JPH08175632A - 自動倉庫用ピッキング支援装置 - Google Patents

自動倉庫用ピッキング支援装置

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JPH08175632A
JPH08175632A JP32426094A JP32426094A JPH08175632A JP H08175632 A JPH08175632 A JP H08175632A JP 32426094 A JP32426094 A JP 32426094A JP 32426094 A JP32426094 A JP 32426094A JP H08175632 A JPH08175632 A JP H08175632A
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久之 猿渡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の出庫先からの雑多な出庫要求に対し
て、出庫品のピッキング作業を効率よく、かつ神経を使
うことなく、短時間に行なえるようにする。 【構成】 複数の出庫先からの雑多な出庫要求を、その
都度出庫要求入力手段に入力するだけで、適宜の数の出
庫要求が、サイクル決定回路により1サイクルの作業量
として統合され、かつ1サイクルに含まれる全出庫品情
報が、在庫メモリに記憶されている情報に基づいて、各
出庫品の自動倉庫1内における配列順序に従って整理さ
れ、その順序で各出庫品が出庫口3まで順次搬送され、
しかも表示装置4には、出庫口3に到達した出庫品の出
庫先や数量等の付帯情報が表示されるので、それにした
がって、作業者は1サイクル分のピッキング作業を効率
よく行なうことができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫より出庫品を
取出して仕分けするピッキング作業を効率よく行なえる
ように支援する自動倉庫用ピッキング支援装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の自動倉庫は、収納されている物品
を指定通りに順次出庫口に自動的に排出させることでき
るようになっている(例えば特公昭55−48616号
公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の自動倉
庫では、複数の出庫要求先(以下出庫先という)から雑多
な出庫要求が次々と入ってくるような場合、一出庫先の
一出庫要求に含まれる出庫品の種類と数量とを入力し、
それらの出庫品を出庫口まで自動的に順次搬送させて取
出し、それらをまとめて箱詰めし、それが完了した後、
次の他の又は同一の出庫先の一出庫要求に含まれる出庫
品を上記と同様にして順次取出して箱詰めし、そのよう
な作業を繰返し行なわなければならなかった。
【0004】そのため、一定の期間内に、同一の出庫品
を出庫先が異なるだけで、または出庫先が同じであるに
も拘らず、何回も取出さなければならず、多くの時間と
労力とを無駄にしていた。
【0005】また、複数の出庫先の出庫要求に共通して
含まれる出庫品をまとめて取出した場合は、それらを出
庫先毎の伝票等を見ながら、出庫先毎に仕分けをしなけ
ればならず、その作業が煩雑で、かつ神経を使うという
問題点があった。
【0006】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、複数の出庫先からの雑多な出庫要求に
対して、出庫品のピッキング作業を効率よく、かつ神経
を使うことなく、短時間に行なえるようにした自動倉庫
用ピッキング支援装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 出庫先、出庫品及び数量に関する情報を含む出庫
要求を入力する出庫要求入力手段と、複数の出庫要求を
統合し、1サイクルの作業量を決定するサイクル決定回
路と、自動倉庫内に収容されている出庫品及びその数量
と、その出庫品が収容されている収容位置に関する情報
を記憶する在庫メモリと、サイクル決定手段により決定
された1サイクルに含まれる各出庫品の自動倉庫内にお
ける収容位置に関する情報を在庫メモリより取出し、前
記各出庫品の自動倉庫内における収容位置の配列順序に
従って、1サイクルに含まれる情報を各出庫品毎に整理
し直すとともに、各出庫品毎に、出庫先と数量に関する
情報を付帯情報として付与する出庫データ作成回路と、
出庫データ作成回路により作成された出庫データに基づ
いて、自動倉庫内に収容されている出庫品を前記配列順
序に従って順次出庫口に搬送するように自動倉庫を制御
する自動出庫制御回路と、出庫口の近傍に配設され、出
庫口に到達した出庫品の付帯情報を表示する表示装置
と、出庫口の近傍に配設され、出庫口に到達した出庫品
のピッキング終了後に操作することにより、自動出庫制
