JPH08210279A - 横形ヘリウム用スクロール圧縮機 - Google Patents

横形ヘリウム用スクロール圧縮機

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JPH08210279A
JPH08210279A JP7281538A JP28153895A JPH08210279A JP H08210279 A JPH08210279 A JP H08210279A JP 7281538 A JP7281538 A JP 7281538A JP 28153895 A JP28153895 A JP 28153895A JP H08210279 A JPH08210279 A JP H08210279A
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oil
chamber
scroll
compressor
helium
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JP7281538A
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English (en)
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Masao Shiibayashi
椎林正夫
Yoshiaki Ibaraki
茨木善朗
Yasushi Izunaga
康 伊豆永
Shintaro Sado
慎太郎 佐渡
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/0007Injection of a fluid in the working chamber for sealing, cooling and lubricating

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘリウム液化用冷凍装置に適用するヘリウム
圧縮用のスクロール圧縮機において圧縮機の効率を向上
したり冷却効果を高めること。 【解決手段】 固定スクロールと旋回スクロールを備
え、密閉容器内にガス吐出室と電動機室を形成し下方に
油溜めを設け、クランク軸を水平に設定した横形のヘリ
ウム用スクロール圧縮機において、ガス吸入管11をガ
ス吐出室32を貫通して固定および旋回両スクロール間
のガス吸入室と連通させ、吐出室と電動機室33とを連
通路26により連通し、フレーム15下端部に、吐出室
に溜った油を電動機室側に導く均油路27を設け、吐出
室と反対側の容器側端部の上方部に吐出管16を設け、
電動機室の下方の油溜りから冷却用インジェクション油
を外部に取出す配管47を設け、油取出し管より導かれ
た油を別設置の油冷却器を介してスクロール部の圧縮室
にインジェクションする配管経路を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は極低温分野のヘリウ
ム冷凍装置、殊にヘリウム液化用冷凍装置に適したヘリ
ウム圧縮用の横形スクロール圧縮機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のヘリウム用途に用いられたスクロ
ール圧縮機としては、特開昭61−187584号公報
に記載のように、スクロールラップの巻き数が2.5巻
き程度のスクロール形状を備えた給油式のヘリウム圧縮
用スクロール圧縮機が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、ヘリ
ウムガスの用いられる冷凍装置の中でも、冷却到達温度
が20Kレベルの領域となるクライオポンプ装置に適し
たものである。すなわち圧縮機の運転圧力比が2〜4と
いった比較的低圧力比(中圧力比)域の運転条件となっ
ている。(以下、特に断らない限り、運転圧力比を単に
圧力比と略記する。)このような低圧力比条件に適した
スクロール圧縮機はヘリウム液化用途の冷凍装置のヘリ
ウム圧縮機には使えないという問題がある。これは、ヘ
