JPH08203898A - 電子回路基板の配線修正方法及びその装置並びに電子回路基板 - Google Patents

電子回路基板の配線修正方法及びその装置並びに電子回路基板

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JPH08203898A
JPH08203898A JP7012278A JP1227895A JPH08203898A JP H08203898 A JPH08203898 A JP H08203898A JP 7012278 A JP7012278 A JP 7012278A JP 1227895 A JP1227895 A JP 1227895A JP H08203898 A JPH08203898 A JP H08203898A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】電子回路基板上の配線断線部を修正する方法及
びその装置を提供すること。 【構成】TFT基板上配線の断線部にトリフロロ酢酸パ
ラジウム溶液13を局所供給した後,Arレーザ光14
を配線上に照射しつつ走査して該断線部に近付けてい
き,一方の断線端部12とその近傍のトリフロロ酢酸パ
ラジウム溶液13を加熱する。そして断線端部12近傍
にパラジウム膜13’を析出させた時点でレーザ光14
の照射を一旦停止する。次に同様に再度他方の断線端部
12’からレーザ光14の照射を開始してパラジウム膜
13’を析出させた後,継続してレーザ光14を走査す
ることで,断線端部12,12’間にパラジウム膜1
3’を析出させて断線部を電気的に接続する。以上によ
り,断線端部12,12’でのパラジウム膜13’との
接続性を良好とした断線修正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置や半導体集
積回路,あるいは電子計算機等の大規模電子機器に使用
されるマルチチップモジュール(MCM)基板上に設けら
れた配線の断線修正技術に係り,特に配線の断線部に液
体材料を微量供給して欠陥を修正する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置や半導体集積回路に代表さ
れる電子回路基板では表示性能や集積度の向上に伴い,
基板上に形成される回路配線の微細化,高密度化が進ん
でいる。これらの回路配線は通常,レジスト塗布・露光
・現像・エッチング・レジスト剥離といった一連の工程
により形成されるが,電子回路基板の高性能化が進むに
つれ上記工程における良品歩留まりが低下する。特にレ
ジスト露光時の異物に起因した配線の断線欠陥は致命的
であり,基板上において1箇所発生しただけでも製品と
して不良となる場合が多い。従って製造歩留まりの向
上,即ち製品コスト低減のためには配線パターンの欠落
欠陥修正技術が必要不可欠である。
【0003】従来,基板上において配線を形成する技術
としては,特開平6−104255による方法が開示さ
れている。即ち,ディスペンサで基板上の任意位置に導
体ペーストを供給しつつ基板を搭載したステージを走査
し,その供給に同期してレーザを照射し導体ペーストを
加熱することで,金属膜を連続的に形成する方法であ
る。この場合,導体ペーストは金属膜を形成する部分の
みに供給すればよく,供給した導体ペースト全てにレー
ザを照射して金属膜を得るため,不要な部分に付着した
ペーストの除去の必要が無い。
【0004】また,特開平4−277692では,レー
ザにより断線部の下地膜に溝パターンを形成し,有機金
属溶液を溝内に供給した後加熱して固化させ,更にレー
ザを照射して導体化することで断線部を接続する方法が
開示されている。これによれば,有機金属溶液の供給量
を制御することで不要部分への材料の付着を防止するこ
とが可能となり,更に配線の断線端部と形成金属との接
続面積が増大するため,接続部での信頼性が向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記の
基板上における配線の形成に関する従来技術では,導体
ペーストの供給とレーザの照射を同期して行っているた
