JPH081941A - インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法ならびにこれを有するインクジェット記録カートリッジ - Google Patents

インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法ならびにこれを有するインクジェット記録カートリッジ

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JPH081941A
JPH081941A JP14012294A JP14012294A JPH081941A JP H081941 A JPH081941 A JP H081941A JP 14012294 A JP14012294 A JP 14012294A JP 14012294 A JP14012294 A JP 14012294A JP H081941 A JPH081941 A JP H081941A
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ink
ink supply
recording head
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supply port
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Akira Goto
顕 後藤
Toshiaki Sasaki
敏明 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歩留り良く安価で、高精度であり、信頼性も
高い高解像度なインクジェット記録ヘッドおよびその製
造方法ならびにこれを有するインクジェット記録カート
リッジを提供する。 【構成】 インクジェット記録ヘッドは、基板、および
インク吐出口、インク流路、インク液室、インク供給口
に相当する部分に、除去可能な材料からなる固体層を形
成し、この固体層を形成した基板を覆うようにガラス被
覆してガラス天板を形成した後、除去可能な固体層を除
去して、インク吐出口と、インク流路と、インク液室
と、インク供給口とを形成するインク供給部材600に
組立力により変形可能な突起部分500をモールド成形
により設け、このインク供給部材とインク供給口301
を形成したインク供給口部材としてのガラス天板300
との隙間を変形可能な突起部分を密着変形させることに
より隙間をシールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク滴を飛翔させて
記録媒体に画像を形成するインクジェット記録ヘッド、
およびその製造方法ならびにこれを有するインクジェッ
ト記録カートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式に適用されるイ
ンクジェット記録ヘッド(以下、「記録ヘッド」とい
う)には、一般に、インクが吐出されるための吐出口
と、前記吐出口に供給するためのインクを貯える液室
と、前記吐出口と前記液室とを連通するインク流路と、
前記インク流路の一部に設けられたインクを吐出するた
めのエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、前記
液室に外部からインクを供給するためにインク供給口が
設けられている。そして、インク供給口の周囲の部材
(以下「インク供給口部材」という)とインク供給部材
との間は圧接されており、その周りを樹脂等で封止する
ことでインクが外部に流れ出ることを防いでいる。従来
の記録ヘッドの製造方法としては次のようなものが知ら
れている。
【0003】(1)エネルギー発生素子が設けられた第
一の基板を備え、ガラスや金属などからなる第二の基板
に切削やエッチングなどの加工手段により吐出口、イン
ク流路および液室を形成するための凹部ならびに液室と
外部とを連通するための供給口を設けた後、第一の基板
に第二の基板をエネルギー発生素子と液流路との位置を
合わせて接着剤により貼り合わせる。その後インク供給
部材をインク供給口部材に重ね合わせて密着させたのち
インク供給部材を固定してからインク連絡通路の周りに
封止材を流し込み固着させる方法。
【0004】(2)エネルギー発生素子が設けられた第
