JPH08176620A - 銀粉の製造法 - Google Patents
銀粉の製造法Info
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- JPH08176620A JPH08176620A JP34100294A JP34100294A JPH08176620A JP H08176620 A JPH08176620 A JP H08176620A JP 34100294 A JP34100294 A JP 34100294A JP 34100294 A JP34100294 A JP 34100294A JP H08176620 A JPH08176620 A JP H08176620A
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Landscapes
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 粒径及び粒子形状がそろっており、均一に分
散しかつ整粒された微細な銀粉粒子を比較的簡単な工程
で容易に製造する銀粉の製造法を提案する。 【構成】 銀アンミン錯体水溶液中にSi系,Ti系又
はAl系の有機金属化合物から選ばれる少なくとも一種
を微量存在させ、還元剤を添加することにより、該溶液
から粒径のそろった球状銀粉を製造することを特徴とす
る銀粉の製造法。
散しかつ整粒された微細な銀粉粒子を比較的簡単な工程
で容易に製造する銀粉の製造法を提案する。 【構成】 銀アンミン錯体水溶液中にSi系,Ti系又
はAl系の有機金属化合物から選ばれる少なくとも一種
を微量存在させ、還元剤を添加することにより、該溶液
から粒径のそろった球状銀粉を製造することを特徴とす
る銀粉の製造法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粒径及び形状のそろっ
た微細な銀粉の製造法に関するものである。
た微細な銀粉の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、銀粉粒子の製造方法としては
多くの技術が提案されており、通常は硝酸銀水溶液に水
酸化ナトリウムを加えて酸化銀を生成させ、これをホル
マリン,ヒドラジン,水素化ホウ素ナトリウム(SB
H)等の還元剤により還元することにより銀粉粒子を製
造する方法が適用されている。
多くの技術が提案されており、通常は硝酸銀水溶液に水
酸化ナトリウムを加えて酸化銀を生成させ、これをホル
マリン,ヒドラジン,水素化ホウ素ナトリウム(SB
H)等の還元剤により還元することにより銀粉粒子を製
造する方法が適用されている。
【0003】しかしながら、上記の方法で製造された銀
粉粒子は不定形状であり、凝集した状態であるため、銀
粉粒子の粒径を調整することは極めて困難であった。
粉粒子は不定形状であり、凝集した状態であるため、銀
粉粒子の粒径を調整することは極めて困難であった。
【0004】その他に、特開昭61−276905号公
報、特開昭61−276906号公報及び特開昭61−
276907号公報記載の銀微粒子の製造方法に関する
技術が提案されているが、いずれも分散性をよくするこ
とを目的とした技術であって、粒径調整を目的としたも
のではない。
報、特開昭61−276906号公報及び特開昭61−
276907号公報記載の銀微粒子の製造方法に関する
技術が提案されているが、いずれも分散性をよくするこ
とを目的とした技術であって、粒径調整を目的としたも
のではない。
【0005】特開平1−287210号公報記載の技術
は、還元剤添加時の反応系のpHを調整し、酸化還元電
位を調整することにより、生成銀粉粒子の粒径を調整す
ることを目的とした方法であるが、本発明が目的とする
銀粉は製造できない。
は、還元剤添加時の反応系のpHを調整し、酸化還元電
位を調整することにより、生成銀粉粒子の粒径を調整す
ることを目的とした方法であるが、本発明が目的とする
銀粉は製造できない。
【0006】上記のように、従来技術にあっては、いず
