JPH08265212A - 送受切換えスイッチ - Google Patents

送受切換えスイッチ

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JPH08265212A
JPH08265212A JP7069059A JP6905995A JPH08265212A JP H08265212 A JPH08265212 A JP H08265212A JP 7069059 A JP7069059 A JP 7069059A JP 6905995 A JP6905995 A JP 6905995A JP H08265212 A JPH08265212 A JP H08265212A
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Tadao Nakagawa
匡夫 中川
Tetsuo Hirota
哲夫 廣田
Hitoshi Hayashi
等 林
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  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンテナを共用するため送信用と受信用とに
切り換えて使用する場合の送受切換えスイッチに関し、
送信回路と受信回路間のアイソレーションを大きくする
ことのできる手段の実現を目的とする。 【構成】送信回路の出力端子を90度分配回路の入力端
子に接続し、90度分配回路の出力端子の内、90度位
相が進んだ方の信号が出力される一方の端子を、第一の
SPDTスイッチの一方の入出力端子に接続し、90度
分配回路の出力端子の他方の端子を、第二のSPDTス
イッチの一方の入出力端子に接続し、この第二のSPD
Tスイッチの他方の入出力端子を、90度合成回路の入
力端子の内、90度位相が遅れて合成される一方の入力
端子に接続し、第一のSPDTスイッチの他方の入出力
端子を90度合成回路の他方の入力端子に接続し、90
度合成回路の出力端子を受信回路の入力端子に接続し、
第一および第二のSPDTスイッチの共通入出力端子
は、双方向性を有する90度分配合成回路を介してアン
テナ素子に接続することにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンテナを送信用と受
信用とに切り換えて時分割で共用する場合の送受切換え
スイッチに関し、特にマイクロ波帯やミリ波帯の通信に
用いる送受切換えスイッチに係る。
【0002】
【従来の技術】無線通信機において、アンテナを送信用
と受信用とに共用することは多い。そして、アンテナを
時分割により共用する場合には、アンテナを受信回路に
接続するか、送信回路に接続するかによって、切換えを
しなければならない。この時に用いる従来の送受切換え
スイッチおよびその周辺回路の例を図6に示す。
【0003】同図において、数字符号1eで示す破線で
囲まれた部分が送受切換えスイッチを示しており、2は
アンテナ、3は送信用の高出力増幅器、4は受信用の低
雑音増幅器、25は第一のダイオード、26は第二のダ
イオード、27は第一のλ/4線路、28は第二のλ/
4線路、29は高周波短絡用のコンデンサ、30は切換
え制御端子を表わしている。
【0004】送信時には、切換え制御端子30に正電圧
を与えることによって、第一のダイオード25および第
二のダイオード26を共にオンとする。この時、高周波
短絡用のコンデンサ29を第一のλ/4線路27を介し
て見ると、高周波的に開放となり、また第二のダイオー
ド26をλ/4線路28を介して見ると高周波的に開放
となる。
【0005】そのため、送信回路の高出力増幅器3の出
力は、アンテナ2に出力されるが、受信回路には入力さ
れない。また、受信時には、切換え制御端子30に加え
る電圧を変えて、第一のダイオード25、および、第二
のダイオード26を共にオフとする。
【0006】この時、送信回路はアンテナから切り離さ
れ、アンテナ2から入力された信号は受信回路の低雑音
増幅器4に入力される。この送受切換えスイッチの様
