026】918はスキャン制御部901が第1のタ
ブレット信号24をディジタルに変換した(縦、横)の
座標を出力する座標バス、919はペンのオン/オフ信
号906がオン状態からオフ状態に変化したときに有効
になるクロック、920はクロック919に同期して座
標バスの座標データを記録するレジスタである。921
は、レジスタ920からの出力バス、922は、オフ状
態からオン状態に変化したときに有効になるクロック、
923はクロック922に同期して座標バス918の座
標データを記憶するレジスタである。924はレジスタ
923からの出力バス、925は出力バス921と出力
バス924とから出力された座標データを比較するコン
パレータ、926はコンパレータ925の出力信号であ
る。ペン11がオン状態からオフ状態に変化した時の座
標データをレジスタ920は記憶し、その時に記憶した
座標データを出力バス921に出力する。また、ペン1
1がオフ状態からオン状態に変化した時の座標データを
レジスタ923は記憶し、その時の記憶した座標データ
を出力バス924に出力する。出力バス921と出力バ
ス924とに出力された座標データは、コンパレータ9
25で比較され、コンパレータ925はこれらの座標デ
ータが一致した場合に出力信号926を有効にし、それ
以外の場合は無効にする。制御部927は、コンパレー
タ916の出力信号917とコンパレータ925の出力
信号926との双方が有効の時、ダブルクリックがされ
たと判断し、イネーブル信号928を有効にする。この
イネーブル信号928はスキャン制御回路901にも入
力し、イネーブル信号928が有効の期間は、スキャン
制御回路901は非動作状態になる。スキャン回路90
1はもう一つのイネーブル信号905が有効になると動
作状態になる。
ブレット信号24をディジタルに変換した(縦、横)の
座標を出力する座標バス、919はペンのオン/オフ信
号906がオン状態からオフ状態に変化したときに有効
になるクロック、920はクロック919に同期して座
標バスの座標データを記録するレジスタである。921
は、レジスタ920からの出力バス、922は、オフ状
態からオン状態に変化したときに有効になるクロック、
923はクロック922に同期して座標バス918の座
標データを記憶するレジスタである。924はレジスタ
923からの出力バス、925は出力バス921と出力
バス924とから出力された座標データを比較するコン
パレータ、926はコンパレータ925の出力信号であ
る。ペン11がオン状態からオフ状態に変化した時の座
標データをレジスタ920は記憶し、その時に記憶した
座標データを出力バス921に出力する。また、ペン1
1がオフ状態からオン状態に変化した時の座標データを
レジスタ923は記憶し、その時の記憶した座標データ
を出力バス924に出力する。出力バス921と出力バ
ス924とに出力された座標データは、コンパレータ9
25で比較され、コンパレータ925はこれらの座標デ
ータが一致した場合に出力信号926を有効にし、それ
以外の場合は無効にする。制御部927は、コンパレー
タ916の出力信号917とコンパレータ925の出力
信号926との双方が有効の時、ダブルクリックがされ
たと判断し、イネーブル信号928を有効にする。この
イネーブル信号928はスキャン制御回路901にも入
力し、イネーブル信号928が有効の期間は、スキャン
制御回路901は非動作状態になる。スキャン回路90
1はもう一つのイネーブル信号905が有効になると動
作状態になる。
【0027】また、931は、第2のタブレットコント
ローラの検出した座標データが転送されるデータバス、
934は、加算回路であり、第2のタブレットでの座標
データと第1のタブレット上でペン11により指示され
た、レジスタ920に保持する座標データを加算する。
935は加算回路934の出力バスである。その加算結
果は、出力バス935に出力される。929はセレクタ
であり、第2のタブレットコントローラ29から送出さ
れ、座標変換された座標データと、スキャン制御部90
1から出力された座標データとのうちいずれかの座標デ
ータを選択する。セレクタ929は、イネーブル信号9
28が有効の時、すなわち、第1のタブレット23にお
いてダブルクリックが検出されて第2のタブレットから
の入力が許可されたときに、加算回路934から出力バ
ス935を介して出力された座標データとペンのオン/
オフ信号906とを位置信号バス10に出力する。ま
た、セレクタ929は、イネーブル信号が無効の時、す
なわち、第1のタブレットからの入力が許可されたとき
に、第1のタブレットから出力される座標バス918の
座標データとペンのオン/オフ信号906とを位置信号
バス10に出力する。
ローラの検出した座標データが転送されるデータバス、
934は、加算回路であり、第2のタブレットでの座標
データと第1のタブレット上でペン11により指示され
た、レジスタ920に保持する座標データを加算する。
935は加算回路934の出力バスである。その加算結
果は、出力バス935に出力される。929はセレクタ
であり、第2のタブレットコントローラ29から送出さ
れ、座標変換された座標データと、スキャン制御部90
1から出力された座標データとのうちいずれかの座標デ
ータを選択する。セレクタ929は、イネーブル信号9
28が有効の時、すなわち、第1のタブレット23にお
いてダブルクリックが検出されて第2のタブレットから
の入力が許可されたときに、加算回路934から出力バ
ス935を介して出力された座標データとペンのオン/
オフ信号906とを位置信号バス10に出力する。ま
た、セレクタ929は、イネーブル信号が無効の時、す
なわち、第1のタブレットからの入力が許可されたとき
に、第1のタブレットから出力される座標バス918の
座標データとペンのオン/オフ信号906とを位置信号
バス10に出力する。
【0028】また、第2のタブレットコントローラ29
の構成は、図9に示す第1のタブレットコントローラ2
5の構成において、データバス931、加算回路93
4、出力バス935およびセレクタ929を取り除き、
座標バス918の座標データとペンのオン/オフ信号9
06とを表示制御バス936に出力するようにして図9
に示す第1のタブレットコントローラ25の構成と同様
に構成する。また、図9に示すイネーブル信号928
は、第2のタブレットコントローラ29では、第2のタ
ブレットコントローラのイネーブル信号905となる。
の構成は、図9に示す第1のタブレットコントローラ2
5の構成において、データバス931、加算回路93
4、出力バス935およびセレクタ929を取り除き、
座標バス918の座標データとペンのオン/オフ信号9
06とを表示制御バス936に出力するようにして図9
に示す第1のタブレットコントローラ25の構成と同様
に構成する。また、図9に示すイネーブル信号928
は、第2のタブレットコントローラ29では、第2のタ
ブレットコントローラのイネーブル信号905となる。
【0029】また、図10は、第2の表示コントローラ
31と第2の表示メモリ33とのブロック図を示す。図
11は、第2の表示メモリ33のメモリマップを示し、
本実施例において第2の表示メモリ33は19ビットの
アドレス空間をもつ。このメモリ空間は、各ライン毎に
区切られており、アドレスの内の下位12ビットで横座
標の位置を示し、上位7ビットで縦座標の位置を示し、
第2の表示メモリ33は各座標位置のデータを記憶す
る。
31と第2の表示メモリ33とのブロック図を示す。図
11は、第2の表示メモリ33のメモリマップを示し、
本実施例において第2の表示メモリ33は19ビットの
アドレス空間をもつ。このメモリ空間は、各ライン毎に
区切られており、アドレスの内の下位12ビットで横座
標の位置を示し、上位7ビットで縦座標の位置を示し、
第2の表示メモリ33は各座標位置のデータを記憶す
る。
【0030】図10において、1001は、表示制御部
であり、第2の液晶パネルを制御する信号を生成する。
1002は、クロック生成回路1020で生成された基
準クロックであり、表示制御部1001において生成さ
れる表示制御信号の基準となる。表示制御部1001
は、基準クロック1002に同期して、液晶ディスプレ
イ26の表示制御信号を生成し、また、表示メモリへの
制御信号を生成し、表示メモリから表示データを読込
み、読み込んだ表示データを表示出力34に出力する。
1004は、データバスであり、メモリ部コントローラ
1009から表示制御部1001へデータを転送する。
1005は、メモリの読み出し制御を行うための制御バ
ス、1006は、ウエイト信号であり、有効になると表
示制御部1001を停止状態にし、無効になると表示制
御部1001を動作状態にする。1009は、メモリと
のアクセスを制御するメモリ部コントローラ、1010
は、メモリ制御信号バスであり、メモリ部コントローラ
1009からメモリ33に制御信号を転送する。101
1は、メモリデータバスであり、メモリ部コントローラ
1009とメモリ33間のデータを転送する。
であり、第2の液晶パネルを制御する信号を生成する。
1002は、クロック生成回路1020で生成された基
準クロックであり、表示制御部1001において生成さ
れる表示制御信号の基準となる。表示制御部1001
は、基準クロック1002に同期して、液晶ディスプレ
イ26の表示制御信号を生成し、また、表示メモリへの
制御信号を生成し、表示メモリから表示データを読込
み、読み込んだ表示データを表示出力34に出力する。
1004は、データバスであり、メモリ部コントローラ
1009から表示制御部1001へデータを転送する。
1005は、メモリの読み出し制御を行うための制御バ
ス、1006は、ウエイト信号であり、有効になると表
示制御部1001を停止状態にし、無効になると表示制
御部1001を動作状態にする。1009は、メモリと
のアクセスを制御するメモリ部コントローラ、1010
は、メモリ制御信号バスであり、メモリ部コントローラ
1009からメモリ33に制御信号を転送する。101
1は、メモリデータバスであり、メモリ部コントローラ