リウム液化用途の運転条件では、吸入圧力(低圧側圧
力)が0kg/cm2 G(Gはゲージ圧力の意)付近で
吐出圧力(高圧側圧力)が18〜20kg/cm2 Gと
なり、圧力比として19〜21と高い圧力比が必要とな
るためである。
【0004】また旋回スクロールの鏡板に設けた細孔か
ら該鏡板背面側に導いた中間圧で旋回スクロールを固定
スクロール側に押付ける中間圧方式のスクロール圧縮機
の場合、上記したスクロール形状(ラップ巻き数が約
2.5のもの)では充分な押付け力が得られず、圧力比
10前後で使用しようとすると旋回スクロールが固定ス
クロールから離れるといった離脱現象が生じ、高い圧力
比運転ができないという問題がある。
【0005】低運転圧力比用スクロール圧縮機を2台直
列に配備して高圧力比を得るような装置もあるが、この
場合、圧縮機ユニットの軽量化や省スペース化などの点
で不利となる。
【0006】他方、フロンガスを用いて蒸発温度が−4
0℃といった比較的低温を得る冷凍装置においても、圧
力比7前後が主な運転域となる。このようなフロンガス
を用いた冷凍装置には前記の低運転圧力比用スクロール
圧縮機は適用できないという問題がある。
【0007】本発明の目的は、フロンガスを冷媒に用い
る冷凍用途と、ヘリウム液化温度の4.5K前後の極低
温の得られるヘリウムガスを用いるヘリウム液化用冷凍
装置に共用できるスクロール圧縮機構造を提供するにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による横形ヘリウ
ム用スクロール圧縮機は、圧縮要素部となる固定スクロ
ールと旋回スクロールを備え、密閉容器の側端部より反
対側の側端部に向かってガス吐出室と電動機室をフレー
ムにて区画して形成するとともに両室の下方に油溜めを
設け、上記旋回スクロールを駆動するための上記電動機
により駆動されるクランク軸の軸心を水平方向に設定し
た横形のヘリウム用密閉形スクロール圧縮機において、
ガス吸入管をガス吐出室を貫通して固定および旋回両ス
クロール間のガス吸入室と連通する吸入孔と接続し、吐
出室と電動機室とを固定スクロールおよびフレームの上
縁部に設けた連通路にて連通し、該連通路を通って吐出
室から電動機室にガスを導くようにするとともに、フレ
ーム下端部には、吐出室に溜った油を電動機室側に導く
均油路を設け、吐出室と反対側に位置する容器側端部の
上方部に圧縮機の外部に吐出ガスを導く吐出管を設け、
かつ前記電動機室の下方の油溜りから冷却用インジェク
ション油を外部に取出す配管を上記吐出管と同じ側の容
器側端部の下方部に設置するとともに、該油取出し管よ
り導かれた油を別設置の油冷却器を介してスクロール部
の圧縮室にインジェクションする配管経路を備えたこと
を特徴とする。
【0009】この様な構成とする理由は、ヘリウムガス
の比熱比κがκ=1.66と他のガス(フロンガス)に
比べて高いため、断熱圧縮時の吐出ガス温度が高くなる
ので、これを防ぐため油によるガスの冷却を行う必要が
あるからである。
【0010】
【作用】図1に、設定容積比Vr =3.9としたスクロ
ール形状(その具体的な歯形形状を図3から図7に示
す。)を用いた場合の運転圧力比に対する断熱図示効率
の変化を計算した結果を示す。断熱図示効率ηi(th)
次式で与えられるもので、主に高圧力比運転での圧縮不
足に伴う動力損失の大きさを理論動力との比で表わした
値となる。
【0011】
【数1】
【0012】ここでPd :吐出圧力 Ps :吸入圧力 κ :比熱比 Vr :設定容積比 κはガスに固有の値であり、図1において、κ=1.1
5はフロンガスR−22の場合であり、κ=1.66は
ヘリウムガスの場合である。図1から、本発明に該当す
る上記スクロール形状とすることにより、冷媒フロンガ
ス(R−22)による冷媒仕様の運転域においても、ま
たヘリウムガスによるヘリウム液化装置の運転域におい
ても、ηi(th) の値が90%前後という高い効率が示さ
れていることが分かる。該スクロール形状を持つ圧縮機
に対して前記した油インジェクション構造などの冷却手
段を付加することにより、さらに圧縮機の効率が向上で
