JPH08201472A - Ｌｅｄ信号灯の寿命検出方法 - Google Patents
Ｌｅｄ信号灯の寿命検出方法Info
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- JPH08201472A JPH08201472A JP3018095A JP3018095A JPH08201472A JP H08201472 A JPH08201472 A JP H08201472A JP 3018095 A JP3018095 A JP 3018095A JP 3018095 A JP3018095 A JP 3018095A JP H08201472 A JPH08201472 A JP H08201472A
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- led
- luminous intensity
- led element
- signal lamp
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来のＬＥＤ信号灯の寿命の測定方法では、
測定が長期間に及ぶのでＬＥＤ素子の光度変化を測定す
るべきフォトトランジスタの側にも特性変化を生じ、測
定の信頼性を損なうものとなっていた。 【構成】 本発明により、基準用ＬＥＤ素子を設け、測
定対称である代表ＬＥＤ素子との光度比較を行って変化
量を判定するＬＥＤ信号灯の寿命検出方法としたこと
で、長期間に及ぶこの種の測定において、若しもフォト
トランジスタ側に特性変化を生じたとしても、点灯時間
が短く実質的に光度変化を生じない基準用ＬＥＤ素子の
光度と相対値で比較を行うものとして、前記フォトトラ
ンジスタの特性変化の影響を全くなくするものであり、
これにより、寿命検出の精度を向上させるものである。
測定が長期間に及ぶのでＬＥＤ素子の光度変化を測定す
るべきフォトトランジスタの側にも特性変化を生じ、測
定の信頼性を損なうものとなっていた。 【構成】 本発明により、基準用ＬＥＤ素子を設け、測
定対称である代表ＬＥＤ素子との光度比較を行って変化
量を判定するＬＥＤ信号灯の寿命検出方法としたこと
で、長期間に及ぶこの種の測定において、若しもフォト
トランジスタ側に特性変化を生じたとしても、点灯時間
が短く実質的に光度変化を生じない基準用ＬＥＤ素子の
光度と相対値で比較を行うものとして、前記フォトトラ
ンジスタの特性変化の影響を全くなくするものであり、
これにより、寿命検出の精度を向上させるものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は道路信号灯、鉄道信号灯
など信号灯に関するものであり、詳細にはＬＥＤ素子が
光源とされた信号灯における例えば点灯時間の経過に伴
う光度の低下など、寿命の検出方法に係るものである。
など信号灯に関するものであり、詳細にはＬＥＤ素子が
光源とされた信号灯における例えば点灯時間の経過に伴
う光度の低下など、寿命の検出方法に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】先ず、この種のＬＥＤ信号灯９０の構成
について説明を行えば、図２に示すように前記ＬＥＤ信
号灯９０にはレンズ９１とハウジング９２とで形成され
る灯室内に多数のＬＥＤ素子９３が例えば同心円状或い
はマトリックス状などとして配置されて光源とされるも
のとなっている。
について説明を行えば、図２に示すように前記ＬＥＤ信
号灯９０にはレンズ９１とハウジング９２とで形成され
る灯室内に多数のＬＥＤ素子９３が例えば同心円状或い
はマトリックス状などとして配置されて光源とされるも
のとなっている。
【０００３】このときに、前記ＬＥＤ素子９３は長期間
に渡り点灯を行うと、次第に光度が低下する傾向を有す
るものであるので、ＬＥＤ素子９３中の１個または任意