1009とメモリ33間のデータを転送する。
【0031】図10において、メモリコントローラ10
09は、第2のタブレットコントローラからのイネーブ
ル信号905が無効の時、つまり、第2のタブレットコ
ントローラ29が動作状態の時であって、第2のタブレ
ットコントローラ29のペンのオン/オフ信号906が
有効の時の座標データに対応したメモリ33のメモリア
ドレスに表示データを書き込む。また、メモリ33に表
示データを書き込むときは、表示制御部1001に出力
しているウエイト信号1006を有効にし、表示制御部
1001を停止状態にする。メモリ部コントローラ10
09は、座標バス918で転送された(縦、横)の座標
データを取り込み、下位12ビットに横座標、上位7ビ
ットに縦座標を割り当て、そのアドレスに対してデータ
を書き込む。それ以外の場合は、表示制御部1001が
出力する制御バス1005の信号をメモリ制御バス10
10を通じてメモリ33に出力する。メモリ33は、メ
モリ制御バス1010で指示されたアドレスのデータを
メモリデータバス1011に出力し、メモリ部コントロ
ーラ1009およびデータバス1004を介して表示制
御部1001に出力する。
09は、第2のタブレットコントローラからのイネーブ
ル信号905が無効の時、つまり、第2のタブレットコ
ントローラ29が動作状態の時であって、第2のタブレ
ットコントローラ29のペンのオン/オフ信号906が
有効の時の座標データに対応したメモリ33のメモリア
ドレスに表示データを書き込む。また、メモリ33に表
示データを書き込むときは、表示制御部1001に出力
しているウエイト信号1006を有効にし、表示制御部
1001を停止状態にする。メモリ部コントローラ10
09は、座標バス918で転送された(縦、横)の座標
データを取り込み、下位12ビットに横座標、上位7ビ
ットに縦座標を割り当て、そのアドレスに対してデータ
を書き込む。それ以外の場合は、表示制御部1001が
出力する制御バス1005の信号をメモリ制御バス10
10を通じてメモリ33に出力する。メモリ33は、メ
モリ制御バス1010で指示されたアドレスのデータを
メモリデータバス1011に出力し、メモリ部コントロ
ーラ1009およびデータバス1004を介して表示制
御部1001に出力する。
【0032】また、第2のタブレット27上でダブルク
リックされて、第2のタブレットコントローラ29のイ
ネーブル信号905が有効になったとき、つまり、第2
のタブレット27からの入力を受け付けないように第2
のタブレットコントローラ29が停止状態になると、第
2の表示コントローラ31は、それまでに第2の表示メ
モリ33に記憶するデータをクリアする。例えば、第2
の表示メモリ33に記憶するデータをクリアしたときの
初期状態として、表示画面を全面”白”データとする場
合には、全てのアドレスに対応するデータを、全て”
白”のデータにするように書き替える。
リックされて、第2のタブレットコントローラ29のイ
ネーブル信号905が有効になったとき、つまり、第2
のタブレット27からの入力を受け付けないように第2
のタブレットコントローラ29が停止状態になると、第
2の表示コントローラ31は、それまでに第2の表示メ
モリ33に記憶するデータをクリアする。例えば、第2
の表示メモリ33に記憶するデータをクリアしたときの
初期状態として、表示画面を全面”白”データとする場
合には、全てのアドレスに対応するデータを、全て”
白”のデータにするように書き替える。
【0033】以下、本発明の入力動作について説明す
る。
る。
【0034】図1に示す情報処理装置では、システム装
置4の出力である表示出力3に含まれるタイミング信号
と表示データとが第1の表示装置1に伝送され、伝送さ
れた表示データが第1の液晶表示面2上に表示される。
第1の液晶表示面2に付けられている透明タブレットを
ペン11によりユーザが指示することで、指示された座
標位置が位置信号バス10を介してシステム装置4に伝
送される。この場合、第1のタブレットからの入力が受
け付け可能な状態であり、図9に示す第1のタブレット
コントローラ25のイネーブル信号928が無効状態で
あるので、スキャン制御部901が検出した座標データ
は、座標バス918、セレクタ929、および位置信号
バス10を介して、システム装置4のインタフェイスコ
ントローラ18に出力される。
置4の出力である表示出力3に含まれるタイミング信号
と表示データとが第1の表示装置1に伝送され、伝送さ
れた表示データが第1の液晶表示面2上に表示される。
第1の液晶表示面2に付けられている透明タブレットを
ペン11によりユーザが指示することで、指示された座
標位置が位置信号バス10を介してシステム装置4に伝
送される。この場合、第1のタブレットからの入力が受
け付け可能な状態であり、図9に示す第1のタブレット
コントローラ25のイネーブル信号928が無効状態で
あるので、スキャン制御部901が検出した座標データ
は、座標バス918、セレクタ929、および位置信号
バス10を介して、システム装置4のインタフェイスコ
ントローラ18に出力される。
【0035】次に、第2の表示装置5からのペン11に
よる入力処理の一例を説明する。ここで、第1の液晶表
示面2の第1のタブレット23上で、ペン11が同じ点
を一定時間内に連続して2回クリックした時、図6に示
すように、その点の座標が第2の表示装置5上の座標
(0,0)に対応し、その点を左上とした横200ドッ
ト、縦100ドットの領域A15が第2の表示装置5上
の入力領域の部分となる。また、第1のタブレット23
上でダブルクリックされたときに、それ以降、第1のタ
ブレット23からの入力を受け付けないようにする。
よる入力処理の一例を説明する。ここで、第1の液晶表
示面2の第1のタブレット23上で、ペン11が同じ点
を一定時間内に連続して2回クリックした時、図6に示
すように、その点の座標が第2の表示装置5上の座標
(0,0)に対応し、その点を左上とした横200ドッ
ト、縦100ドットの領域A15が第2の表示装置5上
の入力領域の部分となる。また、第1のタブレット23
上でダブルクリックされたときに、それ以降、第1のタ
ブレット23からの入力を受け付けないようにする。
【0036】この動作について、図9を参照して説明す
る。図9において、第1のタブレット23上でペン11
が同一座標上を2度クリックすると、ペン11のオン/
オフ信号906がオン−オフ−オン状態に変化する。タ
イマ909は、スタート信号907が入力されてからク
リア信号908が入力されるまでのペン11がオフの期
間動作し、オフ期間の時間データがDF/F912に記
憶される。コンパレータ916は、このデータとレジス
タ914にあらかじめ記憶された規定時間のデータとを
比較し、DF/F912のデータがあらかじめ記憶され
た規定時間未満の場合に、出力信号917を有効にす
る。また、コンパレータ925は、レジスタ920とレ
ジスタ923とに記憶する座標データを比較し、同一座
標上でクリックしている場合に出力信号926を有効に
する。制御部927は、出力信号917と出力信号92
6との双方が有効のときに、イネーブル信号928を有
効にし、第1のタブレット23からの入力を受け付けな
いようにするためにスキャン制御部901の動作を停止
させ、レジスタ920に記憶されている座標データを、
図6(a)に示す基準座標(X1,Y1)とする。
る。図9において、第1のタブレット23上でペン11
が同一座標上を2度クリックすると、ペン11のオン/
オフ信号906がオン−オフ−オン状態に変化する。タ
イマ909は、スタート信号907が入力されてからク
リア信号908が入力されるまでのペン11がオフの期
間動作し、オフ期間の時間データがDF/F912に記
憶される。コンパレータ916は、このデータとレジス
タ914にあらかじめ記憶された規定時間のデータとを
比較し、DF/F912のデータがあらかじめ記憶され
た規定時間未満の場合に、出力信号917を有効にす
る。また、コンパレータ925は、レジスタ920とレ
ジスタ923とに記憶する座標データを比較し、同一座
標上でクリックしている場合に出力信号926を有効に
する。制御部927は、出力信号917と出力信号92
6との双方が有効のときに、イネーブル信号928を有
効にし、第1のタブレット23からの入力を受け付けな
いようにするためにスキャン制御部901の動作を停止
させ、レジスタ920に記憶されている座標データを、
図6(a)に示す基準座標(X1,Y1)とする。
【0037】また、図9において、イネーブル信号92
8が有効になると、第2のタブレットコントローラ29
は、動作を開始し、第2のタブレット27上で入力され
た座標データを座標データバス931を介して、第1の
タブレットコントローラ25に転送する。第2のタブレ
ット27上で入力された座標データは、レジスタ920
に記憶する基準座標データと加算されて、第1のタブレ
ット上の座標値となり、セレクタ929および位置信号
バス10を介して、インターフェイスコントローラ18
に転送される。
8が有効になると、第2のタブレットコントローラ29
は、動作を開始し、第2のタブレット27上で入力され
た座標データを座標データバス931を介して、第1の
タブレットコントローラ25に転送する。第2のタブレ
ット27上で入力された座標データは、レジスタ920
に記憶する基準座標データと加算されて、第1のタブレ
ット上の座標値となり、セレクタ929および位置信号
バス10を介して、インターフェイスコントローラ18
に転送される。
【0038】また、第2の表示コントローラ31では、
図10に示すように第2のタブレットコントローラ29
が検出した座標を座標バス918を介して受け、その座
標値の縦座標値を上位7bit、横座標値を下位12b
itのアドレスとして、メモリ33に、入力されたデー
タを書き込む。第2のタブレットコントローラ29は、
メモリ33に記憶した表示データを順次読み込み、表示
制御信号とともに第2の表示出力32に出力し、第2の
タブレット上で入力されたペン11の軌跡が表示され
る。
