JPH0819226A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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Publication number
JPH0819226A
JPH0819226A JP33306894A JP33306894A JPH0819226A JP H0819226 A JPH0819226 A JP H0819226A JP 33306894 A JP33306894 A JP 33306894A JP 33306894 A JP33306894 A JP 33306894A JP H0819226 A JPH0819226 A JP H0819226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
circuit board
motor case
electric machine
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33306894A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinobu Kurita
幸信 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP33306894A priority Critical patent/JPH0819226A/ja
Publication of JPH0819226A publication Critical patent/JPH0819226A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 余分の部品を用いることなくブラシの保持を
可能にしてコストダウンを図るようにした回転電機を提
供する。 【構成】 ブラシ12が固着されたブラシターミナル1
3を直接回路基板10に半田付けしてブラシ12を保持
するようにする。ブラシターミナル13の半田付けは、
各種電子部品素子11の半田付けと同時に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転軸に固定された整
流子に摺接するブラシを備えた回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】回転電機の一例として知られている直流
モータは、回転子である電機子の駆動コイルに流す電流
の向きを切り換える整流子が必要であり、この整流子に
はこれに摺接されるブラシを通じて電流が供給される。
ブラシはブラシホルダーによって保持される。図4は従
来の直流モータを示す半断面図で、図5はこの直流モー
タの分解組立図である。開口部21Aを有する有底円筒
状のモータケース21の内周面には駆動マグネット22
が固定され、このモータケース21の中央部に軸受23
を介在して挿入固定された回転軸24の外周には、駆動
マグネット22と対向するように電機子25が固定され
ると共に整流子26が固定されている。また、電機子2
5の周囲には駆動コイル27が巻回されている。
【0003】モータケース21の開口部21Aにこれを
閉鎖するように圧入等によって固定された底板28上に
は、絶縁板29を介在してフェノール基板等からなる回
路基板30が配置されている。この回路基板30上には
モータ駆動用の各種電子部品素子31が載置されてお
り、また回路基板30の端部には組立時の位置決め及び
給電用の突出部30aが形成されている。回路基板30
上には上記整流子26に摺接するブラシ32を保持する
ブラシホルダー33が配置されて、ブラシ32は圧入に
よってこのブラシホルダー33に固定される。
【0004】図5に示すように、ブラシホルダー33の
中央部にはメタル35が圧入されており、またこのメタ
ル35に対応した回路基板30及び絶縁板29の各位置
には貫通孔30A、29Aが設けられている。回転軸2
4の下端部はこれら貫通孔30A、29Aを通じて底板
28の内周面においてメタル35によって固定支持され
ている。また、モータケース21の周面には切欠部21
aが設けられていて、この切欠部21aは組立時に回路
基板30の突出部30aと係合して、回路基板30を所
定の位置に位置決めするようになっている。
【0005】このように従来の直流モータでは、整流子
26に摺接するブラシ32を保持するブラシホルダー3
3は、回路基板30とは別部材を用いて、回路基板30
上に配置されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の直流
モータでは、整流子に摺接するブラシを保持するために
ブラシホルダーが必要なので、余分の部品が必要になる
ためコストアップになるという問題がある。
【0007】本発明は以上のような問題に対処してなさ
れたもので、余分の部品を用いることなくブラシの保持
を可能にしてコストダウンを図るようにした回転電機を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に係わる本発明は、有底円筒状のモータケー
スと、回転軸に固定された整流子に摺接するブラシと、
電子部品素子を載置した回路基板と、上記モータケース
の開口部に固定される底板とを備えた回転電機におい
て、上記モータケースは周面に複数の切欠部を有し、上
記ブラシはブラシターミナルに固着されており、ブラシ
ターミナルが直接上記回路基板に半田付けされ、上記回
路基板は上記モータケースの切欠部に係合する突出部を
有していることを特徴とするものである。
【0009】請求項2に係わる本発明は、請求項1にお
いて、上記モータケースの開口部に段部が設けられ、こ
の段部に底板の端部が当接していることを特徴とするも
のである。
【0010】
【作用】請求項1に係わる本発明の構成によれば、ブラ
シはブラシホルダーを用いることなく、ブラシターミナ
ルを介して直接回路基板に半田付けされて保持される。
また、回路基板は突出部がモータケースの対応した切欠
部に係合することにより、所定の位置に位置決めされ
る。
【0011】請求項2に係わる本発明の構成によれば、
請求項1において、モータケースの開口部の段部に底板
の端面が当接することにより、回路基板は所定の位置に
位置決めされる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の回転電機の実施例を示す半断面図
で、直流モータに適用した例を示すものである。図2は
本実施例の直流モータの分解組立図である。開口部1A
を有し、この開口部1Aに段部1Bが設けられた有底円
筒状のモータケース1の内周面には駆動マグネット2が
固定され、このモータケース1の中央部に軸受3を介在
して挿入固定された回転軸4の外周には、駆動マグネッ
ト2と対向するように電機子5が固定されると共に整流
子6が固定されている。また、電機子5の周囲には駆動
コイル7が巻回されている。
【0013】モータケース1の開口部1Aの段部1Bに
は圧入等によって底板8の端面が当接して固定されてい