数のものを代表ＬＥＤ素子９３Ａとし、図３に示すよう
な寿命判定回路８０を設けて、その光度の低下度合いを
測定し、この値が所定光度よりも低下した時点でＬＥＤ
信号灯９０が規定に満たなくなったものとして交換する
のである。
に渡り点灯を行うと、次第に光度が低下する傾向を有す
るものであるので、ＬＥＤ素子９３中の１個または任意
数のものを代表ＬＥＤ素子９３Ａとし、図３に示すよう
な寿命判定回路８０を設けて、その光度の低下度合いを
測定し、この値が所定光度よりも低下した時点でＬＥＤ
信号灯９０が規定に満たなくなったものとして交換する
のである。
【０００４】次いで、前記寿命判定回路８０の構成につ
いて説明を行えば、この寿命判定回路８０は前記代表Ｌ
ＥＤ素子９３Ａに対峙して設けられるフォトトランジス
タ８１と、該フォトトランジスタ８１からの出力を非反
転入力端子８２ａに入力する電圧比較回路８２を基本と
して構成されるものであり、前記電圧比較回路８２の反
転入力端子８２ｂには測定用電源Ｖ１の抵抗分割による
などして基準電圧Ｖｓが印加されている。
いて説明を行えば、この寿命判定回路８０は前記代表Ｌ
ＥＤ素子９３Ａに対峙して設けられるフォトトランジス
タ８１と、該フォトトランジスタ８１からの出力を非反
転入力端子８２ａに入力する電圧比較回路８２を基本と
して構成されるものであり、前記電圧比較回路８２の反
転入力端子８２ｂには測定用電源Ｖ１の抵抗分割による
などして基準電圧Ｖｓが印加されている。
【０００５】上記の構成とした寿命判定回路８０におい
ては、代表ＬＥＤ素子９３Ａの光度が低下するに従いフ
ォトトランジスタ８１のコレクタ電圧、即ち非反転入力
端子８２ａに印加される電圧が次第に上昇するものとな
り、そして、反転入力端子８２ｂに印加されている基準
電圧Ｖｓを越えたときには、電圧比較回路８２の出力端
子８２ｃに出力を生じるものとなる。
ては、代表ＬＥＤ素子９３Ａの光度が低下するに従いフ
ォトトランジスタ８１のコレクタ電圧、即ち非反転入力
端子８２ａに印加される電圧が次第に上昇するものとな
り、そして、反転入力端子８２ｂに印加されている基準
電圧Ｖｓを越えたときには、電圧比較回路８２の出力端
子８２ｃに出力を生じるものとなる。
【０００６】従って、前記した基準電圧Ｖｓを予めに適
宜な電圧値として設定しておくことで、前記電圧比較回
路８２の出力端子８２ｃ、即ち、寿命判定回路８０の出
力からＬＥＤ信号灯９０の交換時期を知ることができる
ものとなり、これに基づいてメンテナンスが行われる。
宜な電圧値として設定しておくことで、前記電圧比較回
路８２の出力端子８２ｃ、即ち、寿命判定回路８０の出
力からＬＥＤ信号灯９０の交換時期を知ることができる
ものとなり、これに基づいてメンテナンスが行われる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たＬＥＤ素子９３の光度の低下は、数千〜数万時間と言
う極めて長い時間の経過の後に生じるものであるので、
当然にフォトトランジスタ８１の側にも劣化が生じるこ
とが考えられるものとなる。従って、上記した従来の検
出方法では、何れの側の要因で出力を生じたのか明確で
なく、目的とする寿命の判定に対しての信頼性が低いも
のとなる問題点を生じている。
たＬＥＤ素子９３の光度の低下は、数千〜数万時間と言
う極めて長い時間の経過の後に生じるものであるので、
当然にフォトトランジスタ８１の側にも劣化が生じるこ
とが考えられるものとなる。従って、上記した従来の検
出方法では、何れの側の要因で出力を生じたのか明確で
なく、目的とする寿命の判定に対しての信頼性が低いも
のとなる問題点を生じている。
【０００８】また、ＬＥＤ素子９３の光度出力の温度特
性と、フォトトランジスタ８１の受光感度の温度特性も
同一でないため、例えば冬季と夏季など環境温度の相違
によっても寿命判定回路８０が出力を生じる時点に相違
