JPH08215415A - 対戦式テーブルゲーム装置 - Google Patents

対戦式テーブルゲーム装置

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JPH08215415A
JPH08215415A JP2817395A JP2817395A JPH08215415A JP H08215415 A JPH08215415 A JP H08215415A JP 2817395 A JP2817395 A JP 2817395A JP 2817395 A JP2817395 A JP 2817395A JP H08215415 A JPH08215415 A JP H08215415A
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JP
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game
game device
goals
goal
pack
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JP2817395A
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Kazuo Yamada
數夫 山田
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TOOGO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】遊戯場などに設置する場合に設置場所の制約を
受け難くなり、配置のレイアウトが容易になる対戦式テ
ーブルゲーム装置を提供する。 【構成】対戦する遊戯者が互いにテーブル面4に置かれ
たボールまたはパックなどのゲームコマ9を殴打手段1
0で打つことにより相手のゴール61,62に入れて得
点を争う対戦式テーブルゲーム装置において、上記テー
ブル面4のそれぞれゴール61,61が設けられた側辺
は、互いに非対向する位置に設けられていることを特徴
とする。 【作用】それぞれのゴールを互いに非対面する側辺に形
成したから、並行対戦式ゲーム装置となり、対向対戦式
ゲーム装置に比べて設置スペースを小さくすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊園地やゲームセンタ
ーまたはゲームコーナなどの遊戯場に設置され、コイン
を投入してゲームを楽しむ対戦式テーブルゲーム装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ゲームセンターやゲームコーナなどの遊
戯場、または遊園地などには、特公昭49−39609
号公報に記載されているような「エアーホッケー(商品
名)」や「スピードホッケー(商品名)」などと称され
るエアークッション形の対戦式テーブルゲーム装置が設
置されているところがある。
【0003】この種のエアークッション形対戦式テーブ
ルゲーム装置は、2人の遊戯者がテーブル板を挾んで互
いに向かい合い、手に持ったマレットでテーブル面上の
パックを打って相手のゴールに入れることにより得点を
競うゲームである。上記エアークッション形のゲーム装
置は、テーブル面に多数の細孔を形成し、これら細孔か
ら空気を吹上げ、この空気圧によりパックを盤面からわ
ずかに浮かせ、これによりパックの摩擦抵抗を無くして
滑りを良くし、パックの速度を早くするように工夫され
ている。そして、マレットで打ったパックは盤面を囲う
垂直な立上がり側壁に当たって跳ね返り、その反動を利
用して移動方向を変えることにより相手の標的を迷わせ
る。対戦相手は自陣のゴールに入ろうとするパックを打
ち返して守備をしないとパックが自陣のゴールに入り、
これにより相手の得点となる。したがってパックのスピ
ードが早いことから敏捷性を争うゲームである。
【0004】このようなエアークッション形のゲーム装
置は、2人の遊戯者がテーブルを挾んで互いに向かい合
い、したがって互いに対向する位置に立ってゲームをす
るようになっていることから、対向対戦式テーブルゲー
ム装置とも称されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにテーブルを挾んで遊戯者が互いに向かい合ってゲ
ームをする対向対戦式テーブルゲーム装置の場合、当
