JPH08197388A - クランプ装置およびそのクランプ装置を用いた搬送装置 - Google Patents
クランプ装置およびそのクランプ装置を用いた搬送装置Info
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- JPH08197388A JPH08197388A JP1117795A JP1117795A JPH08197388A JP H08197388 A JPH08197388 A JP H08197388A JP 1117795 A JP1117795 A JP 1117795A JP 1117795 A JP1117795 A JP 1117795A JP H08197388 A JPH08197388 A JP H08197388A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィンガーのアプローチ動作とそれに続くク
ランプ動作とを1モーションで行い、クランプ動作を高
速化する。 【構成】 旋回レバー50の180度の旋回変位をカム
フォロアローラ49と案内溝48との係合により前後の
スライドブロック33,34の前進変位に変換し、前側
スライドブロック33上の二指平行移動タイプの一対の
フィンガー43をアプローチ動作させる。前側スライド
ブロック33がストッパ58に当接して停止した以降は
後側スライドブロック34のみを前進させる。後側スラ
イドブロック34に板ばね47を介して連結されたカム
プレート46とフィンガー43側のピン44との相対変
位により、フィンガー43をクランプ動作させる。
ランプ動作とを1モーションで行い、クランプ動作を高
速化する。 【構成】 旋回レバー50の180度の旋回変位をカム
フォロアローラ49と案内溝48との係合により前後の
スライドブロック33,34の前進変位に変換し、前側
スライドブロック33上の二指平行移動タイプの一対の
フィンガー43をアプローチ動作させる。前側スライド
ブロック33がストッパ58に当接して停止した以降は
後側スライドブロック34のみを前進させる。後側スラ
イドブロック34に板ばね47を介して連結されたカム
プレート46とフィンガー43側のピン44との相対変
位により、フィンガー43をクランプ動作させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークに対してフィン
ガーが自律的にアプローチ動作した後にこれに続いてワ
ークをクランプするクランプ装置とそのクランプ装置を
用いた搬送装置に関し、特に、工作機械の付帯設備とし
て設けられてスライダ等の移動体の直線的な往復運動に
より前工程から後工程に順次ワークを搬送するようにし
た搬送装置と、その搬送装置に好適なクランプ装置に関
する。
ガーが自律的にアプローチ動作した後にこれに続いてワ
ークをクランプするクランプ装置とそのクランプ装置を
用いた搬送装置に関し、特に、工作機械の付帯設備とし
て設けられてスライダ等の移動体の直線的な往復運動に
より前工程から後工程に順次ワークを搬送するようにし
た搬送装置と、その搬送装置に好適なクランプ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の搬送装置として、例えば特公平
5−44035号公報に示されているようなリフトアン
ドキャリー方式のトランスファ装置が知られている。
5−44035号公報に示されているようなリフトアン
ドキャリー方式のトランスファ装置が知られている。
【0003】この従来のトランスファ装置は、一定のピ
ッチで搬送方向に進退往復運動するトランスファバー上
に、ワークを挾持するための一対の板ばね等の弾性部材
を有する受け台を一定のピッチで複数箇所に設けたもの
である。そして、トランスファバーの上昇運動により、
加工装置側のクランプ機構でクランプされているワーク
を前記一対の弾性部材間に押し込んで挾持する一方、ク
ランプ機構のアンクランプ動作後にトランスファバーが
前進することによってワークを次の加工装置に搬送し、
この後工程側の加工装置のクランプ機構にワークがクラ
ンプされるのを待ってトランスファバーが下降すること
により、ワークが弾性部材より自律的に外れてワークの
搬送が完了するものである。
ッチで搬送方向に進退往復運動するトランスファバー上
に、ワークを挾持するための一対の板ばね等の弾性部材
を有する受け台を一定のピッチで複数箇所に設けたもの
である。そして、トランスファバーの上昇運動により、
加工装置側のクランプ機構でクランプされているワーク
を前記一対の弾性部材間に押し込んで挾持する一方、ク
ランプ機構のアンクランプ動作後にトランスファバーが
前進することによってワークを次の加工装置に搬送し、
この後工程側の加工装置のクランプ機構にワークがクラ
ンプされるのを待ってトランスファバーが下降すること
により、ワークが弾性部材より自律的に外れてワークの
搬送が完了するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のト
ランスファ装置においては、水平姿勢にある円筒状ワー
クに対して受け台側の一対の弾性部材を押し付けて、ワ
ークの外周を受け台側の弾性部材間で挾持しつつそのワ
ークを下側から支えてクランプする方式であり、しかも
クランプ力の全てを弾性部材の弾性力に依存しているた
め、例えば鉛直姿勢にある円筒状ワークを水平方向から
進退動する受け台でクランプして搬送しようとすると、
ワークの重量を支えきれずにワークの姿勢が変わったり
あるいはワークが脱落するなどのクランプミス等が発生
し、信頼性の面で問題を残している。したがって、理論
的にはトランスファバーの動きを高速化することができ
たとしても、ワークそのもののクランプ力の不安定さを
伴うことから、実際のワーク搬送時の高速化にはおのず
と限界がある。
ランスファ装置においては、水平姿勢にある円筒状ワー
クに対して受け台側の一対の弾性部材を押し付けて、ワ
ークの外周を受け台側の弾性部材間で挾持しつつそのワ
ークを下側から支えてクランプする方式であり、しかも
クランプ力の全てを弾性部材の弾性力に依存しているた
め、例えば鉛直姿勢にある円筒状ワークを水平方向から
進退動する受け台でクランプして搬送しようとすると、
ワークの重量を支えきれずにワークの姿勢が変わったり
あるいはワークが脱落するなどのクランプミス等が発生
し、信頼性の面で問題を残している。したがって、理論
的にはトランスファバーの動きを高速化することができ
たとしても、ワークそのもののクランプ力の不安定さを
伴うことから、実際のワーク搬送時の高速化にはおのず
と限界がある。
【0005】また、ワークのクランプに際して前記受け
台がワークに接近するいわゆるアプローチ動作は、トラ
ンスファバー全体が上昇することによりなされるため、
その作動空間として大きなスペースをとられスペース効
率が悪い。しかも、クランプ時およびアンクランプ時と
もにワーク外周面と弾性部材とが摺動することになるた
めにワークに傷がつきやすく、搬送できるワークが著し
く制約される。
台がワークに接近するいわゆるアプローチ動作は、トラ
ンスファバー全体が上昇することによりなされるため、
その作動空間として大きなスペースをとられスペース効
率が悪い。しかも、クランプ時およびアンクランプ時と
もにワーク外周面と弾性部材とが摺動することになるた
めにワークに傷がつきやすく、搬送できるワークが著し
く制約される。
【0006】さらに、前記受け台同士のピッチは実質的
に固定化されているため、その受け台同士のピッチの変
更やステージ数の増減に柔軟に対応できない。
に固定化されているため、その受け台同士のピッチの変
更やステージ数の増減に柔軟に対応できない。
【0007】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは、とりわけワーク
クランプ時のクランプ力の安定性向上とともに搬送速度
を高速化することができ、しかもスペース効率がよく、
かつクランプ装置同士のピッチの変更やステージ数の増
減に柔軟に対応できるようにした搬送装置と、その搬送
装置に好適なクランプ装置の構造を提供することにあ
る。
れたもので、その目的とするところは、とりわけワーク
クランプ時のクランプ力の安定性向上とともに搬送速度
を高速化することができ、しかもスペース効率がよく、
かつクランプ装置同士のピッチの変更やステージ数の増
減に柔軟に対応できるようにした搬送装置と、その搬送
装置に好適なクランプ装置の構造を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、クランプ装置の構造であって、、クランプ装置本体
に対して弾性体をはさんで並設されて、その並設方向に
スライド可能な前側スライドブロックおよび後側スライ
ドブロックと、前記後側スライドブロックにこのスライ
ドブロックのスライド方向と直交方向に沿って形成され
た案内溝と、前記前側スライドブロックに対して前記案
内溝の長手方向と同方向に並設されて、その並設方向で
互いに接近離間することによりクランプ,アンクランプ
動作する一対のフィンガーと、前記一対のフィンガーに