きることを実験的につかんでいる。このような効率特性
を備えたスクロール形状は、フロンガス利用の冷凍装置
のフロンガス圧縮用のスクロール圧縮機にも、ヘリウム
液化装置のヘリウムガス圧縮機にも共用できる。また本
構成により、圧縮機のわずかな改造により両用途に対し
て高性能で高信頼性のスクロール圧縮機が容易に提供で
きる。すなわち、上記した両用途に、スクロール部(歯
形形状)を共用化することを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のスクロール形状を有する
スクロール圧縮機を、ヘリウム液化用途のヘリウム圧縮
用の圧縮機として構成した場合を、図2から図7にわた
って示す。
【0014】図2は、本実施形態のスクロール圧縮機の
全体構成の縦断面図であり、旋回スクロールを旋回駆動
するクランク軸およびその駆動用電動機を水平に配置
し、スクロール部を図で右側に、電動機部を図で左側に
配した横形構造のスクロール圧縮機の全体構造を示す。
図2において、旋回スクロール5および固定スクロール
1は夫々の鏡板5a,1aを上下方向に立てるように組
合わされて圧縮機部を構成している。固定スクロール1
と旋回スクロール5の詳細な形状は図3から図7に示し
てある。
【0015】図2に示すように、このスクロール圧縮機
は、密閉形・給油式スクロール圧縮機を成しており、密
閉容器31と、これの内部に形成された吐出室32と、
電動機室33と、下方の油溜め34a,34bと、フレ
ーム15と、固定および旋回両スクロール1,5よりな
る圧縮機部とガスの吸入管11と、背圧室26と、圧縮
ガスの吐出管16と、電動機17と、回転駆動軸(クラ
ンク軸)19および偏心軸(クランクピン)20と、中
央部の油吸い上げ管23とを有する。ヘリウムガスや油
分を吐出室32から電動機室33に導く連通路26a,
26bと、両室32および33内の油溜め34a,34
bの油面のレベルを調整するための均油路27とを固定
スクロール鏡板1aの外周部の上部と下部に夫々設けて
ある。前記フレーム15は、密閉容器31の胴体31a
の内部にボルト15aにて固定されている。
【0016】前記スクロール圧縮機部は、固定スクロー
ル1と、旋回スクロール5と、オルダム継手10とを有
して構成されている。前記固定スクロール1は、図3に
示すように円板状の鏡板1aと、インボリュート曲線ま
たはこれに近似の曲線で形成されかつ鏡板1aに垂直に
取り付けられたラップ1bとを有して構成されている。
また、固定スクロール1は円周方向に間隔をおいて取り
付けられた複数本のボルト9で前記フレーム15に固定
されている。前記各ボルト9は、固定スクロール1の鏡
板1aの外縁部に、円周方向に間隔をおいて形成された
ボルト通し穴9a(図3参照)に挿通され、かつ、フレ
ーム15の外縁部に前記ボルト通し穴9aに合わせて設
けられたねじ穴にねじ込まれて止められている。一方、
旋回スクロール5は円板状の鏡板5aと,前記固定スク
ロール1のラップ1bとかみ合う形状に形成されかつ前
記鏡板5aに垂直に取り付けられたラップ5bと、前記
鏡板5aにおいてラップ5bの取り付け面の反対側の面
に設けられたボス5cとを有して構成されている。電動
機17で駆動されるクランク軸19の偏心軸20は上記
ボス5cに軸受嵌合しており、クランク軸19が電動機
17で回転されると、旋回スクロール5は、オルダムリ
ングおよびオルダムキーからなるオルダム継手10を介
して自転が阻止されて旋回運動し得るようになってい
る。固定スクロール1の鏡板1aと旋回スクロール5の
鏡板5aとは対向させて配置され、固定スクロール1の
ラップ1bと旋回スクロール5のラップ5bとは互いに
かみ合わされている。
【0017】前記ヘリウムガスの吸入管11は、図2に
示すように、機外からスクロール圧縮機の固定スクロー
ル内周部の吸入室22にガスを導入するようになってい
る。更に図2に示すように、密閉容器31の電動機室3
3側のサイドカバー31cには、該室33内の下部の油
溜り34から油を取出す下方に弯曲した油取出管47a
が油取出口47を経て機外の油配管51に接続されてお