図10に示すように第2のタブレットコントローラ29
が検出した座標を座標バス918を介して受け、その座
標値の縦座標値を上位7bit、横座標値を下位12b
itのアドレスとして、メモリ33に、入力されたデー
タを書き込む。第2のタブレットコントローラ29は、
メモリ33に記憶した表示データを順次読み込み、表示
制御信号とともに第2の表示出力32に出力し、第2の
タブレット上で入力されたペン11の軌跡が表示され
る。
【0039】さらに、第2のタブレット上でダブルクリ
ックすると、第2のタブレットコントローラ29は、停
止状態になり第2のタブレットからの入力を受け付けな
いようにし、イネーブル信号905を有効にする。イネ
ーブル信号905が有効になると、第1のタブレットコ
ントローラ25が動作を開始し、第1のタブレット上で
ペン11の入力が可能になる。そして、第2のタブレッ
トコントローラ29が停止状態になると第2の表示コン
トローラ31が第2の表示メモリ33のデータをクリア
して初期状態の画面表示にする。
ックすると、第2のタブレットコントローラ29は、停
止状態になり第2のタブレットからの入力を受け付けな
いようにし、イネーブル信号905を有効にする。イネ
ーブル信号905が有効になると、第1のタブレットコ
ントローラ25が動作を開始し、第1のタブレット上で
ペン11の入力が可能になる。そして、第2のタブレッ
トコントローラ29が停止状態になると第2の表示コン
トローラ31が第2の表示メモリ33のデータをクリア
して初期状態の画面表示にする。
【0040】以下、システム装置の動作を図7を参照し
て説明する。図7において、CPU16は、システムバ
ス17を介して、表示すべき情報を表示コントローラ1
9へ与える。表示コントローラ19は、CPU16から
与えられた書き込み用のデータを表示メモリ21へ書き
込み、また、第1の液晶パネル22に表示するためのデ
ータを表示メモリ21から読み出す。表示コントローラ
19により読み出されたデータは、タイミング信号と合
わせて表示バス3として第1の液晶パネル22に与えら
れ表示される。第1のタブレット23から入力されたデ
ータは、第1のタブレット信号24として第1のタブレ
ットコントローラ25へ与えられ、ここで座標値に変換
され、位置信号バス10を介してインターフェイスコン
トローラ18へ送られる。CPU16は、インターフェ
イスコントローラ18に送られてきた座標値を読み取
り、第1の表示コントローラ19に対して表示データの
処理を行う。CPU16は、一定の周期でインターフェ
イスコントローラ18の読み出しを行う。CPU16
は、同一座標データを連続して読み出した場合は、ペン
11が移動していないと判断し、図9に示すペンのオン
/オフ信号906が位置信号バス10を介して、オフの
信号を転送してきた場合は、ペン11が入力していない
と判断する。また、第1のタブレットコントローラは、
第1のタブレットからペン11の入力が許可されていな
い場合、すなわち、第2のタブレットからの入力が許可
されている場合には、第2のタブレットコントローラ2
9から送出された座標データに対して第1のタブレット
における基準座標データを加算した座標値を位置信号バ
ス10を介してインタフェースコントローラ18に出力
する。CPU16は、インターフェイスコントローラ1
8から読み出した座標値に対応したアドレスの表示メモ
リに対してデータの書き込みを行う。
て説明する。図7において、CPU16は、システムバ
ス17を介して、表示すべき情報を表示コントローラ1
9へ与える。表示コントローラ19は、CPU16から
与えられた書き込み用のデータを表示メモリ21へ書き
込み、また、第1の液晶パネル22に表示するためのデ
ータを表示メモリ21から読み出す。表示コントローラ
19により読み出されたデータは、タイミング信号と合
わせて表示バス3として第1の液晶パネル22に与えら
れ表示される。第1のタブレット23から入力されたデ
ータは、第1のタブレット信号24として第1のタブレ
ットコントローラ25へ与えられ、ここで座標値に変換
され、位置信号バス10を介してインターフェイスコン
トローラ18へ送られる。CPU16は、インターフェ
イスコントローラ18に送られてきた座標値を読み取
り、第1の表示コントローラ19に対して表示データの
処理を行う。CPU16は、一定の周期でインターフェ
イスコントローラ18の読み出しを行う。CPU16
は、同一座標データを連続して読み出した場合は、ペン
11が移動していないと判断し、図9に示すペンのオン
/オフ信号906が位置信号バス10を介して、オフの
信号を転送してきた場合は、ペン11が入力していない
と判断する。また、第1のタブレットコントローラは、
第1のタブレットからペン11の入力が許可されていな
い場合、すなわち、第2のタブレットからの入力が許可
されている場合には、第2のタブレットコントローラ2
9から送出された座標データに対して第1のタブレット
における基準座標データを加算した座標値を位置信号バ
ス10を介してインタフェースコントローラ18に出力
する。CPU16は、インターフェイスコントローラ1
8から読み出した座標値に対応したアドレスの表示メモ
リに対してデータの書き込みを行う。
【0041】以上の動作により、第1のタブレット23
からのペン11による入力は、CPU16により処理さ
れ、第1の液晶パネル22に処理結果が表示される。処
理形態は、入力モード以外には座標値に対応した箇所に
示されている処理アイコンに対応した処理や、カーソル
の移動などプログラムされた内容によって多種の処理が
可能である。
からのペン11による入力は、CPU16により処理さ
れ、第1の液晶パネル22に処理結果が表示される。処
理形態は、入力モード以外には座標値に対応した箇所に
示されている処理アイコンに対応した処理や、カーソル
の移動などプログラムされた内容によって多種の処理が
可能である。
【0042】以上説明した動作により、第2の表示装置
5の第2のタブレットからのペン11による入力は、第
1の表示装置1における基準座標値を左上とした特定の
領域への入力として処理でき、さらに、ペン11による
入力は第2の表示装置5上に表示可能となる。
5の第2のタブレットからのペン11による入力は、第
1の表示装置1における基準座標値を左上とした特定の
領域への入力として処理でき、さらに、ペン11による
入力は第2の表示装置5上に表示可能となる。
【0043】また、第2の表示装置5上でペン11によ
る入力を行っているときには第1の表示装置1条からの
入力を不許可にすることができる。また、第2の表示装
置5上の表示は、第2のタブレット27の入力が終了す
るとともにクリアされるようにできる。
る入力を行っているときには第1の表示装置1条からの
入力を不許可にすることができる。また、第2の表示装
置5上の表示は、第2のタブレット27の入力が終了す
るとともにクリアされるようにできる。
【0044】つぎに、第1の実施例と異なる、第2の表
示装置からの入力の処理例を第2の実施例として説明す
る。第2の実施例では、第1のタブレットと第2のタブ
レットとで別々に入力を受け付けるようにしておき、第
1のタブレット上でペンによりダブルクリックされたと
きに、第1のタブレットと第2のタブレットとを対応さ
せるようにする。第1のタブレット上でダブルクリック
されたときの座標位置を基準座標値とし、その座標(X
1,Y1)を頂点とする横200ドット、縦100ドッ
トの領域が、第2の表示装置における対応する領域とな
り、第2の表示装置上でその以前に入力されているペン
11で操作された軌跡を、第1の液晶表示面2上の対応
する座標位置に表示する。また、本実施例においても、
第1の実施例と同様に、第1の液晶表示面2上でダブル
クリックを行うと、それ以後、第2の液晶表示面6上で
ダブルクリックされるまで、第1の液晶表示面2上での
ペン11による指示を受け付けないようにしている。
示装置からの入力の処理例を第2の実施例として説明す
る。第2の実施例では、第1のタブレットと第2のタブ
レットとで別々に入力を受け付けるようにしておき、第
1のタブレット上でペンによりダブルクリックされたと
きに、第1のタブレットと第2のタブレットとを対応さ
せるようにする。第1のタブレット上でダブルクリック
されたときの座標位置を基準座標値とし、その座標(X
1,Y1)を頂点とする横200ドット、縦100ドッ
トの領域が、第2の表示装置における対応する領域とな
り、第2の表示装置上でその以前に入力されているペン
11で操作された軌跡を、第1の液晶表示面2上の対応
する座標位置に表示する。また、本実施例においても、
第1の実施例と同様に、第1の液晶表示面2上でダブル
クリックを行うと、それ以後、第2の液晶表示面6上で
ダブルクリックされるまで、第1の液晶表示面2上での
ペン11による指示を受け付けないようにしている。
【0045】第2の実施例における構成は、第1の実施
例における構成と同様に構成でき、各ブロックにおける
処理が異なるところがある。
例における構成と同様に構成でき、各ブロックにおける
処理が異なるところがある。
【0046】図7において、第2の表示装置5の第2の
タブレット27から入力されたデータは、第2のタブレ
ットコントローラ29により座標値に変換され、第2の
表示コントローラ31によりその座標値に対応した第2
の表示メモリ33に表示データが書き込まれる。第2の
表示コントローラ31は、第2の表示メモリ33のデー
タを読み出し、第2の液晶パネル26へ伝送することで
第2の液晶パネル26上に入力されたデータが表示され
る。第2の表示装置への入力が終了した後、第1の表示
装置1上の第1のタブレット23に対して、第2の表示
装置5を対応させたい領域の左上の位置をダブルクリッ
クすると、図9に示す制御部927がダブルクリックの
判定を行い、イネーブル信号928を有効にする。本実
施例においては、このイネーブル信号928を位置信号
バス10およびインターフェイスコントローラ18を介
してCPU16に入力する。CPU16は、イネーブル
信号928が有効になると、インターフェイスコントロ