対応して個別に設けられるとともにそのフィンガー側の
ピンに係合するカム溝を有し、かつ弾性体を介して前記
後側スライドブロックに連結された一対のカムプレート
と、前記クランプ装置本体に旋回可能に設けられるとと
もに一端部が前記後側スライドブロックの案内溝に係合
していて、旋回駆動されることによりその旋回動作に応
じ前記前側スライドブロックが前進限位置で停止するま
では前側スライドブロックおよび後側スライドブロック
を一体のものとして前進動作させる一方で、前側スライ
ドブロックが前進限位置で停止した以降は後側スライド
ブロックを所定量だけ単独で前進動作させて前記カムプ
レートとピンとの相対変位に基づき一対のフィンガーを
クランプ動作させる旋回レバーと、前記旋回レバーを旋
回運動させるクランプ駆動手段とから構成されている。
は、クランプ装置の構造であって、、クランプ装置本体
に対して弾性体をはさんで並設されて、その並設方向に
スライド可能な前側スライドブロックおよび後側スライ
ドブロックと、前記後側スライドブロックにこのスライ
ドブロックのスライド方向と直交方向に沿って形成され
た案内溝と、前記前側スライドブロックに対して前記案
内溝の長手方向と同方向に並設されて、その並設方向で
互いに接近離間することによりクランプ,アンクランプ
動作する一対のフィンガーと、前記一対のフィンガーに
対応して個別に設けられるとともにそのフィンガー側の
ピンに係合するカム溝を有し、かつ弾性体を介して前記
後側スライドブロックに連結された一対のカムプレート
と、前記クランプ装置本体に旋回可能に設けられるとと
もに一端部が前記後側スライドブロックの案内溝に係合
していて、旋回駆動されることによりその旋回動作に応
じ前記前側スライドブロックが前進限位置で停止するま
では前側スライドブロックおよび後側スライドブロック
を一体のものとして前進動作させる一方で、前側スライ
ドブロックが前進限位置で停止した以降は後側スライド
ブロックを所定量だけ単独で前進動作させて前記カムプ
レートとピンとの相対変位に基づき一対のフィンガーを
クランプ動作させる旋回レバーと、前記旋回レバーを旋
回運動させるクランプ駆動手段とから構成されている。
【0009】また請求項2に記載の発明は、実質的に請
求項1に記載のクランプ装置を用いた搬送装置の構造で
あって、走行用レールに走行移動可能に搭載されて、着
脱可能な連結プレートを介して所定のピッチで相互に連
結された複数のスライダと、これら複数のスライダを走
行用レールに沿って直線的に往復移動させる走行駆動手
段と、前記スライダに個別に装着されて搬送対象となる
ワークをクランプするクランプ装置と、前記複数のクラ
ンプ装置を一斉にクランプ,アンクランプ動作させるク
ランプ駆動手段とを備えている。
求項1に記載のクランプ装置を用いた搬送装置の構造で
あって、走行用レールに走行移動可能に搭載されて、着
脱可能な連結プレートを介して所定のピッチで相互に連
結された複数のスライダと、これら複数のスライダを走
行用レールに沿って直線的に往復移動させる走行駆動手
段と、前記スライダに個別に装着されて搬送対象となる
ワークをクランプするクランプ装置と、前記複数のクラ
ンプ装置を一斉にクランプ,アンクランプ動作させるク
ランプ駆動手段とを備えている。
【0010】そして、前記各クランプ装置は、請求項1
に記載のものと同様に、クランプ装置本体に対して前記
スライダの走行方向と直交方向に弾性体をはさんで並設
されて、そのスライダの走行方向と直交方向にスライド
可能な前側スライドブロックおよび後側スライドブロッ
クと、前記後側スライドブロックにスライダの走行方向
に沿って形成された案内溝と、前記前側スライドブロッ
クに対してスライダの走行方向に並設されて、その並設
方向で互いに接近離間することによりクランプ,アンク
ランプ動作する一対のフィンガーと、前記一対のフィン
ガーに対応して個別に設けられるとともにそのフィンガ
ー側のピンに係合するカム溝を有し、かつ弾性体を介し
て前記後側スライドブロックに連結された一対のカムプ
レートと、前記クランプ装置本体に旋回可能に設けられ
るとともに一端部が前記後側スライドブロックの案内溝
に係合していて、前記クランプ駆動手段にて旋回駆動さ
れることによりその旋回動作に応じ前記前側スライドブ
ロックが前進限位置で停止するまでは前側スライドブロ
ックおよび後側スライドブロックを一体のものとして前
進動作させる一方で、前側スライドブロックが前進限位
置で停止した以降は後側スライドブロックを所定量だけ
単独で前進動作させて前記カムプレートとピンとの相対
変位に基づき一対のフィンガーをクランプ動作させる旋
回レバーとから構成されている。
に記載のものと同様に、クランプ装置本体に対して前記
スライダの走行方向と直交方向に弾性体をはさんで並設
されて、そのスライダの走行方向と直交方向にスライド
可能な前側スライドブロックおよび後側スライドブロッ
クと、前記後側スライドブロックにスライダの走行方向
に沿って形成された案内溝と、前記前側スライドブロッ
クに対してスライダの走行方向に並設されて、その並設
方向で互いに接近離間することによりクランプ,アンク
ランプ動作する一対のフィンガーと、前記一対のフィン
ガーに対応して個別に設けられるとともにそのフィンガ
ー側のピンに係合するカム溝を有し、かつ弾性体を介し
て前記後側スライドブロックに連結された一対のカムプ
レートと、前記クランプ装置本体に旋回可能に設けられ
るとともに一端部が前記後側スライドブロックの案内溝
に係合していて、前記クランプ駆動手段にて旋回駆動さ
れることによりその旋回動作に応じ前記前側スライドブ
ロックが前進限位置で停止するまでは前側スライドブロ
ックおよび後側スライドブロックを一体のものとして前
進動作させる一方で、前側スライドブロックが前進限位
置で停止した以降は後側スライドブロックを所定量だけ
単独で前進動作させて前記カムプレートとピンとの相対
変位に基づき一対のフィンガーをクランプ動作させる旋
回レバーとから構成されている。
【0011】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の構成に加えて、前記各スライダに昇降可能に
搭載されたリフタベースと、これら複数のリフタベース
を一斉に昇降動作させるリフト駆動手段とを備えている
とともに、前記リフタベースにクランプ装置が個別に装
着されていて、さらに前記リフタベースには、スライダ
の走行方向に沿って案内溝が形成されている一方、前記
スライダには、一端部がリフタベースの案内溝に係合
し、かつ前記リフト駆動手段にて旋回駆動されることに
よりその旋回動作に応じてクランプ装置をリフタベース
ごと昇降動作させるリフト用旋回レバーが設けられてい
る。
2に記載の構成に加えて、前記各スライダに昇降可能に
搭載されたリフタベースと、これら複数のリフタベース
を一斉に昇降動作させるリフト駆動手段とを備えている
とともに、前記リフタベースにクランプ装置が個別に装
着されていて、さらに前記リフタベースには、スライダ
の走行方向に沿って案内溝が形成されている一方、前記
スライダには、一端部がリフタベースの案内溝に係合
し、かつ前記リフト駆動手段にて旋回駆動されることに
よりその旋回動作に応じてクランプ装置をリフタベース
ごと昇降動作させるリフト用旋回レバーが設けられてい
る。
【0012】
【作用】請求項1に記載の構造によると、ワークのクラ
ンプ時には、旋回レバーの旋回運動に応じ、前側スライ
ドブロックが前進限位置で停止するまではその前側スラ
イドブロックと後側スライドブロックとが一体のものと
して前進動作するものの、前側スライドブロックが前進
限位置で停止した以降は後側スライドブロックが所定量
だけ単独で前進動作し、これによりカムプレートとピン
との相対変位に基づいて二指平行移動タイプの一対のフ
ィンガーがクランプ動作する。
ンプ時には、旋回レバーの旋回運動に応じ、前側スライ
ドブロックが前進限位置で停止するまではその前側スラ
イドブロックと後側スライドブロックとが一体のものと
して前進動作するものの、前側スライドブロックが前進
限位置で停止した以降は後側スライドブロックが所定量
だけ単独で前進動作し、これによりカムプレートとピン
との相対変位に基づいて二指平行移動タイプの一対のフ
ィンガーがクランプ動作する。
【0013】これは、旋回レバーの旋回運動という1モ
ーションにより、フィンガーがワークに向かって近づく
アプローチ動作とそれに続くフィンガーのクランプ動作
とが行われるものであり、ワークを確実にクランプでき
ると同時に、そのアプローチ動作を含むクランプ動作を
高速化することができる。
ーションにより、フィンガーがワークに向かって近づく
アプローチ動作とそれに続くフィンガーのクランプ動作
とが行われるものであり、ワークを確実にクランプでき
ると同時に、そのアプローチ動作を含むクランプ動作を
高速化することができる。
【0014】請求項2に記載の構造によると、スライダ
は単純に直線往復運動するのに対して、クランプ装置に
よるワークのクランプ時には、請求項1に記載のものと
同様にフィンガー自体が自律的にアプローチ動作した上