れの方法も粒径をそろえ、粒子形状が球状で均一に分散
し、しかも整粒された銀粉を製造することはできなかっ
た。
れの方法も粒径をそろえ、粒子形状が球状で均一に分散
し、しかも整粒された銀粉を製造することはできなかっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術の諸問題を解決し、粒径と粒子形状がそろっ
ており、均一に分散しかつ整粒された微細な銀粉粒子
を、比較的簡単な工程で容易に製造することができる銀
粉の製造方法を提案するものである。
な従来技術の諸問題を解決し、粒径と粒子形状がそろっ
ており、均一に分散しかつ整粒された微細な銀粉粒子
を、比較的簡単な工程で容易に製造することができる銀
粉の製造方法を提案するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するため鋭意研究の結果、通常一度析出生成
させた銀粉粒子の表面改質に使用されるSi系又はTi
系等のカップリング剤(有機金属化合物)を銀含有水溶
液に微量添加し、反応速度を調整することにより、析出
生成する銀粉微粒子の粒子径が均一で、粒子形状のそろ
った真球度の高い銀粉粒子を製造することができるとの
知見を得てなされたものである。
課題を解決するため鋭意研究の結果、通常一度析出生成
させた銀粉粒子の表面改質に使用されるSi系又はTi
系等のカップリング剤(有機金属化合物)を銀含有水溶
液に微量添加し、反応速度を調整することにより、析出
生成する銀粉微粒子の粒子径が均一で、粒子形状のそろ
った真球度の高い銀粉粒子を製造することができるとの
知見を得てなされたものである。
【0009】即ち、第1発明は、銀含有水溶液中に有機
金属化合物を存在させて還元することにより、該水溶液
から粒径のそろった銀粉を製造する銀粉の製造法であ
り、
金属化合物を存在させて還元することにより、該水溶液
から粒径のそろった銀粉を製造する銀粉の製造法であ
り、
【0010】第2発明は、銀アンミン錯体水溶液中に一
般式[A]で表される有機Si化合物、一般式[B]で
表される有機Ti化合物及び一般式[C]で表される有
機Al化合物の群から選ばれる少なくとも1種を存在さ
せて還元剤を加えることにより、該液から粒径のそろっ
た銀粉を製造することを特徴とする銀粉の製造法を提供
するものである。
般式[A]で表される有機Si化合物、一般式[B]で
表される有機Ti化合物及び一般式[C]で表される有
機Al化合物の群から選ばれる少なくとも1種を存在さ
せて還元剤を加えることにより、該液から粒径のそろっ
た銀粉を製造することを特徴とする銀粉の製造法を提供
するものである。
【0011】上記第2発明において、有機金属化合物の
一般式[A],[B],[C]は ただし、Rは有機官能基,R′はアルキル基,nは2又
は3 [B]:ROTiR′3 ただし、ROは1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ
基,R′は長鎖の有機基 [C]:(RO)nAl R′3−n ただし、Rは1〜12個の炭素原子を有する脂肪族炭化
水素基又は芳香族炭化水素基,R′はアクリレート基,
nは1又は2である。
一般式[A],[B],[C]は ただし、Rは有機官能基,R′はアルキル基,nは2又
は3 [B]:ROTiR′3 ただし、ROは1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ
基,R′は長鎖の有機基 [C]:(RO)nAl R′3−n ただし、Rは1〜12個の炭素原子を有する脂肪族炭化
水素基又は芳香族炭化水素基,R′はアクリレート基,
nは1又は2である。
【0012】上記において、銀含有水溶液中での有機金
属化合物の存在量が銀に対して0.01〜1.0wt%
の範囲であることが好ましく、0.01wt%未満では
効果が発現せず、また1.0wt%以上では効果が飽和
してコスト高となる。
属化合物の存在量が銀に対して0.01〜1.0wt%
の範囲であることが好ましく、0.01wt%未満では