ーラ18、第1のタブレットコントローラ25および第
2のタブレットコントローラ29を介して第2の表示コ
ントローラ31に対してデータ転送命令を送る。第2の
表示コントローラ31は、この命令を受け取ると第2の
表示メモリ33から表示データを順に読み出し、第2の
タブレットコントローラ29および第1のタブレットコ
ントローラ25を介してインターフェイスコントローラ
18に伝送する。第1のタブレットコントローラ25で
は、第1の実施例と同様に、第2のタブレットコントロ
ーラ29から送出された座標データに基準座標値を加算
して位置信号バス10に表示データとともに送出する。
CPU16は、インターフェイスコントローラ18に送
られてくる第2の表示メモリ33からのデータを第1の
表示メモリ21に書き込む。この場合、第2の表示コン
トローラ31は、データ転送命令があるとメモリ32か
らデータを読み出し、その読みだしアドレス(座標値に
対応する)と読みだしたデータとにデータ転送中である
こと示す転送信号を付加して出力する。また、第2の表
示コントローラ31は、この転送信号を付加したとき
に、表示制御部1001が停止状態となるように、メモ
リ部コントローラ1009から表示制御部1001に対
してウエイト信号を有効にする。これにより、データ転
送時に、表示制御部1001を停止状態にすることがで
きる。また、初期状態として背景を全面白表示としてい
る場合において、ペン11による軌跡を黒表示にしてい
る場合には、黒表示にしている座標データのみを転送信
号とともに第2の表示コントローラ31から転送するよ
うにしてもよい。
タブレット27から入力されたデータは、第2のタブレ
ットコントローラ29により座標値に変換され、第2の
表示コントローラ31によりその座標値に対応した第2
の表示メモリ33に表示データが書き込まれる。第2の
表示コントローラ31は、第2の表示メモリ33のデー
タを読み出し、第2の液晶パネル26へ伝送することで
第2の液晶パネル26上に入力されたデータが表示され
る。第2の表示装置への入力が終了した後、第1の表示
装置1上の第1のタブレット23に対して、第2の表示
装置5を対応させたい領域の左上の位置をダブルクリッ
クすると、図9に示す制御部927がダブルクリックの
判定を行い、イネーブル信号928を有効にする。本実
施例においては、このイネーブル信号928を位置信号
バス10およびインターフェイスコントローラ18を介
してCPU16に入力する。CPU16は、イネーブル
信号928が有効になると、インターフェイスコントロ
ーラ18、第1のタブレットコントローラ25および第
2のタブレットコントローラ29を介して第2の表示コ
ントローラ31に対してデータ転送命令を送る。第2の
表示コントローラ31は、この命令を受け取ると第2の
表示メモリ33から表示データを順に読み出し、第2の
タブレットコントローラ29および第1のタブレットコ
ントローラ25を介してインターフェイスコントローラ
18に伝送する。第1のタブレットコントローラ25で
は、第1の実施例と同様に、第2のタブレットコントロ
ーラ29から送出された座標データに基準座標値を加算
して位置信号バス10に表示データとともに送出する。
CPU16は、インターフェイスコントローラ18に送
られてくる第2の表示メモリ33からのデータを第1の
表示メモリ21に書き込む。この場合、第2の表示コン
トローラ31は、データ転送命令があるとメモリ32か
らデータを読み出し、その読みだしアドレス(座標値に
対応する)と読みだしたデータとにデータ転送中である
こと示す転送信号を付加して出力する。また、第2の表
示コントローラ31は、この転送信号を付加したとき
に、表示制御部1001が停止状態となるように、メモ
リ部コントローラ1009から表示制御部1001に対
してウエイト信号を有効にする。これにより、データ転
送時に、表示制御部1001を停止状態にすることがで
きる。また、初期状態として背景を全面白表示としてい
る場合において、ペン11による軌跡を黒表示にしてい
る場合には、黒表示にしている座標データのみを転送信
号とともに第2の表示コントローラ31から転送するよ
うにしてもよい。
【0047】また、その後、第1のタブレットと第2の
タブレットとで別々に入力を受け付けるようにする場合
には、あらかじめ特定の指示を規定しておき、特定の指
示が行われたときに、第1のタブレットと第2のタブレ
ットとで別々に入力を受け付けるようにすることができ
る。例えば、第1の表示装置と第2の表示装置とに予め
定めたアイコンを設けておき、このアイコンのクリック
を特定の指示とすることができる。
タブレットとで別々に入力を受け付けるようにする場合
には、あらかじめ特定の指示を規定しておき、特定の指
示が行われたときに、第1のタブレットと第2のタブレ
ットとで別々に入力を受け付けるようにすることができ
る。例えば、第1の表示装置と第2の表示装置とに予め
定めたアイコンを設けておき、このアイコンのクリック
を特定の指示とすることができる。
【0048】以上、説明した動作により、第2の表示装
置5からの入力が第1の表示装置1の入力に変換され、
第1の表示装置上に表示可能となる。
置5からの入力が第1の表示装置1の入力に変換され、
第1の表示装置上に表示可能となる。
【0049】また、第1および第2の実施例では、第2
の表示装置5からのペンの入力は、そのまま第2の表示
メモリ33への書き込みデータとしたが、第2の表示コ
ントローラに、文字認識を行う文字認識処理回路やかな
を漢字に変換するかな漢字変換回路などを備えること
で、登録された文字フォントへの変換や、かな入力の漢
字への変換等の処理を行うようにしてもよい。また、文
字認識処理回路やかな漢字変換回路での処理をCPU1
6で処理させるようにしてもよい。
の表示装置5からのペンの入力は、そのまま第2の表示
メモリ33への書き込みデータとしたが、第2の表示コ
ントローラに、文字認識を行う文字認識処理回路やかな
を漢字に変換するかな漢字変換回路などを備えること
で、登録された文字フォントへの変換や、かな入力の漢
字への変換等の処理を行うようにしてもよい。また、文
字認識処理回路やかな漢字変換回路での処理をCPU1
6で処理させるようにしてもよい。
【0050】以上説明したように、第1および第2の実
施例では、第2の表示装置5への入力が対応した第1の
表示装置上の入力として処理可能である。
施例では、第2の表示装置5への入力が対応した第1の
表示装置上の入力として処理可能である。
【0051】次に、第3の実施例を説明する。第3の実
施例では、第1の実施例における動作に加えて、第2の
表示装置上に第1の表示装置の特定領域の表示と同一の
表示を行うようにしている。以下、図8および図12を
参照して動作を説明する。
施例では、第1の実施例における動作に加えて、第2の
表示装置上に第1の表示装置の特定領域の表示と同一の
表示を行うようにしている。以下、図8および図12を
参照して動作を説明する。
【0052】図8に示すように、第2の実施例において
は、、第1の表示コントローラが表示出力バス3を介し
て第2の表示コントローラ31に1フレームごとの表示
データを垂直同期信号および水平同期信号に同期させて
与え、第2の表示コントローラ31は、転送された表示
データから、垂直同期信号および水平同期信号に同期さ
せて、対応する座標位置の表示データを検出し、第2の
表示メモリ33に表示データを書き込む。第2の表示コ
ントローラ31は、第2の表示メモリ33から表示デー
タを読みだして第2の表示装置5上に表示させることに
より、第1の表示装置上に表示する内容と同一の内容を
表示させることができる。また、第2の表示メモリを二
つ備え、垂直同期信号が有効になるごと、つまり、フレ
ーム毎に書き込みメモリと読込みメモリを切り替えるこ
とで、表示動作に影響を与えることなく、特定領域の表
示を行う。
は、、第1の表示コントローラが表示出力バス3を介し
て第2の表示コントローラ31に1フレームごとの表示
データを垂直同期信号および水平同期信号に同期させて
与え、第2の表示コントローラ31は、転送された表示
データから、垂直同期信号および水平同期信号に同期さ
せて、対応する座標位置の表示データを検出し、第2の
表示メモリ33に表示データを書き込む。第2の表示コ
ントローラ31は、第2の表示メモリ33から表示デー
タを読みだして第2の表示装置5上に表示させることに
より、第1の表示装置上に表示する内容と同一の内容を
表示させることができる。また、第2の表示メモリを二
つ備え、垂直同期信号が有効になるごと、つまり、フレ
ーム毎に書き込みメモリと読込みメモリを切り替えるこ
とで、表示動作に影響を与えることなく、特定領域の表
示を行う。
【0053】図8において、41は、第2の表示コント
ローラであり、第1の表示コントローラ19が第1の液
晶パネルに転送するデータのうち、第2の液晶パネルの
解像度に対応した表示データのみを第2の表示メモリ3
3に記憶させ、表示の制御を行う。また、第1の表示装
置1からのペン11の入力処理は第1の実施例と同じで
ある。
ローラであり、第1の表示コントローラ19が第1の液
晶パネルに転送するデータのうち、第2の液晶パネルの
解像度に対応した表示データのみを第2の表示メモリ3
3に記憶させ、表示の制御を行う。また、第1の表示装
置1からのペン11の入力処理は第1の実施例と同じで
ある。
【0054】図12は、第2の表示コントローラのブロ
ック図を示している。1201は、表示データバスであ
り、第1の表示コントローラ19からの表示データを転
送する。1202は、表示データ転送クロック、120
3は水平同期信号、1204は垂直同期信号、1205
はクロック制御部であり、クロックの制御を行う。12
28は、制御信号バスであり、垂直同期信号1204、
水平同期信号1203および表示データ転送クロック1
202で構成される。1229は、制御信号バスであ
り、メモリの書き込み制御する。1230は、表示デー
タバスであり、メモリに書き込む表示データを転送す
る。1206は、カウンタであり、垂直同期信号120
