JPH0819501A - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

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Publication number
JPH0819501A
JPH0819501A JP15462994A JP15462994A JPH0819501A JP H0819501 A JPH0819501 A JP H0819501A JP 15462994 A JP15462994 A JP 15462994A JP 15462994 A JP15462994 A JP 15462994A JP H0819501 A JPH0819501 A JP H0819501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
predetermined
blower fan
program sequence
cleaning tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP15462994A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Uchiyama
亘 内山
武人 ▲高▼橋
Taketo Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP15462994A priority Critical patent/JPH0819501A/ja
Publication of JPH0819501A publication Critical patent/JPH0819501A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄槽に収納した食器類に洗浄水を噴射して
食器を洗浄する食器洗い機において、乾燥行程中に、利
用者が操作部の所定操作を行いプログラムシーケンスを
強制終了した場合、洗浄槽内の食器類を高温のまま放置
することなく冷却する。 【構成】 食器類2を収納する洗浄槽1内の洗浄水また
は空気をヒータ7により加熱し、洗浄槽1内の温度をサ
ーミスタ8により検知し、洗浄槽1内の蒸気を送風ファ
ン9により槽外に送り出す。食器類2の洗浄、すすぎ、
乾燥行程の一連のプログラムシーケンスを制御する制御
手段17と、プログラムシーケンスを設定する操作部1
4とを備え、制御手段17は、乾燥行程中に操作部14
の所定操作によりプログラムシーケンスを強制終了した
場合、所定時間が経過するまで、またはサーミスタ8が
所定温度を検知するまで送風ファン9を動作させるよう
に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄槽に収納した食器
類に洗浄水を噴射して食器を洗浄する食器洗い機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、食器洗い機などの電化製品は、そ
の機器の一連の動作内容であるプログラムシーケンスを
設定し、これに従い機器の動作を制御するマイクロコン
ピュータを備えたものが主流となってきている。
【0003】従来、この種の食器洗い機は図7に示すよ
うに構成していた。以下、その構成について説明する。
【0004】図に示すように、洗浄槽1は、食器類2を
内部に収納し底部に洗浄水を溜めている。洗浄ノズル3
は、洗浄槽1内に回転自在に支持され、食器類2に向け
て洗浄水を噴出する。洗浄ポンプ4は、洗浄水を洗浄ノ
ズル3に送り込むもので、この洗浄ポンプ4はモータ5
によって駆動される。水位センサ6は、洗浄槽1内の水
位を検知し電気信号として出力する。ヒータ7は、洗浄
槽1の底部に配設され洗浄水を加熱する。
【0005】サーミスタ(温度検知手段)8は、洗浄槽
1の底部に外側より密着するように取り付けられ、洗浄
水の水温を検知する。送風ファン9(送風ファン)は、
洗浄槽1内の蒸気を送り出すもので、排気口10より機
外へ排出される。食器かご11は、食器類2を配置する
もので洗浄槽1に配置している。給水手段12は、洗浄