一の基板を備え、第二の基板として射出成形により、イ
ンク吐出口、インク流路、およびインク液室を一体に樹
脂で形成し、第一の基板に第二の基板をエネルギー発生
素子と液流路との位置を合わせて、バネ等によりあらか
じめ隙間を持たせて圧接固定する。そののち片持ち構造
になっているインク供給部材と成形品のインク供給口部
材を密着させたのち、第一の基板と第二の基板との隙間
およびインク供給部材とインク供給口部材の圧接部分を
数種類の封止材を流し込み同時に封止する方法。
【0005】(3)エネルギー発生素子が設けられたガ
ラスなどからなる第一の基板に、ポジ型もしくはネガ型
の感光性ドライフィルムを貼り、この感光性ドライフィ
ルムのうちインク吐出口、インク流路、および液室に相
当するパターンをマスクもしくは露出させて露光し、現
像して上述したインク吐出口、インク流路、およびイン
ク液室に相当するパターンの固体層を第一の基板に設け
る。固体層および第一の基板上に硬化剤が混合された液
状の硬化性材料を適宜の厚さに塗布し、所定の温度で長
時間放置して硬化性材料を硬化させる。次いで、硬化性
材料が硬化した第一の基板をインク吐出口を形成する位
置で切断して固体層の端面を露出させた後、固体層を溶
解する溶剤中に浸漬し、硬化性材料が硬化した第一の基
板から固体層を溶解除去して、内部にインク流路および
液室を形成する空間を設け、ついでインク供給部材をイ
ンク供給口部材に重ね合わせて固定したのち、あらかじ
め二液混合してある封止材を重ね合わせ部の周りに塗布
して封止する方法(特開昭61−15497号公報参
照)。
【0006】(4)エネルギー発生素子が設けられた第
一の基板にポジ型もしくはネガ型の感光性ドライフィル
ムを貼り、この感光性ドライフィルムのうちインク吐出
口、インク液路、およびインク液室に相当するパターン
をマスクもしくは露出させて露光し、現像して前記吐出
口、インク流路および液室に相当するパターンの固体層
を第一の基板上に設ける。この固体層および第一の基板
の上に活性エネルギー線により硬化する活性エネルギー
線硬化性材料を適宜厚さに塗布し、液室の一部を形成す
るための凹部および供給口が設けられた活性エネルギー
線透過性の第二の基板を活性エネルギー線硬化材料の上
に上述した凹部を液室が形成される予定位置に合わせて
貼りつけ積層体を作る。次に、活性エネルギー線硬化材
料のうち液室が形成される予定部分を隠すように第二の
基板をマスクして活性エネルギー線をその第二の基板を
通して活性エネルギー線硬化材料に照射し硬化させる。
ついで、活性エネルギー線硬化性材料が硬化された積層
体を吐出口を形成する位置で切断して固体層の端面を露
出させたのち、上述した固体層と未硬化の活性エネルギ
ー線硬化性材料とを溶解する溶剤中に浸漬し、積層体か
ら固体層および未硬化の活性エネルギー線硬化性材料を
溶解除去して、内部にインク流路および液室を形成する
空間を設ける、ついでインク供給部材をインク供給口部
材に一定の隙間を持たせて重ね合わせて固定しその周り
に封止材を流し込む方法(特開昭62−253457号
公報参照)。
【0007】(5)エネルギー発生素子が設けられたガ
ラスなどからなる第一の基板上に、液状感光性レジスト
等除去可能な材料からなる固体により、吐出口、インク
流路、およびインク液室に相当する部分を形成する。こ
の固体層および第一の基板の上にトランスファーモール
ド成形により、固体層の表面のうち、少なくともインク
液室の一部に相当する部分の表面を除く他の部分をモー
ルド樹脂により被覆する。ついで、第一の基板を吐出口
を形成する位置で切断して前記固体層の端面を露出させ
たのち固体層を溶解する溶剤中に浸漬し、モールド樹脂
で被覆された第一の基板から固体層を溶解除去して、内
部にインク流路および液室を形成する空間を設け、つい
でインク供給部材をインク供給口部材に一定の隙間を持
たせて重ね合わせて固定しその周りに封止材を流し込む
方法。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の記録ヘッドにおいては、以下に述べるような問
題点があった。(1),(3),(4)の記録ヘッドの製造
方法では、第二の基板に設けられたインク供給口部材と
インク供給部材を密着させる際、第二の基板の厚みの精
度およびインク供給部材の成形精度により、第二の基板
とインク供給部材の間に隙間が発生することがある。こ
