JPH08228888A - 腰掛け用のサイドテーブル装置 - Google Patents

腰掛け用のサイドテーブル装置

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JPH08228888A
JPH08228888A JP6176995A JP6176995A JPH08228888A JP H08228888 A JPH08228888 A JP H08228888A JP 6176995 A JP6176995 A JP 6176995A JP 6176995 A JP6176995 A JP 6176995A JP H08228888 A JPH08228888 A JP H08228888A
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armrest
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hinge pin
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Yoshifumi Suzuki
芳文 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テーブル本体を容易にすばやく出し入れでき
るようにすると共に、テーブル本体の出し入れ時の妄動
を防止して、その出し入れ時の操作性を高めることであ
る。 【構成】 アームレスト2のアームレスト本体2Aには
収納空間6が設けられ、普段その収納空間6にテーブル
本体5が収納されている。テーブル本体5と、アームレ
スト2の肘のせ部2Bとの間には、テーブル本体5を出
し入れする際、その妄動を防止し得るヒンジ部4が介設
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートクッション側方
のアームレストに備え付けられる腰掛け用のサイドテー
ブル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両、自動車、航空機、劇場、又は
家庭などで使用される腰掛けに、着座者がコップや地図
等の小物を載置できるようにするため、サイドテーブル
装置を付設することは従来より周知である。
【0003】図11は従来のサイドテーブル装置の一例
を示す斜視図である。この装置のテーブル本体5aを使
用するときは、仮想線で示したシートクッション1aの
側方に位置するアームレスト2aの上端部にある蓋3a
を開いて、アームレスト2aの内部から、図12に示す
ようにヒンジ部4aを支点にしてテーブル本体5aを回
動させつつ引き出し、これを図13に示すようにアーム
レスト2aの上方位置にて直立させ、次いで、テーブル
本体5aを図14に示すようにシートクッション1aの
側に倒してほぼ水平な使用位置に保持する。そして、蓋
3aを閉じる。このようにして腰掛けの着座者は、自ら
の体の前方に位置するテーブル本体5a上に小物を置く
ことができる。逆の操作によって、テーブル本体5a
を、アームレスト2aの開口6aから、その内部に格納
することができる。
【0004】ヒンジ部4aは、図15に示すようにアー
ムレスト2a(図11)に取り付けられたヒンジ107
aと、テーブル本体5aに取り付けられたヒンジ108
aと、その両ヒンジ間に取り付けられたヒンジ109a
とから成り、テーブル本体5aは、ヒンジ107aの機
能により腰掛けの前後方向に、又ヒンジ108aの機能
により、その方向と直交する方向(横倒及び起立方向)
にそれぞれ回動可能となっている。
【0005】上述した従来例はインアーム式のものであ
って、例えば特願昭63−300155号に開示された
形式のものであるが、図16に示した従来例は、腰掛け
側面収納式のものであり、テーブル本体5bは、上述し
た従来例のものと同様なヒンジ部4bでアームレスト2
b側にヒンジ連結され、同様にして操作される。
【0006】図11及び図16に示したサイドテーブル
装置においては、次に列挙するような不具合がある。
【0007】 シートクッション1aの着座者、又は
その隣りの腰掛けの着座者が蓋3aの上に肘を乗せてい
ると、その蓋3aを開けることができず、テーブル本体
5aを使用位置にもたらすことができない。 テーブル本体5aの出し入れのために、いちいち蓋
3aを開閉させねばならないので、該本体5aの出し入
れ操作が面倒である。 ヒンジ部4a,4bの構成では、テーブル本体5a
若しくは5bを腰掛けの前後方向に回動させる際、テー
