JPH08252014A - 野菜収穫機 - Google Patents

野菜収穫機

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JPH08252014A
JPH08252014A JP5762295A JP5762295A JPH08252014A JP H08252014 A JPH08252014 A JP H08252014A JP 5762295 A JP5762295 A JP 5762295A JP 5762295 A JP5762295 A JP 5762295A JP H08252014 A JPH08252014 A JP H08252014A
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JP
Japan
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root
pretreatment
drive
section
leaf
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Application number
JP5762295A
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English (en)
Inventor
Mikio Matsui
幹夫 松井
Yukihiro Fukuda
幸広 福田
Nobuyuki Irie
信行 入江
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 野菜収穫機の前部に配置する前処理部の駆動
部及び昇降装置の駆動部を簡単な構成として、同時に移
動でき、メンテナンス等も容易にできるようにする。 【構成】 走行部Bを備えた機体より前方に、収穫物を
堀り取り後方へ搬送する前処理部Aを設け、該前処理部
Aを走行部Bに対して上下方向に回動自在に支持し、該
前処理部Aと走行部Bの間に電動シリンダーからなる昇
降シリンダー10を介装して昇降可能とし、該昇降シリ
ンダーを前処理部Aの作業駆動部近傍に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はほうれん草や春菊等の葉
菜や大根や人参等の根菜や玉葱等の野菜を機械的に収穫
する野菜収穫機の前処理部の昇降構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、玉葱や大根や人参等の収穫機
は公知となっている。これらの収穫機は、走行部の前部
に掘取装置や搬送装置を有する前処理部を配置し、掘取
装置の掘取刃を根部の下方に位置させて振動させること
により浮上させて、搬送装置の搬送ベルトによって葉部
を挟持して後方へ搬送して、野菜を収穫する構成として
いた。例えば、特開平3−61415号公報や、特開平
6−46630号公報に記載の技術の如くである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の収穫機にお
いて、前処理部は野菜を栽培している畝の高さに合わせ
られるように、また、作業時以外で走行したり、メンテ
ナンス等のために昇降できるようにしているが、その昇
降駆動は油圧シリンダーによって行われることが殆どで
あった。このように油圧シリンダーとすると、油圧ポン
プを設けてエンジンやモーターによって駆動する必要が
あり、油圧ポンプへ作動油を供給するためのタンクを設
け、該作動油タンクから油圧ポンプや油圧モータ等へ送
油するための配管も必要となり、構造が複雑となり、昇
降部を移動したり、交換する際には大変面倒な作業を必
要としていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段として、走行部Bを備えた機体より前方に、収穫
物を堀り取り後方へ搬送する前処理部Aを設け、該前処
理部Aを走行部Bに対して上下方向に回動自在に支持
し、該前処理部Aと走行部Bの間に電動シリンダーを介
装して昇降可能とし、該電動シリンダーを前処理部Aの
作業駆動部近傍に配置したものである。
【0005】
【作用】次に作用を説明する。野菜Yは畝上に数条植え
られており、そのうちの端部の条に前処理部Aを位置さ
