JPH08179681A - コンピュータ支援学習方法および装置 - Google Patents

コンピュータ支援学習方法および装置

Info

Publication number
JPH08179681A
JPH08179681A JP33721594A JP33721594A JPH08179681A JP H08179681 A JPH08179681 A JP H08179681A JP 33721594 A JP33721594 A JP 33721594A JP 33721594 A JP33721594 A JP 33721594A JP H08179681 A JPH08179681 A JP H08179681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
question
answer
answer paper
paper
learner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33721594A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Nakajima
真人 中島
Kagenori Nagao
景則 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RISOU KAGAKU KENKYUSHO KK
Original Assignee
RISOU KAGAKU KENKYUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RISOU KAGAKU KENKYUSHO KK filed Critical RISOU KAGAKU KENKYUSHO KK
Priority to JP33721594A priority Critical patent/JPH08179681A/ja
Publication of JPH08179681A publication Critical patent/JPH08179681A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 学習者にとってより効果的なコンピュータ支
援学習システムを得る。 【構成】 学習者の指示、または学習者のレベルに応じ
て選択された問題・答案用紙を出力し、該問題・答案用
紙の答書き込み指定領域内に書かれた文字・パターンを
読みとって認識する光学読取・パターン認識手段、およ
びその認識結果に基づいて採点・分析し、前記採点・分
析に基づいて答が書き込まれた問題・答案用紙上に採点
記号等をプリントする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータ支援学習方
法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本来、教育は、その人間のもつ能力を引
き出してやることである。それには、偏差値のようなそ
の人間の相対的な能力比較でなく、何が分かっていて、
何が分かっていないかを把握することが重要である。こ
のようなことは熟練した教師が直接指導することが望ま
しいが、種々の制約のため困難な場合はコンピュータ学
習支援システムや通信教育のような教師が直接は関わら
ない教育方法が行われている。
【0003】コンピュータ支援学習システムはコンピュ
ータが生まれて間もない頃から考えられ、初期の頃は中
央の大型コンピュータに接続した端末装置を用いて、数
学やプログラミングの学習支援システムとして研究が行
われ、一部では実用化もされている。
【0004】現在ではコンピュータ支援学習装置はパー
ソナルコンピュータをベースとしたものが多く、キーボ
ードとマウスなどのポインティングデバイスを入力装置
とし、CRTないしは液晶ディスプレイによる文字・図
形表示とともにスピーカを備えて音声出力するものがあ
る。学習のためのデータ供給のメディアとしては、通信
回線経由の他にはCD−ROMが画像と音声データを大
量に、かつ安価に供給できることから有力視されてい
る。
【0005】コンピュータの使用で大きく変わったもの
が通信教育である。テストを主催する教育センターが答
案問題を郵送し、各家庭で受講生が問題を解き、答案用
紙を再び教育センターに郵送する。教育センターでは講
師が添削して、採点する。採点結果をコンピュータに入
れ、偏差値や採点結果のメッセージをコンピュータで打
ち出して、それを各受講生に送り返すというシステムが
行われている。
【0006】テストの採点システムとして、マークシー
トを導入し、それをコンピュータで読み取って自動的に
採点するというシステムもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のコンピュータ支
援学習装置では知識の提示には効果的な面もみられる
が、本来教育に必要な知識の定着のための設問出題とそ
の入力については一度に表示できる情報に制限があるた
め制約的であったり、従来の教育方法との間に親和性が
乏しいため、有効な利用方法などの教育方法論が確立さ
れていない。
【0008】また、CRTを見続けることによる健康面
での問題もある。さらに、装置を一人で占有して使うこ
とを想定しているため、広く教育に活用するためにはコ
スト面での問題もある。
【0009】通信教育は多くの学習者に対して少数の教
師で対応するのが普通であるために、個々の学習者に対
して配慮することは難しい。そのため、相対評価を求め
るためのテストには適しているが、個々の学習者の進歩
にあわせて教育を行うことは困難である。また、郵送と
いう手段をとっていること、採点に時間がかかるなどの
理由から、学習者の記憶が薄れ、印象が弱くなるので学
習効果が上がりにくい面がある。
【0010】本発明は、コンピュータ支援学習システム
や通信教育のような教師が直接は関わらない教育におい
て、教育効果、学習者の健康面、あるいはコスト面で優
れたインターフェースを備えた学習システムを得ること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明ではコンピュータ支援学習システムにおい
て紙を媒体として用いるものである。本発明のシステム
は、学習者が指示、ないしはコンピュータ側が選択する
問題・答案用紙を出力する手段、問題・答案用紙の書き
込み指定領域内に書かれた文字やパターンを読みとって
認識する光学読取・パターン認識手段、およびその認識
結果に基づいて採点・分析する手段、採点・分析に基づ
いて答案が書き込まれた問題・答案用紙に採点、および
分析に基づくコメントなどをプリントする手段、学習者
データ管理手段を備えている。
【0012】また、本発明のシステムは単独のコンピュ
ータ支援学習システムとしてのほかに、電話回線を介し