4で初期化され、水平同期信号1203に同期してカウ
ントアップする。1207はカウンタ1206の出力バ
ス、1210は、レジスタであり、イネーブル信号92
8が有効になったとき(第1のタブレットにおいてダブ
ルクリックが入力されたとき)の出力バス936の座標
データ(基準座標値)のうち縦の座標値を記憶する。1
211は、レジスタ1210の出力バス、1212は、
レジスタであり、第2の液晶パネルの縦方向の解像度、
この場合は100が記憶されている。1213はレジス
タ1212の出力バス、1214は、加算器であり、出
力バス1211の縦の座標値と出力バス1213の縦の
解像度データとを加算する。1215は、加算器121
4の出力バス、1216は出力バスである。1211
は、コンパレータであり、出力バス1215の加算値と
出力バス1207のカウント値とを比較する。1217
は、コンパレータ1216の出力信号である。コンパレ
ータ1215は、”出力バス1211の縦の基準座標値
≦出力バス1207のカウント値≦出力バス1215の
加算値”の条件を満足したときに出力信号1217を有
効にする。すなわち、コンパレータ1215は、出力バ
ス1207のカウント値(縦方向の座標値)が縦の基準
座標値と一致するときから、出力バス1207のカウン
ト値(縦方向の座標値)が、縦の基準座標値に縦方向の
解像度が加算された値と一致するときまでを検出する。
これにより、転送された表示データのうち第2の表示装
置に表示する領域の縦方向について検出することができ
る。
ック図を示している。1201は、表示データバスであ
り、第1の表示コントローラ19からの表示データを転
送する。1202は、表示データ転送クロック、120
3は水平同期信号、1204は垂直同期信号、1205
はクロック制御部であり、クロックの制御を行う。12
28は、制御信号バスであり、垂直同期信号1204、
水平同期信号1203および表示データ転送クロック1
202で構成される。1229は、制御信号バスであ
り、メモリの書き込み制御する。1230は、表示デー
タバスであり、メモリに書き込む表示データを転送す
る。1206は、カウンタであり、垂直同期信号120
4で初期化され、水平同期信号1203に同期してカウ
ントアップする。1207はカウンタ1206の出力バ
ス、1210は、レジスタであり、イネーブル信号92
8が有効になったとき(第1のタブレットにおいてダブ
ルクリックが入力されたとき)の出力バス936の座標
データ(基準座標値)のうち縦の座標値を記憶する。1
211は、レジスタ1210の出力バス、1212は、
レジスタであり、第2の液晶パネルの縦方向の解像度、
この場合は100が記憶されている。1213はレジス
タ1212の出力バス、1214は、加算器であり、出
力バス1211の縦の座標値と出力バス1213の縦の
解像度データとを加算する。1215は、加算器121
4の出力バス、1216は出力バスである。1211
は、コンパレータであり、出力バス1215の加算値と
出力バス1207のカウント値とを比較する。1217
は、コンパレータ1216の出力信号である。コンパレ
ータ1215は、”出力バス1211の縦の基準座標値
≦出力バス1207のカウント値≦出力バス1215の
加算値”の条件を満足したときに出力信号1217を有
効にする。すなわち、コンパレータ1215は、出力バ
ス1207のカウント値(縦方向の座標値)が縦の基準
座標値と一致するときから、出力バス1207のカウン
ト値(縦方向の座標値)が、縦の基準座標値に縦方向の
解像度が加算された値と一致するときまでを検出する。
これにより、転送された表示データのうち第2の表示装
置に表示する領域の縦方向について検出することができ
る。
【0055】また、1218は、カウンタであり、水平
同期信号1203で初期化され、表示データ転送クロッ
ク1202に同期してカウントアップする。1219は
カウンタ1218の出力バス、1220は、レジスタで
あり、イネーブル信号928が有効になったとき(第1
のタブレットにおいてダブルクリックが入力されたと
き)の出力バス936の座標データ(基準座標値)のう
ち横の座標値を記憶する。1221はレジスタ1220
の出力バス、1222は、レジスタであり、第2の液晶
パネルの横方向の解像度、この場合は200が記憶され
ている。1223はレジスタ1222の出力バス、12
24は、加算器であり、出力バス1221の横座標値と
出力バス1223の横解像度の値とを加算する。122
5は加算器1224の出力バス、1221は出力バスで
ある。1226、コンパレータであり、出力バス122
5の加算値と出力バス1219のカウント値とを比較す
る。1227はコンパレータ1226の出力信号であ
る。コンパレータ1226は、”出力バス1221の横
の基準座標値≦出力バス1219のカウント値≦出力バ
ス1225の加算値”の条件を満足したときに出力信号
1227を有効にする。コンパレータ1226は、出力
バス1219のカウント値(横方向の座標値)が横の基
準座標値と一致するときから、出力バス1219のカウ
ント値(横方向の座標値)が、横の基準座標値に横方向
の解像度が加算された値と一致するときまでを検出す
る。これにより、転送された表示データのうち第2の表
示装置に表示する領域の横方向について検出することが
できる。
同期信号1203で初期化され、表示データ転送クロッ
ク1202に同期してカウントアップする。1219は
カウンタ1218の出力バス、1220は、レジスタで
あり、イネーブル信号928が有効になったとき(第1
のタブレットにおいてダブルクリックが入力されたと
き)の出力バス936の座標データ(基準座標値)のう
ち横の座標値を記憶する。1221はレジスタ1220
の出力バス、1222は、レジスタであり、第2の液晶
パネルの横方向の解像度、この場合は200が記憶され
ている。1223はレジスタ1222の出力バス、12
24は、加算器であり、出力バス1221の横座標値と
出力バス1223の横解像度の値とを加算する。122
5は加算器1224の出力バス、1221は出力バスで
ある。1226、コンパレータであり、出力バス122
5の加算値と出力バス1219のカウント値とを比較す
る。1227はコンパレータ1226の出力信号であ
る。コンパレータ1226は、”出力バス1221の横
の基準座標値≦出力バス1219のカウント値≦出力バ
ス1225の加算値”の条件を満足したときに出力信号
1227を有効にする。コンパレータ1226は、出力
バス1219のカウント値(横方向の座標値)が横の基
準座標値と一致するときから、出力バス1219のカウ
ント値(横方向の座標値)が、横の基準座標値に横方向
の解像度が加算された値と一致するときまでを検出す
る。これにより、転送された表示データのうち第2の表
示装置に表示する領域の横方向について検出することが
できる。
【0056】出力信号1217および出力信号1227
はクロック制御部1205に入力される。クロック制御
1205は、出力信号1217および1227が共に有
効の時、水平同期信号1203および表示データ転送ク
ロック1204を含む制御信号を出力バス1228に出
力する。また、出力信号1217および1227が有効
の期間のみの表示データに対応した表示データのみをメ
モリに表示データを書き込むために、メモリの制御信号
をメモリ制御信号バス1229とデータバス1230と
に出力する。このようにすることで、第1のタブレット
上で指示された基準座標(縦、横)から(縦+100、
横+200)のエリアの表示データをメモリに書き込む
ことができる。
はクロック制御部1205に入力される。クロック制御
1205は、出力信号1217および1227が共に有
効の時、水平同期信号1203および表示データ転送ク
ロック1204を含む制御信号を出力バス1228に出
力する。また、出力信号1217および1227が有効
の期間のみの表示データに対応した表示データのみをメ
モリに表示データを書き込むために、メモリの制御信号
をメモリ制御信号バス1229とデータバス1230と
に出力する。このようにすることで、第1のタブレット
上で指示された基準座標(縦、横)から(縦+100、
横+200)のエリアの表示データをメモリに書き込む
ことができる。
【0057】また、1231は、表示部コントローラで
あり、制御信号バス1228のデータから表示制御とメ
モリ読み込み制御を行う。1232は、1フレームごと
にメモリを切り替えるための選択信号であり、垂直同期
信号1204が有効になるごとに有効、無効に変化す
る。1233はメモリへの書き込み制御信号バス、12
34はメモリからの表示データバス、1235は第2の
液晶ディスプレイ26を制御する制御信号バス、123
6はメモリを制御するメモリコントローラである。12
39は第1のメモリ、1242は第2のメモリ、123
7は第1のメモリを制御するためのメモリ制御信号バ
ス、1238は第1のメモリデータバス、1240は第
2のメモリを制御するメモリ制御信号バス、1241は
第2のメモリデータバスである。
あり、制御信号バス1228のデータから表示制御とメ
モリ読み込み制御を行う。1232は、1フレームごと
にメモリを切り替えるための選択信号であり、垂直同期
信号1204が有効になるごとに有効、無効に変化す
る。1233はメモリへの書き込み制御信号バス、12
34はメモリからの表示データバス、1235は第2の
液晶ディスプレイ26を制御する制御信号バス、123
6はメモリを制御するメモリコントローラである。12
39は第1のメモリ、1242は第2のメモリ、123
7は第1のメモリを制御するためのメモリ制御信号バ
ス、1238は第1のメモリデータバス、1240は第
2のメモリを制御するメモリ制御信号バス、1241は
第2のメモリデータバスである。
【0058】メモリコントローラ1236は、選択信号
1232が有効の時には、メモリ1に対して書き込みを
行い、メモリ2からは読み出しを行うようにするため
に、制御バス1229と第1のメモリ制御信号バス12
37とを接続させ、データバス1230と第1のメモリ
データバス1238とを接続させ、制御バス1233と