効果が発現せず、また1.0wt%以上では効果が飽和
してコスト高となる。
【0013】上記本発明において、銀粉を析出生成させ
る条件、即ち銀アンミン錯体水溶液中にSi系,Ti系
又はAl系の有機金属化合物を微量存在させて還元剤を
添加し、銀粉を析出生成させる条件を調整することによ
り、粒径のそろった球状銀粉を製造することができ、し
かも析出生成する銀粉の粒径を0.1〜3μmの範囲内
で適宜その粒径を調整して製造することができるのであ
る。
る条件、即ち銀アンミン錯体水溶液中にSi系,Ti系
又はAl系の有機金属化合物を微量存在させて還元剤を
添加し、銀粉を析出生成させる条件を調整することによ
り、粒径のそろった球状銀粉を製造することができ、し
かも析出生成する銀粉の粒径を0.1〜3μmの範囲内
で適宜その粒径を調整して製造することができるのであ
る。
【0014】
【作用】本発明におけるSi系,Ti系及びAl系有機
金属化合物は、銀アンミン錯体水溶液に可溶性であり、
これら有機金属化合物の添加量を変化させることで析出
生成する銀粉粒子の粒径を任意の粒径に均一にそろえる
ことができる。
金属化合物は、銀アンミン錯体水溶液に可溶性であり、
これら有機金属化合物の添加量を変化させることで析出
生成する銀粉粒子の粒径を任意の粒径に均一にそろえる
ことができる。
【0015】Si系有機金属化合物としては、γ−アミ
ノプロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエチ
ル)−γ−アミノプロピルトリメトキシラン等を含むシ
ラン化合物、
ノプロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエチ
ル)−γ−アミノプロピルトリメトキシラン等を含むシ
ラン化合物、
【0016】また、Ti系有機金属化合物としては、イ
ソプロピルトリ(N−アミノエチル−アミノエチル)チ
タネート等を含むチタネート化合物、
ソプロピルトリ(N−アミノエチル−アミノエチル)チ
タネート等を含むチタネート化合物、
【0017】Al系有機金属化合物としては、アセトア
ルコキシアルミニウムジイソプロピレート等を含むアル
ミニウム化合物であり、
ルコキシアルミニウムジイソプロピレート等を含むアル
ミニウム化合物であり、
【0018】これらを銀アンミン錯体水溶液中の銀量に
対して有機金属化合物として好ましくは0.01〜1.
0wt%の範囲で適量を添加することにより、銀粉粒子
を目的の粒径0.1〜3μmの範囲内で任意の粒径に均
一にそろえることができる。
対して有機金属化合物として好ましくは0.01〜1.
0wt%の範囲で適量を添加することにより、銀粉粒子
を目的の粒径0.1〜3μmの範囲内で任意の粒径に均
一にそろえることができる。
【0019】また、本発明に使用する還元剤としては、
水素化ホウ素ナトリウム,ホルマリン及びヒドラジン等
のうち少なくとも一種であることが好ましいのである。
次に、本発明の実施例を図により説明する。
水素化ホウ素ナトリウム,ホルマリン及びヒドラジン等
のうち少なくとも一種であることが好ましいのである。
次に、本発明の実施例を図により説明する。
【0020】
実施例1 銀:100g/lの硝酸銀水溶液に適量のアンモニア水
を加え、銀アンミン錯体水溶液を調製した。この水溶液
にγ−アミノプロピルトリエトキシランを銀に対して
0.1wt%添加し、液温を25℃に保持して攪拌し
た。
を加え、銀アンミン錯体水溶液を調製した。この水溶液
にγ−アミノプロピルトリエトキシランを銀に対して
0.1wt%添加し、液温を25℃に保持して攪拌し
た。
【0021】この水溶液に還元剤として37%濃度のホ
ルマリンを所定量添加して還元させ、銀粉を析出生成さ
せた。析出生成反応後ろ過し、析出物を洗浄した後、6
0℃で真空乾燥を行った。
ルマリンを所定量添加して還元させ、銀粉を析出生成さ
せた。析出生成反応後ろ過し、析出物を洗浄した後、6
0℃で真空乾燥を行った。
【0022】得られた微細な銀粉粒子を倍率5000倍
