JPH08204794A - 電話機 - Google Patents

電話機

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Publication number
JPH08204794A
JPH08204794A JP1146795A JP1146795A JPH08204794A JP H08204794 A JPH08204794 A JP H08204794A JP 1146795 A JP1146795 A JP 1146795A JP 1146795 A JP1146795 A JP 1146795A JP H08204794 A JPH08204794 A JP H08204794A
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JP
Japan
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telephone
holding
hold
sound data
display
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Application number
JP1146795A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Kobori
清 小堀
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH08204794A publication Critical patent/JPH08204794A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作によって使用者において作成した
オリジナルの曲を保留音とすることができる電話機を提
供する。 【構成】 表示部1に表示された音符及び休符等のアイ
コンをペン等によって指定した後、5線譜上の任意位置
に移動させることによって作曲を行い、「転送」のアイ
コンがペン等によって指定されたとき、5線譜上に位置
している音符及び休符等を位置検出部3がペン等によっ
て指定/移動された位置をX,Y座標によって検出する
ことによってシステム制御部5が保留音データを作成
し、保留音データ記憶部6に記憶させると共に、電話制
御部11を介して保留音データ記憶部12に記憶させ
る。そして、保留機能が動作したとき、保留音データ記
憶部6又は保留音データ記憶部12に記憶させた保留音
データを読み出し、その保留音データに基づく保留音を
保留音発生部13が発生して電話回線に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線に保留音を送
出可能な電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話機においては、所定の操
作によって電話回線を通じて相手側に保留音を送出する
保留機能を備えており、相手側との通話中において一時
的に通話を中断するとき等において、このような保留機
能を働かせて相手側に保留音を送出していた。
【0003】又、このような保留機能を備えた電話機と
しては、保留音として予め登録されている複数の曲の中
から選択するもの、及びテープ等に録音した曲を保留音
として登録するもの等があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来装
置では、保留音の書き換え/選曲等が可能なものの、使
用者において作曲したオリジナルの曲を保留音として用
いるためには、その作曲したオリジナルの曲を演奏して
録音した後、電話機の保留音として書き換えるといった
繁雑な動作を要するといった問題点があった。
【0005】本発明は、簡単な操作によって使用者にお
いて作成したオリジナルの曲を保留音とすることができ
る電話機を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、電話回線に対して保留音を
送出可能な電話機において、5線譜及び音符、休符等の
アイコンを表示する表示手段と、該表示手段に表示され
た音符及び休符等のアイコンを当該表示手段に表示され
た5線譜上の任意位置に複写/移動させる操作手段と、
該操作手段によって複写/移動された5線譜上の音符及