ブル本体5a,5bが、その方向と直交する方向にふら
つくように妄動し、又テーブル本体5a,5bを横倒し
たり起立したりするときも、該本体がふらついて妄動す
るので、テーブル本体5a,5bの操作性が悪い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の欠点を全て除去した腰掛け用のサイドテーブル装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、シートクッションの側方に位置するアーム
レストの肘のせ部の下方に設けられ、かつシートバック
と反対側が開口している収納空間に、直立した姿勢で収
納されたテーブル本体を、その収納空間の開口よりシー
トバックから離間する前方側に引き出しつつ、直立姿勢
を保持したままで、アームレストの肘のせ部の前方の上
方位置まで、第1の回動操作として回動させ、次いで、
上方位置にもたらしたテーブル本体を、第1の回動操作
の回動方向と直交する方向に倒しつつ、着座者の体の前
方のほぼ水平な使用位置まで、第2の回動操作として回
動させ、テーブル本体の収納時に、使用位置にあるテー
ブル本体を、第3の回動操作として前記上方位置に直立
するように回動させ、次いで、該本体を、第4の回動操
作として直立した上方位置から、その直立した姿勢を保
持したままで前記収納空間まで回動させるようにした腰
掛け用のサイドテーブル装置であって、第1及び第4の
回動操作時に、テーブル本体が、その回動方向と直交す
る方向に妄動しないように、該本体をアームレストの肘
のせ部に対して回動自在に支持すると共に、第2及び第
3の回動操作時に、テーブル本体が、この回動方向と直
交する方向に妄動しないように、該本体をアームレスト
の肘のせ部に対して回動自在に支持するヒンジ手段を設
けたサイドテーブル装置を提案する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に
説明する。
【0011】図1は本発明に係るサイドテーブル装置を
有する腰掛けを示すものであるが、この図を参照して、
先ずサイドテーブル装置の概略構成とその作用を明らか
にする。
【0012】図1に示した腰掛け装置10は、第1及び
第2の2つの腰掛け11,12を有し、これらの腰掛け
は鉄道車両、自動車、航空機、劇場或いは家庭などで使
用されるものである。各腰掛け11,12は、シートク
ッション1A,1Bと、シートバック3A,3Bをそれ
ぞれ具備している。各腰掛け11,12は互いに隣り合
っていて、そのシートバック3A,3Bは、各腰掛け1
1,12の図示していない着座者の背部を支え、シート
クッション1A,1Bは各腰掛け11,12の着座者の
尻部を支えるものである。各シートバック3A,3Bは
各腰掛け11,12の後部に位置し、各シートクッショ
ン1A,1Bは、各シートバック3A,3Bの下部より
各腰掛け11,12の前方を向いた姿勢でほぼ水平に位
置している。
【0013】シートクッション1Aの側方に位置するア
ームレスト2は、ほぼ上下に立上ったアームレスト本体
2Aと、その上部に一体的に固定された肘のせ部2Bよ
り成り、その肘のせ部2Bは腰掛け11の前後方向にほ
ぼ水平に延びている。かかるアームレスト2の肘のせ部
2Bの下方には、アームレスト本体2Aに形成された切
り欠き部より成るテーブル本体5用の収納空間6が設け
られており、かかる収納空間6は、シートバック3Aと
反対側、すなわちアームレスト前部側が開口している。
【0014】なお、図1に示したアームレスト2は、本
例の腰掛け装置10が複座式となっているので、その両
腰掛け11,12の両シートクッション1A,1Bの間
の中央部に設けられ、両腰掛け11,12の着座者がそ
の肘のせ部2Bに肘を載せて使用できるものとなってい
る。
【0015】腰掛け用のサイドテーブル装置は、板状に
形成された上述のテーブル本体5と、肘のせ部2Bの前
端部に設けられた後述するヒンジ部4を有しており、テ
ーブル本体5は、その非使用時に、収納空間6に直立し
た姿勢で収納され、この収納状態で、アームレスト本体
2Aと共に外部に露呈している。このとき、ヒンジ部4
は、テーブル本体5の上部の前端部に位置している。
【0016】図1に例示したテーブル本体5は、第1の
腰掛け11の着座者によって使用されるものであり、か
かるテーブル本体5を使用位置にもたらすときは、先
ず、収納空間6に直立した姿勢で収納されたテーブル本
体5を、その収納空間6の開口より、シートバック3A
から離間する方向、すなわち腰掛け11の前方側に図2
に示す如く引き出しつつ、直立姿勢を保持したままで、
