JPH08240997A - 電子写真方式記録装置 - Google Patents

電子写真方式記録装置

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JPH08240997A
JPH08240997A JP7066836A JP6683695A JPH08240997A JP H08240997 A JPH08240997 A JP H08240997A JP 7066836 A JP7066836 A JP 7066836A JP 6683695 A JP6683695 A JP 6683695A JP H08240997 A JPH08240997 A JP H08240997A
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Hiroyuki Inoue
弘之 井上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 媒体が変わっても、その媒体に適した転写供
給電圧を決定する。 【構成】 転写電圧判定部20aは、テスト印字動作を
行う場合、転写電圧供給部30に対して、供給電圧を変
化させるよう指示する。転写電圧供給部30は、転写ロ
ーラ6に対して供給電圧を変化させ、この状態で媒体へ
の印字が行われる。濃度センサ11は、媒体への印字濃
度を検出する。転写電圧判定部20aは、濃度センサ1
1の検出出力を受け取り、濃度が最大であった記録位置
に対応する転写供給電圧をその媒体に対する最適転写供
給電圧と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式記録装置
における転写電圧を最適化する構成に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】今日、情報処理装置の出力装置として、
電子写真方式記録装置が広く用いられている。この電子
写真方式記録装置とは、帯電したトナー像をその表面に
有する感光ドラムに媒体を重ね合わせ、その媒体の裏面
側の転写ローラより前記のトナー像とは逆極性の転写電
圧を印加することにより、感光ドラム表面のトナー像を
媒体に転写するものである。そして、従来の電子写真方
式記録装置では、その転写電圧を決定するには、転写ロ
ーラに流れる電流を検出し、その電流値に基づいて決定
するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のような電子写真方式記録装置では、記録媒体が、例
えば、葉書や封筒といった幅の狭いものの場合、感光ド
ラムと転写ローラとが直接接触してしまうときがある。
そして、このような場合では、転写電流が必要以上に流
れてしまい、その結果、媒体に対して誤った転写電圧を
決定してしまい、記録品質を低下させてしまうといった
問題点があった。このような点から、記録媒体の大きさ
や種類が変わっても、その媒体に最適な転写電圧を決定
し、記録品質を高めることのできる電子写真方式記録装
置の実現が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の電子写真方式記
録装置は、前述の課題を解決するために、転写器への供
給電圧を変化させる転写電圧供給部を設けると共に、媒
体に転写された後の媒体上の各記録位置における濃度を
検出するための濃度センサを設けた。また、転写器への
供給電圧と媒体の記録位置との関係を把握し、濃度セン
サの出力が最大であった記録位置での供給電圧を、その
媒体の最適転写供給電圧と判定する転写電圧判定部とを
設けたものである。
【0005】
【作用】本発明の電子写真方式記録装置においては、転
写電圧供給部は転写器に対して、その供給電圧を変化さ
せ、媒体の印字が行われる。濃度センサは、印字後の媒
体の濃度を各記録位置毎に検出する。転写電圧判定部
は、濃度センサの出力を受け取り、濃度が最大であった
記録位置に転写電圧供給部の電圧を最適転写電圧として
決定する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の電子写真方式記録装置の実施
例1を示す機能ブロック図であるが、これに先立ち、電
子写真方式記録装置の構造を説明する。
【0007】図2は、本発明の電子写真方式記録装置の
概略構成図である。図において、1は感光体としての感
光ドラム、2はこの感光ドラム1の表面を負に帯電させ
るためのチャージローラであり、負の高電圧が印加され
ている。3は、ライン状にLED(発光ダイオード)素