然、テーブルを挾んだ両側にそれぞれ遊戯者がプレイで
きるだけのスペースが必要になる。このことは、ゲーム
センターやゲームコーナなどの遊戯場においてこの種の
対向対戦式テーブルゲーム装置を配置する場合、大きな
スペースを占めることになり、特に遊戯場のコーナ部に
設置することができないという問題がある。すなわち、
一般に遊戯場では、限られたスペースに多数の遊戯マシ
ンや遊戯装置を設置しているが、上記対向式テーブルゲ
ーム装置を設置しようとすると、他の遊戯マシンなどと
の関係でレイアウトに制約を受けるという問題がある。
【0006】また、従来のこの種の対向対戦式テーブル
ゲーム装置は、テーブルを挾んで遊戯者が互いに向かい
合ってゲームをするため、その得点を表示する場合、手
元のテーブルの縁に表示ランプを設けたり、対向する面
と隣接する側壁に表示ボードを設けているが、このよう
な表示構造は相互に見え難いとともに、表示面積が限ら
れるという不具合がある。このため、表示面の大きさに
制約を受け、表示が小さい、または表示項目が少ないな
どの欠点もあった。
【0007】この発明はこのような事情にもとづきなれ
たもので、その目的とするところは、遊戯場などに設置
する場合に設置場所の制約を受け難くなり、配置のレイ
アウトが容易になり、また得点などを表示する表示面も
大きくすることができる対戦式テーブルゲーム装置を提
供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の基本的考え方
は、従来の対戦式テーブルゲーム装置はテーブルを挾ん
で遊戯者が対向する対向対戦式であったものを、遊戯者
がテーブルに対し並んだ位置でプレイするようにした並
行対戦式とした点である。
【0009】すなわち、請求項1の発明は、対戦する遊
戯者が互いにテーブル面に置かれたボールまたはパック
などのゲームコマを殴打手段で打つことにより相手のゴ
ールに入れて得点を争う対戦式テーブルゲーム装置にお
いて、上記テーブル面のそれぞれゴールが設けられた側
辺は、互いに非対向する位置に設けられていることを特
徴とする対戦式テーブルゲーム装置である。
【0010】請求項2の発明は、非対向する位置に設け
られたゴールを有する側辺は、それぞれ共通の表示盤に
向き合っていることを特徴とする請求項1に記載の対戦
式テーブルゲーム装置である。
【0011】請求項3の発明は、ゲームコマはテーブル
面を滑るパックであり、殴打手段は競技者が手に持って
操作するマレットであり、上記テーブル面は平面視で四
角以上の多角形状をなし、各側辺にはパックが当たった
場合に跳ね返される立上がり側壁が形成されていること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の対戦式テ
ーブルゲーム装置である。
【0012】請求項4の発明は、ゴールとゴールの間に
仕切り部を設け、ゲームコマが自陣のゴールから相手の
ゴールに至るまでに必ずや1回以上、いずれかの立上が
り側壁に当たって跳ね返されることを特徴とする請求項
1ないし請求項3のいずれか1に記載の対戦式テーブル
ゲーム装置である。
【0013】
【作用】請求項1の発明によれば、それぞれゴールを形
成した側辺が互いに非対面する位置に設けられているか
ら、対戦する相手がテーブルの同一側辺に並ぶか、また
は隣接もしくは近接する2つの側辺に立って互いに並ん
でプレイすることができるようになり、いわゆる並行対
戦式となる。このため、複数の遊戯者がテーブルを挾ん
で互いに向かい合った位置でプレイする場合に比べてゲ
ーム装置の設置スペースが小さくてすむ。また、ゲーム
センターやゲームコーナなどの遊戯場の隅部や壁際に設
置することもできる。
【0014】請求項2の発明によれば、並んだ位置の遊
戯者は、得点等を表示する表示盤に向かい合うから共通
した表示盤を見ることができ、逆に述べると表示盤に対
して対戦する遊戯者が向かい合うようになり、よって表
示盤が見易くなるとともに、表示盤を大きくすることが
でき、表示項目を多くすることもできる。
【0015】請求項3の発明によれば、ゲームコマはテ
ーブル面を滑るパックであり、殴打手段は競技者が手で
持って操作するマレットであり、上記テーブル面は平面
視で四角以上の多角形状をなし、各側辺にはパックが当
たった場合に跳ね返される立上がり側壁としたから、従
来のエアークッション式テーブルゲーム装置に似た遊び
方をすることができる。