図3に示すようにアームレスト2の肘のせ部2Bの前方
の上方位置まで、第1の回動操作として回動させる。収
納空間6に収納されたテーブル本体5を、その上部の前
端部に位置するヒンジ部4を中心として、図3に示した
ように、肘のせ部2Bの前方で、その上方の位置まで、
腰掛け11の前方側に上昇する向きに回動させるのであ
る。
【0017】次いで、上方位置にもたらしたテーブル本
体5を、図4に示す如く、ヒンジ部4を支点として第1
の回動操作の回動方向と直交する方向に倒しつつ、腰掛
け11(図1)に腰を下ろした着座者の体の前方のほぼ
水平な使用位置、すなわちシートバック3Aの前方の図
5に示した位置まで、第2の回動操作として回動させ
る。テーブル本体5は、かかる使用位置で、第1の腰掛
け11の着座者の体の前方領域の位置を占め、図示して
いないストッパなどのロック手段によりアームレスト2
に対してロックされる。このロック状態で、第1の腰掛
け11の着座者はテーブル本体5上に小物などを載せる
ことができる。
【0018】テーブル本体5を収納するときは、このテ
ーブル本体5を上述した操作と逆の手順で、これを収納
空間6に収める。すなわち、先ず、図5に示した使用位
置にあるテーブル本体5を、ヒンジ部4を支点として起
立させながら、第3の回動操作として、図3に示した上
方位置に直立するように回動させる。次いで、そのテー
ブル本体5を、第4の回動操作として、直立した上方位
置から、その直立した姿勢を保持したままで、ヒンジ部
4を中心として図1に示した収納空間6まで回動させ
る。
【0019】上述のサイドテーブル装置によれば、隣り
に位置する第2の腰掛け12の着座者が、肘のせ部2B
に肘を載せていても、この肘に邪魔されることなく、テ
ーブル本体5を出し入れすることができる。隣席に座っ
ている人に何ら邪魔されることなく、テーブル本体5を
出し入れできるのである。又、前述した従来例ではテー
ブル本体の出し入れの際、蓋を開閉する必要があった
が、本例ではこのような開閉操作は不要であるので、テ
ーブル本体5の出し入れ操作をすばやく簡単に行うこと
ができる。
【0020】次に、テーブル本体5を上述した2方向に
回動可能とするヒンジ手段に関して説明する。
【0021】図6は、かかるヒンジ手段の一例であるヒ
ンジ部4の分解斜視図であり、そのヒンジ駒(ヒンジブ
ロック)7には、軸線が互いに90°で交叉した第1及
び第2の貫通孔7a,7bがそれぞれ設けられている。
一方の第1の貫通孔7aは腰掛け11(図1)の幅方向
に延びている。他方の第2の貫通孔7bは、テーブル本
体5が図1に示したように収納空間6に収納された状態
で、腰掛け11の前後方向に延び、同じ状態で、第1の
貫通孔7aは、第2の貫通孔7bよりも上方に位置して
いる。そして、第1及び第2の貫通孔7a,7bは、互
いに交叉する接続部分で、互いに相手の孔内にめり込む
格好で、互いに連通している。第1及び第2の貫通孔7
a,7bは共に円形の横断面形状を有している。
【0022】ヒンジ部4は、アームレスト2の肘のせ部
2B(図1)に不動に固定された板状のヒンジピン取付
部材8を有し、この取付部材8には外周面が円筒形の第
1のヒンジピン9が固設されていて、この第1のヒンジ
ピン9は、腰掛け11の幅方向に延び、前述の第1の貫
通孔7aに嵌合すると共に、当該ヒンジピン9の外周面
には、その中途部に、上方を向いて開口する第1の凹部
9aが形成されている。又、ヒンジ部4は、テーブル本
体5の基端部の片側に該本体と一体的に形成された第2
のヒンジピン13を有し、このピン13は、前述の第2
の貫通孔7bに嵌合し、当該ヒンジピン13の外周面も
円筒状に形成され、かかる外周面に第2の凹部13aが
形成されている。テーブル本体5が図1に示したように
収納空間6に収納された状態で、そのテーブル本体5の
上部の前端部に第2のヒンジピン13が一体に設けら
れ、この状態で、その第2のヒンジピン13は、ほぼ水
平な状態で腰掛け11の前方に突出している。このとき
第2の凹部13aは上方に向けて開口する。
【0023】各ヒンジピン9,13を各貫通孔7a,7
bに嵌合するには、例えば、先ず第2の凹部13aを上
にしたままで、図6及び図7に示すように第2のヒンジ
ピン13をヒンジ駒7の第2の貫通孔7bに嵌め込ん
で、Eリング14によって第2のヒンジピン13が第2
の貫通孔7bから抜け出ないように、ヒンジ駒7に対し
てその第2のヒンジピン13を止める。この状態では、
第2のヒンジピン13は、ヒンジ駒7に対して、その第
2の貫通孔7bの軸線まわりに回転可能である。又、こ
