JPH0818685A - 変復調装置 - Google Patents

変復調装置

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JPH0818685A
JPH0818685A JP6143697A JP14369794A JPH0818685A JP H0818685 A JPH0818685 A JP H0818685A JP 6143697 A JP6143697 A JP 6143697A JP 14369794 A JP14369794 A JP 14369794A JP H0818685 A JPH0818685 A JP H0818685A
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signal
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modulation
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JP6143697A
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Masahiko Hayashi
雅彦 林
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変復調装置を自動着信の設定にして、1本の
交換回線を通話とデータ通信、あるいは通話とデータ通
信とFAX通信とに共用する。 【構成】 着呼があると、交換回線1からの呼出信号が
呼出信号検出部43で検出されて制御部50へ通知され
る。制御部50は、音声データ格納部61から音声デー
タを読み出し、その音声データによって音声発生部62
から音声を発生させる。この音声は、直流保持回路41
及び切換回路42を介して交換回線1へ送られる。音声
データの出力が終了すると、制御部50は、変復調部3
0を制御してデータ通信の接続を開始する。データ通信
の接続が失敗すると、再び音声発生部62から音声が出
力され、その音声が交換回線1へ送られる。同時に、可
聴音発生部63から可聴音が発生し、外付電話機2の操
作者に通話の着呼であることを知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機あるいはファク
シミリ装置(以下、FAX装置という)に接続された交
換回線を使用して該交換回線とデータ端末装置との間で
データ通信を行わせる変復調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の変復調装置の構成例を示
す機能ブロック図である。この変復調装置は、交換回線
1に外付電話機2が接続され、その交換回線1を使用し
て該交換回線1と通信機能を有するデータ端末装置(以
下、DTE装置という)3との間でデータ通信を行わせ
る装置であり、DTEインタフェース部11を介して変
復調部12が接続されている。変復調部12は、DTE
装置3からDTEインタフェース部11を介して送られ
てくるデータ信号を伝送信号に変換したり、交換回線1
から送られてくる伝送信号をデータ信号に変換して該D
TEインタフェース部11を介してDTE装置3へ送る
機能を有し、それには網制御装置(以下、NCUとい
う)部13を介して交換回線1が接続されている。NC
U部13は、網制御(例えば、局交換機の起動、選択信
号の送出、呼出信号の検出等)を行う装置であり、直流
保持回路13a、切換回路13b及び呼出信号検出部1
3c等で構成されている。これらのDTEインタフェー
ス部11、変復調部12、及びNCU部13は、中央処
理装置(以下、CPUという)等で構成された制御部1
4によって制御されるようになっている。
【0003】次に、動作を説明する。制御部14は、待
機時、切換回路13bを外付電話機2側に接続するよう
制御している。このとき、制御部14によって直流保持
回路13aが開き、着呼可能状態になっている。通信の
相手側から着呼があると、交換回線1からの呼出信号に
より、切換回路13b及び呼出信号検出部13cを介し
て電話機2のベルが鳴動すると共に、該呼出信号検出部
13cがそれを検出し、制御部14へ通知する。それを
受けて制御部14は、切換回路13bを直流保持回路1
3a側に切り換え、該直流保持回路13aを閉じ、変復
調部12を制御して接続し、通信状態になる。通信状態
になると、交換回線1から送られてくる伝送信号が、切
換回路13b及び直流保持回路13aを介して変復調部
12でデータ信号に変換され、そのデータ信号がDTE
インタフェース部11を介してDTE装置3へ送られ
る。このDTE装置3から出力されたデータ信号は、D
TEインタフェース部11を介して変復調部12で伝送
信号に変換され、その伝送信号が直流保持回路13a及
び切換回路13bを介して交換回線1へ送られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
変復調装置では、通話目的の着呼でも、変復調部12の
接続動作に入ってしまうため、該変復調装置を自動着信
の設定にして、1本の交換回線1を通話とデータ通信と
に共用することができない。そのため、通話とデータ通
信とに別々の交換回線1を使用しなければならないとい
う問題があり、それを比較的簡単な回路構成で解決する
ことが困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、交換回線から送られてくる呼出信号
を検出すると共に、該交換回線と外付電話機との間の通
話、又は該交換回線とDTE装置との間のデータ通信の
いずれか一方への切換を行うNCU部と、前記交換回線