第2のメモリ制御信号バス1240とを接続させ、デー
タバス1234と第2のメモリデータバス1241とを
接続させる。また、選択信号1232が無効の時には、
メモリ2に対して書き込みを行い、メモリ1からは読み
出しを行うようにするために、制御バス1229と第2
のメモリ制御信号バス1240とを接続させ、データバ
ス1230と第2のメモリデータバス1241とを接続
させ、制御バス1233と第1のメモリ制御信号バス1
237とを接続させ、データバス1234と第1のメモ
リデータバス1238とを接続させる。
1232が有効の時には、メモリ1に対して書き込みを
行い、メモリ2からは読み出しを行うようにするため
に、制御バス1229と第1のメモリ制御信号バス12
37とを接続させ、データバス1230と第1のメモリ
データバス1238とを接続させ、制御バス1233と
第2のメモリ制御信号バス1240とを接続させ、デー
タバス1234と第2のメモリデータバス1241とを
接続させる。また、選択信号1232が無効の時には、
メモリ2に対して書き込みを行い、メモリ1からは読み
出しを行うようにするために、制御バス1229と第2
のメモリ制御信号バス1240とを接続させ、データバ
ス1230と第2のメモリデータバス1241とを接続
させ、制御バス1233と第1のメモリ制御信号バス1
237とを接続させ、データバス1234と第1のメモ
リデータバス1238とを接続させる。
【0059】このようにメモリを二つ持つことで、垂直
同期信号1204が有効になるごと、つまり、フレーム
毎に書き込みメモリと読込みメモリを切り替えること
で、表示動作に影響を与えることなく、特定領域の表示
を行うことができる。
同期信号1204が有効になるごと、つまり、フレーム
毎に書き込みメモリと読込みメモリを切り替えること
で、表示動作に影響を与えることなく、特定領域の表示
を行うことができる。
【0060】図8および図12を参照して本実施例の動
作の説明をする。第1のタブレット23に対してペン1
1によりダブルクリックをすると、第1のタブレットコ
ントローラ25は、ダブルクリックを検出し、イネーブ
ル信号を有効にしてインターフェイスコントローラ18
へ伝送する。CPU16は、インターフェイスコントロ
ーラ18を介してイネーブル信号が有効データあること
を検出する。第1のタブレットコントローラ25は、基
準座標値をレジスタに記憶すると共に、第2の座標バス
7、第2のタブレットコントローラ29および表示制御
バス30を介して第2の表示コントローラ31に基準座
標値を伝送する。第2の表示コントローラ31は基準座
標値を用いて、表示出力3に含まれているタイミング信
号から基準座標値を検出し、その位置から横200ドッ
ト、縦100ドットの表示データを第2の表示メモリ3
3に取り込む。
作の説明をする。第1のタブレット23に対してペン1
1によりダブルクリックをすると、第1のタブレットコ
ントローラ25は、ダブルクリックを検出し、イネーブ
ル信号を有効にしてインターフェイスコントローラ18
へ伝送する。CPU16は、インターフェイスコントロ
ーラ18を介してイネーブル信号が有効データあること
を検出する。第1のタブレットコントローラ25は、基
準座標値をレジスタに記憶すると共に、第2の座標バス
7、第2のタブレットコントローラ29および表示制御
バス30を介して第2の表示コントローラ31に基準座
標値を伝送する。第2の表示コントローラ31は基準座
標値を用いて、表示出力3に含まれているタイミング信
号から基準座標値を検出し、その位置から横200ドッ
ト、縦100ドットの表示データを第2の表示メモリ3
3に取り込む。
【0061】この動作について、図12を参照してさら
に詳細に説明する。第1のタブレット23上で同一座標
でダブルクリックされ、第1のタブレットコントローラ
25が停止状態になったときの基準座標値が表示制御バ
ス936を介して、第2の表示コントローラ41に転送
されてくる。転送されてきた基準座標値は、レジスタ1
210に縦座標、レジスタ1220に横座標がそれぞれ
記憶される。また、コンパレータ1216が、水平同期
信号1206の数をカウントするカウンタ1206の出
力とレジスタ1210の縦座標とを比較し、また、カウ
ンタ1206の出力とレジスタ1210の縦座標のライ
ン数から解像度である100を加算した値とを比較する
ことにより、基準座標値から基準座標値に100を加算
した値までの期間、出力信号1217を有効にする。同
様に、表示データ転送クロック1202をカウンタ12
18がカウントし、コンパレータ1226が、レジスタ
1220の横座標から横解像度200を加算した値まで
の期間、出力信号1227を有効にする。クロック制御
部1205が、この二つの出力信号1217および12
27が有効になった期間の表示データをメモリ33に書
き込む。
に詳細に説明する。第1のタブレット23上で同一座標
でダブルクリックされ、第1のタブレットコントローラ
25が停止状態になったときの基準座標値が表示制御バ
ス936を介して、第2の表示コントローラ41に転送
されてくる。転送されてきた基準座標値は、レジスタ1
210に縦座標、レジスタ1220に横座標がそれぞれ
記憶される。また、コンパレータ1216が、水平同期
信号1206の数をカウントするカウンタ1206の出
力とレジスタ1210の縦座標とを比較し、また、カウ
ンタ1206の出力とレジスタ1210の縦座標のライ
ン数から解像度である100を加算した値とを比較する
ことにより、基準座標値から基準座標値に100を加算
した値までの期間、出力信号1217を有効にする。同
様に、表示データ転送クロック1202をカウンタ12
18がカウントし、コンパレータ1226が、レジスタ
1220の横座標から横解像度200を加算した値まで
の期間、出力信号1227を有効にする。クロック制御
部1205が、この二つの出力信号1217および12
27が有効になった期間の表示データをメモリ33に書
き込む。
【0062】一方、表示部コントローラ1231は、垂
直同期信号に同期して、書き込みメモリと読み込みメモ
リとを交代するように選択信号1232を制御する。さ
らに、読みだしたメモリのデータを第2の液晶パネル2
6に表示するように各表示制御信号とともに制御信号バ
ス1235に出力する。このようにすることで、第1の
タブレット23上でペン11によりダブルクリックされ
て指示された座標を左上とし、縦100ドット、横20
0ドットの表示データを第2の液晶パネル26に表示で
きる。
直同期信号に同期して、書き込みメモリと読み込みメモ
リとを交代するように選択信号1232を制御する。さ
らに、読みだしたメモリのデータを第2の液晶パネル2
6に表示するように各表示制御信号とともに制御信号バ
ス1235に出力する。このようにすることで、第1の
タブレット23上でペン11によりダブルクリックされ
て指示された座標を左上とし、縦100ドット、横20
0ドットの表示データを第2の液晶パネル26に表示で
きる。
【0063】第2のタブレット27からの入力は第1の
実施例または第2に実施例と同様な処理が可能である。
実施例または第2に実施例と同様な処理が可能である。
【0064】次に、第4の実施例を説明する。図13に
座標変換とタブレットの入力の排他制御をソフトウエア
で制御する場合のフローチャートを示す。
座標変換とタブレットの入力の排他制御をソフトウエア
で制御する場合のフローチャートを示す。
【0065】図13に示すフローチャートは、上述した
実施例における第1のタブレットコントローラ25およ
び第2のタブレットコントローラ29に備えるダブルク
リック判定機能をソフトウエアにより処理する。本実施
例においては、このフローチャートの処理は、CPU1
6において、処理するものとする。
実施例における第1のタブレットコントローラ25およ
び第2のタブレットコントローラ29に備えるダブルク
リック判定機能をソフトウエアにより処理する。本実施
例においては、このフローチャートの処理は、CPU1
6において、処理するものとする。
【0066】図13を用いてソフトウエアの処理方法に
ついて説明する。電源投入時、または、ソフトウエア起
動時に、インターフェイスコントローラ18、第1のタ
ブレットコントローラ25および第2のタブレットコン
トローラ29の初期化を行う(S1300)。つぎに、
タブレット1からの入力を有効にするように第1のタブ
レットコントローラに指示し、タブレット2からの入力
を無効にするように第2のタブレットコントローラに指
示する(S1310)。タブレット1からの入力された
座標値を読み込み(S1320)、一定時間内に同一座
標で2度クリックされたかを判定する(S1340)。
ダブルクリックされていない場合は、その座標値を図7
に示す第1の表示コントローラ19に出力する(S13
30)。
ついて説明する。電源投入時、または、ソフトウエア起
動時に、インターフェイスコントローラ18、第1のタ
ブレットコントローラ25および第2のタブレットコン
トローラ29の初期化を行う(S1300)。つぎに、
タブレット1からの入力を有効にするように第1のタブ
レットコントローラに指示し、タブレット2からの入力
を無効にするように第2のタブレットコントローラに指
示する(S1310)。タブレット1からの入力された
座標値を読み込み(S1320)、一定時間内に同一座
標で2度クリックされたかを判定する(S1340)。
ダブルクリックされていない場合は、その座標値を図7
に示す第1の表示コントローラ19に出力する(S13
30)。
【0067】同一座標上でのダブルクリックを検出した
場合には、その時の座標を基準座標値として記憶し(S
1350)、第1のタブレットを停止状態するために第
1のタブレットコントローラに指示する(S136
0)。また、第2のタブレット28を動作状態にするた
めに、第2のタブレットコントローラ29に動作状態を
指示する(S1360)。次に、第2のタブレット28
上で入力された座標値を読み込み(S1370)、同一
座標でダブルクリックされたか否かを判定する(S13
