JPH08246887A - スクリュー式過給機 - Google Patents

スクリュー式過給機

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JPH08246887A
JPH08246887A JP7049697A JP4969795A JPH08246887A JP H08246887 A JPH08246887 A JP H08246887A JP 7049697 A JP7049697 A JP 7049697A JP 4969795 A JP4969795 A JP 4969795A JP H08246887 A JPH08246887 A JP H08246887A
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JP
Japan
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bearing
pressure
bearing chamber
suction port
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP7049697A
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English (en)
Inventor
Masao Teraoka
正夫 寺岡
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GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータ軸受部の潤滑材の外部への漏れ出しを
防止し、該軸受部の寿命を延長できるスクリュー式過給
機の提供を目的とする。 【構成】 吸込口43と吐出口45とを有するケース1
に収納されエンジンにより回転駆動される雄雌一対のス
クリューロータ3,5と、該一対のロータ3,5を同期
回転させるタイミングギヤ29,31と、各ロータ3,
5の吸込口43側と吐出口45側の軸部7a,9aと7
b,9bをそれぞれ支持する軸受部33a,11aと、
前記ケース1に配設され潤滑材を封入された前記吸込口
43側の軸受部33aを密閉して収容する軸受室33b
とを備え、軸受室33bは、軸受室内圧力と前記吸込口
圧力との圧力差により該室内容積を自動的に変化させる
シリンダ37とピストン39を有することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の駆動源を過給す
るスクリュー式過給機の軸受部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンを過給するスクリュー式過給機
では、従来、タイミングギヤや吐出口側の軸受部などの
潤滑にはギヤケース内に油溜りを設けてはねかけ式の潤
滑を行うとともに、吸込口側の軸受部にはグリース封入
式のベアリングなどを用いてグリース潤滑を行う構造と
している。例えば、図3に示すように、吸込口43側の
各軸受部は、本体ケース1cの吸込側に取付けられた吸
込ケース2に形成した軸受室33内にベアリング35が
配置され、軸受室33は封入されたグリースが外部へ漏
れ出さないように、壁33cとシール34とにより密閉
されている。さらに軸受室33は本体ケース1cに大気
連通孔を形成し、大気と連通することにより圧力の変動
を緩和している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のスク
リュー式過給機においては、例えばエンジンを制御する
スロットルバルブが過給機よりも上流側(過給機の吸込
側)に配置された場合は、スロットルバルブが急激に閉
状態にされると、軸受室33の外部を取り囲む吸込ポー
ト44の圧力はそれまでの大気圧状態から高真空状態に
急激に低下する。一方、軸受室33内はロータ3,5の
高速回転(約30,000R.P.M)により発熱し、
高圧となっている。このため、上記のスロットルバルブ
急閉時に軸受室33の外部(吸込ポート44)の圧力が
急激に下がることによって、軸受室33内外の圧力差に
より封入されているグリースがシール34から外部(ロ
ータ室)へ漏れ出してしまい、ベアリング35及びシー
ル34の耐久性を損なうという問題があった。また、急
激な圧力変動に対しては圧力変動時のグリース吹出しを
考慮した大気連通孔の形状では対応ができず、同様にシ
ール34から外部へのグリース漏れによりベアリング3
5及びシール34の耐久性を損なうという問題があっ
た。
【0004】そこで本発明は、ロータ軸受部の潤滑材の
外部への漏れ出しを防止し、該軸受部の寿命を延長でき
るスクリュー式過給機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、吸込口と吐出口とを有するケー
スに収納され駆動源により回転駆動される雄雌一対のス
クリューロータと、該一対のロータを同期回転させるタ
イミングギヤ組と、各ロータの吸込口側と吐出口側の軸
部をそれぞれ支持する軸受部と、前記ケースに配設され
潤滑材を封入された前記吸込口側の軸受部を密閉して収
容する軸受室とを備え、前記軸受室は、軸受室内圧力と
前記吸込口圧力との圧力差により該室内容積を自動的に