る。底板8上には絶縁板9を介在してフェノール基板等
からなる回路基板10が配置されている。モータケース
1の段部1Bの高さ位置は、これよりも上の位置に回路
基板10が取り付けられるような位置に設定されてお
り、これによって回路基板10の取付時に位置決めが行
われるように配慮されている。回路基板10上にはモー
タ駆動用の各種電子部品素子11が載置されていると共
に、ブラシ12が固着されたブラシターミナル13が直
接半田付けされている。また、回路基板10の両端部に
は突出部10a,10bが形成されている。一方の突出
部10aは組立時の位置決め用のものであり、他方の突
出部10bは給電用のものである。ただし、10aと1
0bの用途を組み替えても差し支えない。
【0014】図2に示すように、底板8の中央部にはボ
ス14が形成されてこれにメタル15が圧入されてお
り、またこのメタル14に対応した絶縁板9及び回路基
板10の各位置には貫通孔9A、10Aが設けられてい
る。回転軸4の下端部はこれら貫通孔10A、9Aを通
じて底板8の内周面においてメタル15によって固定支
持されている。また、モータケース1の周面には回路基
板10の各突出部10a,10bに対応した切欠部1
a,1bが設けられていて、これら各切欠部1a,1b
は組立時に回路基板10の各突出部10a,10bと係
合するようになっている。
【0015】図3は、各種電子部品素子11を載置した
回路基板10上にブラシ12をブラシターミナル13を
介して半田付けした固定構造を示すもので、回路基板1
0に設けられている透孔13Bにブラシ12を固着した
ブラシターミナル13の先端部分13Aを挿入して半田
付けすることによって、ブラシ12はブラシホルダーを
用いることなく回路基板10に半田付けされる。図1
は、モータケース1の開口部1Aの段部1Bに当接した
底板8上に、順次に絶縁板9、ブラシ12をブラシター
ミナル13を介して半田付けした回路基板10を取り付
けた構造を示すものである。
【0016】このような構造の直流モータにおいて、電
機子5の駆動コイル7にブラシ12及び整流子6を通じ
て通電を行うことにより、この電流と駆動マグネット2
から発生される磁束との作用によって、電機子5は回転
力を受けるので回転軸4と一体に回転するようになる。
【0017】このように本実施例によれば、ブラシ12
が固着されたブラシターミナル13を直接回路基板10
を半田付けしてブラシ12を保持するようにしたので、
従来におけるブラシホルダーのような余分の部品を不要
にしてブラシを保持できるため、コストダウンを図るこ
とができる。また、ブラシターミナル13の半田付け
は、各種電子部品素子11の半田付けと同時に行うこと
ができるので、余分な半田付け作業を行うことはない。
【0018】本文中では、回路基板に形成する突出部の
数及びこれに対応するモータケースの切欠部の数は一例
を示したものであり、これらは3個以上形成することも
可能である。また、直流モータに限らず回転電機一般に
適用することができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1に係わる本発明によれば、ブラ
シが固着されたブラシターミナルを直接回路基板に半田
付けしてブラシを保持するようにしたので、余分の部品
を用いることなくブラシの保持を可能にしてコストダウ
ンを図ることができる。また、回路基板の突出部がモ−
タケ−スの切欠部に係合することにより、回路基板を所
定の位置に位置決めできる。請求項2に係わる本発明に
よれば、請求項1において、モータケースの開口部の段
部に底板の端面が当接することにより、底板が段部で位
置決めされるため、組み付け時に底板が傾いて取り付け
られることがなくなると共に、回路基板が破損や変形し
たりすることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転電機を直流モータに適用した実施
例を示す半断面図である。
【図2】本実施例の直流モータの分解組立図である。
【図3】本実施例の直流モータの途中段階までの組立構
造を示す断面図である。
【図4】従来例の直流モ−タの半断面図である。
【図5】従来例の直流モータの組立分解図である。
【符号の説明】
1 モータケース 1a,1b モータケースの切欠部 1B モータケースの段部 2 駆動マグネット 4 回転軸 5 電機子 6 整流子 7 駆動コイル 8 底板 10 回路基板 10a,10b 回路基板の突出部 12 ブラシ 13 ブラシターミナル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底円筒状のモータケースと、回転軸に
    固定された整流子に摺接するブラシと、電子部品素子を
    載置した回路基板と、上記モータケースの開口部に固定
    される底板とを備えた回転電機において、上記モータケ
    ースは周面に複数の切欠部を有し、上記ブラシはブラシ
    ターミナルに固着されてこのブラシターミナルが直接上
    記回路基板に半田付けされ、上記回路基板は上記モータ
    ケースの切欠部に係合する突出部を有していることを特
    徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】 上記モータケースの開口部に段部が設け
    られ、この段部に底板の端部が当接していることを特徴
    とする請求項1記載の回転電機。
JP33306894A 1994-04-28 1994-12-14 回転電機 Pending JPH0819226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33306894A JPH0819226A (ja) 1994-04-28 1994-12-14 回転電機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-90899 1994-04-28
JP9089994 1994-04-28
JP33306894A JPH0819226A (ja) 1994-04-28 1994-12-14 回転電機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0819226A true JPH0819226A (ja) 1996-01-19

Family

ID=26432306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33306894A Pending JPH0819226A (ja) 1994-04-28 1994-12-14 回転電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0819226A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009104706A1 (ja) 2008-02-22 2009-08-27 東レ株式会社 マイクロ粒子およびその医薬品組成物

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