御回路に次の出庫品の出庫口への搬送を指令するピッキ
ング完了スイッチとを備えるものとする。
【0008】(2) 上記(1)項において、サイクル決定
回路により決定された1サイクルに含まれる出庫品及び
その数量と、在庫メモリに記憶されている出庫品及びそ
の数量とを比較し、不足があるときは、出庫不能信号を
出力するとともに、出庫データ作成回路への入力を停止
する比較回路を設ける。
【0009】(3) 上記(1)または(2)項において、サ
イクル決定回路により決定された1サイクルに含まれる
出庫品及びその数量に関する情報を、出庫先別にソート
し、その情報をプリンターにプリントさせるプリンター
回路を設ける。
【0010】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、出庫口の近傍に、自動出庫制御回路により指定され
た出庫品が出庫口に到達したことを表示する出庫品到達
表示装置を設ける。
【0011】(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、自動出庫制御回路に送られた1サイクルの出庫デー
タに含まれる最後の出庫品のピッキング完了後のピッキ
ング完了スイッチの作動により、1サイクルの出庫作業
が終了したことを検知し、次のサイクルの出庫データを
自動出庫制御回路に送るサイクル管理回路を設ける。項
1〜4のいずれかに記載の自動倉庫用ピッキング支援装
置。
【0012】(6) 上記(5)項において、出庫口の近傍
に、1サイクルの出庫作業が終了したことを確認するサ
イクル完了確認スイッチを設け、1サイクルの出庫デー
タに含まれる最後の出庫品のピッキング完了後にピッキ
ング完了スイッチが作動させられ、かつ前記サイクル完
了確認スイッチが作動させられることにより、サイクル
管理回路より自動出庫制御回路に次のサイクルの出庫デ
ータが送られるようにする。
【0013】(7) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、自動出庫制御回路に、その記憶容量の限度内におい
て、複数のサイクルの出庫データを順次送り込むサイク
ル管理回路を設ける。
【0014】(8) 上記(1)〜(7)項のいずれかにおい
て、出庫口の近傍に、1サイクルの出庫作業が終了した
ことを表示するサイクル完了表示装置を設ける。
【0015】(9) 上記(1)〜(8)項のいずれかにおい
て、各出庫品毎の付帯情報に、自動倉庫内において移動
する1コンテナ内における位置の情報をも含め、その情
報をも表示装置に表示するようにする。
【0016】
【作用】複数の出庫先からの雑多な出庫要求を、その都
度出庫要求入力手段に入力するだけで、適宜の数の出庫
要求が、サイクル決定回路により1サイクルの作業量と
して統合され、かつ1サイクルに含まれる全出庫品情報
が、在庫メモリに記憶されている情報に基づいて、各出
庫品の自動倉庫内における配列順序に従って整理され、
その順序で各出庫品が出庫口まで順次搬送され、しかも
表示装置には、出庫口に到達した出庫品の出庫先や数量
等の付帯情報が表示されるので、それにしたがって、作
業者は1サイクル分のピッキング作業を効率よく、かつ
神経を使うことなく、短時間で行なうことができる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明のピッキング支援装置を組み
込んだ自動倉庫の一例を示す。この例においては、水平
回転型ロータリラック(1)を1単位の自動倉庫として、
それらを複数個組合せたものとしてある。(1A)(1B)(1C)
は、ロータリラック(1)の1号機、2号機、3号機、で
ある。
【0018】各ロータリラック(1)は、多数のコンテナ
(2)を上下2段(3段以上とすることもある)に分け、そ
れらを互いに独立して平面視長円形の軌跡に沿って自動
的に回走しうるようになっている。
【0019】各ロータリラック(1)の前面には、出庫口
(入庫口と兼用させることもある)(3)が形成されるとと
もに、その周囲には、種々の表示装置(4)が設けられて
いる。
【0020】図1に示すように、表示装置(4)は、この
例では、出庫口(3)の上方中央に設けられ、出庫先を1
〜9の番号で示す出庫先表示装置(5)と、出庫口(3)に
おける各段のコンテナ(2)の右側方にそれぞれ設けら
れ、各段より取出す出庫品の数量を示すピッキング数量
表示装置(6)、同じく出庫口(3)に到達したその段のコ
ンテナ(2)がさらに複数のサブロケーション(小間口)に
区分されている場合に、取出すべき出庫品が収容されて
いるサブロケーションを示すロケーション表示装置(7)
等としてある。
【0021】(8)は、出庫表示装置(5)の左側方に配設
され、入庫作業時に点灯するようにした入庫ランプ、
(9)は、出庫先表示装置(5)の右側方に配設され、出庫
作業時に点灯するようにした出庫ランプである。