子が並べられたLEDヘッドであり、選択的にLEDを
発光させることにより、帯電した感光ドラム1上に静電
潜像を形成させるものである。4は、現像ユニットであ
り、トナーを帯電させて現像ローラ5に供給し、更に、
この現像ローラ5のトナーを感光ドラム1上に供給して
感光ドラム1上の静電潜像を可視像にする機能を有して
いる。また、現像ローラ5にも負の高電圧が印加されて
いる。6は、転写ローラ(転写器)であり、正の高電圧
が印加され、感光ドラム1に形成されているトナー像を
正の電界により、記録媒体である用紙7側に転写するた
めのものである。
【0008】8は、用紙7aが格納された用紙カセッ
ト、9はホッピングローラ、10a、10bはレジスト
ローラであり、これらの構成は、ホッピングローラ9を
回転させて用紙7aを用紙カセット8から繰り出し、レ
ジストローラ10a、10bにより更に用紙7を送り続
けるものである。11は濃度センサであり、発光素子と
受光素子からなり、用紙7への転写部の下流側に設けら
れ、用紙7上のトナー濃度を測定するためのセンサであ
る。また、12a、12bは用紙7上に形成されたトナ
ー像を高温で溶解し、用紙7上に定着させるためのヒー
トローラである。更に、13はスタッカであり、用紙7
がヒートローラ12a、12bでの定着後に排出されて
用紙7bとして格納される用紙格納部である。
【0009】次に、本発明の電子写真方式記録装置にお
ける制御構成を図1を用いて説明する。図1に示す電子
写真方式記録装置は、制御部20、インタフェース線2
1、濃度センサ11、A/Dコンバータ22、操作部2
3、LEDヘッド制御部24、LEDヘッド3、モータ
制御部25、モータ26、高圧制御部27、高圧電源2
8,29、チャージローラ2、現像ローラ5、転写電圧
供給部30、転写ローラ6からなる。
【0010】制御部20は、マイクロプロセッサ、RO
M、RAM、タイマ等からなり、電子写真方式記録装置
としての各部の制御を司るものであり、転写電圧判定部
20aを備えている。また、メモリ20bは、RAMや
ROMからなるメモリを示している。ここで、転写電圧
判定部20aは、任意の媒体に対して転写を行う場合、
当該媒体に対して、前記転写電圧供給部に対して供給電
圧の変化を指示し、前記濃度センサで検出した濃度が最
大であった供給電圧を、当該媒体の最適転写供給電圧と
判定する機能を備えたもので、マイクロプロセッサと、
このマイクロプロセッサが実行するソフトウェアで形成
されているものである。
【0011】インタフェース線21は、電子写真方式記
録装置の外部から記録データを入力するためのインタフ
ェース線である。A/Dコンバータ22は、濃度センサ
11により検出されたアナログ値の濃度情報をディジタ
ル値に変換するためのものである。また、操作部23
は、複数のキー等からなり、電子写真方式記録装置とし
ての各種の設定や、後述するテスト印字動作の指示等を
行うための操作部である。LEDヘッド制御部24は、
制御部20のメモリ20bから読み出された記録データ
をLEDヘッド3に転送できる形式に変換し、更に、L
EDヘッド3を1ライン毎に一定時間駆動するものであ
る。
【0012】モータ制御部25は、I/Oポート、モー
タドライバから構成され、制御部20の指示により、複
数のモータ26を回転させ、ポッピングローラ9やレジ
ストローラ10a,10b、感光ドラム1、ヒートロー
ラ12a,12b等をギヤ列を介して回転させるもので
ある。高圧制御部27は、チャージローラ2および現像
ローラ5に接続されている高圧電源28,29を制御部
20の指示によりオン/オフする機能を有している。転
写電圧供給部30は、D/Aコンバータ30aと高圧電
源30bからなる。D/Aコンバータ30は、制御部2
0(の転写電圧判定部20a)から指示されるディジタ
ル値をアナログの直流電圧に変換するものであ、高圧電
源30bはD/Aコンバータ30aの出力電圧に応じて
高電圧を制御するものであり、この高電圧は転写ローラ
6に供給されるようになっている。
【0013】次に、本実施例の動作を説明する。本実施
例におけるテスト印字の動作は、装置電源オン直後の1
枚目の印字時、または操作部23による特定のキー、あ
るいは他の機能のキーを複数組み合わせて指示を行うも
のである。ここでは、テスト印字動作を説明する。先
ず、制御部20のメモリ20bには予め転写電圧を可変
出力するためのデータが格納されている。
【0014】図3は、メモリ20bに格納された転写供
給電圧の可変出力のためのデータの説明図である。即
ち、TRDATA、TRDATA+1、TRDATA+
