JPH08205165A - 映像処理システム - Google Patents

映像処理システム

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JPH08205165A
JPH08205165A JP7025964A JP2596495A JPH08205165A JP H08205165 A JPH08205165 A JP H08205165A JP 7025964 A JP7025964 A JP 7025964A JP 2596495 A JP2596495 A JP 2596495A JP H08205165 A JPH08205165 A JP H08205165A
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JP
Japan
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frame
motion vectors
current frame
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motion
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Application number
JP7025964A
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Inventor
Hae-Mook Jung
海黙 丁
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Daiu Denshi Kk
WiniaDaewoo Co Ltd
Original Assignee
Daiu Denshi Kk
Daewoo Electronics Co Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
    • H04N19/51Motion estimation or motion compensation
    • H04N19/577Motion compensation with bidirectional frame interpolation, i.e. using B-pictures
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
    • H04N19/51Motion estimation or motion compensation
    • H04N19/537Motion estimation other than block-based
    • H04N19/54Motion estimation other than block-based using feature points or meshes
    • HELECTRICITY
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    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/587Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal sub-sampling or interpolation, e.g. decimation or subsequent interpolation of pictures in a video sequence

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  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレームデシメーション法と画素単位の動
き推定及び補償を用いた映像処理システムを提供するこ
と。 【構成】 本発明の映像処理システムは、符号化手段
と復号化手段とを備え、符号化手段がビデオ信号のフレ
ームを飛ばして選択する手段と、前フレームと現フレー
ムの変位を推定して前フレームを推定された変位で補償
し予測された現フレームを提供する手段と、現フレーム
と予測された現フレームとの差分信号を生成し差分信号
と動きベクトルの第1セットとを符号化する手段とを含
み、復号化手段が、差分信号と動きベクトルの第1セッ
トとを復元する手段と、動きベクトルの第1セットに基
づいて前フレームと現フレームとの間の変位を推定し、
それらから予測された現フレームを復元する手段と、こ
の予測された現フレームと差分信号とから現フレームを
復元する手段と、飛ばされたフレームを復元する手段と
を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオ信号を符号化、復
号化する映像処理システムに関し、特に、データを圧縮
するためのフレームデシメーション(frame decimation)
法と画素単位の動き推定及び動き補償とを用いてビデオ
信号を符号化、復号化する映像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ディジタル信号化された