のとき、第2の凹部13aは第1及び第2の貫通孔7
a,7bが交叉する接続部分に位置する。次いで、図6
及び図7に示すように、テーブル本体5に取り付けたヒ
ンジ駒7の第1の貫通孔7aに、肘のせ部2B(図1)
に固定されたヒンジピン取付部材8の第1のヒンジピン
9を嵌合して、ヒンジ駒7が第1のヒンジピン9から抜
け出ないように、ヒンジ駒7をこの第1のヒンジピン9
に対してEリング15で止める。この状態で、ヒンジ駒
7は第1のヒンジピン9に対して、その軸線のまわりに
回転可能である。このようにして、テーブル本体5は、
アームレスト2の肘のせ部2Bの前端部に、ヒンジ部4
を介して図1及び図7に示したようにヒンジ連結され
る。
【0024】ヒンジ駒7の第1の貫通孔7aと、第1の
ヒンジピン9とを互いに嵌合させるに当たって、その第
1のヒンジピン9の一部が第1及び第2の貫通孔7a,
7bの交叉する接続部分で、第2の貫通孔7bの一部に
入り込むが、第1のヒンジピン9よりも下方に位置する
第2のヒンジピン13の上方を向いた第2の凹部13a
が、第1及び第2の貫通孔7a,7bの接続部分に位置
しているので、図7に示すように、その第2の凹部13
aが第1のヒンジピン9の外周面に倣うように、ヒンジ
駒7を位置決めすることによって、その相互嵌合を支障
なく行うことができる。従って、第2のヒンジピン13
の第2の凹部13aは、第1のヒンジピン9の外周面と
ほぼ同じ半径の円弧面状のものとなっている。又、図7
に示した状態で、第2の凹部13aが第1のヒンジピン
9の外周面に係合するので、第2のヒンジピン13がヒ
ンジ駒7に対してその第2の貫通孔7bの軸線のまわり
に回転することが禁止される。一方、第1のヒンジピン
9の第1の凹部9aも、相手の第2のヒンジピン13の
外周面とほぼ同じ半径の円弧面状のものとなっている。
図7は、図6に示したヒンジ部4の組み付け終了状態を
示すものであるが、この図では肘のせ部2Bを含むアー
ムレスト2の図示は便宜上省略してある。
【0025】図8(a)乃至(d)はヒンジ部4の作用
図であり、同図(a)はテーブル本体5が図1に示すよ
うに収納空間6に収納されているときのヒンジ部4を示
すものである。図9(a)乃至(d)も同様の作用図で
あり、同図は、図8に示したヒンジ部4を、図8(a)
に矢印aで示した方向からみた側面図である。
【0026】図8(a)において、テーブル本体5を、
先にも説明したように図示矢印方向に第1の回動操作と
して回動させると、このとき、第2のヒンジピン13の
第2の凹部13aは第1のヒンジピン9の外周面に接し
つつ、その周りに沿って移動する。すなわち、第2のヒ
ンジピン13は、ヒンジ駒7とテーブル本体5と共に、
第1のヒンジピン9の軸線のまわりをガタ付くことなく
滑らかに回動するのである。そして、図8(b)に示す
位置を経て、テーブル本体5を同図(c)に示した直立
した上方位置(図3の位置)まで回動させると、テーブ
ル本体5の第1の回動操作は終了する。図9では、その
(b)に示す位置が、テーブル本体5の、第1の回動操
作時の中途回動位置であり、同図(c)に示す位置が、
そのテーブル本体5の第1の回動操作終了位置である。
【0027】テーブル本体5が第1の回動操作を終了し
たとき、すなわちテーブル本体5が先にも説明した上方
位置にもたらされたとき、両ヒンジピン9,13の各凹
部9a,13aは、図8(c)及び図9(c)に示した
ように互いに重なり合った状態で対向する。このとき、
第2のヒンジピン13は、第1のヒンジピン9よりも上
方のほぼ水平な位置を占めて、腰掛け11の前後方向に
延びている。次いで、今度はテーブル本体5を倒してほ
ぼ水平な使用位置に向けて回動させると、このとき、図
8(c)に示した第2の凹部13aは相手の第1の凹部
9aに沿って移動してゆき、第2の凹部13aが相手の
第1の凹部9aを過ぎ去ってゆくとき、今度は第2のヒ
ンジピン13の外周面が第1の凹部9aに接しつつ移動
してゆく。このようにして、第2のヒンジピン13はテ
ーブル本体5と共に、第2の貫通孔7bの軸線のまわり
を回動する。このとき、第2のヒンジピン13の外周面
が第1のヒンジピン9の第1の凹部9aに係合している
ので、ヒンジ駒7、第2のヒンジピン13及びテーブル
本体5が第1のヒンジピン9の軸線のまわりに回動する
ことはない。
【0028】図8(d)は、テーブル本体5を直立した
上方位置から使用位置に向けて回動させるときの中途位
置を示し、図9(d)はテーブル本体5が使用位置に倒
された状態を示す。すなわち、図9(d)の位置は、テ
ーブル本体5の第2の回動操作の終了位置である。この