り、この油配管51は、図2には図示されていない油冷
却器を介して、密閉容器31の圧縮機部側のサイドカバ
ー31bを貫通している油インジェクション管40に接
続されている。油インジェクション管40は固定スクロ
ール1の鏡板1aに設けられた後述の油インジェクショ
ン孔1wに接続されている。なお、57は電動機への給
電端子保護カバーである。
【0018】固定スクロール1と旋回スクロール5のラ
ップ間に形成される密閉空間(圧縮室)13は旋回スク
ロールの旋回につれてその容積を減じ、従って、吸入室
22から該減圧室13に取り込まれたガス(ヘリウム)
は圧縮されて固定スクロール1鏡板1aの中央の吐出口
2から吐出室32に吐出されるのであるが、この過程に
おいてガスは油インジェクション管から注入される前記
の油で冷却される様になっている。
【0019】図3は、上述のスクロール圧縮機における
固定スクロール1の平面図であり、また図4は固定スク
ロールの鏡板部1aに設けた油インジェクション用孔1
wに接続された油インジェクション管40とその周辺の
構造を示す縦断面図であり、図5と図6は旋回スクロー
ル5の平面図と縦断面図であり、図7は両スクロール
1,5の噛み合った状態を示す平面図である。
【0020】本実施形態ではスクロール部の設定容積比
(最大密閉空間形成時の容積/最小密閉空間形成時の容
積)Vr の値、3.9の例が前記図に例示される。
【0021】ここで、図5をもとにして、設定容積比V
r を式で表わすと次式のとおりである。
【0022】
【数2】
【0023】ここでλl はラップ巻き終わり部である5
K(5J’)の位置のスクロールラップ巻き角度(図の
場合λl =25.2rad)であり、λS はラップ巻き
始め部の5Pの位置のスクロールラップ巻き角度(図の
場合λS =1.05rad)である。πは円周率で、α
は次式で表わされるパラメータである。
【0024】
【数3】
【0025】本実施形態のスクロール圧縮機は、後述の
フロンガス用途である冷凍仕様のスクロール圧縮機に較
べて、ヘリウム液化用途のものであるため、次のような
改造をしている。すなわち、前述の如く、ヘリウムガス
及び圧縮機全体(主に電動機17)を冷却するため、両
スクロール部で形成される圧縮室13に油を注入できる
よう油インジェクション管40を設け、該管40と圧縮
室13側とを連結する孔1wを固定スクロール1の鏡板
部に設ける。この油インジェクション孔1wの穴径d0
はラップ厚さtよりも大きく、かつ、歯溝中央位置に1
箇所設けている。このようなインジェクション孔の構造
は、冷却油量を多く確保できること、またインジェクシ
ョン管40内の圧力脈動を抑える効果がある。油インジ
ェクション孔1wの位置は、図の場合スクロールラップ
巻き角度としてλ0 ≒16.3radの位置である。こ
のλ0 の位置に在る油インジェクション孔1wは、両ス
クロール間に最大容積の密閉室が形成されるクランク軸
回転角度から約35°のクランク軸回転角度までの範囲
に亘って、吸入室22と連通する。この様に吸入室22
側とインジェクション管40とが一時的に連通する構成
とすることにより、圧縮機の起動の際に生じる恐れのあ
る油圧縮現象を回避する効果が得られ、また吸入ガスの
油による冷却効果を高めることができる。
【0026】その他の改造点は、前記したように、電動
機室側のサイドカバー31cにインジェクション油を機
外に導く油取出し管47a及び油取り出し口47を設
け、油配管51に取出された油溜め34bからの油を油
冷却器で冷却し、この冷却された油が上記油インジェク
ション管を介して上記の油インジェクション孔1wから
上記の様に注入される様にしたことである。
【0027】吸入室22に入ったヘリウムガスは、イン
ジェクションされた油と合流し圧縮室13にて圧縮作用
を受けながら圧縮要素部の中心部に向かって移動する。
そして固定スクロール1の中央部の吐出孔2からガスと
油は吐出室32に至り、右サイドカバー31bの内壁面
に衝突するとともにガスは上方向に流れが方向変換する
などして、大部分の油はガスと分離され、下方の油溜め
部34aに落下する。油分の少なくなったガスは固定ス