の電子顕微鏡で観察した結果、粒径0.5μmで均一に
分散し、かつ整粒された真球度の高い球状銀粉であるこ
とが分った(図1参照)。
の電子顕微鏡で観察した結果、粒径0.5μmで均一に
分散し、かつ整粒された真球度の高い球状銀粉であるこ
とが分った(図1参照)。
【0023】実施例2 銀:100g/lの硝酸銀水溶液に適量のアンモニア水
を加え、銀アンミン錯体水溶液を作製した。この水溶液
にγ−アミノプロピルトリエトキシランを銀に対して
0.5wt%添加し、液温を25℃に保持して攪拌し
た。
を加え、銀アンミン錯体水溶液を作製した。この水溶液
にγ−アミノプロピルトリエトキシランを銀に対して
0.5wt%添加し、液温を25℃に保持して攪拌し
た。
【0024】この水溶液に還元剤として37%濃度のホ
ルマリンを所定量添加して還元させ銀粉を析出生成させ
た。析出生成反応後ろ過し、析出物を洗浄した後、60
℃で真空乾燥を行った。
ルマリンを所定量添加して還元させ銀粉を析出生成させ
た。析出生成反応後ろ過し、析出物を洗浄した後、60
℃で真空乾燥を行った。
【0025】得られた微細な銀粉粒子を倍率5000倍
の電子顕微鏡で観察した結果、粒径1.0μmで均一に
分散ししかも整粒された真球度の高い球状銀粉であるこ
とが分った(図2参照)。
の電子顕微鏡で観察した結果、粒径1.0μmで均一に
分散ししかも整粒された真球度の高い球状銀粉であるこ
とが分った(図2参照)。
【0026】実施例3 銀:100g/lの硝酸銀水溶液に適量のアンモニア水
を加え、銀アンミン錯体水溶液を作製した。この水溶液
にγ−アミノプロピルトリエトキシランを銀に対して
0.8wt%添加し、液温を25℃に保持して攪拌し
た。
を加え、銀アンミン錯体水溶液を作製した。この水溶液
にγ−アミノプロピルトリエトキシランを銀に対して
0.8wt%添加し、液温を25℃に保持して攪拌し
た。
【0027】この水溶液に還元剤として37%濃度のホ
ルマリンを所定量添加して還元させ銀粉を析出生成させ
た。析出生成反応後ろ過し、析出物を洗浄した後、60
℃で真空乾燥を行った。
ルマリンを所定量添加して還元させ銀粉を析出生成させ
た。析出生成反応後ろ過し、析出物を洗浄した後、60
℃で真空乾燥を行った。
【0028】得られた微細な銀粉粒子を倍率5000倍
の電子顕微鏡で観察した結果、粒径2.0μmで均一に
分散しかつ整粒された真球度の高い球状銀粉であること
が分った(図3参照)。
の電子顕微鏡で観察した結果、粒径2.0μmで均一に
分散しかつ整粒された真球度の高い球状銀粉であること
が分った(図3参照)。
【0029】比較例 銀:100g/lの硝酸銀水溶液にNaOH:100g
/lの水酸化ナトリウム水溶液を加え、pH8以上に調
整し、この水溶液を25℃に保持し攪拌した。
/lの水酸化ナトリウム水溶液を加え、pH8以上に調
整し、この水溶液を25℃に保持し攪拌した。
【0030】この水溶液に還元剤として37%濃度のホ
ルマリンを所定量添加し、銀粉を析出生成させた。析出
生成反応後ろ過し、析出物を洗浄した後、60℃で真空
乾燥を行った。
ルマリンを所定量添加し、銀粉を析出生成させた。析出
生成反応後ろ過し、析出物を洗浄した後、60℃で真空
乾燥を行った。
【0031】得られた銀粉を上記実施例と同様に倍率5
000倍の電子顕微鏡で観察した結果、粒径0.3μm
〜3.0μmと粒径分布の広い凝集した銀粉であること
が分った。
000倍の電子顕微鏡で観察した結果、粒径0.3μm
〜3.0μmと粒径分布の広い凝集した銀粉であること
が分った。
【0032】本発明に係る上記実施例1〜3と比較例か
ら分るように、従来法では粒径がそろって均一に分散し
かつ整粒された球状銀粉は製造することができない。
ら分るように、従来法では粒径がそろって均一に分散し
かつ整粒された球状銀粉は製造することができない。
【0033】また、上記本発明法に係る実施例から分る
ように、銀アンミン錯体水溶液に添加する有機金属化合
物の添加量を銀に対して0.01〜1.0wt%の範囲
で調整することにより、得られる球状銀粉の粒径を0.