の隙間より封止材が流れ込んだり封止材の揮発分が発熱
体の表面を汚染したりして吐出口の詰まり、発泡の不安
定化を起こして印字品位の低下を起こすなどの問題があ
った。
【0009】(2)の記録ヘッドの製造方法では、第一
の基板と第二の基板との間にあらかじめ隙間を設けて組
み立てられている部分と、射出成形により作られた第二
の基板とモールドで作られたインク供給部材の弾性力を
利用して密着させている部分を同時に封止している。こ
のとき、第二の基板とインク供給部材であるモールド部
材の部品精度により第二の基板の変形が起こり第一の基
板と第二の基板の隙間にばらつきが生じる。結果として
封止材の流れ込み、封止材から発生する揮発分による発
熱体の表面を汚染したりして吐出口の詰まり、発泡の不
安定化を起こして印字品位の低下を起こすなどの問題が
あった。
【0010】(5)の記録ヘッドの製造方法では、第一
の基板上のトランスファーモールド成形された固体層の
表面にインク供給部材を圧接もしくはあらかじめ隙間を
設けて組み立てられている。圧接して組み立てられる
と、圧接の圧力により固体層が変形を起こす。またあら
かじめ隙間を設けて組み立てると、トランスファーモー
ルド成形の精度、第一の基板の厚み精度によりインク供
給部材とインク供給口部材の間に不規則な隙間が発生す
る。これらの変形や不規則な隙間が封止材の流れ込み、
封止材から発生する揮発分が発熱体の表面汚染や吐出口
の詰まり、発泡の不安定を起こして印字品位の低下を起
こすなどの問題があった。
【0011】本発明は、上述した従来技術の有する課題
に鑑みてなされたものであり、歩留り良く安価で、高精
度であり、また信頼性も高い高解像度(高密度記録に対
応できる高密度吐出口配列)なインクジェット記録ヘッ
ドおよびその製造方法ならびにこれを有するインクジェ
ット記録カートリッジを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、基板、およびインク吐出
口、インク流路、インク液室、インク供給口に相当する
部分に、除去可能な材料からなる固体層を形成し、前記
固体層を形成した基板を覆うように天板を形成した後、
前記除去可能な固体層を除去することによって、インク
吐出口と、インク流路と、インク液室と、インク供給口
とを形成するインクジェット記録ヘッドの製造方法にお
いて、前記インク供給部材および前記天板に設けられた
インク供給口部材の少なくとも一方に組立力により変形
可能な突起部分をモールド成形により設け、前記インク
供給部材と前記インク供給口部材との隙間を前記変形可
能な突起部分を密着変形させることにより隙間をシール
することを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の発明は、前記変形可能な
突起部分は、加熱により密着変形することを特徴とす
る。
【0014】請求項3に記載の発明は、前記変形可能な
突起部分は超音波をかけることにより密着変形すること
を特徴とする。
【0015】請求項4に記載の発明は、前記変形可能な
突起部分は、前記インク供給口部材と供給部材との対向
部分のギャップのバラツキを組立力により密着変形させ
てシールするためにモールド部材で設けられたことを特
徴とする。
【0016】請求項5に記載の発明は、前記変形可能な
突起部分は、前記インク供給口部材と前記インク供給部
材を組みつけるときの組み付け力により変形密着するこ
とを特徴とする。
【0017】請求項6に記載の発明は、前記変形可能な
突起部分は、突起部分の高さが10μm〜200μm、
底辺の幅が10μm〜200μm、頂点の幅が5μm〜
20μmの突起部分で切れめなく繋がっていることを特
徴とする。
【0018】請求項7に記載の発明は、前記変形可能な
突起部分はモールド成型により一体で作られることを特
徴とする。
【0019】請求項8に記載の発明は、前記基板は、一
体にインク吐出エネルギー発生素子を配設されたもので
あることを特徴とする。
【0020】請求項9に記載の発明は、前記インク吐出
エネルギー発生素子は、電気熱変換素子であることを特
徴とする。
【0021】請求項10に記載の発明は、インクジェッ
ト記録ヘッドであって、請求項1ないし9のいずれか一
つに記載の方法で製造されたことを特徴とする。
【0022】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載のインクジェット記録ヘッド、およびインクタンク