び休符等のアイコンの位置に基づいて保留音データを作
成する保留音データ作成手段と、該保留音データ作成手
段によって作成された保留音データを記憶する記憶手段
と、該記憶手段に記憶された保留音データに基づいて電
話回線に送出する保留音を発生する保留音発生手段とを
設けたものである。
【0007】請求項2記載の発明は、電話機本体に対し
て着脱自在な表示装置を備えると共に、電話回線に対し
て保留音を送出可能な電話機において、上記表示装置
に、5線譜及び音符、休符等のアイコンを表示する表示
手段と、該表示手段に表示された音符及び休符等のアイ
コンを当該表示手段に表示された5線譜上の任意位置に
複写/移動させる操作手段と、該操作手段によって複写
/移動された5線譜上の音符及び休符等のアイコンの位
置に基づいて保留音データを作成する保留音データ作成
手段と、該保留音データ作成手段によって作成された保
留音データを記憶する記憶手段とを設け、上記電話機本
体に、 上記保留音データに基づいて電話回線に送出す
る保留音を発生する保留音発生手段を設け、上記保留音
発生手段は、表示装置に設けられた記憶手段より転送さ
れる保留音データに基づいて保留音を発生し、当該発生
した保留音を電話回線に送出するものである。
【0008】請求項3記載の発明は、上記電話機本体及
び上記表示装置に、無線によるデータ転送を行う通信手
段を設け、上記表示装置は、上記記憶手段に記憶した保
留音データを上記通信手段によって電話機本体に転送す
るものである。
【0009】請求項4記載の発明は、上記記憶手段は、
機器本体に対して着脱自在なICカードによって構成す
る一方、上記ICカードのデータ読み取り/書き込み動
作を行うリード/ライト手段を設けたものである。
【0010】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、表示手
段に表示された音符及び休符等のアイコンを操作手段に
よって5線譜上の任意位置に複写/移動させることによ
ってオリジナル曲の作曲を行い、保留音データ作成手段
が5線譜上の音符及び休符の位置に基づいて保留音デー
タを作成し、その作成した保留音データを記憶手段が記
憶する。そして、所定の操作によって保留音の送出が要
求されたとき、保留音発生手段が記憶手段に記憶された
保留音データに基づく保留音を発生し、電話回線を介し
て相手側に送出することができる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、表示装置に
設けられた表示手段に表示された音符及び休符等のアイ
コンを操作手段によって5線譜上の任意位置に複写/移
動させることによってオリジナル曲の作曲を行い、保留
音データ作成手段が5線譜上の音符及び休符の位置に基
づいて保留音データを作成し、その作成した保留音デー
タを記憶手段が記憶する。そして、表示装置を電話機本
体に装着することで、所定の操作によって保留音の送出
が要求されたとき、表示装置を電話機本体に装着するこ
とで、保留音発生手段が記憶手段に記憶された保留音デ
ータに基づく保留音を発生し、電話回線を介して相手側
に送出することができる。
【0012】請求項3記載の発明によれば、所定の操作
によって保留音の送出が要求されたとき、表示装置の記
憶手段に記憶された保留音データが通信手段によって電
話機本体の保留音発生手段に送信され、保留音発生手段
が受信された保留音データに基づく保留音を発生し、電
話回線を介して相手側に送出することができる。
【0013】請求項4記載の発明によれば、表示手段に
表示された音符及び休符等のアイコンを操作手段によっ
て5線譜上の任意位置に複写/移動させることによって
オリジナル曲の作曲を行い、保留音データ作成手段が5
線譜上の音符及び休符の位置に基づいて保留音データを
作成し、その作成した保留音データがリード/ライト手
段によってICカードに記憶される。そして、所定の操
作によって保留音の送出が要求されたとき、保留音発生
手段がリード/ライト手段によって読み出されたICカ
ード内の保留音データに基づく保留音を発生し、電話回
線を介して相手側に送出することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例である電話機の電
気的構成を示す概略機能ブロック図、図2は同電話機に
おける表示画面を示す説明図、図3は同電話機における