め,次の問題点がある。加熱することで材料を結晶化あ
るいは分解・析出させて金属膜を得るための液体材料は
一般的に加熱後の体積収縮が大きいため,断線幅が概ね
配線幅以上,あるいは液体材料を加熱するためのレーザ
の照射サイズ以上となった場合,断線端部近傍で形成金
属の段切れが発生する。以下,図2を用いてその現象を
説明する。尚,図2(a)〜(d)では平面図と断面図
を同時に示す。
【0006】図2(a)において基板21表面で配線2
2,22’が断線している場合,まず図2(b)の如く
図示しないステージを走査しつつ図示しないディスペン
サにより液体材料23が断線部に供給される。続いて,
供給された液体材料23は,図示しないステージの走査
によってレーザ光24の照射領域24’に到達する。こ
こで,回路基板の配線材料として通常よく用いられるA
l,Cu等の金属配線にレーザ光を照射した場合,レー
ザ光の大半は反射されるだけであるが一部は吸収され配
線を加熱することが可能である。尚且つそれらの配線材
料は一般的に熱伝導率が高く,従って断線端部22では
それまでのレーザ光24の照射による伝導熱により温度
が上昇する。しかるに図2(c)の様に断線端部22近
傍に供給された液体材料23は充分加熱されることによ
り分解し,該端部22と析出した金属膜23’との接続
が良好に行われる。但し,供給された液体材料23が加
熱され金属膜となる際に極めて大きな体積収縮が発生す
るため,析出した金属膜23’上に加熱前の液体材料2
3の流れ込み25が発生するが,断線端部22での接続
性に影響を与えることはない。この様に,レーザ照射領
域24’近傍では常に析出した金属膜23’上への液体
材料23の流れ込み25を伴って処理が進行する。そし
てレーザ光24は基板21に対して相対的に移動し,基
板21上の液体材料23を順次加熱することで金属膜2
3’を形成しつつ,図2(d)の如く断線端部22’近
傍に到達する。しかしながら断線端部22’近傍におい
ては,該端部22’上の液体材料23の流れ込み25が
発生することにより,該端部22’上の液体材料23の
体積が減少することによって,図2(e)の如く該端部
22’近傍に析出する金属膜23’の膜厚が減少し,金
属膜23’の段切れ26が発生する。即ち,析出後の金
属膜の膜厚分布の影響により断線部が電気的に接続され
ない,または電気抵抗が非常に高い状態で接続され,結
果的に断線欠陥の修正が不可能となる。更に,断線端部
22’にレーザ光24が照射された初期の段階において
は該端部から熱が拡散し該端部の温度が上昇せず,該端
部上の液体材料の加熱が不十分となるといった問題があ
る。
【0007】一方,断線部の下地膜に溝パターンを形成
し,該溝内に液体材料を供給して断線部を接続する従来
技術では,溝パターンを形成するための紫外線レーザが
新たに必要であり,装置が大規模となり従って製品コス
トが増大する。また,欠陥の修正に要する時間も長くな
る。
【0008】本発明の目的は,電子回路基板上の配線修
正技術に関して,安価且つ信頼性の高い断線修正方法
と,それを実現するための装置を提供すること,並びに
安価且つ信頼性の高い電子回路基板を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は,電子回路基
板上配線の断線部に供給された液体材料を加熱する際,
各断線端部での加熱前の液体材料の流動を制御すると共
に,断線端部間に析出する金属膜の膜厚分布を均一化す
ることによって達成される。
【0010】即ち,電子回路基板上配線の断線部に液体
材料を局所供給した後,レーザ光を配線上に照射しつつ
走査して該断線部に近付けていき,一方の断線端部近傍
の液体材料を加熱して金属膜を析出させた時点でレーザ
光の照射を一旦停止させ,同様に再度他方の断線端部か
らレーザ光の照射を開始して金属膜を析出させた後,更
にレーザ光の走査を継続することで断線端部間に金属膜
を形成して断線部を電気的に接続することにより達成さ
れる。
【0011】即ち,電子回路基板上配線の断線部に液体
材料を局所供給した後,該液体材料に一括してレーザ光
を照射することで断線端部間に金属膜を形成して断線部