槽1内に水道水を給水するもので、排水手段13は、洗
浄槽1内の洗浄水を槽外に排出するものである。操作部
14は、洗浄、すすぎ、乾燥行程の一連のプログラムシ
ーケンスの内容を設定するもので、この操作部14に電
源スイッチ15を付設している。制御手段16は、上記
したプログラムシーケンスの逐次動作を制御する。
【0006】電源スイッチ15について詳細を述べる
と、ここで取り上げる電源スイッチ15は、操作部14
のスイッチ類の一部であり、この電源スイッチ15を
「オフからオン」または「オンからオフ」した場合、制
御手段16は、この状態の変化を検知して電源スイッチ
15の状態に応じて、送風ファン9などの外部負荷の動
作処理を行う。
【0007】具体的に例を挙げると、電源スイッチ15
を「オフからオン」にした場合、制御手段16はプログ
ラムシーケンスの内容を初期化し、外部負荷を停止し、
操作部14によるプログラムシーケンスの設定内容変更
待ちの状態、またはプログラムシーケンスの開始指示待
ちの状態にする。反対に、電源スイッチ15を「オンか
らオフ」にした場合、制御手段16は、外部負荷を停止
し、実行中のプログラムシーケンスを強制的に終了す
る。
【0008】つまり、機器に組み込まれるマイクロコン
ピュータを制御手段として用いる場合、電源スイッチ1
5は、マイクロコンピュータに常時通電した上で使用す
ることが前提であり、電源スイッチ15をオフの状態に
してもマイクロコンピュータへは通電されたままであり
(食器洗い機の電源コンセント線を、屋内の電源コンセ
ント線から遮断する状態とは違う。)、この状態で制御
手段であるマイクロコンピュータは故意的に送風ファン
9などの外部負荷を駆動することも可能である。
【0009】上記構成において動作を説明すると、利用
者が食器類2を食器かご11に配置して洗浄槽1に収納
し、操作部14の電源スイッチ15により電源を投入
し、操作部14により洗浄、すすぎ、乾燥行程の一連の
プログラムシーケンスの内容を設定し、洗浄槽1内に洗
剤を入れた後運転を開始すると、まず、洗浄槽1の底部
に水位センサ6が所定の水位を検知するまで所定量の水
道水が給水手段12により給水される。そして、モータ
5およびヒータ7に通電され、洗浄水は加熱されながら
洗浄ポンプ4により食器類2に向けて洗浄ノズル3から
噴出される。このとき、サーミスタ8により洗浄水の温
度を検知し制御手段16は常に洗浄水の温度を把握して
いる。
【0010】洗浄水の温度が所定温度に到達し、かつ、
洗浄開始から所定時間経過したとき、制御手段16は洗
浄行程を終了し排水手段13により洗浄水を槽外に排水
する。つぎに、新たに水道水が給水され前述の洗浄行程
と同様の動作を数分間行い排水する。このすすぎ行程を
数回繰り返した後、加熱すすぎ行程と称する洗浄行程と
同様の動作を行い、所定温度に到達した時点でこれを終
了して排水する。最後に送風ファン9を運転して洗浄槽
1内の蒸気を機外へ排出すると同時に、ヒータ7に間欠
に通電を行い食器類2を加熱して付着している水滴を乾
燥させる。
【0011】上記逐次一連の動作において、乾燥行程中
に、操作部14の所定操作によりプログラムシーケンス
を強制終了した場合、たとえば、操作部14の電源スイ
ッチ15をオフしてプログラムシーケンスを強制終了し
た場合の外部負荷の動作処理の過程を図8のフローチャ
ートを用いて説明すると、ステップ20にてタイマの計
測を開始し、ステップ21にてヒータ7への通電を開始
し、ステップ22にてサーミスタ8により、洗浄槽1内
の温度が予め設定した所定の値を越える場合には、ヒー
タ7への通電を遮断するなどの温度調整を行い、ステッ
プ23にて送風ファン9の動作を開始する。
【0012】ステップ24にて電源スイッチ15の状態
がオンのままである場合、ステップ25にてタイマ計測
時間tを検知し、ステップ26にて予め設定した時間
(この場合60分)を経過するまで乾燥動作を継続し、
予め設定した時間を経過すると、ステップ27にてヒー
タを7停止し、ステップ28にて送風ファン9を停止し
て乾燥行程を終了する。
【0013】一方、ステップ24にて電源スイッチ15
の状態がオンからオフの状態に変化したことを検知した