に、1つの共通入出力端子と、この共通入出力端子と切
り換えて接続される2つの入出力端子とを持つスイッチ
はSPDT(single−pole,double−
throw)スイッチと呼ばれる。
【0007】また、従来の送受切換えスイッチおよびそ
の周辺回路の他の例を図7に示す。この図において数字
符号1fで示す破線で囲まれた部分が送受切換えスイッ
チであり、35、36、37、38はいずれもFETで
あり、39、40は切換え制御端子である。
【0008】本回路は、FETのゲート・ソース間の電
圧を変化させたとき、ドレイン・ソース間の抵抗が数Ω
から数kΩと大きく変化する特性を利用して、スイッチ
素子として用いている。すなわち、送信時には、FET
35、および、38をオン、また、FET36、およ
び、37をオフとし、受信時には、逆にFET35、お
よび、38をオフ、また、FET36、および、37を
オンすることによってアンテナを送信機で用いるか受信
機で用いるかを切り換えている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
送受切換えスイッチでは、取り扱う周波数が高くなると
ダイオードやFETに付随する容量によってアイソレー
ション特性が劣化するという問題点があった。このよう
なアイソレーション特性の劣化は特に、高出力の送信信
号が受信回路に漏洩すると言う点において問題となる。
【0010】これを解決するために、容量性の素子と誘
導性の素子からなる共振回路を付加してアイソレーショ
ン特性を改善する構成が種々提案されているが、このよ
うな方式は共振を利用することから、その周波数特性は
極めて狭帯域となるという問題点があった。
【0011】本発明はこのような従来の課題を解決する
ために成されたものであって、送信回路と受信回路間の
アイソレーションを大きく採ることのできる送受切換え
スイッチを実現することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は、前記特許請求の範囲に記載した手段により解決
される。
【0013】すなわち、請求項1の発明は、1つの共通
入出力端子と、切換え動作によって該共通入出力端子に
交互に接続される2つの入出力端子とを有するSPDT
スイッチを2個と、1つの入力信号を等振幅で互いに9
0度の位相差を持った2信号に分配して出力する90度
分配回路と、
【0014】2つの入力信号を90度の位相差を与えて
1つの信号に合成する90度合成回路と、双方向性を有
する90度分配合成回路とを備え、送信回路の出力端子
を前記90度分配回路の入力端子に接続し、前記90度
分配回路の出力端子の内、90度位相が進んだ方の信号
が出力される一方の端子を、第一のSPDTスイッチの
一方の入出力端子に接続し、
【0015】前記90度分配回路の出力端子の他方の端
子を、第二のSPDTスイッチの一方の入出力端子に接
続し、この第二のSPDTスイッチの他方の入出力端子
を、前記90度合成回路の入力端子の内、90度位相が
遅れて合成される一方の入力端子に接続し、前記第一の
SPDTスイッチの他方の入出力端子を前記90度合成
回路の他方の入力端子に接続し、
【0016】前記90度合成回路の出力端子を受信回路
の入力端子に接続し、前記第一および第二のSPDTス
イッチの共通入出力端子は、双方向性を有する90度分
配合成回路を介してアンテナ素子に接続するように構成
した送受切換えスイッチである。
【0017】請求項2の発明は、上記請求項1の発明に
おいて、90度分配回路を、入力回路を2分岐して、そ
の一方の回路を90度分配回路の一方の出力とすると共
に、他方の回路に90度移相器を直列に挿入し、該90
度移相器の出力側を90度分配回路の他方の出力とする
ように構成し、
【0018】90度合成回路を、2入力回路の内の一方
の回路に、90度移相器を直列に挿入して、該90度移
相器の出力側と、前記2入力回路の他方の回路とを接続
するように構成し、90度分配合成回路は、アンテナ素
子に接続された回路を2分岐して、
【0019】その一方を第二のSPDTスイッチの共通
入出力端子に接続し、他の一方を双方向性を有する90