【0022】各ロケーション表示装置(7)の右側方に
は、要求した出庫品が収容されているコンテナ(2)が出
庫口(3)に到達したことを表示する到達ランプ(出庫品
到達表示装置)(10)が設けられている。この到達ランプ
(10)は、それ自体を押すことにより、表示装置(5)(6)
(7)により表示されたピッキング作業の最小単位の作業
が完了したことを入力するピッキング完了スイッチ(11)
が組み込まれている。
【0023】(12)は、出庫口(3)の右側方中位部に配設
された非常停止ボタン、(13)は、その下方に配設され、
1サイクルのピッキング作業が完了したことを表示する
サイクル完了表示ランプ(サイクル完了表示装置)であ
る。
【0024】サイクル完了表示ランプ(13)には、それ自
体を押すことにより、1サイクルのピッキング作業の完
了を確認したことを入力するサイクル完了確認スイッチ
(14)が組み込まれている。
【0025】(15)は、全ロータリラック(1)の前方に左
右方向に向けて配設され、仕分け作業に用いる出庫先の
数に対応した数の箱(16)を載置しておいたり、または移
動させたりするためのベルトコンベヤである。このベル
トコンベヤ(15)に代えて、ローラコンベヤを用いること
もある。
【0026】(17)は、適所に配設された主制御装置で、
この例では、具体的に、本体(17a)とキーボード(出庫要
求入力手段としての機能をも備えている。)(17b)と表示
装置(17c)とを備えるパーソナルコンピュータとしてあ
る。
【0027】(18)は、本体(17a)に信号ケーブル(図示
略)を介して接続されたプリンタである。
【0028】本体(17a)は、信号ケーブル(19)を介し
て、各ロータリラック(1)内に内蔵された自動出庫制御
回路(20)に接続されている。
【0029】出庫要求入力手段は、上記キーボード(17
b)により直接入力する手段の他に、他の入力手段により
出庫要求が記憶させられたフロッピー等の記憶媒体を本
体(17a)に装着し、その記憶された情報を本体(17a)に読
み取らせる手段と、本体(17a)を信号ケーブル(図示略)
又は電話回線により他の入力手段とオンライン接続し、
外部からの出庫要求をそのまま本体(17a)に入力させる
手段等がある。
【0030】図2は、制御装置の各機能を1単位の回路
として捉えた場合のブロック図である。実際には、この
ような具体的な回路があるわけではなく、それと同等の
機能を果たすように制御ソフトが作成されているだけで
ある。
【0031】図2において、(21)までの符号は、上述し
たものを示す。主制御装置(17)は、出庫要求蓄積回路(2
2)、サイクル決定回路(サイクル決定手段)(23)、比較回
路(比較手段)(24)、在庫メモリ(25)、出庫データ作成回
路(出庫データ作成手段)(26)、サイクル管理回路(サイ
クル管理手段)(27)、プリンタ回路(28)等の主要な回路
を含んでいる。
【0032】出庫要求蓄積回路(22)は、キーボード(17
b)、入力端末(21)等の出庫要求入力手段より入力された
出庫要求を蓄積する回路である。
【0033】サイクル決定回路(23)は、出庫要求蓄積回
路(22)に蓄積された複数の出庫要求を、予め定めた出庫
要求の数、出庫先の数、または出庫品の数等により統合
し、1サイクルの作業量を決定する回路である。
【0034】比較回路(24)は、サイクル決定回路(23)に
より決定された1サイクルに含まれる出庫品及びその数
量と、在庫メモリ(25)に記憶されている出庫品及びその
数量とを比較し、不足があるときは、出庫不能信号を出
力し、出庫不能である旨を表示装置(17c)に表示すると
ともに、出庫データ作成回路(26)への入力を停止する回
路である。
【0035】在庫メモリ(25)には、全ロータリラック
(1)内に収容されている出庫品とその数量とが、それら
が何号機のロータリラック(1)のどの段のどのコンテナ
のどのサブロケーションに収容されているかの収容位置
に関する情報とともに記憶されている。
【0036】この在庫メモリ(25)内の情報は、各ロータ
リラック(1)に内蔵された後述する自動出庫制御回路(2
0)の出庫情報と自動入庫制御回路(図示略)の入庫情報と
に基づいて逐次変更される。
【0037】出庫データ作成回路(26)は、比較回路(24)
より送られてきた1サイクルに含まれる各出庫品の収容
位置に関する情報を在庫メモリ(25)より取出し、各出庫
品の収容位置の配列順序に従って、1サイクルに含まれ
る情報を各出庫品毎に整理し直すとともに、各出庫品毎
に、出庫先と数量に関する情報を付帯情報として付与す
る回路である。
【0038】サイクル管理回路(27)は、出庫データ作成
回路(26)により作成された各ロータリラック(1)毎の出
庫データを、一旦保存するとともに、それぞれ対応する
ロータリラック(1)(1号機(1A)、2号機(1B)、3号機