を電気的に接続することにより達成される。
【0012】また,上記目的は電子回路基板上配線の断
線部に液体材料を局所供給し,レーザ光を照射して該液
体材料を加熱し金属膜を析出させた後,不活性ガス雰囲
気で再度金属膜を加熱することにより達成される。
【0013】また,上記目的は電子回路基板を搭載して
その位置決めを行う機構,電子回路基板表面を観察する
機構,電子回路基板上の配線の断線部に液体材料を局所
供給する機構,電子回路基板上にレーザ光を照射する機
構,電子回路基板上のレーザ照射領域に不活性ガスを供
給する機構を備えた配線修正装置により達成される。
【0014】また,上記目的は安価且つ信頼性の高い方
法で電子回路基板を修正し,電子回路基板の製造歩留ま
りを向上させることにより達成される。
【0015】
【作用】液体材料としてはPd,Au,Pt等の金属錯
体,例えばトリフロロ酢酸パラジウム錯体(Pd(CF
3COO)2)をアセトニトリル,N−メチル−2−ピロ
リドン,トルエン,キシレン,アルコール等の有機溶媒
に溶解させた金属錯体溶液を使用する。この金属錯体溶
液を先端の内径をφ1〜2μmに成形したガラスピペッ
ト内部にマイクロシリンジで注入し,ピペット先端を基
板表面に接触させると同時に,ピペット内部に窒素等の
不活性ガスをパルス状に供給してピペット先端から金属
錯体溶液を吐出させる。更に基板上におけるピペット先
端の接触位置を制御することにより,高精度な材料の供
給が可能となる。
【0016】上記方法により,電子回路基板上の配線の
断線部に金属錯体溶液の局所供給を行う。そして溶液の
供給後,適当なサイズに成形したレーザ光を配線上に照
射しつつ走査して該断線部に近付けていき,一方の断線
端部とその近傍の金属錯体溶液を加熱する。ここで回路
配線として通常よく用いられているAl,Cu等の材料
にレーザ光を照射した場合,レーザ光の大半は反射され
るだけであるが一部は吸収され配線を加熱することが可
能である。尚且つそれらの材料は一般的に熱伝導率が高
く,従って断線端部ではそれまでのレーザ光の照射によ
る伝導熱により温度が上昇する。しかるに,断線端部近
傍の金属錯体溶液の有機溶媒が蒸発し更に錯体が分解さ
れて金属膜が析出し,その結果該端部と析出した金属膜
との接続が良好に行われる。但し,供給された溶液が加
熱され金属膜となる際に極めて大きな体積収縮が発生す
るため,析出した金属膜上に加熱前の溶液の流れ込みが
発生するが,断線端部での接続性に影響を与えることは
ない。この時点でレーザ光の照射を一旦停止させ,同様
に再度他方の断線端部からレーザ光の照射を開始して金
属膜を析出させる。その後レーザ光の走査を継続し,断
線端部間に金属膜を形成して断線部を電気的に接続する
ものである。その結果,両断線端部における析出金属膜
との接続性が確保されると共に,断線端部間の析出金属
膜の膜厚分布を一様にすることが可能となる。即ち,加
熱前の溶液が析出金属膜上に流れ込むことにより生じる
断線端部間における析出金属膜の膜厚分布を抑制するこ
とにより,信頼性の高い断線修正が実現する。
【0017】また一般に,Pd,Au,Pt等の貴金属
類は一定温度以上に加熱することで酸素との結合を解離
させることができる。従って,電子回路基板上配線の断
線部に上記金属錯体溶液を局所供給し,レーザ光を照射
して該溶液を加熱し断線端部間に金属膜を析出させた
後,不活性ガス雰囲気で再度加熱することで金属と結合
した酸素が還元され,良質な金属膜を得ることが可能と
なり,結果として断線端部間の接続抵抗が減少する。
【0018】また,断線欠陥の発生によって本来不良品
として廃棄されていた製品を修正することで,電子回路
基板の商品価値を復活させ,その製造歩留まりを向上さ
せることが可能となり,電子回路基板の価格が低下す
る。
【0019】
【実施例】以下本発明の第1の実施例として,電子回路
基板上の配線の断線部を接続する方法について説明す
る。
【0020】本実施例では,断線部に供給する液体材料
として,トリフロロ酢酸パラジウム錯体(Pd(CF3
COO)2)をアセトニトリル及びN−メチル−2−ピ
ロリドンの有機溶剤の混合液に,重量比35:32.