【0016】請求項4の発明によれば、ゴールとゴール
の間に、ゲームコマが自陣のゴールから相手のゴールに
至るまでに必ずや1回以上、いずれかの立上がり側壁に
当たって跳ね返されるような仕切り部を設けたから、ボ
ールを壁に当ててその跳ね返りを利用して遊ぶ、いわゆ
る従来のスカッシュゲームを、テーブルゲームに応用し
た遊び方ができる。
【0017】
【実施例】以下本発明について、図1ないし図6に示す
第1の実施例にもとづき説明する。 図面は、エアーク
ッション形の並行対戦式テーブルゲーム装置を示し、殴
打手段に該当するマレット10により打ったゲームコ
マ、つまりパック9を相手側のゴールに入れるようにし
て遊ぶ従来のエアークッションゲームに似たゲーム装置
である。
【0018】図面において1は遊戯台であり、この遊戯
台1は高さ調整可能な多数の脚柱2…により支えられて
いる。これら脚柱2…の高さを調整することにより遊戯
台1はその上面の水平度が調整できるようになってい
る。
【0019】遊戯台1は平面視で図2に示すように、ほ
ぼ六角形状をなしている。この遊戯台1の上面にはテー
ブル板3が設けられている。このテーブル板3は平面視
で図1に示すように、ほぼ凹の字のような形状をなして
いる。テーブル板3の上面は競技面となっており、この
競技面、つまりテーブル面4は滑り易いように合成化粧
板にて形成されている。
【0020】上記凹の字形状をなすテーブル板3の各側
辺には立上がり側壁51〜58が形成されている。本実
施例では、凹の字形状であるから辺の数は合計8個であ
り、これら立上がり側壁51〜58はそれぞれテーブル
面4に対し直角に起立しており、パック9が当たって跳
ね返されるバウンド面となっている。
【0021】本実施例では凹の字形状の凹み部となる側
壁56,57,58は、ゴール間を仕切る仕切り部8を
構成するために形成されており、これら側壁56,5
7,58を除くとテーブル板3は5つの側壁51〜55
をもち、そのうち仕切り部8で分離されている近接する
2つの側壁51と55にはゴール61,62が形成され
ている。これらゴール61,62には、パック9が落ち
込むようになっており、これらゴール61,62内には
パック9が落ち込んだ場合にこれを検出する検出手段
(図示しない)が設けられており、この検出手段で検出
した信号にもとづき、後述する表示盤7に得点が表示さ
れるようになっている。
【0022】なお、これらゴール61,62の外面に
は、落ち込んだパック9を取り出してプレイを始めるた
めの取り出し口61a,62aが形成されている。上記
ゴール61,62を形成した側辺は互いに正対しないよ
うに(非対向)なっている。本例ではこれらの延長線が
相互に交差するようになっており、この交差角αは本実
施例の場合120°に設定されている。そして、これら
ゴール61,62を形成した側辺に隣接する他の側辺、
つまり立上がり壁52と54を設けた側辺は、上記ゴー
ル61,62を形成した側辺に対して直角をなして交差
しており、これら立上がり壁52と54を有する側辺は
延長線が相互に交差するようになっていて、本実施例で
は図6に示すように、交差角βが60°に設定されてい
る。
【0023】さらに、これら立上がり側壁52および5
4を有する側辺に挾まれた他の側辺、つまり立上がり側
壁53を有する側辺は、上記立上がり側壁52および5
4に対して120°の交差角で交差しており、この立上
がり側壁53を有する側辺は、前記ゴール61,62を
形成した側辺に対して対向している。なお、この場合、
立上がり側壁53を有する側辺と、前記ゴール61,6
2を形成した側辺とは、正しく正面で対向していない
が、ゴール61および62側から見た場合に立上がり側
壁53の全体を見ることができるようになっており、よ
って面対向している。
【0024】この立上がり側壁53を有する側辺には表
示盤7が設けられている。表示盤7は遊戯台1から上向
きに起立されており、正面に得点表示部71,72、遊
戯時間表示部73が形成されているとともに、周囲に点
滅する複数のランプ74…が設けられている。したがっ
て、パック9が相手のゴール61または62に落ち込む
と、これを検出手段が検出して上記得点表示部71また
は72に表示するようになっている。
【0025】上記ゴール61,62を区分けする仕切り
部8は、一方のゴール近傍から直接他方のゴールに向か
って直接パック9が打ち込まれるのを防止し、直接ゴー
ルインするのを邪魔をするものであり、パック9は必ず