2、…はメモリ20bのアドレスであり、D0 ,D1 ,
D2 …は、それぞれの電圧値を示している。
【0015】このように構成された電圧値を用いてテス
ト印字動作は次のように行われる。図4は、その動作フ
ローチャートである。尚、このテスト印字動作に入る場
合、用紙7は予め印字開始位置まで搬送されているもの
とする。
【0016】先ず、図示省略したライン数カウンタi、
即ち、LEDヘッド3が発光するラインをカウントする
ためのカウンタを初期化する(ステップS1)。そし
て、転写ローラ6に転写供給電圧(TR電圧)として印
字開始時の電圧HVS を設定する(ステップS2)。具
体的には、転写電圧判定部20aが、メモリ20bの対
応するアドレス(TRDATA+i)のアドレスより取
り出し、D/Aコンバータ30aに値を設定することに
より高圧電源30bから転写ローラ6に対応する電圧が
供給される。また、ここで供給する電圧は最低電圧とす
る。
【0017】上記ステップS2で、転写ローラ6に対応
する電圧が印加されると、感光ドラム1上のトナー像を
1ライン印字する(ステップS3)。尚、ここで用紙7
に印字される1ラインは、濃度センサ11で濃度を読み
取るのに十分な幅を持つものとする。また、濃度センサ
11は用紙7の1ライン分の濃度を読み取り、この読み
取った値がA/Dコンバータ22を介して制御部20に
入力されると、転写電圧判定部20aは、その値をメモ
リ20bに格納する(ステップS4)。
【0018】図5は、得られた濃度データを格納したメ
モリの内容を示す説明図である。また、図6は、用紙7
への記録パターン例である。図5中、A部分は各アドレ
スに対応して格納される濃度データを示し、B部分は1
枚分の濃度データから得られたピーク値等のデータであ
る。また、図6において、左端はその記録位置で転写ロ
ーラ6に供給している電圧、中央の斜線部は濃度センサ
11で濃度を検出するためのパターン、右端は文字パタ
ーンであり、この文字パターンは目視チェック用であ
る。
【0019】図4に戻り、ステップS4において、1ラ
イン分の濃度データを格納すると、その用紙7が1頁終
了したかの判定を行い(ステップS5)、終了していな
い場合は、ライン数カウンタiをインクリメントし(ス
テップS6)、このカウンタ値に対応する値をメモリ2
0bより取り出し、転写電圧供給部30に出力して(ス
テップS7)、ステップS3に戻る。即ち、転写ローラ
6への供給電圧を上げるため、メモリアドレス(TRD
ATA+i)から次の値を取り出して転写電圧供給部3
0に供給する。このような動作を繰り返すことにより、
ステップS5において、用紙7の1頁の印字が終了した
と判定された場合、転写電圧判定部20aは、先ず、濃
度データを平滑化する(ステップS8)。
【0020】図7は、記録位置に対する転写ローラ6へ
の供給電圧およびセンサ出力の関係を示す説明図であ
り、(a)は記録位置に対する転写ローラ6への供給電
圧(TR電圧)、(b)は記録位置に対するセンサ出力
の関係である。即ち、(a)に示す印字開始位置PS に
おいて、転写ローラ6への供給電圧はHVS 、印字終了
位置PE においてHVE となり、その間を直線で変化さ
せるよう設定している。また、(b)に示すように、そ
の記録濃度は最適電圧に近付くにつれてその記録濃度が
上がり、最適電圧の時点で濃度がピークとなり、それ以
降は再び低下する。この理由は、転写ローラ6への印加
電圧をある一定以上高くすると放電してしまい、感光ド
ラム1と転写ローラ6間での実際の転写電圧は低下し、
その結果、濃度も低下するためである。尚、この図7の
(b)に示すような波形は媒体の種類によって異なるも
のである。
【0021】図4に戻り、ステップS8において濃度デ
ータを平滑化すると、転写電圧判定部20aは、濃度デ
ータ(PRDATA+0〜PRDATA+n)の中から
一番大きいデータの値のアドレス(PRDATA+i)
のiの値をアドレス(DPEAK)に格納する(ステッ
プS9)。そして、濃度データの最大値に対して90%
になる位置P1 ,P2 を、最大値を格納しているアドレ
ス(PRDATA+i)の前後から求め、そのアドレス
(PRDATA+j)、(PRDATA+k)のjとk
を、アドレス(DP1 ,DP2 )に格納する(ステップ
S10)。
【0022】次に、この位置P1 、P2 の中間点PAVを
求めるため、アドレス(DP1 ,DP2 )の内容j、k
を加算して2で割り、その値をmとして、アドレス(D
PAV)に格納する(ステップS11)。そして、アドレ