度移相器を介して第一のSPDTスイッチの共通入出力
端子に接続するように構成したものである。
【0020】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、90度分配回路、90度合成回路、双方向性を有す
る90度分配合成回路として90度ハイブリッド回路を
用い、該90度ハイブリッド回路の4つの入出力端子に
〜の番号を付したとき、
【0021】から入力された信号はとにそれぞれ
入力信号の1/2の電力の信号が出力され、かつから
出力される信号は、の信号より位相が90度遅れて出
力され、から入力された信号はとにそれぞれ入力
信号の1/2の電力の信号が出力され、かつ、から出
力される信号はの信号より位相が90度遅れて出力さ
れるものであり、
【0022】90度分配回路として用いる90度ハイブ
リッド回路の端子を90度分配回路の入力端子として
用い、端子と端子を90度分配回路の出力端子とし
て用い、端子と接地間に無反射終端器を接続し、90
度合成回路として用いる90度ハイブリッド回路の端
子と端子を90度合成回路の入力端子として用い、
【0023】端子を90度合成回路の出力端子として
用い、端子と接地間に無反射終端器を接続し、90度
分配合成回路として用いる90度ハイブリッド回路の
端子にアンテナを接続し、端子を第二のSPDTスイ
ッチの共通入出力端子に接続し、端子を第一のSPD
Tスイッチの共通入力端子に接続し、端子と接地間に
無反射終端器を接続したものである。
【0024】請求項4の発明は、上記請求項3記載の発
明において、90度分配回路として用いる90度ハイブ
リッド回路の端子と端子に接続される回路にそれぞ
れ高出力増幅器を挿入して構成したものである。
【0025】請求項5の発明は、1つの共通入出力端子
と、切換え動作によって該共通入出力端子に交互に接続
される2つの入出力端子とを有するSPDTスイッチを
2個と、1つの入力信号を等振幅で互いに90度の位相
差を持った2信号に分配して出力する90度分配回路
と、
【0026】2つの入力信号を90度の位相差を与えて
1つの信号に合成する90度合成回路とを備え、送信回
路の出力端子を前記90度分配回路の入力端子に接続
し、前記90度分配回路の出力端子の内、90度位相が
進んだ方の信号が出力される一方の端子を、第一のSP
DTスイッチの一方の入出力端子に接続し、
【0027】前記90度分配回路の出力端子の他方の端
子を、第二のSPDTスイッチの一方の入出力端子に接
続し、この第二のSPDTスイッチの他方の入出力端子
を、前記90度合成回路の入力端子の内、90度位相が
遅れて合成される一方の入力端子に接続し、
【0028】前記第一のSPDTスイッチの他方の入出
力端子を前記90度合成回路の他方の入力端子に接続
し、前記90度合成回路の出力端子を受信回路の入力端
子に接続し、前記第一および第二のSPDTスイッチの
共通入出力端子は、直交する2点の給電点を持つアンテ
ナ素子の各給電点に直接接続するように構成したもので
ある。
【0029】
【作用】本発明は送信回路の出力を90度の位相差を持
った2信号に分配し、それぞれの信号を、2個のSPD
Tスイッチの切り換えられる側の入出力端子の一方に入
力する。該2個のSPDTスイッチの切り換えられる側
の入出力端子の他方の端子は、90度合成回路を介して
受信回路に接続するように構成している。
【0030】上記の構成によれば、単体のSPDTスイ
ッチのアイソレーションが十分取れない場合であって
も、送信信号の漏洩電力は受信回路の入力部で逆位相と
なってキャンセルされるので、送信回路と受信回路との
間のアイソレーションを大きくすることができる。以下
本発明の作用等に関し、実施例に基づいて詳細に説明す
る。
【0031】
【実施例】本発明の送受切換えスイッチの第一の実施例
を図1に示す。この図において、数字符号1aで示す破
線で囲まれた部分が送受切換えスイッチを示しており、
2はアンテナ、3は送信用の高出力増幅器、4は受信用
の低雑音増幅器、5は第一のSPDTスイッチ、6は第
二のSPDTスイッチ、7は第一の90度移相器、8は