でクランプ動作するものであり、したがってスライドは
単純な直線往復運動するものでありながら、搬送装置全
体としてはスライダがあたかも二次元平面内運動する平
面トランスファ方式の搬送装置と同等の機能を発揮す
る。
は単純に直線往復運動するのに対して、クランプ装置に
よるワークのクランプ時には、請求項1に記載のものと
同様にフィンガー自体が自律的にアプローチ動作した上
でクランプ動作するものであり、したがってスライドは
単純な直線往復運動するものでありながら、搬送装置全
体としてはスライダがあたかも二次元平面内運動する平
面トランスファ方式の搬送装置と同等の機能を発揮す
る。
【0015】請求項3に記載の発明によると、請求項2
に記載の構成に加えてリフト機能を有しているために、
各クランプ装置はスライダの直線往復運動とリフタベー
スの昇降動作とによって二次元平面内で運動するもので
ありながら、搬送装置全体としてはスライダがあたかも
三次元的に運動する三次元トランスファ方式の搬送装置
と同等の機能を発揮する。
に記載の構成に加えてリフト機能を有しているために、
各クランプ装置はスライダの直線往復運動とリフタベー
スの昇降動作とによって二次元平面内で運動するもので
ありながら、搬送装置全体としてはスライダがあたかも
三次元的に運動する三次元トランスファ方式の搬送装置
と同等の機能を発揮する。
【0016】
【実施例】図1〜13は本発明の一実施例を示す図であ
って、特に図2は工作機械に付設された搬送装置の平面
図を、また図3はその正面図を、図5,6はその側面図
をそれぞれ示している。
って、特に図2は工作機械に付設された搬送装置の平面
図を、また図3はその正面図を、図5,6はその側面図
をそれぞれ示している。
【0017】図2〜4および図5,6に示すように、搬
送装置1は工作機械2のエプロンの前面側に配置されて
いるとともに、工作機械側2には加工ステージS2をは
さんでその両側にワーク搬入ステージS1とワーク搬出
ステージS3が設定されており、ワーク搬入ステージS1
から加工ステージS2に、そして加工ステージS2からワ
ーク搬出ステージS3へと順にワークを搬送するため
に、搬送装置1にはワーク搬送方向に沿って所定のピッ
チで後述する二つのクランプ装置3,4が設けられてい
る。
送装置1は工作機械2のエプロンの前面側に配置されて
いるとともに、工作機械側2には加工ステージS2をは
さんでその両側にワーク搬入ステージS1とワーク搬出
ステージS3が設定されており、ワーク搬入ステージS1
から加工ステージS2に、そして加工ステージS2からワ
ーク搬出ステージS3へと順にワークを搬送するため
に、搬送装置1にはワーク搬送方向に沿って所定のピッ
チで後述する二つのクランプ装置3,4が設けられてい
る。
【0018】工作機械2のエプロンの前面にはベース5
を介して上下一対の走行用レール6が水平姿勢にて配置
されており、これらの走行用レール6には一対のスライ
ダ7,8がスライド可能に搭載されている。これら一対
のスライダ7,8同士は連結プレート9を介して相互に
連結されているとともに、一方のスライダ7には図7に
も示すようにボールねじのスクリューシャフト10がナ
ット部材11を介して螺合している。そして、走行駆動
モータ12によりベルト13等を介してボールねじのス
クリューシャフト10が正逆転駆動されることにより、
一対のスライダ7,8が一体的に走行用レール6に沿っ
て往復移動するようになっている。
を介して上下一対の走行用レール6が水平姿勢にて配置
されており、これらの走行用レール6には一対のスライ
ダ7,8がスライド可能に搭載されている。これら一対
のスライダ7,8同士は連結プレート9を介して相互に
連結されているとともに、一方のスライダ7には図7に
も示すようにボールねじのスクリューシャフト10がナ
ット部材11を介して螺合している。そして、走行駆動
モータ12によりベルト13等を介してボールねじのス
クリューシャフト10が正逆転駆動されることにより、
一対のスライダ7,8が一体的に走行用レール6に沿っ
て往復移動するようになっている。
【0019】ここで、一対のスライダ7,8間のピッチ
およびスライダ7,8の往復動ストロークは、前記各ス
テージS1,S2間およびS2,S3間のピッチと等しいも
のとなっている。また、前記ボールねじと走行駆動モー
タ12とにより、スライダ7,8を往復移動させるため
の走行駆動手段が構成されている。
およびスライダ7,8の往復動ストロークは、前記各ス
テージS1,S2間およびS2,S3間のピッチと等しいも
のとなっている。また、前記ボールねじと走行駆動モー
タ12とにより、スライダ7,8を往復移動させるため
の走行駆動手段が構成されている。
【0020】前記各スライダ7,8の前面側には、図2
〜6のほか図7,8に示すように一対のレール14を介
してリフタベース15が昇降可能に搭載されており、こ
のリフタベース15の上面にクランプ装置3または4が
固定配置されている。
〜6のほか図7,8に示すように一対のレール14を介
してリフタベース15が昇降可能に搭載されており、こ
のリフタベース15の上面にクランプ装置3または4が
固定配置されている。
【0021】各リフタベース15には図7,8に示すよ
うに円形のガイドブロック16が固定されており、この
ガイドブロック16の裏面にはスライダ7,8の走行方
向に沿って案内溝17が形成されている。他方、各スラ
イダ7,8には所定長さのラック18,19が挿入配置
されているとともに、そのラック18,19同士は図3
に示すタイロッド20を介して着脱可能に相互に連結さ
れていて、これらのラック18,19が、一方のスライ
ダ7の側面に設けられたリフト用駆動シリンダ21によ
って往復駆動されるようになっている。
うに円形のガイドブロック16が固定されており、この
ガイドブロック16の裏面にはスライダ7,8の走行方
向に沿って案内溝17が形成されている。他方、各スラ
イダ7,8には所定長さのラック18,19が挿入配置
されているとともに、そのラック18,19同士は図3
に示すタイロッド20を介して着脱可能に相互に連結さ
れていて、これらのラック18,19が、一方のスライ
ダ7の側面に設けられたリフト用駆動シリンダ21によ
って往復駆動されるようになっている。
【0022】また、各スライダ7,8には図7に示すよ
うに前記ラック18または19と噛み合うピニオン22
が回転可能に設けられているとともに、このピニオン2
2の軸部23には一端にカムフォロアローラ24を有す
るリフト用旋回レバー25が装着されている。そして、
このリフト用旋回レバー25のカムフォロアローラ24
がリフタベース15側のガイドブロック16の案内溝1
7に係合している。したがって、前記ラック18,19
の往復移動に応じてピニオン22を介してリフト用旋回
レバー25が旋回し、このリフト用旋回レバー25の旋
回運動によってクランプ装置3,4が一斉にリフタベー
ス15ごと昇降動作することになる。
うに前記ラック18または19と噛み合うピニオン22
が回転可能に設けられているとともに、このピニオン2
2の軸部23には一端にカムフォロアローラ24を有す
るリフト用旋回レバー25が装着されている。そして、
このリフト用旋回レバー25のカムフォロアローラ24
がリフタベース15側のガイドブロック16の案内溝1
7に係合している。したがって、前記ラック18,19
の往復移動に応じてピニオン22を介してリフト用旋回
レバー25が旋回し、このリフト用旋回レバー25の旋
回運動によってクランプ装置3,4が一斉にリフタベー
ス15ごと昇降動作することになる。
【0023】以上のように、リフト用駆動シリンダ21
と各スライダ7,8のラック18,19やピニオン22
およびリフト用旋回レバー25等によって、各クランプ
装置3,4をリフタベース15ごと昇降動作させるため
のリフト駆動手段が構成されている。
と各スライダ7,8のラック18,19やピニオン22
およびリフト用旋回レバー25等によって、各クランプ
装置3,4をリフタベース15ごと昇降動作させるため
のリフト駆動手段が構成されている。
【0024】ここで、図7,8に示すように、前記カム
フォロアローラ24がP1位置にあるときがリフタベー
ス15の下降限位置で、かつカムフォロアローラ24が
P2位置にあるときがリフタベース15の上昇限位置と
してそれぞれ設定されていることから、カムフォロアロ
ーラ24と案内溝17との関係よりしてリフタベース1
5の下降限位置および上昇限位置ではそのリフタベース
15の速度が零となり、これによってリフタベース15
の下降停止時および上昇停止時の衝撃を抑制するように
なっている。
フォロアローラ24がP1位置にあるときがリフタベー
ス15の下降限位置で、かつカムフォロアローラ24が
P2位置にあるときがリフタベース15の上昇限位置と
してそれぞれ設定されていることから、カムフォロアロ
ーラ24と案内溝17との関係よりしてリフタベース1
5の下降限位置および上昇限位置ではそのリフタベース
15の速度が零となり、これによってリフタベース15
の下降停止時および上昇停止時の衝撃を抑制するように
なっている。
【0025】前記クランプ3,4装置は、図7,8のほ