から前記NCU部を介して送られてくる伝送信号をデー
タ信号に変換して前記DTE装置側へ出力し、かつ前記
DTE装置から出力されるデータ信号を伝送信号に変換
し前記NCU部を介して前記交換回線へ送る変復調部と
を、備えた変復調装置において、次のような回路を設け
ている。即ち、この第1の発明では、発信者に対して通
話を切ることを保留させるための音声データを格納する
音声データ格納部と、前記音声データを音声に変換する
音声発生部と、操作者に対して通話の着信を知らせるた
めの可聴音を発生する可聴音発生部と、前記NCU部、
変復調部、音声データ格納部、音声発生部及び可聴音発
生部を制御する制御手段とを設けている。そして、前記
制御手段は、前記NCU部で検出された呼出信号に基づ
き、前記音声データ格納部から音声データを読み出して
前記音声発生部に与え、該音声発生部から発生する前記
音声を前記NCU部を介して前記交換回線側へ送る音声
出力処理と、前記音声データの出力が終了すると、前記
変復調部に対してデータ通信の接続を開始させるデータ
通信接続処理と、前記データ通信の接続が失敗したとき
には、前記音声出力処理を再度行わせると共に、前記可
聴音発生部から前記可聴音を発生させ前記NCU部を介
して前記操作者に知らせる音声出力/可聴音通知処理と
を、実行する構成にしている。
【0006】第2の発明では、第1の発明のNCU部及
び変復調部を備えた変復調装置において、第1の発明の
音声データ格納部及び音声発生部と、通話の着呼の通知
を前記電話機の鳴動によって行わせるための呼出信号を
発生する呼出信号発生部と、前記呼出信号発生部を前記
電話機側に切換接続する切換回路と、前記NCU部、変
復調部、音声データ格納部、音声発生部、呼出信号発生
部及び切換回路を制御する制御手段とを設けている。そ
して、前記制御手段は、第1の発明の音声出力処理及び
データ通信接続処理と、前記データ通信の接続が失敗し
たときには、前記音声出力処理を再度行わせると共に、
前記呼出信号発生部から前記呼出信号を発生させ前記切
換回路を介して前記電話機へ送る音声出力/電話機鳴動
処理とを、実行する構成にしている。第3の発明では、
第1の発明のNCU部及び変復調部を備えた変復調装置
において、第1の発明の音声データ格納部及び音声発生
部と、第2の発明の呼出信号発生部及び切換回路と、前
記交換回線から前記NCU部を介して送られてくる信号
のうちの音声を識別して検出する音声識別部と、前記N
CU部、変復調部、音声データ格納部、音声発生部、呼
出信号発生部、切換回路及び音声識別部を制御する制御
手段とを設けている。そして、前記制御手段は、前記N
CU部で検出された呼出信号に基づき、前記音声識別部
を起動すると共に、前記音声データ格納部から音声デー
タを読み出して前記音声発生部に与え、該音声発生部か
ら発生する前記音声を前記NCU部を介して前記交換回
線側へ送る音声出力処理と、前記変復調部からのデータ
信号検出及び前記音声識別部からの音声検出の通知を待
ち、データ信号検出が通知されると、前記変復調部に対
してデータ通信の接続を開始させ、音声検出の通知を受
けると、前記呼出信号発生部から前記呼出信号を発生さ
せ前記切換回路を介して前記電話機へ送るデータ通信接
続/電話機鳴動処理とを、実行する構成にしている。
【0007】第4の発明では、第3の発明の変復調装置
において、前記制御手段は、前記DTE装置からの指示
に従い前記変復調部を制御してFAX通信を行わせるF
AX通信機能を有している。そして、この制御手段は、
前記NCU部で検出された呼出信号に基づき、前記音声
識別部及びFAX通信機能を起動すると共に、前記音声
データ格納部から音声データを読み出して前記音声発生
部に与え、該音声発生部から発生する前記音声を前記N
CU部を介して前記交換回線側へ送る音声出力処理と、
前記変復調部からのデータ信号検出、前記音声識別部か
らの音声検出、及び前記FAX通信機能からのFAX通
信検出の通知を待ち、データ信号検出が通知されると、
前記変復調部に対してデータ通信の接続を開始させ、F
AX信号検出が通知されると、前記FAX通信機能によ
ってFAX通信の接続を開始させ、音声検出の通知を受
けると、前記呼出信号発生部から前記呼出信号を発生さ
せ前記切換回路を介して前記電話機へ送るデータ・FA
X通信接続/電話機鳴動処理とを、実行する構成にして
いる。
【0008】第5の発明では、第1の発明のNCU部及
び変復調部を備えた変復調装置において、第1の発明の
音声データ格納部及び音声発生部と、通話又はFAX通
信の着呼の通知を行うための呼出信号を発生する呼出信
号発生部と、前記電話機とFAX装置の切換接続を行う
第1の切換回路と、前記呼出信号発生部を前記第1の切
換回路側に切換接続する第2の切換回路と、前記交換回
線から前記NCU部を介して送られてくる信号のうちの
音声を識別して検出する音声識別部と、前記DTE装置
からの指示に従い前記変復調部を制御してFAX通信を
行わせるFAX通信機能を有し、前記NCU部、変復調
部、音声データ格納部、音声発生部、呼出信号発生部、
第1,第2の切換回路及び音声識別部を制御する制御手
段とを設けている。そして、前記制御手段は、前記NC
U部で検出された呼出信号に基づき、前記音声識別部及
びFAX通信機能を起動すると共に、前記音声データ格
納部から音声データを読み出して前記音声発生部に与
え、該音声発生部から発生する前記音声を前記NCU部
を介して前記交換回線側へ送る音声出力処理と、前記変
復調部からのデータ信号検出、前記音声識別部からの音
声検出、及び前記FAX通信機能からのFAX信号検出
の通知を待ち、データ信号検出が通知されると、前記変
復調部に対してデータ通信の接続を開始させ、音声検出