第二の90度移相器、9は第三の90度移相器を表わし
ている。
【0032】特に、第一の90度移相器7は2つの入出
力端子のどちらから入力しても他方の端子に90度位相
が遅れて出力する双方向性を有するものとする。これは
受動素子のみで構成すれば実現できる。またSPDTス
イッチは1つの共通入出力端子と、この共通入出力端子
と切り換えて接続される2つの入出力端子とをもつスイ
ッチである。
【0033】送信時には第一のSPDTスイッチ5は入
出力端子10と11が接続され、第二のSPDTスイッ
チ6は入出力端子13と14が接続される。送信信号は
高出力増幅器3を介した後、等振幅に2分配されて一方
の信号は第一のSPDTスイッチ5を介して第一の90
度移相器7に入力される。
【0034】2分配された他方の信号は第二の90度移
相器8を通過した後に、第二のSPDTスイッチ6を介
して、第一の90度移相器7の出力信号と合成される。
2分配されたそれぞれの信号は90度移相器を1回ずつ
通過しているので、アンテナ2の入力端子においては同
相合成される。
【0035】ここで、SPDTスイッチに漏洩がある場
合を考える。すなわち、第一のSPDTスイッチ5の入
出力端子11から入出力端子12および第二のSPDT
スイッチ6の入出力端子14から入出力端子15に漏洩
があるとする。
【0036】この時、第二のSPDTスイッチ6の漏洩
信号は、第二の90度移相器8および第三の90度移相
器9を介した後に、第一のSPDTスイッチ5の漏洩信
号と合成されるため、逆相合成となりキャンセルされ
る。すなわち、送信信号は受信回路に漏れ込まない。
【0037】本実施例では、第一および第二のSPDT
スイッチの回路構成は図3および図4に示した従来構成
で良く、単体のSPDTスイッチのアイソレーションが
十分取れずに漏洩があっても、送信回路と受信回路との
間のアイソレーション特性は飛躍的に高まる。
【0038】図1に示す第一の実施例の受信時のSPD
Tスイッチの状態を図2に示す。第一のSPDTスイッ
チ5は入出力端子10と12が接続され、第二のSPD
Tスイッチ6は入出力端子13と15が接続される。
【0039】アンテナ2において受信された受信信号は
等振幅に2分配されて、それぞれ、第一の90度移相器
7、および、第三の90度移相器9を通過した後、合成
される。2分配されたそれぞれの信号は90度移相器を
1回ずつ通過しているので、低雑音増幅器4の入力端子
においては同相合成される。
【0040】本発明の送受切換えスイッチの第二の実施
例を図3に示す。この図において、数字符号1bで示す
破線で囲まれた部分が送受切換えスイッチであり、5
7、58、59はいずれも90度ハイブリッド回路6
0、61、62は無反射終端器である。
【0041】90度ハイブリッド回路は、図中から投
入した信号はに半分の電力が出力され、またにもう
半分の電力がのものに対して90度遅れて出力され
る。またから投入した信号はに半分ずつ出力さ
れ、のものがに対して90度遅れる。
【0042】逆にから投入した信号はに半分ずつ
出力され、のものがに対して90度遅れるという対
称性を持っている。従って、図1に示す第一の実施例と
同様に、高出力増幅器3から出力される送信信号は、ア
ンテナ2の入力端子にて同相合成となる。
【0043】アンテナ2において受信された受信信号は
低雑音増幅器4の入力端子にて同相合成となる一方、送
信信号のSPDTスイッチにおける漏洩電力は低雑音増
幅器4の入力端子にて逆相合成となりキャンセルされ
る。
【0044】従って、単体のSPDTスイッチのアイソ
レーションが十分取れずに漏洩があっても、送信回路と
受信回路との間のアイソレーション特性は高まる。本実
施例は、図1に示した第一の実施例と異なり、分配合成
回路と90度移相器とを一体とした90度ハイブリッド
を用いているので、構成が、より簡潔なものとなる。
【0045】本発明の送受切換えスイッチの第三の実施
例を図4に示す。この図において、数字符号1cで示す
破線で囲まれた部分が送受切換えスイッチを示してお
り、70および71は高出力増幅器であって、90度ハ
イブリッド58の後段に配置している。