5:32.5の割合で溶解させた溶液を用いた。また,
このパラジウム錯体溶液を基板上に局所供給する手段と
しては,熱処理によって先端の内径をφ1〜2μmに成
形した硬質ガラス製のマイクロピペットを使用した。そ
してこのピペット内にマイクロシリンジで上記溶液を約
1μl充填し,ピペット先端と電子回路基板表面とを接
触させると共に,ピペット内部に窒素ガスを例えば10
0KPaの供給圧力で0.05sのみ印加し,ピペット
先端から上記溶液を微量吐出するものである。
【0021】図1(a)は,液晶表示装置用のTFT
hin ilm ransistor)基板の
製造工程中に発生した,回路配線の断線欠陥の様子を示
している。尚,図1(a)〜(e)では,平面図と断面
図とを同時に示す。
【0022】図1(a)において,SiN絶縁膜11上
にAlからなる幅15μm,厚さ2000Åの配線が形
成されており,配線の端部12,12’間で配線パター
ンが約50μm欠落し断線欠陥が生じている。この配線
断線部に,上記マイクロピペットの先端部を接触させ,
上記方法によってピペット先端からパラジウム錯体溶液
を吐出して該溶液を一滴だけ付着させる。上記方法によ
れば,SiN絶縁膜上におけるパラジウム錯体溶液の濡
れ広がり径をφ10〜15μmに抑えて(供給量として
100fl≒10~7μl)高精度に供給することが可能
である。そしてこの操作を繰返し,配線断線部に図1
(b)に示す形状でパラジウム錯体溶液13を供給す
る。
【0023】その後,すくなくともパラジウム錯体溶液
13の供給幅よりも大きいサイズに成形したArレーザ
光14を配線上のレーザ照射領域14’に照射する。本
実施例では,Arレーザの照射サイズ(レーザ照射領域
14’)をφ30μmとし,レーザ照射パワーを4.0
〜10.0KW/cm2に設定した。そして,Arレー
ザ光14を30〜60μm/minの速度で移動させな
がら配線上を走査しつつ断線端部12に近付けていき,
一方の断線端部12とその近傍のパラジウム錯体溶液1
3を加熱する。ここでAlをはじめ,電子回路基板の配
線として用いられている材料は一般的に熱伝導率が高
く,従って断線端部12ではそれまでのレーザ光14の
照射による伝導熱により温度が上昇するため,パラジウ
ム錯体溶液13の有機溶媒が蒸発し更に錯体が分解され
て図1(c)の如く断線端部12近傍にパラジウム膜1
3’が析出し,断線端部12と析出したパラジウム膜1
3’との接続が良好に行われる。即ち,断線端部12を
加熱することによって該端部12と析出したパラジウム
膜13’との接続性を確保する。
【0024】しかしながら,パラジウム錯体を重量比で
35%含有した上記溶液13に含まれている純金属の体
積比は全体の1%程度にすぎず,供給された該溶液13
が加熱されパラジウム膜となる際に極めて大きな体積収
縮が発生する。そのため加熱前のパラジウム錯体溶液1
3が流動し,析出したパラジウム膜13’上への流れ込
み15が発生するが,断線端部12での接続性に影響を
与えることはない。この時点でレーザ光14の照射を一
旦停止させた後,図1(d)の如く,レーザ光14の走
査方向を逆にして同様の手順で他方の断線端部12’に
パラジウム膜13’を析出させる。その後継続してレー
ザ光14を走査することにより,図1(e)に示す様に
断線端部12,12’間にパラジウム膜13’を析出さ
せる。
【0025】以上により,断線端部12,12’近傍の
パラジウム錯体溶液13の流動に影響されることなく,
該端部12,12’におけるパラジウム膜13’との接
続性を確保すると同時に,該端部12,12’間のパラ
ジウム膜13’の膜厚分布を一様なものとすることがで
き,結果として信頼性の高い断線修正が実現する。
【0026】その後更に,図示しないノズルにより窒素
等の不活性ガスを配線接続部に吹き付けつつ,Arレー
ザ光を再度パラジウム膜に照射してアニールを行う。こ
の時のレーザ照射サイズと強度及び走査速度はパラジウ
ム膜を析出させた場合と同等の条件でよい。また,レー
ザの照射方法は析出したパラジウム膜の片側から走査を