クロール1の外周部上方の連通路26a,26b及びフ
レーム15に同様に設けた連通路15fを通って電動機
室33に至る。なお両室を連結するこれら連通路は図3
に示すように、短形状の通路26aと26bとの2箇所
が設けられており、この部分を通るガス速度を極力低下
せしめている。この部分のガス速度とチャンバ(密閉容
器)自体の油分離作用とは相関があり、上記構成とする
ことによりヘリウム圧縮機として適正な油分離性能が得
られる。電動機室33は、広い空間になっているので、
ここではガス速度は大きく低下し、ガス中に混合してい
る油はさらに分離されて下方に落下する。
【0028】なお、図5に示すように、旋回スクロール
の鏡板5aには細孔29a,29bを設けており、これ
により、旋回スクロール5の鏡板背部(図で鏡板5aの
左側方部)の存する背圧室36の圧力を吸入圧力と吐出
圧力との中間的圧力として旋回スクロールを固定スクロ
ールへ押圧する力を得ている。したがってクランク軸1
9の軸受部37,38およびボス部5cの軸受部39へ
の給油は、電動機室33の圧力(高圧側圧力)と背圧室
36の圧力との差圧を利用して給油管23を介して行な
われる。このように軸受部38と39を潤滑した油は背
圧室36に至り、内部のオルダムリング部10の摺動部
を潤滑した後、背圧孔(細孔)29a,29bを介して
圧縮室13側へ移動し、ここでヘリウムガス及び管路4
0を通ってインジェクションされた油と混合することと
なる。これらガスと油とが一緒になって、圧縮室13、
吐出室32、更には電動機室33へとチャンバ内を移動
する。電動機室33で大部分の油を分離し、油分の少い
ヘリウムガスが吐出管16を介して外部の冷却器50
(図18参照)に導かれることになる。このように、本
実施形態では吐出室32で第一段目の油分離作用を、電
動機室33では第二段目の油分離作用をなさしめ、チャ
ンバ自体の油分離性能を飛躍的に向上することができ
る。
【0029】図5に示した細孔29a,29bの位置
は、後述するフロンガス用途の冷凍仕様の旋回スクロー
ルの場合(図11の29c,29dの位置)よりも約1
radだけラップ巻始め部に寄った位置に設定してい
る。このように、中間圧導出用孔の位置を用途に応じて
変更改造している。この背圧孔29a,29bの位置変
更は、旋回スクロールの安定した挙動(鏡板変位の軸方
向踊り防止)を図り且つ高圧力比運転を確保するための
ものである。図5の上記細孔はスクロールラップ巻き角
度にしてλb =12.2radである。
【0030】インジェクションする油の供給源として、
吐出管16を接続したサイドカバー部31cの油取り出
し口47に設けた油取出管47aを介して油溜め34b
から高温の油を取り出す。油取出管47aは、油吸込み
口をチャンバ底部に向けるようにした曲がり形状とされ
ている。油取り出し口47をガスの吐出管16を設けた
のと同じサイドカバー部に設定したことにより高温の油
を機外に導くことが可能となり、油により機外に持ち去
られる熱量をより多くすることができる(この機外に取
出された油は油冷却器で冷却されることは前述したとお
りである)。
【0031】このように、本実施形態では、ヘリウムガ
スとインジェクション油との圧縮機内部の流れを冷却面
で有効に活用できるようにするために、インジェクショ
ン油の圧縮機からの取出し位置を電動機室側のサイドカ
バー部に設定し、圧縮機から機外へのヘリウムガスの吐
出口と同じ側に設定するものである。従って、圧縮機が
横形構造で底部油溜めの油と電動機との接触面積が大き
いことと相俟って、油による圧縮機全体の冷却効果を高
めることができる。この横形構造では、電動機の下部が
油溜め中に浸っており、放熱面積は従来の縦形構造に比
べて数倍の大きさとなる。このように油を介して、電動
機からの発熱をチャンバ側壁部に伝え、チャンバ表面か
らの放熱量を高めることができる。
【0032】また本実施形態では、ヘリウムガスは吸入
管11から、直接、スクロール1と5からなる圧縮機部
の吸入室22に吸込まれるので、圧縮機内部やチャンバ
周囲からの加熱による吸入ガスへの影響が、低圧チャン