(1C)…)の自動出庫制御回路(20)に適時に送る回路であ
る。
【0039】プリンタ回路(28)は、出庫データ作成回路
(26)において作成される1サイクルに含まれる出庫品及
びその数量に関する情報を、出庫先別にソートし、その
情報をプリンタ回路(18)によりプリントさせる回路であ
る。
【0040】プリンタ(18)によりプリントされた書類
は、出庫先毎の納品書、仕分け票、またはピッキングが
正しく行なわれているか否かを検査するためのチェック
リストとして用いることができる。
【0041】各ロータリラック(1)に内蔵された自動出
庫制御回路(20)は、サイクル管理回路(27)より与えられ
た出庫データに基づいて、その指示通りに、各ロータリ
ラック(1)内に収容されている出庫品を上記配列順序に
従って順次出庫口(3)に搬送するように、ロータリラッ
ク(1)の駆動手段(図示略)を制御する回路である。
【0042】すなわち、出庫データに含まれる第1番目
の出庫品が収容されているコンテナ(2)を出庫口(3)ま
で搬送させて停止し、そこでピッキングが行なわれて、
作業者がピッキング完了スイッチ(11)を押すことによ
り、次の第2番目の出庫品が収容されてるコンテナ(2)
を出庫口(3)まで搬送するように作用する。
【0043】このとき、出庫データに含まれている各出
庫品は、ロータリラック(1)の配列順序に従って呼び出
されるので、ロータリラック(1)の作動に無駄がなく、
アクセスタイムを最小限にすることができる。また、自
動出庫制御回路(20)は、送られてきた出庫データ中の必
要な情報及びその他の作動上必要な情報を各表示装置
(5)(6)(7)(10)(13)に表示させる機能を有している。
【0044】次に、図3以降に示すフローチャートに基
づいて、本実施例の作用について説明する。図3は、主
として主制御装置(17)に関連した作用を示すフローチャ
ートである。
【0045】主制御装置(17)の出庫要求蓄積回路(22)に
は、キーボード(17b)からの直接入力、入力端末(21)か
らの入力、オンラインからの入力等により、雑多な出庫
要求が次々と蓄積される(ステップS1)。
【0046】1出庫要求には、最低3種類の情報、すな
わち出庫先、出庫品及び数量に関する情報を含めてお
く。
【0047】出庫先情報には、さらに複数の階層化した
情報を含ませておくのがよい。例えば、レベルの高い順
に記載すると、配送先コース−支店−担当者−顧客−伝
票、または建屋−フロア−部署−担当者−要求伝票等の
如くである。
【0048】出庫品情報は、取扱う全品をコード化して
おき、そのコードを用いて行なうのがよい。また、例え
ば自社独自のコードと、日本商品分類によるJANコー
ド等との複数種類のコードを併用したり選択したりでき
るようにしておくのがよい。
【0049】出庫要求蓄積回路(22)にある程度の量の出
庫要求が蓄積されると、次にサイクル決定回路(23)によ
り、1サイクルの作業量が決定される(ステップS2)。
【0050】この作業は、出庫要求数、出庫先数、出庫
品数等が、予め定めた設定数に達することにより、自動
的に行なわれるようにしたり、またはキーボード(17b)
を用いて操作者が行なったりしうるようにするのがよ
い。また、上記設定数は、必要に応じて自由に設定し直
すことができるようにしておくのがよい。
【0051】さらに、出庫先に関しては、例えば上述の
階層化した例において、配送先毎、支店毎、その担当者
毎、その顧客毎、または伝票毎のように、所望の階層レ
ベルを1出庫先として自由に設定し直すことができるよ
うにしておくのがよい。このようにすることによって、
情況に応じてピッキングの集約度を変化させ、効率良く
ピッキングを行なうことができるとともに、物量や作業
時間、作業人員の調整等が可能になる。
【0052】サイクル決定回路(23)により1サイクルの
作業量が決定されると、その1サイクルに含まれるすべ
ての出庫要求に関する情報が比較回路(24)に送られ、こ
こでそれらの出庫要求に含まれるすべての出庫品及びそ
の数量と、在庫メモリ(25)に記憶されている出庫品及び
その数量とが比較され(ステップS3)、不足があるとき
は、出庫不能信号を出力する(ステップS4)。
【0053】この出庫不能信号は表示装置(17c)に送ら
れ、在庫不足である旨が表示され(ステップS5)、また出
庫データ作成回路(26)への入力が停止される(ステップS
6)。
【0054】比較回路(24)において、1サイクル分の出
庫要求に含まれるすべての出庫品が必要な数量だけ在庫
していることが確認されると(ステップS4)、1サイクル
分の出庫要求のすべての情報が出庫データ作成回路(26)
へ、またそこからプリンタ回路(28)へ送られ、プリンタ
回路(28)においては、上記全情報が出庫先別にソートさ
れ、プリンタ(18)によりプリントされる(ステップS7)。
【0055】このプリンタ(18)の出力紙は、納品書、仕