場合、つまり、乾燥行程中に利用者が電源スイッチ15
をオフした場合は、ヒータ7や送風ファン9の動作状態
に関わらず一義的に、ステップ27にてヒータ7を停止
し、ステップ28にて送風ファン9を停止して乾燥行程
を終了すると同時に、プログラムシーケンスを強制終了
する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の食器洗い機では、乾燥行程中に、利用者が電
源スイッチ15を「オンからオフ」の状態にした場合、
ヒータ7および送風ファン9への通電を急に遮断する
が、しばらくの間はヒータ7は高温の状態を維持する反
面、送風経路を断つため、洗浄槽1内の食器類を高温の
まま放置することによって、特にプラスチック製の食器
類の変色または変形が発生するという問題を有してい
た。
【0015】本発明は上記課題を解決するもので、乾燥
行程中に、利用者が電源スイッチを「オンからオフ」の
状態にするなどの操作部の所定操作を行い、プログラム
シーケンスを強制終了した場合、洗浄槽内の食器類を高
温のまま放置することなく冷却することを第1の目的と
している。
【0016】また、乾燥行程中に利用者が電源スイッチ
を「オンからオフ」の状態にするなどの操作部の所定操
作を行い、プログラムシーケンスを強制終了した場合、
かつ洗浄槽内の温度に応じて、つまり、洗浄槽内の温度
が高い場合にのみ、食器類を高温のまま放置することな
く冷却することを第2の目的としている。
【0017】また、洗浄槽内の食器類を冷却する過程に
おいて、利用者が浄槽内より食器類を取り出した場合、
食器類の冷却を速やかに止めることを第3の目的として
いる。
【0018】また、洗浄槽内の食器類を冷却する過程
で、食器洗い機をとりまく雰囲気温度が低い条件下にお
いて、洗浄槽内の蒸気と送風ファンにより洗浄槽内に送
り込まれる空気の温度や湿度の違いによって、食器類が
高温の状態から急激に冷却されることにより発生する食
器類の割れやくもりを防ぐことを第4の目的としてい
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、食器類を収納する洗浄槽と、前記洗
浄槽内の洗浄水または空気を加熱するヒータと、前記洗
浄槽内の温度を検知するサーミスタ(温度検知手段)
と、前記洗浄槽内の蒸気を槽外に送り出す送風ファン
と、前記食器類の洗浄、すすぎ、乾燥行程の一連のプロ
グラムシーケンスを制御する制御手段と、前記プログラ
ムシーケンスを設定する操作部とを備え、前記制御手段
は、乾燥行程中に、前記操作部の所定操作によりプログ
ラムシーケンスを強制終了した場合、所定時間が経過す
るまで、または前記サーミスタが所定温度を検知するま
で前記送風ファンを動作させるようにしたことを第1の
課題解決手段としている。
【0020】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の制御手段は、操作部の所定操作に
よりプログラムシーケンスを強制終了し、かつサーミス
タにより知った洗浄槽内の温度が予め設定した所定範囲
を越えて高い場合、所定時間が経過するまで、または前
記サーミスタが所定温度を検知するまで送風ファンを動
作させるようにしたことを第2の課題解決手段としてい
る。
【0021】また、第3の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、食器類を洗浄槽に出し入
れするために設けられた開閉するドアを備え、制御手段
は、乾燥行程中に操作部の所定操作によりプログラムシ
ーケンスを強制終了した場合、所定時間が経過するま
で、またはサーミスタが所定温度を検知するまで送風フ
ァンを動作させ、前記ドアを所定時間を越えて開閉した
場合、一義的に前記送風ファンを停止するようにしたこ
とを第3の課題解決手段としている。
【0022】また、第4の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、周囲の温度を検知する雰
囲気温度検知手段を備え、制御手段は、操作部の所定操
作によりプログラムシーケンスを強制終了し、かつ前記
雰囲気温度検知手段により知った周囲の温度が予め設定