の通知を受けると、前記呼出信号発生部から前記呼出信
号を発生させ前記第2及び第1の切換回路を介して前記
電話機へ送り、FAX信号検出が通知されると、前記呼
出信号発生部から前記呼出信号を発生させ前記第2及び
第1の切換回路を介して前記FAX装置へ送るデータ・
FAX通信/通話処理とを、実行する構成にしている。
【0009】
【作用】第1の発明によれば、以上のように変復調装置
を構成したので、通信/通話の相手側から着呼がある
と、交換回線からの呼出信号がNCU部で検出され、制
御手段へ通知される。制御手段では、NCU部から通知
を受けると、音声データ格納部から音声データを読み出
し、その音声データを音声発生部に与えて該音声発生部
から音声を出力させる。その音声は、NCU部を介して
交換回線へ送られる。音声データ格納部からの音声デー
タの出力が終了すると、制御手段は変復調部を制御して
データ通信の接続を開始する。データ通信の接続が失敗
すると、制御手段は再び音声データ格納部から音声デー
タを読み出し、その音声データを音声発生部に与えて該
音声発生部から音声を出力させる。これと同時に、制御
手段は、可聴音発生部を制御して可聴音を発生させ、N
CU部を介して操作者に通話の着呼であることを知らせ
る。これにより、電話機を用いた通話が可能となる。第
2の発明によれば、変復調部でのデータ通信の接続が失
敗すると、制御手段は再び音声データ格納部から音声デ
ータを読み出し、その音声データを音声発生部に与えて
該音声発生部から音声を出力させる。これと同時に、制
御手段は切換回路を呼出信号発生部側に切り換え、該呼
出信号発生部を制御して呼出信号を発生させる。この呼
出信号により、切換回路を介して外付電話機が鳴動し、
操作者に通話の着呼であることを知らせる。これによ
り、外付電話機を用いた通話が可能となる。
【0010】第3の発明によれば、通信/通話の相手側
から着呼があると、NCU部によって交換回線からの呼
出信号が検出され、制御手段へ通知される。制御手段
は、その通知を受けると音声識別部を起動する。さら
に、制御手段は、音声データ格納部から音声データを読
み出し、その音声データを音声発生部に与えて該音声発
生部から音声を出力させる。この音声は、NCU部を介
して交換回線側へ送られる。制御手段は、変復調部から
のデータ信号検出と、音声識別部からの音声検出の通知
を待つ。制御手段は、データ信号検出の通知を受ける
と、変復調部を制御してデータ通信の接続を開始する。
また、制御手段は音声検出の通知を受けると、切換回路
を呼出信号発生部側に切り換え、該呼出信号発生部を制
御して呼出信号を発生させる。この呼出信号により、切
換回路を介して外付電話機が鳴動し、操作者に通話の着
信であることを知らせる。これにより、外付電話機を用
いた通話が可能となる。第4の発明によれば、通信/通
話の相手側から着呼があると、交換回線からの呼出信号
がNCU部で検出され、制御手段へ通知される。制御手
段は、その通知を受けると、音声識別部及びFAX通信
機能を起動する。さらに、制御手段は、音声データ格納
部から音声データを読み出し、その音声データを音声発
生部に与えて該音声発生部から音声を出力させる。この
音声は、NCU部を介して交換回線へ送られる。制御手
段は、変復調部からのデータ信号検出、音声識別部から
の音声検出、及びFAX通信機能からのFAX信号検出
の通知を待つ。制御手段は、データ信号検出の通知を受
けると、変復調部を制御してデータ通信の接続を開始す
る。FAX信号検出が通知されると、FAX通信機能
が、データ端末装置からの指示に従い、変復調部を制御
してFAX通信の接続を開始する。また、制御手段が音
声検出の通知を受けると、切換回路を呼出信号発生部側
に切り換え、該呼出信号発生部を制御して呼出信号を発
生させる。この呼出信号により、切換回路を介して外付
電話機が鳴動し、操作者に通話の着信であることを知ら
せる。これにより、外付電話機を用いた通話が可能とな
る。
【0011】第5の発明によれば、通信の相手側から着
呼があると、交換回線からの呼出信号がNCU部で検出
され、制御手段へ通知される。制御手段は、その通知を
受けると、音声識別部及びFAX通信機能を起動する。
さらに、制御手段は、音声データ格納部から音声データ
を読み出し、そのデータを音声発生部に与えて該音声発
生部から音声を出力させる。この音声は、NCU部を介
して交換回線へ送られる。制御手段は、変復調部からの
データ信号検出、音声識別部からの音声検出、及びFA
X通信機能からのFAX信号検出の通知を待つ。制御手
段は、データ信号検出の通知を受けると、変復調部を制
御してデータ通信の接続を開始する。制御手段は、音声
検出の通知を受けると、第2の切換回路を呼出信号発生
部側に切り換えると共に、第1の切換回路を外付電話機
側に切り換え、該呼出信号発生部を制御して呼出信号を
発生させ、外付電話機を鳴動させ、操作者に通話の着呼
であることを知らせる。これにより、外付電話機を用い
た通話が可能となる。また、制御手段は、FAX通信検
出の通知を受けると、第2の切換回路を呼出信号発生部
側に切り換えると共に第1の切換回路をFAX装置側に
切り換え、該呼出信号発生部を制御して呼出信号を発生
させ、該FAX装置に着信させる。これにより、FAX
通信が可能となる。従って、前記課題を解決できるので
ある。
【0012】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示す変復調装置の機能
ブロック図である。この変復調装置は、従来と同様に、
外付電話機2に接続された交換回線1を使用して該交換
回線1とDTE装置3との間でデータ通信を行わせる装