を生じるものとなり、この点でも寿命の判定に対しての
信頼性が低いものとなる問題点を生じている。
性と、フォトトランジスタ８１の受光感度の温度特性も
同一でないため、例えば冬季と夏季など環境温度の相違
によっても寿命判定回路８０が出力を生じる時点に相違
を生じるものとなり、この点でも寿命の判定に対しての
信頼性が低いものとなる問題点を生じている。
【０００９】更には、前記ＬＥＤ素子９３を点灯してい
る点灯用電源Ｖ２の変動、或いは、太陽光など変動する
外部光の前記フォトトランジスタ８１への入射なども全
て上記の寿命の判定に対しての誤差要因となり、一層に
信頼性を低下させるものとなり、これらの不安定要因に
よりメンテナンスが困難となり、この点の解決が課題と
されるものとなっていた。
る点灯用電源Ｖ２の変動、或いは、太陽光など変動する
外部光の前記フォトトランジスタ８１への入射なども全
て上記の寿命の判定に対しての誤差要因となり、一層に
信頼性を低下させるものとなり、これらの不安定要因に
よりメンテナンスが困難となり、この点の解決が課題と
されるものとなっていた。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的な手段として、ＬＥＤ素子
を光源とする信号灯の前記ＬＥＤ素子中の代表ＬＥＤ素
子の光度を測定し、該光度の変化量から前記ＬＥＤ信号
灯の寿命を判定するＬＥＤ信号灯の寿命検出方法におい
て、前記ＬＥＤ信号灯には基準用定電流電源と基準用Ｌ
ＥＤ素子とが設けられ、所定時間の経過の度に前記代表
ＬＥＤ素子と前記基準用ＬＥＤ素子とを前記基準用定電
流電源で点灯させた光度を測定し、このときの前記代表
ＬＥＤ素子の光度と前記基準用ＬＥＤ素子の光度を比較
して前記ＬＥＤ信号灯の寿命を判定することを特徴とす
るＬＥＤ信号灯の寿命検出方法を提供することで課題を
解決するものである。
課題を解決するための具体的な手段として、ＬＥＤ素子
を光源とする信号灯の前記ＬＥＤ素子中の代表ＬＥＤ素
子の光度を測定し、該光度の変化量から前記ＬＥＤ信号
灯の寿命を判定するＬＥＤ信号灯の寿命検出方法におい
て、前記ＬＥＤ信号灯には基準用定電流電源と基準用Ｌ
ＥＤ素子とが設けられ、所定時間の経過の度に前記代表
ＬＥＤ素子と前記基準用ＬＥＤ素子とを前記基準用定電
流電源で点灯させた光度を測定し、このときの前記代表
ＬＥＤ素子の光度と前記基準用ＬＥＤ素子の光度を比較
して前記ＬＥＤ信号灯の寿命を判定することを特徴とす
るＬＥＤ信号灯の寿命検出方法を提供することで課題を
解決するものである。
【００１１】
【実施例】つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図１に符号１で示すものはＬＥＤ信
号灯であり、このＬＥＤ信号灯１内には多数のＬＥＤ素
子２が設けられ、点灯用電源Ｖ２に接続されて光源とさ
れるものである点は従来例（図２参照）で説明した通り
である。
て詳細に説明する。図１に符号１で示すものはＬＥＤ信
号灯であり、このＬＥＤ信号灯１内には多数のＬＥＤ素
子２が設けられ、点灯用電源Ｖ２に接続されて光源とさ
れるものである点は従来例（図２参照）で説明した通り
である。
【００１２】そして、前記ＬＥＤ素子２中の１個または
任意数のものを代表ＬＥＤ素子２Ａとし、該代表ＬＥＤ
素子２Ａの光度の低下の度合いを寿命判定回路１０で測
定し、これをもってＬＥＤ信号灯１の寿命を判定するも
のである点も従来例と同様である。
任意数のものを代表ＬＥＤ素子２Ａとし、該代表ＬＥＤ
素子２Ａの光度の低下の度合いを寿命判定回路１０で測
定し、これをもってＬＥＤ信号灯１の寿命を判定するも
のである点も従来例と同様である。
【００１３】従って、前記寿命判定回路１０には代表Ｌ
ＥＤ素子２Ａと対峙するフォトトランジスタ１１が設け
られるものとされるが、本発明では基準用定電流電源１