を備え、前記インクジェット記録ヘッドまたは前記イン
クタンクが一体となったことを特徴とする。
【0023】
【作用】上述した従来技術(1)〜(5)のどの製造方
法も、基板のインク供給口部材とインク供給部材とを接
合し封止することによりインクを吐出する吐出口に連通
するインク路が形成され、インク吐出口へは液室によっ
てインク供給口部材とインク供給部材を介してインクが
供給される。これに対して本発明では、インク供給口部
材とインク供給部材の間の隙間を、インク供給部材の突
起部分を組み立て圧力により変形させてシールすること
を基本的特徴としている。組み立て圧力により変形させ
てシールする部材は、インク供給口部材とインク供給部
材を組みつける時の組みつけ圧力により変形させること
ができればよく、インク供給口部材の材質によっては突
起部分をインク供給口部材側に設けることもある。いず
れに設けるかは、インク供給口部材およびインク供給部
材の構造、材質により適宜選択すればよい。組みつけ圧
力により変形させる部材の製造方法としては、インク供
給口部材、インク供給部材をモールド成型する時に同時
に成型すればよい。なお、この突起部分の変形の程度と
しては、インク供給口部材とインク供給部材を圧接組み
つけする際にその圧接によりインク供給口部材とインク
供給部材が変形することを回避できる組立力で突起部分
が変形すればよい。また、突起部分の変形代は、インク
供給口部材、インク供給部材、HB、シリコンウエハ
ー、ベースプレート、ガラス天板等の較差の合計を上ま
わる寸法とする。突起部分の変形による弾力性を利用し
てシールされたインク供給口部材とインク供給部材の隙
間は、インクジェット記録ヘッド製造工程の途中で発生
するゴミ、封止材による汚染、その他の汚染から記録ヘ
ッドを守ることが可能となる。また、従来の封止方法で
はシール部の管理ができず封止材の流れるままに任せて
おりシール不足が発生した場合管理ができず印字検査工
程でリークによりインクジェット記録ヘッドの中に空気
だまりが発生しインク落ちの原因となっていたが、本発
明の方法によれば、隙間を突起部分の弾力性を利用して
シールすることによりシールの信頼性が上がり、塗布厚
みの調整、膨張部材の膨張寸法をコントロールすること
により隙間リークを管理することが可能となった。これ
をより完全にするために、インク供給口部材とインク供
給部材を膨張部材でシールした後、接続部の回りを従来
の封止材で封止することにより、さらにその信頼性を増
すことが可能となった。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されないことは勿論
である。
【0025】[実施例1]図1に本発明の組み付け力に
より変形する突起部分の構造の一例を示す。(A)はイ
ンク供給部材の変形可能な突起部分がガラス天板に接す
る前の状態、(B)は接した後の状態を示す断面図であ
る。300はガラス天板、301はインク供給口、50
0は変形可能な突起部分、600はインク供給部材、6
01はインク供給口301に対向する穴である。矢印F
はインクの流れを表わす。本発明の特長である変形可能
な突起部分について詳細に説明するに先立って、インク
ジェットヘッド、ディストリビュータおよびインクカー
トリッジの相互の関係ならびにこれらとインクジェット
記録装置本体との関係を説明する。
【0026】図2ないし図5は、本発明が実施もしくは
適用される好適なインクジェットユニットIJU、イン
クジェットヘッドIJH、インクジェットカートリッジ
IK、インクジェット記録装置本体IJRA、キャリッ
ジHCのそれぞれおよびそれぞれの関係を説明するため
の説明図である。以下これらの図面を用いて各部構成の
説明を行う。
【0027】本例でのインクジェットカートリッジは、
図2の斜視図でわかるように、インクジェットヘッドI
JHとインクカートリッジIKが分離できる形状となっ
ている。インクジェットヘッドIJHは、インクジェッ
ト記録装置本体IJRAに載置されているキャリッジH
C(図5)に固定支持されるとともに、このキャリッジ
HCに対して着脱可能なインクジェットヘッドであり、
これに接続されたディストリビュータDBを介してイン
クが供給される。本例において、図2ないし図5には、
本発明の成立段階においてなされた数々の新規な技術が