置であり、該DTE装置3に信号授受用のDTEインタ
フェース部20が接続されている。DTEインタフェー
ス部20には、変復調部30が接続されている。変復調
部30は、DTE装置3からのデータ信号を伝送信号に
変換すると共に、交換回線1からの伝送信号をデータ信
号に変換する機能を有し、それにはNCU部40が接続
されている。NCU部40は、直流保持回路41、切換
回路42、呼出信号検出部43、及びオフフック検出部
44等で構成されている。直流保持回路41は、直流ル
ープを開いたり閉じたりする回路である。呼出信号検出
部43は、交換回線1から送られてくる呼出信号を検出
する機能を有し、この呼出信号検出部43と直流保持回
路41とが切換回路42によって交換回線1に切換接続
されるようになっている。呼出信号検出部43は、外付
電話機2に接続され、その外付電話機2にオフフック検
出部44が接続されている。オフフック検出部44は、
電話機2のオフフック状態を検出する機能を有してい
る。これらのDTEインタフェース部20、変復調部3
0、及びNCU部40は、CPU等で構成された制御部
50によって制御されるようになっている。さらにこの
変復調装置では、制御部50によって制御される音声デ
ータ格納部61、音声発生部62、及び可聴音発生部6
3が設けられている。音声データ格納部61は、発信者
に対して通話を打ち切ることを保留させるための音声デ
ータを格納する機能を有し、半導体メモリ等で構成され
ている。音声発生部62は、制御部50によって音声デ
ータ格納部61から読み出された音声データを音声に変
換して出力する機能を有し、その出力側が直流保持回路
41に接続されている。可聴音発生部63は、電話機2
の操作者に対して通話の着信を知らせるための可聴音を
発生する機能を有し、音声合成装置等で構成されてい
る。
【0013】次に、動作を説明する。制御部50は、待
機時、切換回路42を電話機2側に接続するよう制御す
る。このとき、直流保持回路41は直流ループを開いて
いる。通信/通話の相手側から着呼があると、交換回線
1からの呼出信号を呼出信号検出部43が検出し、制御
部50へ通知する。それを受けて制御部50は、切換回
路42を直流保持回路41側に切り換え、該直流保持回
路41を閉じる。そして、制御部50は、音声データ格
納部61から音声データを読み出し、その音声データを
音声発生部62に与える。音声発生部62は、与えられ
た音声データを音声(例えば、「しばらくお待ちくださ
い」等)に変換し、出力する。出力された音声データ
は、直流保持回路41及び切換回路42を介して交換回
線1へ送られ、相手側に伝えられる。音声データ格納部
61からの音声データの出力が終了すると、制御部50
は変復調部30を制御してデータ通信の接続を開始す
る。データ通信の接続が失敗すると、制御部50は再び
音声データ格納部61から音声データを読み出し、その
音声データを音声発生部62に与える。音声発生部62
は、与えられた音声データを音声に変換し、出力する。
この音声は、前記と同様、直流保持回路41及び切換回
路42を介して交換回線1へ送られる。このとき同時
に、制御部50は、可聴音発生部63を制御して可聴音
を発生し、電話機2の操作者に通話の着呼であることを
知らせる。操作者によって電話機2がオフフックされる
と、それをオフフック検出部44が検出し、制御部50
へ通知する。制御部50は通知を受けると、切換回路4
2を電話機2側に切り換え、直流保持回路41を開く。
これにより、電話機2内の直流保持回路が閉じ、該電話
機2、呼出信号検出部43、切換回路42及び交換回線
1のループで通話が始まる。以上のように、この第1の
実施例では、次のような利点がある。音声データ格納部
61及び音声発生部62を設けたので、発信者から通話
の着呼があると、音声発生部62からその発信者へ音声
を送出することにより、該発信者が通話を切ることを保
留させることができる。可聴音発生部63を設けたの
で、電話機2の操作者に通話の着呼を知らせることがで
きる。操作者が電話機2をオフフックすると、それをオ
フフック検出部44が検出して制御部50へ通知するの
で、1本の交換回線1を、通話とデータ通信とで共用で
きる。
【0014】第2の実施例 図3は、本発明の第2の実施例を示す変復調装置の機能
ブロック図であり、第1の実施例を示す図1中の要素と
共通の要素には共通の符号が付されている。この変復調
装置では、図1の可聴音発生部63が省略され、NCU
部40及び制御部50と異なる構成のNCU部40A及
び制御部50Aが設けられている。NCU部40Aで
は、新たに呼出信号発生部45及び切換回路46が設け
られている。呼出信号発生部45は、制御部50Aの制
御により、通話の着呼の通知を電話機2の鳴動によって
行わせるための呼出信号を発生する機能を有している。
この呼出信号発生部45及びオフフック検出部44と、
呼出信号検出部43とは、切換回路46によって電話機
2に切換接続されるようになっている。次に、動作を説
明する。制御部50Aは、待機時、切換回路42を電話
機2側に接続するよう制御する。このとき、直流保持回
路41は直流ループが開いている。通信の相手側から着
呼があると、交換回線1からの呼出信号を呼出信号検出
部43が検出し、制御部50Aへ通知する。制御部50
Aは呼出信号検出部43から通知を受けると、切換回路
42を直流保持回路41側に切り換え、該直流保持回路
41を閉じ、音声データ格納部61から音声データを読
み出し、その音声データを音声発生部62に与える。音
声発生部62は、与えられた音声データを音声に変換
し、出力する。この音声は、直流保持回路41及び切換
回路42を介して交換回線1へ送られる。
【0015】音声データ格納部61からの音声データの