か図9〜11に示すように、クランプ装置本体としての
ケーシング31を母体として構成されており、このケー
シング31内には前記スライダ7,8の走行方向と直交
方向に互いに平行な一対のガイドロッド32が配設され
ている。これら一対のガイドロッド32には前側スライ
ドブロック33と後側スライドブロック34とがスライ
ド可能に並設されており、その前後のスライドブロック
33,34同士は連結ボルト35にて互いに接近離間可
能に連結されていると同時に、連結ボルト35に挿通さ
せた圧縮コイルスプリング36の力によって互いに離間
方向に付勢されている。そして、後側スライドブロック
34が連結ボルト35の頭部35aに当接することによ
って前後のスライドブロック33,34同士の最大離間
距離が規制されている。なお、前記ケーシング31の上
面はカバー37で覆われている。
か図9〜11に示すように、クランプ装置本体としての
ケーシング31を母体として構成されており、このケー
シング31内には前記スライダ7,8の走行方向と直交
方向に互いに平行な一対のガイドロッド32が配設され
ている。これら一対のガイドロッド32には前側スライ
ドブロック33と後側スライドブロック34とがスライ
ド可能に並設されており、その前後のスライドブロック
33,34同士は連結ボルト35にて互いに接近離間可
能に連結されていると同時に、連結ボルト35に挿通さ
せた圧縮コイルスプリング36の力によって互いに離間
方向に付勢されている。そして、後側スライドブロック
34が連結ボルト35の頭部35aに当接することによ
って前後のスライドブロック33,34同士の最大離間
距離が規制されている。なお、前記ケーシング31の上
面はカバー37で覆われている。
【0026】前記前側スライドブロック33にはその上
面側に比較的大きな取付プレート部38が一体に形成さ
れており、この取付プレート部38は後側スライドブロ
ック34に設けたガイドローラ39によって上下方向の
位置を規制されながら案内されている。また、前側スラ
イドブロック33の取付プレート部38には、リニアガ
イド40を介して前記スライダ7,8の走行方向と同方
向に接近離間可能な一対のスライドプレート41が設け
られていて、このスライドプレート41に対して先端に
略Vブロック状のクランプ駒42を有するフィンガー4
3が互いに平行にそれぞれ固定されている。このフィン
ガー43はスライドプレート41とともに平行状態のま
まで接近離間していわゆる二指平行移動タイプのフィン
ガーとして機能する。
面側に比較的大きな取付プレート部38が一体に形成さ
れており、この取付プレート部38は後側スライドブロ
ック34に設けたガイドローラ39によって上下方向の
位置を規制されながら案内されている。また、前側スラ
イドブロック33の取付プレート部38には、リニアガ
イド40を介して前記スライダ7,8の走行方向と同方
向に接近離間可能な一対のスライドプレート41が設け
られていて、このスライドプレート41に対して先端に
略Vブロック状のクランプ駒42を有するフィンガー4
3が互いに平行にそれぞれ固定されている。このフィン
ガー43はスライドプレート41とともに平行状態のま
まで接近離間していわゆる二指平行移動タイプのフィン
ガーとして機能する。
【0027】さらに、前記一対のスライドプレート41
にはピン44が設けられているとともに、各スライドプ
レート41の下面側には傾斜したカム溝45を有するカ
ムプレート46が個別に配置されている。そして、各カ
ムプレート46は図7および図11に示すように二枚重
ねにした短冊状の板ばね47と板ばね取付プレート47
aを介して後側スライドブロック34に固定支持されて
おり、後述するようにカムプレート46とスライドプレ
ート41側のピン44とを相対移動させることによっ
て、一対のフィンガー43が互いに接近離間動作してク
ランプ,アンクランプ動作するようになっている。な
お、前記板ばね47を支持している板ばね取付プレート
47aは、後側スライドブロック34の上面にボルト締
め固定されている。また、図1に示すクランプ状態では
一対のカムプレート46同士の間に微小隙間が形成さ
れ、他方、図10に示すアンクランプ状態では実際には
そのカムプレート46同士が密着して上記の隙間がなく
なることになるが、図10ではカムプレート46が二枚
であることを明確にするために図面上で上記の隙間を持
たせてある。
にはピン44が設けられているとともに、各スライドプ
レート41の下面側には傾斜したカム溝45を有するカ
ムプレート46が個別に配置されている。そして、各カ
ムプレート46は図7および図11に示すように二枚重
ねにした短冊状の板ばね47と板ばね取付プレート47
aを介して後側スライドブロック34に固定支持されて
おり、後述するようにカムプレート46とスライドプレ
ート41側のピン44とを相対移動させることによっ
て、一対のフィンガー43が互いに接近離間動作してク
ランプ,アンクランプ動作するようになっている。な
お、前記板ばね47を支持している板ばね取付プレート
47aは、後側スライドブロック34の上面にボルト締
め固定されている。また、図1に示すクランプ状態では
一対のカムプレート46同士の間に微小隙間が形成さ
れ、他方、図10に示すアンクランプ状態では実際には
そのカムプレート46同士が密着して上記の隙間がなく
なることになるが、図10ではカムプレート46が二枚
であることを明確にするために図面上で上記の隙間を持
たせてある。
【0028】前記後側スライドブロック34の下面には
スライダ7,8の走行方向に沿って案内溝48が形成さ
れており、他方、前記ケーシング31の下部には、後側
スライドブロック34の案内溝48に係合するカムフォ
ロアローラ49を有する旋回レバー50が配設されてい
る。この旋回レバー50は、ケーシング31にピン51
を介して装着されたピニオン52に一体に固定されてい
るとともに、ピニオン52は同じくケーシング31の下
部に設けたアイドルギヤ53に噛み合っている。
スライダ7,8の走行方向に沿って案内溝48が形成さ
れており、他方、前記ケーシング31の下部には、後側
スライドブロック34の案内溝48に係合するカムフォ
ロアローラ49を有する旋回レバー50が配設されてい
る。この旋回レバー50は、ケーシング31にピン51
を介して装着されたピニオン52に一体に固定されてい
るとともに、ピニオン52は同じくケーシング31の下
部に設けたアイドルギヤ53に噛み合っている。
【0029】他方、前記各クランプ装置3,4のケーシ
ング31には図2,7のほか図9〜10に示すようにア
イドルギヤ53に噛み合うラック54または55がそれ
ぞれに挿入配置されている。これらのラック同士54,
55は図2に示す中間のタイロッド56を介して着脱可
能に相互に連結されていると同時に、クランプ装置3側
の一方のラック54はそのクランプ装置3の側面に設け
たクランプシリンダ57(図2,3,5参照)のピスト
ンロッドに連結されていて、そのクランプシリンダ57
の伸縮作動によって各ラック54,55が一体のものと
して往復駆動されるようになっている。
ング31には図2,7のほか図9〜10に示すようにア
イドルギヤ53に噛み合うラック54または55がそれ
ぞれに挿入配置されている。これらのラック同士54,
55は図2に示す中間のタイロッド56を介して着脱可
能に相互に連結されていると同時に、クランプ装置3側
の一方のラック54はそのクランプ装置3の側面に設け
たクランプシリンダ57(図2,3,5参照)のピスト
ンロッドに連結されていて、そのクランプシリンダ57
の伸縮作動によって各ラック54,55が一体のものと
して往復駆動されるようになっている。
【0030】したがって、前記ラック54,55の往復
運動に応じてアイドルギヤ53とピニオン52とを介し
て旋回レバー50が旋回運動するとともに、この旋回レ
バー50の旋回変位に応じて、前後のスライドブロック
33,34およびフィンガー43の前進後退動作と、そ
のフィンガー43のクランプ,アンクランプ動作とが連
続して行われるよになっている。
運動に応じてアイドルギヤ53とピニオン52とを介し
て旋回レバー50が旋回運動するとともに、この旋回レ
バー50の旋回変位に応じて、前後のスライドブロック
33,34およびフィンガー43の前進後退動作と、そ
のフィンガー43のクランプ,アンクランプ動作とが連
続して行われるよになっている。
【0031】すなわち、後述するようにフィンガー43
によるワークWのクランプ時には、ワークWに向かって
フィンガー43が前進するアプローチ動作とそのアプロ
ーチ動作後のフィンガー43のクランプ動作とが旋回レ
バー50の旋回(正転動作)という1モーションによっ
て行われ、他方、フィンガー43のアンクランプ時に
は、フィンガー43自体のアンクランプ動作とそのアン
クランプ動作後のフィンガー43の後退動作とが同じく
旋回レバー50の旋回(逆転動作)という1モーション
によって行われるようになっている。
によるワークWのクランプ時には、ワークWに向かって
フィンガー43が前進するアプローチ動作とそのアプロ
ーチ動作後のフィンガー43のクランプ動作とが旋回レ