開始し,該析出膜全体に順次レーザを照射する。このア
ニール照射によって,錯体の分解が不充分であった部分
を再加熱してパラジウムの析出を完全なものとすると共
に,パラジウム膜13’の酸化が還元され,析出したパ
ラジウム膜の電気的特性を向上させることができる。
【0027】以上の方法により,平均膜厚250〜35
0Å,比抵抗100〜200μΩ・cmの良好なパラジ
ウム膜が析出し,その結果断線部を100〜200Ωの
接続抵抗で電気的に良好に接続可能となる。
【0028】尚,これまで配線断線部に供給する液体材
料について,トリフロロ酢酸パラジウム溶液を例にして
説明してきたがそれに限定されるわけではなく,その他
の材料として,ペンタフロロプロピオン酸パラジウム錯
体をはじめ,Au,Pt等の金属錯体をアセトニトリ
ル,N−メチル−2−ピロリドン,トルエン,キシレ
ン,アルコール等の有機溶媒に溶解させた金属錯体溶液
を使用することが可能である。また,配線の断線部に供
給した液体材料を加熱する手段については,Arレーザ
の488nm,514.5nm光の他,連続励起YAG
レーザの基本波(1064nm),第2高調波(532
nm),及びCO2レーザ(10.6μm)が使用でき
る。更に,アニール照射時に供給する不活性ガスについ
ても,窒素のみに限定されず,アルゴン,ヘリウム,キ
セノン,ネオン等の不活性ガスが適用可能である。
【0029】次に,上記配線の断線修正を行うに好適な
装置の実施例を図3に示し,電子回路基板上の断線欠陥
部を修正する動作について説明する。
【0030】本装置は,TFT基板302を搭載してそ
の位置決めを行うステージ301と,TFT基板302
をステージ301上に搭載ないしはステージ301上か
ら格納するためのローダ・アンローダ303と,TFT
基板302表面を観察するための対物レンズ304及び
結像レンズ305及びCCDカメラ306と,画像処理
装置307と,モニタ308と,照明光源309と,ハ
ーフミラー310,311と,Arレーザ発振器312
と,レーザ反射ミラー313と,レーザ光を所望の形状
・寸法に成形するためのスリット314と,レーザ光の
CCDカメラ306への入射を防止するレーザカットフ
ィルタ315と,モニタ308上でレーザの照射位置を
参照するための参照光源316と,内部に配線接続用の
液体材料を充填したガラスピペット317と,ガラスピ
ペット317を保持しその位置決めを行うマニピュレー
タ318と,ガラスピペット317内部に窒素ガスをパ
ルス状に供給するための窒素パルス発生装置319及び
テフロンチューブ320と,TFT基板302上に不活
性ガスを吹き付けるためのノズル321によって構成さ
れている。ここで対物レンズ304は,倍率20倍と1
00倍の2種類のものを図示しないレボルバ(交換機
構)に装着した構成とする。また,ステージ301,ロ
ーダ・アンローダ303,画像処理装置307,Arレ
ーザ発振器312,及び図示しない対物レンズのレボル
バは図示しないコントローラによってその動作が制御さ
れている。
【0031】はじめにTFT基板の製造工程では,全て
の製品に対して回路特性検査が行われ,回路配線に断線
欠陥を有する基板が選別され工程から抜き取られる。そ
して抜き取られた基板は,十枚程度の単位で断線修正装
置のローダ・アンローダ303に格納されると共に,検
査装置からの検査情報(各基板上での欠陥位置情報)が
図示しないコントローラに入力される。
【0032】図示しないコントローラは,ローダ・アン
ローダ303からTFT基板302をステージ301上
に搭載した後,画像処理装置307のオートフォーカス
機能により,ステージ301を上下に駆動してTFT基
板302表面に焦点を合わせる。これによりTFT基板
302表面がモニタ308上で拡大して観察される。こ
の時の観察倍率は,対物レンズ304を20倍とし,モ
ニタ308上での拡大倍率が700倍程度となることが
望ましい。
【0033】しかる後,図示しないコントローラに入力
された検査情報に基き,モニタ308の視野内に断線欠