した所定範囲を越えて高い場合、所定時間が経過するま
で、またはサーミスタが所定温度を検知するまで送風フ
ァンを動作させるようにしたことを第4の課題解決手段
としている。
【0023】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
乾燥行程中に、利用者が電源スイッチを「オンからオ
フ」の状態にするなどの操作部の所定操作を行い、プロ
グラムシーケンスを強制終了した場合、所定時間が経過
するまで、またはサーミスタが所定温度を検知するま
で、送風ファンを動作させるようにしたので、洗浄槽内
の食器類を高温のまま放置することなく冷却することが
できる。
【0024】また、第2の課題解決手段により、乾燥行
程中に、利用者が電源スイッチを「オンからオフ」の状
態にするなどの操作部の所定操作を行いプログラムシー
ケンスを強制終了した場合、サーミスタにより洗浄槽内
の温度を検知し、洗浄槽内の温度が高い場合にのみ食器
類を高温のまま放置することなく冷却することができ
る。
【0025】また、第3の課題解決手段により、洗浄槽
内の食器類を冷却する過程において、利用者が浄槽内よ
り食器類を取り出した場合、送風ファンを停止するた
め、食器類の冷却を速やかに止めることができる。
【0026】また、第4の課題解決手段により、洗浄槽
内の食器類を冷却する過程で、食器洗い機をとりまく雰
囲気温度が低い条件下においても、雰囲気温度検知手段
により検知した周囲の温度が予め設定した所定範囲を越
えて低い場合、送風ファンを動作させないようにしたた
め、洗浄槽内に送り込まれる空気の温度や湿度の違いに
よって、食器類が高温の状態から急激に冷却されること
により発生する食器類の割れやくもりを防ぐことができ
る。
【0027】
【実施例】以下、本発明第1の実施例を図1を参照しな
がら説明する。なお、上記従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0028】図に示すように、制御手段17は、食器類
2の洗浄、すすぎ、乾燥行程の一連のプログラムシーケ
ンスを制御するとともに、乾燥行程中に、操作部14の
所定操作によりプログラムシーケンスを強制終了した場
合、所定時間(たとえば、1分)が経過するまで、送風
ファン9を動作させるようにしている。なお、18は、
食器類2を洗浄槽1に出し入れするために設けられた開
閉自在のドアである。
【0029】上記構成において図2を参照しながら動作
を説明する。なお、制御手段17による食器類2の洗
浄、すすぎ、乾燥行程の一連の逐次動作については従来
例と同じであるので説明を省略し、乾燥行程時の電源ス
イッチ15の操作と、ヒータ7と送風ファン9の動作と
処理の過程について説明する。
【0030】乾燥行程中に、操作部14の所定操作によ
りプログラムシーケンスを強制終了した場合、たとえ
ば、操作部14の電源スイッチ15をオフしてプログラ
ムシーケンスを強制終了した場合の外部負荷の動作処理
の過程を図2のフローチャートを用いて説明すると、ス
テップ20にてタイマの計測を開始し、ステップ21に
てヒータ7への通電を開始し、ステップ22にてサーミ
スタ8により洗浄槽1内の温度が予め設定した所定の値
を越える場合には、ヒータ7への通電を遮断するなどの
温度調整を行い、ステップ23にて送風ファン9の動作
を開始する。
【0031】ステップ24にて電源スイッチ15の状態
がオンからオフの状態に変化したことを検知した場合、
つまり、乾燥行程中に利用者が電源スイッチ15をオフ
した場合は、ステップ29にてタイマをクリアし、ステ
ップ30にてヒータ7を停止し、ステップ31にて送風
ファン9の連続動作を開始する。ステップ32にてタイ
マ計測時間tを検知し、ステップ33にて計測時間tが
所定時間(1分)になるまで送風動作を繰り返し、その
後ステップ28にて送風ファン9を停止して乾燥行程を
終了する。
【0032】これにより、乾燥行程中に、利用者が電源
スイッチ15を「オンからオフ」の状態にするなどの操
作部14の所定操作を行い、プログラムシーケンスを強
制終了した場合、所定時間が経過するまで、送風ファン
を動作させるようにしたので、洗浄槽1内の食器類2を