せて、電動シリンダーを下降駆動して、上高さに合わせ
る。そして、前処理部A等を駆動して作業状態として前
進し、分草板9・9によって分草して、その下部両側を
コールタによって切り込み、その後部掘取部によって浮
き上がらせ、葉部は搬送ベルト2・5に挟持して、根部
は根部支え搬送コンベア3上に載せて、後方の作業台ま
で搬送する。その一条が終了すると、後進又は、回行し
て、次の条に合うように、昇降部及び作業機の駆動部を
配置した前処理部Aを同時にスライドさせて位置決め
し、同時に高さも畝高さに合わせて昇降して、前記同様
に収穫作業を行う。
【0006】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は本発明の野菜
収穫機の全体側面図、図2は同じく野菜収穫機の全体平
面図、図3は同じく野菜収穫機の全体前面図、図4は前
処理部Aの上カバーを外した状態の全体平面図、図5は
前処理部Aの全体側面図、図6は前処理部A後部の平面
図、図7は同じく側面断面図、図8は前処理部A前部の
平面図、図9は根切断部の側面断面図、図10はコント
ロールボックス斜視図、図11は走行コントロールボッ
クス後面図である。
【0007】図1と図2と図3において、非結球性葉菜
を収穫する場合の野菜収穫機の全体的な構成について説
明する。機体フレームFに前二輪27・27と後二輪2
8・28を枢支して、4輪の走行部Bを構成している。
該機体フレームFは、左右の車輪フレーム30・30と
作業フレーム43等により構成されて、左右の作業フレ
ーム43の上面に作業台Gを固設し、野菜収納箱26が
載置されている。該作業フレーム43と車輪フレーム3
0・30の前後両側に、縦フレーム34・36が立設さ
れており、該縦フレーム34・36の前後の中間の位置
に車輪フレーム30・30より上方に突出して座席支持
フレーム35を突設し、該座席支持フレーム35により
座席1L・1Rを支持している。オペレーターはこの座
席1L・1Rの上に二人が座って、左右のバランスを取
り乍ら、前処理部Aにより処理されて搬送されてくる野
菜Yを、一定の株数ずつ揃えて野菜収納箱26に並べる
作業をする。
【0008】また、左右の縦フレーム34・34の間の
中途部と上部に前処理部スライドフレーム31・33が
架設されており、該縦フレーム34・34の間の下部に
補強フレーム45が架設されている。該前処理部スライ
ドフレーム31・33の上で前処理部Aが左右にスライ
ドして条間の調節を可能とし、図示しない固定ネジによ
って任意の位置で固定できる。前記後側の縦フレーム3
6・36間の下部にも補強フレーム45が横設され、該
補強フレーム45・45間に前後フレーム37が架設さ
れ、該前後フレーム37上にバッテリーTと走行駆動モ
ータM2が配置されている。但し、バッテリーTは後側
の補強フレーム45上に搭載することもできる。該走行
駆動モータM2の回転は駆動チェーンケース44・44
を介して後二輪28・28に伝達される。
【0009】次に図4と図5において、前処理部Aの全
体構成は前端に分草板9を配置し、その後部に葉部上搬
送ベルト2及び葉部下搬送ベルト5が一対ずつ上下に配
置され、該葉部上搬送ベルト2及び葉部下搬送ベルト5
の前下部に掘取装置が配置され、その後部に根切り装置
が配設され、野菜を掘り起こしてから搬送ベルト2・5
によって葉部を挟持して後方へ搬送するように構成して
いる。
【0010】また、前記前処理部スライドフレーム31
・33にはそれぞれスライドパイプ40・40が外嵌さ
れ、該スライドパイプ40・40の両側に前処理部支持
フレーム41・41が垂直方向に固設されて枠組し、図
2に図示する如く、前処理部Aが前処理部スライドフレ
ーム31・33の上を左右に摺動可能とし、収穫作業時
には、走行部Bが同じ通路を走行しながら、前処理部A
のみを圃場端で左右に摺動して、未だ収穫していない野
菜に前処理部Aを合わせながら往復作業を可能としてい
る。本野菜収穫機は、ハウスの中等で、平畦の上に複数
条に植成されている野菜を収穫できるようにしており、
平畦の上の全条の野菜Yを全て一度に収穫することは出
来ず、平畦の間の通路を四輪が通過して往復走行しなが
ら、前処理部Aを徐々に未処理側の条に移動させて、一
条ずつ野菜Yを収穫する。