出力が終了すると、制御部50Aは、変復調部30を制
御してデータ通信の接続を開始する。データ通信の接続
が失敗すると、制御部50Aは再び音声データ格納部6
1から音声データを読み出し、その音声データを音声発
生部62へ与える。音声発生部62は、与えられた音声
データを音声に変換し、出力する。この音声は、前記と
同様、直流保持回路41及び切換回路42を介して交換
回線1へ送られる。このとき同時に、制御部50Aは、
切換回路46を呼出信号発生部45側に切り換え、該呼
出信号発生部45を制御して呼出信号を発生させる。こ
の呼出信号により、切換回路46を介して電話機2が鳴
動し、操作者に通話の着呼であることを知らせる。操作
者によって電話機2がオフフックされると、そのオフフ
ック状態がオフフック検出部44で検出され、制御部5
0Aへ通知する。それを受けて制御部50Aは、切換回
路42及び46を電話機2側に切り換え、直流保持回路
41を開く。これにより、交換回線1、切換回路42、
呼出信号検出部43、切換回路46及び電話機2のルー
プで、通話が始まる。以上のように、この第2の実施例
では、次のような利点がある。呼出信号発生部45及び
切換回路46を設けたので、通話の着呼の通知を電話機
2の鳴動によって行うことができる。さらに、留守番電
話機能等の電話機2の機能も使用できる。
【0016】第3の実施例 図4は、本発明の第3の実施例を示す変復調装置の機能
ブロック図であり、第2の実施例を示す図3中の要素と
共通の要素には共通の符号が付されている。この変復調
装置では、図3の制御部50Aに代えてそれと構成の異
なる制御部50Bが設けられ、さらにその制御部50B
によって制御される音声識別部64が新たに設けられて
いる。音声識別部64は、直流保持回路41及び音声発
生部62の出力側に接続され、それらの直流保持回路4
1及び音声発生部62の出力の音声を識別して検出し、
その検出結果を制御部50Bへ通知する機能を有してい
る。
【0017】次に、動作を説明する。制御部50Bは、
待機時、切換回路42を電話機2側に接続するよう制御
する。このとき、直流保持回路41は直流ループが開い
ている。通信の相手側から着呼があると、交換回線1か
らの呼出信号を呼出信号検出部43が検出し、制御部5
0Bへ通知する。制御部50Bは、呼出信号検出部43
から通知を受けると、切換回路42を直流保持回路41
側に切り換え、該直流保持回路41を閉じ、音声識別部
64を起動する。さらに、制御部50Bは、音声データ
格納部61から音声データを読み出し、その音声データ
を音声発生部62に与える。音声発生部62は、与えら
れた音声データを音声に変換し、出力する。この出力
は、直流保持回路41及び切換回路42を介して交換回
線1へ送られる。制御部50Bは、変復調部30からの
データ信号検出、及び音声識別部64からの音声検出の
通知を待ち、データ信号検出が通知されると、該変復調
部30を制御してデータ通信の接続を開始する。これに
より、交換回線1から送られてきた伝送信号が、切換回
路42及び直流保持回路41を介して変復調部30でデ
ータ信号に変換され、そのデータ信号がDTEインタフ
ェース部20を介してDTE装置3へ送られる。DTE
装置3から出力されたデータ信号は、DTEインタフェ
ース部20を介して変復調部30で伝送信号に変換され
る。このデータ信号は、直流保持回路41及び切換回路
42を介して交換回線1へ送られる。
【0018】制御部50Bは、音声識別部64から音声
検出の通知を受けると、切換回路46を呼出信号発生部
45側に切り換え、該呼出信号発生部45を制御して呼
出信号を発生させる。この呼出信号により、切換回路4
6を介して電話機2が鳴動し、操作者に通話の着呼であ
ることを知らせる。操作者が電話機2をオフフックする
と、そのオフフック状態がオフフック検出部44で検出
され、制御部50Bへ通知される。制御部50Bは、オ
フフック検出部44からの通知を受けると、切換回路4
2及び46を電話機2側に切り換え、直流保持回路41
を開く。これにより、交換回線1、切換回路42、呼出
信号検出部43、切換回路46及び電話機2のループ
で、通話が始まる。以上のように、この第3の実施例で
は、次のような利点がある。音声識別部64を設けたの
で、通話であることの判断が早くなり、さらに使い勝手
が良くなる。
【0019】第4の実施例 図5は、本発明の第4の実施例を示す変復調装置の機能
ブロック図であり、第3の実施例を示す図4中の要素と
共通の要素には共通の符号が付されている。この変復調
装置では、図4の制御部50Bに代えて構成の異なる制
御部50Cが設けられている。制御部50Cは、変復調
装置全体を制御する機能の他に、FAX通信機能51を
有している。次に、動作を説明する。制御部50Cは、
待機時、切換回路42を電話機2側に接続するよう制御
する。このとき、直流保持回路41が開いている。通信
の相手側から着呼があると、交換回線1からの呼出信号
を呼出信号検出部43が検出し、制御部50Cへ通知す
る。制御部50Cは、呼出信号検出部43から通知を受
けると、切換回路42を直流保持回路41側に切り換
え、該直流保持回路41を閉じ、音声識別部64及びF
AX通信機能51を起動する。さらに、制御部50C
は、音声データ格納部61から音声データを読み出し、
その音声データを音声発生部62に与える。音声発生部
62は、与えられた音声データを音声に変換し、出力す
る。この音声は、直流保持回路41及び切換回路42を
介して交換回線1へ送られる。
【0020】制御部50Cは、変復調部30からのデー
タ信号検出、音声識別部64からの音声検出、及びFA
X通信機能51からのFAX信号検出の通知を待つ。制