変化させる容積可変手段を有することを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載のスクリ
ュー式過給機であって、前記容積可変手段がシリンダと
ピストンとからなることを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、吸込口と吐出口とを有
するケースに収納され駆動源により回転駆動される雄雌
一対のスクリューロータと、該一対のロータを同期回転
させるタイミングギヤ組と、各ロータの吸込口側と吐出
口側の軸部をそれぞれ支持する軸受部と、前記ケースに
配設され潤滑材を封入された前記吸込口側の軸受部を密
閉して収容する軸受室とを備え、前記軸受室は、軸受室
内圧力と大気圧との圧力差により該室内容積を自動的に
変化させる容積可変手段を有することを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項3記載のスクリ
ュー式過給機であって、前記容積可変手段が前記軸受室
の端部を閉塞するダイアフラムであることを特徴とす
る。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、吸込口側にある軸受
室は軸受室内と吸込口間の圧力差により作動する容積可
変手段を有するので、該圧力差が生じた場合には容積可
変手段はその圧力差に応じて自動的に軸受室容積を変え
て室内圧力の変化を抑制する。例えば軸受室の内圧が吸
込口圧力(外圧)より高くなると、逆側からみれば外圧
が内圧より低くなると、該手段は軸受室内容積を自動的
に大きくして軸受室内圧の上昇を抑制する。これにより
軸受室に封入された潤滑材が軸受室内圧の上昇または外
圧の低下により外部へ漏れ出すのを防止する。
【0010】請求項2の発明によれば、軸受室の容積可
変手段はシリンダとピストンとからなるので、軸受室の
内外に圧力差が生じた場合にはピストンがその圧力差に
応じて自動的にシリンダ内で移動して室内圧力の変化を
抑制する。これにより軸受室に封入された潤滑材が外部
へ漏れ出すのを防止する。
【0011】請求項3の発明によれば、吸込口側にある
軸受室は軸受室内と大気圧間の圧力差により作動する容
積可変手段を有するので、該圧力差が生じた場合には容
積可変手段はその圧力差に応じて自動的に軸受室容積を
変えて室内圧力の変化を抑制する。例えば軸受室の内圧
が大気圧(外圧)より高くなると、該手段は軸受室内容
積を自動的に大きくして軸受室内圧の上昇を抑制する。
これにより軸受室に封入された潤滑材が軸受室内圧の上
昇により外部へ漏れ出すのを防止する。
【0012】請求項4の発明によれば、軸受室の容積可
変手段は軸受室端部を閉塞するダイアフラムからなるの
で、軸受室内と大気圧間に圧力差が生じた場合にはダイ
アフラムはその圧力差に応じて自動的に軸受室容積を変
えて室内圧力の変化を抑制する。例えば軸受室の内圧が
大気圧(外圧)より高くなると、ダイアフラムは自動的
に外圧側へふくらんで軸受室内圧の上昇を抑制する。こ
れにより軸受室に封入された潤滑材が軸受室内圧の上昇
により外部へ漏れ出すのを防止する。
【0013】
【実施例】本発明の第1実施例を図1により説明する。
【0014】図1は本実施例のスクリュー式過給機の断
面図である。なお、前記従来例と同様部材については従
来例と同じ符号を付している。
【0015】ケース1は図1において左から順に入力側
のギヤケースカバー1a、ギヤケース1b、本体ケース
1c、吸込カバー1d及び吸込ケース2とからなり、本
体ケース1c内にねじれた雄、雌一対のスクリューロー
タ3,5が収納されている。本体ケース1cと吸込カバ
ー1dとにはエンジン(駆動源)のスロットルバルブを
有する吸気管(図示省略)に連通する吸込口43が設け
られ、一方、ギヤケース1bと本体ケース1cとにはロ
ータ3,5により圧縮された過給気をエンジンに供給す
る吐出口45が設けられている。そして、吸込ケース2
と吸込カバー1dとには吸込口43に連通する吸込ポー
ト44が設けられている。
【0016】雄、雌のロータ3,5の吸込側の軸部7
a,9aは吸込ケース2に回転可能に支持され、同吐出
側の軸部7b,9bはギヤケース1bに回転可能に支持
されている。これによりロータ3,5は、互いの間及び
各ロータ3,5の外周、側面とこれを取り囲む本体ケー
ス1c、吸込ケース2、ギヤケース1bとの間に僅かな
隙間を保って回転する。
【0017】上記吸込側の軸部7a,9a及び吐出側の
軸部7b,9bの支持方法については、詳しくは、吸込
側では軸部7a,9aは、吸込ケース2に各軸部7a,
9aに対応して形成されたボス33とニードルベアリン
グ35とからなる吸込側軸受部33aに支持されてい
る。ベアリング35の内方側にはシール34が設けられ
ている。そしてベアリング35の外方側にはボス33の
壁33cが外方へ延出してシリンダ37が形成され、そ
のシリンダ37内にピストン39がその外周溝内のOリ
ング40と共に移動可能に嵌装されている。こうしてシ
リンダ37とピストン39とが容積可変手段を構成して
いる。またシリンダ37内にはピストン39の移動量を
規制するストッパ(図示省略)が左右に設けられてい
る。
【0018】こうして、ロータ3,5の吸込側軸受部3
