JPH08172022A - シリコン粉末を添加して製造した磁石 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 健康医療用具としての磁気治療器の効果を高
め、さらに人体の広範囲に効果を及ぼす。電気などを使
用せず、半永久的にイオン効果を持続指せる。イオン効
果をより増幅させる為、磁石にシリコンを添加。飲料水
改質の低価格化、永続効果。 【構成】 シリコン粉末を、磁石原料であるフェライト
粉末に５〜１０％混合し、磁力を帯びさせたもの。

Description

【発明の詳細な説明】 【利用分野】

【０００１】 本発明は、磁石材料に半導体の性質を有
するシリコン粉末を加えて製造した磁石であって、シリ
コンが有する自由電子の動きを磁力によって活発化し、
人体に付着することにより、凝りや痛みの原因となる老
廃物を自由電子の作用によって、イオンに解離し体液循
環を速やかにし凝りや痛みを取り除くことに関する。

【０００２】 また、飲料水中に含まれる無機金属塩類
をイオンに解離し、飲料水がアルカリイオンを含む水に
改質することに関する。

【従来の技術】

【０００３】 従来、磁気治療用具として主にフェライ
ト磁石が使用されてきたが、その効果は磁力による効果
のみであり、俗に言うツボからある程度離れた位置に貼
付すると効果が非常に小さくなり、ツボの位置をある程
度正確に知る必要が合った。

【１００４】 飲料水としての地下水には鉄分、水道水
には殺菌剤として塩素がふくまれ、共に味、臭気等に問
題があり、これらを除去する為に▲ろ▼過槽や活性炭を
使用した機器が用いられて来たが、単に不純物としての
鉄分や塩素を吸着するだけのものが多九、水をイオン化
し改質するものではなっかった。また使用期間に限度が
あり、一定期間の使用で交換しなけならない。また電気
を利用したものも市販されているが非常に高価である。

【本発明が解決しようとする課題】

【０００５】 凝りや痛みに対する磁気治療用具の場
合、体の表面に有るツボ、またはその至近位置に付着し
なければ効果が小さいことはよく知られているが、一般
にはツボの位置を正確に知る人は少ないという問題があ
る。

【０００６】 飲料水、特に水道水の塩素を除去する為
に活性炭が使用されるが、これは一定期間経過するとそ
の吸着能力に限界があり、新しい活性炭と取り替えなけ
ればならない上使用済みの活性炭は回収処分しなければ
ならない。また電気を使用して水中の含有無機塩をイオ
ン化するものも市販されているが、電源の無い所での使
用に不便である上、非常に高価なものが多い等の問題が
ある。

【課題を解決する為の手段】

【０００７】 「

【０００５】」の問題を解決する為、人間の体液は電解
質を含み電動性を有することに着目し、電気を使わずに
イオンの流れを体液中に作ってやる方法として、シリコ
ンの自由電子（フリーイオン）を利用すれば、シリコン
が存在する限り半永久的に効果は持続する上体液中を流
れる電子の刺激によってより遠くまで効果が及び老廃物
を解離、流動化させ治療効果を高めることが出来る。

【０００８】 シリコン粉末を布や粘着テープ等に付着
させて人体に貼付したものにももちろん、相応の治療効
果はあるが、体温程度の低温度では、シリコン粉末内部
に生じる格子欠陥も少なく自由電子の動きそのものも充
分とは言い難い。シリコン粉末を添加した磁石であれ
ば、磁石本の治療効果に加え、磁力線によってシリコン
の格子欠陥がより多く生じ、自由電子の動きも活発にな
りより多くの自由電子が人体との間を往復することにな
る。

【０００９】 水道中に含まれる殺菌剤としての塩素に
ついてはその臭気、味等に問題がある。しかし、元来水
に含まれているミネラル分としての無機塩（アルカリ金
属やアルカリ土類金属の塩類）を解離させてアルカリイ
オンとすれば、塩素はそれらの塩として固定され、嫌な
臭気や味もなくなり飲料水として美味しい水になる。

【００１０】 シリコン粉末を水道水に接触させれば、
シリコンが持つ自由電子が、水中に塩としての形で含ま
れるアルカリ金属やアルカリ土類金属ヲイオンに解離指
せ、その金属イオンが、反対性質を有する塩素と化合し
て塩隣り、遊離塩素の臭気や味を消し去りまた、金属イ
オンの一部は水そのものをアルカリイオン水にする。

【００１１】 この目的を達成する為、磁石材料のフェ
ライト粉末に対し５〜１０％（重量比）のシリコン粉末
（２００〜３５０メッシュ、純度９９．９９％）を混合
し、通常の方法で磁石を作成した。大きさ直径５ｍｍ、
厚さ約３ｍｍの普通の磁気治療器同程度の物である。

【作用】

【００１２】 磁力の作用によってシリコンが持つ自由
電子の動きが活発になり、人体に付着させると、飛び出
した自由電子が体内に入り、溜まった老廃物を刺激し
て、イオン化解離し、体液中で溶解させ、凝り、痛みを
除去する。

【００１３】 人間の体液は電解質を含み良電導体であ
るので、自由電子は体液中を伝わり、より遠くまでその
効果が及ぶ。

【００１４】 シリコン粉末は遠赤外線を強く放射する
ことを、公営の工業試験場に於いて測定し確認したの
で、人体に対して、磁力線、自由電子、遠赤外線、の相
乗効果があるものと期待出来る。

【００１５】 本発明による磁石を飲料水と接解させる
と、水中に含まれるミネラル分（金属塩類）がイオンに
解離し、陽イオンとなった金属イオンが陰イオンである
塩素イオンと結合し、新たなミネラル分となり塩素の臭
気や味が消える。それ以上解離が進むとアルカリ水とな
る。

【実施例】

【００１６】 「

【００１１】」によって製作した磁石粒を、肩が凝りや
すい人１３名にツボから５ｃｍ位離れた処に、一昼夜、
貼りやすい場所に付着してもらった。また、一週間経っ
てから同じ人に、同格にして、市販の治療用磁石を一昼
夜付着してもらい比較した。

【００１７】 「

【００１１】」によって製作した磁石粒１０粒、市販の
治療用磁石粒１０粒、シリコン粉末を計算値で同グラム
数、綿布に塗布したもの、夫々を２００ｍｌの水道水に
浸した水、もとの水道水、の４種類に就いて、浸してか
らの時間経過と共に１０名の人に、内容を説明せずに飲
み比べてもらった。

【発明の効果】

【００１８】 「

【００１６】」の結果、ツボから５ｃｍ位離れた場所で
も効果があった。 本発明品 １
３名中 ７名 市販品 １３名中 ０名 市販と本発明品との効果の比較 本発明の方が良い １３名中 １０名 わからない １３名中 ２名 両者とも効果なし １３名中 １名 「

【００１７】」の結果

【図面の簡単な説明】

「

【図Ｉ】 平面図」 「

【図ＩＩ】 立面図」

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】磁石の原材料にシリコン粉末を添加して磁
   石を造ること。
2. 【請求項２】この磁石を磁気治療用具とすること。
3. 【請求項３】この磁石を飲料水の改質に用いること。