JPH08188056A - 縦型排気管天井部取付け構造 - Google Patents

縦型排気管天井部取付け構造

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Publication number
JPH08188056A
JPH08188056A JP311295A JP311295A JPH08188056A JP H08188056 A JPH08188056 A JP H08188056A JP 311295 A JP311295 A JP 311295A JP 311295 A JP311295 A JP 311295A JP H08188056 A JPH08188056 A JP H08188056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust pipe
ceiling
vehicle
vertical
vertical exhaust
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP311295A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Takada
典幸 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH08188056A publication Critical patent/JPH08188056A/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バス等の車両用のエンジンからの排気ガスを
外部に排出する排気管を車両の天井部に取付けてなる縦
型排気管の天井部の取付け構造を提供する。 【構成】 車両のエンジンからの排気ガスを外部に排出
する排気管を車両の天井部に取付けてなる縦型排気管天
井部取付け構造であって、車両の天井部26に設けられ
た孔27と、該孔27に挿通した排気管25とを備え、
該排気管25と一体としたリング状の弾性部材29を介
し締結部材30を用いてを天井部26に弾性的に支持し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバス等の車両天井から排
気ガスを排出する縦型排気管の天井部の取付け構造に関
する。
【0002】
【背景の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
バス等の車両用のエンジンからの排気ガスを外部に排出
するには、車両の後部のバンパの下端部から後方に排気
管を突出してその排出を行っている。
【0003】これに対して、上記排気ガスを車両の天井
部近傍から外部に排出する、いわゆる縦型排気管を設け
ることが提案されている。このような縦型排気管では直
接二輪車や歩行者に排気ガスがかからないので好ましい
とされている。しかしながら、縦型排気管を直接車両の
外部に沿って取りつけるとその見栄えが悪い、という問
題がある。
【0004】このため、図7に示すように、例えばバス
等においては、車両11の後方近傍で該車両の縦方向に
沿って排気管12を配設させ、天井部13から該排気管
12を突出するような試案がなされているが、以下のよ
うな問題がある。 車両天井部13に孔を形成して直接排気管12を貫
通させる場合、その貫通部にシール部材14を用いてい
るが、その雨仕舞いが悪いと車室内に雨水が漏れてしま
う、という問題がある。 車両天井部13に直接排気管を取りつけた場合、振
動によりビビリ音等の異音が発生する。 上記排気管12は高温になるので、天井部13の取
付け近傍の天井の塗装の変色等が発生する。
【0005】本発明は、上記問題に鑑み、車室内への雨
水の漏れを防止すると共に、天井部への振動及び及び天
井部への熱の伝達をそれぞれ防止して、異音の発生及び
変色の発生を防止した縦型排気管天井部取付け構造を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を解決する本発
明に係る縦型排気管天井部取付け構造は、車両のエンジ
ンからの排気ガスを外部に排出する排気管を車両の天井
部に取付けてなる縦型排気管天井部取付け構造であっ
て、車両の天井部に設けられた孔と、該孔に挿通した排
気管とを備え、該排気管を天井部に弾性的に支持したこ
とを特徴とする。
【0007】上記縦型排気管天井部取付け構造におい
て、上記排気管に取付けられ上記天井部と平行に延びる
支持板を備え、該支持板を天井部に弾性ゴムを介して締
結部材にて支持したことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成において、排気ガスを車両の上方から
排出する際に、該排気管を車両の天井部に弾性的に支持
してなるので、天井部へ振動・騒音の伝達が防げる。弾
性ゴム等の弾性部材を介して排気管を支持ることとなる
ので、熱が天井部に直接伝達されず、天井部の塗装の変
色が防げる。弾性ゴム等の弾性部材と天井部とが接触す
ることにより、水の侵入を防げる。
【0009】
【実施例】以下本発明の好適な一実施例を図面を参照に
して説明する。図1は本実施例の縦型排気管天井部取付
け構造概略を示す分解斜視図、図2はその組み立て図、
図3はその断面概略説明図、図4乃至図6は縦型排気管
をバスの後部座席の右後方に取付けた構造図である。
【0010】図4乃至図6の図面に示すように、車両2
1の後方の後部座席22の下方側には、エンジン23が
設けられており、該エンジン23の排気マニホールド出
口に接続される排気ガス浄化マフラー24からの排気ガ
スGを外部に排出する排気管25を、車両の後方右側に
沿って縦方向に延設して車両の天井部26から上部に突
き出すようにして、その排気を行っている。
【0011】上記天井部26に突き出された排気管25
は、図1乃至図3に示すように、天井部26に挿通孔2