画像信号の伝送は、アナログ信号より良好な画質を伝送
することができる。一連の画像“フレーム”から成る画
像信号がディジタル信号として表現される時、特に、高
精細度テレビジョンシステムの場合、大量のデータを伝
送しなければならない。しかし、従来の伝送チャネルの
使用可能な周波数帯域は制限されているため、大量のデ
ィジタルデータを制限されたチャネル帯域を通じて伝送
するためには、伝送データ量を圧縮、または減らすこと
が必要である。多様なビデオ信号の圧縮方法の中で、い
わゆるハイブリッド符号化法が最も効果的であると知ら
れている。この方法は、統計的圧縮技術と時間的/空間
的圧縮技術とを組み合わせたものである。
【0003】ほとんどのハイブリッド符号化法は、動き
補償DPCM(差分パルス符号変調)、2次元DCT(離散コ
サイン変換)、DCT係数の量子化、VLC(可変長符号化)
などを用いている。動き補償DPCMは、現フレームと前フ
レームとの間の物体の動きを決定すると共に、物体の動
きから現フレームを予測し、現フレームとその予測との
差を表す差分信号を生成する方法である。この方法は、
例えば、Staffan Ericssonの“Fixed and Adaptive Pre
dictors for Hybrid Predictive/Transform Coding”、
IEEE Transactions on Communications、COM-33、No.12
(1985年12月)、またはNinomiyaとOhtsukaの“A Motion
Compensated Interframe Coding Schemefor Television
Pictures”、IEEE Transactions on Communications、
COM-30、No.1(1982年1月)に記載されている。
【0004】より詳しく述べると、動き補償DPCMでは、
現フレームは、現フレームと前フレームとの間の動き推
定に基づいて、対応する前フレームから予測される。推
定された動きは、前フレームと現フレームとの間の画素
(pixel)の変位を表す2次元動きベクトルで表す
ことができる。
【0005】物体の画素の変位を推定するには様々な基
本的なアプローチがあるが、一般に、2つのタイプに分
類される。その中の一つはブロック単位の動き推定で、
もう一つは画素単位の動き推定である。
【0006】ブロック単位の動き推定では、現フレーム
内のブロックを前フレーム内のブロックと比較して最適
整合ブロックを特定する。これから、伝送される現フレ
ームの全ブロックに対して、フレーム間の変位ベクトル
(フレーム間のブロックの移動量)が推定される。しか
し、ブロック単位の動き推定では、動き補償過程に於い
てブロックの境界にブロック化効果(blocking effect)
が発生することがあり、またブロック内の全ての画素が
同一方向へ移動しない場合には推定の精度が悪く、その
結果全体的な符号化効率が低減されることがある。
【0007】一方、画素単位の動き推定を用いた場合、
変位は各々の画素に対して求められる。この方法は画素
値(pixel value)をより正確に推定し得るとともに、ス
ケール変化(例えば、ズーミング(zooming)のような映
像面に垂直な動き)も容易に取り扱うことができる。し
かし、画素単位の動き推定では、動きベクトルが全ての
画素の各々に対して決定されるので、実際に、全ての動
きベクトルを受信器へ伝送することは不可能である。従
って、選択された1セットの画素(即ち、特徴点)の動
きベクトルを受信器に向けて伝送する。この特徴点の各
々は周囲の画素を代表し得る画素として決定され、受信
器では特徴点でない点の動きベクトルは特徴点の動きベ
クトルから復元することができる。本特許出願と出願人
を同じくする係属中の米国特許出願“Method and Appar
atus for Encoding a Video Signal Using Pixel-by-pi
xel Motion Estimation”に開示された特徴点を用いた
動き推定を採用した符号化器では、最初に前フレームに
含まれる全ての画素から特徴点を選択する。しかる後、
選択された特徴点の各々に対する動きベクトルが決定さ
れるが、この動きベクトルは、それぞれ前フレーム内の
一つの特徴点と対応する現フレーム内の整合点との間の
変位を表す。より詳しく述べると、各々の特徴点に対す
る整合点を現フレームの探索領域で探すが、この探索領
域は対応する特徴点の位置を含む予め定められた広さの
領域として定義される。
【0008】容易に実現することのできる他の圧縮技術
として、フレームデシメーション(frame decimation)法
があるが、この方法では、選択されたフレームだけを符
号化して伝送し、その間の残りのフレームは飛ばすこと
によって、即ち、デシメーションすることによってデー
タの量を減らす(例えば、“Video Codec for Audiovis
ual Services at p x 64kb/s,CCITT勧告案H261.CDM XV-
R 37-E,InternationalTelegraph and Telephone Consul