ス(DTRAV)に対して、アドレス(DPAV)に格納さ
れている値mをアドレス(TRDATA)に加えたアド
レス(TRDATA+m)に格納されているデータDm
を格納する(ステップS12)。以上で、一連のテスト
印字動作を終了する。その後の通常の印字動作において
は、メモリ20bのアドレス(DTRAV)に格納した値
Dm を、転写電圧供給部30に供給することにより、最
適供給電圧が転写ローラ6に印加されて印字動作が行わ
れ、最高の印字品質が得られる。
【0023】また、このようなテスト動作は、媒体の種
類を変えた場合は必ず行う必要があり、これには次のよ
うな手段を用いて行う。例えば、図2において、用紙7
の搬送路上や用紙カセット8に媒体識別センサを設け、
この媒体識別センサによって、紙やOHPシートといっ
た媒体の識別を行い、テスト印字動作が起動するよう構
成する。また、用紙カセット8に格納されている用紙7
aがなくなったことを検出するセンサ等を設け、用紙カ
セット8に用紙が補充されたことをこのセンサが検出し
た場合に、テスト印字動作を起動するよう構成してもよ
い。更に、用紙7aの厚さ、幅、紙質を検出し、いずれ
かの要素が変化した場合はテスト印字動作が開始される
よう構成してもよい。
【0024】以上のように、上記実施例1によれば、テ
スト印字動作を、媒体の記録開始位置では最低電圧、記
録終了位置で最高電圧となり、かつ、これら最低電圧と
最高電圧間を直線的に電圧変化させる電圧変化パターン
データを用いて行い、また、転写電圧判定部20aは、
濃度センサ11の出力のピーク値の90%の値の中間点
の記録位置に対応する電圧を最適転写供給電圧として決
定するようにしたので、信頼度の高い最適転写供給電圧
の決定が行え、しかも、単に中間点の記録位置に対応す
る電圧を採用するだけで済むため、構成が簡単で精度の
高い最適転写供給電圧を得ることができる。
【0025】次に、濃度センサの出力を、予め設定され
た基準値と比較し、2値データとして制御部に出力する
ようにした実施例2を説明する。図8は、この実施例2
における実施例1との変更部分の機能ブロック図であ
る。本実施例において、上記実施例1と異なる点は、A
/Dコンバータ22をコンパレータ40にし、制御部5
0が、このコンパレータ40の出力に基づき最適転写供
給電圧を決定するようにした点であり、その他の構成に
ついては上記実施例1と同様である。即ち、濃度センサ
11の出力は、コンパレータ40に入力され、コンパレ
ータ40には、この濃度センサ11の出力と共に、基準
電圧VS が入力される。そしてコンパレータ40は、こ
れらの電圧を比較し、その比較結果の2値情報を制御部
50に入力するものである。
【0026】図9は、実施例2の動作を説明するための
波形図であり、(a)は記録位置に対するセンサ出力の
波形、(b)は、センサ出力をコンパレータ40で基準
電圧と比較した結果の波形である。制御部50は、コン
パレータ40からの2値情報が入力されると、これをメ
モリ50bに格納する。図9(b)に示すように、濃度
センサ11の出力が基準電圧VS を上回った位置および
下回った位置でコンパレータ40の出力が反転してい
る。電圧判定部50aは、この記録位置を、上記実施例
1と同様にP1 ,P2とし、これらP1 ,P2 の中間点
PX における供給電圧を最適供給電圧とし、この電圧値
をメモリ50bに格納する。そして、以後の通常印字動
作時には、その最適供給電圧の設定値を用いることによ
り、実施例1と同様に高品質な印字画像を得ることがで
きる。
【0027】以上のように、上記実施例2によれば、コ
ンパレータによって、濃度センサの出力を予め設定され
た基準値と比較し、この比較結果の2値データを用いて
最適転写電圧を求めるようにしたので、実施例1に比べ
て回路構成をより簡素化することができ、更に低コスト
な電子写真方式記録装置を実現することができる。
【0028】尚、上記各実施例では、LED方式の電子
写真方式記録装置に適用した例を説明したが、同様にレ
ーザビーム方式や光学式の電子写真方式記録装置であっ
ても同様に適用可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子写真
方式記録装置によれば、転写後の媒体の濃度を検出し、
この濃度が最大となる転写器への供給電圧を最適転写供
給電圧として決定するようにしたので、記録媒体の種類
や大きさが変わっても、その媒体に最適な転写供給電圧
を決定することができ、その結果、常に最適な記録品質
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真方式記録装置における実施例