7を形成し、該孔27に排気管25挿通すると共に、該
排気管25の周囲で該天井と平行に延びる支持板として
のフランジ部28を溶接25aにより一体に取りつけて
なり、該排気管25の挿通孔27の周囲に設けられ且つ
弾性変形自在のリング状の弾性部材29の上面に上記フ
ランジ部28を載置して締結部材30で一体に締結する
ことで、上記孔27の密閉を図っている。
【0012】上記締結部材30での締結に際しては、図
1乃至図3に示すように、上記フランジ部28の上部側
にも弾性ゴムの緩衝材31を配し、ワッシャ32を用い
てボルト33とナット34とを締結することで、緩衝性
を向上させている。なお、図中、符号35はスペーサを
図示している。
【0013】上記構成において、排気管25はフランジ
部28を介して弾性部材29によって間接的に支持され
ているので、直接天井部26に熱及び振動が伝達され
ず、天井部26の挿通孔27の周囲の変色及び異音の発
生が防止される。
【0014】また、図1に示すように、天井部26の孔
27に排気管25挿通する際に、該排気管25の周囲に
フランジ部28を一体に取りつけ、該フランジ部28で
孔27の上方を覆うと共に、該挿通孔27の周囲に配設
されたリング状の弾性部材29を挿入して上記フランジ
部28の上部をワッシャ32を介してボルト33とナッ
ト34とからなる締結部材30で一体に締結すること
で、排気管27を密閉性良く支持することができ、リン
グ状の弾性部材29内に雨水が侵入することなく、よっ
て孔27からの雨水の侵入が防がれる。
【0015】ここで、上記弾性部材29及び緩衝材30
の材質は、高温時においてもその弾性作用が維持される
と共に外部に設けられるため、耐侯性及び耐久性の良好
なものが好ましい。例えば、上記弾性部材29及び緩衝
材30として、例えばフッ素ゴム系ポリマー等が例示で
きる。
【0016】なお、排気管25の開口部25bからの雨
水の侵入に対しては、図5に示すように、排気管25の
途中にセパレータ36を介装し、該セパレータ37から
のドレインホース38を介して外部に排出するようにし
ている。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、車
両後方内部に縦型排気管を配設して排気ガスを車両の上
方から排出する際に、該排気管を車両の天井部に弾性的
に支持してなるので、天井部へ振動・騒音の伝達が防げ
る。弾性ゴム等の弾性部材を介して排気管を支持するこ
ととなるので、熱が天井部に直接伝達されず、天井部の
塗装の変色が防げる。弾性ゴム等の弾性部材と天井部と
が接触することにより、水の侵入を防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る縦型排気管天井部取付け構造の
斜視図である。
【図2】その組立て図である。
【図3】その断面図である。
【図4】バスに縦型排気管を取りつけた側面概略図であ
る。
【図5】バスに縦型排気管を取りつけた後方側概略図で
ある。
【図6】バスに縦型排気管を取りつけた平面概略図であ
る。
【図7】バス後方に縦型排気管を取りつけた概略図であ
る。
【符号の説明】
21 車両 22 後部座席 23 エンジン 24 排気ガス浄化マフラー 25 排気管 26 天井部 27 挿通孔 28 フランジ部 29 リング状の弾性部材 30 締結部材 31 緩衝材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジンからの排気ガスを外部に
    排出する排気管を車両の天井部に取付けてなる縦型排気
    管天井部取付け構造であって、 車両の天井部に設けられた孔と、該孔に挿通した排気管
    とを備え、該排気管を天井部に弾性的に支持したことを
    特徴とする縦型排気管天井部取付け構造。
  2. 【請求項2】 上記第1項において、上記排気管に取付
    けられ上記天井部と平行に延びる支持板を備え、該支持
    板を天井部に弾性ゴムを介して締結部材にて支持したこ
    とを特徴とする縦型排気管天井部取付け構造。
JP311295A 1995-01-12 1995-01-12 縦型排気管天井部取付け構造 Withdrawn JPH08188056A (ja)

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JP311295A JPH08188056A (ja) 1995-01-12 1995-01-12 縦型排気管天井部取付け構造

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JP311295A JPH08188056A (ja) 1995-01-12 1995-01-12 縦型排気管天井部取付け構造

Publications (1)

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JPH08188056A true JPH08188056A (ja) 1996-07-23

Family

ID=11548276

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JP311295A Withdrawn JPH08188056A (ja) 1995-01-12 1995-01-12 縦型排気管天井部取付け構造

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JP (1) JPH08188056A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102294954A (zh) * 2010-06-28 2011-12-28 北汽福田汽车股份有限公司 汽车

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20020402