高温のまま放置することなく冷却することができる。
【0033】なお、上記実施例では、ヒータ7や送風フ
ァン9の動作時限の具体的数値およびタイミングを示し
たが、これは特に乾燥行程時の電源スイッチ操作による
ヒータと送風ファンの動作を制御する方法を限定するも
のではない。
【0034】また、上記実施例では、送風ファン9を所
定時間を経過するまで動作をするようにしたが、サーミ
スタ8が所定温度(たとえば、40℃)を検知するまで
の間、送風ファン9を動作させてもよい。
【0035】つぎに、本発明の第2の実施例について説
明する。図1における制御手段17は、操作部14の所
定操作によりプログラムシーケンスを強制終了し、かつ
サーミスタ8により知った洗浄槽1内の温度が予め設定
した所定範囲(たとえば、60℃)を越えて高い場合、
所定時間(1分)が経過するまで、送風ファン9を動作
させるようにしている。他の構成は上記第1の実施例と
同じである。
【0036】上記構成において図3を参照しながら動作
を説明する。なお、図3におけるステップ20からステ
ップ28までは上記第1の実施例と同じであるので説明
を省略する。
【0037】乾燥行程中に、操作部14の所定操作によ
りプログラムシーケンスを強制終了した場合、たとえ
ば、操作部14の電源スイッチ15をオフしてプログラ
ムシーケンスを強制終了した場合の外部負荷の動作処理
の過程を図3のフローチャートを用いて説明すると、ス
テップ20にてタイマの計測を開始し、ステップ21に
てヒータ7への通電を開始し、ステップ22にてサーミ
スタ8により洗浄槽1内の温度が予め設定した所定の値
を越える場合にはヒータ7への通電を遮断するなどの温
度調整を行い、ステップ23にて送風ファン9の動作を
開始し、ステップ24にて電源スイッチ15の状態がオ
ンからオフの状態に変化したことを検知した場合、つま
り、乾燥行程中に利用者が電源スイッチ15をオフした
場合は、ステップ34に移行する。
【0038】ステップ34にてサーミスタ8により洗浄
槽1内の温度Tを検知し、ステップ34−1により温度
Tが予め設定した所定範囲(60℃)に満たない場合、
洗浄槽1内を空冷することなく、ステップ27にてヒー
タ70停止し、ステップ28にて送風ファン9を停止し
て乾燥行程を終了する。
【0039】一方、ステップ34にてサーミスタ8によ
り洗浄槽1内の温度Tを検知し、ステップ34−1によ
り温度Tが予め設定した所定範囲(60℃)以上の場合
は、洗浄槽1内が高温であると判断し、ステップ29に
てタイマをクリアし、ステップ30にてヒータ7を停止
し、ステップ31にて送風ファン9の連続動作を開始す
る。ステップ32にてタイマ計測時間tを検知し、ステ
ップ33にて計測時間tが所定時間(1分)になるまで
送風動作を繰り返し、その後ステップ28にて送風ファ
ン9を停止して乾燥行程を終了する。
【0040】これにより、乾燥行程中に、利用者が電源
スイッチ15を「オンからオフ」の状態にするなどの操
作部14の所定操作を行い、プログラムシーケンスを強
制終了した場合、サーミスタ8により洗浄槽1内の温度
を検知し、洗浄槽1内の温度が高い場合にのみ、食器類
2を高温のまま放置することなく冷却することができ
る。
【0041】なお、上記実施例では、送風ファン9を所
定時間を経過するまで動作をするようにしたが、サーミ
スタ8が所定温度(たとえば、40℃)を検知するまで
の間、送風ファン9を動作させてもよい。
【0042】つぎに、本発明の第3の実施例について説
明する。図1における制御手段17は、乾燥行程中に操
作部14の所定操作によりプログラムシーケンスを強制
終了した場合、所定時間(1分)が経過するまで、送風
ファン9を動作させ、ドア18を食器類2の取り出しに
必要な所定時間(たとえば、30秒)を越えて開閉した
場合、一義的に送風ファン9を停止するようにしてい
る。他の構成は上記第1の実施例と同じである。
【0043】上記構成において図4を参照しながら動作
を説明する。なお、図4におけるステップ20からステ
ップ33までは上記第1の実施例と同じであるので説明
を省略する。
【0044】乾燥行程中に、操作部14の所定操作によ
りプログラムシーケンスを強制終了した場合、たとえ