適用された構成となっているので、これらの構成を簡単
に説明しながら、全体を説明する。
【0028】(1)インクジェットヘッドIJH構成の
説明 インクジェットヘッドIJHは、電気信号に応じて膜沸
騰をインクに対して生じせしめるための熱エネルギーを
生成する電気熱変換体を用いて記録を行うバブルジェッ
ト方式のヘッドである。図3において、100はSi基
板303上に複数の列状に配された電気熱変換体(吐出
ヒーター)101と、これに電力を供給するA1等の電
気配線102とが成膜技術により形成されて成る吐出エ
レメント(ヒーターボード)である。吐出エレメント1
00は両側部分にヘッド保温ヒータ103,104を有
する。200はヒーターボード100に対する配線基板
でありヒーターボード100の配線に対応する配線20
1(例えばワイヤーボンディングにより接続される)
と、この配線の端部に位置し本体装置からの電気信号を
受けるパッド202とを有している。300は天板であ
り、複数のインク流路へインクを供給するインク供給口
301とそれぞれのインク供給口301から供給された
インクを区分するための隔壁や各インク流路へインクを
与えるためにインクを収納するための共通液室302、
インクを吐出するための吐出口304等を設けてある。
インクカートリッジIKから供給されるインクは上述の
共通液室302へ導入される。これらの加工ガラスとし
ては硼硅酸ガラスが好ましいが、他のガラスあるいは成
形用樹脂材料でも良い。天板300と吐出エレメント1
00はエポキシ系の接着剤で接着される。この接着剤に
は光硬化型接着剤、あるいは光と熱の組み合わせにより
硬化するもの、熱により硬化するものなどが用いられ
る。吐出エレメント100はシリコン系あるいはエポキ
シ系接着剤により接着される。接着剤は接着力を持たせ
るとともに吐出エレメント100が発生させる熱を放熱
するための熱伝導性の良いものが選ばれる。また支持体
(ベースプレート)400は、ディストリビュータDB
を図示しない3つの位置決め穴で位置決めし熱融着によ
り融着保持する。ディストリビュータDBには、4本の
インク供給パイプが設けられておりインクカートリッジ
IKB,IKY,IKM,IKCと接続される。インク
カートリッジはIKY,IKC,IKMの3色一体のも
のと3色がそれぞれバラバラのものとがあり必要に応じ
て使い分ける。インクカートリッジはユーザーが取り替
えられるように成っておりインクが無くなったときは古
いものを取り外し新しいものを取りつける。このとき、
インク供給パイプとインクタンクの間に生じたアワは装
置本体IJRAに付属している回復機能で回復すること
により印字不良を防止することができる。ディストリビ
ュータDBの中には、ゴムの流入を防止するための図示
しないフィルターが設けられておりインクタンクより流
れてくるゴミに対して保護している、またインクカート
リッジIKBが接続されるインク供給パイプには図示し
ないフィルター弁が設けられておりフィルター部に溜る
泡が回復時に抜けやすいように配慮されている。ディス
トリビュータDBと吐出エレメント100との接続はイ
ンク供給部材とインク供給口部材の間に設けられた上述
した変形可能な突起部分を機械的に押しつぶしてシール
しており、さらに接続口の周りとワイヤーボンディング
された周り等を同時に封止材で封止している。本例のイ
ンクジェットヘッドIJHは、インクジェットヘッドI
JHがキャリッジHCに固定されておりインクが無くな
ったときユーザーはインクカートリッジの交換のみを行
うことにより交換による印字品位のばらつきを回避して
いる。
【0029】(2)装置本体の概略説明 図5は本発明が適用されるインクジェット記録装置IJ
RAの概観斜視図であり、キャリッジHCはピン(不図
示)を有し、このピンは、駆動モーター5013の正逆
回転に連動して駆動力伝達ギヤー5011,5009を
介して回転するリードスクリュー5004の螺旋溝50
05に対して係合しており、これによりキャリッジHC
はガイドバー5003に沿って矢印a,b方向に往復移
動する。5002は紙押え板であり、キャリッジ移動方
向にわたって紙をプラテン5000に対して押圧する。
5007,5008はフォトカプラでキャリッジのレバ
ー5006のこの領域での存在を確認してモーター50
13の回転方向切り換え等を行うためのホームポジショ