２と基準用ＬＥＤ素子１３とが設けられ、前記代表ＬＥ
Ｄ素子２ＡはスイッチＳ１、Ｓ２の接点１ａ、１ｂ、２
ａ、２ｂにより点灯用電源Ｖ２と前記基準用定電流電源
１２とを切換えて点灯することができるものとされてい
る。
ＥＤ素子２Ａと対峙するフォトトランジスタ１１が設け
られるものとされるが、本発明では基準用定電流電源１
２と基準用ＬＥＤ素子１３とが設けられ、前記代表ＬＥ
Ｄ素子２ＡはスイッチＳ１、Ｓ２の接点１ａ、１ｂ、２
ａ、２ｂにより点灯用電源Ｖ２と前記基準用定電流電源
１２とを切換えて点灯することができるものとされてい
る。
【００１４】また、前記基準用ＬＥＤ素子１３は前記代
表ＬＥＤ素子２Ａと同様にフォトトランジスタ１１と対
峙するものとされ、同時にスイッチＳ３の接点３ａ、３
ｂにより前記代表ＬＥＤ素子２Ａと切換わり前記基準用
定電流電源１２で点灯が可能とされている。また、前記
スイッチＳ３には必要に応じて代表ＬＥＤ素子２Ａにも
基準用ＬＥＤ素子１３にも接続されない接点３ｃが設け
られている。
表ＬＥＤ素子２Ａと同様にフォトトランジスタ１１と対
峙するものとされ、同時にスイッチＳ３の接点３ａ、３
ｂにより前記代表ＬＥＤ素子２Ａと切換わり前記基準用
定電流電源１２で点灯が可能とされている。また、前記
スイッチＳ３には必要に応じて代表ＬＥＤ素子２Ａにも
基準用ＬＥＤ素子１３にも接続されない接点３ｃが設け
られている。
【００１５】前記フォトトランジスタ１１の出力は、増
幅器１４で適宜に増巾されてＡ／Ｄコンバータ１５に入
力され、アナログ値からデジタル値への変換が行われて
スイッチＳ３と連動するスイッチＳ４の接点４ａ、４
ｂ、４ｃを介して夫々の値が代表値メモリ１６、基準値
メモリ１７、バックグラウンドメモリ１８へと書き込ま
れるものとなり、前記各メモリ１６、１７、１８はデジ
タル演算器１９の入力に接続されている。
幅器１４で適宜に増巾されてＡ／Ｄコンバータ１５に入
力され、アナログ値からデジタル値への変換が行われて
スイッチＳ３と連動するスイッチＳ４の接点４ａ、４
ｂ、４ｃを介して夫々の値が代表値メモリ１６、基準値
メモリ１７、バックグラウンドメモリ１８へと書き込ま
れるものとなり、前記各メモリ１６、１７、１８はデジ
タル演算器１９の入力に接続されている。
【００１６】尚、前記スイッチＳ１〜Ｓ４はタイマーな
どにより構成された測定スケジューラ１０Ａにより駆動
され、例えば２４時間に一回など所定時間の経過の度に
所定の動作を行うものとされ、目的とするＬＥＤ信号灯
１の寿命検出が自動的に反復して行えるものとされてい
る。
どにより構成された測定スケジューラ１０Ａにより駆動
され、例えば２４時間に一回など所定時間の経過の度に
所定の動作を行うものとされ、目的とするＬＥＤ信号灯
１の寿命検出が自動的に反復して行えるものとされてい
る。
【００１７】次いで、上記の構成とした寿命判定回路１
０によるＬＥＤ信号灯１の寿命検出方法を説明する。先
ず、前記測定スケジューラ１０Ａは２４時間毎にスイッ
チＳ１とスイッチＳ２を接点１ａ、２ａから接点１ｂ、
２ｂへと切換える。このときに前記スイッチＳ３は接点
３ａに接続されているので、前記代表ＬＥＤ素子２Ａは
点灯用電源Ｖ２から基準用定電流電源１２に切換わり点
灯が行われるものとなる。
０によるＬＥＤ信号灯１の寿命検出方法を説明する。先
ず、前記測定スケジューラ１０Ａは２４時間毎にスイッ
チＳ１とスイッチＳ２を接点１ａ、２ａから接点１ｂ、
２ｂへと切換える。このときに前記スイッチＳ３は接点
３ａに接続されているので、前記代表ＬＥＤ素子２Ａは
点灯用電源Ｖ２から基準用定電流電源１２に切換わり点
灯が行われるものとなる。
【００１８】前記基準用定電流電源１２により点灯が行
われた代表ＬＥＤ素子２Ａの光度は測定用電源Ｖ１に接
続された前記フォトトランジスタ１１で受光され、増幅
器１４で増巾された後にＡ／Ｄコンバータ１５でデジタ