バ方式の構造(吸入ガスが電動機室を通った後に圧縮機
部の吸入室に入る構造)の圧縮機に比べて、小さいとい
う性能面での利点がある。
【0033】なお、本実施形態では、設定容積比Vr
3.9に設定した例を示したが、設定容量比Vr をVr
=3.5〜4.5に設定しても同様の効果が得られる。
設定容積比をVr =5にすることも可能だが、スクロー
ルの鏡板外径がVr の大きさに比例して大きくなるの
で、軽量化と小型化の面で不利となる。
【0034】図8から図12は、本発明をフロンガスを
用いた冷凍装置に用いられるスクロール圧縮機とした場
合の実施形態における圧縮機の構造及びスクロール部の
形状を示す図である。これらの図に示した実施形態と前
記したヘリウム液化用途のスクロール圧縮機の実施形態
(図2〜図7)との比較にて分かるように、両者ともス
クロール歯形形状及びそれの駆動機構などは共通して用
いている。ただし、後者の実施形態の圧縮機には、油イ
ンジェクション構造は付加されていない。具体的には、
図9において油穴1wは設けられておらず、また図8に
おいて油インジェクション管40も油取出し口47、油
取出管47a、油配管51も付属していない構成として
いる。その他の主な構成部品は全て先の実施形態として
共用化している。ただし、前記したように、旋回スクロ
ールの鏡板部に設けた中間圧用細孔29c,29dはヘ
リウム液化用途圧縮機に比べて、よりラップ巻終わり端
部の方に寄った位置(図11ではλb =13.2rad
としている)にしている。このように、本発明のスクロ
ール圧縮機では背圧室36に中間圧力を導く細孔29
c,29dの位置を用途に応じて変更、追加工すること
ができるような構成となっている。この他、チャンバ底
部の油の種類も用途に応じて変更することが可能であ
る。なお圧縮機内部のガスおよび軸受用油の流れについ
ては前に説明したのと同様であるので、ここではその説
明は省略する。
【0035】図13は前記第1の実施形態として述べた
ヘリウム液化用スクロール圧縮機の外観図で、図14は
油インジェクション回路を備えた圧縮機まわりの構造を
示す。該圧縮機には、油面計48が付属しており、油面
計の中央レベル48cに比べて、油を取り出す油取出管
47aの下端開口部を低い位置に設定しており、図13
中に示したL寸法を例えば十数ミリメートルに設定して
ある。これによりインジェクション油量を常に確保する
ものである。また油のレベルを適正に調整する機能があ
る。油取り出し管47aから取出された高温の油は油配
管51を介して油冷却器55に至り、ここで油は冷却さ
れる。冷却された油は電磁弁53及び油量調整用のキャ
ピラリチューブなどの減圧装置54を介して圧縮機部の
圧縮室にインジェクションされる。圧縮機の電源取出し
部57は、インバータ部56と電気的に接続されてお
り、インバータ部56にて運転周波数を変ればクランク
軸19の回転数を変えることができ、これにより、圧縮
機より吐出されるヘリウムガス流量を容易に変えること
ができ、ヘリウム液化冷凍機側の負荷に応じた運転が可
能となる。
【0036】図15は、インバータ制御した場合のイン
ジェクション油量を調節する手段を備えた実施形態であ
る。これを以下説明する。図16は図13に示したよう
にインジェクション油量Qinの調節機能がない場合の動
作例を示す。この場合は、インジェクション油の供給は
ほぼ一定差圧を利用して行なわれるため、駆動周波数H
d に無関係に一定な油の量がインジェクションされる。
このためヘリウムガス中に油の占める体積流量比ξ0
(ξ0 =油の流量/ヘリウムガス流量)がHd の低下と
ともに高くなる。すなわち、低速域になるほど油の占め
る割合が高くなり、圧縮機の起動の際の油圧縮作用をひ
きおこす恐れがある。これを改善するため図15に示す
実施形態では、減圧装置54a,54bを並列に設け、
或る所定の運転周波数を境にして片側を電磁弁53にて
開閉する操作をすることにより、運転周波数に応じて適
正なインジェクション油量を供給することができる。そ
の動作例を図17に示す。すなわち、上記したξ0 の値
をほぼ一定に維持することができる。なお、弁53の開