【0046】従って送信時には、送信信号を2分岐し
て、それぞれを高出力増幅器で増幅した後にアンテナ入
力端子において同相合成することとなり、送信回路と受
信回路との間のアイソレーション特性を良好に保ったま
ま、送信電力を2倍にすることができる。
【0047】本発明の送受切換えスイッチの第四の実施
例を図5に示す。この図において、数字符号1dで示す
破線で囲まれた部分が送受切換えスイッチを示してお
り、80は直交した2点の給電点を持つアンテナ素子で
ある。
【0048】この2つの給電点を振幅が等しく位相が9
0度異なる信号で励振するため、アンテナ素子80は円
偏波アンテナとして作動する。送信時と受信時とで給電
点での位相関係は同じであるため、同じ偏波面を使用す
ることとなる。一方、送信信号のSPDTスイッチにお
ける漏洩電力は低雑音増幅器4の入力端子にて逆相合成
となりキャンセルされる。
【0049】従って、送信回路と受信回路との間のアイ
ソレーション特性を良好に保ったまま、他の実施例で必
要であったアンテナ素子に接続する双方向性を有する9
0度移相器や、90度ハイブリッドを省くことができ
る。なお本実施例では、アンテナ素子として給電点を2
つ持つものを用いているが、互いに直交する偏波を励振
する2つのアンテナ素子を対にして用いても良い。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高周波帯にて単体のSPDTスイッチのアイソレーショ
ンが十分取れない場合であっても、送信信号の漏洩電力
は受信回路の入力部でキャンセルされるので、送信回路
と受信回路との間のアイソレーションを大きくすること
ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す図である。
【図2】第一の実施例の受信時の状態を示す図である。
【図3】本発明の第二の実施例を示す図である。
【図4】本発明の第三の実施例を示す図である。
【図5】本発明の第四の実施例を示す図である。
【図6】従来の送受切換えスイッチの例を示す図であ
る。
【図7】従来の送受切換えスイッチの他の例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1a〜1d 送受切換えスイッチ 2 アンテナ素子 3 送信用の高出力増幅器 4 受信用の低雑音増幅器 5,6 SPDTスイッチ 7 双方向性を有する90度移相器 8,9 90度移相器 10,13 共通入出力端子 11,12,14,15 入出力端子 57〜59 90度ハイブリッド回路 60〜62 無反射終端器 70,71 高出力増幅器 80 直交する2点の給電点を持つアンテナ素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの共通入出力端子と切換え動作によ
    って該共通入出力端子に交互に接続される2つの入出力
    端子とを有するSPDTスイッチを2個と、 1つの入力信号を等振幅で互いに90度の位相差を持っ
    た2信号に分配して出力する90度分配回路と、 2つの入力信号を90度の位相差を与えて1つの信号に
    合成する90度合成回路と、 双方向性を有する90度分配合成回路とを備え、 送信回路の出力端子を前記90度分配回路の入力端子に
    接続し、 前記90度分配回路の出力端子の内、90度位相が進ん
    だ方の信号が出力される一方の端子を、第一のSPDT
    スイッチの一方の入出力端子に接続し、 前記90度分配回路の出力端子の他方の端子を、第二の
    SPDTスイッチの一方の入出力端子に接続し、 該第二のSPDTスイッチの他方の入出力端子を、前記
    90度合成回路の入力端子の内、90度位相が遅れて合
    成される一方の入力端子に接続し、 前記第一のSPDTスイッチの他方の入出力端子を前記
    90度合成回路の他方の入力端子に接続し、 前記90度合成回路の出力端子を受信回路の入力端子に
    接続し、 前記第一および第二のSPDTスイッチの共通入出力端
    子は、双方向性を有する90度分配合成回路を介してア