分け票またはチェックリスト等として用いることができ
る。
【0056】出庫データ作成回路(26)においては、1サ
イクル分の出庫要求に含まれる全出庫品の収容位置に関
する情報が在庫メモリ(25)より取出され、その情報がそ
の収容位置の配列順序に従って整理し直され、各出庫品
毎に、出庫先と数量とに関する情報が付帯情報として付
与されて、出庫データが作成される(ステップS8)。
【0057】この出庫データは、そのままの形でサイク
ル管理回路(27)へ送られ、ここで1サイクル分の出庫デ
ータが各ロータリラック(1)に対応するように区分され
て保存され(ステップS9)、それらの区分された出庫デー
タは、対応する各ロータリラック(1)の自動出庫制御回
路(20)に送られる(ステップS10)。
【0058】各ロータリラック(1)においては、送られ
てきた出庫データに基づいて、駆動手段等が自動的に制
御される(ステップS11)。そのときの各ロータリラック
(1)の作用及び具体的なピッキング作業の態様について
は後述する。
【0059】各ロータリラック(1)において、与えられ
た出庫データのすべてのピッキング作業が終了し、その
後いずれかのロータリラック(1)のサイクル完了確認ス
イッチ(14)が押されると(またはピッキング作業が終了
したロータリラック(1)毎にサイクル完了確認スイッチ
(14)を押すような操作態様とした場合は、その最後のロ
ータリラック(1)のサイクル完了確認スイッチ(14)が押
されたとき)(ステップS11)、1サイクル分のピッキング
作業がすべて終了する。
【0060】第2番目以降のサイクルについては、上述
のステップS2〜S9と同様のステップを経て、そのサイク
ルに関する出庫データが、サイクル管理回路(27)に各ロ
ータリラック(1)に対応するように区分されて漸次保存
され、その前のサイクルの終了後に、対応する各ロータ
リラック(1)の自動出庫制御回路(20)に送信される。そ
の送信のタイミングとしては、例えば次のようなものを
採用することができる。
【0061】(a) ロータリラック(1)のサイクル完了
確認スイッチ(14)が作動させられたとき。 (a-1) 自動倉庫として単一のロータリラック(1)のみを
採用したときは、このタイミングで送信するのが最適で
ある。
【0062】(a-2) 自動倉庫として複数のロータリラッ
ク(1)を採用し、かつその操作態様として、上記の段落
番号0059に記載のように(括弧書きの部分を除く)、
すべてのロータリラック(1)でのピッキング作業が終了
し、その後いずれかのロータリラック(1)のサイクル完
了確認スイッチ(14)が押されることにより、1サイクル
分のピッキング作業がすべて終了するような制御態様を
採用している場合は、そのサイクル完了確認スイッチ(1
4)が押されたときに、第2番目のサイクルの出庫データ
を分割して対応する各ロータリラック(1)に同時に送信
する。このようにすると、1つのサイクルが完全に終了
するまで他のサイクルの情報がいずれのロータリラック
(1)にも与えられることがないので、誤認や混同による
ピッキングミスのおそれをなくすことができる。
【0063】(a-3) また、自動倉庫として複数のロータ
リラック(1)を採用し、かつその操作態様として、上記
の段落番号0059の括弧書きの部分に記載したよう
に、ピッキング作業が終了したロータリラック(1)毎に
サイクル完了確認スイッチ(14)を押し、その最後のロー
タリラック(1)のサイクル完了確認スイッチ(14)が押さ
れたときに、1サイクル分のピッキング作業がすべて終
了するような制御態様を採用している場合は、その最後
のロータリラック(1)のサイクル完了確認スイッチ(14)
が押されたときに、第2番目のサイクルの出庫データを
分割して対応する各ロータリラック(1)に同時に送信す
る。すなわち、操作態様が若干異なるだけで、上記(a-
2)の場合と実質的に同一である。
【0064】(a-4) 上記(a-3)と同様の場合において、
すなわち、自動倉庫として複数のロータリラック(1)を
採用し、かつその操作態様として、上記の段落番号00
59の括弧書きの部分に記載したように、ピッキング作
業が終了したロータリラック(1)毎にサイクル完了確認
スイッチ(14)を押し、その最後のロータリラック(1)の
サイクル完了確認スイッチ(14)が押されたときに、1サ
イクル分のピッキング作業がすべて終了するような制御
態様を採用している場合において、各ロータリラック
(1)のサイクル完了確認スイッチ(14)が押される毎に、
そのロータリラック(1)に関する第2番目のサイクルの
出庫データをそのロータリラック(1)に送信する。この
ようにすると、例えば1号機(1A)で第1番目のサイクル
のピッキング作業が終了し、引き続いて、2号機(1B)で
第1番目のサイクルのピッキング作業を行なっている間
に、1号機(1A)で、他の作業者により、第2番目のサイ