度を運転周波数に応じ連続的に変えるようにしてもよ
い。
【0037】図18は前記ヘリウム圧縮用の圧縮機10
8をヘリウム液化用冷凍装置に組込んだ場合の実施形態
である。圧縮機108は高圧力比20まで単段圧縮が可
能で、高効率の圧縮機特性を備えており、このため圧縮
機は1台のみ配備される。該圧縮機108とガス冷却器
50、油分離装置70や油冷却器55(図15参照)な
どの機器が一つの架台上に機能的に配置された圧縮機ユ
ニット80(詳細は図示せず)にまとめられている。圧
縮機は1台だけであり、圧縮機ユニットにした場合、ユ
ニット全体の軽量化と省スペース化が図られる。圧縮機
108は、図2に示したように横形構造としているため
高さ方向に制限のある冷凍装置にあっても、より低い圧
縮機ユニットの外法寸法がとれるという利点がある。
【0038】図18は、クロードサイクル冷凍装置の例
を示している。圧縮機ユニットから吐出された高圧ヘリ
ウムガスは、高圧ライン110を介して5段の熱交換器
301〜305により極低温まで冷却され、ジュール・
トムソン弁115(以後「J−T弁」と称する。)に至
る。なお高圧ガスの予冷は、高圧ガスの一部を途中の膨
張機140,160による断熱膨張によってもたらされ
る寒冷ガスを利用する。5番目の熱交換器301を通っ
た高圧のヘリウムガスの温度は約10K近くになる。そ
して上記したJ−T弁115で断熱膨張させてヘリウム
液体温度以下の4.2Kの極低温を得る。なお、バイパ
ス管路120,190及び吸入弁130,191を通っ
て膨張器140,160では上記したように断熱膨張す
る。
【0039】J−T弁115を通過したヘリウムはジュ
ールトムソン膨張を経てヘリウム200となって、高圧
容器(輻射シールド付)215内に溜る。この容器内に
は、超電導コイル212が浸漬されており、液体ヘリウ
ムは該コイル212を液体ヘリウム温度下(4.5K前
後)で冷却する。
【0040】次に、低圧ガスライン105a,105に
導かれたヘリウムガスは前記した5段の熱交換器により
極低温から常温(大気温度)まで温度上昇しながら、再
び圧縮機ユニット80のガス吸込部80aまで戻る。
【0041】以上の説明のように、本発明は、フロンガ
スを冷媒に用いる冷凍用途と、ヘリウム液化温度の4.
5K前後の極低温の得られるヘリウムガスを用いるヘリ
ウム液化用冷凍装置に共用できる圧縮機として、設定容
積比が3.5〜4.5のスクロール形状となして上記両
用途に共用できるスクロール部の歯形形状とすることを
特徴としている。本構成により、圧縮機のわずかな改造
により両用途に対して高性能で高信頼性のスクロール圧
縮機が簡便に提供できるものである。また横形構造のス
クロール式ヘリウム圧縮機の構成とすることにより、油
による電動機の冷却効果(電動機の下部が油溜めに浸っ
ていることによる冷却効果)及びチャンバ放熱作用を促
進し、圧縮機全体の冷却効果が高まる。またインジェク
ション用油の油取出し位置を圧縮機のヘリウムガス吐出
管と同じサイドカバー部に設けることにより、より一層
油による冷却効果が高まる。上記構成とすることによ
り、チャンバ底部の油の温度をより低く抑えることがで
きるので、ヘリウム用途で問題となる油の劣化を防止で
き、油の寿命ひいては圧縮機自体の寿命にも良い結果を
もたらす。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば次の効果がある。
【0043】(1)単一のスクロール歯形形状を、フロ
ンガスを用いた冷凍サイクル向けのフロンガス圧縮機
と、ヘリウム液化用途向けのヘリウムガス圧縮機とのい
ずれにも共用できるので、経済的であり、製造コストが
安価となる。
【0044】(2)ヘリウム液化用のヘリウム冷凍装置
に、スクロールラップの設定容積比Vr がVr =3.5
〜4.5前後である様に設定したスクロール形状を有す
るスクロール圧縮機を配備し、圧力比20という高圧力
比運転の単段圧縮が可能となる。したがって圧縮機ユニ
ットとして従来より軽量化と省スペース化が図れる。
【0045】(3)インバータ制御によるヘリウム圧縮
機の運転において、冷凍機側の負荷に応じたヘリウム流