1〜3μmの範囲内で所定粒径に自由に均一にそろえる
ことができるのである。
ように、銀アンミン錯体水溶液に添加する有機金属化合
物の添加量を銀に対して0.01〜1.0wt%の範囲
で調整することにより、得られる球状銀粉の粒径を0.
1〜3μmの範囲内で所定粒径に自由に均一にそろえる
ことができるのである。
【0034】
【発明の効果】従来から、銀粉の粒径制御は極めて難し
いとされていたが、本発明によれば粒径及び粒子形状が
そろっており、しかも均一に分散しかつ整粒された真球
度の高い球状銀粉を比較的簡単な工程で容易に製造する
ことができるのである。
いとされていたが、本発明によれば粒径及び粒子形状が
そろっており、しかも均一に分散しかつ整粒された真球
度の高い球状銀粉を比較的簡単な工程で容易に製造する
ことができるのである。
【0035】しかも、銀アンミン錯体水溶液にSi系,
Ti系又はAl系の有機金属化合物の添加量を銀に対し
て0.01〜1.0wt%の範囲で変化させることによ
って、析出生成する銀粉の粒径を0.1〜3μmの範囲
内で自由に調整し、球状銀粉を製造することができるの
である。
Ti系又はAl系の有機金属化合物の添加量を銀に対し
て0.01〜1.0wt%の範囲で変化させることによ
って、析出生成する銀粉の粒径を0.1〜3μmの範囲
内で自由に調整し、球状銀粉を製造することができるの
である。
【0036】従って、従来から銀粉の粒径制御はほとん
ど不可能とされていたが、本発明法によれば目的とする
粒径にそろった真球度の高い銀粉を比較的簡単に製造で
きるので、本発明は画期的な銀粉の製造法である。
ど不可能とされていたが、本発明法によれば目的とする
粒径にそろった真球度の高い銀粉を比較的簡単に製造で
きるので、本発明は画期的な銀粉の製造法である。
【図1】本発明に係る実施例1において製造された銀粉
粒子の粒子構造を示す電子顕微鏡写真である。
粒子の粒子構造を示す電子顕微鏡写真である。
【図2】本発明に係る実施例2において製造された銀粉
粒子の粒子構造を示す電子顕微鏡写真である。
粒子の粒子構造を示す電子顕微鏡写真である。
【図3】本発明に係る実施例3において製造された銀粉
粒子の粒子構造を示す電子顕微鏡写真である。
粒子の粒子構造を示す電子顕微鏡写真である。
【図4】従来法である比較例において製造された銀粉粒
子の粒子構造を示す電子顕微鏡写真である。
子の粒子構造を示す電子顕微鏡写真である。
Claims (4)
- 【請求項1】 銀含有水溶液中に有機金属化合物を存在
させて還元することにより該水溶液から粒径のそろった
銀粉を製造することを特徴とする銀粉の製造法。 - 【請求項2】 銀アンミン錯体水溶液中に一般式[A]
で表される有機Si化合物,一般式[B]で表される有
機Ti化合物及び一般式[C]で表される有機Al化合
物の群から選ばれる少なくとも1種を存在させて還元剤
を加えることにより、該液から粒径のそろった銀粉を製
造することを特徴とする銀粉の製造法。 ただし、R :有機官能基, R′:アルキル基, n :2又は3 [B] ROTiR′3 ただし、RO:1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ
基, R′:長鎖の有機基 [C] (RO)nAl R′3−n ただし、R :1〜12個の炭素原子を有する脂肪族炭
化水素基又は芳香族炭化水素基, R′:アクリレート基, n :1又は2 - 【請求項3】 前記有機金属化合物の銀含有水溶液中で
の存在量が銀に対して0.01〜1.0wt%の範囲で
ある請求項1又は2項記載の銀粉の製造法。 - 【請求項4】 前記銀粉粒子の粒径を0.1〜3μmの
範囲で任意に調整可能である請求項1,2又は3項記載
の銀粉の製造法。
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JP34100294A JPH08176620A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 銀粉の製造法 |
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JP34100294A JPH08176620A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 銀粉の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08176620A true JPH08176620A (ja) | 1996-07-09 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08176620A (ja) |
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