保留音作成動作を示すフローチャート、図4は同電話機
における保留音の発生動作を示すフローチャート、図5
は本発明の他の実施例である電話機の要部の電気的構成
を示す概略機能ブロック図、図6は同電話機の表示装置
における通信動作の制御を示すフローチャートである。
【0016】図1乃至図4において、1は5線譜及び音
符、休符等のアイコンを表示する表示部、2は表示部1
の駆動制御を行う表示制御部、3は表示部1の所定の位
置をX,Y座標を用いて検出する位置検出部、4は表示
部1に表示する所定の画面データを記憶する画面データ
記憶部、5は画像データ記憶部4に記憶された画像デー
タに基づいて表示制御部2の制御を行うと共に、位置検
出部3による検出結果に基づいて操作命令データ及び保
留音データを作成するシステム制御部、6はシステム制
御部5によって作成された保留音データを記憶するDR
AM等のICメモリによって構成された保留音記憶部で
あり、表示部1、表示制御部2、位置検出部3、画面デ
ータ記憶部4、システム制御部5及び保留音記憶部6に
よって表示装置が構成されている。
【0017】7は図示しない交換機を介して相手側電話
機と接続された電話回線に接続され、当該電話回線から
得られる信号を整流するダイオードブリッジ、8はダイ
オードブリッジ7を介して接続された電話回線の接続/
開放を行う回線制御部、9は回線制御部8によって接続
された電話回線を介して接続される相手側電話機との通
話経路を形成するスピーチネットワーク、10はスピー
チネットワーク9によって通話形成された相手側電話機
との通話を行うハンドセットである。
【0018】11はシステム制御部5からの操作命令デ
ータ及び保留音データに基づいて各部の制御を行う電話
制御部、12は電話制御部11によって得られた保留音
データを記憶する保留音データ記憶部、13は保留音デ
ータ記憶部12からの保留音データに基づいて保留音の
発生を行う保留音発生部、14は電話制御部11からの
操作信号に基づいて回線制御部8又はスピーチネットワ
ーク9にダイヤルパルス又はDTMF信号を送出するダ
イアラーであり、ダイオードブリッジ7、回線制御部
8、スピーチネットワーク9、ハンドセット10、電話
制御部11、保有音データ記憶部12、保留音発生部1
3及びダイアラー14によって電話機本体が構成されて
いる。
【0019】上記のように構成された電話機において、
使用者によるオリジナル保留音の作成動作について説明
する。
【0020】まず、画面データ記憶部4に記憶されたメ
ニュー画面データがシステム制御部5によって読み出さ
れ、このメニュー表示画面データに基づいて表示制御部
2が表示部1を制御することにより、表示部1に図2
(a)に示すようなメニュー画面が表示されている(ス
テップF1)。
【0021】このメニュー表示画面としては、「ダイヤ
ルモード」及び「保留音作成モード」等のモード選択肢
が画面上に表示されており、その中の「保留音作成モー
ド」をペン等によって指定することによって、位置検出
部3がそのペン等によって指定された位置をX,Y座標
によって検出し、その検出結果をシステム制御部5に送
出する。
【0022】そして、システム制御部5では位置検出部
3からの検出結果に基づいて「保留音作成モード」が指
定されたと判断し(ステップF2)、画面データ記憶部
4より保留音作成画面データを読み出し、この保留音作
成画面データに基づいて表示部2が表示部1を制御する
ことにより、表示部1に図2(b)に示すような保留音
作成画面を表示させ(ステップF3)、保留音作成モー
ドに移行する。
【0023】この保留音作成モードにおいて、使用者が
表示部1の画面上に表示された音符又は休符をペン等に
よって指定することにより、位置検出部3がペン等によ
って指定された位置をX,Y座標によって検出し、シス
テム制御部5がペン等によって指定された音符又は休符
等を認識する。
【0024】そして、使用者が音符又は休符の指定を行
ったペン等を当該指定位置より同画面上において移動さ
せることにより、位置検出部3が当該ペン等の移動を検
出し、その検出結果に基づいてシステム制御部5が表示
制御部2を制御することによってペン等によって指定し
た音符又は休符を使用者によるペン等の移動に追従させ
ることにより、視覚によって表示部1の画面を確認しな
がら指定した音符又は休符を5線譜上の任意位置に移動