陥が現れる位置にステージ301を移動する。その後作
業者は,モニタ308を観察しながらステージ301の
微調整を行い,マニピュレータ318を駆動してピペッ
ト317先端をモニタ303の視野内に位置合せする。
そして更にピペット317先端をTFT基板302表面
に接触させ,窒素パルス発生装置319のトリガスイッ
チにより,ピペット317内部に窒素パルスを供給す
る。しかるにピペット317先端から液体材料が吐出
し,TFT基板302上の断線部に微量供給される。こ
の様に作業者は,モニタ308を観察しながらマニピュ
レータ318と窒素パルス発生装置319を用いて,断
線部に液体材料を高精度に供給する。その後作業者は,
マニピュレータ318を駆動してピペット217先端を
ステージ301上から退避させる。
【0034】次に,上記で供給した液体材料にレーザを
照射する。図示しないコントローラは,図示しないレボ
ルバを回転させて対物レンズ304の倍率を100倍と
し,画像処理装置307のオートフォーカス機能によ
り,ステージ301を上下に駆動してTFT基板302
表面に焦点を合わせる。その後作業者は,モニタ308
上でのレーザ照射開始位置及び終了位置を入力し,レー
ザ照射をスタートさせる。レーザ光はスリット314で
φ3mmに成形されて対物レンズ304に入射し,その
結果TFT基板302上にφ30μmの大きさで投影さ
れる。ここでのレーザ発振器312の出力は,レーザ照
射面でのパワーが5KW/cm2となる様,予め設定さ
れているものとする。また,レーザの照射開始と同時
に,ステージ301を30μm/minの速度で移動さ
せることで,TFT基板302に対して相対的にレーザ
を走査する。以上により,TFT基板302上に供給し
た液体材料を加熱し,断線部に金属膜を析出させる。更
にその後,先にモニタ308の画面上で入力したレーザ
の照射開始位置及び終了位置の情報に基き,同様のレー
ザ条件とステージ301の移動条件で,レーザを再度照
射しアニールを行う。この時,ノズル321から窒素ガ
スを5l/minの条件でレーザ照射部に吹き付けるこ
とで,析出した金属膜の酸化を還元することができる。
以上により,TFT基板302上の配線断線部の修正が
終了する。
【0035】最後にステージ301上のTFT基板30
2をローダ・アンローダ303に格納する。これまでの
動作を繰返し,全てのTFT基板の修正が終了すると,
それらはTFT製造工程に再投入される。
【0036】以上本発明により,配線断線部において断
線端部と析出金属膜との接続性を良好とすることが可能
となり,接続した断線部の信頼性が向上する効果があ
る。
【0037】また本発明によれば,断線端部と析出金属
膜との接続性を確保するために,配線の下地膜(絶縁
膜)に溝パターンを形成する等の処理を必要としないた
め,絶縁膜を加工するための紫外線レーザを必要とせ
ず,安価に欠陥を修正することができるとともに,修正
に要する時間を短縮する効果がある。
【0038】最後に,本発明により電子回路基板上の配
線断線部を修正するための第2の実施例を図4に示す。
尚,図4(a)〜(c)では平面図と断面図とを同時に
示す。また,本実施例では第1の実施例と同様に,TF
T基板上の配線断線部にトリフロロ酢酸パラジウム錯体
をアセトニトリル及びN−メチル−2−ピロリドンの有
機溶剤の混合液に,重量比35:32.5:32.5の
割合で溶解させた溶液を熱処理によって先端の内径をφ
1〜2μmに成形した硬質ガラス製のマイクロピペット
を使用して供給するものとする。
【0039】図4(a)は,SiN絶縁膜41上に形成
されたAlからなる幅15μm,厚さ2000Åの配線
に,配線の端部42,42’間で配線パターンが約50
μm欠落した断線欠陥上に,上記マイクロピペットを用
いてパラジウム錯体溶液43を局所供給した状態を示し
ている。
【0040】そして図4(b)に示す如く,すくなくと
もパラジウム錯体溶液43の供給領域よりも大きいサイ
ズに成形したArレーザ光44を配線上のレーザ照射領
域44’に照射する。本実施例では,Arレーザの照射
