JPH08182212A - 組電池充電制御回路 - Google Patents

組電池充電制御回路

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JPH08182212A
JPH08182212A JP6322466A JP32246694A JPH08182212A JP H08182212 A JPH08182212 A JP H08182212A JP 6322466 A JP6322466 A JP 6322466A JP 32246694 A JP32246694 A JP 32246694A JP H08182212 A JPH08182212 A JP H08182212A
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JP
Japan
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assembled battery
charger
charging
control circuit
overvoltage detection
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JP6322466A
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Yasutake Ishikawa
泰毅 石川
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組電池を構成する各電池に供給される充電電
流量を制御することで、バイパス回路を設けることなく
各単セルの過充電を防止する。 【構成】 いずれかの過電圧検出回路104から過電圧
検出信号が出力された回数が所定数を超えるまでは、回
数が増えるに従って徐々に充電電流を少なくする。過電
圧検出信号の出力回数が所定数を超えると、単セル充電
器107を用いて各単セルを順々に充電する。このよう
に、充電電流量を制御して各単セルの過充電を防止する
ため、従来のようなバイパス回路を設ける必要がなく、
バイパス回路の発熱という問題も起きない。また、一部
の単セルの端子電圧が過電圧検出レベルを超えても充電
電流量を減らして充電を継続するようにしたため、組電
池全体の充電時間を短くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】充電可能な複数の電池を直列に接
続して構成される組電池の充電を制御する組電池充電制
御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車は、バッテリの電力を用いて
モータを駆動し、モータの駆動力によって走行する。モ
ータを駆動するにはかなりの高電圧を必要とするため、
数多くの電池を直列に接続した組電池をバッテリとして
使用するようにし、組電池の充電を制御する組電池充電
制御回路を備えた電気自動車が知られている。
【0003】図4はこの種の組電池充電制御回路のブロ
ック図である。図4において、11〜1nは組電池1を
構成する電池群であり、充電可能な複数の電池が直列に
接続されている。以下では、組電池1を構成する各電池
を単セルと呼ぶ。2は組電池1を充電するための充電器
である。充電器2と組電池1の間にはリレーの接点3が
設けられ、この接点3が閉じると充電器2からの充電電
流が組電池1に供給されて各単セルの充電が行われる。
4は単セルの端子電圧が規定の電圧を超えて過電圧にな
ったことを検出する過電圧検出回路であり、各単セルご
とに設けられる。5は、過電圧検出回路4によって過電
圧になったことが検出されたときに、その単セルに充電
電流が流れないように充電電流をバイパスするバイパス
回路であり、やはり各単セルごとに設けられている。6
は組電池全体の電圧を交流電圧に変換するインバータで
あり、このインバータからの交流電圧によってモータ7
が駆動される。
【0004】図5は図4に示す過電圧検出回路4の内部
構成を示す回路図であり、抵抗R1およびツェナーダイ
オードD1から成る基準電圧発生回路8と、抵抗R2,
R3から成る電圧検出回路9と、コンパレータOP1
と、コンパレータOP1の出力レベルの調整を行う抵抗
R4,R5とから成る。一方、図6は図4に示すバイパ
ス回路5の内部構成を示す回路図であり、オペアンプO
P2と、トランジスタTR1と、電流検出抵抗R6と、
帰還抵抗R7,R8とから成る。
【0005】このように構成された従来の組電池充電制
御回路では、リレーの接点3を閉じると、充電器2から
の電流が組電池1に供給され、各単セル11〜1nの充
電が開始される。一部の単セルが満充電状態になると、
満充電になった単セルに対応する過電圧検出回路4の内
部にあるコンパレータOP1の出力がローレベルからハ
イレベルに変化し、これにより、バイパス回路5内部の