させ、且つ当該動作を繰り返すことによって作曲動作が
行われる(ステップF4)。
【0025】そして、使用者において作曲した曲を保留
音として登録する場合には、表示部1に表示された保留
音作成画面の「転送」のアイコンをペン等によって指定
することにより、位置検出部3がペン等によって指定さ
れた位置をX,Y座標によって検出し、システム制御部
5がペン等によって指定されたものが「転送」であると
認識する(ステップF5)。
【0026】そして、システム制御部5は、この「転
送」の認識に基づいて表示部1の保留音作成画面におけ
る5線譜上の音符及び休符等の位置を位置検出部3から
の検出結果に基づいて認識することによって作曲された
曲の情報を読み取り、その読み取られた曲情報を保留音
データとして記憶部6に記憶させる(ステップF6)。
【0027】そして、この保留音データの記憶が終了し
たとき、表示部1に表示された保留音作成画面の「終
了」のアイコンをペン等によって指定することにより、
位置検出部3がペン等によって指定された位置をX,Y
座標によって検出し、システム制御部5がペン等によっ
て指定されたものが「終了」であると認識する(ステッ
プF7)。
【0028】そして、システム制御部5は、この「終
了」の認識に基づいて画面データ記憶部4よりメニュー
画面データを読み出し、このメニュー表示画面データに
基づいて表示制御部2が表示部1を制御することによ
り、表示部1に図2(a)に示すようなメニュー画面を
再表示する。
【0029】他方、保留音作成モードにおいて作曲した
曲が気に入らない場合には「転送」のアイコンを指定せ
ずに「終了」のアイコンを指定することによって作曲内
容をキャンセルしてメニュー画面に戻る。
【0030】そして、表示装置が電話機本体に対して取
り外し状態にあるとには、当該表示装置を電話機本体に
装着してシステム制御部5と電話機制御部11とを接続
させることによって表示装置の保留音データ記憶部6に
記憶された保留音データを電話機本体の保留音データ記
憶部12に記憶させる。
【0031】従って、上記動作によれば、使用者におい
て作曲した曲を保留音として登録することができると共
に、「転送」のアイコン指定によるデータ保存を行いつ
つ作曲作業を行うことができることから、表示装置への
電源供給が断たれた場合等における作曲した曲の消滅を
最小限に止めることができる。
【0032】尚、本実施例においては、作曲動作を行う
ためのアイコンとして「2分音符」、「4分音符」等の
音符、「2分休符」、「4分休符」等の休符を用いた
が、これに限定するものではなく、「♯」、「♭」等の
臨時記号を加えるようにしても良く、又メニュー画面か
ら保留音作成画面に切り替えられた際、保留音作成画面
において保留音データ記憶部6に記憶された保留音デー
タに基づく画像情報を表示するようにし、一旦記憶した
保留音を変更できるようにしても良く、この際「消去」
のアイコンを用意することで記憶した保留音の一括消去
を行うことができるようにしても良い。
【0033】次に、上記動作によって作成された保留音
の送出動作について説明する。
【0034】まず、画面データ記憶部4に記憶されたメ
ニュー画面データがシステム制御部5によって読み出さ
れ、このメニュー表示画面データに基づいて表示制御部
2が表示部1を制御することにより、表示部1にメニュ
ー画面が表示されている(ステップF11)。
【0035】このメニュー表示画面としては、「ダイヤ
ルモード」及び「保留音作成モード」等のモード選択肢
が画面上に表示されており、その中の「ダイヤルモー
ド」をペン等によって指定することによって、位置検出
部3がそのペン等によって指定された位置をX,Y座標
によって検出し、その検出結果をシステム制御部5に送
出する。
【0036】そして、システム制御部5では位置検出部
3からの検出結果に基づいて「ダイヤルモード」が指定
されたと判断し(ステップF12)、画面データ記憶部
4よりダイヤル画面データを読み出し、このダイヤル画
面データに基づいて表示部2が表示部1を制御すること
により、表示部1に図2(c)に示すようなダイヤル画
面を表示させ(ステップF13)、ダイヤルモードに移
行する。
【0037】このダイヤルモードにおいて、使用者が表
示部1の画面上に表示されたワンタッチダイヤルキー又
は番号キー等をペン等によって指定することにより、位
置検出部3がペン等によって指定された位置をX,Y座