サイズ(レーザ照射領域44’)を30×100μmと
し,レーザ照射パワーを4.0〜10.0KW/cm2
に設定した。そしてこのArレーザ光44をレーザ照射
領域44’に1〜60s間照射することにより,断線端
部42,42’及び断線部に供給されたパラジウム錯体
溶液43を均一に加熱する。その結果,図4(c)の如
く,パラジウム錯体溶液43に含まれる有機溶媒が蒸発
し更に錯体が分解され,断線端部42,42’間にパラ
ジウム膜43’が析出する。尚,パラジウム錯体溶液4
3が加熱されパラジウム膜43’が析出する際,極めて
大きな体積収縮が発生するが,供給したパラジウム錯体
溶液43に一括してArレーザ光44を照射することで
該溶液43の流動が抑制され,断線端部42,42’で
のパラジウム膜43’との接続性に影響を与えることは
ない。
【0041】以上により,断線端部42,42’におけ
るパラジウム膜43’との接続性を確保すると同時に,
該端部42,42’間のパラジウム膜43’の膜厚分布
を一様なものとすることができ,結果として信頼性の高
い断線修正が実現する。
【0042】その後更に,図示しないノズルにより窒素
等の不活性ガスを配線接続部に吹き付けつつ,Arレー
ザ光を再度パラジウム膜に照射してアニールを行う。こ
の時のレーザ照射サイズと強度はパラジウム膜を析出さ
せた場合と同等の条件でよい。このアニール照射によっ
て,錯体の分解が不充分であった部分を再加熱してパラ
ジウムの析出を完全なものとすると共に,パラジウム膜
43’の酸化が還元され,析出したパラジウム膜の電気
的特性を向上させることができる。
【0043】以上の方法により,平均膜厚250〜35
0Å,比抵抗100〜200μΩ・cmの良好なパラジ
ウム膜が析出し,その結果断線部を100〜200Ωの
接続抵抗で電気的に良好に接続可能となる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば,電子回路基板上の配線
断線部に局所的に断線修正用液体材料を供給した後,両
断線端部に順次レーザ光を照射して該断線端部とその近
傍の液体材料を加熱すると共にレーザ光を走査して該断
線端部間に金属膜を析出させることにより,断線端部間
の析出金属膜の膜厚分布を一様なものとすることで両断
線端部での析出金属との接続性を良好とすることが可能
となり,接続部の信頼性を向上させる効果がある。
【0045】また,電子回路基板上の配線断線部に局所
的に断線修正用液体材料を供給した後,少なくとも該液
体材料の供給領域よりも大きいサイズに成形したレーザ
光を該液体材料に一括して照射することにより,断線端
部間の析出金属膜の膜厚分布を一様なものとすることで
両断線端部での析出金属との接続性を良好とすることが
可能となり,接続部の信頼性を向上させる効果がある。
【0046】また,配線断線部に供給した液体材料にレ
ーザを照射して金属膜を析出させた後,不活性ガス雰囲
気で再度レーザを照射することで,析出した金属膜の電
気的特性を向上させる効果がある。
【0047】更に,本発明による方法で電子回路基板の
修正を行った場合,製品歩留まりを大幅に向上させると
共に,製品コストを低下させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である断線欠陥の修正方
法を示す平面図及び断面図
【図2】従来技術による断線欠陥の修正方法を示す平面
図及び断面図
【図3】本発明を実施するための装置の構成図
【図4】本発明の第2の実施例である断線欠陥の修正方
法を示す平面図及び断面図
【符号の説明】
11・・・・SiN絶縁膜 12,12’・・・・断線端部,1
3・・・・トリフロロ酢酸パラジウム溶液 13’・・・・パラ