tative Committee(CCITT),1990年8月”参照)。
【0009】通常、ビデオ信号符号化器への入力は、主
に30フレーム/秒のビデオ信号である。2枚の符号化
されるフレームの間に、1枚、2枚または3枚のフレー
ムが飛ばされるとすると、フレームレートはそれぞれ1
5、10及び7.5フレーム/秒になる。
【0010】上記の符号化器で符号化された信号を復号
化するには、30フレーム/秒のビデオ信号を復元する
ために飛ばされたフレームを推定しなければならない。
このため、フレームデシメーション法を用いて伝送され
た元のビデオ信号を復元することのできる改善されたシ
ステムが開発される必要があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、フレームデシメーション法と特徴点を用いた画
素単位の動き推定及び動き補償とを用いることによって
ビデオ信号の符号化及び復号化をする映像処理システム
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によると、ビデオ信号を符号化して符号化さ
れた信号を提供する符号化手段と、前記符号化された信
号を復号化して復号化されたビデオ信号を提供する復号
化手段とを備える映像処理システムであって、
【0013】前記符号化手段が、前フレームと現フレー
ムとの間にN個(Nは正の整数)のフレームを飛ばして前
記ビデオ信号から複数のフレームを選択する手段と、前
記前フレームと前記現フレームとの間の変位を推定し前
記前フレームを前記推定された変位で補償し画素単位で
予測された現フレームを提供する推定手段と、前記現フ
レームから前記予測された現フレームを減算して差分信
号を生成し前記差分信号と前記推定された変位を代表す
る動きベクトルの第1セットとを符号化することによっ
て符号化された信号を提供する手段とを含み、前記復号
化手段が、前記符号化された信号を復号化して前記差分
信号と前記動きベクトルの第1セットとを復元する手段
と、前記復元された動きベクトルの第1セットに基づい
て前記前フレームと前記現フレームとの間の変位を推定
し前記前フレームを前記推定された変位で補償して前記
予測された現フレームを復元する推定手段と、前記復元
された予測された現フレームと前記差分信号とを加算し
て前記現フレームを復元する手段と、前記前フレームと
前記復元された現フレームとの間の前記N個の飛ばされ
たフレームを決定する手段とを含むことを特徴とする映
像処理システムが提供される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の映像処理システムについて図
面を参照しながらより詳しく説明する。
【0015】図1にフレームデシメーション法と画素単
位の動き推定及び動き補償を用いたビデオ信号符号化器
を示す。
【0016】入力信号はフレームデシメータ101へ入力
される。フレームデシメータ101では、デシメーション
の程度を表す予め定められたフレームデシメーション比
でフレームを飛ばすことによって符号化するフレームを
選択し、選択されたフレームは第1フレームメモリ100
へ入力される。例えば、予め定められたデシメーション
比が2または3である場合、フレームデシメータ101
は、それぞれ2枚に1枚または3枚に1枚の割合でビデ
オ信号を選択する。図1に示されているように、フレー
ムデシメータ101は、選択されたビデオ信号を格納する
第1フレームメモリ100とつながっており、それはさら
に減算器102へとつながっている。また、ラインL10を通
して現フレーム予測ブロック150にもつながっている。
【0017】現フレーム予測ブロック150では、第1フ
レームメモリ100から入力されるラインL10上の現フレー
ム信号と、第2フレームメモリ124から入力されるライ
ンL12上の復元された前フレーム信号とを処理して画素
単位で現フレームを予測し、ラインL30上に予測された
現フレーム信号を出力すると共に、ラインL20上に特徴
点に対する動きベクトルの第1セットを出力する。現フ
レーム予測ブロック150は、図2と図3とを参照して詳
細に説明される。
【0018】減算器102では、ラインL30上の予測された
現フレーム信号が現フレームから減算され、その結果、
データ、即ち、差分画素値を表すエラー信号が映像信号
符号化器105へ入力され、エラー信号は離散コサイン変
換(DCT)などの量子化方法によって一連の量子化され
た変換係数に符号化される。その後、量子化された変換
係数はエントロピー符号化器107と映像信号復号化器113
とに伝送される。エントロピー符号化器107では、映像
信号符号化器105からの量子化された変換係数と現フレ
ーム予測ブロック150からラインL20を通じて入力された
動きベクトルとが、例えばランレングス符号化器と可変
長符号化法とを組み合わた方法などによって符号化され
伝送される。一方、映像信号復号化器113では、映像信
号符号化器105から入力される量子化された変換係数を
逆量子化及び離散コサイン逆変換によってエラー信号に
復元する。
【0019】映像信号復号化器113からの復元されたエ