量の制御と共にインジェクション油量の制御ができ、高
い信頼性を維持して、常に最適冷凍運転を行って省エネ
ルギー化を図ることができる。 (4)圧縮不足がなくなるので、旋回スクロール背面側
の背圧室に導かれる中間圧の不足で旋回スクロールが固
定スクロールから離れるといった現象は防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクロール歯形をヘリウム液化用途と
フロンガスを用いた冷凍用途に適用した場合の圧縮機の
効率特性を示す説明図。
【図2】ヘリウム圧縮用の横形スクロール圧縮機の全体
構造を示す縦断面図。
【図3】図2の圧縮機における固定スクロールと旋回ス
クロールの平面図。
【図4】固定スクロールの油インジェクション部の縦断
面図。
【図5】旋回スクロールの平面図。
【図6】旋回スクロールの縦断面図。
【図7】固定スクロール及び旋回スクロールの噛合い状
態を示す平面図。
【図8】フロンガス圧縮用の横形スクロール圧縮機の縦
断面図。
【図9】図8の圧縮機における固定スクロールの平面
図。
【図10】図8の圧縮機における固定スクロールの縦断
面図。
【図11】図8の圧縮機における旋回スクロールの平面
図。
【図12】図8の圧縮機における旋回スクロールの縦断
面図。
【図13】図2の圧縮機の外観図。
【図14】油インジェクション回路を備えた圧縮機まわ
りの全体構成図。
【図15】油インジェクション回路を備えた圧縮機まわ
りの全体構成図。
【図16】インジェクション油量の制御例を示す説明
図。
【図17】インジェクション油量の制御例を示す説明
図。
【図18】ヘリウム液化装置の全体構成図。
【符号の説明】
1…固定スクロール 1w…油インジェク
ション孔 5…旋回スクロール 32…吐出室 36…背圧室 40…油インジェク
ション管 47a…油取出管 51…油配管 55…油冷却器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐渡 慎太郎 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所清水工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮要素部となる固定スクロールと旋回
    スクロールを備え、密閉容器の側端部より反対側の側端
    部に向かってガス吐出室と電動機室をフレームにて区画
    して形成するとともに両室の下方に油溜めを設け、上記
    旋回スクロールを駆動するための上記電動機により駆動
    されるクランク軸の軸心を水平方向に設定した横形のヘ
    リウム用密閉形スクロール圧縮機において、 ガス吸入管をガス吐出室を貫通して固定および旋回両ス
    クロール間のガス吸入室と連通する吸入孔と接続し、吐
    出室と電動機室とを固定スクロールおよびフレームの上
    縁部に設けた連通路にて連通し、該連通路を通って吐出
    室から電動機室にガスを導くようにするとともに、フレ
    ーム下端部には、吐出室に溜った油を電動機室側に導く
    均油路を設け、吐出室と反対側に位置する容器側端部の
    上方部に圧縮機の外部に吐出ガスを導く吐出管を設け、
    かつ前記電動機室の下方の油溜りから冷却用インジェク
    ション油を外部に取出す配管を上記吐出管と同じ側の容
    器側端部の下方部に設置するとともに、該油取出し管よ
    り導かれた油を別設置の油冷却器を介してスクロール部
    の圧縮室にインジェクションする配管経路を備えたこと
    を特徴とする横形ヘリウム用スクロール圧縮機。
  2. 【請求項2】 圧縮機を回転数可変に制御するインバー
    タを備え、インジェクション油の油量調節用の減圧装置
    を並列に設け、片側のインジェクション流路に弁を付属
    して該弁を圧縮機回転数に応じて開閉操作せしめること
    を特徴とする請求項1記載の横形ヘリウム用スクロール
    圧縮機。
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