ジウム膜 14・・・・Arレーザ光 14’・・・・レーザ照射領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 23/538 // H01L 29/786 H05K 3/22 A 7511−4E H01L 29/78 612 A (72)発明者 奥中 正昭 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 松崎 英夫 千葉県茂原市早野3300番地株式会社日立製 作所電子デバイス事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子回路基板上の配線断線部に液体材料を
    供給し,該液体材料にレーザ光を照射して加熱し導電性
    膜とすることで該配線断線部を電気的に接続する電子回
    路基板の配線修正方法において,配線断線部に該液体材
    料を局所供給した後,一方の断線端部にレーザ光を照射
    して該断線端部とその近傍の該液体材料を加熱して導電
    性膜を析出させた時点でレーザ光の照射を一旦停止し,
    再度他方の断線端部からレーザ光を照射しつつレーザ光
    と電子回路基板を相対的に移動して断線端部間に導電性
    膜を析出させることにより,両断線端部間における析出
    した導電性膜の膜厚分布を一様として,両断線端部と導
    電性膜との接続性を向上させることを特徴とする電子回
    路基板の配線修正方法。
  2. 【請求項2】電子回路基板上の配線断線部に液体材料を
    供給し,該液体材料にレーザ光を照射して加熱し導電性
    膜とすることで該配線断線部を電気的に接続する電子回
    路基板の配線修正方法において,配線断線部に該液体材
    料を局所供給した後,少なくとも該液体材料の供給領域
    よりも大きいサイズに成形したレーザ光を該液体材料に
    一括して照射することにより断線端部間に導電性膜を析
    出させることで,両断線端部間における析出した導電性
    膜の膜厚分布を一様として,両断線端部と導電性膜との
    接続性を向上させることを特徴とする電子回路基板の配
    線修正方法。
  3. 【請求項3】電子回路基板上の配線断線部に液体材料を
    供給し,該液体材料にレーザ光を照射して加熱し導電性
    膜とすることで該配線断線部を電気的に接続する電子回
    路基板の配線修正方法において,配線断線部に液体材料
    を供給し,該液体材料を加熱して導電性膜とした後,不
    活性ガス雰囲気で再度該導電性膜を加熱することによ
    り,該導電性膜の電気的特性を向上させることを特徴と
    する電子回路基板の配線修正方法。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
    れかに記載の電子回路基板の配線修正方法において,供
    給する液体材料として,Pd,Au,Ptから選択され
    る金属錯体を含む溶液を使用することを特徴とする電子
    回路基板の配線修正方法。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
    れかに記載の電子回路基板の配線修正方法において,供
    給する液体材料として,トリフロロ酢酸パラジウム(P
    d(CF3COO)2)を有機溶媒に溶解させた溶液を使
    用することを特徴とする電子回路基板の配線修正方法。
  6. 【請求項6】配線断線部を導電性膜により再接続するこ
    とで修正した電子回路基板であり,断線端部近傍に析出
    した導電性膜の膜厚が,断線端部間に析出した導電性膜
    の膜厚よりも大であることを特徴とする電子回路基板。
  7. 【請求項7】電子回路基板を保持しその位置決めを行う
    機構と,液体材料を充填したピペットを保持しその位置
    決めを行う機構と,ピペット内部に不活性ガスを供給す
    る手段と,電子回路基板表面を観察する手段と,電子回
    路基板上にレーザ光を照射する手段と,電子回路基板上
    のレーザ光の照射領域に不活性ガスを供給する手段から
    構成される事を特徴とする,電子回路基板の配線修正装
    置。
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