ラー信号と現フレーム予測ブロック150からの予測され
た現フレーム信号は、加算器115で加え合わせられ、復
元された現フレーム信号となり、第2フレームメモリ12
4に前フレームとして格納される。
【0020】図2には、図1に示されている現フレーム
予測ブロック150の詳細図が示されている。第2フレー
ムメモリ124からのラインL12上の前フレーム信号は、特
徴点選択ブロック210、特徴点動きベクトル検出ブロッ
ク212、及び動き補償ブロック216へ入力される。
【0021】特徴点選択ブロック210では、前フレーム
に含まれる画素の中から複数の特徴点が選択される。各
特徴点は、フレーム内の物体の動きを代表し得る画素と
して定義される。特徴点選択ブロック210からの選択さ
れた特徴点は、特徴点動きベクトル検出ブロック212と
現フレーム動きベクトル検出ブロック214とに入力され
る。
【0022】特徴点動きベクトル検出ブロック212で
は、選択された特徴点に対する動きベクトルの第1セッ
トを検出する。動きベクトルの第1セットの各ベクトル
は、前フレーム内の特徴点とその特徴点と最も類似した
現フレーム内の画素間の変位である。
【0023】全ての特徴点に対して、動きベクトルを検
出した後、動きベクトルの第1セットは現フレーム動き
ベクトル検出ブロック214に入力されると共に、エント
ロピー符号化器107(図1参照)にラインL20を通じて入
力される。現フレーム動きベクトル検出ブロック214で
は、現フレームに含まれた全ての画素に対する動きベク
トルの第2セットを、動きベクトルの第1セットと特徴
点選択ブロックからの特徴点とを用いて決定する。動き
ベクトルの第2セットを決定するため、最初に“準特徴
点(quasi-feature point)”に対する動きベクトルを決
定する。各準特徴点は前フレームの各特徴点から、動き
ベクトルの第1セットの対応する動きベクトルだけ移動
した現フレーム内の画素点を表す。準特徴点の動きベク
トルの大きさは、対応する特徴点の動きベクトルと同じ
であり、その2つの動きベクトルの方向は反対である。
全ての準特徴点に対する動きベクトルを決定した後に、
現フレームの残りの画素である準特徴点でない点に対す
る動きベクトルを次のように決定する。
【0024】図3を見ると、複数の準特徴点が現フレー
ムの全体に不規則に分布している。*マークで表示され
た準特徴点でない点に対する動きベクトルは、半径dr
+daの円内に含まれる準特徴点の動きベクトルを平均
することによって求められる。daは*マークで表示さ
れた画素と最も近い準特徴点との間の距離であり、dr
は動きベクトルの計算に用いられる他の準特徴点が含ま
れるように、予め定められた拡張半径(expanded radiu
s)である。例えば、最も近い準特徴点が“Y”であり、
準特徴点“X”が半径dr+daの円内に含まれとする
と、*マークで表示された画素に対する動きベクトル(M
Vx,MVy)は(式1)のように計算される。
【0025】
【数1】
【0026】ここで、dx及びdyは、それぞれ*マーク
で表示された画素の位置から準特徴点X及びYまでの距離
であり、(MVx,MVy)X及び(MVx,MVy)Yはそれぞれの準特徴
点の動きベクトルである。
【0027】図2を参照すると、準特徴点及び準特徴点
でない点に対する動きベクトルの第2セットは、動き補
償ブロック216へ提供される。動き補償ブロック216で
は、予測された現フレームに含まれる各画素を、動きベ
クトルの第2セットに含まれる動きベクトルの各々を用
いて、第2フレームメモリ124(図1参照)から取り出
す。
【0028】図4には、図1のビデオ信号符号化器に対
応するビデオ信号復号化器が示されている。ビデオ信号
符号化器から送られてきた信号は、エントロピー復号化
器407から入力される。ここで、送られてきた信号は、
ラインL49上の動きベクトルの第1セットとラインL42上
の量子化された変換係数とに復号化される。動きベクト
ルの第1セットは現フレーム予測ブロック450とフレー
ム補間器401へ提供され、量子化された変換係数は映像
信号復号化器413へ入力される。
【0029】映像信号復号化器413で、量子化された変
換係数は逆量子化及び離散コサイン逆変換によってエラ
ー信号に復元される。
【0030】現フレーム予測ブロック450は、図1に示
したビデオ信号符号化器の現フレーム予測ブロックと殆
ど同じ働きをするが、予測された現フレーム信号の提供
を、フレームメモリ424に格納された前フレーム信号と
エントロピー復号化器407からの動きベクトルの第1セ
ットとに基づいて行うという点が異なる。
【0031】従って、現フレーム予測ブロック450は、
図2と類似した構造であるが、図2の特徴点動きベクト
ル検出ブロック212のような動き補償器はない。これ
は、動きベクトルの第1セットは、ビデオ信号符号化器
から伝送されてラインL40上に提供されるためである。
【0032】ビデオ信号復号化器内の特徴点選択ブロッ
クでは、ビデオ信号符号化器内で行ったのと同様の方法
でビデオ信号復号化器内で復号化され格納された前フレ
ームから、特徴点を復元する。ビデオ信号復号化器内の