バー50の旋回(正転動作)という1モーションによっ
て行われ、他方、フィンガー43のアンクランプ時に
は、フィンガー43自体のアンクランプ動作とそのアン
クランプ動作後のフィンガー43の後退動作とが同じく
旋回レバー50の旋回(逆転動作)という1モーション
によって行われるようになっている。
【0032】以上のように、クランプシリンダ57と各
クランプ装置3,4のラック54,55やアイドルギヤ
53およびピニオン52等によって、各クランプ装置
3,4のフィンガー43を一斉にクランプ,アンクラン
プ動作させるためのクランプ駆動手段が構成されてい
る。
クランプ装置3,4のラック54,55やアイドルギヤ
53およびピニオン52等によって、各クランプ装置
3,4のフィンガー43を一斉にクランプ,アンクラン
プ動作させるためのクランプ駆動手段が構成されてい
る。
【0033】ここで、図1に示すように、前記旋回レバ
ー50のカムフォロアローラ49がP3位置よりもわず
かに手前にあるときがフィンガー43の前進限位置とし
て、またカムフォロアローラ49がP3位置にあるとき
がフィンガー43のクランプ限位置としてそれぞれ設定
されていて、さらにカムフォロアローラ49が図1のP
3位置から180度反転させた位置にあるときがフィン
ガー43の後退限位置として設定されていることから、
カムフォロアローラ49と後側スライドブロック34の
案内溝48との関係よりしてフィンガー43の前進限位
置および後退限位置ではそのフィンガー43や前後のス
ライドブロック33,34等を含む可動部分の直線移動
速度が零またはほぼ零となり、これによってフィンガー
43の前進停止時、後退停止時およびクランプ限位置で
の衝撃を抑制するようになっている。
ー50のカムフォロアローラ49がP3位置よりもわず
かに手前にあるときがフィンガー43の前進限位置とし
て、またカムフォロアローラ49がP3位置にあるとき
がフィンガー43のクランプ限位置としてそれぞれ設定
されていて、さらにカムフォロアローラ49が図1のP
3位置から180度反転させた位置にあるときがフィン
ガー43の後退限位置として設定されていることから、
カムフォロアローラ49と後側スライドブロック34の
案内溝48との関係よりしてフィンガー43の前進限位
置および後退限位置ではそのフィンガー43や前後のス
ライドブロック33,34等を含む可動部分の直線移動
速度が零またはほぼ零となり、これによってフィンガー
43の前進停止時、後退停止時およびクランプ限位置で
の衝撃を抑制するようになっている。
【0034】次に、上記のように構成された搬送装置1
の一連の動作をクランプ装置3,4の動きを中心として
説明する。
の一連の動作をクランプ装置3,4の動きを中心として
説明する。
【0035】最初に、クランプ装置3,4の大まかな動
きについて説明すると、図2〜4に示すように、工作機
械2の加工時には、一方のクランプ装置3がワーク搬入
ステージS1に対応する位置で、もう一方のクランプ装
置4が加工ステージS2に対応する位置でそれぞれ待機
している。すなわち、各クランプ装置3,4は図7,8
に示すようにそれぞれのスライダ7,8に対してリフト
ベース15とともに下降限位置にあって、かつ各フィン
ガー43はアンクランプ状態のままケーシング31に対
して後退限位置にあって実質的にケーシング31内に格
納されている。
きについて説明すると、図2〜4に示すように、工作機
械2の加工時には、一方のクランプ装置3がワーク搬入
ステージS1に対応する位置で、もう一方のクランプ装
置4が加工ステージS2に対応する位置でそれぞれ待機
している。すなわち、各クランプ装置3,4は図7,8
に示すようにそれぞれのスライダ7,8に対してリフト
ベース15とともに下降限位置にあって、かつ各フィン
ガー43はアンクランプ状態のままケーシング31に対
して後退限位置にあって実質的にケーシング31内に格
納されている。
【0036】工作機械2の加工完了を待って、各クラン
プ装置3,4のフィンガー43が一斉に前進していわゆ
るワークWに対するアプローチ動作を行い、それに続い
て各フィンガー43が一斉にクランプ動作する。すなわ
ち、一方のクランプ装置3のフィンガー43がワーク搬
入ステージS1のワークWをクランプし、同時に他方の
クランプ装置4のフィンガー43が加工ステージS2に
ある加工完了後のワークWをクランプする。なお、フィ
ンガー43の前進後退動作およびクランプ,アンクラン
プ動作については後で詳しく説明する。
プ装置3,4のフィンガー43が一斉に前進していわゆ
るワークWに対するアプローチ動作を行い、それに続い
て各フィンガー43が一斉にクランプ動作する。すなわ
ち、一方のクランプ装置3のフィンガー43がワーク搬
入ステージS1のワークWをクランプし、同時に他方の
クランプ装置4のフィンガー43が加工ステージS2に
ある加工完了後のワークWをクランプする。なお、フィ
ンガー43の前進後退動作およびクランプ,アンクラン
プ動作については後で詳しく説明する。
【0037】各フィンガー43のクランプ動作が完了す
ると、図3に示したリフト駆動用シリンダ21の作動に
よりそのリフト駆動用のラック18,19が後退動作し
て、図7に示すピニオン22を介してリフト用旋回レバ
ー25が180度回転(正転)する。これにより、各ク
ランプ装置3,4がフィンガー43でワークWをクラン
プしたままリフタベース15ごと一斉に所定量だけリフ
トアップして、そのリフトアップ位置で停止する。
ると、図3に示したリフト駆動用シリンダ21の作動に
よりそのリフト駆動用のラック18,19が後退動作し
て、図7に示すピニオン22を介してリフト用旋回レバ
ー25が180度回転(正転)する。これにより、各ク
ランプ装置3,4がフィンガー43でワークWをクラン
プしたままリフタベース15ごと一斉に所定量だけリフ
トアップして、そのリフトアップ位置で停止する。
【0038】各クランプ装置3,4がリフトアップする
と、図3,5に示した走行駆動モータ12の起動により
ボールねじのスクリューシャフト10が回転駆動(正
転)されて、各クランプ装置3,4がそれぞれのスライ
ダ7,8とともに一斉にワーク搬送方向に所定量だけ前
進する。これにより、一方のクランプ装置3がワーク加
工ステージS2に位置決めされるとともに、もう一方の
クランプ装置4がワーク搬出ステージS3に位置決めさ
れる。
と、図3,5に示した走行駆動モータ12の起動により
ボールねじのスクリューシャフト10が回転駆動(正
転)されて、各クランプ装置3,4がそれぞれのスライ
ダ7,8とともに一斉にワーク搬送方向に所定量だけ前
進する。これにより、一方のクランプ装置3がワーク加
工ステージS2に位置決めされるとともに、もう一方の
クランプ装置4がワーク搬出ステージS3に位置決めさ
れる。
【0039】スライダ7,8が前進限位置で停止する
と、図7に示したリフト用旋回レバー25が180度逆
転駆動されて同図に示した状態となり、これにより各ク
ランプ装置3,4がリフタベース15ごと一斉に所定量
だけ下降(リフトダウン)して、その下降限位置(リフ
トダウン位置)で停止する。その結果、それまでワーク
搬入ステージS1にあったワークWが加工ステージS2に
搬入されて位置決めされるとともに、先に加工が完了し
たワークWが加工ステージS2から搬出されてワーク搬
出ステージS3に位置決めされる。
と、図7に示したリフト用旋回レバー25が180度逆
転駆動されて同図に示した状態となり、これにより各ク
ランプ装置3,4がリフタベース15ごと一斉に所定量
だけ下降(リフトダウン)して、その下降限位置(リフ
トダウン位置)で停止する。その結果、それまでワーク
搬入ステージS1にあったワークWが加工ステージS2に
搬入されて位置決めされるとともに、先に加工が完了し
たワークWが加工ステージS2から搬出されてワーク搬
出ステージS3に位置決めされる。
【0040】各クランプ装置3,4がリフトダウンする
と、図1に示した各クランプ装置3,4のフィンガー4
3が一斉にアンクランプ動作してそれぞれのワークWを
解放し、それに続いて各フィンガー43が一斉に後退動
作する。
と、図1に示した各クランプ装置3,4のフィンガー4
3が一斉にアンクランプ動作してそれぞれのワークWを
解放し、それに続いて各フィンガー43が一斉に後退動
作する。
【0041】その後、図3,5に示した走行駆動モータ
12の起動によりボールねじのスクリューシャフト10
が回転駆動(逆転)されて、各クランプ装置3,4がそ
れぞれのスライダ7,8とともに一斉にワーク搬送方向
と逆方向に所定量だけ後退する。これにより、各クラン
プ装置3,4が元のステージの戻り、ワーク搬送のため
の1サイクルの動作が終了する。
12の起動によりボールねじのスクリューシャフト10
が回転駆動(逆転)されて、各クランプ装置3,4がそ
れぞれのスライダ7,8とともに一斉にワーク搬送方向
と逆方向に所定量だけ後退する。これにより、各クラン
プ装置3,4が元のステージの戻り、ワーク搬送のため
の1サイクルの動作が終了する。
【0042】次に、各クランプ装置3,4のフィンガー
43の前進後退動作およびクランプ,アンクランプ動作