ル値に変換された後に、スイッチＳ３と連動しているス
イッチＳ４の接点４ａを介して代表値メモリ１６に記憶
されるものとなる。
われた代表ＬＥＤ素子２Ａの光度は測定用電源Ｖ１に接
続された前記フォトトランジスタ１１で受光され、増幅
器１４で増巾された後にＡ／Ｄコンバータ１５でデジタ
ル値に変換された後に、スイッチＳ３と連動しているス
イッチＳ４の接点４ａを介して代表値メモリ１６に記憶
されるものとなる。
【００１９】続いて、前記測定スケジューラ１０Ａはス
イッチＳ３を接点３ｂに切換えるので、基準用ＬＥＤ素
子１３が基準用定電流電源１２で点灯されるものとな
り、この基準用ＬＥＤ素子１３の光度が上記と同様に測
定されてスイッチＳ４の接点４ｂを介して基準値メモリ
１７に記憶される。
イッチＳ３を接点３ｂに切換えるので、基準用ＬＥＤ素
子１３が基準用定電流電源１２で点灯されるものとな
り、この基準用ＬＥＤ素子１３の光度が上記と同様に測
定されてスイッチＳ４の接点４ｂを介して基準値メモリ
１７に記憶される。
【００２０】ここで、前記基準用ＬＥＤ素子１３の点灯
時間について考察してみると、この基準用ＬＥＤ素子１
３は例えば２４時間に１回、しかも、光度を測定するの
に充分な時間だけ、例えば１０〜３０秒間点灯すれば良
いものであるので、積算される点灯時間は極めて短く、
点灯による光度の低下は実質的に無視できるものとな
る。
時間について考察してみると、この基準用ＬＥＤ素子１
３は例えば２４時間に１回、しかも、光度を測定するの
に充分な時間だけ、例えば１０〜３０秒間点灯すれば良
いものであるので、積算される点灯時間は極めて短く、
点灯による光度の低下は実質的に無視できるものとな
る。
【００２１】従って、基準用ＬＥＤ素子１３の光度は実
質的に変動しない一定値と認められるので、基準値メモ
リ１７と代表値メモリ１６とをデジタル演算器１９で演
算を行えば、代表ＬＥＤ素子２Ａの点灯時間に依存する
光度の低下が測定でき所定値に達したときには出力１９
ａに告知させることができる。しかも、このとき代表Ｌ
ＥＤ素子２Ａの光度は基準用定電流電源１２で点灯され
る状態で測定されているので、点灯用電源Ｖ２の電圧変
動の影響もなく、正確な値が得られるものとなる。
質的に変動しない一定値と認められるので、基準値メモ
リ１７と代表値メモリ１６とをデジタル演算器１９で演
算を行えば、代表ＬＥＤ素子２Ａの点灯時間に依存する
光度の低下が測定でき所定値に達したときには出力１９
ａに告知させることができる。しかも、このとき代表Ｌ
ＥＤ素子２Ａの光度は基準用定電流電源１２で点灯され
る状態で測定されているので、点灯用電源Ｖ２の電圧変
動の影響もなく、正確な値が得られるものとなる。
【００２２】ここで、前記スイッチＳ３、Ｓ４に設けら
れる接点３ｃ、４ｃの機能について説明を行う。この接
点３ｃ、４ｃが設けられているときには測定スケジュー
ラ１０Ａは代表ＬＥＤ素子２Ａと基準用ＬＥＤ素子１３
とを切換え点灯させる行程中の適宜なときにスイッチＳ
３を接点３ｃに、スイッチＳ４を接点４ｃに投入する。
れる接点３ｃ、４ｃの機能について説明を行う。この接
点３ｃ、４ｃが設けられているときには測定スケジュー
ラ１０Ａは代表ＬＥＤ素子２Ａと基準用ＬＥＤ素子１３
とを切換え点灯させる行程中の適宜なときにスイッチＳ
３を接点３ｃに、スイッチＳ４を接点４ｃに投入する。
【００２３】このときに、接点３ｃは代表ＬＥＤ素子２
Ａと基準用ＬＥＤ素子１３との何れにも接続されていな
いので消灯し、フォトトランジスタ１１はこの消灯状態
の光度を測定するものとなり、若しもこのときにＬＥＤ
信号灯１内に太陽光など外光が照射している状態であれ
ば、寿命判定回路１０は前記した外光の光度を接点４ｃ
を介してバックグラウンドメモリ１８に記憶する。
Ａと基準用ＬＥＤ素子１３との何れにも接続されていな
いので消灯し、フォトトランジスタ１１はこの消灯状態