現フレーム動きベクトル検出ブロックでは、現フレーム
に含まれる全ての画素に対する動きベクトルの第2セッ
トが、動きベクトルの第1セットと特徴点とを用いて推
定される。ビデオ信号復号化器内の動きベクトル補償ブ
ロックでは、前フレームの画素を動きベクトルの第2セ
ットに含まれる各動きベクトルを用いて補償し、予測さ
れた現フレームに含まれる画素を決定する。
【0033】映像信号復号化器413からの復元されたエ
ラー信号と現フレーム予測ブロック450からのラインL30
上の予測された現フレーム信号は、加算器415で加え合
わされ、復元された現フレーム信号をフレームメモリ42
4へと出力する。
【0034】復元された現フレームはフレーム補間器40
1にも提供されて、後述するように、エントロピー復号
化器407からの動きベクトルの第1セットを用いて現フ
レームと前フレームとの間のN個の飛ばされたフレーム
を復元する。
【0035】前フレームと現フレームとの間のi番目の
フレームを復元するためには、最初に、i番目の飛ばさ
れたフレーム内の複数の動きベクトルと対応する数の画
素点とを決定する。ここで、複数の動きベクトルと対応
する数の画素点の各々は、上述の動きベクトルの第1セ
ットの各々に対応し、iの値が小さいほど前フレームに
近いフレームであることを示す。N個の飛ばされたフレ
ームの動きベクトルと画素点とを決定する場合、2つの
フレームの間の動きは、その間の時間差に比例すると仮
定する。この仮定に基づいて、i番目の飛ばされたフレ
ームの各画素点は、前フレームの各特徴点を対応する動
きベクトルの第1セットにi/(N+1)を乗じた分だけ移動
させることによって得られる。しかる後、前フレームと
i番目のフレームとの間の各々の動きベクトルは、前フ
レームの対応する特徴点の動きベクトルにi/(N+1)を乗
ずることによって求められる。
【0036】i番目の飛ばされたフレームの残りの画素
に対する動きベクトルは、前記i番目のフレームの複数
の動きベクトルと画素点を用いて、図2と図3を参照し
て説明されたような方法により決定する。しかる後、i
番目のフレームの画素値は、i番目のフレームの画素に
対する動きベクトルと前フレームとから容易に決定し得
る。
【0037】同様に、現フレームを用いてi番目のフレ
ームを復元することもできる。この場合には、i番目の
飛ばされたフレームの各画素点は、現フレームの各特徴
点を対応する動きベクトルに(N+1-i)/(N+1)を乗じた分
だけ移動して決定し、現フレームとi番目の飛ばされた
フレーム間の動きベクトルは、現フレームの対応する動
きベクトルに(N+1-i)/(N+1)を乗ずることによって算出
される。一般に飛ばされたフレームを、前フレームと現
フレームのうち時間的に近いフレームを用いて復元する
ことが有利である。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、ビデオ信号をフレーム
デシメーション法と特徴点とを用いた画素単位の動き推
定及び動き補償を用いて、ビデオ信号の符号化及び復号
化をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】現フレーム予測ブロックを含む本発明のビデオ
信号符号化器のブロック図である。
【図2】図1に示されている現フレーム予測ブロックの
詳細なブロック図である。
【図3】準特徴点でない点に対する動きベクトルを検出
する方法を示す図である。
【図4】図1のビデオ信号符号化器に対応するビデオ信
号復号化器である。
【符号の説明】
100 第1フレームメモリ 101 フレームデシメータ 102 減算器 105 映像信号符号化器 107 エントロピー符号化器 113 映像信号復号化器 115 加算器 124 第2フレームメモリ 150 現フレーム予測ブロック 210 特徴点選択ブロック 212 特徴点動きベクトル検出ブロック 214 現フレーム動きベクトル検出ブロック 216 動き補償ブロック 401 フレーム補間器 407 エントロピー復号化器 413 映像信号復号化器 415 加算器 424 フレームメモリ 450 現フレーム予測ブロック L10 ライン L12 ライン L20 ライン L30 ライン L40 ライン L42 ライン da 準特徴点でない*マークで表示された画素と最も
近い準特徴点との距離 dr 拡張半径 dx 準特徴点でない*マークで表示された画素位置か
ら準特徴点Xまでの距離 dy 準特徴点でない*マークで表示された画素位置か
ら準特徴点Yまでの距離 X 準特徴点 Y 準特徴点 * 準特徴点でない点(画素)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号を符号化して符号化された
    信号を提供する符号化手段と、前記符号化された信号を
    復号化して復号化されたビデオ信号を提供する復号化手
    段とを備える映像処理システムであって、 前記符号化手段が、 前フレームと現フレームとの間にN個(Nは正の整数)の
    フレームを飛ばして、前記ビデオ信号から複数のフレー
    ムを選択する手段と、 前記前フレームと前記現フレームとの間の変位を推定
    し、前記前フレームを前記推定された変位で補償し、画