1回はいずれかの立上がり側壁51〜58に当たって反
発されるようになっている。このため、パック9は必ず
1回はバウンドし、よって壁のクッションを利用して遊
ぶスカッシュゲームのようになる。このことから、互い
のゴール61と62は1本の直線で結べないようになっ
ており、直線で結ぼうとすると少なくとも1回は折れ曲
った直線となる。
【0026】上記テーブル板3には、図5に示すよう
に、多数の細孔31…が等間隔を存して規則正しく形成
されている。そして、このテーブル板3の下方には区画
板11が設けられている。これらテーブル板3と区画板
11は2重壁構造をなしており、これらの間に圧力室1
2が形成されている。この圧力室12には、例えば区画
板11の下面に取り付けたブロア13を通じて外気が導
入されるようになっており、これにより圧力室12は大
気圧よりわずかに高い所定の気圧に保たれるようになっ
ている。この圧力室12の空気は、上記テーブル板3に
形成した多数の細孔31…から上向きに流れるようにな
っており、このためテーブル面4に置いたパック9は空
気圧を受けてテーブル面4からわずかに浮き上がるよう
になっている。よって、パック9とテーブル面4との摩
擦抵抗が小さくなり、パック9の滑りが良くなり、マレ
ット10でパック9を打つとパック9は早い速度でテー
ブル面4を滑るようになっている。
【0027】なお、図中15はパック9の飛び出しを防
止するネット等からなる防護フェンス、16は遊戯台1
の正面に設けたコイン投入口、17はスピーカを示す。
このような構成の並行形対戦式テーブルゲーム装置を用
いた遊び方を説明する。 コイン投入口16にコインを
投入すると、表示盤7に表示されていた項目がキャンセ
ルされてゼロ表示となり、かつブロア13が運転を始め
て圧力室12に外気が導入され、この圧力室12が大気
圧よりわずかに高い所定の気圧になり、テーブル板3に
形成した多数の細孔31…から空気が上向きに流れるよ
うになる。 それぞれゴール61,62の近くに立った
遊戯者は、一方のゴール61または62から取り出し口
61a,62aを通じてパック9を取り出し、このパッ
ク9をテーブル面4上に置く。すると、パック9は、テ
ーブル板3の細孔31…から上向きに流れる空気に押さ
れて僅かに浮き上がり、これによりテーブル面4との摩
擦抵抗が低減される。この場合、テーブル面4が傾斜し
ていると、浮いたパック9は重力により横滑りするか
ら、テーブル面4は脚柱2…を調整して水平に保たれる
必要がある。
【0028】この状態で遊戯者はそれぞれマレット1
0,10を持ち、このマレット10で交互にパック9を
打ち合う。このとき、ゴール61と62の間には仕切り
部8が形成されているから、一方の遊戯者は相手のゴー
ルに向かって直接パック9を打ち込むことが邪魔され、
いずれかの立上がり側壁51〜58に向かってパック9
を打つことになる。したがってパック9は、必ずや1回
以上はいずれかの立上がり側壁51〜58に当たって跳
ね返るようになり、このバウンドにより移動方向が変わ
るから相手の守備を惑わせるようになる。
【0029】相手の遊戯者は打ち込まれたパック9が自
陣のゴールに落ち込むのをマレット10で阻止し、同様
にこのマレット10で相手の陣に向けて打ち返す。この
場合も、ゴール61と62の間には仕切り部8が形成さ
れているから、遊戯者は直接相手のゴールに向かってパ
ック9を打ち込むことができず、いずれかの立上がり側
壁51〜58に向かってパック9を打つことになる。
【0030】したがって、複数の立上がり側壁51〜5
8の跳ね返りを利用して相手のゴールに向けてパック9
を打つから、従来のエアークッションゲームとスカッシ
ュゲームをミックスしたような遊びを楽しむことができ
る。
【0031】相手のゴールにパック9を落とし込むと、
これを検出手段が検出して表示盤7の得点表示部71ま
たは72に得点が表示されるようになり、このようなプ
レイを複数回行って得点を競うことができる。また、所
定のコイン数で所定の時間をプレイできるようにしてお
けば、時間表示部73にプレイの経過時間またはプレイ
の残り時間を表示することができる。よって、得点差に
より勝負を争ったり、所定の時間内で何度でもプレイを
行うなどの遊びができる。
【0032】そして、上記実施例の構成によれば、テー
ブル板3を多角形にし、ゴール61,62を形成した側
辺が互いに非対向となるようにし、これら側辺が隣接ま
たは近接するようにしたから、図2に示す通り、対戦す