ン検知手段である。5016は記録ヘッドの前面をキャ
ップするキャップ部材5022を支持する支持部材で、
5015はこのキャップ内を吸引する吸引手段でキャッ
プ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行
う。5017はクリーニングブレードで、5019はこ
のブレードを前後方向に移動可能にする駆動部材であ
り、本体支持板5018にこれらは支持されている。ブ
レードは、この形態でなく周知のクリーニングブレード
が本例に適用できることは言うまでもない。また、50
12は、吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キ
ャリッジと係合するカム5020の移動に伴って移動
し、駆動モーターからの駆動力がクラッチ21の切り換
え等の公知の伝達手段で移動制御される。これらのキャ
ッピング、クリーニング、吸引回復は、キャリッジがホ
ームポジション側領域にきたときにリードスクリュー5
004の作用によってそれらの対応位置で所望の処理が
行えるように構成されているが、周知のタイミングで所
望の作動を行うようにすれば、本例には何れも適用でき
る。上述における各構成は単独でも複合的にも本発明に
好適に適用される。
【0030】上述した図5に対して技術的に関係する本
発明について詳述するために、以下、図1および図4を
用いながら説明する。
【0031】図4(A),(B),(C)はディストリ
ビュータDBとインクジェットヘッドの組み立て前の構
成を示す斜視図であり、(A)はインク供給部材60
0、(B)はインク供給口、(C)は前面プレートを示
し、(D)は(A)の矢印Aの方向からの矢視図であ
る。図4(A)のインク供給部材のインク供給口301
に対する対向面にはインク供給口301と対応する穴6
01が形成され、両者は併せてインクの通路を形成して
いる。この穴601の周囲に変形可能な突起部分500
がモールド成形されている。図4(A)のインク供給部
材600と(B)の天板300等を備えたベースプレー
ト400と、(C)の前面プレート700とを組み立て
て図2のディストリビュータDBとする。このとき、対
向する穴601とインク供給口301とのギャップは、
穴601の周囲の変形可能な突起部分500が組み立て
力により変形して変形部501を生じることにより密に
シールされるが、インク供給部材600またはガラス天
板300自体は変形を受けないため、インク漏れ等の不
都合がない。
【0032】図1は、本発明の組み付け力により変形す
る突起部分を持つ構造のうち、インク供給部材に突起部
分を設けたものを採用した場合の突起部分の形状を模式
的に示した断面図である。図1に示す例では、変性ポリ
フェニレンエーテル(ノリル:日本ジーイープラスチッ
クス社製)を成型用樹脂として用いた。図1(A)は、
インク供給部材をインク供給口を設けた組み付ける前の
突起部分の形状を表し、(B)は、インク供給部材とイ
ンク供給口を組み付けたときの状態を表している。組み
付け前の変形可能な突起部分500の代表的な寸法とそ
の公差を下表1に記載してある。
【0033】
【表1】
【0034】上述した突起部分500の形成は、インク
供給部材の成形型を加工して形成した。ここでは突起部
分の高さを100μm、頂点の幅10μm、底辺の幅5
0μmとしたが、高さ10〜200μm、底辺10〜2
00μm、頂点5〜20μmの範囲で使用が可能であっ
た。底辺の幅が大きめの場合は、組み付け力が大きくな
り、密着性は大きくなるがインク供給口の部材によって
は変形が起こり逆にシール不足を起こす。突起部分の寸
法はインク供給口の部材により適宜使い分ける必要があ
る。またインク供給部材の材料の物性により組み付け力
が変わるので材料の物性により突起部分の寸法を変える
必要がある。例えばトランスファーモールドされたイン
ク供給口に前記変性ポリフェニレンエーテルを用いて成
形されたインク供給部材を組み付ける場合は突起部分の
寸法を高さ:底辺の幅=3:1〜5:1の割合にするこ
とにより望ましい結果が得られた。
【0035】上述した変形可能な突起部分の組み付け力
による密着性は、この突起部分を加熱したり、超音波を
かけることによりさらに密着性が改善された。
【0036】[実施例2]実施例1は、突起部分をイン
ク供給部材に設けたが、本実施例では、エポキシ樹脂
(日東電工のNT8526に東レチオコールのフレップ