について図1および図7以下の図面をもとに詳しく説明
すると、図1,7に示した旋回レバー50の180度の
正転動作という1モーションによってフィンガー43の
アプローチ動作とそのアプローチ動作後のフィンガー4
3のクランプ動作とが行われ、同様に旋回レバー50の
180度の逆転動作という1モーションによってフィン
ガー43のアンクランプ動作とそのアンクランプ動作後
のフィンガー43の後退動作が行われることは前述した
とおりである。
43の前進後退動作およびクランプ,アンクランプ動作
について図1および図7以下の図面をもとに詳しく説明
すると、図1,7に示した旋回レバー50の180度の
正転動作という1モーションによってフィンガー43の
アプローチ動作とそのアプローチ動作後のフィンガー4
3のクランプ動作とが行われ、同様に旋回レバー50の
180度の逆転動作という1モーションによってフィン
ガー43のアンクランプ動作とそのアンクランプ動作後
のフィンガー43の後退動作が行われることは前述した
とおりである。
【0043】そして、旋回レバー50の旋回動作は、図
2,3に示したクランプシリンダ57によりラック5
4,55が往復駆動されて、そのラック54,55と噛
み合う図1,7のアイドルギヤ53を介して旋回レバー
50と一体のピニオン52が回転駆動されることにより
各クランプ装置3,4で一斉に行われ、ラック54,5
5の往動により旋回レバー50が180度正転する一
方、ラック54,55の復動により旋回レバー50が1
80度逆転する。
2,3に示したクランプシリンダ57によりラック5
4,55が往復駆動されて、そのラック54,55と噛
み合う図1,7のアイドルギヤ53を介して旋回レバー
50と一体のピニオン52が回転駆動されることにより
各クランプ装置3,4で一斉に行われ、ラック54,5
5の往動により旋回レバー50が180度正転する一
方、ラック54,55の復動により旋回レバー50が1
80度逆転する。
【0044】図7および図9〜11はフィンガー43が
後退限位置にある状態を、また図1,12,13はフィ
ンガー43が前進限位置にある状態をそれぞれ示してお
り、図7および図9〜11に示すフィンガー後退限位置
状態での旋回レバー50は図1,12に示した位置から
ちょうど180度反転させた位置にある。
後退限位置にある状態を、また図1,12,13はフィ
ンガー43が前進限位置にある状態をそれぞれ示してお
り、図7および図9〜11に示すフィンガー後退限位置
状態での旋回レバー50は図1,12に示した位置から
ちょうど180度反転させた位置にある。
【0045】図7および図9〜11の状態から旋回レバ
ー50が正転を開始すると、旋回レバー50側のカムフ
ォロアローラ49と後側スライドブロック34の案内溝
48との係合のために後側スライドブロック34が押さ
れ、その後側スライドブロック34は一対のガイドロッ
ド32に案内されながら前進する。この時、後側スライ
ドブロック34と前側スライドブロック33との間には
圧縮コイルスプリング36が所定の圧縮状態で介装され
ているため、前側スライドブロック33とこの前側スラ
イドブロック33上に設けられたフィンガー43等は後
側スライドブロック34と一体的に前進する。
ー50が正転を開始すると、旋回レバー50側のカムフ
ォロアローラ49と後側スライドブロック34の案内溝
48との係合のために後側スライドブロック34が押さ
れ、その後側スライドブロック34は一対のガイドロッ
ド32に案内されながら前進する。この時、後側スライ
ドブロック34と前側スライドブロック33との間には
圧縮コイルスプリング36が所定の圧縮状態で介装され
ているため、前側スライドブロック33とこの前側スラ
イドブロック33上に設けられたフィンガー43等は後
側スライドブロック34と一体的に前進する。
【0046】この前後のスライドブロック33,34の
前進過程において、スライドブロック33,34同士を
連結している連結ボルト35の先端がケーシング31側
のストッパ58に当接すると、この位置がフィンガー4
3の前進限位置となってその時点で前側スライドブロッ
ク33やフィンガー43の前進動作が停止する。他方、
旋回レバー50はこの時点ではなおも正転限位置に到達
しておらず所定量の回転ストロークを残しており、した
がって旋回レバー50は継続して旋回しながら後側スラ
イドブロック34を押圧している。そのため、図1およ
び図12,13に示すように、前側スライドブロック3
3が停止した以降も後側スライドブロック34が連結ボ
ルト35の頭部35aから離れて圧縮コイルスプリング
36を圧縮させながら単独で前側スライドブロック33
に対してなおも前進する。
前進過程において、スライドブロック33,34同士を
連結している連結ボルト35の先端がケーシング31側
のストッパ58に当接すると、この位置がフィンガー4
3の前進限位置となってその時点で前側スライドブロッ
ク33やフィンガー43の前進動作が停止する。他方、
旋回レバー50はこの時点ではなおも正転限位置に到達
しておらず所定量の回転ストロークを残しており、した
がって旋回レバー50は継続して旋回しながら後側スラ
イドブロック34を押圧している。そのため、図1およ
び図12,13に示すように、前側スライドブロック3
3が停止した以降も後側スライドブロック34が連結ボ
ルト35の頭部35aから離れて圧縮コイルスプリング
36を圧縮させながら単独で前側スライドブロック33
に対してなおも前進する。
【0047】この後側スライドブロック34の前進動作
により、その後側スライドブロック34に板ばね47を
介して連結されている一対のカムプレート46も一体的
に前進する。そのため、カムプレート46のカム溝45
とこのカム溝45に係合しているスライドプレート41
側のピン44とが相対移動し、双方のピン44が互いに
近付く方向に引き寄せられる。その結果、スライドプレ
ート41に固定されている一対のフィンガー43がスラ
イドプレート41とともに平行状態のままで接近してワ
ークWをクランプする。
により、その後側スライドブロック34に板ばね47を
介して連結されている一対のカムプレート46も一体的
に前進する。そのため、カムプレート46のカム溝45
とこのカム溝45に係合しているスライドプレート41
側のピン44とが相対移動し、双方のピン44が互いに
近付く方向に引き寄せられる。その結果、スライドプレ
ート41に固定されている一対のフィンガー43がスラ
イドプレート41とともに平行状態のままで接近してワ
ークWをクランプする。
【0048】このクランプ完了時点で旋回レバー50が
ちょうど図1,12に示す正転限位置に到達して停止
し、同時にカムプレート46を後側スライドブロック3
4に連結している板ばね47が図1に示すように所定量
だけ外側に撓むことになる。そして、上記のように旋回
レバー50が正転限位置に到達する時にはそのカムフォ
ロアローラ39が案内溝48に及ぼす速度が実質的に零
となり、これによりワークWに衝撃を与えることなくき
わめて滑らかにワークWをフィンガー43でクランプす
ることができる。
ちょうど図1,12に示す正転限位置に到達して停止
し、同時にカムプレート46を後側スライドブロック3
4に連結している板ばね47が図1に示すように所定量
だけ外側に撓むことになる。そして、上記のように旋回
レバー50が正転限位置に到達する時にはそのカムフォ
ロアローラ39が案内溝48に及ぼす速度が実質的に零
となり、これによりワークWに衝撃を与えることなくき
わめて滑らかにワークWをフィンガー43でクランプす
ることができる。
【0049】また、フィンガー43のクランプ限位置で
板ばね47がわずかに撓むことにより、一斉にクラン
プ,アンクランプ動作する各クランプ装置3,4間で例
えばカムプレート46等の組み付け誤差あるいはクラン
プ対象となるワークWの寸法誤差や加工工程の違いによ
るワーク寸法の差がある場合でも、これを吸収して確実
にワークWをクランプすることができる。
板ばね47がわずかに撓むことにより、一斉にクラン
プ,アンクランプ動作する各クランプ装置3,4間で例
えばカムプレート46等の組み付け誤差あるいはクラン
プ対象となるワークWの寸法誤差や加工工程の違いによ
るワーク寸法の差がある場合でも、これを吸収して確実
にワークWをクランプすることができる。
【0050】一方、アンクランプ動作には上記のクラン
プ動作時と逆の順序で行われ、旋回レバー50の逆転動
作に伴って、後側スライドブロック34が連結ボルト3
5の頭部35aに当接するまでは前側スライドブロック
33を残して後側スライドブロック34が単独で後退動
作する。これにより、カムプレート46とピン44との
相対変位のために一対のフィンガー43が相互に離間し
てアンクランプ動作する。そして、前記後側スライドブ
ロック34が連結ボルト35の頭部35aに当接する
と、以降は後側スライドブロック34と前側スライドブ
ロック33とが一体的に後退して、図7および図9〜1
1に示す後退限位置に戻ることになる。
プ動作時と逆の順序で行われ、旋回レバー50の逆転動
作に伴って、後側スライドブロック34が連結ボルト3