ときも、第2のヒンジピン13は腰掛け11の前後方向
に延びた姿勢を保っている。
【0029】テーブル本体5を収納するときは、図9
(d)に示したテーブル本体5を起立させながら回動さ
せ、該本体5を、図8(d)に示す位置を経て、図8及
び図9の(c)に示す直立した上方位置にもたらす。す
なわち、第3の回動操作を行うのである。次いで、図8
(c)に示した位置から、今度はテーブル本体5を、直
立状態を保持したままで、図9(c)における反時計方
向に第1のヒンジピン9の軸線周りに回動させ、図8
(a)及び図9(a)に示すように、テーブル本体5を
収納空間6(図1)に置く。すなわち、第4の回動操作
を行うのである。
【0030】本例のサイドテーブル装置においては、第
1及び第4の回動操作時(直立した姿勢を保持したまま
でのテーブル本体の回動操作時)に、テーブル本体5の
第2のヒンジピン13に設けられた第2の凹部13a
(図8(b))が、相手の第1のヒンジピン9の外周面
に沿って移動するため、テーブル本体5が、この回動方
向と直交する方向にふらつくことがない。すなわち、こ
の方向におけるテーブル本体5の妄動が防止されるので
ある。
【0031】又、第2及び第3の回動操作時(テーブル
本体を倒したり、起立させたりするときの回動操作時)
に、第2のヒンジピン13の第2の凹部13a(図8
(c))が相手の第1の凹部9aの円弧面に沿って移動
し、且つ、第2の凹部13aが第1の凹部9aの部位を
過ぎ去ってゆくとき、第2のヒンジピン13の外周面が
相手の第1の凹部9aの円弧面に沿って移動するので、
テーブル本体5が、この回動方向と直交する方向にふら
つくことがない。すなわち、この方向におけるテーブル
本体5の妄動が防止されるのである。
【0032】このように構成されたヒンジ部4は、第1
及び第4の回動操作時に、テーブル本体が、その回動方
向と直交する方向に妄動しないように、該本体をアーム
レストの肘のせ部に対して回動自在に支持すると共に、
第2及び第3の回動操作時に、テーブル本体が、この回
動方向と直交する方向に妄動しないように、該本体をア
ームレストの肘のせ部に対して回動自在に支持するヒン
ジ手段の一例を構成するものである。
【0033】なお、本例のヒンジ部4によれば、テーブ
ル本体5を図8の(c)に示したように肘のせ部2Bの
前方の上方位置に回動させた後、このテーブル本体5を
図8(c)の矢印と反対側、すなわち図1に示した第2
の腰掛け12に腰を下ろした着座者の体の前方の水平位
置に回動させることも可能である。従って、この水平位
置にもたらしたテーブル本体5をこの位置でロックでき
るストッパを設けておけば、1つのテーブル本体5をい
ずれの腰掛け11,12の着座者も使用することができ
る。
【0034】又、テーブル本体5が収納されていると
き、第2のヒンジピン13の第2の凹部13aが図8
(a)に示したように第1のヒンジピン9の外周面に係
合しているので、テーブル本体5は、第2のヒンジピン
13の軸線周りに回動することはない。従って、図1に
示したように、露呈しているテーブル本体5は、アーム
レストの一部をなして、アームレスト本体2A及び肘の
せ部2Bと共に、そのアームレスト2の機能をも遂行す
ることになる。
【0035】上述のように、本例ではアームレスト本体
2Aに形成した切り欠き部によって、テーブル本体5の
収納空間6を形成し、ここに収納されたテーブル本体5
が外部に露呈するように構成したが、図10に示すよう
に、収納空間6を、アームレスト本体2Aの一部を構成
する平行な2枚の側板2P,2Pによって覆い、その間
に区画形成された収納空間6にテーブル本体5を収納す
るように構成してもよい。この場合も、収納空間6は、
シートクッション1Aの側方に位置するアームレスト2
の肘のせ部2Bの下方に設けられ、そのシートバック3
Aと反対側には、テーブル本体5を出し入れするための
開口が形成される。図10に示した実施例の他の構成
は、前述した実施例と変りはない。
【0036】上述した各実施例のサイドテーブル装置
は、これを、図1に示した第1及び第2の腰掛け11,
12の各シートクッション1A,1Bの別の側方に設け
られるアームレスト21A,21Bに付設することもで
きる。又、1つの腰掛けのシートクッションの側方に設
けられるアームレストなどにも付設することができるも
のである。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば次の如き諸効果が得られ
る。 隣りに腰掛けがある場合、その隣りの着座者に邪魔