の光度を測定するものとなり、若しもこのときにＬＥＤ
信号灯１内に太陽光など外光が照射している状態であれ
ば、寿命判定回路１０は前記した外光の光度を接点４ｃ
を介してバックグラウンドメモリ１８に記憶する。
【００２４】よって、代表ＬＥＤ素子２Ａと基準用ＬＥ
Ｄ素子１３との光度の測定が終了した後に、デジタル演
算器１９で基準値メモリ１７と代表値メモリ１６とに記
憶された値から、バックグラウンドメモリ１８内に記憶
された値を減算すれば、代表ＬＥＤ素子２Ａと基準用Ｌ
ＥＤ素子１３との真の光度が得られるものとなり、外光
の影響を完全に排除することができるものとなる。
Ｄ素子１３との光度の測定が終了した後に、デジタル演
算器１９で基準値メモリ１７と代表値メモリ１６とに記
憶された値から、バックグラウンドメモリ１８内に記憶
された値を減算すれば、代表ＬＥＤ素子２Ａと基準用Ｌ
ＥＤ素子１３との真の光度が得られるものとなり、外光
の影響を完全に排除することができるものとなる。
【００２５】但し、前記代表ＬＥＤ素子２Ａと基準用Ｌ
ＥＤ素子１３とにカバーが設けられるなどして、当初か
ら外光の影響を受けることのないように配慮が行われて
いる場合には、前記接点３ｃ、接点４ｃ、バックグラウ
ンドメモリ１７などは不要となる。従って、これらはＬ
ＥＤ信号灯１の構成により必要に応じ設ければ良いもの
である。
ＥＤ素子１３とにカバーが設けられるなどして、当初か
ら外光の影響を受けることのないように配慮が行われて
いる場合には、前記接点３ｃ、接点４ｃ、バックグラウ
ンドメモリ１７などは不要となる。従って、これらはＬ
ＥＤ信号灯１の構成により必要に応じ設ければ良いもの
である。
【００２６】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、基
準用ＬＥＤ素子を設け、測定対称である代表ＬＥＤ素子
との光度比較を行って変化量を判定するＬＥＤ信号灯の
寿命検出方法としたことで、長期間に及ぶこの種の測定
において、若しもフォトトランジスタ側に特性変化を生
じたとしても、点灯時間が短く実質的に光度変化を生じ
ない基準用ＬＥＤ素子の光度と相対値で比較を行うもの
として、前記フォトトランジスタの特性変化の影響を全
くなくするものであり、これにより、寿命検出の精度を
向上させるものである。
準用ＬＥＤ素子を設け、測定対称である代表ＬＥＤ素子
との光度比較を行って変化量を判定するＬＥＤ信号灯の
寿命検出方法としたことで、長期間に及ぶこの種の測定
において、若しもフォトトランジスタ側に特性変化を生
じたとしても、点灯時間が短く実質的に光度変化を生じ
ない基準用ＬＥＤ素子の光度と相対値で比較を行うもの
として、前記フォトトランジスタの特性変化の影響を全
くなくするものであり、これにより、寿命検出の精度を
向上させるものである。
【００２７】また、上記のように測定が長期間に及ぶこ
とで、例えば季節の変化により周囲温度が変化し、ＬＥ
Ｄ素子の光度の温度依存性と、フォトトランジスタの受
光感度の温度依存性とに差異を生じるときにも、上記の
相対値で比較を行うことで、何等に補正手段などを必要
とすることなく、寿命検出の精度を向上させるものであ
る。
とで、例えば季節の変化により周囲温度が変化し、ＬＥ
Ｄ素子の光度の温度依存性と、フォトトランジスタの受
光感度の温度依存性とに差異を生じるときにも、上記の
相対値で比較を行うことで、何等に補正手段などを必要
とすることなく、寿命検出の精度を向上させるものであ
る。
【００２８】更に、本発明では基準用定電流電源を備え
るものとして、上記の測定時に基準用ＬＥＤ素子も代表
ＬＥＤ素子も前記基準用定電流電源で点灯するものとし
たことで、点灯用電源の電源変動による精度の低下もな
いものとなり、加えて、基準用ＬＥＤ素子と代表ＬＥＤ
素子とが消灯した状態で外光の光度を測定し処理するも
のとしたことで、外光の影響もないものとし、以て、こ