て、センター側のコンピュータと家庭におかれたファク
シミリ内蔵の学習装置の間で画像情報を交換するシステ
ムとすることができる。
【0013】このようなシステムでは、手書き解答の認
識や弱点の分析、学習履歴管理、次回の出題内容の決定
などをセンター側のコンピュータで行うシステムを構築
することができる。
【0014】学習者の管理データベースには過去の採点
結果や学習者の問題点、たとえば計算能力や読み書きの
能力における問題点などが記録されており、どういう点
を今後の学習目標にすればよいかをアドバイスするため
の情報や、次回の出題内容を決定するための情報が蓄え
てある。この部分は教育エキスパートシステムでもあ
る。
【0015】本発明のシステムは基本的には紙を学習者
とコンピュータの間のインターフェイスとして用いるも
のであり、CRTや液晶などの表示は指示などに必要な
最小限のものでよい。音声応答機構を用いれば画像表示
機構を省くこともできるし、時間がかかることをある程
度無視できる場合は、コンピュータ側の応答をすべて紙
にプリントさせることもできる。テスト時間の指示など
に関しては音声応答機構は特に有効である。
【0016】
【実施例】本発明の実施例として、図1に装置の一例の
外観を示す。装置前面に操作盤が配され、音声応答用の
スピーカ1、液晶ディスプレイ2およびテンキ−3が設
けられている。操作盤の下部に答案を書き込んだ問題・
答案用紙を挿入する挿入口4、問題・答案用紙および採
点された問題・答案用紙が排出される排紙口5が設けら
れている。
【0017】この装置を用いた学習手順を図2に基づい
て説明する。図中、101〜106はコンピュータ支援
学習装置側、201〜203が学習者側の手順である。
まず学習者がカリキュラムを選択する。具体的には、学
習装置のテンキーで希望するカリキュラムの番号を入力
する。カリキュラムが選択されると、装置側は問題・答
案用紙を問題・答案用紙管理データベースから抽出し、
問題・答案用紙をプリントする。
【0018】このとき、単にカリキュラムのみを選択し
た場合には、個人情報管理データベースに登録されてい
る、その学習者の過去の成績を考慮して、適当なレベル
の問題・答案用紙の抽出を行う。問題・答案用紙の番号
が指定された場合には、直接、指定された問題・答案用
紙をプリントする。
【0019】テストの時間管理をする場合は、問題・答
案用紙の出力が完了してからタイマーが作動し、テスト
時間の管理を始める。テスト時間が過ぎると、音声ある
いは信号音でテスト時間の終了を知らせる。学習者は問
題を解いて答えを指定の箇所に記入し、用紙を挿入口に
入れる。
【0020】問題・答案用紙は光学読み取り装置で読み
とられ、答えが記載された部分がパターン認識されて採
点され、学習の進み具合などが分析される。採点結果は
問題・答案用紙上に○×などの記号をプリントするとと
もに、分析に基づくメッセージを重ねてプリントする。
このとき、プリントの色を問題の色と変えると採点結果
がより見やすくなる。また、採点結果は学習者のデータ
ベースに蓄積され、実力評価を行い、指導方針、スケジ
ュールが決定され、次の問題・答案用紙の選択が行われ
る。
【0021】本発明の装置は一人当たりの実際の使用時
間は短いので、一人が装置を占有する必要がなく、一台
の装置で進度の異なる多人数の生徒に対応した学習を行
うことができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の方法および装置では従来のコン
ピュータ支援学習システムと異なり、学習者がペーパー
ベースで学習できるので、従来からの教育方法との間に
親和性があり、長時間の学習が容易に行える。また、フ
ァクシミリ通信装置を学習者側において、センターのコ
ンピュータと接続する場合は、学習者側が高価な装置を
購入する必要がない点で有利である。準備する問題のデ
ータ量が多い場合にはこの方式が有利になる。
【0023】装置の設置数についても、一台で複数の生
徒の使用に対応させることができるので、家庭に一台、
あるいは一教室というように少ない台数で実行すること
ができる。また、紙上で検討できることから、CRTを
長時間見続けることによる学習者の健康面での問題も解
決できる。このようにCRT画面上でなされている従来
のコンピュータ支援学習システムに比べてより複雑な問
題についても十分な学習効果を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の装置の斜視図である。
【図2】本発明の実施例の装置の学習手順の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 スピーカ 2 液晶ディスプレイ 3 テンキー 4 挿入口 5 排紙口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学習者の指示、または学習者のレベルに
    応じて選択された問題・答案用紙を出力する手段、該問
    題・答案用紙の答書き込み指定領域内に書かれた文字・
    パターンを読みとって認識する光学読取・パターン認識
    手段、およびその認識結果に基づいて採点・分析する手
    段、前記採点・分析に基づいて答が書き込まれた問題・
    答案用紙上に採点記号等をプリントする手段を備えたこ
    とを特徴とするコンピュータ支援学習装置。
  2. 【請求項2】 学習者の指示、または学習者のレベルに
    応じて選択された問題・答案用紙を出力し、該問題・答
    案用紙の答書き込み指定領域内に書かれた文字・パター
    ンを読みとって認識する光学読取・パターン認識手段、
    およびその認識結果に基づいて採点・分析し、前記採点
    ・分析に基づいて答が書き込まれた問題・答案用紙上に
    採点記号等をプリントすることを特徴とするコンピュー
    タ支援学習方法。
JP33721594A 1994-12-26 1994-12-26 コンピュータ支援学習方法および装置 Pending JPH08179681A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33721594A JPH08179681A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 コンピュータ支援学習方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33721594A JPH08179681A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 コンピュータ支援学習方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08179681A true JPH08179681A (ja) 1996-07-12