クルのピッキング作業を始めることができるという利点
がある。
【0065】(b) 各ロータリラック(1)の自動出庫制
御回路(20)のメモリ容量の限度まで、連続して送信す
る。すなわち、最小単位のピッキング作業が終了して、
ピッキング完了スイッチ(11)が押される毎に、作業が終
了した出庫データが消去され、その後に空いた自動出庫
制御回路(20)のメモリ容量分だけ、新たな出庫データが
補充されるようにする。このようにすると、出庫データ
送信時の空き時間をなくし、迅速な対応が図れる。
【0066】(c) 上記(a-2)と同様の制御態様を採用し
ている場合において、サイクル完了確認スイッチ(14)が
押されたときに、各ロータリラック(1)に、その自動出
庫制御回路(20)のメモリ容量分だけ第2番目のサイクル
の出庫データの最初の部分を同時に送信し、残りの出庫
データは、最小単位のピッキング作業が終了して、その
出庫データが消去され、その後に空いた自動出庫制御回
路(20)のメモリ容量分だけ、新たな出庫データが補充さ
れるようにする。すなわち、上記(a-2)と(b)とをミッ
クスしたようなタイミングとする。また、同様に上記(a
-1)、(a-3)又は(a-4)と(b)とをミックスしたようなタ
イミングとすることもできる。
【0067】次に、図4を参照して、各ロータリラック
(1)の作用と具体的なピッキング作業の態様とについて
説明する。プリンタ(18)によりプリントされた仕分け票
の枚数、すなわち出庫先の数に対応する数の箱(16)を、
1号機(1A)の前方のベルトコンベヤ(15)上に載置し、必
要に応じて、それらに仕分け票を貼付しておく。
【0068】その状態で、上記のステップS10より、出
庫データが自動出庫制御回路(20)に送られると、自動出
庫制御回路(20)は、その出庫データを受信するのと同時
に保存する(ステップS13)。次いで、出庫データ中の最
先の出庫品を収容したコンテナ(2)が出庫口(3)に至る
ように駆動手段が作動させられ(ステップS14)、そのコ
ンテナ(2)が出庫口(3)に至ると(ステップS15)、到達
ランプ(10)が点灯し、かつ駆動手段の作動が停止し(ス
テップS16)、最先の出庫品の付帯情報が表示装置(4)に
表示される(ステップS17)。
【0069】例えば、全出庫先数がNo.1〜No.5まで5
個あり、そのうち最先の出庫品をNo.1に5個、No.3に
20個送付するよう指示されており、その出庫品がコンテ
ナ(2)が6つに区分した第3番目のロケーションに収容
されていると、出庫先表示装置(4)には、「1、3」の
数値が、ピッキング数量表示装置(6)には「5」の数値
が、またロケーション表示装置(7)には「3」の数値が
それぞれ表示される。
【0070】この状態で、作業者は、それらの表示を見
ながら、まず、出庫口(3)に位置しているコンテナ(2)
の第3番目のサブロケーションから5個の出庫品を取出
し、No.1の箱に入れる(ステップS18)。
【0071】次いで、ピッキング完了スイッチ(11)を押
すと(ステップS19)、作業の終了した最先の出庫データ
が消去され(ステップS20)、その後に残余の出庫データ
が存在するので(ステップS21)、今度はNo.3の出庫先に
関する情報が最先となり、出庫先表示装置(6)の表示は
「20」に変化する。ロケーション表示装置(7)の表示は
「3」のままである。
【0072】今度はこの表示に従って、No.3のサブロ
ケーションから出庫品を20個取出し、それをNo.3の箱
(16)に入れ、その後ピッキング完了スイッチ(11)を押す
(ステップS19)。すると、最先の出庫品に関する出庫デ
ータがすべて消去され、配列順序の次の出庫品が最先と
なり、その出庫品を収容したコンテナ(2)が出庫口(3)
に至るように駆動手段が作動させられ、以後上述のステ
ップS14〜S21を繰返しつつ、ピッキング作業を行なう。
【0073】以上の作業は1段のコンテナ群についての
ものであるが、複数段のコンテナ群を備えるものにあっ
ては、各段毎に上記と同様の作業を並行して行なうこと
ができる。
【0074】また、以上の作業は1基のロータリラック
(1)についてのものであるが、複数基のロータリラック
(1)を用いて1サイクルのピッキング作業を行なう場合
は、1基のロータリラック(1)のコンテナ(2)が回走し
ている空き時間を利用して、または複数の作業者によ
り、他のロータリラック(1)についても同様の作業を同
時に並行して行なうことができる。
【0075】全ロータリラック(1)についての最後の出
庫品のピッキングが終了した後、ピッキング完了スイッ
チ(11)を押し(ステップS19)、その作業済の出庫データ
が消去された後(ステップS20)、出庫データの残余がな
い場合は(ステップS21)、サイクル完了表示ランプ(13)
が点灯し(ステップS22)、その状態で、サイクル完了確
認スイッチ(14)を押すと(ステップS12)(図3)、そのロ