の種のＬＥＤ信号灯の寿命検出の精度を格段に向上させ
交換時期を正確に告知できるものとして、ＬＥＤ信号灯
のメンテナンス性の向上に極めて優れた効果を奏するも
のである。
るものとして、上記の測定時に基準用ＬＥＤ素子も代表
ＬＥＤ素子も前記基準用定電流電源で点灯するものとし
たことで、点灯用電源の電源変動による精度の低下もな
いものとなり、加えて、基準用ＬＥＤ素子と代表ＬＥＤ
素子とが消灯した状態で外光の光度を測定し処理するも
のとしたことで、外光の影響もないものとし、以て、こ
の種のＬＥＤ信号灯の寿命検出の精度を格段に向上させ
交換時期を正確に告知できるものとして、ＬＥＤ信号灯
のメンテナンス性の向上に極めて優れた効果を奏するも
のである。
【図１】 本発明に係るＬＥＤ信号灯の寿命検出方法の
一実施例を示す回路図である。
一実施例を示す回路図である。
【図２】 この種のＬＥＤ信号灯の構成の例を示す断面
図である。
図である。
【図３】 従来例を示す回路図である。
１……ＬＥＤ信号灯 ２……ＬＥＤ素子 ２Ａ……代表ＬＥＤ素子 １０……寿命判定回路 １０Ａ……測定スケジューラ １１……フォトトランジスタ １２……基準用定電流電源 １３……基準用ＬＥＤ素子 １４……増幅器 １５……Ａ／Ｄコンバータ １６……代表値メモリ １７……基準値メモリ １８……バックグラウンドメモリ １９……デジタル演算器 Ｓ１、Ｓ２、Ｓ３、Ｓ４……スイッチ
Claims (2)
- 【請求項１】 ＬＥＤ素子を光源とする信号灯の前記Ｌ
ＥＤ素子中の代表ＬＥＤ素子の光度を測定し、該光度の
変化量から前記ＬＥＤ信号灯の寿命を判定するＬＥＤ信
号灯の寿命検出方法において、前記ＬＥＤ信号灯には基
準用定電流電源と基準用ＬＥＤ素子とが設けられ、所定
時間の経過の度に前記代表ＬＥＤ素子と前記基準用ＬＥ
Ｄ素子とを前記基準用定電流電源で点灯させた光度を測
定し、このときの前記代表ＬＥＤ素子の光度と前記基準
用ＬＥＤ素子の光度を比較して前記ＬＥＤ信号灯の寿命
を判定することを特徴とするＬＥＤ信号灯の寿命検出方
法。 - 【請求項２】 前記代表ＬＥＤ素子と前記基準用ＬＥＤ
素子との光度の測定を行う間には両ＬＥＤ素子を共に消
灯した状態でのバックグラウンド光度の測定が行われ、
前記代表ＬＥＤ素子の光度と前記基準用ＬＥＤ素子の光
度の比較が行われる際には、前記バックグラウンド光度
の減算が行われることを特徴とする請求項１記載のＬＥ
Ｄ信号灯の寿命検出方法。
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|---|---|---|---|
| JP3018095A JPH08201472A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | Ｌｅｄ信号灯の寿命検出方法 |
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| JP3018095A JPH08201472A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | Ｌｅｄ信号灯の寿命検出方法 |
Publications (1)
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Family
ID=12296570
Family Applications (1)
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| JP3018095A Pending JPH08201472A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | Ｌｅｄ信号灯の寿命検出方法 |
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