【0011】また、図5〜図7に示すように、下側のス
ライドパイプ40より下方にモータ取付板29を垂設し
て、該モータ取付板29に前処理駆動モーターM1が設
置されている。本発明の野菜収穫機は、ビニールハウス
の中等で野菜が植成されている場合が多いので、前処理
部A及び走行部Bをエンジンにて駆動すると、該エンジ
ンの排気ガスがビニールハウスの内部に滞留してオペレ
ーターの健康に悪影響を与えるので、前処理部Aの駆動
に前処理駆動モーターM1を、走行部Bの駆動に走行駆
動モータM2を使用し、排気ガスがハウス内に充填しな
いようにしている。
【0012】前記モータ取付板29の上部には、水平搬
送コンベア7の支持部32が構成されている。該支持部
32両側には駆動ベベルギアボックス18・18が固定
されており、該駆動ベベルギアボックス18間には伝動
軸42が横架され、該伝動軸42の一端に入力プーリー
48が固設され、該入力プーリー48と前記前処理駆動
モーターM1の出力軸上に固設したプーリー67の間に
ベルト68が巻回されて動力が伝達されている。この前
処理部Aへの伝動部近傍に昇降シリンダー10が配設さ
れており、つまり、前記モータ取付板29下部と、駆動
ベベルギアボックス18より前方へ突設した駆動軸ケー
ス16下部との間に昇降シリンダー10が枢結されて、
該昇降シリンダー10はモーターM4によって駆動さ
れ、前処理部Aの高さを変更可能としている。従って、
前処理部Aの動力伝達駆動部と昇降駆動部が近傍に位置
して、条を変更する時にスライド移動しても両者が同時
に移動されて、動力伝達経路を変更したり、シリンダー
の付け替え等も必要とせず、メンテナンス等もやり易く
なるように構成している。
【0013】また、前記昇降シリンダー10の高さはコ
ントロールボックス71において変更することが可能で
あり、図10に示すようなコントロールボックス71が
オペレーターが操作できる任意位置に取付位置変更可能
に設けられ、該コントロールボックス71上には前処理
部Aの高さを任意に変更できる昇降スイッチ72と、後
述する根切刃駆動モーターM3のON・OFFスイッチ
73と、前処理部Aの前端下部に設けた高さセンサー7
0によって一定高さに制御するかを選択する自動スイッ
チ74が配設されている。
【0014】また、前記走行駆動モーターM2近傍の補
強フレーム45上には、図11に示すような走行コント
ロールボックス75が配置され、該走行コントロールボ
ックス75には、電源スイッチ76と、前後進切換スイ
ッチ77と、車速同調切換スイッチ78と、走行変速ダ
イヤル79が配設されている。前記車速同調切換スイッ
チ78は前処理駆動モーターM1からの出力回転と走行
駆動モーターM2の出力回転の比を変更するスイッチで
あり、通常は車速と後述する搬送ベルト2・5の搬送速
度を一致(同期)させているが、密集して栽培された時
には搬送速度を走行速度に対して速くしたり、粗く栽培
されているときには搬送速度を走行速度に対して遅くし
たり、作業状態に応じて切り換えられるようにしてい
る。
【0015】次に、図4〜図9において、前記前処理駆
動モーターM1から前処理部Aを駆動する構成について
説明する。前記駆動ベベルギアボックス18・18間に
横架した伝動軸42の中央部に、水平搬送コンベア7の
駆動プーリー23が固定され、該駆動プーリー23と支
持部32の後端に枢支した従動プーリー24との間に水
平方向に回動する平ベルトを巻回して水平搬送コンベア
7を構成して、前記前処理駆動モーターM1からの動力
により駆動している。前記駆動ベベルギアボックス18
・18から上方へ突出した軸11・11に、それぞれ葉
部上搬送ベルト2を駆動する駆動プーリー15と、葉部
下搬送ベルト5の駆動プーリー22と、後下部搬送ベル
ト39の駆動プーリー25が固定されて、前記水平搬送
コンベア7の前上方に、葉部上搬送ベルト2と葉部下搬
送ベルト5と下部搬送ベルト39の後部が配設され、搬
送されてくる野菜Yが水平搬送コンベア7上に載置され
て、左右のオペレーターの前に搬送される。
【0016】前記駆動プーリー15と前部の従動プーリ
ー14との間に葉部上搬送ベルト2が巻回され、駆動プ
ーリー22と前部の従動プーリー21との間に葉部下搬
送ベルト5が巻回され、該葉部上搬送ベルト2及び葉部
下搬送ベルト5は無端ベルトを対向配置し、幅広のスポ