    ンテナ素子に接続することを特徴とする送受切換えスイ
    ッチ。
  2. 【請求項2】 90度分配回路は、入力回路を2分岐し
    て、その一方の回路を90度分配回路の一方の出力とす
    ると共に、他方の回路に90度移相器を直列に挿入し、
    該90度移相器の出力側を90度分配回路の他方の出力
    とするように構成したものであり、 90度合成回路は、2入力回路の内の一方の回路に、 90度移相器を直列に挿入して、該90度移相器の出力
    側と、前記2入力回路の他方の回路とを接続して成り、 90度分配合成回路は、アンテナ素子に接続された回路
    を2分岐して、その一方を第二のSPDTスイッチの共
    通入出力端子に接続し、他の一方を双方向性を有する9
    0度移相器を介して第一のSPDTスイッチの共通入出
    力端子に接続したものである請求項1記載の送受切換え
    スイッチ。
  3. 【請求項3】 90度分配回路、90度合成回路、双方
    向性を有する90度分配合成回路として90度ハイブリ
    ッド回路を用い、 該90度ハイブリッド回路の4つの入出力端子に〜
    の番号を付したとき、 から入力された信号はとにそれぞれ入力信号の1
    /2の電力の信号が出力され、かつから出力される信
    号は、の信号より位相が90度遅れて出力され、 から入力された信号はとにそれぞれ入力信号の1
    /2の電力の信号が出力され、かつ、から出力される
    信号はの信号より位相が90度遅れて出力されるもの
    であり、 90度分配回路として用いる90度ハイブリッド回路の
    端子を90度分配回路の入力端子として用い、端子
    と端子を90度分配回路の出力端子として用い、端
    子と接地間に無反射終端器を接続し、 90度合成回路として用いる90度ハイブリッド回路の
    端子と端子を90度合成回路の入力端子として用
    い、端子を90度合成回路の出力端子として用い、
    端子と接地間に無反射終端器を接続し、 90度分配合成回路として用いる90度ハイブリッド回
    路の端子にアンテナを接続し、 端子を第二のSPDTスイッチの共通入出力端子に接
    続し、端子を第一のSPDTスイッチの共通入力端子
    に接続し、端子と接地間に無反射終端器を接続した請
    求項1記載の送受切換えスイッチ。
  4. 【請求項4】 90度分配回路として用いる90度ハイ
    ブリッド回路の端子と端子に接続される回路にそれ
    ぞれ高出力増幅器を挿入した請求項3記載の送受切換え
    スイッチ。
  5. 【請求項5】 1つの共通入出力端子と切換え動作によ
    って該共通入出力端子に交互に接続される2つの入出力
    端子とを有するSPDTスイッチを2個と、 1つの入力信号を等振幅で互いに90度の位相差を持っ
    た2信号に分配して出力する90度分配回路と、 2つの入力信号を90度の位相差を与えて1つの信号に
    合成する90度合成回路とを備え、 送信回路の出力端子を前記90度分配回路の入力端子に
    接続し、 前記90度分配回路の出力端子の内、90度位相が進ん
    だ方の信号が出力される一方の端子を、第一のSPDT
    スイッチの一方の入出力端子に接続し、 前記90度分配回路の出力端子の他方の端子を、第二の
    SPDTスイッチの一方の入出力端子に接続し、 この第二のSPDTスイッチの他方の入出力端子を、前
    記90度合成回路の入力端子の内、90度位相が遅れて
    合成される一方の入力端子に接続し、 前記第一のSPDTスイッチの他方の入出力端子を前記
    90度合成回路の他方の入力端子に接続し、 前記90度合成回路の出力端子を受信回路の入力端子に
    接続し、 前記第一および第二のSPDTスイッチの共通入出力端
    子は、直交する2点の給電点を持つアンテナ素子の各給
    電点に直接接続することを特徴とする送受切換えスイッ
    チ。
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