オペアンプOP2の出力が反転してトランジスタTR1
がオンし、充電器2からの充電電流は単セルに流れずに
トランジスタTR1に流れる。以上の動作により、単セ
ルの過充電を防止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す従来の組電
池充電制御回路では、組電池を構成するすべての単セル
が満充電になるまで充電を継続して行う。ところが、単
セルによって充電容量や充電効率等にばらつきがあるた
め、充電を開始してから満充電になるまでの時間は各単
セルによって異なる。したがって、一部の単セルだけが
満充電になっていない場合には、それ以外の単セルに流
れる充電電流は各バイパス回路に流れ、エネルギーを無
駄に消費させている。また、バイパス回路に大量の電流
を流す結果、バイパス回路が発熱し、バイパス回路の寿
命が短くなるおそれもある。ファンや放熱部材等を設け
てバイパス回路の発熱を抑えることも可能だが、装置全
体が大型化し、またコストも高くなる。
【0007】本発明の目的は、組電池を構成する各電池
に供給される充電電流量を制御することで、バイパス回
路を設けることなく各電池の過充電を防止するようにし
た組電池充電制御回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】実施例を示す図1に対応
づけて本発明を説明すると、本発明は、充電可能な複数
の電池を直列に接続して構成される組電池1と、組電池
1を構成する電池のすべてに充電電流を供給する第1の
充電器101と、組電池1を構成する電池ごとに設けら
れ、電池の端子電圧が充電時に所定電圧以上になると過
電圧検出信号を出力する過電圧検出回路104とを備
え、組電池1を構成する各電池の過充電を防止する組電
池充電制御回路に適用され、組電池1を構成する電池の
いずれか一つに充電電流を供給する第2の充電器107
と、過電圧検出回路104のいずれかから過電圧検出信
号が出力される回数を計測する計測手段112と、計測
手段112によって計測された回数が所定数を超えるま
では第2の充電器107を用いずに第1の充電器101
を用いて組電池全体の充電を行い、計測手段112によ
って計測された回数が所定数を超えると第1の充電器1
01を用いずに第2の充電器107を用いて電池を順次
に充電する制御手段111とを備えることにより、上記
目的は達成される。請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載された組電池充電制御回路において、第1の充電
器101からの充電電流を組電池1を構成する電池のす
べてに供給するか否かを切り換える第1の切換手段RL
と、第2の充電器107からの充電電流を組電池1を構
成する電池のいずれか一つに供給するか否かを切り換え
る第2の切換手段108〜110とを備え、計測手段1
12によって計測された回数に応じて第1および第2の
切換手段108〜110を切り換えるように制御手段1
11を構成するものである。請求項3に記載の発明は、
請求項2に記載された組電池充電制御回路において、過
電圧検出回路104から出力される過電圧検出信号をそ
れぞれ電気的に絶縁し、過電圧検出信号をそれぞれ互い
にワイアード接続して計測手段112に入力するもので
ある。請求項4に記載の発明は、請求項2に記載された
組電池充電制御回路において、計測手段112によって
計測された回数が所定数以下の場合には、計測された回
数が増えるに従って第1の充電器101から組電池1に
供給する充電電流を少なくする電流量制御手段を備える
ものである。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明では、過電圧検出回路1
04のいずれかから過電圧検出信号が出力される回数を
計測手段112によって計測し、計測された回数が所定
数を超えるまでは第2の充電器107を用いずに第1の
充電器101を用いて組電池全体の充電を行い、回数が
所定数を超えると第1の充電器101を用いずに第2の
充電器107を用いていずれかの電池の充電を行う。請
求項2に記載の発明では、過電圧検出信号が出力された
回数が所定数を超えるまでは、第1の充電器101から
の充電電流を組電池1を構成する電池のすべてに供給す
るように第1の切換手段RLを切り換え、過電圧検出信
号が出力された回数が所定数を超えると、第2の充電器
107からの充電電流を組電池1を構成する電池のいず
れか一つに供給するように第2の切換手段108〜11
0を切り換える。請求項3に記載の発明では、過電圧検
出回路104から出力される過電圧検出信号をそれぞれ
電気的に絶縁してワイアード接続し、ワイアード接続さ
れた信号の出力変化を計測手段112は計測する。請求
項4に記載の発明では、計測手段112によって計測さ
れる回数が所定数になるまでの間は、計測された回数が
増えるに従って第1の充電器101から組電池1に供給