90)。ダブルクリックされていない場合には、読み込
んだ座標値に記憶しいる基準座標値を加算し(S140
0)、第2のタブレットコントローラにその座標値を出
力する(S1380)。ダブルクリックされた場合に
は、S1310に移行する。
場合には、その時の座標を基準座標値として記憶し(S
1350)、第1のタブレットを停止状態するために第
1のタブレットコントローラに指示する(S136
0)。また、第2のタブレット28を動作状態にするた
めに、第2のタブレットコントローラ29に動作状態を
指示する(S1360)。次に、第2のタブレット28
上で入力された座標値を読み込み(S1370)、同一
座標でダブルクリックされたか否かを判定する(S13
90)。ダブルクリックされていない場合には、読み込
んだ座標値に記憶しいる基準座標値を加算し(S140
0)、第2のタブレットコントローラにその座標値を出
力する(S1380)。ダブルクリックされた場合に
は、S1310に移行する。
【0068】このように処理することで、ソフトウエア
により処理することができる。
により処理することができる。
【0069】上述した第1の実施例から第4の実施例に
おいては、タブレットの入力の切り替え条件として、同
一座標上での2度クリックを判定しているが、他の条件
として、アイコンなどの特定領域内でのクリックを条件
としてもよい。
おいては、タブレットの入力の切り替え条件として、同
一座標上での2度クリックを判定しているが、他の条件
として、アイコンなどの特定領域内でのクリックを条件
としてもよい。
【0070】また、第3の実施例では、CPU16が、
インターフェイスコントローラ18および第1の座標バ
ス10を介して、拡大率または縮小率を基準座標値と同
様に伝送することにより、第2の表示コントローラ31
では指定された基準座標値を左上とした表示領域を、拡
大率または縮小率に応じて拡大または縮小して第2の表
示装置5に表示するようにしてもよい。この時、第1の
タブレットコントローラ25は、第2のダブレットコン
トローラ29の出力する座標値を第1のタブレット23
の値に変換するとき、指示された基準座標値と共に、拡
大率または縮小率を用いて変換する。
インターフェイスコントローラ18および第1の座標バ
ス10を介して、拡大率または縮小率を基準座標値と同
様に伝送することにより、第2の表示コントローラ31
では指定された基準座標値を左上とした表示領域を、拡
大率または縮小率に応じて拡大または縮小して第2の表
示装置5に表示するようにしてもよい。この時、第1の
タブレットコントローラ25は、第2のダブレットコン
トローラ29の出力する座標値を第1のタブレット23
の値に変換するとき、指示された基準座標値と共に、拡
大率または縮小率を用いて変換する。
【0071】以上説明したように、上述した各実施例に
よれば、第2の表示装置5から入力した表示データを第
1の表示装置4に表示させることが可能である。また、
第2の表示装置5から入力を行っているときには第1の
表示装置からの入力を抑止するので、表示装置5での入
力中に、第1の表示装置4から入力されることがない。
逆に、第1の表示装置4から入力を行っているときには
第2の表示装置からの入力を不許可とすることができ
る。第2の表示装置5は、第1の表示装置1の一部分の
領域に対応するため、小さな表示装置で良く、机上の省
スペース化が図れ、さらに、ユーザが使用しやすい手書
き入力が可能なシステムを提供することができる。ま
た、手書き入力可能な表示装置に対して、その一部分の
領域に対応する第2の手書き入力可能な表示装置を設
け、第2の手書き入力可能な表示装置への入力を第1の
手書き入力可能な表示装置の入力に変換する機能、およ
び、手書き入力可能な第2の表示装置の対応する手書き
入力可能な第1の表示装置の領域を任意に設定できる機
能を設けることで実現可能である。
よれば、第2の表示装置5から入力した表示データを第
1の表示装置4に表示させることが可能である。また、
第2の表示装置5から入力を行っているときには第1の
表示装置からの入力を抑止するので、表示装置5での入
力中に、第1の表示装置4から入力されることがない。
逆に、第1の表示装置4から入力を行っているときには
第2の表示装置からの入力を不許可とすることができ
る。第2の表示装置5は、第1の表示装置1の一部分の
領域に対応するため、小さな表示装置で良く、机上の省
スペース化が図れ、さらに、ユーザが使用しやすい手書
き入力が可能なシステムを提供することができる。ま
た、手書き入力可能な表示装置に対して、その一部分の
領域に対応する第2の手書き入力可能な表示装置を設
け、第2の手書き入力可能な表示装置への入力を第1の
手書き入力可能な表示装置の入力に変換する機能、およ
び、手書き入力可能な第2の表示装置の対応する手書き
入力可能な第1の表示装置の領域を任意に設定できる機
能を設けることで実現可能である。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、複数の入力機能付きの
表示装置を備える情報処理装置において、第2の表示装
置から入力しているときには第1の表示装置からの入力
を抑止できるので、ユーザの使い勝手が良く、入力しや
すいシステムが実現できる。また、第2の表示装置に
は、第1の表示装置の一部分の領域を拡大もしくは縮小
して表示できるため、第2の表示装置に入力の目的に合
った表示と入力が可能であり、ユーザの使い勝手を向上
できる。
表示装置を備える情報処理装置において、第2の表示装
置から入力しているときには第1の表示装置からの入力
を抑止できるので、ユーザの使い勝手が良く、入力しや
すいシステムが実現できる。また、第2の表示装置に
は、第1の表示装置の一部分の領域を拡大もしくは縮小
して表示できるため、第2の表示装置に入力の目的に合
った表示と入力が可能であり、ユーザの使い勝手を向上
できる。
【図1】本発明の実施例の手書き入力機能付きシステム
構成図。
構成図。
【図2】従来の手書き入力システム例(一体型システ
ム)を示す説明図。
ム)を示す説明図。
【図3】従来の手書き入力システム例(クラムシェル型
システム)を示す説明図。
システム)を示す説明図。
【図4】クラムシェル型システムの手書き入力時のシス
テム形態を示す説明図。
テム形態を示す説明図。
【図5】分離型フラットディスプレイ表示装置を用いた
システム構成図。
システム構成図。
【図6】図1の第1の表示装置1の表示面とペン入力の
関係をを示す説明図。
関係をを示す説明図。
【図7】図1のシステム構成を実現する回路構成図。
【図8】図1のシステム構成を実現する回路構成図。
【図9】図1のシステムのタブレットコントローラの簡
単なブロック図。
単なブロック図。
【図10】図1のシステムの第2の表示コントローラの
簡単なブロック図。
簡単なブロック図。
【図11】図1のシステムの第2の表示メモリのメモリ
マップを示す説明図。
マップを示す説明図。
【図12】図1のシステムの第2の表示コントローラの
簡単なブロック図。
簡単なブロック図。
【図13】図1のシステムを実現するためのソフトウエ
アのフローチャート。
アのフローチャート。
1…第1の表示装置、2…第1の液晶表示面、3…表示
出力、4…システム装置、5…液晶表示装置と入力機能
付きの第2の表示装置、6…第2の液晶表示面、7…座
標バス、8…キーボード、9…キーデータバス、10…
位置信号バス、11…ペン、12…一体型手書きシステ
ムの表示面、13…クラムシェル構造のシステム装置、
14…クラムシェル構造のシステム装置の表示面、15
…ペン11で示す横200ドット、縦100ドットの領
域、16…CPU、17…システムバス、18…インタ
ーフェイスコントローラ、19…第1の表示コントロー
ラ、20…第1のバス、21…第1の表示メモリ、22
…第1の液晶パネル、23…第1のタブレット、24…
第1のタブレット信号、25…第1のタブレットコント
ローラ、26…第2の液晶パネル、27…第2のタブレ
ット、28…第2のタブレット信号、29…第2のタブ
レットコントローラ、30…表示制御バス、31…第2
の表示コントローラ、32…第2のバス、33…第2の
表示メモリ、34…第2の表示出力、901…スキャン
制御部、902…タブレット制御信号バス、905…イ
ネーブル信号、906…ペンオン・オフ信号、907…
スタート信号、908…クリア信号、909…タイマ、
910…出力バス、911…クロック、912…DF/
F、913…出力バス、914…レジスタ、915…出
力バス、916…コンパレータ、917…出力信号、9
18…座標バス、919…クロック、920…レジス
タ、921…出力バス、922…クロック、923レジ
スタ、924…出力バス、925…コンパレータ、92
6…出力信号、927…制御部、928…イネーブル信
号、929…セレクタ、931…データバス、934…
加算回路、935…出力バス、936…出力バス、10
01…表示部コントローラ、1002…基準クロック、
1004…データバス、1005…制御バス、1006
…ウエイト信号、1009…メモリコントローラ、10
10…メモリ制御信号バス、1011…メモリデータバ
ス、1201…表示データバス、1205…表示データ
転送クロック、1203…水平同期信号、1204…垂
直同期信号、1205…クロック制御部、1206…カ
ウンタ、1207…出力バス、1210…レジスタ、1
211…出力バス、1212…レジスタ、1213…出
力バス、1214…加算器、1215…出力バス、12
16…コンパレータ、1217…出力信号、1218…
カウンタ、1219…出力バス、1220…レジスタ、
1221…出力バス、1222…レジスタ、1223…
出力バス、1224…加算器、1225…出力バス、1
226コンパレータ、1227…出力信号、1228…
制御信号バス、1230…データバス、1231…表示
部コントローラ、1232…選択信号、1233…制御
信号バス、1234…表示データバス、1235…制御
信号バス、1236…メモリコントローラ、1237…
メモリ制御信号バス、1238…第1のメモリデータバ