5の頭部35aに当接するまでは前側スライドブロック
33を残して後側スライドブロック34が単独で後退動
作する。これにより、カムプレート46とピン44との
相対変位のために一対のフィンガー43が相互に離間し
てアンクランプ動作する。そして、前記後側スライドブ
ロック34が連結ボルト35の頭部35aに当接する
と、以降は後側スライドブロック34と前側スライドブ
ロック33とが一体的に後退して、図7および図9〜1
1に示す後退限位置に戻ることになる。
【0051】ここで、本実施例では、リフト駆動系のラ
ック18,19同士およびクランプ駆動系のラック5
4,55同士をタイロッド20または56を介して相互
に着脱可能に連結している一方、スライダ7,8同士を
連結プレート9を介して相互に着脱可能に連結している
ことから、それらのタイロッド20,56や連結プレー
ト9を長さの異なるものと交換するだけでクランプ装置
3,4間のピッチの変更に容易に対応できるこはもちろ
んのこと、図14〜16に示すように、スライダ7
(8)およびリフタベース15とともにクランプ装置4
の増設に併せて走行用レール6やタイロッド20,56
および連結プレート9を増設することにより、スライダ
7(8)の走行駆動手段やクランプ駆動手段およびリフ
ト駆動手段を増やすことなくステージ数の増加にも容易
に対応できる。
ック18,19同士およびクランプ駆動系のラック5
4,55同士をタイロッド20または56を介して相互
に着脱可能に連結している一方、スライダ7,8同士を
連結プレート9を介して相互に着脱可能に連結している
ことから、それらのタイロッド20,56や連結プレー
ト9を長さの異なるものと交換するだけでクランプ装置
3,4間のピッチの変更に容易に対応できるこはもちろ
んのこと、図14〜16に示すように、スライダ7
(8)およびリフタベース15とともにクランプ装置4
の増設に併せて走行用レール6やタイロッド20,56
および連結プレート9を増設することにより、スライダ
7(8)の走行駆動手段やクランプ駆動手段およびリフ
ト駆動手段を増やすことなくステージ数の増加にも容易
に対応できる。
【0052】同様に図17に示すように、クランプ装置
4とともに長さの異なるタイロッド56を増設すること
により、各クランプ装置3,4間のピッチを不等ピッチ
にすることも容易にできる。
4とともに長さの異なるタイロッド56を増設すること
により、各クランプ装置3,4間のピッチを不等ピッチ
にすることも容易にできる。
【0053】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、旋回レ
バーが旋回運動する1モーションでワークに対するフィ
ンガーのアプローチ動作(前進動作)とそれに続くフィ
ンガーのクランプ動作とが純機械的に連続して行われる
ことから、それぞれの動きに無駄がなく、アプローチ動
作を含むクランプ動作を高速化できるほか、旋回レバー
の旋回変位を案内溝を介して前後のスライドブロックの
往復運動に変換しているので、前後のスライドブロック
のストローク限位置近傍ではその速度が実質的にに零と
なるので、そのストローク限位置での衝撃をなくすこと
ができる。その上、フィンガーの前進限位置では旋回レ
バーと案内溝との係合のために機械的にロックされるこ
とになり、万一駆動エネルギー源が断たれた場合でのフ
ィンガーのクランプ状態を維持することができ、これに
よってワークの脱落を未然に防止できる。
バーが旋回運動する1モーションでワークに対するフィ
ンガーのアプローチ動作(前進動作)とそれに続くフィ
ンガーのクランプ動作とが純機械的に連続して行われる
ことから、それぞれの動きに無駄がなく、アプローチ動
作を含むクランプ動作を高速化できるほか、旋回レバー
の旋回変位を案内溝を介して前後のスライドブロックの
往復運動に変換しているので、前後のスライドブロック
のストローク限位置近傍ではその速度が実質的にに零と
なるので、そのストローク限位置での衝撃をなくすこと
ができる。その上、フィンガーの前進限位置では旋回レ
バーと案内溝との係合のために機械的にロックされるこ
とになり、万一駆動エネルギー源が断たれた場合でのフ
ィンガーのクランプ状態を維持することができ、これに
よってワークの脱落を未然に防止できる。
【0054】さらに、いわゆる二指平行移動タイプのフ
ィンガーによりワークをクランプするので、例えば鉛直
姿勢の円筒状のワークをクランプする場合にも芯ずれの
発生を伴うことなく確実にクランプでき、しかもワーク
の大きさにばらつきがあっても何ら問題とならないばか
りでなくワークに傷を付けるおそれも全くなく、クラン
プ装置としての信頼性が一段と向上する。
ィンガーによりワークをクランプするので、例えば鉛直
姿勢の円筒状のワークをクランプする場合にも芯ずれの
発生を伴うことなく確実にクランプでき、しかもワーク
の大きさにばらつきがあっても何ら問題とならないばか
りでなくワークに傷を付けるおそれも全くなく、クラン
プ装置としての信頼性が一段と向上する。
【0055】請求項2に記載の発明によれば、直線往復
運動するスライダに設けられたクランプ装置のフィンガ
ーがそのスライダの移動方向と直交方向に前進後退動作
するため、スライダを直線往復運動させるだけで、トラ
ンスファーバーが二次元平面運動する従来の搬送装置と
同等の機能を発揮することができる。そのため、請求項
1に記載の発明と同様の効果に加えて、トランスファー
バー全体が二次元平面運動する従来のものに比べて搬送
作動に必要な空間が著しく少なくて済み、スペース的に
有利になるほか、ワーク搬送時の一層の高速化を実現で
きる効果がある。 また、クランプ装置同士を連結して
いる連結プレートを交換するだけでそのクランプ装置間
ピッチの変更に柔軟に対応できるとともに、その連結プ
レートとともにスライダやクランプ装置をも増減するこ
とにより、スライド駆動手段やクランプ駆動手段を増減
することなしに、ステージ数の増減にも柔軟に対応でき
る利点がある。
運動するスライダに設けられたクランプ装置のフィンガ
ーがそのスライダの移動方向と直交方向に前進後退動作
するため、スライダを直線往復運動させるだけで、トラ
ンスファーバーが二次元平面運動する従来の搬送装置と
同等の機能を発揮することができる。そのため、請求項
1に記載の発明と同様の効果に加えて、トランスファー
バー全体が二次元平面運動する従来のものに比べて搬送
作動に必要な空間が著しく少なくて済み、スペース的に
有利になるほか、ワーク搬送時の一層の高速化を実現で
きる効果がある。 また、クランプ装置同士を連結して
いる連結プレートを交換するだけでそのクランプ装置間
ピッチの変更に柔軟に対応できるとともに、その連結プ
レートとともにスライダやクランプ装置をも増減するこ
とにより、スライド駆動手段やクランプ駆動手段を増減
することなしに、ステージ数の増減にも柔軟に対応でき
る利点がある。
【0056】請求項3に記載の発明によれば、スライダ
の直線往復機能とフィンガーのアプローチ動作機能に加
えて、クランプ装置がリフト機能を有するため、スライ
ダについては直線往復運動させるだけで、トランスファ
バーが三次元的に運動する従来の三次元トランスファ方
式の搬送装置と同等の機能を発揮することができる。そ
のため、請求項2に記載の発明と同様の効果に加えて、
トランスファーバー全体が三次元運動する従来のものに
比べて搬送作動に必要な空間が著しく少なくて済み、ス
ペース的に有利になるほか、ワーク搬送時の一層の高速
化を実現できる効果がある。
の直線往復機能とフィンガーのアプローチ動作機能に加
えて、クランプ装置がリフト機能を有するため、スライ
ダについては直線往復運動させるだけで、トランスファ
バーが三次元的に運動する従来の三次元トランスファ方
式の搬送装置と同等の機能を発揮することができる。そ
のため、請求項2に記載の発明と同様の効果に加えて、
トランスファーバー全体が三次元運動する従来のものに
比べて搬送作動に必要な空間が著しく少なくて済み、ス
ペース的に有利になるほか、ワーク搬送時の一層の高速
化を実現できる効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すクランプ装置のクラン
プ状態を示す図で、図13のA−A線に沿う断面図。
プ状態を示す図で、図13のA−A線に沿う断面図。
【図2】本発明の一実施例を示す搬送装置の平面図。
【図3】図2に示す搬送装置の正面図。
【図4】図3のB−B線に沿う断面図。
【図5】図3の左側面図。
【図6】図3の右側面図。
【図7】図3のC−C線に沿う断面図。
【図8】図7の左側面説明図であって、図7のK−K線
断面とL−L線断面とを合成した図。
断面とL−L線断面とを合成した図。
【図9】クランプ装置のアンクランプ状態を示す図で、
図11のD−D線に沿う断面図。
図11のD−D線に沿う断面図。
【図10】クランプ装置のアンクランプ状態を示す図
で、図11のE−E線に沿う断面図。
で、図11のE−E線に沿う断面図。
【図11】クランプ装置のアンクランプ状態を示す図
で、図9のH−H線に沿う断面図。
で、図9のH−H線に沿う断面図。
【図12】クランプ装置のクランプ状態を示す図で、図