する充電電流を少なくする。
【0010】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0011】
【実施例】図1は本発明による組電池充電制御回路の一
実施例のブロック図である。図1において、101は家
庭用のコンセント等の交流電圧を出力するAC充電器、
102は交流電圧を直流電圧に変換する整流回路であ
り、AC充電器101と整流回路102との間にはリレ
ー(不図示)の接点SW1が接続される。103は組電
池1に供給する充電電流量を調節する電流調整回路、1
04は単セルの端子電圧が規定の電圧を超えて過電圧に
なったことを検出する過電圧検出回路であり、各単セル
11〜1nごとに設けられる。
【0012】図2は過電圧検出検出回路104の内部構
成を示す回路図である。本実施例の過電圧検出回路10
4は、コンパレータ105の出力にフォトカップラ10
6が接続される点を除いて図4に示す従来の過電圧検出
回路と共通する。図2に示すように、コンパレータ10
5の出力は抵抗R9を介してフォトカップラ106内部
のLEDのカソード端子と接続され、LEDのアノード
端子は単セルの正極に接続される。また、フォトカップ
ラ106内部のフォトトランジスタのコレクタ端子は抵
抗R10を介して電源ラインに接続され、エミッタ端子
は他の過電圧検出回路104内部のフォトカップラ10
6のエミッタ端子と互いに接続される。以下、フォトカ
ップラ106のエミッタ端子同士を接続する信号線L1
を過電圧検出信号線と呼ぶ。
【0013】図1に戻って、107は組電池1を構成す
る単セルのいずれか一つを充電する単セル充電器、10
8〜110は各単セル11〜1nと単セル充電器107
とを電気的に接続するか否かを切り換えるリレーであ
り、図1では3個だけ図示されているが、実際には単セ
ルの数だけ設けられる。いずれかのリレー108〜11
0に電流が流れると、そのリレーに対応する接点が閉じ
て単セルの充電が開始される。例えば、図1において、
リレー108に電流を流すと接点SWa1,SWa2が
閉じ、リレー109に電流を流すと接点SWb1,SW
b2が閉じ、リレー110に電流を流すと接点SWc
1,SWc2が閉じる。111はリレー108〜110
のオン・オフおよび電流調整回路103を制御する制御
回路である。
【0014】図3は、電流調整回路103および制御回
路111の内部構成を示す回路図である。図3に示すよ
うに、制御回路111は、過電圧検出信号線L1が接続
されるシフトレジスタ112と、抵抗R11〜R14お
よびオペアンプOPから成るD/A変換回路113と、
シフトレジスタ112の出力Iと過電圧検出信号の論理
積とを演算するアンド回路114と、リレー108〜1
10を制御するシフトレジスタ115と、リレーRLを
制御するトランジスタTr2およびインバータ116と
から成る。一方、電流調整回路103は、組電池1に流
れる充電電流量を検出する電流センサ117と、定電流
制御回路118と、パワートランジスタTr3とから成
る。
【0015】以下、図1〜3に基づいて本実施例の動作
を説明する。充電を開始する際は、いずれの単セルもま
だ満充電になっていないため、過電圧検出信号線L1は
ローレベルである。したがって、制御回路111内部の
シフトレジスタ112の出力F〜Iはいずれもローレベ
ルになり、トランジスタTr2がオンしてリレーRLが
オンし、その接点SW1が閉じる。また、シフトレジス
タ112の出力F〜Hの信号レベルはD/A変換回路1
13でアナログ値に変換されて定電流制御回路118に
入力される。この時点では、シフトレジスタ112の出
力F〜Hはいずれもローレベルであるため、定電流制御
回路118はパワートランジスタTr3のコレクタ・エ
ミッタ間に大量の電流を流せるようにパワートランジス
タTr3のベース端子の電圧を高くする。これにより、
AC充電器101からの充電電流は整流回路102およ
びパワートランジスタTr3を介して組電池1に供給さ
れ、組電池1を構成する各単セル11〜1nの充電が開
始される。
【0016】なお、この時点では、アンド回路114の
出力はローレベルであるため、シフトレジスタ115の
出力A〜Cはいずれもローレベルになり、リレー108
〜110はいずれもオフのままである。すなわち、単セ
ル充電器107と各単セル11〜1nとは電気的に遮断
されている。
【0017】その後、いずれかの単セルが満充電になる
と、その単セルに対応する過電圧検出回路104から過
電圧検出信号が出力されて過電圧検出信号線L1はハイ
レベルに変化する。これにより、シフトレジスタ112
の出力Fがハイレベルに変化し、この変化はD/A変換
回路113を介して定電流制御回路118に伝達され
る。そして、定電流制御回路118はパワートランジス
タTr3のベース端子電圧を当初よりも低くし、組電池
1に供給される充電電流量を少なくする。これにより、