ータリラック(1)の1サイクル目のピッキング作業が完
了する。
【0076】次のサイクルの出庫データの送信タイミン
グとして、上記(a-1)(a-2)(a-3)のものを採用した場合
は、この時点で次のサイクルの出庫データがこのロータ
リラック(1)に送信される。
【0077】また、上記(a-4)を採用した場合において
は、1号機(1A)でのピッキング作業が終了し、そのサイ
クル完了確認スイッチ(14)を押した後、次にベルトコン
ベヤ(15)を作動させて、全箱(16)を2号機(1B)の前方ま
で移動させ、そこで1号機(1A)での作業と同様の作業を
行ない、さらに3号機(1C)以降も同様にし、最後のロー
タリラック(1)のピッキング作業が完了し、かつそのサ
イクル完了確認スイッチ(14)が押されることにより、第
1番目のサイクルのピッキング作業がすべて完了する。
【0078】なお、上述のサイクル完了確認スイッチを
省略し、1サイクルの出庫データに含まれる最後の出庫
品のピッキング完了後のピッキング完了スイッチの作動
により、サイクル完了確認スイッチ(14)を押したときと
同様の作用をさせるようにしてもよい。
【0079】また、上述の実施例では、水平回転型のロ
ータリラックを用いたものとしてあるが、本発明は、縦
型回転式のロータリラックや他の型式の自動倉庫にも適
用することができる。
【0080】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 多数の出庫品を出庫要求に応じてその都度入力し
て逐次取出すのではなく、多数の出庫要求を適当な分量
だけ1サイクルにまとめて、それらに含まれる出庫品を
自動倉庫内における収容位置の配列順序に従って整理し
直し、その順序で出庫品を呼出して、仕分けするので、
同一の出庫品を何回も呼出す必要がなく、きわめて効率
よくピッキング作業を行なうことができる。
【0081】(b) また、自動倉庫における出庫品の取
出し順序に無駄がなく、自動倉庫がロータリラック等の
場合は、1サイクルのピッキング作業に各段のコンテナ
群が1回転以上回転することがないので、自動倉庫の駆
動手段の稼働時間を著しく短縮することができ、経済的
であるとともに、作業の迅速性を向上することができ
る。
【0082】(c) 作業者は、表示装置の表示通りに仕
分け作業を行なえばよく、判断力や記憶力をほとんど必
要としないので作業が楽に行なえ、疲労が少ない。
【0083】(d) 請求項2記載のような比較回路を設
ければ、出庫不能状態を未然に知ることができ、実際に
ピッキング作業を行なう前にその対策を講じることがで
きる。
【0084】(e) 請求項3記載のようなプリント回路
を設けると、出庫先毎の納品書や仕分け票、またはチェ
ックリスト等を作成して、誤作業の検査に資することが
できる。
【0085】(f) 請求項4記載のような出庫口到達表
示装置を設けると、誤作業を防止することができる。
【0086】(g) 請求項5記載のようなサイクル管理
回路を設けると、複数のサイクルのピッキング作業を連
続して迅速に行なうことができる。
【0087】(h) 請求項6記載のようなサイクル完了
確認スイッチとサイクル管理回路とを設けると、誤作業
をさらに防止することができる。
【0088】(i) 請求項7のようなサイクル管理回路
を設けると、出庫データの送信時の空き時間をなくすこ
とができるとともに、複数のサイクルのピッキング作業
を連続して迅速に行なうことができる。
【0089】(J) 請求項8記載のようなサイクル完了
表示装置を設けると、1サイクルの作業が完了したこと
を誤りなく作業者に伝えることができ、誤作業を防止で
きる。
【0090】(h) 請求項9のような表示機能を表示装
置に持たせると、取出そうとする出庫品の正確な位置を
作業者に知らせることができ、細かな物品の収容及びピ
ッキングに最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を組み込んだ自動倉庫の外観
斜視図である。
【図2】同じく制御回路のブロック図である。
【図3】主制御装置の作動を示すフローチャートであ
る。
【図4】各ロータリラック側の作動を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
(1)ロータリラック(自動倉庫) (2)コンテナ (3)出庫口 (4)表示装置 (5)出庫先表示装置 (6)ピッキング数量表示装置 (7)ロケーション表示装置 (8)入庫ランプ (9)出庫ランプ (10)到達ランプ(出庫品到達表示装置) (11)ピッキング完了スイッチ (12)非常停止ボタン (13)サイクル完了表示ランプ(サイクル完了表示装置) (14)サイクル完了確認スイッチ (15)ベルトコンベヤ (16)箱 (17)主制御装置 (17a)本体 (17b)キーボード(出庫要求入力手段) (17c)表示装置 (18)プリンタ (19)信号ケーブル (20)自動出庫制御回路 (21)入力端末(出庫要求入力手段) (22)出庫要求蓄積回路 (23)サイクル決定回路(サイクル決定手段) (24)比較回路(比較手段) (25)在庫メモリ (26)出庫データ作成回路(出庫データ作成手段) (27)サイクル管理回路(サイクル管理手段) (28)プリンタ回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出庫先、出庫品及び数量に関する情報を