されることなく、テーブル本体を出し入れできる。 テーブル本体の出し入れのために、アームレスト上
端部に設けた蓋の開閉などを行う必要がないので、テー
ブル本体を、すばやく、しかも容易に出し入れできる。 テーブル本体を直立した姿勢で回動させたり、該本
体を横倒及び起立させるべく回動させるとき、それぞれ
の回動方向と直交する方向で、テーブル本体の妄動が防
止されるので、テーブル本体の操作性を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例のサイドテーブル装置を有する
腰掛けを示す斜視図である。
【図2】収納空間から引き出すときのテーブル本体をア
ームレストと共に示す斜視図である。
【図3】アームレストの上方位置にもたらしたテーブル
本体をアームレストと共に示す斜視図である。
【図4】水平の使用位置に倒される前のテーブル本体を
アームレストと共に示す斜視図である。
【図5】水平の使用位置に倒したテーブル本体をアーム
レストと共に示す斜視図である。
【図6】テーブル本体用のヒンジ部の分解斜視図であ
る。
【図7】図6に示したヒンジ部の組み付け終了状態を示
す正面図である。
【図8】テーブル本体を収納空間から使用位置まで出す
際のヒンジ部の作用を説明するための斜視図である。
【図9】テーブル本体を収納空間から使用位置まで出す
際のヒンジ部の作用を説明するための側面図である。
【図10】本発明の別の実施例を示す、図1と同様な斜
視図である。
【図11】従来のサイドテーブル装置を説明する斜視図
である。
【図12】従来のサイドテーブル装置において、テーブ
ル本体がアームレスト内から引き出された中途状態を示
す斜視図である。
【図13】従来のサイドテーブル装置において、テーブ
ル本体が直立した位置に引き出された状態を示す斜視図
である。
【図14】従来のサイドテーブル装置において、テーブ
ル本体が横倒状態の使用位置に保持された状態を示す斜
視図である。
【図15】従来のサイドテーブル装置におけるヒンジ部
を示す斜視図である。
【図16】別の従来例のサイドテーブル装置を説明する
斜視図である。
【符号の説明】
1A シートクッション 2 アームレスト 2B 肘のせ部 3A シートバック 5 テーブル本体 6 収納空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションの側方に位置するアー
    ムレストの肘のせ部の下方に設けられ、かつシートバッ
    クと反対側が開口している収納空間に、直立した姿勢で
    収納されたテーブル本体を、その収納空間の開口よりシ
    ートバックから離間する前方側に引き出しつつ、直立姿
    勢を保持したままで、アームレストの肘のせ部の前方の
    上方位置まで、第1の回動操作として回動させ、次い
    で、上方位置にもたらしたテーブル本体を、第1の回動
    操作の回動方向と直交する方向に倒しつつ、着座者の体
    の前方のほぼ水平な使用位置まで、第2の回動操作とし
    て回動させ、テーブル本体の収納時に、使用位置にある
    テーブル本体を、第3の回動操作として前記上方位置に
    直立するように回動させ、次いで、該本体を、第4の回
    動操作として直立した上方位置から、その直立した姿勢
    を保持したままで前記収納空間まで回動させるようにし
    た腰掛け用のサイドテーブル装置であって、第1及び第
    4の回動操作時に、テーブル本体が、その回動方向と直
    交する方向に妄動しないように、該本体をアームレスト
    の肘のせ部に対して回動自在に支持すると共に、第2及
    び第3の回動操作時に、テーブル本体が、この回動方向
    と直交する方向に妄動しないように、該本体をアームレ
    ストの肘のせ部に対して回動自在に支持するヒンジ手段
    を設けたことを特徴とする腰掛け用のサイドテーブル装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011056051A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Araki Kk 小机付き個別椅子
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CN111098769A (zh) * 2020-01-19 2020-05-05 青岛美莱轨道股份有限公司 一种带腿托的新型座椅

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