13のF−F線に沿う断面図。
13のF−F線に沿う断面図。
【図13】クランプ装置のクランプ状態を示す断面説明
図であって、図12のJ−J線断面とQ方向矢視図とを
合成した図。
図であって、図12のJ−J線断面とQ方向矢視図とを
合成した図。
【図14】本発明の搬送装置の他の実施例を示す正面
図。
図。
【図15】図14のG−G線に沿う断面図。
【図16】図14に示すクランプ装置の駆動系の説明
図。
図。
【図17】本発明の搬送装置のさらに他の実施例を示す
断面説明図。
断面説明図。
1…搬送装置 3,4…クランプ装置 6…走行用レール 7,8…スライダ 9…連結プレート 10…スクリューシャフト(ボールねじ) 12…走行駆動モータ 15…リフタベース 17…案内溝 18,19…ラック 21…リフト駆動用シリンダ 24…カムフォロアローラ 25…リフト用旋回レバー 31…ケーシング(クランプ装置本体) 33…前側スライドブロック 34…後側スライドブロック 36…圧縮コイルスプリング 43…フィンガー 44…ピン 45…カム溝 46…カムプレート 47…板ばね 48…案内溝 49…カムフォロアローラ 50…旋回レバー 54,55…ラック 57…クランプシリンダ W…ワーク
Claims (3)
- 【請求項1】 クランプ装置本体に対して弾性体をはさ
んで並設されて、その並設方向にスライド可能な前側ス
ライドブロックおよび後側スライドブロックと、 前記後側スライドブロックにこのスライドブロックのス
ライド方向と直交方向に沿って形成された案内溝と、 前記前側スライドブロックに対して前記案内溝の長手方
向と同方向に並設されて、その並設方向で互いに接近離
間することによりクランプ,アンクランプ動作する一対
のフィンガーと、 前記一対のフィンガーに対応して個別に設けられるとと
もにそのフィンガー側のピンに係合するカム溝を有し、
かつ弾性体を介して前記後側スライドブロックに連結さ
れた一対のカムプレートと、 前記クランプ装置本体に旋回可能に設けられるとともに
一端部が前記後側スライドブロックの案内溝に係合して
いて、旋回駆動されることによりその旋回動作に応じ前
記前側スライドブロックが前進限位置で停止するまでは
前側スライドブロックおよび後側スライドブロックを一
体のものとして前進動作させる一方で、前側スライドブ
ロックが前進限位置で停止した以降は後側スライドブロ
ックを所定量だけ単独で前進動作させて前記カムプレー
トとピンとの相対変位に基づき一対のフィンガーをクラ
ンプ動作させる旋回レバーと、 前記旋回レバーを旋回運動させるクランプ駆動手段、 とから構成されていることを特徴とするクランプ装置。 - 【請求項2】 走行用レールに走行移動可能に搭載され
て、着脱可能な連結プレートを介して所定のピッチで相
互に連結された複数のスライダと、 これら複数のスライダを走行用レールに沿って直線的に
往復移動させる走行駆動手段と、 前記スライダに個別に装着されて搬送対象となるワーク
をクランプするクランプ装置と、 前記複数のクランプ装置を一斉にクランプ,アンクラン
プ動作させるクランプ駆動手段とを備えてなり、 前記各クランプ装置は、 クランプ装置本体に対して前記スライダの走行方向と直
交方向に弾性体をはさんで並設されて、そのスライダの
走行方向と直交方向にスライド可能な前側スライドブロ
ックおよび後側スライドブロックと、 前記後側スライドブロックにスライダの走行方向に沿っ
て形成された案内溝と、 前記前側スライドブロックに対してスライダの走行方向
に並設されて、その並設方向で互いに接近離間すること
によりクランプ,アンクランプ動作する一対のフィンガ
ーと、 前記一対のフィンガーに対応して個別に設けられるとと
もにそのフィンガー側のピンに係合するカム溝を有し、
かつ弾性体を介して前記後側スライドブロックに連結さ
れた一対のカムプレートと、 前記クランプ装置本体に旋回可能に設けられるとともに
一端部が前記後側スライドブロックの案内溝に係合して
いて、前記クランプ駆動手段にて旋回駆動されることに
よりその旋回動作に応じ前記前側スライドブロックが前
進限位置で停止するまでは前側スライドブロックおよび
後側スライドブロックを一体のものとして前進動作させ
る一方で、前側スライドブロックが前進限位置で停止し
た以降は後側スライドブロックを所定量だけ単独で前進
動作させて前記カムプレートとピンとの相対変位に基づ
き一対のフィンガーをクランプ動作させる旋回レバー、 とから構成されていることを特徴とする搬送装置。 - 【請求項3】 前記各スライダに昇降可能に搭載された
リフタベースと、これら複数のリフタベースを一斉に昇
降動作させるリフト駆動手段とを備えているとともに、
前記リフタベースにクランプ装置が個別に装着されてい
て、 さらに前記リフタベースには、スライダの走行方向に沿
って案内溝が形成されている一方、 前記スライダには、一端部がリフタベースの案内溝に係
合し、かつ前記リフト駆動手段にて旋回駆動されること
によりその旋回動作に応じてクランプ装置をリフタベー
スごと昇降動作させるリフト用旋回レバーが設けられて
いることを特徴とする請求項2記載の搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1117795A JPH08197388A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | クランプ装置およびそのクランプ装置を用いた搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1117795A JPH08197388A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | クランプ装置およびそのクランプ装置を用いた搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08197388A true JPH08197388A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11770786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1117795A Pending JPH08197388A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | クランプ装置およびそのクランプ装置を用いた搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08197388A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007245158A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Kurimoto Ltd | トランスファ装置の作動方法 |
| CN108705275A (zh) * | 2018-06-28 | 2018-10-26 | 苏州富强科技有限公司 | 一种流水线装配治具 |
| CN111919837A (zh) * | 2020-09-02 | 2020-11-13 | 贵州医科大学 | 一种便于存取的生物样本冷冻保存装置 |
| CN116038189A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-05-02 | 天津工业大学 | 一种应用于单侧齿轨道的管道焊接机器人快速装卡装置 |
| CN118002823A (zh) * | 2024-04-09 | 2024-05-10 | 常州富丽康精密机械有限公司 | 一种多工位智能夹持式直线导轨生产专用钻孔设备 |
-
1995
- 1995-01-27 JP JP1117795A patent/JPH08197388A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007245158A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Kurimoto Ltd | トランスファ装置の作動方法 |
| CN108705275A (zh) * | 2018-06-28 | 2018-10-26 | 苏州富强科技有限公司 | 一种流水线装配治具 |
| CN111919837A (zh) * | 2020-09-02 | 2020-11-13 | 贵州医科大学 | 一种便于存取的生物样本冷冻保存装置 |
| CN116038189A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-05-02 | 天津工业大学 | 一种应用于单侧齿轨道的管道焊接机器人快速装卡装置 |
| CN118002823A (zh) * | 2024-04-09 | 2024-05-10 | 常州富丽康精密机械有限公司 | 一种多工位智能夹持式直线导轨生产专用钻孔设备 |
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