過電圧検出信号を出力した単セルの端子電圧は下がり、
過電圧検出信号線L1の信号レベルはいったんローレベ
ルに戻る。
【0018】このように、充電電流量の減少によって単
セルの端子電圧が低下するのは以下の理由による。単セ
ルに充電電流を流し始めると、この充電電流は単セル内
部の内部抵抗にも流れるため、内部抵抗の両端にかかる
電圧分だけ単セルの端子電圧は急上昇する。そして、そ
の後は充電量に応じて端子電圧が上昇する。一方、単セ
ルに流す充電電流を少なくすると、内部抵抗による電圧
降下が小さくなるため、その分だけ単セルの端子電圧は
低くなる。したがって、いったん単セルが過電圧状態に
なった後にその単セルに供給する充電電流を少なくする
と、内部抵抗による電圧降下分だけ単セルの端子電圧が
低くなって単セルは過電圧状態を脱する。
【0019】組電池1に供給する充電電流を当初よりも
少なくして充電を継続すると、やがて過電圧検出信号線
L1は再度ハイレベルになり、シフトレジスタ112は
出力Fの代わりに出力Gをハイレベルにする。シフトレ
ジスタ112の出力変化はD/A変換回路113を介し
て定電流制御回路118に伝達され、定電流制御回路1
18はパワートランジスタTr3のベース端子電圧をさ
らに低くする。これにより、組電池1に流れる充電電流
量はさらに少なくなり、過電圧検出信号を出力した単セ
ルの端子電圧は下がり、過電圧検出信号線L1の信号レ
ベルはいったんローレベルに戻る。
【0020】その後、過電圧検出信号線L1が再度ハイ
レベルになると、シフトレジスタ112は出力Gの代わ
りに出力Hをハイレベルにし、定電流制御回路118は
パワートランジスタTr3のベース端子電圧をさらに低
くし、組電池1に流れる充電電流量をさらに少なくす
る。
【0021】このように、本実施例では、いずれかの過
電圧検出回路104から過電圧検出信号が出力されるた
びに、組電池1に供給する充電電流量を少なくして各単
セルの過充電を防止する。
【0022】その後、過電圧検出信号線L1が再度ハイ
レベルになると、シフトレジスタ112は出力Hの代わ
りに出力Iをハイレベルにする。出力Iはインバータ1
16を介してトランジスタTr2に接続されており、ト
ランジスタTr2がオフしてリレーRLの接点SW1が
開く。これにより、AC充電器101からの充電電流は
組電池1に供給されなくなる。
【0023】一方、シフトレジスタ112の出力Iがハ
イレベルになると、アンド回路114の出力がハイレベ
ルになり、シフトレジスタ115は出力Aをハイレベル
にする。これにより、リレー108がオンしてその接点
SWa1,SWa2が閉じ、単セル充電器107と単セ
ル11とが電気的に接続され、単セル11の充電が開始
される。単セル11が満充電になると、過電圧検出信号
線L1がハイレベルになり、アンド回路114の出力が
再度ハイレベルになる。これにより、シフトレジスタ1
15は出力Aの代わりに出力Bをハイレベルにし、リレ
ー109がオンしてその接点SWb1,SWb2が閉
じ、今度は単セル12の充電が単セル充電器107によ
って行われる。
【0024】以後、単セル充電器107は、各単セル1
1〜1nを順々に切り換えて充電を行う。その際、単セ
ルの充電状態を考慮せずに充電を行うが、充電しようと
する単セルがすでに満充電状態であれば、すぐに過電圧
検出信号線がハイレベルになるため、その次の単セルの
充電が開始される。したがって、図3の回路によれば、
各単セル11〜1nを過充電するおそれはない。
【0025】以上に説明した本実施例の動作をまとめる
と、過電圧検出信号の出力回数が所定数を超えるまで
は、回数が増えるに従って徐々に充電電流を少なくす
る。過電圧検出信号の出力回数が所定数を超えると、単
セル充電器を用いて各単セルを順々に充電する。
【0026】このように、本実施例では、充電電流量を
制御して各単セルの過充電を防止するため、従来のよう
なバイパス回路を設ける必要がなく、バイパス回路の発
熱という問題も起きない。また、一部の単セルの端子電
圧が過電圧検出レベルを超えても充電電流量を減らして
充電を継続するようにしたため、組電池全体の充電時間
を短くできる。さらに、満充電になった単セルの数が増
えると単セルごとに順々に充電を行うようにしたため、
各単セルの過充電を確実に防止できる。また、上記実施
例の過電圧検出回路は、その内部にあるコンパレータか
ら出力される過電圧検出信号をフォトカップラで電気的
に絶縁して取り出すため、それぞれの過電圧検出信号を
ワイアード接続することができ、これにより、配線数を
軽減できる。
【0027】このように構成した実施例にあっては、A
C充電器101が第1の充電器に、単セル充電器107
が第2の充電器に、シフトレジスタ112が計測手段
に、制御回路111が制御手段に、リレーRLが第1の
切換手段に、リレー108〜110が第2の切換手段
に、それぞれ対応する。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、過電圧検出回路から過電圧検出信号が出力された