ンジ等の軟らかい弾性体が表面に一体的に構成され、こ
のスポンジ部分で両側から野菜Yの葉部を保持しながら
傷めないように後方へ配送するように構成している。そ
して、葉部上搬送ベルト2と葉部下搬送ベルト5の中間
位置では張力が減少したり、振動等によって上下に振れ
て、搬送姿勢を乱すおそれがあるので、図9に示すよう
に、葉部上搬送ベルト2と葉部下搬送ベルト5の中間位
置の上下にベルト押さえ38・38が配設されている。
【0017】また、前記後下部搬送ベルト39は駆動プ
ーリー25と従動プーリー19との間に巻回されて、該
従動プーリー19の下方には同軸上に駆動プーリー20
が固設されて、根部引降ろしベルト6を駆動し、該根部
引降ろしベルト6の上方に野菜Yの株元上部を案内する
根元揃え板4が配設され、該根元揃え板4の中途部下方
に根切り刃12を配置している。該根元揃え板4は左右
に板を配置し、中央に野菜の根の部分が通過可能な溝間
隙を開けた構成としており、野菜の葉の根元部分は該溝
間隙を通過不可能に構成している。該根切り刃12はモ
ーターM3によって強制駆動して回転させており、左右
二枚のディスク刃を中央で重複させた構成としている。
尚、該根切り刃12は強制駆動方式に限定されるもので
はなく、非駆動方式としても良い。
【0018】故に、野菜Yが搬送されてくると、根元揃
え板4と根元揃え板4の間隙から根の部分のみが下方に
突出し、該根の部分を根部引降ろしベルト6により挟持
して、該根部引降ろしベルト6が徐々に根元揃え板4か
ら離れる方向に傾斜配置されているので、野菜の根の部
分を下方へ引っ張って、野菜の葉の下端の部分が根元揃
え板4の上に接触する位置まで引っ張って、次に根切り
刃12により切断する際において、野菜の位置決めを行
い、前記二枚の根切り刃12の間を、野菜Yの根の部分
が通過することにより、根の部分のみが切断される。
【0019】前処理部Aの先端には、分草板9が配置さ
れている。該分草板9の中途部下方にはコールタ50が
回転自在に配置され、畝上で収穫する幅に切り込みを入
れる。該分草板9後部下方に従動プーリー14・21を
配置し、葉部上搬送ベルト2と葉部下搬送ベルト5の先
端が巻回され、該従動プーリー21の下方と根元揃え板
4前端下方の間に、根部支え搬送コンベア3が配置され
ている。つまり、前記駆動ベベルギアボックス18・1
8より前方へ突設した駆動軸ケース16と支持フレーム
16’前端に、前部ベベルギアボックス17とチェーン
ケース52を固設し、該前部ベベルギアボックス17と
チェーンケース52から前方に前部フレーム53を固設
して、この前部フレーム53の間に該根部支え搬送コン
ベア3が装着される。
【0020】そして、該根部支え搬送コンベア3は前記
前部フレーム53の後部に横架した駆動軸54と、前部
に横架した従動軸と、中途部に横架した補助駆動軸56
上の両側にそれぞれスプロケットを固設して、このスプ
ロケットに幅広のチェーンコンベアを巻回して、根部支
え搬送コンベア3が形成されている。根部支え搬送コン
ベア3の駆動は、前記駆動ベベルギアボックス18から
駆動軸ケース16内のシャフト、前部ベベルギアボック
ス17内のベベルギアを介して駆動軸54に動力が伝達
され、該駆動軸54上のスプロケット及び、駆動軸54
端部に固設した駆動スプロケット51よりチェーン64
を介してその前方に横架した補助駆動軸56を駆動し
て、前記駆動軸54と補助駆動軸56上のスプロケット
により根部支え搬送コンベア3を駆動して、野菜の根の
部分を載置して後方へ搬送するようにしている。
【0021】そして、根部支え搬送コンベア3の前方に
は振動掘取刃8が配置されて、該振動掘取刃8は、下方
が搬送経路の下方を通過するU字型の両持ち刃により構
成されている。しかしU字型の両持ち刃に限定されるも
のではなく、片持ち刃であっても良いものである。該振
動掘取刃8の両側はサイドフレーム57によって支持さ
れ、該サイドフレーム57は後方へ延出されて、根部支
え搬送コンベア3の側部において平行リンク58・59
の下部に枢支され、この後側の平行リンク59に振動リ
ンク13が枢結され、該振動リンク13の基部は偏心カ
ムをベアリングを介して回転自在に外嵌し、該偏心カム
は根部支え搬送コンベア3の周回空間内に配設した伝動
軸60の両端部に固定され、前記補助駆動軸56中央に