標によって検出し、システム制御部5がペン等によって
指定されたワンタッチダイヤルキー又は番号キーを認識
する(ステップF14)。
【0038】そして、システム制御部5が例えばワンタ
ッチダイヤルキーが指定されたと認識した場合には、そ
の指定されたワンタッチダイヤルキーに対応する電話番
号情報を所定のメモリ内より読み出して電話制御部11
に送出し、又番号キーが指定されたと認識した場合に
は、その指定された番号キーに対応する数字情報を電話
制御部11に送出する。
【0039】そして、電話制御部11では送出された情
報に基づいて回線制御部8を制御して電話回線を接続す
る(ステップF15)と共に、ダイアラー14を駆動し
て入力された電話番号をダイヤルパルス又はDTMF信
号によって電話回線に送出することによって入力電話番
号に対応する相手側電話機を呼び出し(ステップF1
6)、この呼び出しに対して相手側電話機が応答したと
き、スピーチネットワーク9によって形成された通話経
路を用いてハンドセット10との通話が行われる(ステ
ップF17)。
【0040】そして、このようなハンドセット10によ
る通話状態において、通話を一時中断するために、表示
部1のダイヤル画面に表示された「保留ボタン」のアイ
コンがペン等によって指定されると、位置検出部3がそ
のペン等によって指定された位置をX,Y座標によって
検出し、その検出結果に基づいてシステム制御部5が
「保留ボタン」が指定されたと判断し(ステップF1
8)、電話制御部11に対して保留命令を送出する(ス
テップF19)。
【0041】そして、電話制御部11ではシステム制御
部5からの保留命令に基づいて、保留音データ記憶部1
2より保留音データを読み出して保留音発生部13に送
出し(ステップF20)、保留音発生部13において保
留音データ記憶部12に記憶された保留音データに基づ
く保留音を発生させる(ステップF21)と共に、スピ
ーチネットワーク9を制御して通話経路をハンドセット
10から保留音発生部13に切り替え(ステップF2
2)、保留音発生部13より発生させた保留音をスピー
チネットワーク9によって形成された通話経路を用いて
相手側電話機に送出する。
【0042】従って、上記のような保留音発生動作によ
れば、保留機能の動作時、使用者において作曲した曲を
保留音として相手側に送出することができる。
【0043】尚、本実施例では電話機本体に設けられた
保留音データ記憶部12に転送済みの保留音データに基
づいて保留音の発生を行うようにしたが、これに限定さ
れるものではなく、例えば表示装置に設けられた保留音
データ記憶部6に記憶されている保留音データに基づい
て保留音の発生を行うようにしても良い。
【0044】次に、本発明の他の実施例である電話機に
ついて図5及び図6に基づいて説明する。尚、上記実施
例と共通する部分には共通の符号を付してある。
【0045】図5及びにおいて、21及び23は赤外線
の光を用いてデータ送信を行う赤外線送信部、22及び
24は赤外線送信部21又は23より赤外線の光を用い
て送信されるデータを受信する赤外線受信部であり、赤
外線送信部21及び赤外線受信部22が表示装置に設け
られ、又赤外線送信部23及び赤外線受信部24が電話
会本体に設けられている。
【0046】上記のように構成された電話機において、
保留音作成モードにおいて作成した曲を保留音データと
して電話機本体に転送するときの動作について説明す
る。
【0047】上述の実施例と同様の動作によって表示部
1に表示された保留音作成画面の5線譜上に音符及び休
符が位置して作曲が行われた状態において、表示部1に
表示された保留音作成画面の「転送」のアイコンをペン
等によって指定することにより、位置検出部3がペン等
によって指定された位置をX,Y座標によって検出し、
システム制御部5がペン等によって指定されたものが
「転送」であると認識する(ステップF31)。
【0048】そして、システム制御部5は、この「転
送」の認識に基づいて「送信要求」のコマンドを赤外線
送信部21によって赤外線の光として外部に送信させる
(ステップF32)一方、その外部に送信された赤外線
の光が電話機本体側の赤外線受信部24によって受信さ
れると、電話制御部11においてその受信された情報が
「送信要求」のコマンドであると判断して「送信可」の
コマンドを赤外線送信部23によって赤外線の光として