御部50Cは、データ信号検出が通知されると、変復調
部30を制御してデータ通信の接続を開始する。これに
より、交換回線1から直流保持回路41を介して送られ
てくる伝送信号を変復調部30でデータ信号に変換す
る。このデータ信号は、DTEインタフェース部20を
介してDTE装置3へ送られる。DTE装置3から出力
されたデータ信号は、DTEインタフェース部20を介
して変復調部30で伝送信号に変換される。変換された
伝送信号は、直流保持回路41及び切換回路42を介し
て交換回線1へ送られる。制御部50Cは、FAX信号
検出の通知を受けると、FAX通信機能51により、D
TE装置3からの指示に従い、変復調部30を制御して
FAX通信の接続を開始する。また、制御部50Cは、
音声検出の通知を受けると、切換回路46を呼出信号発
生部45側に切り換え、該呼出信号発生部45を制御し
て呼出信号を発生させる。この呼出信号により、切換回
路46を介して電話機2が鳴動し、操作者に通話の着呼
であることを知らせる。操作者が電話機2をオフフック
すると、そのオフフック状態がオフフック検出部44で
検出され、それが制御部50Cへ通知される。制御部5
0Cは、オフフック検出部44からの通知を受けると、
切換回路42及び46を電話機2側に切り換え、直流保
持回路41を開く。これにより、交換回線1、切換回路
42、呼出信号検出部43、切換回路46及び電話機2
のループで、通話が始まる。以上のように、この第4の
実施例では、次のような利点がある。制御部50C内に
FAX通信機能51を設けたので、FAX通信が可能に
なる。これにより、さらに、1本の交換回線1を、通話
とデータ通信と、FAX通信とで共用できる。
【0021】第5の実施例 図6は、本発明の第5の実施例を示す変復調装置の機能
ブロック図であり、第4の実施例を示す図5中の要素と
共通の要素には共通の符号が付されている。この変復調
装置では、図5のNCU部40Aに代えて構成の異なる
NCU部40Bが設けられると共に、該NCU部40B
を制御するための構成の異なる制御部50Dが設けられ
ている。NCU部40Bには、切換回路(第2の切換回
路)46に対して新たに切換回路(第1の切換回路)4
7が接続され、その切換回路47によって外付電話機2
と外付FAX装置4とを切換接続するようになってい
る。この切換回路46,47は、FAX通信機能51を
有する制御部50Dによって切換制御する構成になって
いる。
【0022】次に、動作を説明する。制御部50Dは、
待機時、切換回路42を電話機2側に接続するよう制御
する。このとき、直流保持回路41が開いている。通信
の相手側から着呼があると、交換回線1からの呼出信号
を呼出信号検出部43が検出し、制御部50Dへ通知す
る。制御部50Dは、呼出信号検出部43から通知を受
けると、切換回路42を直流保持回路41側に切り換
え、該直流保持回路41を閉じ、音声識別部64及びF
AX通信機能51を起動する。さらに、制御部50D
は、音声データ格納部61から音声データを読み出し、
その音声データを音声発生部62に与える。音声発生部
62は、与えられた音声データを音声に変換し、出力す
る。この音声は、直流保持回路41及び切換回路42を
介して交換回線1へ送られる。制御部50Dは、変復調
部30からのデータ信号検出、音声識別部64からの音
声検出、及びFAX通信機能51からFAX信号検出の
通知を待つ。制御部50Dは、データ信号検出の通知を
受けると、変復調部30を制御してデータ通信の接続を
開始する。これにより、交換回線1から切換回路42及
び直流保持回路41を介して送られてきた伝送信号が、
変復調部30でデータ信号に変換され、DTEインタフ
ェース部20を介してDTE装置3へ送られる。DTE
装置3から出力されたデータ信号は、DTEインタフェ
ース部20を介して変復調部30で伝送信号に変換され
る。変換された伝送信号は、直流保持回路41及び切換
回路42を介して交換回線1へ送られる。
【0023】制御部50Dは、音声検出の通知を受ける
と、切換回路46を呼出信号発生部45側に切り換える
と共に、切換回路47を電話機2側に切り換え、該呼出
信号発生部45を制御して呼出信号を発生させる。この
呼出信号により、切換回路46,47を介して電話機2
が鳴動し、操作者に通話の着呼であることを知らせる。
操作者が電話機2をオフフックすると、そのオフフック
状態がオフフック検出部44で検出され、制御部50D
へ通知される。制御部50Dは、オフフック検出部44
からの通知を受け、切換回路42及び46を電話機2側
に切り換え、直流保持回路41を開く。これにより、交
換回線1、切換回路42、呼出信号検出部43、切換回
路46,47及び電話機2のループで、通話が始まる。
また、制御部50Dは、FAX通信機能51からFAX
信号検出の通知を受けると、切換回路46を呼出信号発
生部45側に切り換えると共に切換回路47をFAX装
置4側に切り換え、該呼出信号発生部45を制御して呼
出信号を発生させる。この呼出信号により、切換回路4
6,47を介してFAX装置4に着信させる。FAX装
置4がオフフックすると、そのオフフック状態がオフフ
ック検出部44で検出され、制御部50Dへ通知され
る。制御部50Dは、オフフック検出部44からの通知
を受けると、切換回路42及び46をFAX装置4側に
切り換え、直流保持回路41を開く。これにより、交換
回線1、切換回路42、呼出信号検出部43、切換回路
46,47及びFAX装置4のループで、FAX通信が
始まる。
【0024】以上のように、この第5の実施例では、次
のような利点がある。切換回路47を設けたので、第4
の実施例の利点を有する他に、既存のFAX装置4を用
いて1本の交換回線1を、通話とデータ通信とFAX通