    含む出庫要求を入力する出庫要求入力手段と、 複数の出庫要求を統合し、1サイクルの作業量を決定す
    るサイクル決定回路と、 自動倉庫内に収容されている出庫品及びその数量と、そ
    の出庫品が収容されている収容位置に関する情報を記憶
    する在庫メモリと、 サイクル決定手段により決定された1サイクルに含まれ
    る各出庫品の自動倉庫内における収容位置に関する情報
    を在庫メモリより取出し、前記各出庫品の自動倉庫内に
    おける収容位置の配列順序に従って、1サイクルに含ま
    れる情報を各出庫品毎に整理し直すとともに、各出庫品
    毎に、出庫先と数量に関する情報を付帯情報として付与
    する出庫データ作成回路と、 出庫データ作成回路により作成された出庫データに基づ
    いて、自動倉庫内に収容されている出庫品を前記配列順
    序に従って順次出庫口に搬送するように自動倉庫を制御
    する自動出庫制御回路と、 出庫口の近傍に配設され、出庫口に到達した出庫品の付
    帯情報を表示する表示装置と、 出庫口の近傍に配設され、出庫口に到達した出庫品のピ
    ッキング終了後に操作することにより、自動出庫制御回
    路に次の出庫品の出庫口への搬送を指令するピッキング
    完了スイッチとを備えることを特徴とする自動倉庫用ピ
    ッキング支援装置。
  2. 【請求項2】 サイクル決定回路により決定された1サ
    イクルに含まれる出庫品及びその数量と、在庫メモリに
    記憶されている出庫品及びその数量とを比較し、不足が
    あるときは、出庫不能信号を出力するとともに、出庫デ
    ータ作成回路への入力を停止する比較回路を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の自動倉庫用ピッキング支援
    装置。
  3. 【請求項3】 サイクル決定回路により決定された1サ
    イクルに含まれる出庫品及びその数量に関する情報を、
    出庫先別にソートし、その情報をプリンターにプリント
    させるプリンター回路を設けたことを特徴とする請求項
    1または2記載の自動倉庫用ピッキング支援装置。
  4. 【請求項4】 出庫口の近傍に、自動出庫制御回路によ
    り指定された出庫品が出庫口に到達したことを表示する
    出庫品到達表示装置を設けた請求項1〜3のいずれかに
    記載の自動倉庫用ピッキング支援装置。
  5. 【請求項5】 自動出庫制御回路に送られた1サイクル
    の出庫データに含まれる最後の出庫品のピッキング完了
    後のピッキング完了スイッチの作動により、1サイクル
    の出庫作業が終了したことを検知し、次のサイクルの出
    庫データを自動出庫制御回路に送るサイクル管理回路を
    設けた請求項1〜4のいずれかに記載の自動倉庫用ピッ
    キング支援装置。
  6. 【請求項6】 出庫口の近傍に、1サイクルの出庫作業
    が終了したことを確認するサイクル完了確認スイッチを
    設け、1サイクルの出庫データに含まれる最後の出庫品
    のピッキング完了後にピッキング完了スイッチが作動さ
    せられ、かつ前記サイクル完了確認スイッチが作動させ
    られることにより、サイクル管理回路より自動出庫制御
    回路に次のサイクルの出庫データが送られるようにした
    請求項5記載の自動倉庫用ピッキング支援装置。
  7. 【請求項7】 自動出庫制御回路に、その記憶容量の限
    度内において、複数のサイクルの出庫データを順次送り
    込むサイクル管理回路を設けた請求項1〜4のいずれか
    に記載の自動倉庫用ピッキング支援装置。
  8. 【請求項8】 出庫口の近傍に、1サイクルの出庫作業
    が終了したことを表示するサイクル完了表示装置を設け
    た請求項1〜7のいずれかに記載の自動倉庫用ピッキン
    グ支援装置。
  9. 【請求項9】 各出庫品毎の付帯情報に、自動倉庫内に
    おいて移動する1コンテナ内における位置の情報をも含
    め、その情報をも表示装置に表示するようにした請求項
    1〜8のいずれかに記載の自動倉庫用ピッキング支援装
    置。
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