60を10部混合した樹脂)を用いてトランスファーモ
ールド製法により製造したインク供給口の回りに突起部
分を同時に成形し、これにインク供給部材を組みつけ、
その後全体を封止材(東芝TSE399)で封止するこ
とで実施例1と同様な効果を得ることができた。この場
合の突起部分の寸法を高さ:底辺の幅=4:1〜10:
1の割合にすることにより望ましい結果が得られた。
【0037】[実施例3]実施例1および実施例2は、
突起部分をインク供給部材あるいはインク供給口部材の
どちらか一方に設けて組み込んだ例であるが、実施例3
は、インク供給部材とインク供給口の部材の両方に突起
部分を設け突起部分どうしをつき合わせて組み付けた後
封止材(東芝TSE399)でシールすることにより実
施例1,実施例2と同様な効果が得られた。本実施例は
インク供給部材とインク供給口が両方とも樹脂である場
合に有効であり、このときの頂点の幅は、5:1以上あ
ることが望ましい。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上のように歩留良く、生産
性良く、高精度に、そして安価に、記録ヘッドの製造を
提供できるため、インクジェット記録方式の中でも、基
板に一体にインク吐出エネルギー発生素子を作り込むこ
とが容易な、熱エネルギーを利用してインク液滴を飛翔
させ、記録を行うインクジェット記録方式の記録ヘッド
において、特に優れた効果をもたらす。本発明は、黒単
色記録ヘッドに限らず特に複雑な形状となるカラー記録
ヘッドにあっても、あるいはシリアルスキャンタイプの
記録ヘッドに限らず、記録装置が記録可能な記録媒体の
最大幅に対応した長さのフルラインタイプの記録ヘッド
でも、また用いるインクが室温で液状でなくても、すな
わち吐出時に液状かあるいは軟化する様なインクであっ
ても、効果が十分発揮される。なお、上述したカラー記
録ヘッドやフルラインタイプの記録ヘッドは、複数の記
録ヘッドを組み合わせることによって構成した物、ある
いは一体的に形成された一個の記録ヘッドのどちらであ
っても本方法を用いることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る変形可能な突起部分の形状および
その寸法を示した図で、(A)は組み付け前の形状、
(B)は組み付け後の形状を示している。
【図2】本発明を用いて作成したインクジェットヘッド
とインクカートリッジの一例の全体斜視図である。
【図3】本発明を用いて封止されるインクジェットヘッ
ドの一例のインク供給口の周りの詳細を示す一部切欠き
斜視図である。
【図4】(A),(B),(C)はインク供給部材とイ
ンク供給口の接続される部分の組立前の構成を示す斜視
図、(D)は(A)の矢印A方向の矢視図である。
【図5】図2のインクジェットカートリッジが装着され
たインクジェット記録装置の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
DB ディストリビュータ HC キャリッジ IJH インクヘッドヘッド IJU インクジェットユニット H1 組み付け前の突起の高さ H2 組み付け後の突起の高さ L1 頂点の幅 L2 底辺の幅 IK インクカートリッジ IJRA インクジェット記録装置本体 IP インク供給パイプ 100 吐出エレメント 101 電気・熱変換素子 102 Al配線 103,104 ヘッド保温ヒーター 200 配線基板 201 配線 202 パッド 300 天板 301 インク供給口 302 共通液室 303 Si基板 304 吐出口 400 ベースプレート 500 変形可能な突起部分 501 変形部分 600 インク供給部材 601 穴 700 前面プレート 5000 プラテン 5002 紙押え板 5003 ガイドバー 5004 螺旋溝 5005 リードスクリュー 5006 キャリッジのレバー 5007,5008 フォトカプラー 5009 駆動力伝達ギヤー 5011 駆動力伝達ギヤー 5012 レバー 5013 モーター 5015 吸引手段 5016 支持部材 5017 クリーニングブレード 5018 本体支持板 5019 駆動部材 5020 カム 5021 クラッチ 5022 キャップ部材 5023 キャップ内開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 3/04 103 H