信とで共用できる。なお、本発明は上記実施例に限定さ
れず、種々の変形が可能である。その変形例としては、
例えば次のようなものがある。 (1) 上記実施例のNCU部40A,40Bは、変復
調部30内、あるいは制御部50A,50B,50C,
50D内に設けたり、さらにそれらをDTE装置3内に
設ける構成にしてもよい。 (2) 切換回路42は他のスイッチ構成に変更しても
よい。さらに、図6の切換回路46及び47は、1つの
切換手段で構成してもよい。 (3) 切換回路47を設けず、通話、FAX通信とも
外付のFAX装置4へ呼出信号を送る構成でもよい。 (4) DTEインタフェース部20と変復調部30間
のデータを一度制御部50,…に取り込み、加工する機
能を設けた構成でもよい。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、制御手段によって制御される音声データ格納
部及び音声発生部を設けたので、発信者から着呼がある
と、音声データ格納部から音声データを読み出し、その
音声データから音声発生部で音声を発生し、その音声を
交換回線を介して発信者側へ送出することにより、該発
信者が通話を切ることをを保留させることができる。さ
らに、制御手段で制御される可聴音発生部を設けたの
で、その可聴音発生部から可聴音を発生して操作者に通
話の着呼を知らせ、通話を行わせることができる。これ
により、1本の交換回線を、通話とデータ通信とで共用
できる。第2の発明によれば、制御手段で制御される呼
出信号発生部及び切換回路を設けたので、通話の着呼の
通知を外付電話機の鳴動によって行うことができる。こ
れにより、第1の発明の効果の他に、留守番電話機能等
の電話機の機能も使用できる。第3の発明によれば、制
御手段で制御される音声識別部を設けたので、通話であ
ることの判断を早く行うことができ、第1及び第2の発
明の効果に加えて、さらに使い勝手が良くなる。第4の
発明によれば、制御手段にFAX通信機能を設けたの
で、FAX通信が可能になり、第1、第2及び第3の発
明の効果に加えて、さらに、1本の交換回線を、通話と
データ通信とFAX通信とで共用できる。第5の発明に
よれば、制御手段で制御される第1及び第2の切換回路
を設けたので、第1、第2、第3、及び第4の発明の効
果に加えて、既存のFAX装置を用いて1本の交換回線
を、通話とデータ通信とFAX通信とで共用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す変復調装置の機能
ブロック図である。
【図2】従来の変復調装置の機能ブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す変復調装置の機能
ブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す変復調装置の機能
ブロック図である。
【図5】本発明の第4の実施例を示す変復調装置の機能
ブロック図である。
【図6】本発明の第5の実施例を示す変復調装置の機能
ブロック図である。
【符号の説明】
1 交換回線 2 電話機 3 DTE装置(データ端末装
置) 4 FAX装置(ファクシミリ
装置) 30 変復調部 40,40A,40B NCU部(網制御装置部) 41 直流保持回路 42,46,47 切換回路 43 呼出信号検出部 44 オフフック検出部 45 呼出信号発生部 50,50A,50B,50C,50D 制御部 51 FAX通信機能(ファクシ
ミリ通信機能) 61 音声データ格納部 62 音声発生部 63 可聴音発生部 64 音声識別部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換回線から送られてくる呼出信号を検
    出すると共に、該交換回線と電話機との間の通話、又は
    該交換回線とデータ端末装置との間のデータ通信のいず
    れか一方への切換を行う網制御装置部と、 前記交換回線から前記網制御装置部を介して送られてく
    る伝送信号をデータ信号に変換して前記データ端末装置
    側へ出力し、かつ前記データ端末装置から出力されるデ
    ータ信号を伝送信号に変換し前記網制御装置部を介して
    前記交換回線へ送る変復調部とを、備えた変復調装置に
    おいて、 発信者に対して通話を切ることを保留させるための音声
    データを格納する音声データ格納部と、 前記音声データを音声に変換する音声発生部と、 操作者に対して通話の着信を知らせるための可聴音を発
    生する可聴音発生部と、 前記網制御装置部、変復調部、音声データ格納部、音声
    発生部及び可聴音発生部を制御する制御手段とを設け、 前記制御手段は、 前記網制御装置部で検出された呼出信号に基づき、前記
    音声データ格納部から音声データを読み出して前記音声
    発生部に与え、該音声発生部から発生する前記音声を前
    記網制御装置部を介して前記交換回線側へ送る音声出力
    処理と、 前記音声データの出力が終了すると、前記変復調部に対
    してデータ通信の接続を開始させるデータ通信接続処理
    と、 前記データ通信の接続が失敗したときには、前記音声出
    力処理を再度行わせると共に、前記可聴音発生部から前
    記可聴音を発生させ前記網制御装置部を介して前記操作
    者に知らせる音声出力/可聴音通知処理とを、 実行する構成にしたことを特徴とする変復調装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の網制御装置部及び変復調部を
    備えた変復調装置において、 請求項1の音声データ格納部及び音声発生部と、 通話の着呼の通知を前記電話機の鳴動によって行わせる