る遊戯者が互いに並ぶ姿勢となる。このため並行対戦式
になり、従来のように、対戦する遊戯者がテーブルを挾
んで対向するような対向対戦式の場合に比べて、テーブ
ルの長手方向両側に大きなスペースを必要としなくな
る。このことから、このゲーム装置を設置するのに大き
な面積が不要になる。
【0033】しかも、遊戯者は遊戯台1に対して互いに
並ぶ位置にあるから、図2の平面形状から理解できる通
り、表示盤7の背面をゲームセンターやゲームコーナな
どの遊戯場の隅角部や壁際に向けることができる。この
ことから、このゲーム装置を配置する自由度が増し、ゲ
ームセンターやゲームコーナなどで他の遊戯機器とのレ
イアウトの互換性ができる。
【0034】特に本実施例の場合、ゴール61,62を
形成した側辺に隣接する側辺、つまり立上がり壁52と
54を有する側辺は、これらの延長線が相互に交差する
ようになっており、図6に示すように、交差角βが60
°に設定されているから、このゲーム装置を6台用いて
円形に配置するができる。
【0035】このため、限られた小さな面積を有効に利
用することができるとともに、これら6台のゲーム装置
で囲まれた区間に遊戯場建物の柱40を配置し、逆に言
えば建物の柱40を6台のゲーム装置で囲むことによ
り、これらゲーム装置で囲まれるデッドスペースを有効
に利用することも可能になる。
【0036】そして、上記ゲーム装置は、図2に示すよ
うに、ゴール61,62を形成した非対向の側辺が、前
方に向き合う側辺に設けた表示盤7に対向しているか
ら、これらゴール61,62の近くに位置する2人の遊
戯者は互いに共通した上記表示盤7を正面で見ることが
できる。よって、遊戯中に表示盤7の表示を容易に見る
ことができ、自分および相手の得点や遊戯時間などの確
認が容易にできる。
【0037】そして、表示盤7を設けた位置は、ゴール
61,62を形成した側辺の向かい側に位置されている
から、表示盤7の大きさに制約を受けず、大きな面積の
表示盤を設置することができる。このことから、各得点
表示部71,72や時間表示部73の表示面積を大きく
することができ、このことも表示を一層見易くし、また
表示項目を多くすることもできる。表示項目を多くする
ことができるようになれば、得点差が所定の値になると
ゲームを終了させたり、得点差と競技時間を併用するな
どのように、競技の種類を増やすこともできる。
【0038】なお、本発明は上記第1の実施例に制約さ
れるものではない。すなわち、上記実施例ではゴール6
1,62を仕切り部8を挾んで近接する2つの異なる側
辺に設けて非対向位置に配置したが、図7に示す第2の
実施例のように、テーブル面4を平面視でほぼ平行台形
にするとともに、ゴール61,62を底辺となる同一側
辺に並べて設け、これにより非対向位置に配置するよう
にしてもよい。この場合は、表示盤7がそれぞれの競技
者の正面に正対するから表示が見易くなる。なお、仕切
り部8は立上がり側壁81が円形をなしていてもよい。
【0039】また、図8に示す第3の実施例は、テーブ
ル面4が平面視で矩形に形成されており、ゴール61,
62はその同一側辺に並べて設けられており、これによ
り非対向位置に配置されている。この場合も、表示盤7
がそれぞれの競技者の正面に正対するから表示が見易く
なり、また形状がシンプルになり、遊戯場などでレイア
ウトが容易になる。
【0040】さらに、図9に示す第4の実施例の場合
は、テーブル面4が平面視で六角形に形成されており、
ゴール61,62はその同一側辺に並べて設けられてお
り、これにより非対向位置に配置されている。この場
合、立上がり側壁91,92を有する側辺が増加されて
いるからパック9の跳ね返り面が増し、したがってパッ
ク9の跳ね返り数が増して跳ね返り運動が複雑になり、
守備に対する敏捷性が一層要求されるようになり、競技
が一層面白くなる。
【0041】上記各実施例では、本発明の並行対戦式テ
ーブルゲーム装置を、スカッシュゲーム型エアークッシ
ョンゲームに適用した例を説明したが、請求項1および
請求項2の発明は、これに限らず、公知のサッカーゲー
ム、バスケットゲーム、ホッケーゲームのような対戦式
テーブルゲーム装置にも適用できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、それぞれのゴールを互いに非対面する側辺に形成
したから、対戦する相手同志がテーブルの同一側辺に並