外部に送信する。
【0049】そして、その外部に送信された赤外線の光
が表示装置の赤外線受信部22によって受信され、シス
テム制御部5において「送信可」のコマンドであると判
断されると(ステップF33)、システム制御部5が表
示部1の保留音作成画面における5線譜上の音符及び休
符等の位置を位置検出部3からの検出結果に基づいて認
識することによって作曲された曲の情報を読み取り、そ
の読み取られた曲情報を保留音データとして記憶部6に
記憶させると共に、この保留音データを赤外線送信部2
1に送出し、赤外線送信部21がその保留音データを赤
外線の光として外部に送信する(ステップF34)。
【0050】その外部に送信された赤外線の光(保留音
データ)は電話機本体の赤外線受信部24によって受信
され、電話制御部11において保留音データであると判
断されて保留音データ記憶部12に記憶される。
【0051】一方、表示装置において保留音データの送
信が終了したとき(ステップF35)、システム制御部
5が赤外線送信部21を用いて「送信終了」のコマンド
を赤外線の光として外部に送信させる(ステップF3
6)一方、その外部に送信された赤外線の光が電話機本
体側の赤外線受信部24によって受信されると、電話制
御部11においてその受信された情報が「送信終了」の
コマンドであると判断して「受信終了」のコマンドを赤
外線送信部23によって赤外線の光として外部に送信す
る。
【0052】そして、その外部に送信された赤外線の光
が表示装置の赤外線受信部22によって受信され、シス
テム制御部5において「受信終了」のコマンドであると
判断されると(ステップF37)、この保留音データの
転送終了となる。
【0053】尚、このような保留音データの転送時にお
いて、表示部1の表示画面上に「転送開始」、「転送
中」、「転送終了」等の表示を行うようにしても良く、
又保留音データの転送時においてペン等による指示に基
づく制御を行わないように規制をかけるようにしても良
い。
【0054】又、本実施例では、表示装置において保留
音を作成したとき、その作成した保留音を電話機本体に
転送するようにしたが、上述の実施例のように、相手側
電話機との通話中において保留機能が作動されたとき、
表示装置内の保留音データ記憶部6に記憶された保留音
データを赤外線送信部21によって送信するようにして
も良い。
【0055】従って、上記実施例によれば、保留音を作
成する表示装置を電話機本体に直接装着することなく、
表示装置において作成した保留音を無線通信によって電
話機本体に送信することができる。
【0056】尚、本実施例では、無線通信方法として赤
外線通信を用いたが、これに限定されるものではなく、
例えばFM変調による信号の送受信によって無線接続を
行うようにしても良い。
【0057】又、上記実施例では、保留音データを記憶
する記憶手段として表示装置内に設けられるDRAM等
のICメモリによって構成したが、これに限定されるも
のではなく、例えばICカードへのデータの書き込み/
読み取りを行うリード/ライト部を表示装置内又は電話
機本体に設け、表示装置又は電話機本体に対して着脱自
在に設けられたICカードに記憶させるようにしても良
く、又磁気ディスク及び光磁気ディスク等に記録させる
ようにしても良い。
【0058】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、機器に設けた表示画面に表示された5線譜上に同
画面上に表示された音符及び休符等を複写/移動させる
ことによって作曲作業を行うことにより、使用者オリジ
ナルの曲を作曲することができると共に、当該作曲した
曲を保留音として登録することができるため、簡単な操
作によって保留機能動作時において電話回線に送出され
る保留音を使用者が作曲した曲を使用することができ
る。
【0059】請求項2記載の発明によれば、電話機能を
備えた電話機本体に対して保留音の作成を行う表示装置
を着脱自在に設け、作曲作業を行う際において表示装置
を電話機本体より切り離すことにより、表示装置におけ
る作曲作業を円滑に行わせることができ、又保留音を作
成した表示装置を複数の電話機本体に順次接続すること
により、使用者が作曲した保留音を複数の電話機本体に
転送することができる。 請求項3記載の発明によれ
ば、表示装置を電話機本体に直接的に接続することな
く、表示装置において作成した保留音を電話機本体に転