ば、操作部14の電源スイッチ15をオフしてプログラ
ムシーケンスを強制終了した場合の外部負荷の動作処理
の過程を図4のフローチャートを用いて説明すると、ス
テップ20にてタイマの計測を開始し、ステップ21に
てヒータ7への通電を開始し、ステップ22にてサーミ
スタ8により洗浄槽1内の温度が予め設定した所定の値
を越える場合にはヒータ7への通電を遮断するなどの温
度調整を行い、ステップ23にて送風ファン9の動作を
開始する。
【0045】ステップ24にて電源スイッチ15の状態
がオンからオフの状態に変化したことを検知した場合、
つまり、乾燥行程中に利用者が電源スイッチ15をオフ
した場合は、ステップ29にてタイマをクリアし、ステ
ップ30にてヒータ7を停止し、ステップ31にて送風
ファン9の連続動作を開始し、ステップ32にてタイマ
計測時間tを検知する。ステップ35によりドア18を
開閉しない場合は、ステップ33にて計測時間tが所定
時間(1分)になるまで送風動作を繰り返し、その後ス
テップ28にて送風ファン9を停止して乾燥行程を終了
する。
【0046】一方、ステップ35によりドア18を開け
た場合には、ステップ28にて送風ファン9を停止して
乾燥行程を終了する。
【0047】これにより、洗浄槽1内の食器類を冷却す
る過程において、利用者が洗浄槽1内より食器類2を取
り出した場合、送風ファン9を停止するため、食器類2
の冷却を速やかに止めることができる。
【0048】つぎに、本発明の第4の実施例を図5を参
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0049】図に示すように、雰囲気温度検知手段19
は、周囲の温度を検知するもので、その出力を制御手段
17−1に入力している。制御手段17−1は、操作部
14の所定操作によりプログラムシーケンスを強制終了
し、かつ雰囲気温度検知手段19により知った周囲の温
度が予め設定した所定範囲(たとえば、10℃)を越え
て高い場合、所定時間(1分)が経過するまで、送風フ
ァン9を動作させるようにしている。
【0050】上記構成において図6を参照しながら動作
を説明する。なお、図6におけるステップ20からステ
ップ33までは上記第1の実施例と同じであるので説明
を省略する。
【0051】乾燥行程中に、操作部14の所定操作によ
りプログラムシーケンスを強制終了した場合、たとえ
ば、操作部14の電源スイッチ15をオフしてプログラ
ムシーケンスを強制終了した場合の外部負荷の動作処理
の過程を図6のフローチャートを用いて説明すると、ス
テップ20にてタイマの計測を開始し、ステップ21に
てヒータ7への通電を開始し、ステップ22にてサーミ
スタ8により洗浄槽1内の温度が予め設定した所定の値
を越える場合には、ヒータ7への通電を遮断するなどの
温度調整を行い、ステップ23にて送風ファン9の動作
を開始する。
【0052】ステップ24にて電源スイッチ15の状態
がオンからオフの状態に変化したことを検知した場合、
つまり、乾燥行程中に利用者が電源スイッチ15をオフ
した場合は、ステップ36に移行する。
【0053】ステップ36にて雰囲気温度検知手段19
により雰囲気温度Toを検知し、ステップ37により、
温度Toが予め設定した所定範囲(10℃)に満たない
場合、高温の洗浄槽1内に冷たい外気を流入すると、食
器類2に熱衝撃、すなわち、高温の食器を急激に冷やさ
れることによる熱ストレスを与えることにより、食器類
2の割れやくもりが発生すると判断し、洗浄槽1内を空
冷することなく、ステップ27にてヒータ7を停止し、
ステップ28にて送風ファン9を停止して乾燥行程を終
了する。
【0054】一方、ステップ36にて雰囲気温度検知手
段19により雰囲気温度Toを検知し、ステップ37に
より温度Toが予め設定した所定範囲(10℃)以上の
場合は、ステップ29にてタイマをクリアし、ステップ
30にてヒータ7を停止し、ステップ31にて送風ファ
ン9の連続動作を開始し、ステップ32にてタイマ計測
時間tを検知し、ステップ33にて計測時間tが所定時
間(1分)になるまで送風動作を繰り返し、その後ステ
ップ28にて送風ファン9を停止して乾燥行程を終了す
る。