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板、およびインク吐出口、インク流
    路、インク液室、インク供給口に相当する部分に、除去
    可能な材料からなる固体層を形成し、前記固体層を形成
    した基板を覆うように天板を形成した後、前記除去可能
    な固体層を除去することによって、インク吐出口と、イ
    ンク流路と、インク液室と、インク供給口とを形成する
    インクジェット記録ヘッドの製造方法において、前記イ
    ンク供給部材および前記天板に設けられたインク供給口
    部材の少なくとも一方に組立力により変形可能な突起部
    分をモールド成形により設け、前記インク供給部材と前
    記インク供給口部材との隙間を前記変形可能な突起部分
    を密着変形させることにより隙間をシールすることを特
    徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記変形可能な突起部分は、加熱により
    密着変形することを特徴とする請求項1に記載のインク
    ジェット記録ヘッドの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記変形可能な突起部分は超音波をかけ
    ることにより密着変形することを特徴とする請求項1に
    記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記変形可能な突起部分は、前記インク
    供給口部材と供給部材との対向部分のギャップのバラツ
    キを組立力により密着変形させてシールするためにモー
    ルド部材で設けられたことを特徴とする請求項1に記載
    のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記変形可能な突起部分は、前記インク
    供給口部材と前記インク供給部材を組みつけるときの組
    み付け力により変形密着することを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれか一つに記載のインクジェット記録ヘ
    ッドの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記変形可能な突起部分は、突起部分の
    高さが10μm〜200μm、底辺の幅が10μm〜2
    00μm、頂点の幅が5μm〜20μmの突起部分で切
    れめなく繋がっていることを特徴とする請求項1ないし
    5のいずれか一つに記載のインクジェット記録ヘッドの
    製造方法。
  7. 【請求項7】 前記変形可能な突起部分はモールド成型
    により一体で作られることを特徴とする請求項6に記載
    のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記基板は、一体にインク吐出エネルギ
    ー発生素子を配設されたものであることを特徴とする請
    求項1に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記インク吐出エネルギー発生素子は、
    電気熱変換素子であることを特徴とする請求項8に記載
    のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか一つに記
    載の方法で製造されたことを特徴とするインクジェット
    記録ヘッド。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のインクジェット記
    録ヘッド、およびインクタンクを備え、前記インクジェ
    ット記録ヘッドまたは前記インクタンクが一体となった
    ことを特徴とするインクジェット記録カートリッジ。
JP14012294A 1994-06-22 1994-06-22 インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法ならびにこれを有するインクジェット記録カートリッジ Pending JPH081941A (ja)

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