送することができるため、表示装置を電話機本体に接続
する際に使用者が行う接続作業を省くことができる。
【0060】請求項4記載の発明によれば、表示装置に
おいて作成した保留音をICカードに記憶させることに
より、複数作成した保留音を保管することができると共
に、簡単な読み取り作業によって任意の保留音を表示装
置又は電話機本体に転送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電話機の電気的構成を
示す概略機能ブロック図。
【図2】同電話機における表示画面の表示例を示す説明
図。
【図3】同電話機における保留音作成動作を示すフロー
チャート。
【図4】同電話機における保留音発生動作を示すフロー
チャート。
【図5】本発明の他の実施例である電話機の要部の電気
的構成を示す概略機能ブロック図。
【図6】同電話機の表示装置における通信動作の制御を
示すフローチャート。
【符号の説明】
1 表示部 2 表示制御部 3 位置検出部 4 画面データ記憶部 5 システム制御部 6 保留音データ記憶部 7 ダイオードブリッジ 8 回線制御部 9 スピーチネットワーク 10 ハンドセット 11 電話制御部 12 保留音データ記憶部 13 保留音発生部 14 ダイアラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に対して保留音を送出可能な電
    話機において、 5線譜及び音符、休符等のアイコンを表示する表示手段
    と、 該表示手段に表示された音符及び休符等のアイコンを当
    該表示手段に表示された5線譜上の任意位置に複写/移
    動させる操作手段と、 該操作手段によって複写/移動された5線譜上の音符及
    び休符等のアイコンの位置に基づいて保留音データを作
    成する保留音データ作成手段と、 該保留音データ作成手段によって作成された保留音デー
    タを記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された保留音データに基づいて電話回
    線に送出する保留音を発生する保留音発生手段とを設け
    たことを特徴とする電話機。
  2. 【請求項2】 電話機本体に対して着脱自在な表示装置
    を備えると共に、電話回線に対して保留音を送出可能な
    電話機において、 上記表示装置に、 5線譜及び音符、休符等のアイコンを表示する表示手段
    と、 該表示手段に表示された音符及び休符等のアイコンを当
    該表示手段に表示された5線譜上の任意位置に複写/移
    動させる操作手段と、 該操作手段によって複写/移動された5線譜上の音符及
    び休符等のアイコンの位置に基づいて保留音データを作
    成する保留音データ作成手段と、 該保留音データ作成手段によって作成された保留音デー
    タを記憶する記憶手段とを設ける一方、 上記電話機本体に、 上記保留音データに基づいて電話回線に送出する保留音
    を発生する保留音発生手段を設け、 上記保留音発生手段は、表示装置に設けられた記憶手段
    より転送される保留音データに基づいて保留音を発生
    し、当該発生した保留音を電話回線に送出することを特
    徴とする電話機。
  3. 【請求項3】 上記電話機本体及び上記表示装置に、無
    線によるデータ転送を行う通信手段を設け、 上記表示装置は、上記記憶手段に記憶した保留音データ
    を上記通信手段によって電話機本体に転送することを特
    徴とする請求項2記載の電話機。
  4. 【請求項4】 上記記憶手段は、機器本体に対して着脱
    自在なICカードによって構成する一方、 上記ICカードのデータ読み取り/書き込み動作を行う
    リード/ライト手段を設けたことを特徴とする請求項1
    乃至請求項3の何れかに記載の電話機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10231570A1 (de) * 2002-07-11 2004-01-29 Mobilegames24 Mobilfunkendgerät und prozessorlesbares Speichermedium

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