1の機能ブロック図である。
【図2】本発明の電子写真方式記録装置の概略構成図で
ある。
【図3】本発明の電子写真方式記録装置におけるメモリ
に格納された供給電圧の可変出力のためのデータの説明
図である。
【図4】本発明の電子写真方式記録装置におけるテスト
印字動作のフローチャートである。
【図5】本発明の電子写真方式記録装置における濃度デ
ータを格納したメモリの内容を示す説明図である。
【図6】本発明の電子写真方式記録装置における用紙へ
の記録パターン例の説明図である。
【図7】本発明の電子写真方式記録装置における記録位
置に対する転写ローラへの供給電圧およびセンサ出力の
関係を示す説明図である。
【図8】本発明の電子写真方式記録装置の実施例2にお
ける実施例1との変更部分の機能ブロック図である。
【図9】本発明の電子写真方式記録装置における実施例
2の動作を説明するための波形図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(感光体) 6 転写ローラ(転写器) 7 用紙(媒体) 11 濃度センサ 20a 転写電圧判定部 20b メモリ 30 転写電圧供給部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電したトナー像をその表面に有する感
    光体に媒体を重ね合わせ、当該媒体の裏面側に設けた転
    写器より前記トナー像とは逆極性の転写電圧を印加する
    ことにより、前記感光体表面のトナー像を媒体に転写す
    る電子写真方式記録装置において、 媒体に転写された後の媒体上の各記録位置における濃度
    を検出するための濃度センサと、 前記転写器への電圧を供給すると共に、この供給電圧を
    変化させる転写電圧供給部と、 前記濃度センサの出力を受け取ると共に、前記転写電圧
    供給部に対して供給電圧の変化を指示し、前記濃度セン
    サによる記録位置の濃度と供給電圧の値とに基づき、前
    記濃度が最大であった記録位置の供給電圧の値を、当該
    媒体の最適転写供給電圧と判定する転写電圧判定部とを
    備えたことを特徴とする電子写真方式記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子写真方式記録装置に
    おいて、 媒体の記録開始位置では最低電圧、記録終了位置で最高
    電圧となり、かつ、これら最低電圧と最高電圧間を直線
    的に電圧変化させる電圧変化パターンデータを格納する
    と共に、濃度センサの出力を格納するメモリと、 前記メモリに格納された電圧変化パターンデータを転写
    電圧供給部に指示すると共に、前記濃度センサの出力を
    取り出し、当該出力のピーク値前後の同一出力値の記録
    位置の中間点に対応した値を最適転写供給電圧として決
    定する転写電圧判定部とを備えたことを特徴とする電子
    写真方式記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子写真方式記録装置に
    おいて、 濃度センサの出力を、予め設定された基準値と比較し、
    2値データとして出力するコンパレータと、 媒体の記録開始位置では最低電圧、記録終了位置で最高
    電圧となり、かつ、これら最低電圧と最高電圧間を直線
    的に電圧変化させる電圧変化パターンデータを格納する
    と共に、濃度センサの出力を格納するメモリと、 前記メモリに格納された電圧変化パターンデータを転写
    電圧供給部に指示すると共に、前記コンパレータの出力
    に基づき、当該出力の変化点の記録位置の中間点に対応
    した値を最適転写供給電圧として決定する転写電圧判定
    部とを備えたことを特徴とする電子写真方式記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020144289A (ja) * 2019-03-07 2020-09-10 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2021053824A (ja) * 2019-09-27 2021-04-08 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システム及びプログラム

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