ス、1239…第1のメモリ、1240…メモリ制御信
号バス、1241…第2のメモリデータバス、1242
…第2のメモリ。
出力、4…システム装置、5…液晶表示装置と入力機能
付きの第2の表示装置、6…第2の液晶表示面、7…座
標バス、8…キーボード、9…キーデータバス、10…
位置信号バス、11…ペン、12…一体型手書きシステ
ムの表示面、13…クラムシェル構造のシステム装置、
14…クラムシェル構造のシステム装置の表示面、15
…ペン11で示す横200ドット、縦100ドットの領
域、16…CPU、17…システムバス、18…インタ
ーフェイスコントローラ、19…第1の表示コントロー
ラ、20…第1のバス、21…第1の表示メモリ、22
…第1の液晶パネル、23…第1のタブレット、24…
第1のタブレット信号、25…第1のタブレットコント
ローラ、26…第2の液晶パネル、27…第2のタブレ
ット、28…第2のタブレット信号、29…第2のタブ
レットコントローラ、30…表示制御バス、31…第2
の表示コントローラ、32…第2のバス、33…第2の
表示メモリ、34…第2の表示出力、901…スキャン
制御部、902…タブレット制御信号バス、905…イ
ネーブル信号、906…ペンオン・オフ信号、907…
スタート信号、908…クリア信号、909…タイマ、
910…出力バス、911…クロック、912…DF/
F、913…出力バス、914…レジスタ、915…出
力バス、916…コンパレータ、917…出力信号、9
18…座標バス、919…クロック、920…レジス
タ、921…出力バス、922…クロック、923レジ
スタ、924…出力バス、925…コンパレータ、92
6…出力信号、927…制御部、928…イネーブル信
号、929…セレクタ、931…データバス、934…
加算回路、935…出力バス、936…出力バス、10
01…表示部コントローラ、1002…基準クロック、
1004…データバス、1005…制御バス、1006
…ウエイト信号、1009…メモリコントローラ、10
10…メモリ制御信号バス、1011…メモリデータバ
ス、1201…表示データバス、1205…表示データ
転送クロック、1203…水平同期信号、1204…垂
直同期信号、1205…クロック制御部、1206…カ
ウンタ、1207…出力バス、1210…レジスタ、1
211…出力バス、1212…レジスタ、1213…出
力バス、1214…加算器、1215…出力バス、12
16…コンパレータ、1217…出力信号、1218…
カウンタ、1219…出力バス、1220…レジスタ、
1221…出力バス、1222…レジスタ、1223…
出力バス、1224…加算器、1225…出力バス、1
226コンパレータ、1227…出力信号、1228…
制御信号バス、1230…データバス、1231…表示
部コントローラ、1232…選択信号、1233…制御
信号バス、1234…表示データバス、1235…制御
信号バス、1236…メモリコントローラ、1237…
メモリ制御信号バス、1238…第1のメモリデータバ
ス、1239…第1のメモリ、1240…メモリ制御信
号バス、1241…第2のメモリデータバス、1242
…第2のメモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲真▼野 宏之 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】情報の入力を受付ける第1および第2の入
力部と、 前記第1の入力部から入力された情報に対応する表示内
容を表示する第1の表示部と、 前記第2の入力部から入力された情報に対応する表示内
容を表示する第2の表示部と、 前記第1および第2の表示部の表示制御をそれぞれ行う
制御部とを有する複数の入力機能付表示装置を備える情
報処理装置であって、 前記第1の表示部の表示領域と、前記第2の表示部の表
示領域との座標の対応付けを指示する領域指示手段と、 前記第2の入力部における入力の受付けのみを許可する
ように指示を受け付ける指示手段と、 前記指示手段で前記指示を受け付けたときに前記第2の
入力部における入力の受付けを許可する許可手段と、 前記指示手段で前記指示を受け付けたときに前記第1の
入力部の入力の受付けを不許可とする不許可手段とを有
し、 前記制御部は、前記領域指示手段により前記領域の対応
付けを指示されたときに、前記第2の入力部から入力さ
れた情報に対応する表示内容を、前記第2の表示部に表
示させるように制御を行い、また、前記第1の表示部の
前記領域指示手段により指示された対応付けされた領域
に、前記第2の表示部の対応する領域に表示される表示
内容を表示させるよう制御を行うことを特徴とする複数
の入力機能付表示装置を備える情報処理装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記第1の入力部にお
ける入力の受付けのみを許可するように指示を受け付け
る第2の指示手段をさらに有し、 前記許可手段は、前記第2の指示手段で指示を受け付け
たときに前記第1の入力部における入力の受付けを許可
し、 前記不許可手段は、前記指示手段で指示を受け付けたと
きに前記第2の入力部の入力の受付けを不許可とするこ
とを特徴とする複数の入力機能付表示装置を備える情報
処理装置。 - 【請求項3】請求項2において、前記制御部は、前記第
2の指示手段で指示を受け付けたときに、前記第2の表
示部に表示する表示内容を消去することを特徴とする複
数の入力機能付表示装置を備える情報処理装置。 - 【請求項4】請求項1または2において、前記制御部
は、前記第1の表示部の前記領域指示手段により指示さ
れた対応付けされた領域に表示する表示内容を、前記第
2の表示部の前記領域指示手段により指示された対応す
る領域に表示させるよう制御を行うことを特徴とする複
数の入力機能付表示装置を備える情報処理装置。 - 【請求項5】請求項1において、前記第1および第2の
入力部における入力の受付けを許可するように指示を受
け付ける第3の指示手段をさらに有し、 前記許可手段は、前記第3の指示手段で指示を受け付け
たときに前記第1および前記第2の入力部における入力
の受付けを許可することを特徴とする複数の入力機能付
表示装置を備える情報処理装置。 - 【請求項6】請求項1において、前記第1の入力部は、
前記第1の表示部の表示面に備えられるタブレットであ
り、 前記領域指示手段は、前記第1の表示部の表示領域の座
標位置を前記タブレットから指示されることにより、当
該座標位置に基づいて定まる特定の領域を、前記第2の
表示部の表示領域の所定の領域に対応付けることを特徴
とする複数の入力機能付表示装置を備える情報処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7185095A JPH08272515A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 複数の入力機能付表示装置を備える情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7185095A JPH08272515A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 複数の入力機能付表示装置を備える情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08272515A true JPH08272515A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=13472435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7185095A Pending JPH08272515A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 複数の入力機能付表示装置を備える情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08272515A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011170902A (ja) * | 2011-06-09 | 2011-09-01 | Toshiba Corp | 情報処理装置および表示方法 |
JP2011248623A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Hitachi Ltd | 監視制御システム |
US8937590B2 (en) | 2009-12-25 | 2015-01-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Information processing apparatus and pointing control method |
-
1995
- 1995-03-29 JP JP7185095A patent/JPH08272515A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8937590B2 (en) | 2009-12-25 | 2015-01-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Information processing apparatus and pointing control method |
JP2011248623A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Hitachi Ltd | 監視制御システム |
JP2011170902A (ja) * | 2011-06-09 | 2011-09-01 | Toshiba Corp | 情報処理装置および表示方法 |
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