Family

ID=18306528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33721594A Pending JPH08179681A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 コンピュータ支援学習方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08179681A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002215016A (ja) * 2001-01-18 2002-07-31 Eikoh Inc 入試問題演習分析方法及びそのシステム用記憶媒体
JP2018055021A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002215016A (ja) * 2001-01-18 2002-07-31 Eikoh Inc 入試問題演習分析方法及びそのシステム用記憶媒体
JP2018055021A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Slegers A Review of the Research and Literature on Emergent Literacy.
Gunning Reading success for all students: Using formative assessment to guide instruction and intervention
Salend Using technology to create and administer accessible tests
Sultana English language in Bangladesh: Challenges and prospects
Gropper A behavioral perspective on media selection
JP3136081B2 (ja) 学習支援システム
JPH08179681A (ja) コンピュータ支援学習方法および装置
Lesnussa et al. The Use of Pictures in Teaching Descriptive Text to Improve Students’ Writing Skill
Mayher et al. Learning through Teaching: Is Testing Crippling Integrated Language Education?
Emery A National Curriculum for the education and training of teachers: an English perspective
Gorman et al. Test review: The comprehensive adult student assessment system (CASAS) life skills reading tests
Avery et al. Improving spoken and written English: from research to practice
Steele Teaching calculator skills to elementary students who have learning problems
Leinhardt et al. Student-Level Observation of Beginning Reading Manual.
Nelson et al. Technology-based instruction
Andrews Teacher language awareness and language standards
KR20210000400A (ko) Qr 코드를 활용한 학습 정보 제공방법
Pasaribu THE EFFECT OF QUIZ ON STUDENTS’ACHIEVEMENT IN WRITING DESCRIPTIVE TEXT ON GRADE 8 SMP NEGERI 2 BERINGIN
Beckers et al. Proof Positive... Inclusion Works. Topic Area: Learning Disabilities.
Shaimardanova TESTING AS A MEANS OF CONTROLLING STUDENTS KNOWLEDGE
JP3061402U (ja) 学習教材
Morrison Guidelines for the Organization and Administration of Competency-Based Vocational Business Education Programs for Adults.
Mikulecky et al. Reading in the Business Education Classroom.
Allman Position paper: Accommodations for testing students with visual impairments
Blin et al. The use of pre-test and post-test in CALL: A case study