回数が所定回数を超えるまでは第1の充電器を用いてす
べての電池の充電を行い、所定回数を超えると第2の充
電器を用いて各電池を一つずつ充電するようにしたた
め、各電池が過充電されるおそれはない。また、バイパ
ス回路を設ける必要もなくなる。請求項2に記載の発明
によれば、第1の充電器からの充電電流を各電池に供給
するか否かを第1の切換手段によって切り換え、第2の
充電器からの充電電流をいずれかの電池に供給するか否
かを第2の切換手段によって切り換えるようにしたた
め、各電池の過充電を確実に防止できる。請求項3に記
載の発明によれば、それぞれの過充電検出信号を互いに
電気的に絶縁した後にワイアード接続するため、配線数
を減らしつつ過充電検出信号の論理和を演算できる。請
求項4に記載の発明によれば、過充電検出信号が出力さ
れた回数が所定数を超えるまでの間は、その回数が増え
るほど組電池に供給する充電電流を少なくするため、各
電池の過充電を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による組電池充電制御回路の一実施例の
ブロック図。
【図2】図1に示す過電圧検出回路の内部構成を示す回
路図。
【図3】電流調整回路および制御回路の内部構成を示す
回路図。
【図4】従来の組電池充電制御回路のブロック図。
【図5】図4に示す過電圧検出回路の内部構成を示す回
路図。
【図6】図4に示すバイパス回路の内部構成を示す回路
図。
【符号の説明】
1 組電池 2 充電器 3 リレーの接点 4,104 過電圧検出回路 5 バイパス回路 6 インバータ回路 7 モータ 101 AC充電器 102 整流回路 103 電流調整回路 108〜110 リレー 111 制御回路 112,115 シフトレジスタ 113 D/A変換回路 118 定電流制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電可能な複数の電池を直列に接続して
    構成される組電池と、 前記組電池を構成する前記電池のすべてに充電電流を供
    給する第1の充電器と、 前記組電池を構成する前記電池ごとに設けられ、前記電
    池の端子電圧が充電時に所定電圧以上になると過電圧検
    出信号を出力する過電圧検出回路とを備え、 前記組電池を構成する前記各電池の過充電を防止する組
    電池充電制御回路において、 前記組電池を構成する前記電池のいずれか一つに充電電
    流を供給する第2の充電器と、 前記過電圧検出回路のいずれかから前記過電圧検出信号
    が出力される回数を計測する計測手段と、 前記計測手段によって計測された回数が所定数を超える
    までは前記第2の充電器を用いずに前記第1の充電器を
    用いて前記組電池全体の充電を行い、前記計測手段によ
    って計測された回数が前記所定数を超えると前記第1の
    充電器を用いずに前記第2の充電器を用いて前記電池を
    順次に充電する制御手段とを備えることを特徴とする組
    電池充電制御回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された組電池充電制御回
    路において、 前記第1の充電器からの充電電流を前記組電池を構成す
    る前記電池のすべてに供給するか否かを切り換える第1
    の切換手段と、 前記第2の充電器からの充電電流を前記組電池を構成す
    る前記電池のいずれか一つに供給するか否かを切り換え
    る第2の切換手段とを備え、 前記制御手段は、前記計測手段によって計測された回数
    に応じて前記第1および第2の切換手段を切り換えるこ
    とを特徴とする組電池充電制御回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された組電池充電制御回
    路において、 前記過電圧検出回路から出力される前記過電圧検出信号
    はそれぞれ電気的に絶縁されており、前記過電圧検出信
    号はそれぞれ互いにワイアード接続されて前記計測手段
    に入力されることを特徴とする組電池充電制御回路。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載された組電池充電制御回
    路において、 前記計測手段によって計測された回数が前記所定数以下
    の場合には、前記計測された回数が増えるに従って前記
    第1の充電器から前記組電池に供給する充電電流を少な
    くする電流量制御手段を備えることを特徴とする組電池
    充電制御回路。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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