【0055】これにより、洗浄槽1内の食器類2を冷却
する過程で、食器洗い機をとりまく雰囲気温度が低い条
件下においても、雰囲気温度検知手段19により検知し
た周囲の温度の値が予め設定した所定範囲を越えて低い
場合、送風ファン9を動作させないようにしたため、洗
浄槽1内に送り込まれる空気の温度や湿度の違いによっ
て、食器類2が高温の状態から急激に冷却されることに
より発生する食器類2の割れやくもりを防ぐことができ
る。
【0056】なお、上記実施例では、雰囲気温度検知手
段19により検知した周囲の温度が予め設定した所定範
囲を越えて低い場合、送風ファン9を動作させないよう
にしているが、送風ファン9を間欠動作するようにして
も同様の効果が得られる。
【0057】
【発明の効果】以上の実施例から明かなように本発明に
よれば、食器類を収納する洗浄槽と、前記洗浄槽内の洗
浄水または空気を加熱するヒータと、前記洗浄槽内の温
度を検知するサーミスタ(温度検知手段)と、前記洗浄
槽内の蒸気を槽外に送り出す送風ファンと、前記食器類
の洗浄、すすぎ、乾燥行程の一連のプログラムシーケン
スを制御する制御手段と、前記プログラムシーケンスを
設定する操作部とを備え、前記制御手段は、乾燥行程中
に、前記操作部の所定操作によりプログラムシーケンス
を強制終了した場合、所定時間が経過するまで、または
前記サーミスタが所定温度を検知するまで前記送風ファ
ンを動作させるようにしたから、乾燥行程中に、利用者
が電源スイッチを「オンからオフ」の状態にするなどの
操作部の所定操作を行い、プログラムシーケンスを強制
終了した場合、所定時間が経過するまで、またはサーミ
スタが所定温度を検知するまで、送風ファンを動作させ
るようにしたので、洗浄槽内の食器類を高温のまま放置
することなく冷却することができる。
【0058】また、制御手段は、操作部の所定操作によ
りプログラムシーケンスを強制終了し、かつサーミスタ
により知った洗浄槽内の温度が予め設定した所定範囲を
越えて高い場合、所定時間が経過するまで、または前記
サーミスタが所定温度を検知するまで送風ファンを動作
させるようにしたから、乾燥行程中に、利用者が電源ス
イッチを「オンからオフ」の状態にするなどの操作部の
所定操作を行い、プログラムシーケンスを強制終了した
場合、サーミスタにより洗浄槽内の温度を検知し、洗浄
槽内の温度が高い場合にのみ食器類を高温のまま放置す
ることなく冷却することができる。
【0059】また、食器類を洗浄槽に出し入れするため
に設けられた開閉するドアを備え、制御手段は、乾燥行
程中に操作部の所定操作によりプログラムシーケンスを
強制終了した場合、所定時間が経過するまで、またはサ
ーミスタが所定温度を検知するまで送風ファンを動作さ
せ、前記ドアを所定時間を越えて開閉した場合、一義的
に前記送風ファンを停止するようにしたから、洗浄槽内
の食器類を冷却する過程において、利用者が洗浄槽内よ
り食器類を取り出した場合、送風ファンを停止するた
め、食器類の冷却を速やかに止めることができる。
【0060】また、周囲の温度を検知する雰囲気温度検
知手段を備え、制御手段は、操作部の所定操作によりプ
ログラムシーケンスを強制終了し、かつ前記雰囲気温度
検知手段により知った周囲の温度が予め設定した所定範
囲を越えて高い場合、所定時間が経過するまで、または
サーミスタが所定温度を検知するまで送風ファンを動作
させるようにしたから、洗浄槽内の食器類を冷却する過
程で、食器洗い機をとりまく雰囲気温度が低い条件下に
おいても、雰囲気温度検知手段により検知した食器洗い
機の周囲の温度の値が予め設定した所定範囲を越えて低
い場合、送風ファンを動作させないようにしたため、洗
浄槽内に送り込まれる空気の温度や湿度の違いによっ
て、食器類が高温の状態から急激に冷却されることによ
り発生する食器類の割れやくもりを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の食器洗い機のシステム
構成図
【図2】同食器洗い機の乾燥行程時の電源スイッチ操作
とヒータと送風ファンの動作と処理の過程を示すフロー
チャート
【図3】本発明の第2の実施例の食器洗い機の乾燥行程
時の電源スイッチ操作とヒータと送風ファンの動作と処