    ための呼出信号を発生する呼出信号発生部と、 前記呼出信号発生部を前記電話機側に切換接続する切換
    回路と、 前記網制御装置部、変復調部、音声データ格納部、音声
    発生部、呼出信号発生部及び切換回路を制御する制御手
    段とを設け、 前記制御手段は、 請求項1の音声出力処理及びデータ通信接続処理と、 前記データ通信の接続が失敗したときには、前記音声出
    力処理を再度行わせると共に、前記呼出信号発生部から
    前記呼出信号を発生させ前記切換回路を介して前記電話
    機へ送る音声出力/電話機鳴動処理とを、 実行する構成にしたことを特徴とする変復調装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の網制御装置部及び変復調部を
    備えた変復調装置において、 請求項1の音声データ格納部及び音声発生部と、 請求項2の呼出信号発生部及び切換回路と、 前記交換回線から前記網制御装置部を介して送られてく
    る信号のうちの音声を識別して検出する音声識別部と、 前記網制御装置部、変復調部、音声データ格納部、音声
    発生部、呼出信号発生部、切換回路及び音声識別部を制
    御する制御手段とを設け、 前記制御手段は、 前記網制御装置部で検出された呼出信号に基づき、前記
    音声識別部を起動すると共に、前記音声データ格納部か
    ら音声データを読み出して前記音声発生部に与え、該音
    声発生部から発生する前記音声を前記網制御装置部を介
    して前記交換回線側へ送る音声出力処理と、 前記変復調部からのデータ信号検出及び前記音声識別部
    からの音声検出の通知を待ち、データ信号検出が通知さ
    れると、前記変復調部に対してデータ通信の接続を開始
    させ、音声検出の通知を受けると、前記呼出信号発生部
    から前記呼出信号を発生させ前記切換回路を介して前記
    電話機へ送るデータ通信接続/電話機鳴動処理とを、 実行する構成にしたことを特徴とする変復調装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の変復調装置において、 前記制御手段は、前記データ端末装置からの指示に従い
    前記変復調部を制御してファクシミリ通信を行わせるフ
    ァクシミリ通信機能を有し、 前記網制御装置部で検出された呼出信号に基づき、前記
    音声識別部及びファクシミリ通信機能を起動すると共
    に、前記音声データ格納部から音声データを読み出して
    前記音声発生部に与え、該音声発生部から発生する前記
    音声を前記網制御装置部を介して前記交換回線側へ送る
    音声出力処理と、 前記変復調部からのデータ信号検出、前記音声識別部か
    らの音声検出、及び前記ファクシミリ通信機能からのフ
    ァクシミリ信号検出の通知を待ち、データ信号検出が通
    知されると、前記変復調部に対してデータ通信の接続を
    開始させ、ファクシミリ信号検出が通知されると、前記
    ファクシミリ通信機能によってファクシミリ通信の接続
    を開始させ、音声検出の通知を受けると、前記呼出信号
    発生部から前記呼出信号を発生させ前記切換回路を介し
    て前記電話機へ送るデータ・ファクシミリ通信接続/電
    話機鳴動処理とを、 実行する構成にしたことを特徴とする変復調装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の網制御装置部及び変復調部を
    備えた変復調装置において、 請求項1の音声データ格納部及び音声発生部と、 通話又はファクシミリ通信の着呼の通知を行うための呼
    出信号を発生する呼出信号発生部と、 前記電話機とファクシミリ装置の切換接続を行う第1の
    切換回路と、 前記呼出信号発生部を前記第1の切換回路側に切換接続
    する第2の切換回路と、 前記交換回線から前記網制御装置部を介して送られてく
    る信号のうちの音声を識別して検出する音声識別部と、 前記データ端末装置からの指示に従い前記変復調部を制
    御してファクシミリ通信を行わせるファクシミリ通信機
    能を有し、前記網制御装置部、変復調部、音声データ格
    納部、音声発生部、呼出信号発生部、第1,第2の切換
    回路及び音声識別部を制御する制御手段とを設け、 前記制御手段は、 前記網制御装置部で検出された呼出信号に基づき、前記
    音声識別部及びファクシミリ通信機能を起動すると共
    に、前記音声データ格納部から音声データを読み出して
    前記音声発生部に与え、該音声発生部から発生する前記
    音声を前記網制御装置部を介して前記交換回線側へ送る
    音声出力処理と、 前記変復調部からのデータ信号検出、前記音声識別部か
    らの音声検出、及び前記ファクシミリ通信機能からのフ
    ァクシミリ信号検出の通知を待ち、データ信号検出が通
    知されると、前記変復調部に対してデータ通信の接続を
    開始させ、音声検出の通知を受けると、前記呼出信号発
    生部から前記呼出信号を発生させ前記第2及び第1の切
    換回路を介して前記電話機へ送り、ファクシミリ信号検
    出が通知されると、前記呼出信号発生部から前記呼出信
    号を発生させ前記第2及び第1の切換回路を介して前記
    ファクシミリ装置へ送るデータ・ファクシミリ通信/通
    話処理とを、 実行する構成にしたことを特徴とする変復調装置。
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