    素単位で予測された現フレームを提供する推定手段と、 前記現フレームから前記予測された現フレームを減算し
    て差分信号を生成し、前記差分信号と前記推定された変
    位を代表する動きベクトルの第1セットとを符号化する
    ことによって符号化された信号を提供する手段とを含
    み、 前記復号化手段が、 前記符号化された信号を復号化して前記差分信号と前記
    動きベクトルの第1セットとを復元する手段と、 前記復元された動きベクトルの第1セットに基づいて、
    前記前フレームと前記現フレームとの間の変位を推定
    し、前記前フレームを前記推定された変位で補償して前
    記予測された現フレームを復元する推定手段と、 前記復元された予測された現フレームと前記差分信号と
    を加算して、前記現フレームを復元する手段と、 前記前フレームと前記復元された現フレームとの間の前
    記N個の飛ばされたフレームを決定する手段とを含むこ
    とを特徴とする映像処理システム。
  2. 【請求項2】 前記符号化手段に於ける前記推定手段
    が、 前記前フレームに含まれる画素から物体の動きを代表す
    る画素点である複数の特徴点を選択する手段と、 前記前フレームと前記現フレームとを比較して、前記選
    択された特徴点に対する前記動きベクトルの第1セット
    を、前記動きベクトルの第1セットの各々が前記前フレ
    ーム内の選択された特徴点のひとつと前記現フレーム内
    の最も類似した画素との間の空間的変位を表すように検
    出する手段と、 前記動きベクトルの第1セットと前記特徴点とに基づい
    て、前記現フレームに含まれる全ての画素に対する動き
    ベクトルの第2セットを求める手段と、 前記前フレームを前記動きベクトルの第2セットで補償
    して、前記予測された現フレームを生成する手段とを備
    えることを特徴とする請求項1に記載の映像処理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記復号化手段の前記推定手段が、 前記前フレームに基づいて、前記複数の特徴点を復元す
    る手段と、 前記復元された動きベクトルの第1セット及び復元され
    た特徴点に基づいて、前記現フレームに含まれる全ての
    画素に対する前記動きベクトルの第2セットを復元する
    手段と、 前記前フレームを前記復元された動きベクトルの第2セ
    ットで補償して、前記予測された現フレームを復元する
    手段とを備えることを特徴とする請求項2に記載の映像
    処理システム。
  4. 【請求項4】 前記N個の飛ばされたフレームを決定
    する手段が、 i番目の飛ばされたフレームの複数の動きベクトルと、
    それに対応する数の画素点とを決定する手段であって、
    前記i番目の飛ばされたフレームの前記対応する数の画
    素点の各々を、前記前フレームの特徴点の各々を対応す
    る前記前フレームの動きベクトルの第1セットのひとつ
    にi/(N+1)を乗じた分だけ移動することによって決定
    し、前記i番目の飛ばされたフレームの前記対応する数
    の画素点の各々と前記前フレームの特徴点の各々との間
    の前記動きベクトルの各々を、前記動きベクトルの第1
    セットの各々にi/(N+1)を乗ずることによって決定する
    該決定手段と、 前記i番目の飛ばされたフレームに含まれる全ての画素
    に対する動きベクトルを、前記i番目の飛ばされたフレ
    ームの前記複数の動きベクトルと前記対応する数の画素
    点とを用いて決定することによって、前記i番目のフレ
    ームを提供する手段とを備えることを特徴とする請求項
    3に記載の映像処理システム。
  5. 【請求項5】 前記N個の飛ばされたフレームを決定
    する手段が、 i番目の飛ばされたフレームの複数の動きベクトルと、
    それに対応する数の画素点とを決定する手段であって、
    前記i番目の飛ばされたフレームの前記対応する数の画
    素点の各々を、前記現フレームの特徴点の各々を対応す
    る前記復元された現フレームの動きベクトルの第1セッ
    トの各々に(N+1-i)/(N+1)を乗じた分だけ移動すること
    によって決定し、前記i番目の飛ばされたフレームの前
    記対応する数の画素点の各々と前記復元された現フレー
    ムの特徴点の各々との間の動きベクトルの各々を、前記
    動きベクトルの第1セットの各々に(N+1-i)/(N+1)を乗
    ずることによって決定する該決定手段と、 前記i番目の飛ばされたフレームに含まれる全ての画素
    に対する動きベクトルを、前記i番目の飛ばされたフレ
    ームの前記複数の動きベクトルと前記対応する数の画素
    点とを用いて決定することによって、前記i番目のフレ
    ームを提供する手段とを備えることを特徴とする請求項
    3に記載の映像処理システム。
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