3aは、ボス33とシリンダ37とピストン39とシー
ル34とからなる軸受室33bにより室内容積可変状態
で密閉されている。そして、軸受室33b内にはグリー
スが封入されている。なお、軸受室33bの外面は吸気
ポート44にさらされているので、吸気により冷却され
ている。
【0019】一方、ロータ3,5の吐出側では、軸部7
b,9bはギヤケース1bとボールベアリング11とか
らなる吐出側軸受部11aに支持されている。
【0020】雌ロータ5のロータ吐出側の軸部9bに
は、入力軸15に形成された大ギヤ17と噛合う小ギヤ
19がキー21を介して結合されている。入力軸15は
その先端部の連結部材23を介してプーリ25に連結さ
れ、ギヤケースカバー1aの外周とボールベアリングと
で構成された軸受部27で回転可能に支持されている。
【0021】エンジンの駆動力はクランクプーリからベ
ルト(図示省略)を介して入力軸15先端のプーリ25
に伝達される。そして過給機内部では、入力軸15から
の駆動力を雄ロータ3に伝達するため、雌ロータの軸部
9bにはタイミングギヤ29がキー21を介して結合さ
れ、該タイミングギヤ29と噛合うタイミングギヤ31
が雄ロータの軸部7bに結合されている。
【0022】また、ギヤケース1bの下部にはこれとギ
ヤケースカバー1aとで形成される油溜りが設けられ、
吐出側の軸受部11aはタイミングギヤ29,31など
と共にはねかけにより潤滑及び冷却され、2か所のシー
ルにより外部への漏れ出しが防止されている。
【0023】このように、室内容積可変の軸受室33b
にて吸込側軸受部33aを密閉する構成により、過給機
の吸込側上流のスロットルバルブが急激に閉状態にされ
て吸込ポート44が大気圧状態から急激に高真空状態に
なった場合、軸受室33b内部と外部との間の圧力差に
よりピストン39はシリンダ37内で自動的に外方側
(吸込カバー1d側)へ押し出される。こうして軸受室
33b内容積の拡大に伴い内圧が下がるので、封入グリ
ースがシール34やピストン39から外部へ漏れ出すこ
とが防止される。吸込ポート44の圧力が戻ればピスト
ン39は内方側へ復帰する。
【0024】こうして、漏れ出しによるグリース不足の
恐れは解消され、かつシール34にかかる高圧や圧力変
動負荷が緩和されるので、ベアリング及びシール34の
耐久性が向上する。
【0025】つぎに、本発明の第2実施例を図2により
説明する。
【0026】図2は本実施例のスクリュー式過給機の部
分断面図である。
【0027】この過給機は、ケースと各ロータの吸込側
の軸受室の構成が上記第1実施例と異なり、その他の構
成は第1実施例と同様であるので同一符号を付して重複
する説明は省略し、相違点を説明する。
【0028】本実施例の過給機では、上記第1実施例に
おける吸込ケース2と吸込カバー1dとが一体に形成さ
れて吸込ケース51となり、この吸込ケース51上に軸
部7a,9aに対応してそれぞれボス53が形成されて
いる。そしてこのボス53は外方側(図2で右側)に開
口を有し、この開口を塞ぐように容積可変手段であるダ
イアフラム55がボルト57によりボス53に固定され
ている。また、ダイアフラム55外周の剛体部はニード
ルベアリング35の外方への移動を止めている。そし
て、ベアリング35の内方側にはシール34が配置さ
れ、軸受室53b内のグリースはこのシール34とダイ
アフラム55とにより漏れ出しを止められている。
【0029】こうして、ロータ3,5の吸込側の軸受部
53aは、ボス53とダイアフラム55とシール34と
からなる軸受室53bにより密閉されている。そして、
軸受室53b内にはグリースが封入されている。ダイア
フラム55の内方側には軸受室53b内の圧力がかかる
が、ダイアフラム55の外方側には常時大気圧がかかっ
ている。この外方側に常時大気圧がかかる構成が本実施
例の特徴である。
【0030】このような構成により、ロータ3,5の高
速回転(約30,000R.P.M)により軸受室53
b内の圧力が上昇する場合には、ダイアフラム55が外
側(大気圧側)に自動的にふくらんで軸受室53bの内
圧上昇を抑制する。軸受室33bの内圧が下がれば内外
の圧力差によりダイアフラム55のふくらみは内方側へ
復帰する。
【0031】こうして、封入グリースが軸受室53b外
へ漏れ出すことが防止される。従って、漏れ出しによる
グリース不足の恐れは解消され、かつシール34にかか
る高圧や圧力変動負荷が緩和されるので、ベアリング3
5及びシール34の耐久性が向上する。
【0032】そしてこのとき、ダイアフラム55を軸受
室53bのボス53に固定している、つまりロータ3,
5の回転中心部に配置しているので、ロータ3,5の高
速回転による遠心力の影響は受けない。また、上記の吸
込ケース51及びダイアフラム55の取付け構造により
部品点数が少ないからコスト低減が可能である。
【0033】なお、上記第1実施例と異なり、吸込側上
流のスロットルバルブが急激に閉状態にされて吸込ポー
ト44部が大気圧状態から急激に高真空状態になった場
合でも、ダイアフラム55の外側の圧力はその高真空状
態と無関係に大気圧のままであり、影響を受けることは
ない。
【0034】また、本実施例において、ダイアフラム5
5の代りにシリンダとピストンからなる容積可変手段を
用いてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように請求項1
の発明によれば、吸込口側にある軸受室は軸受室内と吸
込口間の圧力差により作動する容積可変手段を有するの
で、該圧力差が生じた場合には容積可変手段はその圧力
差に応じて自動的に軸受室容積を変えて室内圧力の変化
を抑制することができる。これにより軸受室に封入され
た潤滑材が軸受室内圧の上昇または外圧の低下により外
部へ漏れ出すのを防止でき、ロータ軸受部のベアリング
及びシールの寿命を延長することができる。
【0036】請求項2の発明によれば、軸受室の容積可
変手段はシリンダとピストンとからなるので、軸受室の
内外に圧力差が生じた場合にはピストンがその圧力差に
応じて自動的にシリンダ内で移動して圧力差の発生を抑
制することができる。これにより軸受室に封入された潤
滑材の外部への漏れ出しを防止でき、請求項1の発明に
よる効果と同等の効果が得られる。
【0037】請求項3の発明によれば、吸込口側にある
軸受室は軸受室内圧と大気圧間の圧力差により作動する
容積可変手段を有するので、該圧力差が生じた場合には
容積可変手段はその圧力差に応じて自動的に軸受室容積
を変えて室内圧力の変化を抑制することができる。これ
により軸受室に封入された潤滑材が軸受室内圧の上昇に
より外部へ漏れ出すのを防止でき、ロータ軸受部のベア
リング及びシールの寿命を延長することができる。
【0038】請求項4の発明によれば、容積可変手段は
軸受室の端部を閉塞するダイアフラムからなるので、軸
受室の内外に圧力差が生じた場合にはダイアフラムがそ
の圧力差に応じて自動的に変形して室内圧力の変化を抑
制することができる。これにより軸受室に封入された潤
滑材の外部への漏れ出しを防止でき、請求項3の発明に
よる効果と同等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の全体を示す断面図である。
【図2】第2実施例の吸込口側軸受部の構造を示す部分
断面図である。
【図3】従来例の吸込口側軸受部の構造を示す部分断面
図である。
【符号の説明】
1 ケース 1a ギヤケースカバー 1b ギヤケース 1c 本体ケース 1d 吸込カバー 2,51 吸込ケース 3 雄ロータ 5 雌ロータ 7a,7b,9a,9b 軸部 11a,33a,53a 軸受部 11 ボールベアリング 33,53 ボス 33b,53b 軸受室 33c 壁 34 シール 35 ニードルベアリング 37 シリンダ(容積可変手段) 39 ピストン(容積可変手段) 40 Oリング 43 吸込口 44 吸込ポート 45 吐出口 55 ダイアフラム(容積可変手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口と吐出口とを有するケースに収納
    され駆動源により回転駆動される雄雌一対のスクリュー
    ロータと、該一対のロータを同期回転させるタイミング
    ギヤ組と、各ロータの吸込口側と吐出口側の軸部をそれ
    ぞれ支持する軸受部と、前記ケースに配設され潤滑材を
    封入された前記吸込口側の軸受部を密閉して収容する軸
    受室とを備え、 前記軸受室は、軸受室内圧力と前記吸込口圧力との圧力
    差により該室内容積を自動的に変化させる容積可変手段
    を有することを特徴とするスクリュー式過給機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスクリュー式過給機であ
    って、 前記容積可変手段がシリンダとピストンとからなること
    を特徴とするスクリュー式過給機。
  3. 【請求項3】 吸込口と吐出口とを有するケースに収納
    され駆動源により回転駆動される雄雌一対のスクリュー
    ロータと、該一対のロータを同期回転させるタイミング
    ギヤ組と、各ロータの吸込口側と吐出口側の軸部をそれ
    ぞれ支持する軸受部と、前記ケースに配設され潤滑材を
    封入された前記吸込口側の軸受部を密閉して収容する軸
    受室とを備え、 前記軸受室は、軸受室内圧力と大気圧との圧力差により
    該室内容積を自動的に変化させる容積可変手段を有する
    ことを特徴とするスクリュー式過給機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のスクリュー式過給機であ
    って、 前記容積可変手段が前記軸受室の端部を閉塞するダイア
    フラムであることを特徴とするスクリュー式過給機。
JP7049697A 1995-03-09 1995-03-09 スクリュー式過給機 Pending JPH08246887A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007211639A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd オイルフリースクリュー圧縮機
WO2017155827A1 (en) * 2016-03-05 2017-09-14 Eaton Corporation Positive displacement device

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