ぶか、または隣接もしくは近接する2つの側辺に立って
互いに並んでプレイすることができるようになり、よっ
て並行対戦式(非対面式)になる。このため、対向対戦
式ゲーム装置に比べて設置スペースが小さくてすむ。ま
た、ゲームセンターやゲームコーナなどの遊戯場の隅部
や壁際に設置することもできる。このことから遊戯場で
遊戯装置のレイアウトが容易になる。
【0043】また、請求項2の発明によれば、対戦する
遊戯者は得点等を表示する表示盤に向かい合うようにな
り、表示盤が見易くなる。また、表示盤の取り付け場所
が遊戯者と対向する位置であるから、表示盤を大きくす
ることができ、表示項目を多くすることもできる。
【0044】請求項3の発明によれば、従来のエアーク
ッション式テーブルゲーム装置に似た遊び方をすること
ができる。請求項4の発明によれば、ゲームコマの跳ね
返りを利用して遊ぶ、いわゆる従来のスカッシュゲーム
をテーブルゲームに応用したような遊び方ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す並行対戦式テーブ
ルゲーム装置の斜視図。
【図2】同実施例のゲーム装置の平面図。
【図3】同実施例のゲーム装置の正面図。
【図4】同実施例のゲーム装置の側面図。
【図5】同実施例のゲーム装置の圧力室の構成を示す部
分斜視図。
【図6】同実施例のゲーム装置を6台用いて配置した場
合の平面図。
【図7】本発明の第2の実施例を示す並行対戦式テーブ
ルゲーム装置の平面図。
【図8】本発明の第3の実施例を示す並行対戦式テーブ
ルゲーム装置の平面図。
【図9】本発明の第4の実施例を示す並行対戦式テーブ
ルゲーム装置の平面図。
【符号の説明】
1…遊戯台 2…脚柱 3…テーブル板 4…テーブル面 7…表示盤 9…パック 10…マレット 11…区画板 12…圧力室 13…ブロア 31…細孔 51〜58…立上がり側壁 61,62…ゴール 71,72…得点表示部 73…遊戯時間表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対戦する遊戯者が互いにテーブル面に置
    かれたボールまたはパックなどのゲームコマを殴打手段
    にて打つことによりこのゲームコマを相手のゴールに入
    れて得点を競う対戦式テーブルゲーム装置において、 上記テーブル面のそれぞれゴールが設けられた側辺は、
    互いに非対向する位置に設けられていることを特徴とす
    る対戦式テーブルゲーム装置。
  2. 【請求項2】 非対向する位置に設けられたゴールを有
    する側辺は、それぞれ共通の表示盤に向き合っているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の対戦式テーブルゲーム
    装置。
  3. 【請求項3】 上記ゲームコマはテーブル面を滑るパッ
    クであり、殴打手段は遊戯者が手に持って操作するマレ
    ットであり、かつテーブル面は平面視で四角以上の多角
    形状をなし、各側辺には上記パックが当たった場合に跳
    ね返される立上がり側壁が形成されていることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の対戦式テーブルゲ
    ーム装置。
  4. 【請求項4】 ゴールとゴールの間に仕切り部を設け、
    ゲームコマが自陣のゴールから相手のゴールに至るまで
    に必ずや1回以上、いずれかの立上がり側壁に当たって
    跳ね返されることを特徴とする請求項1ないし請求項3
    のいずれか1に記載の対戦式テーブルゲーム装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2468661A (en) * 2009-03-17 2010-09-22 Alan Bernard Stone A court for a table-top squash game

Cited By (2)

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GB2468661A (en) * 2009-03-17 2010-09-22 Alan Bernard Stone A court for a table-top squash game
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