理の過程を示すフローチャート
【図4】本発明の第3の実施例の食器洗い機の乾燥行程
時の電源スイッチ操作とヒータと送風ファンの動作と処
理の過程を示すフローチャート
【図5】本発明の第4の実施例の食器洗い機のシステム
構成図
【図6】同食器洗い機の乾燥行程時の電源スイッチ操作
とヒータと送風ファンの動作と処理の過程を示すフロー
チャート
【図7】従来の食器洗い機のシステム構成図
【図8】同食器洗い機の乾燥行程時の電源スイッチ操作
とヒータと送風ファンの動作と処理の過程を示すフロー
チャート
【符号の説明】
1 洗浄槽 2 食器類 7 ヒータ 8 サーミスタ(温度検知手段) 9 送風ファン 14 操作部 17 制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器類を収納する洗浄槽と、前記洗浄槽
    内の洗浄水または空気を加熱するヒータと、前記洗浄槽
    内の温度を検知する温度検知手段と、前記洗浄槽内の蒸
    気を槽外に送り出す送風ファンと、前記食器類の洗浄、
    すすぎ、乾燥行程の一連のプログラムシーケンスを制御
    する制御手段と、前記プログラムシーケンスを設定する
    操作部とを備え、前記制御手段は、乾燥行程中に、前記
    操作部の所定操作によりプログラムシーケンスを強制終
    了した場合、所定時間が経過するまで、または前記温度
    検知手段が所定温度を検知するまで前記送風ファンを動
    作させるようにした食器洗い機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、操作部の所定操作によりプ
    ログラムシーケンスを強制終了し、かつ温度検知手段に
    より知った洗浄槽内の温度が予め設定した所定範囲を越
    えて高い場合、所定時間が経過するまで、または前記温
    度検知手段が所定温度を検知するまで送風ファンを動作
    させるようにした請求項1記載の食器洗い機。
  3. 【請求項3】 食器類を洗浄槽に出し入れするために設
    けられた開閉するドアを備え、制御手段は、乾燥行程中
    に操作部の所定操作によりプログラムシーケンスを強制
    終了した場合、所定時間が経過するまで、または温度検
    知手段が所定温度を検知するまで送風ファンを動作さ
    せ、前記ドアを所定時間を越えて開閉した場合、一義的
    に前記送風ファンを停止するようにした請求項1記載の
    食器洗い機。
  4. 【請求項4】 周囲の温度を検知する雰囲気温度検知手
    段を備え、制御手段は、操作部の所定操作によりプログ
    ラムシーケンスを強制終了し、かつ前記雰囲気温度検知
    手段により知った周囲の温度が予め設定した所定範囲を
    越えて高い場合、所定時間が経過するまで、または温度
    検知手段が所定温度を検知するまで送風ファンを動作さ
    せるようにした請求項1記載の食器洗い機。
JP15462994A 1994-07-06 1994-07-06 食器洗い機 Pending JPH0819501A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6694990B2 (en) * 2001-10-15 2004-02-24 General Electric Company Dishwasher variable dry cycle apparatus
WO2020074176A1 (en) * 2018-10-08 2020-04-16 Arcelik Anonim Sirketi A dishwasher comprising a heater

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US6694990B2 (en) * 2001-10-15 2004-02-24 General Electric Company Dishwasher variable dry cycle apparatus
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