配置したスプロケット、チェーン65を介して伝動軸6
0に伝えられて回転され、振動リンク13が駆動され
て、平行リンク58・59が前後方向に回動して、振動
掘取刃8が前後方向に振動するように構成している。
【0022】このような構成で収穫作業を行うと、野菜
Yは畝上に数条植えられており、そのうちの端部の条に
前処理部Aを位置させて、電動シリンダーを下降駆動し
て、植高さに合わせる。そして、前処理部A等を駆動し
て作業状態として前進し、分草板9・9によって野菜Y
が分草されて、その下部においてコールタ50によって
圃場に切り込みを入れ、根部の下方から掘取刃8の振動
によって野菜Yが浮き上がり、前進とともに葉部が葉部
上搬送ベルト2と葉部下搬送ベルト5により挟持され
て、根の部分は根部支え搬送コンベア3に載せられ後方
へ搬送される。そして、その後部に配置した下葉処理装
置47に至ると、成長初期に大きくなって枯れた葉等が
除去され、根部支え搬送コンベア3後端からは根元揃え
板4の間を通過する時に、根部が下方へ引っ張られて根
部が切り落とされる。そしてさらに後方へ搬送されて、
下部搬送ベルト39を通過した野菜は、最後に平ベルト
により構成された水平搬送コンベア7により、オペレー
ターの前まで移動させられ、オペレーターによって野菜
収納箱26に収納される。その一条が終了すると、後進
又は、回行して、同じ畝を走行するようにして、次の条
に合うように、昇降部及び作業機の駆動部を配置した前
処理部Aを同時にスライドさせて位置決めして固定し、
同時に高さも畝高さに合わせて昇降して合わせ、前記同
様に収穫作業を行う。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、前処理部を昇降す
る昇降シリンダーは、前処理部の搬送装置を駆動するモ
ーターやその動力伝達部近傍に配設されて、前処理部を
左右に摺動したり、脱着する時には前処理駆動部ととも
に移動し、付け替えたりする必要がなく、メンテナンス
等も容易に行うことができる。また、昇降シリンダーは
モーターから直接駆動されるので、油圧シリンダーの如
く、作動油タンクや油圧ポンプや配管等が必要なく、ま
た、伝動ケースは小さくコンパクトとなって、外観もす
っきりする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の野菜収穫機の全体側面図である。
【図2】同じく野菜収穫機の全体平面図である。
【図3】同じく野菜収穫機の全体前面図である。
【図4】前処理部Aの上カバーを外した状態の全体平面
図である。
【図5】前処理部Aの全体側面図である。
【図6】前処理部A後部の平面図である。
【図7】同じく側面断面図である。
【図8】前処理部A前部の平面図である。
【図9】根切断部の側面断面図である。
【図10】コントロールボックス斜視図である。
【図11】走行コントロールボックス後面図である。
【符号の説明】
A 前処理部 B 走行部 2 葉部上搬送ベルト 3 根部支え搬送コンベア 5 葉部下搬送ベルト 7 水平搬送ベルト 10 昇降シリンダー 18 駆動ベベルギアボックス 29 モーター取付板 M1 前処理駆動モーター M4 シリンダー駆動モーター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行部Bを備えた機体より前方に、収穫
    物を堀り取り後方へ搬送する前処理部Aを設け、該前処
    理部Aを走行部Bに対して上下方向に回動自在に支持
    し、該前処理部Aと走行部Bの間に電動シリンダーを介
    装して昇降可能とし、該電動シリンダーを前処理部Aの
    作業駆動部近傍に配置したことを特徴とする野菜収穫
    機。
JP5762295A 1995-03-16 1995-03-16 野菜収穫機 Pending JPH08252014A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007116915A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Kobashi Kogyo Co Ltd 収穫機
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